わたしはかもめ2021年鴎の便り(12月)

便

12月27日

[ロッテ中村奨吾と藤岡裕大のQ&A後]ロッテ「勝利の儀式」のきっかけは[ニッカン]

◇連載(3)

ロッテ中村奨吾内野手(29)と藤岡裕大内野手(28)が“延長戦”を行った。コロナ禍でファンサービス自粛が始まった直後の20年3月、中村奨が球団SNSで「Q&A」企画を発案、実行しファンを喜ばせた。それから1年半が過ぎた今年10月、二遊間を組むことも多いコンビが第2弾として、日刊スポーツの記者アカウントでファンから募集した質問の数々に答えた。年の瀬に全3回でお届けする。

≫シーズン終盤には二遊間で「勝利の儀式」も生まれました。試合終了直後にジャンプして、尻をたたき合ったりするような。
中村奨
「エチェバリアが何かやろうっていうことで始まったのがきっかけです。試合前も試合中も色々あります。エチェバリアが何かやりたいと言ったので、自分はそれに付き合っています(笑)。」
≫奨吾選手がカメラマンをするようなパターンも。
中村奨
「そういうのもありますね。」
≫台本もあったり。
中村奨
「全部、エチェバリアのアイデアです。『考えてくれ』とは言われるんですけど、初めてのことなので、なかなかアイデアも思いつかなくて(笑)。」
≫外野手3人も同じようなパフォーマンスをするようになりました。
中村奨
「二遊間がやっているのを見て、外野手もやろうみたいにマーティンが言ったんじゃなかったかなと思います。」
藤岡
「確か、そうですよね。」
≫藤岡選手は試合終盤は三塁を守ることも。儀式に加わったりは。
藤岡
「いやぁ〜、自分は…。アイデア思いつかないですし、淡々とやるタイプですし、ちょっと恥ずかしいっす。でも外国人選手がチームを盛り上げようとやってくれてることなので。」
≫そういう藤岡選手には「球団SNSでの写真がかっこいい」という声も。
藤岡
「あれはそういう要望をされるので。結構恥ずかしいっす(笑)。だけど、ファンの皆さんにそういう部分も見てもらえればいいなと思って。」
≫奨吾選手には「髪の毛に赤いメッシュを入れた理由を知りたいです」という質問が多く届きました。
中村奨
「こだわりは特になくて、その時の気分で。メッシュは、あれは美容師さんから提案されました。赤にしたのも美容師さんの提案です。」
藤岡
「自分もこだわりはそんなになくて、短くしすぎないくらい。短髪があまり似合わないので。色はその時の気分ですね。」
≫自分の応援歌は歌えますか?という質問も多かったです。
中村奨
「あまり他の選手のは分からないですけど、自分のは歌えます。」
藤岡
「歌えます。奨吾さんのも分かります。以前、球場のビジョンにも歌詞が流れたじゃないですか。たまにベンチから見たりするので、大体の応援歌は歌えると思います。」
≫それでは最後に。コロナ禍が落ち着いて、ファンサービスが再開したらやってみたいことは。
中村奨
「直接触れ合えなくて、球場で声を出して応援してもらうこともできないので…。やっぱりまずは球場でのファンサービスを。サインやボールの投げ込みとか、そこからですね。」
藤岡
「ファン感謝デーがオンラインで寂しかったですね。再開したら盛大にやってみたいです。」

(おわり)

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ロッテ石垣島キャンプ、市は現時点で有観客前提で準備進めるも結論は1月[ニッカン]

ロッテの来春1次キャンプが沖縄・石垣島で行われることが27日、球団から発表された。

2月1日から同13日まで行われ、来春で15回目となる。1軍の2次キャンプは沖縄本島の糸満市で同15日から行われる。

今年2月の石垣島キャンプは新型コロナウイルス感染症対策のため、無観客で行われた。来春について、石垣市スポーツ交流課の担当者は「基本的には通常通り、ファンの皆様をお迎えする準備で動いています」と、現時点では有観客を前提に準備を進めていることを明かした。年明け1月23日の石垣島マラソンも実施予定となっている。

一方で「どうしても離島であるので、感染状況によってはまた方針を考えなくてはならないこともあります」と説明。有観客か無観客かの最終判断については「(キャンプイン)直前になってしまうかもしれません」とコメントした。

一部の民間調査では、石垣島キャンプの経済効果は数十億円とされる。温暖な石垣島では、冬場は観光客が減る。市としても今春の無観客は苦渋の決断になったが、1年が過ぎても全国的にコロナ禍が完全に沈静せず、来春の判断も早急にはできない状況にある。

なお、石垣市は27日時点での陽性者数は0人で、八重山保健所管内(石垣市、竹富町、与那国町)では58日連続で陽性者数0人となっている。今年11月には民間のPCR検査センターが開設されたものの、島内の医療態勢に大きな変化はない。八重山保健所の担当者は「沖縄本島の北部で感染が増えていますが、数週間前はほとんどいない状況でした」と、仮に有観客が決まっても警戒を緩められない状況であることを強調した。

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ロッテ井口監督、ドラ1松川虎生らのキャンプ振り分け「しっかりしていく」[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(47)が27日、オンライン取材に応じた。

来春の石垣島キャンプについて「基本的には秋のキャンプでケガなくやってた人は1軍でと考えています」と構想を明かした。

石垣市中央運動公園野球場は同じ敷地内に1、2軍の球場があるため「石垣は1、2軍ってあまり関係ないんで、入れ替えもすぐできますし」と石垣島キャンプ15年目となる来春も利点を生かしていく。

ドラフト1位の市和歌山・松川虎生捕手(18)らについては「新人合同自主トレを見ながら、振り分けはしっかりしていきたい」とし「1軍の投手もどんどん捕らせていきたいなとは思ってます」と話した。

1軍キャンプは2月13日に打ち上げ、その後は沖縄本島へ移動。15日から糸満市を拠点に2次キャンプを行い、ビジターでの練習試合を進める。井口監督はすでに同市の施設を視察したことを明かし「まだバッティング練習をできる状態ではない」と状況を説明。2月16日に練習日を設定し「その時に防球ネットをどう張っていくかなどを」と、動線も含めて、今後の活用法を検討していく考えを明かした。

また、球団はこの日で年内の仕事納めとなった。

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ロッテ、初売り福袋を販売、オンラインストア限定[ニッカン]

ロッテは27日、球団オンラインストア限定で初売り福袋を販売すると発表した。

福袋は毎年恒例でS、M、L、XLのサイズ別で販売する。それぞれ定価は税込み1万5000円。レプリカユニホームなど合計販売価格3万円以上のグッズが封入されている。

また、福袋限定デザインの「2021シーズンハイライトシーンフェイスタオル」と選手直筆サイン入りアイテム1個も必ず封入されている。球団オンラインストアで新年1月1日午前10時から販売する。

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ロッテ、来春も石垣島で1、2軍キャンプイン、1軍は糸満で2次開催[ニッカン]

ロッテは27日、来年の春季キャンプ日程を発表した。

1、2軍とも2月1日に沖縄・石垣市中央運動公園野球場でキャンプイン。石垣島でのキャンプは今回で15年目となる。

1軍は13日まで1次キャンプを行い、その後沖縄本島へ移動。15日からは沖縄・糸満市西崎総合運動公園で2次キャンプを行う。例年通り、沖縄本島でNPB球団との練習試合が行われる予定。2軍は2月26日まで石垣島でキャンプを行う。

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ロッテ、キャンプ日程発表、1軍は1日から沖縄へ[サンスポ]

ロッテは27日、来年2月のキャンプ日程を発表した。1軍は1日から13日まで沖縄県石垣市で行い、14日は移動日。15日から20日まで初めてキャンプ地となる沖縄県糸満市で2次キャンプを実施し、練習試合を5試合予定している。休日は未定。21日に練習試合のために宮崎市入りする。

2軍は1日から26日まで石垣市で行う。

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ロッテが元旦から毎年恒例の初売り福袋を販売、価格は1万5000円で中身は3万円以上のグッズ[サンスポ]

ロッテは27日、マリーンズオンラインストア限定で2022年1月1日午前10時から毎年恒例の初売り福袋を1万5000円(税込み)で販売すると発表した。

初売り福袋はS、M、L、XLのサイズ別で販売し、レプリカユニホームをはじめとして合計販売価格3万円以上のグッズが封入されている。通常のグッズに加え、2022年初売り福袋限定デザインの「2021シーズン ハイライトシーンフェイスタオル」と直筆サイン入りアイテム1個も必ず封入されている。詳細は以下の通り。

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ロッテ・井口監督、エチェバリアにキャンプ初日からの参加を希望[サンスポ]

ロッテ・井口資仁監督(47)が27日、来年2月1日からスタートする沖縄・石垣島での春季キャンプに言及し、25日に来季残留の決まったアデイニー・エチェバリア内野手(32)について「できればキャンプインから。早めに入って動いて欲しい」とキャンプ初日からの参加を希望した。

エチェバリアは来日1年目の昨季、コロナ禍で春季キャンプに参加できず、3月26日に初来日して4月10日にチームへ初合流した。1軍戦初出場は4月30日の楽天戦(楽天生命)で、開幕から31試合目だった。

今季成績は79試合に出場して打率.203、4本塁打、24打点。遊撃手として華麗なプレーを披露した。だが、井口監督は「なかなか連携プレーができていなかった。今年1年」と手厳しく「もっと打ってもらわないといけないので。その辺はキャンプからしっかりやって欲しい」と来日2年目に日本式キャンプを初めて経験させ、攻守のレベルアップに期待した。

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NPB15人輩出のロッテジュニアの秘密「大事なのは野球に前向きな気持ち」[スポニチ]

「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2021」が、28日に開幕する。過去16大会で69選手がNPB入り。中でもロッテJrは、今秋ドラフトで楽天1位の吉野創士外野手(18=昌平)、ロッテ2位の池田来翔内野手(22=国士舘大)、日本ハム2位の有薗直輝内野手(18=千葉学芸)の3人を含め、12球団最多の15人(育成含む)を輩出している。その発掘力と育成法に迫る。


近藤(現日本ハム)、及川(現阪神)らを輩出したロッテJrは、勝つための選抜をしない。本拠地の千葉県を中心に毎年約600人の応募者から1次選考の体力、2次選考の技術、最終選考の実戦で16人程度に絞る。その際、重視するのは体のバランスだ。

元ロッテ外野手で、ジュニア育成を統括する武藤一邦ベースボールアカデミー校長(62)は「肩が強い、足が速いだけでは選ばない。あとは複数のポジションが守れること」と説明した。偏りのない筋力はケガのリスクを減らし、2つ以上の守備位置をこなせれば試合出場の機会が増える。どちらも将来的に野球を続けるには有利な要素である。

過去16大会で優勝は藤平(現楽天)、木沢(現ヤクルト)を擁した10年だけ。早熟より将来性を優先してきた。13年の及川は制球難でフォームも粗削りだった。完成度の高い候補者の中で目立った存在ではなかったが、武藤氏は「この子は化けるという匂いがした」と抜擢し、勘が的中。ロッテJrでは控え投手だった及川は、のちにU15の日本代表に選ばれ、横浜高のエースを経て、現在は阪神のブルペンに欠かせない左腕へと成長した。今秋ドラフト指名された吉野、有薗もレギュラーではなかった。

ジュニアチームの活動期間は約4ヶ月。技術指導よりも、異なる環境のチームから集まってきた個々の選手に応じたメンタル面の成長を促す。

中には勝敗の責任という重圧につぶれかけている選手もいる。11年から7年間、監督も務めた武藤氏は「負けは俺のせいでお前のせいじゃない」と伝えた。過去の試合で、失策した選手がうつむいて「僕、交代ですか?」と聞いてきた。「エラーしたくらいで代える訳ないだろ。打ってこい」と声を掛けると、嬉しそうな顔で安打を放った。武藤氏は「大事なのは野球に前向きな気持ち」という。

伸びしろのある子を集め、もっと野球を好きにして送り出す。ロッテJrで芽吹いた素質が、日本中で大輪の花を咲かせる理由だ。

武藤一邦(むとう・かずくに)
1959年(昭34)1月20日生まれ、秋田県出身の62歳。秋田商では甲子園に2度出場。法大では東京六大学リーグで首位打者1回、ベストナイン2回。80年ドラフト2位でロッテ入りし、82年にイースタン・リーグ首位打者。88年限りで現役を引退。通算77試合出場で打率.123、1本塁打、4打点。08年にマリーンズアカデミーのコーチに就任し、現在は校長を務める。
NPB12球団ジュニアトーナメント
日本野球機構(NPB)主催で、各球団の本拠地を中心に選抜した小学5、6年生で構成するジュニアチームの大会。05年から毎年開催され、西武・森(オリックスJr)、楽天・松井(横浜=現DeNA=Jr)、中日・根尾(中日Jr)らを輩出した。今年は12月28〜30日に神宮と横浜スタジアムで開催される。

◇U15代表大阪桐蔭・海老根、“二刀流”日大豊山・光永ら出身の高校球児にも期待

今後が期待されるロッテJr出身選手は多い。今年の明治神宮大会を初制覇した大阪桐蔭の主軸で、U15日本代表でも活躍した海老根優大(2年)は注目の強打者だ。日大豊山の光永翔音(1年)は1メートル89の長身。競泳では24年パリ五輪代表候補の逸材で、野球部にも所属して甲子園を目指す「二刀流」の活躍を続けている。

◇千葉出身選手4人に1人

今年2月時点でNPB支配下登録選手の都道府県別の出身地はオリックスの本拠地・大阪が65人で最多。ロッテの本拠地・千葉は4位の44人だった。今季プレーしたロッテJr選手は10人で、約4人に1人が出身者ということになる。12球団の本拠地以外では、沖縄が18人、京都は17人、静岡、岡山が16人、茨城、群馬、和歌山が15人の支配下登録選手を輩出している。

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ロッテ・井口監督、ドラ1松川の1次キャンプ1軍スタートを示唆[スポニチ]

ロッテ・井口監督が来年2月1日から始まる沖縄・石垣島での1次キャンプで将来の正捕手候補であるドラフト1位・松川(市和歌山)の1軍スタートを示唆した。

「新人は合同自主トレを見ながら振り分けを考える」としながら「(石垣島は)1、2軍をすぐに入れ替えられる。1軍の投手の球もどんどん捕らせたい」と主力の投球練習の相手を務めさせる考え。本島に移動して同15日から糸満で始まる2次キャンプも1軍同行となれば実戦でアピールするチャンスも増える。なお、この日で球団は年内の仕事を納めた。

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ロッテ、毎年恒例の福袋、来年1・1から販売[スポニチ]

ロッテは2022年1月1日午前10時からマリーンズオンラインストア限定で毎年恒例の初売り福袋を販売する。

2022年初売り福袋はS、M、L、XLのサイズ別で販売し、レプリカユニホームをはじめとして、合計販売価格3万円以上のグッズが封入されている。

通常のグッズに加えて、2022年初売り福袋限定デザインの「2021シーズン ハイライトシーンフェイスタオル」と直筆サイン入りアイテム1個も必ず封入されている。

詳細は次の通り。

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ロッテ来春春季キャンプ日程発表、1次は石垣島、2次は糸満で[スポニチ]

ロッテは27日、2022年春季キャンプを次の通り、行うことを発表した。

1次キャンプ地である沖縄県石垣市での春季キャンプは15年目で、2次キャンプ地である沖縄県糸満市での春季キャンプは初となる。

1次キャンプ
石垣島 石垣市中央運動公園野球場、1軍は来年2月1〜13日、2軍は2月1〜26日。
2次キャンプ
沖縄県糸満市 糸満市西崎総合運動公園、2月15〜20日。

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荻野貴司、和田康士朗、唐川侑己、内竜也氏が科学的な野球教室、動画を駆使して技術指導[報知]

今季パ・リーグ盗塁王を獲得したロッテ・荻野貴司外野手(36)と和田康士朗外野手(22)、リリーフとしてブルペンを支えた唐川侑己投手(32)、元ロッテ投手の内竜也氏(36)が27日、千葉のスポルティーヴォ船橋で行われた野球教室「ディーエーアカデミーフェスタ2021」に参加し、子供達に投球・打撃の指導を行った。

今イベントは、全国に7店舗のスクールを展開し、動画解析による子供達への科学的なトレーニングを実践しているディーエーアカデミー(https://da-sa.jp)のスタッフと現役プロ野球選手がコラボ。未就学児から小6まで(無料)の子供達に動画解析による動作確認・分析を行い、それをもとにプロ野球選手が1対1形式で技術を教える形で行われた。

前日26日は埼玉・戸田市内で西武・源田壮亮内野手(28)が参加して同フェスタが行われた。この日は別会場でロッテの選手・OB豪華4名が出席して定員120名で開催。子供達にとっては動画で自身の投球や打撃をチェックしながらプロ野球選手のアドバイスをもらえるという貴重な時間になった。

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井口資仁監督、来春のキャンプ構想明かす「秋季練習でケガなくやっていた人は1軍」[報知]

ロッテの井口資仁監督が27日、オンライン取材に応じ、来春の石垣島キャンプでのメンバーの構想などを明かした。

「基本的には今年の秋季練習でケガなくやってた人は1軍で考えている。新人に関しては合同自主トレを見ながら、振り分けはしっかりしていきたいなと思っています」と明かした。

1軍秋季練習には若手投手では佐々木朗や横山、森や中森らが参加。野手では安田、藤原をはじめ平沢や山口、小川、山本斗などが参加している。

ドラ1・松川に関しては「上のピッチャーもどんどん捕らしていきたいなとは思ってます」と状態次第では1軍スタートさせる可能性も示唆。またロッテはこの日、球団の仕事納めとなった。

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元旦からマリーンズオンラインストアで2022初売り福袋を販売[報知]

ロッテは27日、マリーンズオンラインストア限定で毎年恒例の初売り福袋を販売することを発表した。

2022年初売り福袋はS、M、L、XLのサイズ別で販売し、レプリカユニホームをはじめとした合計販売価格3万円以上のグッズが封入。通常のグッズに加え、2022年初売り福袋限定デザインの「2021シーズン ハイライトシーンフェイスタオル」と直筆サイン入りアイテム1個も必ず封入されている。価格は1万5000円(税込み)で2022年1月1日10時00分から販売。

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ロッテ・井口監督「いい準備をしたい」開幕ダッシュでV狙う[デイリー]

ロッテ・井口資仁監督が27日、仕事納めを迎え、来季は開幕ダッシュを決めて、リーグ制覇を飾る決意を明かした。

今季は開幕5連敗スタート。最終的に2位となったが、2.5ゲーム差で逃した優勝を実現させるために、開幕直後を重要視する。「来年は開幕からいいスタートを切れるようにいい準備をしたい」。悲願実現へ、来春キャンプは早期に実戦を組むことも検討している。

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ロッテ井口監督が若手に要求「アピールないとステージない」[デイリー]

ロッテの井口資仁監督が27日、球団の年内の業務終了に際してオンライン取材に応じ、来年2月1日からの春季キャンプに向け「初日から実戦ができる形で合流するというのがチームの決め事になっている。特に若手はアピールしないとステージに立てない」と厳しい口調で求めた。

今年の秋季キャンプをけがなくこなした選手は基本的に1軍スタートとする意向のようで、紅白戦などの日程は未定。今年の春季キャンプでは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、新加入だったエチェバリアが参加できなかった。遊撃手だけに「なかなか連係プレーができていなかったので、早めに入って動いて欲しい」と話した。

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ロッテ・井口監督が若手に指令「1日にはゲームができる状態で集合して欲しい」[デイリー]

ロッテの井口資仁監督は27日、球団広報部の仕事納めのこの日、オンライン取材で報道陣に応対し、来春キャンプで若手野手のサバイバルキャンプを予告した。

今季は141試合目で惜しくも優勝を逃し2年連続2位。シーズン終了後の秋季練習では藤原、安田、和田、佐藤都、山口、小川ら次代を背負う若手に猛練習を課した。

「(若手には)1日から紅白戦をしたとしても、できるような状態で集合して欲しい。そこでできていなければ下(ファーム)に行ってもらうということなので」と期待した。

キャンプの詳細は来年1月のコーチ会議で決めるが「1日にはゲームできる状態に。秋の練習の状態で入ってくるのがマリーンズの約束事なので」と明かした。荻野、中村奨、角中ら実績のある中堅以上はマイペース調整を許すが、若手はキャンプ初日から横一線のスタートとなることを予告した。

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ロッテ、マリーンズ「22年初売り福袋」発売[デイリー]

ロッテは27日、マリーンズオンラインストア限定で来年の1月1日から初売り福袋を発売すると発表した。

「2022年初売り福袋」はS、M、L、XLのサイズ別で販売し、レプリカユニホームをはじめとして合計販売価格3万円以上のグッズが封入されている。通常のグッズに加えて、2022年初売り福袋限定デザインの「2021シーズン ハイライトシーンフェイスタオル」と直筆サイン入りアイテム1個も必ず封入されている。

初売り福袋の詳細は次の通り。

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昨季は1軍出場なし…「勝負の年」と話し9本塁打放ったロッテ・山口航輝[BASEBALL KING]

◇昨季は1軍出場なし

「今年は勝負の年だと思ってやっています。1軍キャンプ参加させてもらうことで、そこでも気合が入りましたし、本当にこの1年が自分のなかで勝負だと思っています」。

今年2月2日に行ったオンライン取材でロッテの山口航輝は、力強く宣言した。その表情からは今季にかける意気込み、覚悟というものが伝わってきた。

昨季はファームで全70試合に出場して、チームトップの7本塁打、30打点をマークし、8月25日の巨人との2軍戦からシーズン最終戦となった11月1日の楽天戦にかけて4番で出場するなど、34試合で4番を務めた。

ファームでみっちりと経験を積んでいたが、昨年10月に新型コロナウイルス感染で離脱した選手の代替選手として、若手選手達が1軍昇格、1軍練習に参加するなかで、山口は1軍昇格することができなかった。

「活躍していてすごいなというのは見ていて思いましたし、悔しい思いの方が強かった。あの時期に上がれなかったというのが、今まで野球してきたなかで1番悔しいといっていいくらい悔しかった。試合を見ていても出たいなという気持ちもありましたし、もっと練習して自分のレベルを上げないと、と思いました」。

11月のフェニックス・リーグから左足をすり足気味に打っていた構えを、野球人生で初めて左足を上げるフォームに挑戦する。

「自分の中で飛ばしたいというのがありました。その中で、長打というのを増やしたいと考えたときに、何か変えてみようと思い、今まで野球を始めた頃からすり足で打っていたのを、足を上げて打ってみようかなと。少し練習してフェニックスに入って、そのなかでいい形で打てました」。

自主トレでは「オフに入るときに2、3キロ落としてキャンプインしようと決めていた」と、怪我をしないからだを作るために体脂肪を落として筋肉量をあげ、体重を92、3キロにし、キャンプインした。

◇春季キャンプからアピール

春季キャンプでは、「バッティングでアピールして、長打力を考えてそこをアピールしようと思ってやっています」と話した一方で、「打つだけではダメだと思いますし、守りもしっかりしないといけないと思うので、どこまで残れるか分からないですけど、しっかり自分の長所をアピールしていれればなと思います」と攻守にアピールすることを誓った。

2月20日のオリックスとの練習試合で左のM口遥大から安打、23日のオリックスとの練習試合では左の田嶋大樹から2安打、27日の西武との練習試合では1軍で初めて4番に座った。翌28日の西武との練習試合で、4番で初の適時打を放つと、オープン戦が始まってからも3月11日の楽天戦で対外試合初本塁打、3月17日の日本ハム戦でも第2号ソロと結果を残した。

昨年11月のフェニックス・リーグから挑戦する一塁の守備でも、2月13日の楽天との練習試合で一、二塁間への当たりをダイビングキャッチすれば、2月18日の楽天との練習試合でも一、二塁間に飛んだ鋭いライナー性の打球を好捕。プロ3年目で初の開幕1軍をつかんだ。

◇プロ初安打とプロ初本塁打も…

3月26日のソフトバンク戦、『5番・指名打者』でプロ初スタメン・プロ初出場を果たし、0−3の2回1死で迎えた第1打席、石川柊太のパワーカーブの前に3球三振に倒れるも、第3打席で初球のスライダーをレフト前に弾き返す嬉しいプロ初安打。

4月9日の西武戦では高橋光成のカットボールをライトスタンドへ放り込むプロ入り第1号2ラン。4月13日の楽天戦でプロ入り後初のマルチ安打を達成し、4月20日の日本ハム戦では4−4の8回に宮西尚生からライトへ勝ち越しの第3号ソロを放った。さらに4月25日のソフトバンク戦では、1学年先輩の安田尚憲とアベック弾。

持ち前の長打力を1軍の舞台でも発揮していたが、4月終了時点での打率は.164、5月も打率.133と確実性を欠き5月31日に1軍登録抹消された。

2軍降格後、本人は「あれはたまたまです」と振り返ったが、6月17日の巨人戦で大竹寛から放った本塁打に成長を感じた。4−4の8回2死二塁で迎えた打席、山口は1ボールから大竹の真ん中低めのスライダーに2球空振り。同じコースにきた低めのスライダーを見送りボールを選んだ直後の5球目、同じコースの低めのスライダーをライトへ勝ち越し2ラン。スライダーを2球空振りしたが、その打席内でしっかりと修正して、同じようなコースにきたスライダーを対応したところが素晴らしかった。

◇シーズン最終盤に巻き返し

東京五輪期間中に行われたエキシビションマッチで再び1軍でプレー。阪神との3連戦では8打数0安打、7月30日の広島戦では0−2の2回の第1打席、矢崎拓也が投じたスライダーに追いかけるようなスイングで空振り三振に倒れ、エキシビションマッチ序盤は安打が出ないのか、当てにいくようならしくないスイングに見えた。

それでも、同日の3−2の5回2死一、三塁の第3打席、1ストライクから矢崎が投じた外角高めの147キロのストレートを、山口らしいスイングでライトスタンドに放り込んだ。その後の打席でも安打を放ちこの日は3安打と、本塁打をきっかけに打撃の状態を上げたように見えた。

「結果が出なかっただけで、変えたことはないですね。(7月30日の広島戦で)ホームランを打った打席は、変化球がきたら三振でいいやと思っていたので、真っ直ぐを弾き返すと考えて打席に入って、そこで1本出て1本出たことで気持ちが楽になった。思い切って打てるようになったのかなと思います」。

「エキシビションマッチはエキシビションマッチで、あの1本が自分のスイングができた。(好調が)続けられた要因になったと思いますし、後半戦に入ってからも1試合目で安打が出たり、気持ちの面で楽になった部分もある。そこでバットが振れているのかなと思います」。

その言葉通り、後半戦が始まってからは、パワフルな打撃を披露した。8月17日の西武戦では、2−7の6回2死一塁から高橋光成が1ボール2ストライクから投じた132キロの低めのスライダーに対し、体勢を崩されながらもレフトフェンス直撃の二塁打は見事だった。

本人は「練習していることが出せたのかなと思います」と話す。これは新人時代から常に口にしていた“下半身主導”で打つということがつながっているのだろうか−。

「そうですね。福浦さん、松中さんに崩されてでもああやって打つのが理想と言われていたので、あの打席は自分の中でもいい感じに打てたと思います」。

シーズンが始まってからも、打撃フォームを微調整させた。9月に行ったオンライン取材では「楽に構えられる位置からと思っているので、変わったかなと思います」と話し、ホームベースからやや離れて打席に立つケースが多くなっていたことについて訊いてみると、「少し離れたり、くっついたり色々試している感じです」と打席内で工夫していることを教えてくれた。

またその時の取材で、「力だけじゃダメだというのも分かりましたし、当てにいくのではなく、振りにいくなかで、コンパクトにというイメージでやっています」と、1軍の投手と対戦したなかで新たに取り組み始めたことについても明かしている。

マーティンが足を骨折し離脱した後、外野で出場する機会が増え、そこで結果という形で応え、オリックスとのリーグ優勝を争う大事な終盤戦で、再び出場機会を増やしていった。

10月10日の日本ハム戦で第8号ソロ、10月12日からのオリックスとの首位攻防3連戦では3試合全てで安打を放った。惜しくもチームはリーグ優勝を逃したが、シーズン最終戦となった10月30日の日本ハム戦でプロ入り後初の猛打賞を達成。楽天とのCSファーストステージでは、第1戦で則本昂大からセンター前にCS初安打を放つと、第2戦では第1号ソロ本塁打を含む猛打賞。ファーストステージでは2試合合計6打数4安打、1本塁打、2打点の大暴れ。

春季キャンプ中に「1軍で活躍できるようにというのを目標として、この3年目はスタートした。そこは変えずに1年間その目標をもって頑張りたい」と意気込んでいた山口。シーズン途中に2軍落ちはあったものの、シーズン最終盤の活躍は、来季に期待をもたせる働きぶりだった。

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