ロッテ佐々木朗希投手(20)の今季2度目の登板が、26日練習試合の西武戦(高知・春野)になることが決まった。21日、井口資仁監督(47)が明かした。先発で3イニング程度を投げるとみられる。
19日の日本ハム戦(名護)から中6日での登板になる。プロ2年目の昨年は3月12日に実戦初登板を果たし、中10日で2度目のマウンドを踏んだ。1軍で初めて中6日を経験したのは、7月下旬のエキシビションマッチでのこと。フルシーズンでの先発登板を目指す今季は、最初から中6日にチャレンジする。
19日はいきなり自己最速タイの163キロを投げた。気温20度の名護から15度前後の高知へ。井口監督も「ここからまたイニングが増えてきますし、寒くなったりすると調整の仕方も」と話すなど、試合感覚を高めることが最優先になる。高知での西武2連戦では小島和哉投手(25)も登板する。ちょうど開幕1ヶ月前の時期。左右両腕での開幕投手争いも注目される中で、シーズンへの準備を黙々と進めていく。
米メディア「ファンサイデッド」が20日、日本プロ野球(NPB)のロッテに所属する佐々木朗希投手(20)について、その剛腕ぶりを紹介。メジャー移籍するとしてもまだ先の話だとしつつ、「佐々木朗希という名前は覚えておくべき」と報じた。
記事では、日本での成功を土台にメジャー進出を目指す選手が次々と生まれている現状に触れ、数多くの才能ある選手にとってNPBは良い成長の場になっていると紹介。2019年にドラフト1位指名でロッテに加入した佐々木については大船渡高時代から「すでに複数のメジャー球団からかなりの注目を浴びていた」とし、メジャー球団の組織に入って力を試すかと思われた時期もあったと述べた。
同メディアは、佐々木が国内高校生史上最速の163キロを計測した点に触れ「これほどの球速が出せる投手であれば、どの国の出身であれ、注目を浴びるのは確実」とコメント。さらに同投手が昨季NPBで63回1/3を投げ、68三振、防御率2.27、四球わずか16だったという事実に着目し、「その能力は前評判をはるかに上回るものだった」と評価した。
同メディアはさらに、佐々木が19日の練習試合で自己最速タイの163キロをマークしたという情報も素早くキャッチ。「先発投手がシーズンのどの時期にこの数字を出してもインパクトがあるのは当然だが、この年齢で、しかも2月中旬という時期にこれほどの球を投げられるというのは、とんでもないことだ」と感嘆。同投手が海外フリーエージェント(FA)権を取得するには累計9年を要する点に触れ、「今すぐメジャーに来るという訳ではないだろうが、エネルギッシュな速球とポテンシャルを考えれば、佐々木朗希という名前は覚えておくべきだろう」とつづった。
プロ野球は、12球団の新型コロナワクチン3回目の接種を、早ければ今週末から開始する。
21日の臨時12球団代表者会議で、各球団の準備状況が確認された。早い球団は今週末に開始。球団の関連会社の職域接種も利用しながら、3月中旬をメドに全球団が3回目接種を終えるよう、準備を進める。
接種するか、どうかは個人の判断となる。ただ、日本野球機構(NPB)の井原事務局長は「判断に資するよう、ワクチン接種の重要性について、それぞれの球団が、それぞれの選手に説明していく」と話した。この日の午前中に行われたJリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議でも、専門家から3回目接種の重要性を説く意見が出ていた。
ロッテは21日、「ALL FOR CHIBA」ユニホームをリニューアルすると発表した。
千葉県のために戦う日「ALL FOR CHIBA」イベントが開催される公式戦12試合で着用される。今季の千葉移転30周年に合わせ、刷新される。4月15日の日本ハム戦(ZOZOマリン)がお披露目となる。
新しいCHIBAユニホームはグレーが基調で、ホームの白、ビジターの黒のレガシーを継承している。左胸には、92年の移転当時のキャップに採用されていたCLMロゴが現代的に再構築された。
安田尚憲内野手(22)は「力強さを感じさせるユニホームだと思います」と、山口航輝外野手(21)は「一言でカッコいい。メジャーリーグのユニホームみたいだなというのが第一印象です」と、小島和哉投手(25)は「大人っぽい雰囲気の印象を受けました」とそれぞれコメントし、新たなCHIBAユニホームを着ての活躍を誓った。
日刊スポーツ新聞社のプロ野球選手名鑑が17日、今年も発売された。
ロッテ佐々木朗希投手(20)の紹介文はいつも迷ってしまう。書くのに時間がかかる。
去年は「きっと想像を超えてくる球威とデジタル表示は、何千何万もの新たな目撃者達をどれほど興奮させるだろうか。マウンドに立てばいつ日本記録が生まれてもおかしくない」と書いた。
今年は「旧来の常識ではなく新時代の物差しで測るべき投手。中6日のフルシーズンを見据える今季、たたき出す数字や数値に夢が詰まる」と書いた。
2年続けて、世に出てから「盛りすぎたかな…」とも思ったが、やっぱりこの投手は想像を超えてくる。19日、練習試合・日本ハム戦(名護)。2022年の打者への第1球で、161キロを投げた。
沖縄・名護は気温20度とはいえ、まだ2月の半ば過ぎ。誰がその1球目に、プロ入り後最速の直球を投げると想像できるだろうか。しかも佐々木朗本人は前日に「試合感覚などを確かめながら丁寧に投げたいと思います」とコメントしていた。不意打ちの1球に「おうっ…」と自分でもよく分からない声が出た。
擬音語のザワザワが本当にザワザワと聞こえるようなスタジム。160、161…と何度も続けば、十分すぎるほどの観測気球だ。自己最速タイの163キロ。拍手は起きたものの、思ったほど大きいものではなかった。場の全員が圧倒されていた。
球団のスピードガンでは最速156キロだった。球場の機器がやや甘めだった可能性はある。とはいえ、明らかに空気を支配した。去年の夏、五輪中断期間で明らかに球威が増し、このオフも体が大きくなった。練習計画を立てることを「自分の中でもすごく好きな時間」と口にしたことがある。充実の証拠が、いきなり数字と空気感に表れた。
この1年間、本当に、いつどんな球が投じられても不思議ではない。前回の163キロから今回まで、1050日の月日が過ぎた。次の「163」は何日後だろう。投手の価値は球速だけではないと十二分に分かっていながら、佐々木朗希の球速だけはどうしても気になってしまう。
プロ野球の12球団代表者会議が21日、オンラインで開かれ、各球団が新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を3月中旬までに終えるように準備を進めていることを確認した。
12球団はキャンプ期間中、PCR検査や抗原検査を用いた週2回のスクリーニング検査を行っている。20日現在で監督、コーチ、選手、球団スタッフの陽性判定が25件、27人あり、既に20人が復帰していることが報告された。1月の自主トレ期間中の発生は97件、138人だった。
「まん延防止等重点措置」が20日をもって解除された沖縄県では今後、検査は週2回から週1回に減るが、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「キャンプの最終週なので実務的に影響はない。キャンプ後は『まん防』が出ている地域は月2回など、ガイドラインに沿って検査を行う」と説明した。
会議に先立って開かれた第49回新型コロナウイルス対策連絡会議では、感染拡大防止策として、感染症の専門家からマスクの着用と週1、2回の検査に加え、早い段階での3回目のワクチン接種の重要性が説かれた。
ロッテが21日、千葉移転30周年を記念して、千葉県のために戦う日(計12主催試合)に着用するユニホームをリニューアルすると発表した。
日程は4月15〜17日の日本ハム戦、5月17〜19日の楽天戦、6月24〜26日のオリックス戦、9月2〜4日のオリックス戦(全てZOZOマリンスタジアム)。
小島和哉投手(25)は「グレーを基調としており、大人っぽい雰囲気の印象を受けました。このユニホームを着てマウンドに上がり、勝ち投手になれるように頑張ります」。
安田尚憲内野手(22)は「力強さを感じさせるユニホームだと思います。歴史の重さとともに洗練されたデザインで、今からこのユニホームでプレーをするのが楽しみです」。
山口航輝外野手(21)は「一言で格好いい。メジャーリーグのユニホームみたいだなあというのが第一印象です。このユニホームで早くプレーをしたいです」とコメントした。
19日の日本ハム戦で自己最速タイとなる163キロを記録したロッテの佐々木朗の次回登板が、26日の西武との練習試合(高知・春野)に決まった。那覇から宮崎入りした井口監督が「高知で投げます。中6日で行くと思います」と明かした。
昨季は間隔を空けながらの登板で3勝2敗、防御率2.27をマークしたが、中6日は1度だけ。今季はフル回転を期待されている。また、昨季チームトップの10勝を挙げた小島についても、指揮官は「高知だったと思う」とし、開幕投手候補の2人にとっては大事な投球となる。
ロッテは千葉移転30周年となる今季、「CHIBAユニホーム」を「ALL FOR CHIBAユニホーム」としてリニューアルすると発表した。
千葉県のために戦う日「ALL FOR CHIBA」として開催される12試合で着用。4月15日の日本ハム戦(ZOZOマリン)がお披露目となる。
グレーが基調のデザインで、左胸には「CLM」のロゴを採用。山口は「メジャーリーグのユニホームみたい」とうれしそうにコメントした。
プロ野球の斉藤惇コミッショナーは21日、新外国人選手の早期入国を改めて要望した。Jリーグと合同で設置した新型コロナウイルス対策連絡会議後に会見。今月末までは外国人の新規入国は原則禁止されており「3月1日になれば(政府に)早急に考慮していただきたい。細かいことはスポーツ庁に下りてくると思うので、(NPB)事務局が詰めていく」と話した。
16日にはJリーグの村井満チェアマンと官邸を訪れ、岸田首相に外国人選手の家族も含めた入国規制の緩和を要望。首相は17日に水際措置緩和を発表し、現在は1日3500人入国者総数の上限を、3月から5000人に引き上げるとしている。
午後に開催された臨時12球団代表者会議では、3月中旬をメドに全球団が3回目接種を終える方針を確認した。Jリーグと協力して国民へ接種を働きかける啓発活動は1、2回目と同様に継続する方針。接種するかどうかは個々の判断に委ねられているが、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「ワクチン接種の重要性について、それぞれの球団がそれぞれの選手に説明していく」と話した。
千葉移転30周年となる今季から、CHIBAユニホームを「ALL FOR CHIBA(オール・フォー・チバ)ユニホーム」としてリニューアルすることを発表した。
千葉県のために戦う日「ALL FOR CHIBA」として地域振興イベントが開催される主催公式戦計12試合で着用し、4月15日の日本ハム戦(ZOZOマリン)がお披露目となる。
グレーをまとった新しいデザインは、白のホーム、黒のビジターユニホームのレガシーを継承。鼓動を感じる左胸には、新しいCLMロゴを採用した。92年の移転当時のキャップに採用されていたCLMロゴを、現代的に再構築した。
新たな戦闘服の発表に、安田は「力強さを感じさせるユニホームだと思います。歴史の重さと共に洗練されたデザインで今からこのユニホームでプレーをするのが楽しみです」とコメントし、山口は「一言でカッコいい。メジャーリーグのユニホームみたいだなあというのが第一印象です。このユニホームで早くプレーをしたいです」と感想を口にした。
また、小島は「グレーを基調としており、大人っぽい雰囲気の印象を受けました。このユニホームを着てマウンドに上がり勝ち投手になれるように頑張ります」と新ユニホームでの勝利を早くも宣言した。
「ALL FOR CHIBAユニホーム」は、12年に作られた白地に「CHIBA」と胸に表記したCHIBAユニホームから始まり、16年にはユニホームの色が千葉県公式マスコットキャラクター「チーバくん」の赤と移転当時のチームカラーであるサンライズピンクを掛け合わせた「サンライズレッド」に変更された。17年、20年と2度のマイナーチェンジを行っている。
プロ野球の斉藤惇コミッショナーは21日、各球団の新外国人選手の早期来日をあらためて関係各庁に呼びかけた。
16日にはJリーグ・村井満チェアマンと首相官邸を訪れ、岸田文雄総理に両団体の新外国人の早期来日を要望。総理から「善処します」との回答を得ていた。
斉藤コミッショナーはこの日、新型コロナウイルス対策連絡会議に出席。選手や関係者に
で各チーム内の感染拡大を防ぎ、観客を出来る限り収容しての公式戦を実施したいと力説した。その上で「2月中は(政府による外国人入国の水際対策強化が)適用されているが、3月1日になれば早急に来日を考慮していただきたい。外国人選手の家族も含めて、スポーツ庁にはぜひ早急にとお願いしています」と話した。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が登板間隔のリミッターを解除してエース級の調整を進めることが21日、決まった。今季初実戦となった19日の練習試合・日本ハム戦(名護)で最速163キロを計測して2回無失点と好投。井口監督は次回登板について中6日かと問われ「と思います。高知で投げます。朗希に関しては」と26日の練習試合・西武戦(高知・春野)に先発する方向であると明言した。
2年目の昨年は5月にデビューし、球団方針で中10日以上の間隔を空けながら先発。10月14日オリックス戦(京セラD)にプロ初の中6日で先発し、6回無失点で白星を挙げた。これが唯一の中6日だった。シーズントータル11登板で3勝2敗、防御率2.27。パ最年少20歳0か月でCS初戦(楽天戦)に先発し6回1失点、10奪三振でチームの勝利に貢献し、着実に階段を上った1年となった。
そんな怪物について、井口監督はオフから「来季は1年間先発ローテで回ってもらわなくちゃ困る。その中で結果を出すのが彼の課題」と話すなど、年間フル回転を期待。朗希はそれに応えるように今キャンプ序盤から順調に調整を進めていった。19日の日本ハム戦で160キロ台を連発して周囲を驚かせ、高い制球力も見せて進化を印象づけた。
井口監督は「イニングをまたどんどん増やしていってもらう感じです」と話していて、中6日で26日の西武戦先発が実現した場合は3イニングとなる見込み。今後も中6日程度で登板していく。開幕投手の有力候補にも挙がる佐々木朗が春先から全快モードで準備を進める。
ロッテは22日から「球春みやざきベースボールゲームズ」に参加する。
A班は沖縄・石垣島でキャンプをスタートさせ、15日から沖縄・糸満で2次キャンプ。楽天、巨人、日本ハム、ヤクルトと計4試合の練習試合を行い、2勝2分けで負けなしだった。
A班は沖縄から宮崎に移動し、22日からソフトバンク、オリックス、西武との4球団が参加する「球春みやざきベースボールゲームズ」に参加。ロッテは22、23日にオリックス戦(SOKKEN)、24日にソフトバンク戦(アイビー)の3試合を行い、26日からは高知・春野で西武と2試合を行う日程となっている。
沖縄の練習試合4試合中3試合でスタメンマスクをかぶり計10打数4安打、打率4割のドラフト1位ルーキーの松川虎生捕手(18=市和歌山高)。同4試合で15打数8安打、打率5割3分3厘のドラフト2位ルーキー・池田来翔内野手(22=国士舘大)らフレッシュな若手が躍動している。
ロッテは21日、今年が球団の千葉移転30周年にあたることを契機とし、2021年シーズンまで着用していたCHIBAユニホームを「ALL FOR CHIBA(オール・フォー・チバ)ユニホーム」としてリニューアルすると発表した。
千葉県のために戦う日「ALL FOR CHIBA」として地域振興イベントが開催される主催公式戦計12試合で着用。4月15日の日本ハム戦(ZOZO)がユニホームのお披露目となる。
「ALL FOR CHIBAユニホーム」これまでの変更は以下の通り。
球団の千葉移転20周年を記念して2012年に作られた白地に「CHIBA」と胸に表記したCHIBAユニホームから始まり、16年にはユニホームの色が千葉県公式マスコットキャラクター「チーバくん」の赤と移転当時のチームカラーであるサンライズピンクを掛け合わせた「サンライズレッド」に変更。17年、20年と2度のマイナーチェンジを経て、11年目となる22年シーズンに「ALL FOR CHIBAユニホーム」として大幅リニューアルされる。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が、中6日で次回登板に備える見通しであることが21日、分かった。井口監督は「高知で投げます。朗希に関しては…。イニングをまた増やしてという感じになる」と、次の登板が26日に高知・春野で行われる西武との練習試合になることを示唆した。
佐々木朗は今年初実戦となった、19日の日本ハムとの練習試合(名護)に先発して2回を2安打無失点。高校時代にマークしていた自己最速に並ぶ163キロを2球記録した。1軍デビューした昨季は終盤に一度だけ中6日で先発したが、それまでは肩の状態も考慮して10日以上の登板間隔を空けて投げていた。
今春は仕上がりも早く、次回登板に向けて「細かいところはあまり気にせず徐々に自分の感覚を磨いていければ」と話しており、調整は順調。シーズンを見据え、いきなりの中6日のテストとなる。
昨季10勝の小島も、19日の日本ハム戦で2回無失点。開幕投手争いはこの2人を軸に絞られることになりそうだ。
日本野球機構(NPB)と12球団は21日、臨時の代表者会議をオンラインで開き、3月中旬までに選手らへの新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の準備を各球団で整える方針を確認した。
また、サッカーJリーグとの「新型コロナウイルス対策連絡会議」後のオンライン会見では、斉藤コミッショナーが新たに契約した外国人選手の早期入国を改めて希望。政府は必要な防疫措置を講じることを条件に新規入国を認める方向で調整している中、「3月1日になれば(政府に)早急に考慮していただきたい」と話した。
ロッテは21日、「2022年シーズン」が球団の千葉移転30周年にあたることを契機として、2021年シーズンまで着用していたCHIBAユニホームを「ALL FOR CHIBA(オール・フォー・チバ)ユニホーム」としてリニューアルすると発表した。
ALL FOR CHIBAユニホームは千葉県のために戦う日「ALL FOR CHIBA」として地域振興イベントが開催される主催公式戦計12試合で着用され、4月15日・日本ハム戦がユニホームのお披露目となる。
ALL FOR CHIBAユニホームコンセプトについて球団は「グレーをまとった新しいユニホームデザインは、白のホーム、黒のビジターユニホームのレガシーを継承しています。鼓動を感じる左胸には、新しいCLMロゴを採用。1992年の移転当時のキャップに採用されていたCLMロゴを、現代的に再構築しました。『チームのレガシーを継承して、そのプライドを胸に。』これまでで最も洗練化されたALL FOR CHIBAユニホームで、これまで以上に、ホームタウンとファンと共に、挑戦・熱狂・結束していきます」とコメントした。
安田内野手は「力強さを感じさせるユニホームだと思います。歴史の重さと共に洗練されたデザインで今からこのユニホームでプレーをするのが楽しみです」とコメント。山口外野手は「一言でカッコいい。メジャーリーグのユニホームみたいだなあというのが第一印象です。このユニホームで早くプレーをしたいです」とコメント。小島投手は「グレーを基調としており、大人っぽい雰囲気の印象を受けました。このユニホームを着てマウンドに上がり勝ち投手になれるように頑張ります」とコメントした。
「これから実戦が増える中で、結果が1番大事。どんな形でもいいので、結果でアピールできたらなと思います」。
2月12日に行ったオンライン取材で、開幕1軍を掴むため実戦で必要なことについてこのように答えたロッテのドラフト2位・池田来翔(国士舘大)が、ここまで有言実行の働きを見せている。
2月15日に対外試合が始まったが、4試合全てで『1番・二塁』で出場。15日の楽天戦こそ無安打だったが、17日の巨人戦の第1打席、先発・高橋優貴が3ボール2ストライクから投じた8球目のストレートをレフト前にはじき返しプロ初安打を放つと、5回の第3打席に堀田賢慎から右安、6回の第4打席には左の大江竜聖からレフトへ適時二塁打と、3安打1打点の大暴れ。二塁の守備でも1−0の4回2死二塁から石川慎吾が放ったセンター返しの打球に横っ飛びし、素早く二塁へ送球しアウトにした。
19日の日本ハム戦も2安打、20日のヤクルト戦も3安打と、ここまで打率は驚異の.533(15−8)だ。
バッティングに注目されがちだが、練習試合4試合を見ていると“1つ先の塁”を狙った走塁も目立つ。
17日の巨人戦では初回、3番・岡大海が左中間を破った当たりで一塁から長躯ホームインすれば、19日の日本ハム戦で初回の第1打席にセンターフェンス直撃の当たりで、センターがクッション処理にもたついている間に一気に三塁を陥れた。この日の0−0の5回2死一、三塁の場面で和田康士朗の打席中に、投手の暴投で捕手が弾いたわずかの隙に、一塁走者の池田は素早く二塁へ進塁。相手のミスから積極的に1つ先の塁を奪う姿勢を見せた。
さらに20日のヤクルト戦でも、7−0の4回無死走者なしから三塁線を破る当たりで、レフトも素早く打球処理をしていたが、池田は俊足を飛ばして二塁打に。続く2番・高部瑛斗が放ったセンター前のあたりで、センターがファンブルしている間に二塁から一気にホームインした。
ロッテはチーム全体で走塁意識が高く、“1つ先の塁”を狙った積極的な走塁で、何度も得点に結びつけてきた。そこに池田も加われば、チームにとって大きなプラスになる。
また池田にとっても、“1つ先の塁”を狙った走塁ができて、二塁と三塁の複数のポジションを守ることができるのは大きな強みとなりそうだ。打撃面で開幕に向けて投手陣の状態が上がっていったときに、しっかりと対応ができれば開幕1軍どころか、開幕スタメンも見えてくるだろう。