わたしはかもめ2022年鴎の便り(1月)

便

1月6日

ゴールデングラブ受賞のロッテ中村奨吾に尋ねた「二塁守備の注目ポイント」[ニッカン]

ロッテ中村奨吾内野手(29)は今季もチームの真ん中に立つ。ここまで4年連続で全試合に出場中。「気持ちは休まっているので」と、オフでしっかり充電し5年連続に向かう。

「全試合出てこその結果だと思うので、そこはこだわって。今年も全部出られるように、誰にも守らせないように、少しのチャンスも与えないように」。

昨季、二塁守備につかなかったのは4試合9イニングだけ。小川、福田光、西巻に加え、ドラフト2位池田も大型二塁手として評価が高い中での「誰にも守らせないように」の言葉は、さらなる高みへの強い決意を感じさせる。

優勝を逃した一方で、個人としてはベストナインとゴールデングラブをダブル受賞した。ゴールデングラブについては有効投票数273票の約72%にあたる197票を手にし、2位に大差をつけた。派手なプレー以上に堅実さが光る。大胆な守備シフトにも臨機応変に動き、ポジショニングでも投手陣を助けた。

状況次第ながら、今季は観客数がコロナ禍以前に近づく可能性もある。球場では自身の二塁守備のどこに注目して欲しいか。あらためて尋ねた。

「やっぱり、派手なプレーはファンの方々も見ていて『すごい』と感じると思うんですけど、そうじゃないプレーも1つ1つ色々、他の選手もそうですけど、色々な技術が詰まっていると思うので。難しいバウンドを何げなく捕っているのがうまかったりというのはプロだと思うので、そういうプレーをしっかりできていければ」。

プロとしての思いをさらに重ねていく。

「投手が打ち取ったと思う打球はしっかり捕っていけるように。そういうところも見てもらえれば。派手なプレーもプロとしては大事だと思いますし、見てて華やかに感じると思うんですけど、そういったプレー以外も球場で。カバリングであったり、セカンドはプレーに関わっていない時でも動いていることも多いので、そういうところを球場に来て色々見てもらえれば、楽しさもまた広がるのかなと思います」。

普通のように見えるプレーの裏に、どれだけの準備や蓄積があるか。5年連続全試合出場となれば、球団では愛甲猛氏に並ぶ最長記録に。ロッテのど真ん中、不動の存在へと、体をほぐしていく。

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ロッテ国吉佑樹、古巣DeNAとの日本S対決夢見て山崎康晃らと山登りで汗[ニッカン]

ロッテ国吉佑樹投手(30)が6日、自主トレを公開した。古巣のDeNA三嶋一輝投手(31)、山崎康晃投手(29)らとともに神奈川・厚木市内で汗を流した。

年末は秋に生まれた第4子も連れて、家族で温泉地でリフレッシュ。この日は山登りやキャッチボールなどで汗を流した。「初日だから飛ばしたという感じはないです。12月中旬くらいから徐々に動いていました」と仕上げてきた。

昨季途中でロッテに移籍し、7回の男として必勝リレーに入った。唐川が万全で復帰し、新外国人ゲレーロらも加入。「自分でイスをつかまないと、空いてる訳じゃないので」と救援陣の争いに挑む。今季こそ優勝へ貢献、そして。「他の5球団とは違った思いがベイスターズにはあるので」。日本シリーズでの対決を夢見ている。

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ロッテが展開するライフスタイルブランド、第3弾で冬アパレルを販売[ニッカン]

ロッテは6日、ライフスタイルブランド「umi(ウミ)」の冬アパレルを販売すると発表した。

「umi」は「your marine life is」をコンセプトとした、海とスタジアムが好きな人のためのライフスタイルブランドで、今回が第3弾となる。ラインアップはジャケット各種、スエットでいずれもM、L、XLで展開。7日午後7時から球団オンラインストア限定で販売する。

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小雪ちらつく中でロッテ中村奨吾が自主トレ公開、今季もチームの中心に[ニッカン]

ロッテ中村奨吾内野手(29)が6日、ZOZOマリンでの自主トレを公開した。

時折雪もちらつく中、朝8時台からグラウンドを走り、キャッチボールなども行った。「もうオフが終わるなという思いです。これからしっかりキャンプに向けて体を動かしていかないと」と気持ちを引き締めた。

プロ7年目の昨季は不動の二塁手として、ベストナインとゴールデングラブ賞をダブル受賞した。4年連続で全試合に出場し、今季もチームの中心として大きな期待がかかる。

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ロッテ・中村奨、5年連続全試合出場だ、愛甲の球団記録「694」まで「71」[サンスポ]

ロッテ・中村奨吾内野手(29)が6日、千葉市内の室内練習場で自主トレーニングを行い、新年の所信を表明した。

主将は2018年から4年連続で全試合出場中。「そこは、こだわってやりたい。(定位置の二塁を)誰にも守らせないように、少しのチャンスも与えないようにしたい」と力を込めた。

昨季はチームのCSファイナルステージ進出に大きく貢献。自身初のベストナインに輝き、18年以来3年ぶり2度目となるゴールデングラブ賞も獲得した。

バラ色のシーズンを送ったが「(タイトルは)最初から狙って取れるものではない。自分の仕事を果たして、結果的についてくればいい」と気を引き締めた。年末年始は無休で筋肉トレーニングなどを行った。8年目のシーズンに向けて死角は見当たらない。

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ロッテ・国吉「椅子をつかむ」セットアッパー定着へ意気込み[サンスポ]

ロッテの国吉が6日、神奈川県厚木市で練習を公開し「抑えの益田さんにつなぐ役割は確約されていない。その椅子をつかむためにしっかりやらないと」とセットアッパー定着へ意気込んだ。

昨季途中にDeNAからトレードで移籍し、初めて迎えるオフも例年通りDeNAの山崎、三嶋らと練習に取り組む。昨季は優勝争いを経験したが、終盤にオリックスに競り負けただけに「チーム全体でつかまないといけない。ベイスターズと日本シリーズで戦えるよう、お互い刺激し合っていきたい」と話した。

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ロッテ・中村奨吾「去年以上の成績を」、全試合出場にこだわり[サンスポ]

ロッテの中村奨吾内野手が6日、ZOZOマリンスタジアムで練習を公開し「自分がやるべきことをしっかりやって、去年以上の成績を出したい」と意気込みを語った。打撃練習やランニングなどで約3時間体を動かした。

昨季は打率2割8分3厘、9本塁打、自己最多の67打点を記録し、ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得した。今季は「走りでもレベルアップして、さらに上を目指したい」と走塁の向上を課題に掲げている。

2018年から全試合出場を続ける。「(自分以外の)誰にも守らせないように、少しのチャンスも与えないようにやっていきたい。全試合に出てこそ結果が生まれる」と休まずプレーし続けることにこだわりを見せた。

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ロッテが好評ブランド「umi(ウミ)」の冬アパレルを販売[サンスポ]

ロッテが、7日午後7時から球団公式オンラインストア限定で、ライフスタイルブランド「umi(ウミ)」の冬アパレルを販売すると発表した。

好評企画の第3弾で、Stadium Jacket=2万2000円(税込み)、Coaches Jacket=9000円(税込み)他。詳細は球団公式ホームページを参照。

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プロ野球沖縄キャンプ、また無観客現実味…981人感染、最多更新[スポニチ]

プロ野球の春季キャンプ有観客開催実施に際し、状況がさらに悪化した。沖縄県は6日、1日の感染者数が過去最多の981人だったと発表。今月1日の52人から20倍近くになり、爆発的な感染拡大は収まる気配がない。同県内ではプロ野球9球団がキャンプを行う予定。12球団は昨年12月の時点で有観客での開催を確認したが、感染拡大が続けば2年連続の無観客開催が現実味を帯びてくる。

2月1日の春季キャンプインまで26日。球春到来を目前に、セ、パ9球団がキャンプを張る沖縄県の感染状況は悪化の一途をたどっている。2年ぶりにスタンドにファンを入れるのか、昨年に続く無観客か−。コロナ禍にプロ野球界も翻弄されている。

沖縄県は、この日の感染者数が981人だったと発表。昨年8月25日の809人を大幅に上回り、過去最多を更新した。元日の52人から1週間もたたず20倍近くに急拡大。北谷町などでキャンプを行う中日・加藤宏幸球団代表は名古屋市内で取材に応じ「今のまま増えると(観客ありでは)できない恐れがある。我々も有観客でやりたいが状況が許すか許さないか。県(の方針)が無観客となれば当然、北谷も無観客になる」と危機感を口にした。

12球団は昨年12月、沖縄、宮崎、高知の3県での春季キャンプでの観客受け入れを確認。開催地の自治体と連携しながら、ガイドライン策定などの準備を進めている。前日にも斉藤惇コミッショナーが「できるだけお客さんに無制限で入っていただいて、粛々と開催させていただけたら」と有観客での開催に意欲を示した。しかし、沖縄県では9日から「まん延防止等重点措置」が適用される見通し。さらに感染者が増え「緊急事態宣言」の発令となれば、有観客キャンプ開催は極めて難しくなる。

キャンプ中に選手や関係者が感染するリスクもある。阪神のドラフト5位・岡留(亜大)は地元の沖縄県に帰省した際に新型コロナウイルスに感染し、この日の入寮を見送った。現在は沖縄県内で自宅隔離。4日に発熱し、5日に県内の病院で検査を受けた。既に熱は下がったが、鼻水と軽度のせきの症状があるという。

プロ野球では11日にJリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議を実施。そこで専門家の意見を聞き、同日の12球団代表者会議でキャンプについて協議する。「“まん延防止”の期限が(今月の)31日まで。あまりギリギリまで待つと、お客さんを入れる時に態勢を整えないといけないので、早く決断をしないといけない」と加藤代表。残された時間は決して多くはない。

◇Jクラブも困惑

オミクロン株の急拡大に、沖縄県でキャンプを予定している複数のJ1クラブが困惑している。来場者のワクチン接種などの条件を設けた上でファンサービスや練習公開を計画していたが、あるクラブ関係者は「自治体の意向もある。今後、検討しないと」と再考を示唆した。J2仙台は10日から23日までの糸満市キャンプを非公開とし、ファン対応も中止して外部との接触を断つ。広報担当は「より一層気をつけないといけない。我々が感染を持ち込まないようにも留意する」と話した。

◇昨春の無観客キャンプ

1月14日にロッテが石垣市と協議の末、無観客での実施を発表。15日には宮崎県をキャンプ地とする6球団、19日には全12球団のキャンプ地で無観客での実施が決まった。2月中に沖縄で開催予定だったオープン戦は全て練習試合に変更され、オープン戦は1週間遅れで開幕。昨年初の有観客試合として上限3000人で2月27日に高知・春野で開催された西武−ロッテの練習試合には、2059人のファンが詰めかけた。

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ロッテ・国吉、DeNA・康晃ら「チーム厚木」の自主トレ参加「ベイスターズと日本シリーズを戦いたい」[スポニチ]

DeNAの山崎ら「チーム厚木」の自主トレに例年通りロッテの国吉も参加した。昨年6月に有吉との交換トレードでロッテに移籍。新天地では25試合で防御率1.44の成績を残すなどセットアッパーとしてリーグ2位に貢献した。

「このメンバーで一緒に長くやっているし、この時期しか(集まることは)できないので」と参加理由を明かし「ベイスターズと日本シリーズを戦いたい。今年は優勝したい気持ちが強い」と続けた。

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ロッテ・中村奨、今季も「全試合出場&キャリアハイ」誓う[スポニチ]

ロッテの中村奨がZOZOマリンで自主トレを公開。屋外で体を動かした後、室内ではキャッチボールも行い「5年連続全試合出場&キャリアハイ」を誓った。

昨季は打率.283、9本塁打、12盗塁でベストナイン、ゴールデングラブ賞にも輝いたが「全試合に出場してこその結果。キャリアハイを目指しながら結果的にタイトルとかが付いてくれば」と力を込めた。現在623試合連続出場中で、今季中にも球団記録となる愛甲猛の694試合更新も見えている。

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ロッテ、オリジナルブランド「umi」第3弾、藤原&和田も似合うスタジアムジャケット[スポニチ]

ロッテは7日午後7時からマリーンズオンラインストア限定でライフスタイルブランド「umi(ウミ)」の冬アパレルを販売することを発表した。

「umi」は「your marine life is」をコンセプトとした海とスタジアムが好きな人のためのライフスタイルブランド。今回の冬アパレルは2021年8月27日に第1弾のTシャツ3種、12月1日に第2弾の長袖Tシャツやスウェットなどの秋冬アパレルを発売し、いずれも大好評だった。

商品一覧
Stadium Jacket(デザイン:ブラック刺繍、ホワイト刺繍、your marine life is 刺繍):22000円、Coaches Jacket(デザイン:バックプリント、胸ロゴプリント、3連バックプリント、your marine life is プリント):9000円、Cardboard Knit Sweat(デザイン:胸ロゴプリント、右肩ロゴプリント、your marine life is プリント):5500円、全て税込。

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ロッテ中村奨、雪降る極寒のマリンで自主トレ「個人もチームの成績も残す!」[スポニチ]

ロッテ・中村奨吾内野手が6日、ZOZOマリンで自主トレを公開した。昼頃から雪がぱらつく極寒の中、じっくりと体を温めるようにして動かした。

年末年始も休むことなく、トレーニングをしてきたが、「体は動かしていましたけど、オフがもう終わるなという気持ちです。しっかりとキャンプに向けて体を動かしていかないとだなと思っています」と心境を口にした。

昨季はベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得するなど、「チームの顔」として十分な働きを見せた。キャプテンに就任して2年目。「個人的にも成績を残していかないといけないし、それに伴ってチームの成績も上がっていけるような活躍をしていきたい」と、早くもリーダーの表情を浮かべていた。

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ライフスタイルブランド「umi(ウミ)」冬アパレルを販売へ[報知]

ロッテは7日19時からマリーンズオンラインストア限定でライフスタイルブランド「umi(ウミ)」の冬アパレルを販売すると発表した。

「umi」は「your marine life is」をコンセプトとした海とスタジアムが好きな人のためのライフスタイルブランドで今回が第3弾となる。

商品は、Stadium Jacket(2万2000円)、Coaches Jacket(9000円)、Cardboard Knit Sweat(5500円)で全て税込。いずれもサイズM、L、XLで展開する。

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ロッテ・中村奨、鳥谷魂で5年連続フル出場だ、イズム吸収、年末年始も自主トレ[デイリー]

ロッテの中村奨吾内野手(29)が6日、ZOZOマリンスタジアムでの自主トレを公開し、早大の先輩で昨年引退した鳥谷敬氏の魂を継承して、5年連続の全試合出場を目指すと意気込んだ。

小雪がぱらつく極寒の中、ランニング、ゴロ捕球などで体を動かした。ここまで4年連続全試合出場中で「そこにはこだわっていきたい。しっかりコンディションを整えながら、今年も全試合出られるようにしたい」と力を込めた。

21年までともにプレーした鳥谷氏には、試合に出続けることの大事さを教えられた。1939試合連続出場のレジェンドを見て「学ぶことが多かった」と感謝する。練習の虫だった鳥谷氏に倣い、今オフは年末年始も休まず自主トレに励んできた。

17年6月28日の西武戦から623試合連続出場中で、順調ならば93年に愛甲猛が記録した球団記録の694試合連続出場を更新する。「自分のことをしっかりやって、去年以上の成績を残したい」。グラウンドに立ち続け、結果を出す。

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中村奨吾「去年以上の成績を」ロッテ、全試合出場にこだわり[デイリー]

ロッテの中村奨吾内野手が6日、ZOZOマリンスタジアムで練習を公開し「自分がやるべきことをしっかりやって、去年以上の成績を出したい」と意気込みを語った。打撃練習やランニングなどで約3時間体を動かした。

昨季は打率2割8分3厘、9本塁打、自己最多の67打点を記録し、ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得。今季は「走りでもレベルアップして、さらに上を目指したい」と走塁の向上を課題に掲げている。

2018年から全試合出場を続ける。「(自分以外の)誰にも守らせないようにやっていきたい。全試合に出てこそ結果が生まれる」と休まずプレーし続けることにこだわりを見せた。

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ロッテ、ライフスタイルブランド「umi」冬アパレル販売[デイリー]

ロッテは6日、マリーンズオンラインストア限定で1月7日19時から、ライフスタイルブランド「umi(ウミ)」の冬アパレルを販売すると発表した。

「umi」は「your marine life is」をコンセプトとした海とスタジアムが好きな人のためのライフスタイルブランド。今回の冬アパレルは2021年8月27日に第1弾のTシャツ3種を、12月1日に第2弾の長袖Tシャツやスウェットなどの秋冬アパレルを発売した企画の第3弾。

商品一覧は次の通り。

いずれもサイズM、L、XLにて展開。

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ロッテ・中村奨吾が自主トレ公開、オフは“終わり”キャンプへ「しっかり体を動かし」[デイリー]

ロッテの中村奨吾内野手が6日、ZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開した。

グラウンドではランニング、ゴロ捕球などを行った後、室内練習場へ移動しキャッチボール、ティー打撃などを行った。

昨年は二塁手部門で初のベストナインを受賞。2度目のゴールデングラブ賞を受賞。主将として初のリーグ優勝をと意気込む。「また、今年も始まるなという思いで新年を迎えています。もうオフが終わるという思いで、これからキャンプに向けてしっかり体を動かしていかないといけない」と気を引き締め、トレーニングを積んでいく姿勢を明かした。

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ロッテ、日本人選手に“25本塁打”の壁。出てこい!和製大砲[BASEBALL KING]

◇長年課題の長距離砲

長年ロッテが課題としているのが“和製大砲”だ。昨年はチーム本塁打リーグ3位の126本塁打だったが、レアードがリーグ2位の29本塁打、マーティンがリーグ4位の27本塁打で、日本人で二桁本塁打を放ったのは荻野貴司の10本のみ。

“1つ先を狙った走塁”など足を使った攻撃に、外国人選手の長打力で得点を奪うというのがロッテの攻撃の1つになっている。欲を言えば、レアード、マーティンの両外国人に頼らず、長打の打てる日本人打者を1人、2人出てきて欲しいところ。

球団の日本人選手では、直近で18年と19年に井上晴哉が24本塁打を放ったが、直近10年間で20本塁打以上放った日本人選手は井口資仁(現監督)と井上の2人だけ。少し遡っても08年に24本塁打を放った大松尚逸、09年に22本塁打を放ったサブローと、この15年間ではわずかに4人しかいない。日本人選手のシーズン25本塁打以上となると、右打者では98年に25本放った初芝清、左打者は1992年に本拠地をマリンスタジアムに移転以降「0」だ。

[マリン移転以降25本塁打以上放った日本人選手]
95年:25本 初芝清
98年:25本 初芝清
[マリン移転後20本塁打以上放った日本人選手]
95年:25本 初芝清
98年:25本 初芝清
99年:22本 初芝清
00年:23本 初芝清
03年:22本 堀幸一
03年:21本 福浦和也
08年:24本 大松尚逸
09年:22本 サブロー
13年:23本 井口資仁
18年:24本 井上晴哉
19年:24本 井上晴哉

◇長距離砲が育ちにくい

過去を振り返ると、ロッテは俊足巧打タイプの選手は育ちやすいが、長距離砲タイプの選手は育ちにくい。そういった流れを覆してくれそうな選手がいない訳ではない。安田尚憲、山口航輝、藤原恭大、佐藤都志也と長打を打てる期待の若手選手はいる。

その中でも山口は、25本塁打以上の本塁打に期待したい。プロ3年目の昨季プロ初本塁打を含む9本塁打を放ち、楽天とのCSファーストステージでもアーチを描いた。

山口の魅力の1つが反対方向へも本塁打を打てるところ。プロ初本塁打も、西武・高橋光成から反対方向へ放ったものだった。山口本人も「右にも打てるというのは自分の1つの持ち味だと思う」と常々話している。

昨季はスタメンで出場するときもあれば、代打での出場もあり、レギュラーという存在ではなかった。熾烈な競争を勝ち抜き、レギュラーを掴みとるということになれば、20本塁打以上は放つだろう。近い将来、毎年30本塁打以上放つ長距離砲となるためにも、今季はその足がかりとなる1年にして欲しいところ。

また、井上も過去に2年連続24本塁打を放った実績がある。昨季は不振や故障に泣き1本塁打に終わったが、7月で33歳とまだまだ老け込む年齢ではない。マーティン、レアードとともに中軸にどっしりと座り、その長打力を発揮していきたい。

毎年のように言われている日本人の長距離砲が誕生するだろうか−。ではなく、日本人選手の長距離砲が生まれなければ、いつまでも外国人の長打力頼みの打線になってしまう。レアード、マーティンが元気な今だからこそ、日本人の長距離砲が育って欲しい。

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プロ野球・年俸ランキング2022[増額TOP50][BASEBALL KING]

◇年俸ランキング2022[増額トップ50]

※金額は推定
※2022年1月6日時点

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