ロッテ山口航輝外野手(21)が20日、浦和球場で自主トレを公開し、夢を口にした。背番号51について問われると「51番っていう番号はいいと思います」と口にしてから、スーッと息を吸い込んで続けた。
「欲しい番号って言われたら、あの、3年くらい20〜30本を頑張って、9番は欲しいなと」。
レジェンドと呼ばれた福浦打撃コーチが19年で現役引退し「9」は空き番号のままだ。「福浦さんを尊敬してますし、憧れもずっと持っているので。誰もがつけられるような番号ではないのは分かってるんで、高い目標を持って」。昨年も2軍調整時、下半身主導の打撃を当時2軍担当の福浦コーチに徹底的に仕込まれ、秋の活躍につなげた。
9番を−。ずっと1人で胸に秘めていた願いを、初めて声に出した。今季30発では足りないのか。そう問うと、食い気味に「全然足りないと思います。9番をつけるには」と否定した。あくまでも3年連続での20〜30本塁打。あえて自らに高いハードルを設定した。9番継承希望をここまでハッキリと公言した選手も初めて。“オレ達の山口”になれるか。ロッテの未来もかかる。
ロッテは20日、藤原恭大外野手(21)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。
藤原は大阪府内での自主トレから帰京するために抗原検査とPCR検査を実施。抗原検査は19日に陰性となったが、その後のPCR検査の結果判定で陽性となった。現在も無症状で、大阪府内で隔離措置をとっている。NPB事務局には報告済み。
藤原は2月1日からの沖縄・石垣島キャンプではA組(1軍)スタートになることが、すでに発表されている。
ロッテ山口航輝外野手(21)が20日、さいたま市のロッテ浦和球場で自主トレを公開した。ロングティー打撃などで汗を流した。
年末は母校のノースアジア大明桜(当時明桜=秋田)を訪れ、自主トレを行った。恩師への挨拶や仲間との再会。「明桜のグラウンドで練習したら、また原点にも帰ると思うので」と恒例になっている。寒い中、故障防止のために体作りをメインに行い、その後故郷の大阪へ戻った。
昨季の開幕戦で1軍デビューし、シーズンで9本塁打。CSでも1発放った。プロ4年目となる今季は「リーグ優勝して日本一になること。個人としては本塁打を30本打てるように」と目標を掲げている。
秋田でも大阪でも、周囲から激励とともに“五七五キャラ”としての評価も「いや、めっちゃありました」と笑う。「またやってんのか、みたいな。恥ずかしいです」としつつも「野球以外の部分でも見てくれてるんだなというのは感じたので。俳句もちょこちょこ頑張ります」と照れつつも誓った。今季はZOZOマリンのお立ち台で5作披露することを、ノルマとしている。
一品披露が、プロ野球の新人入寮の風物詩になりつつある。
予感はしていたものの、ロッテのドラフト3位広畑敦也投手(24=三菱自動車倉敷オーシャンズ)はさすがだった。ギターであいみょん「マリーゴールド」を弾き語りし、自身の門出を彩った。
同時にコーヒーのグラインダーも持ち込んだ。メディア露出用にとどまらず、実生活で大いに役立てる。自身や仲間のための1杯をいれる、まさに“ひろはた珈琲”と言ったところ。カフェオレ派の同1位松川虎生捕手(18=市和歌山)も「手でこうやって全部作っているので」と動きを再現するほど。苦手なブラックも「広畑さんのだったら」と1度挑戦したという。
コーヒースペシャリストの資格を取得し、現在も「エチオピアとタンザニアとコロンビア。色々あります、パプアニューギニアも。6種類(の豆が)あります」という徹底ぶりだ。
コーヒーも、全て独学で持ち曲40曲に迫るようになったギターも、好きなことへの突き詰め方がすごい。8時間みっちり働いて、野球して、洗濯して、テレビの野球中継を見る余裕なんてなかった社会人時代。さらに趣味もしっかり追求していた。昭和の「24時間戦えますか」を想像してしまうようなバイタリティーだ。その原動力はいったい。
「純粋に楽しむことかなと思います。調子とか、コーヒーなんか特に毎日違うので。野球もそうだと思うし、そういったところが自分は1番好きな部分です。変化を楽しむのがすごく大事かなと思います」。
趣味や思いを堂々と自己表現できるのが、またすごい。弾き語りも全く臆さなかった。新天地に行けばたいていの人が緊張するし、様子をうかがう。いきなり目立つには勇気や度胸が必要だし、リスクもある。それでも能動的に動いた先にだけ広がる景色もある。おとなしい選手が多いとされるロッテでどんな化学変化が生まれるのか。
若者の前向きなチャレンジが、明るい未来につながる世の中であって欲しい。
ロッテは20日、藤原恭大外野手が新型コロナウイルス感染の陽性判定を受けたと発表した。症状はないが、大阪府貝塚市での自主トレーニングを終えた後のPCR検査で判明したという。同府内で隔離の措置を取っている。
ヤクルトも20日、原樹理投手と育成選手の内山太嗣捕手が陽性判定を受けたと発表した。ともに無症状で、隔離して保健所の指示を待っている。18日に太田賢吾内野手の感染が判明したことを受け、埼玉県戸田市の球団施設を17、18日に利用した選手や関係者を対象に、19日にPCR検査を行っていた。
ソフトバンクは佐藤直樹外野手が陽性判定を受けたと20日に発表。昨年9月にも感染しており、2度目となる。17日の検査で陽性疑いとなり、19日のPCR検査で陽性判定となった。症状はなく、自宅で療養する。
楽天も選手1人が陽性となったことを発表。選手名は明らかにしていない。発熱などの症状はないという。
ロッテ・山口航輝外野手(21)が20日、さいたま市のロッテ浦和球場で自主トレを公開した。年末に5日間、母校の明桜高(秋田)で練習。周囲との会話で、得意にしている俳句の話題になったことを明かし「野球以外の部分でも見てくれてると感じたので、まぁちょこちょこ頑張ります」と俳句パフォーマンス≠ノ意欲をみせた。
秋田で体を動かした後は、故郷の大阪に戻ってランニング中心に鍛え、1月からウエートトレを始めた。プロ4年目の自主トレは「体づくりという面では、高校からついてもらってるトレーナーの方にずっと体の管理をしてもらって。まぁ体も今いい状態でいますし、技術面でもしっかりバットも振れて、いい感じに行けてるなと思います」と順調に進んでいる。
初詣に行き「しっかりケガなく、1年間戦えるようにと、ホームラン30本打てるようにと願いました」と昨年の9本塁打から大幅増を目指す。おみくじは大吉だった。
「本当に結果にこだわって、この1年やっていきたいと思ってます」。
今季は基本的に、本拠地のZOZOマリンスタジアムでお立ち台にあがったとき、限定で句を作る意向。5句詠むことをノルマに掲げている。レギュラーに定着し、本塁打と俳句でファンを楽しませる。
全国で新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、プロ野球選手の感染も止まらない。ロッテは藤原恭大外野手(21)、ヤクルトは原樹理投手(28)と育成の内山太嗣捕手(25)、ソフトバンクは佐藤直樹外野手(23)、楽天の選手1人(非公表)が20日、検査の結果、陽性判定を受けたと各球団が発表した。佐藤直は昨年9月にも感染しており2度目となる。
藤原は5日から大阪の日本生命グラウンドで、中日・大島、根尾、ロッテ・加藤らとの自主トレに参加。自主トレを終えて、帰京のために17日に受けたPCR検査で陽性となった。現在は無症状で大阪府内で隔離措置を取っている。ヤクルトの原、内山太は、太田賢吾内野手(25)の18日の陽性判定を受けて19日に実施されたスクリーニング検査で判明。現時点で発熱や味覚障害などの症状はなく、自主隔離している。選手名を公表しなかった楽天は、当該選手と合同自主トレを行っていた別の選手1人が保健所による濃厚接触者の判定を待っているという。
今年に入り陽性判定を受けたプロ野球選手は29人。オリックスを除く11球団から出ており、キャンプイン目前に懸念は広がる一方となっている。
昨季9本塁打を放った4年目のロッテ・山口が、ロッテ浦和球場で自主トレを公開。3年連続30本塁打をマークし、福浦打撃コーチが現役時代につけた背番号「9」を継承したいとの思いを明かした。
「簡単にもらえる番号ではないので、3年くらい30本打てるように頑張ったら欲しい」。現在の51番も気に入っているが「福浦さんを尊敬しているし憧れている」と通算2000安打を誇る偉大な先輩への思いも口にする。「1年では全然足らない」と高いノルマをモチベーションに変えていく。
ロッテは20日、藤原恭大外野手(21)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
藤原はこのオフ、年明けから、中日・大島、根尾らと大阪で合同自主トレを行っていた。症状はなかったが、この自主トレを終えて帰京するために検査を受検。19日に検査結果が判明し抗原検査は陰性だったが、PCR検査で陽性判定となった。 現在も無症状で大阪府内にて隔離処置をとっている。
藤原は昨季78試合に出場し、打率.217、5本塁打、22打点、7盗塁ながら、7・8月には月間MVPに輝くなど、ポテンシャルの高さを見せていた。4年目の今季は不動のレギュラーを目指し、精力的なトレーニングに励んでいた。
ロッテでは、ソフトバンク・柳田、日本ハム・清宮らと佐賀で自主トレを行っていた安田も新型コロナに感染したと16日に発表しているが、2月1日からの石垣島キャンプではA班スタートとなっている。
ロッテは20日、藤原恭大外野手が19日に新型コロナウイルス陽性判定を受けたことを発表した。
藤原は大阪・日本生命で中日の大島、根尾らとの自主トレを終え、帰京するため19日に抗原検査とPCR検査を実施。抗原検査は陰性も、PCR検査で陽性判定となった。藤原は現在も無症状で大阪府内で隔離処置をとっている。本件については、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら指示を仰いでいる。
ロッテの山口航輝外野手が20日、ロッテ浦和で自主トレを公開し、ノックや打撃練習で汗を流した。
12月のオフは雪が降る中、秋田の母校・ノースアジア大明桜高で自主トレ。多くの選手が暖かい地域で体を動かすことが多い中、あえて寒い地・秋田で自主トレを行うことに「1年終わった挨拶に行きたいのもあるし、やっぱり色んな方と久々にあって話すのも楽しい。明桜のグラウンド行って練習したらまた原点にも戻れると思うので、そういった意味で毎年帰ってます」と明かした。
プロ3年目の昨季は初めて1軍に帯同し、プロ初本塁打を含む9本塁打をマーク。「今までの2年間に比べたら1年できた方だったと思うので、1年間お疲れさまっていうのと、9本よく打ったなっていうのを(輿石)監督にも言われて、来年は20本、30本頑張りますっていう話をしました」と山口。今季の目標は3倍の30発だ。そのためには「まずポジションを取りに行くってことをしたい。年間通して試合に出て、その先に20、30本があると思う」とレギュラー奪取へ魂を燃やした。
ロッテの山口航輝外野手(21)が20日、さいたま市のロッテ浦和球場で自主トレ後、今季から3年連続30本塁打を達成し、背番号9を奪取する計画を明かした。
4年目の今季は「ホームランを30発打てるように」と明かした山口。最終目標として球団生え抜きで2000安打を達成した福浦和也の番号をつけたい思いを明かした。「福浦さんを尊敬してますし、誰もが付けられるような番号ではないですけど、3年ぐらい30本頑張って、9番を目指したい」。そのためにも相応しい成績を残す覚悟だ。
昨年は1軍初出場を果たし9本塁打、20打点。飛躍へのきっかけをつかみ、中学時代「お〜いお茶、新俳句大賞」佳作特別賞を受賞した得意の俳句でも話題を提供した。昨年末には「原点に戻れるから」と母校のノースアジア大明桜高で自主トレ。恩師から「(俳句を)またやってるのか」と笑われたが「1年間、結果にこだわってやっていく」と打撃に関しては本塁打を量産し、憧れの番号をつかむ。
ロッテは20日、藤原恭大外野手がPCR検査を行った結果、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。症状はないという。
藤原は今月上旬から中日・大島、根尾らとともに大阪・貝塚市内で自主トレを行い、筋力トレーニングに励んでいた。球団によると、大阪での自主トレを終え帰京をするため抗原検査とPCR検査を実施。19日に抗原検査は陰性となったが、PCR検査で陽性判定となったと説明した。
現在も無症状で大阪府内にて隔離処置をとっている。この件で一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告し、現在、所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら指示を仰いでいる。
ロッテの山口航輝外野手が20日、ロッテ浦和球場で自主トレを公開した。
プロ3年目の昨年はプロ初出場を果たし、シーズンは9本塁打、クライマックスシリーズで1本塁打を放ち「合わせて、10本塁打打ちました」と話していたが、今季の目標について「30本塁打は打ちたい」と意気込んだ。
昨年末は秋田のノースアジア大明桜高で自主トレし年明けは地元の大阪へ帰省。初詣では大吉を引き当てたという背番号51は「しっかりけがなく1年間、戦えるようにと、ホームラン30本打てるようにと願いました」と明かしていた。
ロッテの育成ドラフト3位・永島田輝斗が18日、報道陣の取材に応じた。
永島田は「高校時代はウエイトをあまりやってこなかった。そういう面では、強化されているなというのはありますね」と手応えを掴む。
高校時代は1年夏に、捕手から投手に転向。「もう1人いいキャッチャーがいてレギュラーが取れないなと思ってピッチャーに転向して、ピッチャーで輝けたらなと思ってピッチャーにさせてもらいました」と転向の経緯を明かした。
「自主練、人が見ていないところで細かいトレーニングをやってきた。そういうところは誰にも負けないなというのはあります」と、高校時代に取り組んできたことに自信を持っている。
キャンプに向けては「まずは体づくり、体力、怪我をしない体を作れるようにやっていきたいと思います」と話した。
ロッテの2022年石垣島キャンプメンバーの振り分けが19日に発表されたが、A組には昨季2014年以来7年ぶりにイースタン・リーグを制したメンバーが多く含まれた。
投手では、昨季イースタン・リーグトップの10勝を挙げ最多勝に輝き、イースタン制覇の立役者となった森遼大朗、昨季イースタンの最多セーブ投手・小沼健太、ファームで昨季36試合に登板し防御率1.82の成績を残した成田翔、7年ぶりにイースタン制覇した試合で最終回のマウンドを任された古谷拓郎がA組メンバーとなった。
野手では昨季イースタン・リーグ盗塁王の高部瑛斗、チーム最多の101試合に出場した福田光輝、イースタン・リーグトップの60四球を選んだ平沢大河、フェニックス・リーグでチームトップの5本塁打を放った山本大斗がA組だ。
新人選手を除くと、森、古谷、小沼、平沢、福田光、山本大の6人は昨季1軍出場がなく、1軍首脳陣の前で絶好のアピールの場になる。
ロッテ浦和球場で自主トレを行っている山本大は、朝早くグラウンドに現れ、同じ右の長距離砲・山口航輝と一緒にランニング、キャッチボール、ノック、ロングティーなどで汗を流す日が多くあった。19日の自主トレでは、ロングティーで防球ネットに直撃する力強い当たりを連発するなど、しっかりと振り込んでいる。
小沼は昨年11月に行ったオンライン取材で、自主トレのテーマに「変化球の精度を技術的には1番大事にしている。また体も大きくはなったんですけど、まだまだ大きくならないといけない。しっかり筋力アップしていきたい」と掲げた。
また、その取材で小沼は「(小野晋吾コーチから)育成選手は支配下選手よりも倍以上やらないといけないと言われてきた。ここまでオフシーズンもしっかり、休みなくできている。そこを継続しながらやっていきたいと思います」と話しており、春季キャンプに向けて準備してきていることだろう。
山本と小沼は育成選手ということもあり、1軍の公式戦に出場するためには、支配下選手になる必要がある。昨年は1軍キャンプでスタートした当時育成だった本前郁也が開幕前に支配下選手登録になったことを考えると、春季キャンプから結果を残していけば、山本と小沼の2人が支配下選手を勝ち取る可能性も十分にある。
昨季1軍出場のなかった平沢、福田光も今季に懸ける思いは強いはずだ。特に平沢はここ2年1軍出場がない。キャンプ、練習試合、オープン戦と1つ1つ結果を残していき、まずは開幕1軍の切符を掴み取っていきたいところ。
福田光も1軍出場はなかったが、昨年の春先には「とにかく速い真っ直ぐに打ち負けないように、しっかりタイミングをとって振っていくことと、2ストライクからの対応がすごく大事になってくると思うので、頭を1球1球整理しながら、打つということは意識してやっています」と1軍昇格を目指し、テーマを持って取り組んでいた。これまでやってきたことを、1軍首脳陣の前でしっかりと披露し実戦に繋げていきたい。
また、昨季まで2軍のコーチを担当していた福浦和也打撃コーチ、小野晋吾投手コーチが今季から1軍を担当し、昨年あたりからスタッフの多くも2軍担当から1軍担当になっている。ここに名前を挙げた選手以外にも、ファームで福浦コーチ、小野コーチから指導を受けてきた選手が多く、知っているコーチ、スタッフがいることも、選手達にとってアピールしやすい環境になるのではないか。
ただ、プレーする選手達には結果が求められる。2月1日から本当の戦いがはじまる。まずは、自主トレで取り組んできたことを1軍首脳陣の前でしっかりと、アピールしていきたいところだ。