1月10日1月10日ロッテドラフト1位松川虎生（こう）捕手（18＝市和歌山）が正捕手への道を歩み始めた。
新人合同トレ初日、ノックでは阪神梅野モデルのミットをはめ、しっかりと足を動かした。「まずは仲間との争いだと思います」と意気込みを新たにした。ティー打撃をじっくり見た井口監督も「下半身をしっかり使って打てている」と、体の仕上がり具合も含めて評価していた。
物事への「入り」を大事にするロッテ井口資仁監督（47）らしい行動だった。
10日、ロッテ浦和球場で始まった新人合同自主トレ。ルーキー9人が遊撃に集まってのノックを終えると、すっと動いた。
ドラフト5位の八木彬投手（24＝三菱重工West）に声を掛けた。
「1番前に行け」。
同1位の松川虎生捕手（18＝市和歌山）から育成4位の村山亮介捕手（18＝幕張総合）まで、ドラフト指名順に9人が並んでノックを受けていた。
「プロとして入った以上は1年目だろうが20年目だろうが、ドラフト順位ももう全く関係ないんで。（練習前に）そう言ったつもりなんですけど、どうもドラフト順に受けてるんで」。
敵と戦うのは開幕してから。入団会見でもそう告げた。ケガせずキャンプインし、チーム内競争への参戦を−。強く望むだけに、当たり障りのない並び順が物足りなかった。「社会人選手に言うのが1番いいのかなと思って」。9人の真ん中にいた八木を選んだ。
珍しい行動に映った。技術指導はコーチに託し、自身は見守ることが多い。「思いついたから言うのはあまりしないです。選手が悩み倒した後に聞くとか」。一方で練習の入り、試合の入り、打席の入り…勝つための第1歩を重視する。春にはもう、9人は別々の立ち位置になる。一声に多くの“行間”を込め、プロでの自立を早々に促した。
「次からやります」。
八木からはそう返事があったという。今の評価は横一線でも、個々の動きは首脳陣の記憶に残る。采配の決め手になることもあるかもしれない。指揮官はかつて、昨季盗塁王の節目にこう言った。「和田は自分の力で支配下選手契約を勝ち取りました」。居場所は全精力で勝ち取るもの。戦いは始まった。
ロッテの新人合同自主トレが10日、さいたま市のロッテ浦和球場でスタートした。
ドラフト1位の松川虎生捕手（18＝市和歌山）は「本当に楽しくできました」としながら「ちょっとしんどかったです」。得意ではないランメニューとして12分間走が行われ、ドラフト3位広畑、育成ドラフト4位村山と並んで2575メートルにとどまった。
井口資仁監督（47）は「後ろを走っていたのはみんな重量級なので」とそこを強く求めてはいない。「松川も池田も、しっかりとバットを振ってきているなと思った。スイングの力もあって、下半身をしっかり使って打てている」とあらためて評価していた。
ロッテは10日、スカウト部長に榎康弘氏（49）が就任すると発表した。
昨季はアマチーフスカウトを務めていた。部長職を務めていた永野吉成氏（53）は今季から統括コーディネーターを務めている。
また昨季限りで引退した南昌輝氏（32）松田進氏（27）がプロスカウト兼育成担当に就任することも発表された。ともにこの日の新人合同自主トレにも姿を見せた。
ロッテの新人合同自主トレが10日、さいたま市のロッテ浦和球場で始まり、ドラフト1位の松川虎生捕手（18＝市和歌山）ら9人のルーキーが参加した。
河合克美オーナー代行兼球団社長（69）からは「皆さんが3年後5年後、本当の意味でチームを支える柱になって欲しい」と、井口資仁監督（47）からは「2月1日、1年目だろうが20年目だろうがスタートラインは一緒なので」と訓示を受け、練習をスタート。ノック、ティー打撃、12分間走などで汗を流した。
松川は「すごく施設が整っているので、野球に打ち込めるなという感じが強いです」と意欲満々。「本当にまずは仲間との争いだと思うので、1年目からしっかりレギュラー取るという気持ちでやっていきたいです」と話していた。
ロッテの新人合同練習が10日、ロッテ浦和球場で始まり、ドラフト1位・松川虎生（こう）捕手（18）＝市和歌山高＝が12分間走で苦戦した。
「本当に楽しくできましたが、走りのメニューがしんどかったです。得意ではないです」。
178センチ、98キロの巨漢。記録は育成4選手を含む全9選手中、7位タイの2575メートルで、走行距離を稼げなかった。
視察した井口監督は「重量級なのでしようがない」と苦笑い。将来の正捕手候補について「高校生であれだけの体つきはなかなかいない。その体を十分に生かして欲しい」と期待を寄せた。
松川は入寮時に「チームの戦力になることが大事」と話していたが、一転して「レギュラーを取るという気持ちでやる」と新たな決意を口にした。
ロッテの新人の合同練習が10日、さいたま市のロッテ浦和球場で始まり、育成を含む全9選手がキャッチボールやトス打撃などに励んだ。ドラフト1位の松川虎生捕手（市和歌山高）は「本当に楽しくできた。1年目からしっかりレギュラーを取るという気持ちでやっていきたい」と引き締まった表情で話した。
12分間走では険しい表情で息が上がり、記録は2575メートルと振るわず「走りのメニューがしんどかった。得意ではない」と苦笑いした。身長178センチ、体重98キロとがっちりした体格で将来の正捕手候補。井口資仁監督は「高校生であれだけの体つきはなかなかいない」と期待した。
ロッテ・井口監督がロッテ浦和球場でスタートした新人合同自主トレを視察し、初日からルーキーに「ダメ出し」した。ドラフト5位・八木（三菱重工West）がターゲットとなり、中継ぎの即戦力右腕に「1番前に行けよ！」と声を掛けた。
実は練習前、「1年目だろうが、20年目だろうが、スタートラインは一緒」と訓示。ところが新人9選手によるノックでは、1位の松川（市和歌山）からドラフト指名順に受けた。これに指揮官は「鉄は熱いうちに打て！」と動いた。
「プロに入った以上、ドラフトの順位も関係ないと言ったつもり。（5番目に受けた）八木には怒っておきました」。八木を通じて全員に伝わるのが狙いで、指揮官は「社会人に言うのがいいのかな（と思った）。八木も“次からやります”と言っていましたよ」と明かした。
強打の捕手と期待されるロッテのドラフト1位・松川（市和歌山）は「梅ちゃんミット」で始動。「（阪神の）梅野さんが捕手として凄いと思っている。高校時代も梅野さんのモデルを使っていたが、今は全く一緒のミット」と明かした。
12分間走ではドラフト3位・広畑（三菱自動車倉敷オーシャンズ）、育成4位・村山（幕張総合）と最下位を争い、2575メートルでブービー。ティー打撃は力強いスイングを披露し、井口監督は「後ろを走っていたのはみんな重量級だから仕方ない」と笑った。
日本野球機構（NPB）は11日、Jリーグと合同で「新型コロナウイルス対策連絡会議」を開催し、感染症の専門家の意見を仰ぐ。
自治体の判断を大前提としながら、沖縄県のキャンプを有観客にした場合の問題点などを協議する。年明けの時点では無制限での有観客を想定して粛々と準備を進めていたが、9球団がキャンプを行う同県に「まん延防止等重点措置」が適用されるなど状況は悪化。この日も同県の月曜日では最多の779人が新型コロナウイルスに感染するなど、緊迫している。
ロッテは10日、榎康弘アマチーフスカウト（49）がスカウト部長に就任することを発表した。また、昨季限りで現役引退した南昌輝氏（32）、松田進氏（27）のプロスカウト兼育成担当就任も発表した。
ロッテの新人合同自主トレが10日、ロッテ浦和球場でスタートした。ドラフト1位・松川（市和歌山）ら、育成選手を含めた9選手がキャッチボール、ノックなどで汗を流した。
12分間走でドラフト3位・広畑（三菱自動車倉敷オーシャンズ）、育成ドラフト4位・村山（幕張総合）との巨漢トリオで最下位争いを繰り広げた松川だが、ティー打撃では鋭い打球を披露し「本当に楽しくできた。ランニングメニューはちょっとしんどかった」と振り返った。
視察した井口監督は、松川について「高校生であれだけの体つきはなかなかいない。その体を十分に生かして頑張って欲しい。（12分間走で）後ろを走っていたのは、みんな重量級なので仕方ない」と笑っていた。
“重量級パワー”でレギュラーを勝ち取る。ロッテの新人合同自主トレがロッテ浦和でスタート。井口監督も視察する中、全9選手が参加し、ドラフト1位・松川虎生捕手（18）＝市和歌山高＝は12分間走で先頭から8番目とまさかのブービー賞。記録ではドラ3・広畑＝三菱自動車倉敷オーシャンズ＝と育成4位・村山＝幕張総合高＝と並ぶ2575メートルだったが、後半は自身の体重98キロを上回る106キロの村山との最下位争いとなり「走るのは得意ではない。ちょっとしんどかったです」と苦笑いだった。
井口監督も「後ろを走ってたのはみんな重量級なので仕方ない」と笑ったが、一方でパワーは一級品だ。恵まれた体格を武器に高校通算43発。昨年12月の新人入団会見後も下半身を中心にウェートトレに励んできたといい、この日のティー打撃では鋭い打球を披露。井口監督も「高校生であれだけの体つきはなかなかいない。スイングの力もあるし今度打撃投手が投げた時にどういう打球を打つのか楽しみ」と期待を寄せた。
「本当にやってやるぞという気持ち。1年目からしっかりレギュラーを取れるようにやっていきたい」と松川。田村、加藤、佐藤都ら先輩捕手をおびやかす存在となる。
ロッテは10日、昨年限りで現役を引退した松田進内野手、南昌輝投手がプロスカウト兼育成担当に就任することを発表した。
この日はロッテ浦和で新人合同自主トレがスタートし、グラウンドにはスーツ姿の松田、南がスタッフらと挨拶を交わしていた。
また、榎康弘アマチーフスカウトがスカウト部長に就任することも同時に発表された。
ロッテの新人合同自主トレが8日、ロッテ浦和球場でスタートし、12分間走では2825メートルを走ったドラフト5位・八木彬投手＝三菱重工west＝と育成1位の田中楓基投手＝旭川実業高＝が1位を獲得しアピールした。
2位以下の記録は以下の通り。
ロッテの新人合同自主トレが10日、ロッテ浦和球場でスタートした。
練習前には井口監督が新人選手らに「2月1日キャンプインにみんな横一線でしっかりスタートできるように、この期間しっかりとみんなで鍛えて、ポジションとれるように。1年目だろうが20年目だろうがスタートラインは一緒なので、とにかく1年目から1日1日を大事にして、レギュラーを取れるように頑張ってください」などと訓示を行い激励。また今年から1軍投手コーチに就任した木村龍治氏も視察に訪れた。
ドラ1・松川やドラ2・池田のノックやティーバッティングを見た井口監督は「松川もそうですし、池田に関してもしっかりとバットを振ってきているなと。スイングの力もあって下半身をしっかり使って打てている。今度バッティングピッチャーが投げたときにどういう打球を打つのかなと楽しみ」と今後に期待した。
ロッテの新人合同自主トレが10日、さいたま市のロッテ浦和球場でスタートし、視察した井口資仁（47）監督がドラフト5位・八木彬投手（24）＝三菱重工West＝にいきなり“喝”を入れた。
グラウンドでは先輩も後輩も関係ないとゲキを飛ばした。ノックが始まると1位の松川から順番に池田、広畑、秋山と受け、八木は最年長ながら指名順通りに最後に受けた。すると井口監督はノック終了後に「1番前に行け！」と新人全員の前で発破をかけ、八木も「分かりました。次からやります」と即答した。
練習前には「1年目だろうが20年目だろうがスタートラインは一緒。1日1日を大事にして」と訓示しており、「社会人（出身）選手に言うのが1番いいのかなと思った」と指揮官。全ルーキーが前のめりになり、激しい競争になることを祈っている。
ロッテは10日、榎康弘アマスカウトが、スカウト部長に就任すると発表した。
今季限りで現役を引退した南昌輝投手、松田進内野手がプロスカウト兼育成担当に就任する。前スカウト部長の永野吉成氏は新設された統括コーディネーターに就任している。
ロッテの新人合同自主トレが10日、さいたま市のロッテ浦和球場でスタートした。ドラフト1位・松川虎生捕手、2位・池田来翔内野手ら育成選手を含む9人が始動した。
井口監督の訓示後、全選手がキャッチボール、ノックを受け12分間走を行った。12分間でどれだけの距離を走れるかで、トップは2825メートルを走ったドラフト5位・八木、育成1位・田中颯。しんがりは松川、育成4位・村山ら3選手の2575メートルだった。
いずれも体格に恵まれたパンチ力がある捕手なだけに井口監督は「後ろを走っていたのはみんな重量級なので、しょうがない。高校生であれだけの体つきはなかなかいないと思う」と、気にしていなかった。
ロッテの新人の合同練習が10日、さいたま市のロッテ浦和球場で始まり、育成を含む全9選手がキャッチボールやトス打撃などに励んだ。ドラフト1位の松川虎生捕手（市和歌山高）は「本当に楽しくできた。1年目からしっかりレギュラーを取るという気持ちでやっていきたい」と引き締まった表情で話した。
12分間走では険しい表情で息が上がり、記録は2575メートルと振るわず「走りのメニューがしんどかった。得意ではない」と苦笑いした。身長178センチ、体重98キロとがっちりした体格で将来の正捕手候補。井口資仁監督は「高校生であれだけの体つきはなかなかいない」と期待した。