1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 5 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 |
東京ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 6 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 二 | 池田 | 4 | 3 | 0 |
2 | 右 | 部 | 4 | 3 | 1 |
3 | 中 | 岡 | 1 | 0 | 0 |
走中 | 和田 | 2 | 1 | 0 | |
4 | 左 | 山口 | 1 | 0 | 1 |
走 | 小川 | 0 | 0 | 0 | |
左 | 山口 | 2 | 1 | 1 | |
左 | 山本大斗 | 1 | 0 | 0 | |
5 | 三 | 安田 | 4 | 0 | 1 |
6 | 捕 | 松川 | 3 | 2 | 0 |
捕 | 吉田 | 1 | 1 | 0 | |
捕 | 加藤 | 1 | 0 | 0 | |
7 | 指 | 佐藤都 | 2 | 1 | 3 |
走指 | 和田 | 0 | 0 | 0 | |
指 | 佐藤 | 1 | 1 | 0 | |
打指 | 西川 | 2 | 0 | 0 | |
8 | 一 | 福田光 | 4 | 1 | 0 |
9 | 遊 | 茶谷 | 3 | 1 | 0 |
遊 | 小川 | 1 | 0 | 0 | |
計 | 37 | 15 | 7 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 塩見 | 2 | 0 | 0 |
中一 | 松本 友 | 3 | 1 | 1 | |
2 | 一 | オスナ | 2 | 1 | 0 |
走 | 並木 | 0 | 0 | 0 | |
左一三 | 宮本 | 3 | 1 | 0 | |
3 | 左一 | 荒木 | 3 | 2 | 1 |
左 | 並木 | 2 | 0 | 0 | |
4 | 捕指 | 内山壮 | 5 | 3 | 1 |
5 | 遊 | 西浦 | 2 | 0 | 0 |
遊 | 長岡 | 3 | 0 | 0 | |
6 | 指 | 吉田大成 | 3 | 0 | 0 |
捕 | 嶋 | 1 | 1 | 0 | |
走 | 古賀 | 0 | 0 | 0 | |
7 | 三中 | 赤羽 | 4 | 0 | 0 |
8 | 右 | 丸山和 | 1 | 0 | 0 |
走右 | 山崎 | 2 | 1 | 2 | |
9 | 二 | 武岡 | 3 | 0 | 0 |
計 | 39 | 10 | 5 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
佐藤奨 | 3 | 0 | 0 |
国吉 | 0 2/3 | 3 | 2 |
小沼 | 0 /3 | 0 | 0 |
中森 | 1 | 2 | 1 |
山本大貴 | 1 | 0 | 0 |
森 | 1 | 1 | 0 |
横山 | 1 | 3 | 3 |
成田 | 1 | 1 | 0 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
奥川 | 1 2/3 | 3 | 6 |
梅野 | 2 | 3 | 1 |
小澤 | 2 | 3 | 1 |
杉山 | 2 | 4 | 0 |
大下 | 2 | 2 | 0 |
ロッテの新戦力が頼もしい。20日のヤクルト戦(浦添)で沖縄本島での練習試合4戦が終了。ドラフト1位の松川虎生捕手(18=市和歌山)は「6番捕手」で3戦連続スタメンマスク、「1番二塁」の同2位・池田来翔内野手(22=国士舘大)は4戦連続フル出場で打率5割3分3厘と、積極起用に応えている。22日からの宮崎遠征で、ポジション争いはさらに激化するが、そろって開幕1軍切符をつかむ可能性も十分にありそうだ。
池田が1番打者の適性を発揮している。1回、8球をかけて奥川から四球を奪った。初球から2球続けてファウルとし、いきなり追い込まれるも、落ち着いて見極めた。「1番二塁」として4戦フル出場し、打率5割3分3厘。OPSは1.411と力強い。
「どんどん振りに行ける打順でもあるので、僕的には起用していただいてよかったです」。
アグレッシブに振りながら、選球眼も確か。ここまで計18打席でボール球が34球。アマよりシビアとされるプロのストライクゾーンにも、「いい形で見逃していけているので」と対応している。
今後は正二塁手の中村奨が合流する。壁は高い。井口監督は「三塁を含めてポジション争いを激しく」とルーキーの起用を続ける。この日唯一のアウトは、走者を二塁に置いて迎えた打席での投ゴロだった。フルカウントからの内角球を、何とか右方向へ転がそうとする執念の進塁打だった。
ロッテの新戦力が頼もしい。20日のヤクルト戦(浦添)で沖縄本島での練習試合4戦が終了。
ドラフト1位の松川虎生捕手(18=市和歌山)は「6番捕手」で3戦連続スタメンマスク、「1番二塁」の同2位・池田来翔内野手(22=国士舘大)は4戦連続フル出場で打率5割3分3厘と、積極起用に応えている。22日からの宮崎遠征で、ポジション争いはさらに激化するが、そろって開幕1軍切符をつかむ可能性も十分にありそうだ。
松川の落ち着きぶりが際立つ。捕手として、ここまで17イニング連続無失点に導いてきたが、18イニング目の4回に2点を失った。2死一、二塁からの二ゴロで、長いイニングが終わるも、ホッと一息…にはしなかった。アウト後も、二走赤羽が本塁へ駆ける。松川は、赤羽がホームベースをちゃんと踏むかを凝視していた。
3戦連続でスタメンマスクをかぶった。前日19日にエース格の佐々木朗、小島を受けた翌日の先発投手は、緩急で勝負の佐藤奨。対話しながら、それぞれの良さを引き出した。「投手のいいところは意識しています。過去は過去で、今が大事なので」と失点は気にしすぎず、前を向いた。
目標は明確だ。「開幕1軍は僕の中でもありますし、本当に残りたいです」。まだ高校の卒業式を迎えていない有望株を、井口監督はどう見るか。「(正捕手候補として)勝負させているのか?」という問いに、迷わず答えた。
「勝負させてますよ。勝負させる位置にいるのでね。勝負させているし、他の捕手陣がそう感じているんじゃないですか」。
この日は奥川と梅野から右前打を放ち、バットでもアピール。指揮官は「(打順は)安田より上に上げてもいいくらい」と、今後の中軸起用の可能性も示唆した。正捕手候補筆頭の田村らの合流は、3月に入ってから。松川は浮足立たず、捕手としてやるべきプレーを忘れない落ち着きで、1歩1歩、進む。
ロッテのルーキーコンビが、沖縄本島での練習試合4試合でアピールを続けた。
ドラフト1位の松川虎生捕手(18=市和歌山)は3試合連続のスタメン。この日はヤクルト奥川から第1打席で中前打を放った。「すごくいい投手だと思いますし、本当にコントロールもいいし、そこをしっかりたたいていこうと思って」という一打。3回には梅野からも安打した。井口監督も「今までの捕手陣にない打撃です」と高く評価した。
ドラフト2位の池田来翔内野手(22=国士舘大)は4試合連続で1番二塁としてフル出場し、15打数8安打の打率5割3分3厘と絶好調だ。井口監督も「いつもアグレッシブにやってくれている」と存在感の大きさを認める。
開幕まで1ヶ月近くなってくる22日からの宮崎遠征でも、ともに積極的に起用されることになりそうだ。
背番号129のロッテ佐藤奨真投手(23)が先発で3回無安打無失点とアピールした。
当初は岩下大輝投手(25)が先発予定だったが、上半身のコンディション不良のため、前日夜までに変更が決定。佐藤奨は「いつ来てもいいような心の準備はしてたので、言われた時は嬉しかったというか、やっとチャンスが回ってきたという感じでした」と、意気に感じて投げた。
専大から20年育成ドラフト4位で入団した左腕。大学当時から直球は130キロ台が主で、この日も最速は134キロだった。スローカーブにカットボール、チェンジアップを混ぜ、タイミングもずらしながら、持ち味とする「奥行き」で勝負した。
19日にはチームメートの佐々木朗希投手(20)が163キロの直球を投げたばかり。佐藤奨からすれば「アニメみたいな夢のような数字ですね」という。球速については「半分諦めているので」と苦笑いし「他のところでやっていこうかな」と己を磨いていく。
個性を存分に生かす左腕の好投を、井口資仁監督(47)もたたえた。
「緩急つけてうまく投げてくれたなと思います。支配下目指してやってもらいたいところですし、こういう投球をしてくれれば当然ローテーションの候補にもなってくると思いますので」。
まずは最初のチャンスをものにした。
ロッテは沖縄・糸満市を拠点にしたA組(1軍)の2次キャンプをこの日で打ち上げた。
22日からは宮崎市内でソフトバンク、オリックスと計3試合を行う。宮崎遠征からは中村奨吾内野手(29)らが合流予定。井口資仁監督(47)はこの日「恭大も合流します」と、藤原恭大外野手(21)も宮崎合流予定のメンバーに入っていることを明かした。
ロッテは20日、オリジナルキャンピングカー「マリーンズキャンパー」の受注販売を行うことを発表した。キャンピングカービルダーのホワイトキャンパー(株式会社ホワイトハウス)が取り扱う。
ベース車両となるホンダN−VANに本格的キャンピングカーの要素を盛り込んだ特別仕様車で、オーナーのスタイルにあった装備をオプションプランから組み合わせることができる。
販売モデルの1つ「マリーンズキャンパーPOP Cabin」は特殊構造のポップアップルーフを架装することで、軽自動車ながら大人4人が寝ることのできるモデル。マリーンズイニシャルマーク(Mロゴ)のエンブレム、ピンストライプの車体ラッピング、マリーンズカラーのブラックでデザインされた家具など、内装から外装まで車両全体がマリーンズデザインとなっている。
車両本体価格は356万2900円から532万4000円(税込み、各種オプション費用別、POP Cabinモデルはガソリン2WD車の場合、税込508万900円)。詳細や問い合わせはホワイトハウスキャンパー公式ホームページにて。
ロッテのドラフト1位・松川虎生(こう)捕手(18)=市和歌山高=が20日、ヤクルトとの練習試合(浦添)に「6番・捕手」で先発し、3打数2安打と結果を残した。
「開幕1軍に残りたいです。これからも勝負は続くので、一瞬一瞬の勝負をしっかり勝ちきれるようにやりたいです」。
1回はしぶとく右前に運び、次打者・佐藤都の中越え3ランを呼んだ。3回にも逆方向に技ありの右前打。練習試合は4試合に出場し、打率.400(10打数4安打)をマークした。
3試合連続でスタメン出場。試合後の復習と予習で約1時間、構え方やブロッキングなどの映像を目に焼き付けている。「日々、勉強して次につなげたい」と貪欲だ。
井口監督は「最初は経験を積ませていたが、(開幕1軍に向けて)勝負させている。他の捕手陣がそう感じていると思う。しっかりとゲームを作れるし、打撃も捕手陣にない打撃です」と高評価。新人の猛アピールは続く。
D2位・池田(国士舘大)が、4打数3安打、1四球。4回は左翼に二塁打。6回と8回はいずれも左前打を放ったが「しっかり芯で打っていない。150キロを超える直球のアプローチを修正しなくては」と課題を掲げた。練習試合は4試合全て「1番・二塁」で先発し、打率.533。井口監督は「彼は常に積極的で、本当にしっかり打って出塁している」と目を細めた。
ロッテが20日、オリジナルキャンピングカー「マリーンズキャンパー」(税込み323万2900円以上)をホワイトハウスキャンパー(株式会社ホワイトハウス)から販売開始したと発表した。
ベース車両はホンダN−VANで、本格的な要素を盛り込んだ特別仕様車。特殊構造のポップアップルーフを装備し、軽自動車ながら大人4人の就寝が可能だという。各種オプションの追加で価格は異なる。
詳細や問い合わせは、ホワイトハウスキャンパー公式ホームページより。
ロッテのドラフト1位の松川虎生(こう)捕手(18=市和歌山)が20日、沖縄・浦添で行われたヤクルトとの練習試合に「6番・捕手」で先発出場。初回に昨季9勝の奥川から右前打を放つなど2安打を記録し、最大12メートルの強風に苦しむ投手陣を5回まで粘り強くリードした。これで実戦4試合で打率.400とし、守備も計19イニングで、この日の3失点のみ。将来の正捕手候補は目標の開幕1軍に向け、アピールを続けている。
とても18歳とは思えない。1メートル78、102キロの巨体だけでない。捕手らしい洞察力も松川の武器だ。初回に2点を先制し、なお2死一塁。甘く入った奥川の直球を右前に落とした。
「奥川さんは真っ直ぐが速い。タイミングが大事になる中で積極的に振りにいきました。逆方向をちょっとだけ意識して、詰まりながらも打てました」。
昨季9勝でヤクルト日本一の原動力にもなった2歳上の奥川は先頭から3者連続で四死球と制球に苦しんでいた。それでも昨季は105イニングでわずか10四球。当然、データも把握し「制球がいいので、そこをしっかり叩こう」と考えた。読みは的中する。1ストライクから続けて甘く入った直球を快打。3回も梅野のフォークを右前に運んだ。実戦4試合目で初のマルチ安打。通算10打数4安打で打率.400と文句なしの打棒を披露している。
守備でも3試合連続で先発マスク。最近まで高校生だった18歳が前日の日本ハム戦では佐々木朗の163キロを平然と受け、2回無失点に導いた。この日の先発・佐藤奨は育成で直球が130キロ前後の技巧派左腕。変化球を交えるなど巧みにリードし3回無安打無失点の好投を引き出した。
試合前後の映像での予習と復習が日課。「構え方を見て、次につなげています」と言う。新人の存在はチーム全体に刺激も与える。井口監督も「最初は経験と思っていたが勝負させる位置にいる」と評し「これから(実績のある)柿沼、田村が合流してくる。ここから勝負」と期待する。
この日で石垣島、糸満と続いたキャンプも終了。21日からの宮崎遠征にも同行する松川は「充実した時間を過ごせた。開幕1軍は僕の中にあるし本当に残りたい」と力を込める。開幕マスクも含めた1軍争いはここから激化していくが、負けるつもりはない。
20歳の佐々木朗と18歳の松川がバッテリーを組めば2人合わせて38歳(佐々木朗は11月3日、松川は10月20日が誕生日)。合計年齢が40歳を下回るのはシーズン途中の消化試合などで実現することもあり、10代バッテリーも00年以降に3例あるが、仮に佐々木朗と松川が開幕戦で先発すれば2リーグ制後では58年4月5日の東映の牧野伸と山本八郎の40歳(ともに20歳)を超えて最も若くなる。なお、1リーグ時代には39年3月18日の南海戦で川上哲治(18歳)と吉原正喜(20歳)の熊本工コンビが計38歳のバッテリーを組んでいる。
ロッテは20日のヤクルトとの練習試合(浦添)で、沖縄本島での日程を終えた。21日に宮崎入りし、石垣島、糸満を拠点に張った春季キャンプも打ち上げとなった。
この日、先発予定だった岩下はコンディション不良のため登板を回避し、2軍に相当するB組に合流。井口監督は「ちょっと(上半身に)違和感があるので、石垣島に戻した。たいしたことはないので、登板を1回飛ばすぐらい」と説明した。
一方で大役で登板した佐藤奨については「緩急をうまくつけて、3回をしっかりと投げてくれた。こういう投球をしていれば、当然、ローテーション候補になる」と評価。育成2年目の左腕が支配下登録へ大きくアピールした。
また、石垣島で残留調整していた藤原、中村奨、藤岡らが宮崎から再合流する。
ロッテの育成2年目左腕・佐藤奨真投手が20日、ヤクルトとの練習試合(浦添)で3回無安打無失点と、四球による走者を1人許すだけの好投を演じた。
「最初の方はちょっと緊張したけど、3回を何とか抑えられてホッとしています」。
当初、岩下が先発予定だったが、コンディション不良で登板回避。突然回ってきた先発だったが「そういうチャンスを待っていたというか、いつ来てもいいような心の準備をしていた。やっと回ってきたという感じです」と、完璧な結果を残した。
この日の最速は135キロだった。決して速くない直球だが、カーブで緩急を付け、チェンジアップで奥行きを生かし、カットボールでボールを微妙に動かした。
「真っ直ぐがいいところに決まっていたので、それでカーブも真ん中とかだったが、相手が見逃してくれたりしたので、自分のリズムで投げることができた」。
前日には、佐々木朗が日本ハムとの練習試合で163キロを計測。球速への意欲について、専大出身の23歳は「半分諦めているというか、そこまで自分にも期待してないので」と、独自の投球術を磨いて、支配下登録を目指していく。
ドラフト1位・松川虎生捕手は「6番・捕手」で出場し、3打数2安打と高卒ルーキーながらも自身初のマルチ安打をマークした。
初回に奥川から右前打を放つと、3回にも2番手・梅野から右前打を記録した。
「奥川さんは真っ直ぐも速い。多分、インコースだったと思うんですけど、詰まりながら打てた。2本目は追い込まれていたので、自分のポイントまで引きつけて打とうとした」。
一方で、「1番・二塁」で出場したドラフト2位・池田来翔内野手は自身2度目の3安打固め打ち。ここまで実戦4試合で15打数8安打、打率.533。「結果を出せて良かったけど、改善する部分や足りない部分はある。そういうところを次に生かしていきたい」と貪欲だった。
ロッテは20日、ヤクルトと練習試合(浦添)を行い、打線が序盤から大爆発した。
初回、奥川から3者連続四死球で無死満塁とし、山口の遊ゴロ、安田の犠飛で2点を入れると、さらに2死一、三塁から佐藤都がバックスクリーンへ3ランを放った。中堅手・塩見のグラブをはじいてスタンドインする珍プレーとなった。
2回にも先頭・茶谷が右前打を放ち、ここで奥川をKO。2回を終わった時点で7−0と大きくリードした。
ロッテはオリジナルキャンピングカー「マリーンズキャンパー」の受注販売がキャンピングカービルダーのホワイトハウスキャンパー(株式会社ホワイトハウス)から開始したことを発表した。
「マリーンズキャンパー」はベース車両であるホンダN−VANに本格的キャンピングカーの要素を盛り込んだ特別仕様車であり、オーナーそれぞれのスタイルにあった装備を充実したオプションプランから組み合わせることができる。大人の遊び心をくすぐる仕様となっている。
販売モデルの1つである「マリーンズキャンパーPOP Cabin」は特殊構造のポップアップルーフを架装することで軽自動車ながら大人4人が寝ることのできるモデルで、マリーンズイニシャルマーク(Mロゴ)のエンブレム、ピンストライプの車体ラッピング、マリーンズカラーのブラックでデザインされた家具など、内装から外装まで車両全体がマリーンズデザインとなっている。
問い合わせはホワイトハウスキャンパー公式ホームページ。
ロッテの育成2年目・佐藤奨真投手(23)が20日、練習試合・ロッテ戦(浦添)に先発。90キロ台のスローカーブなど緩急を生かした投球で3回を無安打無失点に抑え、支配下登録へアピールした。
前日の日本ハム戦(名護)で160キロ台を連発した佐々木朗とは“対極”ともいえる技巧派。「半分諦めている」という球速は最速135キロながら、スローカーブにカット、チェンジアップを散らして打者のタイミングを狂わせた。
コンディション不良で先発を回避した岩下の代役だったが、「心の準備はしていた。やっとチャンスが回ってきた」と気合を込めた33球。キャンプB組(2軍)スタートから着実にステップアップしている背番号129は「ここからが勝負だと思ってます」。貴重な左腕の台頭に井口監督も「支配下を目指してやってもらいたい。こういう投球をしてくれたら、当然ローテーションの候補にもなってくる」と期待を寄せた。
ロッテは初回に佐藤都志也捕手がヤクルト・奥川から3ランを放つなど5点を先取し、計15安打8得点で快勝。沖縄本島での練習試合を通算2勝2分けで終えた。
前日の日本ハム戦(名護)は5安打1得点と当たりが止まっていただけに、井口資仁監督は「昨日ちょっと消極的だったので、今日は積極的にいこうということで、みんなしっかり振ってくれたと思う」と満足そう。
6番・捕手で出場したドラフト1位の松川虎生捕手(市和歌山高)が2安打、1番・二塁で出場した同2位・池田来翔内野手(国士舘大)が3安打とルーキーが躍動。指揮官は「松川は投手陣もしっかり引っ張っていってくれている。池田はいつもアグレッシブにやってくれている。小技が効く打者で、色んな役割ができて貢献してくれる感じがある」と、改めてシーズンでの活躍を期待していた。
ロッテは20日、オリジナルキャンピングカー「マリーンズキャンパー」の受注販売をキャンピングカービルダーのホワイトハウスキャンパー(株式会社ホワイトハウス)で開始したと発表した。
「マリーンズキャンパー」はベース車両であるホンダN−VANに本格的キャンピングカーの要素を盛り込んだ特別仕様車。販売モデルの1つである「マリーンズキャンパーPOP Cabin」は特殊構造のポップアップルーフにマリーンズイニシャルマーク(Mロゴ)のエンブレム、ピンストライプの車体ラッピング、マリーンズカラーのブラックでデザインされている。車両本体価格は356万2900円から532万4000円(税込、各種オプション費用別)。詳細や問い合わせはホワイトハウスキャンパー公式ホームページで。
ルーキー2人が打撃でアピールした。ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(18)=市和歌山=と、同2位の池田来翔内野手(22)=国士舘大=が練習試合・ヤクルト戦(浦添)でともに複数安打をマークした。
松川は「6番・捕手」で先発し、初回は奥川から中前打。3回は梅野の落ちる球を右前へ。実戦で通算11打数4安打の高卒新人は「開幕1軍は僕の中にも(目標として)ある。本当に残りたい」と力を込める。井口監督も「最初は経験(のための1軍)と思っていたが、勝負させる位置にいる」と評価した。
「1番・二塁」で先発した池田は3安打で、実戦は通算15打数8安打、打率.533。打力を示したが、守備では8、9回に失策を犯した。「次の試合に生かしていけたら」と反省を忘れなかった。
ロッテは20日、オリジナルキャンピングカー「マリーンズキャンパー」の受注販売がキャンピングカービルダーのホワイトハウスキャンパー(株式会社ホワイトハウス)から開始したと発表した。
「マリーンズキャンパー」はベース車両であるホンダN−VANに本格的キャンピングカーの要素を盛り込んだ特別仕様車。オーナーのスタイルにあった装備をオプションプランから組み合わせることができる仕様となっている。
販売モデルの1つ「マリーンズキャンパーPOP Cabin」は特殊構造のポップアップルーフを架装することで軽自動車ながら大人4人が寝ることのできるモデル。マリーンズイニシャルマーク(Mロゴ)のエンブレム、ピンストライプの車体ラッピング、マリーンズカラーのブラックでデザインされた家具など、内装から外装まで車両全体がマリーンズデザインとなっている。
「マリーンズキャンパー」の詳細は次の通り。
車両本体価格:356万2900円から532万4000円(税込、各種オプション費用別、本文記載の「POP Cabin」モデルはガソリン2WD車の場合、税込508万900円)。
マリーンズキャンパー特別装備:千葉ロッテマリーンズ車体スペシャルラッピング&塗装、ポップアップルーフのテント部分を専用カラー&プリント(オプション)、内装特別デザイン(家具、プライバシーカーテン、スライド&リヤゲートネット他)。
基本主要装備:POP−UPルーフ、POP−UPルーフ専用家具&ベッド、全窓プライバシーカーテン、室内照明、ドライブレコーダー、エア・ヒーター、サブバッテリー、CTEK昇圧走行自動充電システム、DC室内ソケット。
決して順風満帆でたどり着いたドラフト1位ではない。プロ2年目を迎えたロッテの鈴木昭汰投手は、茨城・常総学院高時代に挫折も味わった。悔しさを噛み締める姿を間近で見ていたのは、野球部の部長だった松林康徳氏。左腕の成長へとつながった“落選劇”を振り返り、最高峰の舞台で奮闘する教え子にエールを送る。 「無理していたとは思いますよ。プロ、プロって公言することで、気持ちを保っていたんじゃないかな」。
当時の鈴木は、少し背伸びをしているように見えた。土浦霞ヶ浦ボーイズ時代に全国大会で準優勝し、侍ジャパンU-15代表にも選出された。地元の名門・常総学院高に進学し、1年秋からエースとして選抜8強に貢献した。翌年も2年連続で選抜に出場し、2016年には夏の茨城大会も制覇。3度目の甲子園出場は順調そのものにも思われたが、3年夏の甲子園期間中に松林氏にかかってきた1本の電話が、鈴木の人生を大きく変えた。
「花輪くんが、第1選考で選ばれました」。U−18代表の選考委員からだった。呼ばれた名前は、三塁を守っていた花輪直輝。鈴木は第1選考も通らなかった。「つい聞き返しちゃいました。『え?昭汰は?』って」。当時の代表には、千葉・木更津総合高の早川隆久(現楽天)を筆頭に、広島新庄高の堀瑞輝(現日本ハム)、大阪・履正社高の寺島成輝(現ヤクルト)と好左腕が揃っていた。鈴木は2年の冬に左肩を怪我していたこともあり、選考から漏れた。
本人に報告するか迷ったが「いずれ分かることですしね。落ち込んで言っても仕方ないと思った」と松林氏。「昭汰、お前候補に入っていなかったぞ」と伝えると「え?もう1度確認してください」と、納得いかないといった表情で聞き返してきた。
目に見えて落ち込んでいるのが分かる。ただ、元々負けん気の強い男。落選を伝えた次の試合は、8強をかけた3回戦で、奇しくも相手は寺島を擁する履正社だった。鈴木は試合前、報道陣にこんな言葉を発した。
「勝てる投手は誰か証明したい」。
強気の本人とは裏腹に、報道陣の後ろで見ていた松林氏は焦った。「ヒヤヒヤしましたよ」。この発言が全国に広まることで、様々な捉え方をされてしまうリスクもある。もし打たれたり、負けたりしたら、批判される可能性もあった。
しかし、鈴木は有言実行してみせた。履正社打線に13安打を浴びながら、4失点で完投勝利。寺島に投げ勝ち、常総学院を3年ぶりのベスト8に導いた。
その後も、鈴木は“高卒プロ”を目指し、メディアにも公言した。しかし、スカウトからの評価が高くないことを知っていた野球部の佐々木力監督が大学進学を提案。ギリギリまで悩み抜いた結果、プロ志望届を提出せずに法大へ進学した。決断に至った思いを、松林氏は推し量る。
「このままプロに入るのは無理だって分かっていたと思います。気持ちが切れないように言い続けていたんじゃないかな。大学進学でもいいやって思うと、頑張ってきたものがプツッと切れてしまう」。
2年の冬に左肩を故障し、U−18代表からも漏れた。それでも、周りが作った“鈴木昭汰”の期待に応えないといけない−。「無理していたんじゃないかな」と振り返る。
それから4年後。鈴木はドラフト1位という最大限の評価を得てプロの門を叩いた。1年目の昨季は先発、中継ぎをこなし、23試合に登板。初勝利を挙げ、1勝4敗、防御率4.08だった。「可愛いやつだから。さらに活躍して欲しいですね」。高校時代、幾度の苦労を乗り越えてきたのを見てきた。松林氏は優しい眼差しで、教え子の活躍を願った。
現役時代5年連続2桁勝利を挙げ、2005年のリーグ優勝・日本一に“エース”として貢献し、現役引退後は2年間投手コーチを務めたロッテOBの清水直行さんに“7つのテーマ”でロッテ投手陣について語ってもらう最終回は、“教え子達の現状をどう見ているか?”だ。
清水さんは18年に1軍投手コーチ、19年は2軍投手コーチと2年間で、1軍と2軍の両方のコーチを経験した。2軍投手コーチを務めていた19年には、若手投手が清水さんにアドバイスをもらいにいく場面を何度も見てきた。
清水さんが退団後、指導してきた若手投手でいえば小島和哉が昨季2桁勝利をマークし、当時故障で悩んでいた佐々木千隼はセットアッパーのポジションを掴み、東妻勇輔もリリーフで何度も火消しするなど、1軍に定着した。
「小島は2桁勝利するのに、もう少しかかるかなと思いましたが、しっかりブレイクしてくれました。数年は、7勝、8勝止まりで苦労するかなと思っていたが、2桁勝てたことで、何か掴んだのかなというのはあるのかなと。元々は四球で崩れていたタイプ。四球が減ってきたところと、打たれ強くなってきたところが評価できるところです」と、小島の成長に目を細めた。
「東妻、中村稔弥は、ベース付近の球の強さはある。あとは、高さ、コースだと思う。そこをきっちり自分の課題として、もう1つ球を低く投げていくのか、ベースを広く使っていくのか、課題を明確にしてやっていかないと」と語った。
期待の若手が増えてきた中で、“期待の若手”から“1軍の戦力”になるためにはどんなことが必要になってくるのだろうか−。
「まず1番は結果なのですが、何が必要かと言われたら、その試合でのパフォーマンスでしょうね。1軍の首脳陣に惹きつける何か、球のスピード、闘争心、球の高さなのか、武器になるものはスピードだけではない。そういったところが必要だと思います」。
「また1回だけではなくて、2回、3回と、継続して安定的な力が出せるか、そこが大事。しっかりと自分のパフォーマンスを発揮する中で、1軍の戦力になっていくことが重要です。そこは若いとか関係ない。若くてもある程度、ここまでやってほしいところをやってくれるレベルに対して、背伸びをせず、今できることを首脳陣が見たら分かっています」。
「例えば、八木、廣畑を例にすれば、打たれる、打たれないというところよりはある程度、バッターに対してこういうボールで勝負して欲しいというのはあると思うんですよ。光るものがあってドラフトで指名されてきている。他者と勝負していく中で、結果が出てくると思う」。
最後に、リーグ優勝を目指すロッテ投手陣に向けて「143試合、9イニングというイニングを全員で投げていく。イニングをみんなで投げていく中で、試合の勝ちに1人でも多く貢献して、そのアウトがチームの勝ちに繋がる。なるべく失点を減らしていけば、自ずといい結果は出て来るんじゃないかなと思っています。チームなので励まし合って、厳しいことを言い合いながら頂点を目指して欲しいなと思います」とエールを送った。