名前 | 年俸(万円) | 前年比 |
---|---|---|
国吉 | 7400 | △2000 |
中村奨 | 11000 | △4000 |
ロッテ中村奨吾内野手が、結婚していたことを発表した。ZOZOマリンで契約交渉に臨み、4000万円増の1億1000万円で更改。大台突破に一発サイン後、「去年、結婚しました」と明かした。お相手は一般女性で、新婚の今季は「落ち着いて野球ができた」と感謝。主将を務めた今シーズンは4年連続の全試合出場や、ベストナインとゴールデングラブ賞のダブル受賞など充実した1年を送った。
主将続投となりそうな来季は、打率3割に加え「盗塁もやっぱり20個とか」と今季の12個からの増加を目指す。「荻野さんより、年齢的にもまだまだ自分も走らないといけない。“おじさん”には負けていられない」と、足でもチームを引っ張る覚悟だ。
順調なら来季中に国内FA権を取得するが、1年契約で更改。「時期が来ればいろいろ話そうと(球団から)言ってくれた」と説明した。松本球団本部長は「ロッテでずっとやって欲しい気持ちは伝えている」と、残留を熱望した。(金額は推定)
ロッテは24日、マリーンズオンラインストアで21年シーズンをダイジェスト映像にまとめた「千葉ロッテマリーンズ オフィシャルDVD2021」の予約販売を開始したと発表した。
特典映像として広報カメラ、好プレー集や「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ダイジェスト映像も収録されている。価格は4400円(税込み)でマリーンズオンラインストアで予約後、22年1月中旬から下旬に手元へ届く予定。商品入荷以降は、マリーンズストア各店でも販売が予定されている。
ロッテの契約更改が24日、終了した。ZOZOマリンでこの日、大トリで契約更改交渉に臨んだ中村奨吾内野手(29)が来季契約を結び、保留者ゼロで全選手が一発サインとなった。
ロッテは今オフの契約更改交渉に関して、プロ野球選手会から抗議を受けていた。多数の選手から、下交渉で担当者から「一律25%ダウンからスタートする」との趣旨の説明をされたと報告を受けたプロ野球選手会が11月26日に球団へ抗議文を送付していた。
球団は6日に「12月3日に選手会へご説明した通り、球団として一律25%ダウンという方針は一切とっていません。査定担当者の説明が不十分で一部の選手の理解を得られなかったことは真摯に受け止め、再度丁寧に説明を行っている状況です。当球団の選手としっかり話を行い、納得してもらった上で契約更改を行います」とコメント。同日に大阪で選手会総会に出席した球団選手会長の益田直也投手(32)は「球団の査定担当から誤解を招く発言があった(と説明された)」とし、「去年はコロナがすごかったので、どうなるか分からないけど、そういうことはしないけど、もしかしたらそうなるかもということでした。選手会として納得?そうですね」と話していた。
その後、8日から契約更改がスタートし、誰ひとり保留した選手はおらず、全体的な総年俸も上がった。全選手と契約更改交渉を終えた松本尚樹球団本部長(51)は「今年もチームの成績は2位で最後まで優勝争いをしてくれた。基本的には、選手はよくやってくれた。去年も2位だったが、今年の2位と違う。141試合まで優勝争いをしたという評価がある。CSは最後負けたが、ファーストステージで勝ち抜いたのも加味している」と話した。
ロッテ中村奨吾内野手(29)が24日、一般女性と結婚していたことを明かした。
ZOZOマリンで契約更改後に「去年、結婚しました」と発表。この日は4000万円増の年俸1億1000万円でサインしたように、プロ7年目の今季は飛躍。キャプテンを務めて4年連続となる全試合出場を達成し、上位打線の一角で打率2割8分3厘、9本塁打をマークし、67打点はキャリアハイの成績を残した。「落ち着いて野球ができたかなという風には思います」と、伴侶に感謝した。(金額は推定)
ロッテ中村奨吾内野手(29)が24日、来季の契約更改交渉に臨み、4000万円増で大台突破の年俸1億1000万円でサインした。順調にいけば来季中に国内FA権を取得するが、契約年数は「単年です」と明かした上で「来年は単年で、時期が来れば色々話そうと(球団から)言ってくれたので、来年しっかり頑張ってFAを取れるように頑張りたいと思っている」と、話した。
プロ7年目の今季はキャプテンを務め、4年連続となる全試合出場を達成。上位打線の一角で打率2割8分3厘、9本塁打をマークし、67打点はキャリアハイとなった。「4年間全試合に出たことに対しても評価していただいたし、今年キャプテンとして1年目で、よく頑張ってくれたと声をかけてもらった」と、評価され、年俸は初めて1億円を突破。来季も主将を継続予定で、ベストナインとゴールデングラブをダブル受賞するなど飛躍の1年に続いて「来年も取れるように頑張っていきたい」と、意気込んだ。(金額は推定)
ロッテ国吉佑樹投手(30)が24日、ZOZOマリンで来季の契約更改交渉に臨み、2000万円増の年俸7400万円でサインした。プロ12年目の今季は、6月14日に有吉との交換トレードでDeNAから移籍。五輪中断後の後半戦から必勝リレーの一角を任され、25試合に登板し2勝2セーブ、17ホールド、防御率1.44でCS進出に貢献した。(金額は推定)
来季は“国吉バージョン2.0”へアップグレードし、勝利の方程式の中で存在感を高める。「このまま同じでは、やっぱり相手も研究してくるでしょうし、対戦経験も増える。僕自身、バージョン1.0から2.0じゃないですけど、何かをアップグレードしていかないとダメなのかな」。
“国吉バージョン1.0”の今季はトレード移籍を経験し、野球人生の転換期となった。「すごいバタバタしたというか、色んなことが変わったシーズンでもあった。野球人生にはすごいプラスになったし、いい経験になったシーズンだった」。後半戦から主にリード時の7回を任されて奮闘。「ピッチングの部分は僕自身、そこまで変えてなくて。井口監督に7回というポジションを任せてもらって、そこの期待に応えようと思って、後半戦からだが必死に投げて、結果もそれなりについてきたので、すごい自信にもなった」。
移籍2年目となる来季は“国吉バージョン1.0”のままでは「埋もれていっちゃうのかな」と、進化を期す。「春から1年間、ロッテの戦力としてやらないとな、という気持ちがまた湧いてきている」からだ。具体的な改善、修正点については「ボールの質だったりとか。何か細かい、携帯をちょっとアップグレードする形でどこをアップグレードしたか分かりませんけど、それくらいの何かちょっと違う新しいところをみせたいですね」と“国吉バージョン2.0”の見通しを語った。
球団からは「トレードで後半戦から加入してきてくれて、本当にすごい戦力として投げてくれたことは感謝しているし、優勝争いできたおかげの1つでもあるから、とは言われました」という“国吉バージョン1.0”は、手応えを残した今季以上に隙をなくした“国吉バージョン2.0”にアップグレードして来季はフル回転する。
日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は24日、今季を「苦しみ抜いた1年ではありましたけど、しっかりできたシーズンだった」と総括した。
4、5月に複数球団で新型コロナウイルスに感染した選手が出たが、影響を最小限にとどめ、日本シリーズまでの全カードを無事に消化。東京五輪では日本代表が金メダルに輝いた。
来季については「オミクロン株という新しい難敵が出てきた。今は気を引き締めているところです」と話した。有観客開催を目指す来春のキャンプについては各球団と自治体の協議を促し、万全の態勢を整える方針だ。
ロッテ・中村奨吾内野手(29)が24日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円増の年俸1億1000万円でサインした。
7年目の今季は4年連続で全試合出場を果たしたほか、二塁手でベストナインとゴールデングラブ賞を受賞。私生活では「去年、結婚しました」と明かした。「来年しっかり頑張って、FA(権)を取れるように」と意欲を示した。これで球団の全選手が契約更改交渉を終えた。
6月にDeNAからトレードで加入し、勝ちパターンの一角を担ったロッテ・国吉佑樹投手(30)が24日、千葉市内の球団事務所で契約交渉に臨み、2000万円増の年俸7400万円で更改した。
新天地では25試合に登板して2勝2セーブ、防御率1.44と躍進。「すごく野球人生にプラスになった」と振り返った。DeNA時代を含め、年俸は3年連続アップで自身最高を更新した。
来季の目標として、色紙に「アップグレード」と記した国吉。クリスマスイブにちなんで、カメラマンのリクエストに応え、サンタクロースに扮するサービスぶりだった。
日本野球機構(NPB)の井原事務局長は24日、選手や関係者に新型コロナウイルス感染者が続出したシーズンを総括し「苦しみ抜いた1年。コロナ禍で1年間やりとげたことは大きな意義があった」と口にした。
来季に向け、12球団はキャンプから観客を入れて実施する準備を進めている。ただ、東京都内でも新変異株「オミクロン株」の市中感染が確認されるなど、先行きは不透明。「新しい難敵が出てきた。また、色々な対応を迫られる」と気を引き締めた。
ロッテは24日、マリーンズオンラインストアでマリーンズの2021年シーズンをダイジェスト映像にまとめた「千葉ロッテマリーンズ オフィシャルDVD2021」の予約販売を開始したと発表した。詳細は次の通り。
予約販売はマリーンズオンラインストアで。2022年1月中旬から下旬の商品到着を予定。生産の状況により到着日が前後する可能性あり。
ロッテ・中村奨吾内野手(29)が24日、千葉市美浜区の球団事務所で契約更改交渉を行い、4000万円増の年俸1億1000万円でサインした。ロッテは全選手の更改を終えた。
中村奨は入団7年目の今季、全143試合に出場して打率.283、9本塁打、67打点。4年連続全試合出場と100安打以上を達成し「4年間全試合に出たことに対しても評価していただいたし、キャプテンとして1年目でっていうのも、よく頑張ってくれたと声をかけてもらった」と球団から高評価を受けた。
二塁手でベストナインとゴールデングラブ賞を受賞し「2つとも取れたのがすごく価値があると思う」と自身の大きな糧にして「来年しっかり頑張ってFAを取れるように」と話した。
入団3年目の2017年からミスター・ロッテの背番号8。「去年、結婚しました」と所帯を持ったことを明らかにした上で「落ち着いて野球ができたかなという風には思います」と語った。
6月にDeNAから移籍したロッテ・国吉佑樹投手(30)が24日、千葉市美浜区の球団事務所で契約更改交渉を行い、2000万円増の7400万円でサインした。
8月14日のオリックス戦(ZOZOマリン)で移籍後初登板を果たし、救援陣の一角として25試合で2勝0敗2セーブ17ホールドで防御率1.44と活躍した。
プロ12年目で初めての移籍を経験し「色んなことが変わったシーズンでもありましたし、すごい野球人生にプラスになったし、いい経験になったシーズンだと思います」と新天地での活躍に手応え。ロッテでは勝ちパターンの七回にマウンドへ上がり「そこの期待に応えようと思って、後半戦からですけど必死に投げて、結果もそれなりについてきたので自信にもなりました」と振り返った。
DeNA時代を含め、年俸は3年連続アップで自身の野球人生で最高額となった。来季に向けて「春から1年間しっかりロッテの戦力として、またやらないとなという気持ちが、またわいてきています」とシーズンを通しての活躍を誓った。
今季ベストナインとゴールデングラブ賞に輝いたロッテ・中村奨が契約更改に臨み、4000万円増の年俸1億1000万円でサイン。会見では昨年、一般女性と結婚したことも報告した。
今季は打率.283、12盗塁。来季は30歳となるが「打率3割は目指したい。盗塁も20個とか、(36歳で盗塁王となった)荻野さんより年齢的にも走らないといけない。おじさんには負けられない」とユーモアたっぷりに打率3割&荻野超えを目標に掲げた。これでチームは支配下全選手、保留者なしで契約を更改した。
ロッテはマリーンズオンラインストアでマリーンズの2021年シーズンをダイジェスト映像にまとめた「千葉ロッテマリーンズ オフィシャルDVD2021」の予約販売を開始したと発表した。
21年シーズンのダイジェスト映像に加えて、特典映像として広報カメラ、好プレー集、「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ダイジェスト映像も収録されている。
詳細は次の通り。
ロッテの中村奨吾内野手が24日、チームで大トリとなる契約交渉の臨み、4000万円増の年俸1億1000万円でサインした。会見の席で、昨年に一般女性と結婚したことも報告し、「落ち着いてプレーできた」と振り返った。
今季は4年連続全試合出場し、主将を務めながら、打率.283、9本塁打、67打点をマーク。ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得し、「それは素直に嬉しい。2つ受賞するのは、凄いことだし、来年の自信にもなる」と微笑んだ。
来季については「今の段階で数字を立てるのは難しい」と前置きしたが、「打率3割は目標にする数字だし、盗塁も20個とか、(24盗塁でタイトルに輝いた)荻野さんよりは年齢的にもまだまだ走らないといけない。おじさんには負けていられない」と、ユーモアたっぷりに「打率3割&荻野超え」を口にしていた。(金額は推定)
ロッテ・国吉佑樹投手が24日、ZOZOマリンで契約交渉に臨み、2000万円増の年俸7400万円でサインした。(金額は推定)
DeNAから6月にトレードで移籍し、後半戦からセットアッパーとして大活躍。「バタバタしたというか、いろんなことが変わったシーズンだったが、野球人生に役にたった一年だった」と振り返った。
今季は移籍後25試合で2勝2セーブ2ホールド、防御率1.44。「自信にもなったし、来年は春からロッテの戦力にならないとなと思うようになった」。色紙には「アップグレード」と記し、来季はさらなる飛躍を誓い、「投球の進化」を目指していく。
ロッテは24日、マリーンズオンラインストアで2021年シーズンをダイジェスト映像にまとめた「千葉ロッテマリーンズ オフィシャルDVD2021」の予約販売を開始したことを発表した。
このDVDには今季のダイジェスト映像に加え、特典映像として広報カメラや好プレー集、「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ダイジェスト映像も収録されている。価格は4400円(税込み)で商品入荷以降はマリーンズストア各店でも販売を予定している。
ロッテの中村奨吾内野手が24日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に挑み、4000万円増の1億1000万円でサインした(金額は推定)。
今季は4年連続で全試合出場を達成し、9本塁打、打率.283をマーク。二塁手部門で初のベストナインにも選出され、3年ぶり2度目となるゴールデン・グラブ賞にも輝いた。「毎年毎年、ずっと試合に出る中で終盤は課題。チームとしてもそこを踏ん張らないといけない状況は去年も今年も同じだった。9月、10月というのは個人としても苦しい時期ではあるので、そこをどうやって乗り越えていくかというのは試行錯誤しながら色々考えてやっていかないといけないなと思っている」と振り返った。
さらには昨年中に一般女性と結婚していたことを発表し、「(妻のおかげで)落ち着いて野球ができたかなとは思います」と今季の活躍の支えとなっていたようだ。
ロッテが、保留選手名簿から外れていたアデイニー・エチェバリア内野手と来季の契約合意の見通しが立ったことが25日、明らかになった。
今季は79試合の出場で、打率.203、4本塁打、24打点。メジャー時代マーリンズなどで「ショート」でレギュラーを務めていた本場仕込みの身体能力を生かした守備でファインプレーを見せ、マリーンズでも守りで高い貢献を示していた。シーズン中「来年もプレーできたら自分の夢が実現する形となる」と話していた。
来季はレアード、マーティン、エチェバリアと今季の主力野手助っ人が、全員残留する見込みとなった。
ロッテの中村奨吾内野手(29)が24日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、4000万増の1億1000万円で更改。来季可能な国内FA権取得を励みにし、初の打率3割を目標に掲げた。(金額は推定)
今季は主将としてチームを引っ張り、二塁手部門で2度目のゴールデン・グラブ賞と初のベストナインに輝いた。「2つ取れたのは自信になる。来年も取れるように頑張っていきたい。3割は目標にやっていきたい」。大幅アップにも「満足しています」と喜んだ。
昨年結婚していたことを明かした背番号8は「落ち着いてプレーできた」とにやけた。順調に行けば来季中に国内FA権を取得できるが、単年契約で勝負。「時期が来れば(FAについて)話そうと言っていただいたので来年、取れるよう頑張りたい」と決意を込めた。
日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は24日、仕事納めを迎える28日を前に今季を総括した。
コロナ禍で2年目のシーズンは、日本シリーズまでを無事に完走。「苦しみ抜いた1年だったが、日本シリーズの試合内容も含め、しっかりできたシーズンだったと思う」と話した。ただ、オミクロン株の感染拡大が懸念される現状を踏まえ「来年また、色々な対応を迫られるだろうと気を引き締めている」とし、来年以降も感染拡大防止の徹底に努めていく考えを示した。
ロッテの中村奨吾内野手が24日、ZOZOマリンスタジアムで契約交渉し、4千万円増の年俸1億1千万円でサインした。7年目の今季はベストナインとゴールデングラブ賞を獲得するなど飛躍の年となり、「2つとも取れたのはすごく価値がある。自信にもなるし、来年も取れるように頑張っていきたい」と力強く語った。
4年連続の全試合出場を果たし、打率2割8分3厘、9本塁打、自己最多の67打点を記録した。順調なら来季は国内フリーエージェント(FA)権を取得する見込みで「来年は単年契約。FAを取れるように頑張りたい」と意気込んだ。(金額は推定)
ロッテは24日、マリーンズオンラインストアで2021年シーズンをダイジェスト映像にまとめた「千葉ロッテマリーンズ オフィシャルDVD2021」の予約販売を開始したと発表した。
2021年シーズンのダイジェスト映像に加えて、特典映像として広報カメラ、好プレー集「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ダイジェスト映像も収録されている。
詳細は次の通り。
予約販売はマリーンズオンラインストアにて受けつける。
ロッテの中村奨吾内野手が24日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉を行い、4000万増の1億1000万円で更改した。(金額は推定)
4年連続フル出場となった今季は打率.283、9本塁打、67打点、12盗塁。主将制を復活した年の主将としてチームを引っ張った活躍が認められ、大幅増となった。「4年間、全試合に出たことに対しても評価していただきました。今年キャプテンとして1年目で、頑張ってくれたと声をかけてもらいました。来年はチームとしても個人としてもワンランク上にいけるように頑張って欲しいと言われました」と喜んだ。
来年は順調に登録されれば、国内FA権を取得する予定。「来年は単年です。時期がくれば色々と話そうと言っていただいたので、来年しっかり頑張ってFAを取れるように頑張りたい」と決意を新たにした。
ロッテは24日、国吉佑樹投手、中村奨吾内野手が契約更改交渉を終え、日本人支配下全選手、保留者なしで契約を更改した。
1軍で活躍した国吉、中村奨が増額となり日本人支配下27選手がアップ額でサインするなど、活躍度合いが査定に反映された。松本球団本部長は「選手全員が頑張ってくれました。去年は2位でしたけど、去年と今年の2位とは違う。今年は141試合目まで優勝争いをした評価をした」と話した。
ロッテの国吉佑樹投手が24日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、5400万円から2000万増の7400万円で一発サインした。(金額は推定)
12年目の今季はDeNAから6月にトレードで移籍し、ロッテでは25試合に登板し2勝無敗2セーブ、17ホールド、防御率1.44の成績を残した。
DeNAでは今季18試合で1勝1敗、防御率5.16と苦しんだが、新天地では力を発揮した。「いろんなことが変わったシーズンでもあったし、すごい野球人生でプラスになったなった。いい経験になったシーズンだった」と振り返った。
ロッテでは今季は勝ちパターンの七回を任され、8月27日・楽天戦から16試合連続無失点をマークするなど勝利に貢献。「相手も研究してくるでしょうし、僕自身アップグレードして、バージョン1.0から2.0じゃないですけど、上げてアップグレードをしていかないといけない」と来季へ向けて、さらなる成長をと意気込んだ。
ロッテの小島和哉は今季、自身初の規定投球回に到達と二桁勝利を達成し、飛躍の1年となった。
後半戦の安定感は目を見張るものがあった。9月11日の楽天戦でプロ初完投勝利をあげると、続く9月19日の日本ハム戦では完封勝利。10月3日の楽天戦でも今季2度目の完封勝利と、東京五輪明けは10試合・67回1/3を投げて、5勝1敗、防御率2.67。9月11日の楽天戦以降は7試合中6試合でクオリティスタート(6回3自責点以内)を達成した。
小島といえば、試合で出た課題を分析し、修正していく能力が高い。昨季は立ち上がりの失点が多く、イニング別では1回と2回の15失点が最も多かったが、前半戦を終えた時点で1回が4失点、2回が7失点と減らし、シーズン全体でみても1回が8失点、2回が9失点で終えた。
シーズン序盤課題にしていた左打者に対しても、5月23日の楽天戦までの左打者の被打率が.329(73−24)だったが、「自分のなかで何かを変えないと通用しないと思ったので、思いきって失敗してもいいから挑戦してみようと思って挑戦しました」と、左打者のアウトコースだけでなく、インコースにも投げる場面が増えた5月30日の広島戦以降は左打者の被打率が.205(200−41)と改善された。
前半戦はイニング別で6回の失点(15失点)が最も多かった。7月に行ったオンライン取材で6回に失点が増えている原因について「一概に全部とは言えないですけど」と前置きした上で、「僕の中で3巡目に打者に対して、“まだまっすぐが通用すると思って投げるのか”、“ここでうまくかわして投げていくのか”というタイミングのところだと思うんですけど、僕がかわしにいこうとしすぎているのが1番の問題かなと思います」と語っていた。
オリンピック明けをどのように修正していくか注目していたが、後半戦は10試合中7試合で6イニング以上投げ、6回の失点は6回に4点を失い降板した10月19日のソフトバンク戦のみ。
前半戦は6回に4月28日の西武戦で愛斗、6月20日の西武戦で山川穂高にチェンジアップで本塁打を食らい、スライダーやカットボールといった変化球を痛打されることが多かった。後半戦、唯一6回に失点した10月19日のソフトバンク戦はデスパイネにチェンジアップで3ランを食らっている。ただ、後半戦はストレート、チェンジアップ、カットボールと偏りなく勝負球に使い打者を打ち取っていったのが特徴だった。
課題だった6回を乗り越えたことで、後半戦だけで3度1人で9回を投げ抜いた。7月のオンライン取材で「毎試合7回、8回安定して投げていかないとイニングも稼げない。1週間の登板で5回しか投げないのは、“労働不足”だと思います。(後半戦は)長いイニングを投げられるようにと思っています」と、まさに“有言実行”の働きぶりだった。
そして、来季から背番号が「43」から「14」に変更となる。ロッテの背番号14といえば、早稲田大学の先輩・小宮山悟氏(現早稲田大監督)、大谷智久2軍投手コーチが背負っていた番号。球団を通じて「今年の活躍を評価していただいてこの番号をいただけるのは凄く嬉しい思いと、来年またしっかり頑張らないといけないなという気持ちで身が引き締まっています。小宮山さんと大谷さんという早稲田大学の大先輩の方達がつけていた番号でもあるのでより一層、日々精進して頑張りたいと思います」と決意を述べた。
このオフも今季出た課題点をしっかりと分析し、来季に向けて準備してくるだろう。“進化”した姿を来季もみせてくれるはずだ。
パ・リーグと言えば投手が真っ向勝負し、打者はフルスイングするといった豪快な野球のイメージが強いが、当然ながら地味な戦術も緻密なデータも駆使されている。
そこで2021年のパ・リーグ犠打ランキングを作成してみた。豪快な野球の陰で目立たないが、地味な役割を確実にこなした選手にスポットを当てたい。
2021年パ・リーグ犠打ランキング | |||||
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順位 | 選手名 | 球団 | 犠打 | 打率 | 安打 |
1 | 甲斐拓也 | ソフトバンク | 26 | .227 | 92 |
2 | 今宮健太 | ソフトバンク | 23 | .214 | 78 |
3 | 藤岡裕大 | ロッテ | 18 | .255 | 110 |
4 | 源田壮亮 | 西武 | 17 | .272 | 126 |
5 | 太田光 | 楽天 | 16 | .188 | 45 |
5 | 小深田大翔 | 楽天 | 16 | .248 | 97 |
1位は26犠打のソフトバンク・甲斐拓也。今季は143試合にフル出場し、打率.227、自己最多の12本塁打、44打点をマークした。さらに26犠打を決め、「甲斐キャノン」と呼ばれる自慢の強肩やリード面以外でも投手陣を援護した。
ただ、今季は日本シリーズ5連覇ばかりか、クライマックスシリーズさえも逃しただけに、来季にかける意気込みは相当だろう。今オフは4500万円増の2億1000万円(推定)で契約を更改し、今や球界を代表する捕手の1人となった。ペナント奪回に向け、来季も欠かせない存在だ。
2位は同じくソフトバンクの今宮健太で23犠打。プロ12年目の今季は125試合に出場して打率.214、4本塁打、30打点と不本意な成績に終わった。
通算327犠打は現役最多、NPB史上4位だが、今季はスタメンを外れることも多く、納得のいくシーズンではなかっただろう。新選手会長に就任し、来季は巻き返しが期待される。
3位は18犠打のロッテ・藤岡裕大。トヨタ自動車から入団して4年目の今季は137試合に出場して打率.255、3本塁打、37打点、10盗塁の成績を残した。本職はショートだが、エチェバリアの加入によりサードもこなすなど、献身的にチームに貢献した。
4位は17犠打の西武・源田壮亮。今季は119試合出場で打率.272、2本塁打、29打点をマークし、24盗塁でタイトルも獲得した。指定席の「2番・ショート」だけでなく、1番での起用が増えたこともあり、120試合出場で22犠打だった昨季よりも犠打数は減っている。
4年連続ゴールデングラブ受賞の守備力も含め、チームへの貢献度は高い。元乃木坂46の衛藤美彩夫人は第1子を妊娠しており、来季は我が子のためにもさらなる飛躍が期待される。
5位は楽天の太田光と小深田大翔が16犠打で並んだ。大阪商業大から入団して3年目の太田は107試合に出場して打率.188、4本塁打、23打点。スタメンで起用される試合は下位打線が多かったが、確実にチャンス拡大して上位打線につなげた。
シーズン中に巨人からトレード移籍した炭谷銀仁朗や、今秋ドラフトで2位指名された愛知大のスラッガー・安田悠馬らの加入で捕手のポジション争いは激化。出場機会を増やすためにも好守ともにさらなるレベルアップが求められる。
2年目の小深田は今季121試合に出場して打率.248、3本塁打、21打点、5盗塁。新人王候補にも挙がった1年目の打率.288、17盗塁から成績を落とした。シーズン終盤はスタメンから外れる試合も増え、本人も納得していないだろう。来季は不動のレギュラーの地位を確立したい。