わたしはかもめ2022年鴎の便り(2月)

便

2月16日

ロッテ山本大斗の支配下登録かけた「BIGマッチ」同郷の憧れ武尊が那須川天心と戦う頃には…[ニッカン]

◇うちのチームのBIG○○

「BIG」が付くのはBIGBOSSだけじゃない!各球団の隠れた「BIG○○」を紹介します。


背番号124、ロッテ山本大斗外野手(19)の「BIGマッチ」が始まる。K−1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(30)と同じ、鳥取・米子市の出身。「地元が同じで、有言実行するところに惹かれました」と昔から憧れている。

中学時代にヒーローのK−1優勝祝勝会に参加し、一緒に写真に納まった。格闘技ではなく野球で腕を磨き、開星(島根)から育成指名。プロ1年目の昨季はイースタン・リーグ開幕戦で初打席初球本塁打を放ち、星の強さを見せた。「自分も地元のスターになれるように」と自慢のパンチ力で名を上げようとしている。

武尊は今年6月に那須川天心とのビッグマッチを控える。同じ頃、自身は「もちろん支配下登録を勝ち取り、1軍で優勝争いに貢献したいです」。自力でつかみ取る。

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[田村藤夫]ロッテの高卒ドラフト1位・松川虎生捕手の秘めた可能性とは[ニッカン]

田村藤夫氏(62)が、ロッテの沖縄・糸満キャンプを取材し、ドラフト1位高卒ルーキー松川虎生捕手(18=市立和歌山)の潜在能力を確かめた。


捕手というのは時間がかかるポジションで、細部を妥協なく見ればどれだけ要求しても足りない。育成に時間がかかるからこそ、ひとたび1軍レベルのスキルを身につけた捕手の選手寿命は比較的長い。

手間暇がかかる分だけ、高卒でプロに入ってきた捕手を見るのはとても楽しみだ。それも高卒ドラフト1位ともなれば、どんなキャッチングをするのか?肩は強いか?そしてバッティングは? と興味は尽きない。

まず、糸満のブルペンで初見となるキャッチングを見た。ストレートはしっかり受けていた。当然と言えばそれまでだが、ストレートをしっかり球審が見えやすいように受けるということは、キャッチングの根幹になる大切な部分だ。

変化球はどうかと見たが、やはり課題はある。まだ高卒の捕手。そんなに簡単にはいかない。変化球を受ける時にミットが下を向く。ワンバウンドを想定し、いち早くブロッキングの体勢に移りたいがためのことだと思う。ミットの面がやや下を向くと、球審からは見えづらくなる。

いっぺんに改善するのはなかなか大変だ。まず、上体の動きを徐々に小さくして、無駄な動きがなくなるように気を付けるといい。そこから、ワンバウンドに対するブロッキングの動きを身につけた方が、変化球を受ける動作として、しっくり来るのではないか。

捕手としての資質に感じるものもあった。高卒ルーキー捕手とは思えないブルペンでの振る舞いだった。私もコーチ時代に何人かの高卒ルーキー捕手を見てきたが、最初のキャンプは投手とは何も話せないものだ。無理もない。周りははるかに年上の投手だ。まだ高校生が、自分の考えを先輩投手に話せることの方が珍しい。

ともすれば、媚を売ると言えば強過ぎかもしれないが、投手のいいなりという高卒ルーキーは多かった。そういう中で異質だったのは城島くらいか。自分を持っているというか、感じたことをしっかり先輩投手に発信できる強さがあった。

松川にも同じ空気を感じる。まだキャンプ中盤でチームに溶け込むことに必死なはずだが、ブルペンでの様子には卑屈さは微塵もない。いいボールに対して、しっかり声を出す、態度でナイスボールを表現していた。「シュートしてますよ」などの声が出るようになれば、もっといい。

練習の最後にフリー打撃と、特守を行っていた。特守は、まだコーチが加減したボールを投げていたので、ブロッキングなどの動きは対応できていたが、ブルペンのような、より実戦に近い状況で、瞬時に対応できるようになるには、まだ練習が必要だ。

そして、バッティングではティー打撃の力強さが目を引いた。思い切り振っている。これまでのファームリポートで何度も指摘してきたが、強く振れるということは大事だ。ここは、大きなプラスポイントになると感じた。フリー打撃では、力強さよりもミートを意識しているように感じた。自分なりにテーマを持って臨んでいるのだろう。

高卒ルーキー捕手として、どこまで1軍キャンプに食らい付いていけるか。ここからは、松川にとっても試練の連続となるが、1日でも長く1軍に帯同できることが今後への財産になると思い、がむしゃらにやって欲しい。体は強そうで、スタミナもありそうだ。

最後に、フリーバッティングの終わりに、バッティング投手に向かってきちんとヘルメットを脱ぎ「ありがとうございました」と挨拶をしていた。そんなところを評価の対象にすることに、古くささを感じる読者の方もいるかもしれないが、礼儀、マナーは一時も忘れて欲しくない。この姿勢をベテランになっても貫いて欲しい。

ソフトバンクのコーチ時代、まだ若い甲斐が同じ状況で、ヘルメットのつばに手をやりながら、ちょっと省略形の挨拶をした。私は「バッティング投手に投げてもらい、お前は打たせてもらっているんだぞ」と話したことがあった。その時の神妙な甲斐の顔を今も覚えている。

裏方さんへの感謝を胸に、これから松川はプロの厳しさの中にどっぷりつかる。苦しむこともある、失敗することもある。それでも、自分を支えてくれる存在を決して忘れず、汗にまみれて欲しい。

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NPB斉藤惇コミッショナーとJリーグ村井チェアマンが官邸訪問、外国人選手の入国緩和要望[ニッカン]

プロ野球の斉藤惇コミッショナーは16日、Jリーグの村井満チェアマンとともに官邸に岸田文雄首相を訪ねた。新型コロナウイルスの水際対策により、外国人選手の新規入国ができない状況が続いており、家族も含めた入国緩和を要望した。

岸田首相からは「善処する」との回答があった。

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ロッテ安田尚憲フリー打撃で場外6発「練習試合ができるように」井口監督2次糸満施設など期待[ニッカン]

ロッテ2次キャンプ地の沖縄・糸満で終日練習を行った。防球ネットに十分な高さがない中で市側と万全な安全対策を敷き、フリー打撃も実施。安田尚憲内野手は6発の場外弾を放った。

井口監督は「色々な施設を増やしていってもらえる。来年以降はホームとしても練習試合ができるように」と室内練習場などの建設も含めて期待を寄せた。来年以降も1次石垣島、2次糸満でシーズンへの礎を築く。

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ロッテはオリックス3連戦で「BLACK BLACK」イベント開催、スタジアムを黒く染めろ[ニッカン]

ロッテは16日、4月8日〜10日のオリックス3連戦(ZOZOマリン)で「BLACK BLACK」イベントを開催すると発表した。

07年から始まった恒例企画で、選手達もビジターユニホームを着用する。今年の同企画のテーマは「PAINT THE STADIUM BLACK(スタジアムを黒く染めろ)」で、デーゲーム開催の9日と10日は「アイブラック」の黒色フェースステッカーを来場者先着1万5000人にプレゼントする(Lガーナチョコゲートを除く)。

同3連戦のチケットは現在、先行販売を実施中で、2月23日から一般販売を開始する。

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ロッテ荻野貴司B組キャンプに合流、7日に新型コロナ陽性判定を受け宿舎で隔離療養[ニッカン]

ロッテは16日、荻野貴司外野手(36)が沖縄・石垣島でのB組キャンプに合流したと発表した。

荻野は7日に新型コロナウイルス陽性判定を受け、宿舎で隔離療養していた。

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ロッテ河合克美オーナー代行兼球団社長が石垣島1次キャンプ継続を明言「施設的にも十分」[ニッカン]

ロッテの沖縄・糸満市でのA組(1軍)2次キャンプが15日からスタートし、歓迎セレモニーが行われた16日、河合克美オーナー代行兼球団社長(69)が報道陣に対応した。

来年以降について「基本的には石垣で1次キャンプは引き続きやります。長年やっていまして、施設的にも十分なものがありますし、1軍、2軍で同時にキャンプを始めるという意味で、まずそこで始めるということについては、変えるつもりはありません」と、石垣島1次キャンプの将来的な継続を明言した。

2月中旬以降は糸満市を拠点に「将来的には(他球団との)練習試合も行いたい」とし、防球ネットなど設備面での対策を市側と協議、具現化していく。現在チームは那覇市内に宿泊しているが、来年以降の2次キャンプでは糸満市内に宿泊することも検討していると明かした。

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岸田文雄首相に新外国人選手の入国制限緩和を要望[サンスポ]

プロ野球の斉藤惇コミッショナーとサッカーJリーグの村井満チェアマンが16日、首相官邸に岸田文雄首相を訪ね、政府が外国人の新規入国を原則禁止している新型コロナウイルスの水際強化措置を緩和するよう要請。岸田首相は「善処する」と応じた。

Jリーグは今月18日、プロ野球は3月25日にリーグ戦が開幕するが、新外国人選手の来日のめどが立っていない。両組織はスポーツ庁など関係省庁を通じて規制の緩和を要請しており、この日、岸田首相との会談が実現した。規制緩和の対象には、選手の家族も含まれている。

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コロナ感染のロッテ・荻野が2軍に合流[サンスポ]

ロッテは16日、新型コロナウイルスに感染し宿舎で隔離療養していた荻野貴司外野手が、沖縄県石垣市での2軍キャンプに合流したと発表した。

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ロッテ、初の糸満全体練習、井口監督ご機嫌「いい練習できる」[スポニチ]

ロッテは、初開催の沖縄・糸満での2次キャンプで初めて全体練習を行った。

昨年までは石垣島キャンプを打ち上げた後は沖縄本島に移動して各地を転戦したが、打ち込みなどを行う拠点がなかった。早速7時間の練習を課した井口監督は「いいベースができれば、いい練習ができる」とコメント。フリー打撃で6本の場外弾を放った安田も「沖縄本島でも、じっくり練習できた」とご機嫌だった。

◇河合オーナー行代、試合開催を希望

糸満キャンプを視察した河合克美オーナー代行兼社長が将来的な試合開催を希望した。現在は室内練習場や大型のブルペンもないが、球場周囲の軟式仕様の防球ネットを今夏から倍の高さの20メートルに改修予定。「ネットができれば来年にも練習試合をやりたい。石垣での(1次)キャンプは引き続き行うし、みんながうまくいく形を模索している」と語った。当銘真栄市長は「一気には無理だが、気持ち的には令和6年ぐらいまでに設備を整えたい」と見通しを語った。

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ロッテ荻野が石垣島キャンプに合流、コロナ陽性、宿舎で隔離療養[スポニチ]

ロッテは16日、新型コロナウイルスの陽性判定を受け、宿舎で隔離療養していた荻野貴司外野手(36)がB組の石垣島キャンプに合流したと発表した。

荻野は5日に発熱があり、6日にPCR検査を行い、7日に石垣市内の医療機関で診断を受けた。8日に球団が陽性判定を受けたと報告した。

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ロッテ、河合オーナー代行が明かす「糸満2次キャンプの意義と今後」[スポニチ]

ロッテの河合克美オーナー代行兼社長が16日、沖縄・糸満で実施する2次キャンプの開催について、取材対応した。

2月13日に石垣島での1次キャンプを打ち上げて、翌14日には1軍に相当するA組が沖縄本島へ移動。この日は糸満で全体練習を行った。

「例年、石垣島で1次キャンプをやっているが、どうしても練習試合を組むために本島に来るが、拠点なしで(敵地に出向いて)試合を行う形になった。投手とかの残留の練習する場所がないのが課題だった」。

昨年、糸満市に2次キャンプの相談を持ちかけ、現時点では室内練習場などがない状況だが、練習試合でチームが転戦する間の投手陣の居残り練習場所として活用することになった。

将来的には「将来的にはここで練習試合をやりたい」との意向も持つ。「そのためには今のままでは施設的に不十分。ネットの高さとか、本格的にキャンプをやるとなったら室内練習とか、ブルペンについても、もう少し広い形が必要となる。市として整備していただけたら」と今後の希望を口にした。ネットの高さが改善されれば、来年にも練習試合を行いたい考えだという。

来年以降も2次キャンプを実施する予定で、選手の宿泊施設も糸満市内とすることも検討されている。「石垣でのキャンプは引き続き行うし、みんながうまくいく形を模索して考えている。1、2軍で一緒にスタートする考えは変えていません」とも付け加えた。

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ロッテ4・9、10オリ戦で本拠地を黒く染める−来場者にアイブラックもプレゼント[スポニチ]

ロッテは4月8〜10日のオリックス戦(ZOZOマリン)に「BLACK BLACK(ブラック・ブラック)」イベントを開催し、ビジターユニホームを着用して試合を戦うことを発表した。

「BLACK BLACK」イベントは本拠地でビジターユニホームを着用するイベントとして2007年から続く毎年恒例の人気企画。今年のテーマは「PAINT THE STADIUM BLACK(意味:スタジアムを黒く染めろ)」であり、そのテーマに合わせて、デーゲーム(午後2時)として開催される4月9日と10日に、マリーンズの選手も使用している「アイブラック」と呼ばれる黒色のフェイスステッカーを来場者先着1万5000人にLガーナチョコゲートを除く全入場ゲートにてプレゼントする。

なお、4月8〜10日オリックス戦のチケットは現在先行販売を実施中で、2月23日から一般販売を開始する。

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ロッテ、2次キャンプ地・糸満で全体練習[スポニチ]

ロッテは16日、沖縄県糸満市で2次キャンプを行った。13日に石垣島での1次キャンプを打ち上げ、沖縄本島に移動して、15日は楽天との練習試合を行っていた。

前日は居残り組となった投手陣が練習を実施し、全体での練習はこの日が初めて。午前中はメイン球場で投内練習を中心に、守備面をみっちりと取り組んだ。

両翼97.5メートルのサイズである一方で、室内練習場がないなど、現時点で設備面は不完全。今後は中長期的に設備を整えていくことも検討されている。

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[ロッテ]17日の巨人戦先発は3年目左腕・本前郁也「オフシーズンからやってきたことをしっかり出せるように」[報知]

ロッテの3年目左腕・本前郁也投手が17日の巨人戦(那覇)に先発する。

予定されているのは2イニングとなるが「今季初めての対外試合の登板になるので、オフシーズンからやってきたことをゲームでしっかり出せるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。開幕ローテーション候補には小島、佐々木朗、石川、岩下、美馬、二木らなどがおり、競争は激しいが、貴重な左腕が猛アピールに燃える。この日は糸満で午前9時からの全体練習に参加し、同戦へ向け調整した。

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[ロッテ]糸満で全体練習、河合克美オーナー代行「将来的にはここで練習試合」[報知]

ロッテは16日、2次キャンプ地の沖縄・糸満市で練習を行った。A組は13日に石垣島キャンプを打ち上げ14日に沖縄本島に移動していた。

この日は糸満では初の全体練習。午前9時からスタートし、ノックや打撃練習などを徹底的に行った。

一方で糸満は室内練習場や、十分な高さの防球ネットなどがなく設備は不十分。取材に応じた河合克美オーナー代行は「基本的には石垣島での一次キャンプは引き続きやる」と明言したが設備が整えば、「我々としても将来的にここでしっかり練習試合ができるようになれば」と希望を口にした。

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[ロッテ]4・8〜10のオリックス戦でアイブラックを1万5000人にプレゼント[報知]

ロッテは16日、4月8〜10日のオリックス戦(ZOZOマリン)に「BLACK BLACK」イベントを開催し、ビジターユニホームを着用して試合を行うことを発表した。

「BLACK BLACK」イベントは本拠地でビジターユニホームを着用するイベントとして2007年から続く毎年恒例の人気企画。今年のテーマは「PAINT THE STADIUM BLACK(意味:スタジアムを黒く染めろ)」で、そのテーマに合わせ4月9日と10日には選手も使用している「アイブラック」を来場者先着1万5000人にプレゼントする。なお、同戦のチケットは現在先行販売を実施中で、2月23日から一般販売を開始する。

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[ロッテ]荻野貴司が石垣島キャンプに再合流、新型コロナから復帰[報知]

ロッテは16日、荻野貴司外野手が石垣島で行われているB組キャンプに再合流したことを発表した。

荻野は6日のPCR検査で新型コロナ陽性が判明し、宿舎で隔離療養していた。

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ロッテ、23年にも糸満で独自の練習試合開催へ[デイリー]

ロッテ・河合克美オーナー代行兼球団社長が16日、今年から2次キャンプ地となった沖縄県糸満市の西崎球場に新たな防球ネットが整備されれば、来年にも独自で練習試合を開催する意向があることを明らかにした。

この日、同球場で初めて全体練習が行われ、「今の(低い防球)ネットでは打球が外に出てしまう。それがきちっとできれば」と話した。糸満市では6月にも内外野の防球ネットのかさ上げ工事を始める計画となっている。ロッテはこれまで沖縄県石垣市での1軍キャンプ後は沖縄本島に移動し、他球団の施設で対外試合を転戦。自由に練習できる拠点がなかったことが課題だった。

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NPB、外国人選手の入国制限緩和を政府に要望[デイリー]

プロ野球の斉藤惇コミッショナー(82)とJリーグ・村井満チェアマン(62)が16日、首相官邸を訪れて岸田文雄首相と面会し、新規契約の外国人選手について、入国制限の緩和を要望した。

外国人選手と家族の入国後は、隔離管理などの対策徹底を前提に制限の緩和を要望。日本野球機構の井原事務局長は「総理からは『善処いたします』とご発言をいただいた。関係省庁からの連絡を待ちたい」と説明した。岸田首相は外国人の新規入国原則禁止について3月以降の緩和検討を明言している。

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ロッテ、「BLACK BLACK」イベント開催、4月8〜10日・オリックス戦[デイリー]

ロッテは16日、ZOZOマリンスタジアムで行われる4月8〜10日・オリックス戦で「BLACK BLACK(ブラック・ブラック)」イベントを開催し、ビジターユニホームを着用して試合を行うと発表した。

本拠地でビジターユニホームを着用するイベントとして2007年から続く毎年恒例の企画で、今年の「BLACK BLACK」のテーマは「PAINT THE STADIUM BLACK(意味:スタジアムを黒く染めろ)」。そのテーマに合わせて、デーゲームとして開催される4月9、10日に、マリーンズの選手も頻繁に使用している「アイブラック」と呼ばれる黒色のフェイスステッカーを来場者先着1万5000人にLガーナチョコゲートを除く全入場ゲートにてプレゼントする。

なお、4月8日〜10日・オリックス戦のチケットは現在先行販売を実施中で、2月23日から一般販売を開始する。

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先輩も驚く“どっしり感”、ロッテドラ1松川、強みは新人らしからぬコミュ力にあり[Full-Count]

◇“打てる捕手”として期待のルーキー・松川虎生

まだ18歳とは思えない風格を醸し出し、存在感を見せているロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(市和歌山)が攻守に猛アピールしている。井口資仁監督も高い能力を絶賛するルーキーは、「ユニホームを着て、野球をやって、いい日々を過ごせていると思います」とここまでのキャンプを振り返った。

高校通算43本塁打を放ち“打てる捕手”としての期待が高い。入団前から木製バットを振りこんできた。「いいポイントで打たないと飛ばない。まだまだだとは思いますが、いい形で振れているとは思います。もっと“しなり”も意識して振りこんでいきたいですね」。

バッティングが魅力の松川だが、将来獲りたいタイトルに挙げたのは「ゴールデン・グラブ賞」や「最優秀バッテリー賞」といった“守備のタイトル”だった。

「センターから右方向に強い打球が飛ばせることも自分の持ち味だと思いますし、キャッチャーとしてもピッチャーのいいところを引き出せることが僕の強みかなと思います。コミュニケーションは常に意識して、すごく大事にしています」。

中学時代からDeNAドラフト1位・小園健太投手とバッテリーを組んだ。6年間苦楽を共にして築き上げた絆で、3年春には甲子園にも出場。頻繁なコミュニケーションが、どんな結果に繋がるかは熟知している。

キャンプでは、プロの投げるボールに驚く日々だ。「高校生とはキレだったり、コントロール、強さが全然違います」。10日には佐々木朗希投手とブルペンでバッテリーを組んだ。「見たことも、受けたことがないボールだったので凄くびっくりしました」。精力的にボールを受け、各投手の特徴を掴んでいく。

◇先輩投手も感心「キャッチャーらしくどっしりしている」

ブルペンで投球を終えると、バッテリーは歩み寄って言葉を交わす。松川はこの“対話”の時間を大切にしている。

「構え方のアドバイスを受けたり、どんなボールだった?と聞かれるのでそこはしっかりと答えています。先輩達ともコミュニケーションが取れているかなと思います」。

松川を相手に投球練習を行った1歳年上の中森俊介投手は、「ボールの調子だったりとか、ちゃんと言ってくれますし、キャッチャーらしくどっしりしているなと思います」と、ルーキーの存在感に感心していた。

キャンプは折り返し点を過ぎた。実戦も始まり、開幕マスクも狙いに行く。「実戦での変化球の見極めだったり、真っすぐを自分の形で捉えることができるかが課題です。ここから競争が始まるので結果を求めて、積極的にやっていきたいなと思います」。

ロッテでは2007年の里崎智也以来、捕手のゴールデン・グラブ賞受賞者は出ていない。正捕手を固めるのは喫緊の課題となっている。「チームとして、同じ方向に向いていかないと頂点は取れないと思います。チームの戦力に、プラスになれるようにしたい」。既に、扇の要としての責任感で溢れた頼もしい18歳が、チームを引っ張っていく。

松川虎生(まつかわ・こう)
2003年10月20日、大阪府阪南市出身。中学では貝塚ヤングに所属し、市和歌山ではDeNAにドラフト1位で入団した小園健太投手とともに3年春の甲子園に出場。夏は和歌山大会決勝で、後に甲子園優勝を果たす智弁和歌山に敗れた。小園と共にプロ志望届を提出し、2021年のドラフト会議でロッテから1位指名を受け入団。身長178センチ、体重98キロ。右投げ右打ち。

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「もっともっと考えて」。ロッテOB清水直行さんが背番号“18”の後輩に喝[BASEBALL KING]

現役時代5年連続2桁勝利を挙げ、2005年のリーグ優勝・日本一に“エース”として貢献し、現役引退後は2年間投手コーチを務めたロッテOBの清水直行さんに“7つのテーマ”でロッテ投手陣について語ってもらう第3回は、“二木康太”だ。

清水さんが現役時代に背負った背番号“18”を20年シーズンから着ける二木は、プロ3年目の16年に7勝を挙げると、17年には自身初となる規定投球回に到達し前年と同じ7勝、18年が4勝、19年が7勝、20年にシーズン自己最多の9勝をマークし、いよいよ飛躍するかと思われたが、開幕投手を務めた昨季は5勝に終わった。思うように結果を残せていないのが現状である。

清水さんは「元々の武器は何というところですよね」と厳しい指摘。「二木はどちらかといったら、繊細なタイプで、出し入れしかないと思っています。フォームの部分で彼独特のタイミング、間があるが、スピードがあまり出ていない。ボールが集まり出したら、やっぱりやられるよね。いかに自分の軸となるボールを早く作るか、彼は磨かないといけない」と続けた。

「3、4年前にそこそこやれたボール、経験をずっと引っ張っていると、もう1回陽のあたる場所じゃないですけど、ローテーションの柱を張っていくのは難しい。アップデート、自分に足りないものを足していかないと、置いていかれる。そういう状況にあると思います」。

二木に期待しているからこそ、清水さんは厳しい言葉を投げかける。

「野球の世界ではアウトを多く取ることだと思う。これが1番。どうやったらアウトを取れるのかということを、もっともっと考えて、自分のフォーム、動きじゃなくて、違うところに目を向けながらやって欲しい」。

「彼がどういう取り組みをしているかは分からないですが、見ている側としては、“どうやって抑えよう”、“どうやって1年間このボールを軸にして投げていこう”というのが、最近見えないかな。これが“代名詞ですよ”というボールはあると思う。僕はスプリットとカットボール、コントロール。こういうものって3つ4つないと1軍で安定して高いレベルで、結果は残していけない。その武器をたくさん作らないといけない」。

二木は20年にシーズン自己最多の9勝を挙げたときには、92回2/3を投げてわずかに12与四球という制球力を持っている。昨季は悔しい結果に終わり、今季は石垣島の春季キャンプB組スタート。若手の先発陣が台頭する中で、二木は“自分の武器”というものを見つけて、巻き返しに期待したい。

昨季のロッテ先発陣は、捕手の相性によって成績の違いが出てきた。捕手を固定した方が投げやすいのか、それとも登板によってマスクを被る捕手が違う方が良いのか、次回は“先発投手と捕手”の関係について語ってもらう。

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