1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 1 | 1 | 5 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 12 |
オリックス | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 4 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 三指 | 池田 | 5 | 1 | 2 |
2 | 中 | 藤原 | 3 | 1 | 0 |
中 | 和田 | 1 | 0 | 0 | |
3 | 指 | 中村奨 | 2 | 1 | 0 |
打指 | 岡 | 2 | 0 | 0 | |
打指一 | 吉田 | 1 | 0 | 0 | |
4 | 左 | 山口 | 3 | 3 | 1 |
打遊 | 茶谷 | 2 | 0 | 0 | |
5 | 捕 | 松川 | 4 | 2 | 1 |
捕 | 佐藤都 | 1 | 0 | 0 | |
6 | 一三 | 安田 | 3 | 2 | 1 |
7 | 右 | 部 | 5 | 3 | 2 |
8 | 二 | 福田光 | 3 | 2 | 4 |
9 | 遊 | 小川 | 2 | 1 | 1 |
左 | 山本大斗 | 2 | 1 | 0 | |
計 | 39 | 17 | 12 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 三 | 野口 | 2 | 0 | 0 |
三 | 大里 | 2 | 0 | 1 | |
2 | 中 | 渡部 | 3 | 0 | 0 |
右 | 佐野如 | 2 | 1 | 0 | |
3 | 遊 | 紅林 | 5 | 1 | 1 |
4 | 二 | 太田 | 4 | 0 | 0 |
5 | 一 | 頓宮 | 2 | 0 | 0 |
打一 | 大下 | 1 | 0 | 0 | |
6 | 右左 | 来田 | 2 | 0 | 0 |
打左 | 平野大 | 2 | 1 | 1 | |
7 | 指 | 池田 | 3 | 1 | 0 |
8 | 左 | 山中 | 2 | 0 | 0 |
右中 | 佐野皓 | 1 | 1 | 0 | |
9 | 捕 | 若月 | 1 | 1 | 1 |
捕 | 福永 | 1 | 0 | 0 | |
計 | 33 | 6 | 4 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
二木 | 3 | 1 | 0 |
本前 | 3 | 0 | 0 |
土肥 | 1 | 1 | 1 |
東妻 | 2 | 4 | 2 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
本田 | 3 | 9 | 7 |
阿部 | 1 | 2 | 0 |
宇田川 | 1 | 2 | 2 |
佐藤 | 2 | 3 | 3 |
中田 | 1 | 0 | 0 |
村西 | 1 | 1 | 0 |
気のせいだろうか、投球フォームがわずかに変わったように見える。ロッテ二木康太投手(26)に尋ねると「はい。気のせいじゃないです」と返ってきた。
井口資仁監督(47)は「前より無駄な動きが(減った)」と表現する。パワーのため方、独特なタイミングの作り方など、微修正が入った。
「去年の秋、ファームに落ちてから色々と試行錯誤してやってたので。フォームが固まったのは、これってなったのは、キャンプくらいなんですけど」。
昨季、開幕投手を任されながらシーズン5勝に終わった。シーズン最後の登板は、優勝争いが白熱する10月16日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)での先発だった。しかし、2回途中5失点KO。その後のCSにも秋季練習にも、石垣島キャンプのA組(1軍)にも二木の姿はなかった。信頼回復へ、2軍コーチ陣に助言を受けながら1から作り直していた。
球速でいえば、この日も140キロに届かない直球が多かった。それでも相手に攻略を許さない。先発し、3回1安打1失点。相手打線にまだ主力級は少なかったもの、肝心なのは自身の投球だ。
「スピードガン自体はそんなに出てはいなかったと思うんですけど、投げてる感覚とかは去年とは全然違うような形で投げられてるとは思うので」。
驚くほど速くなくても、キレと間と制球でアウトを奪う。「ずば抜けていい球というのはまだ、あまりなかったかなと思います」と言いながらも、二木らしさが少しずつ戻ってきた。
井口監督は「色々テンポを変えながら、前より無駄な動き(が減った)というか、ある程度テンポ良くは投げられたのかなと」と話した。開幕投手まで託した去年の期待値の大きさを考えればまだ及ばない。ただ「またイニングが増えてくると思うので」も付け加えた。指揮官はしっかり背番号18を見ている。
ロッテ本前郁也投手(24)が先発入りへアピールを続けている。
先発で2回無失点だった17日の巨人戦(那覇)に続き、この日のオリックス戦は2番手で3イニング。1死球を許したものの、無安打無失点で抑えた。
力みのないフォームから140キロ台前半の直球で差し込む場面が多く、持ち味を発揮した。右打者に自分のスイングをさせない場面もあった。「前回と一緒で直球を主体にしてカウントを作っていければいいなと思って、それはできたと思います」。
打者10人に対し、2ボールになったのが6人。「次回に向けてストライク先行の投球ができるように練習していきたいなと思います」と話した。
昨季の開幕直前に支配下登録され、シーズンではチームの開幕5連敗を止めた。昨季はその1勝に終わった左腕に対し、井口資仁監督(47)は「非常にいい形を見せてくれたかなと」とこの日の投球を評価。シーズンでも先発候補の1人になる。
ロッテ藤原恭大外野手(21)がついに背番号1で実戦デビューした。
22日、練習試合オリックス戦(宮崎・SOKKEN)に「2番中堅」でスタメン出場し、3打数1安打。「久しぶりでしたけど、いいものが出たかなと思います」と中弾道での中前打に喜んだ。
自主トレでは「プロに入ってから1番の自信があります」と仕上がりを自負していた。ところが新型コロナ陽性判定で、キャンプも別メニューから。何とか盛り返した。「まだフルイニング出てないので分からないですが、やっていくうちに慣れてくるのかなと思います」。この日は5回まで。実戦感覚は今後、徐々に取り戻す。
昨年までの背番号2は半分になった。期待は大きいがポジションの確約はまだない。荻野、マーティンは盤石。「残りの外野手も1枠しかないと思っているので」と現状を見つめつつ「自分の持っている力を出せれば十分勝ち取れると思っています」と自信を口に。2年連続2位の、その上へのキーマン。2022年2月22日に、新たな1番がスタートした。
ロッテドラフト1位の松川虎生捕手(18=市和歌山)がまた打った。4戦連続でスタメンマスク、打順も5番に上がった中で2安打。「やるべきことは変わらないと思います」と落ち着いたプレーを続け、これで14打数6安打になった。
初見の投手への対応が続いていることには「合わなくても振ることが大事だと思います」。先頭打者本塁打の同2位池田来翔内野手(22=国士舘大)とともに、積極性が目立っている。
昨季リーグ優勝のオリックスと同2位のロッテが対戦。ロッテが12−4で大勝した。1回にドラフト2位ルーキーの池田来翔内野手(22=国士舘大)が先頭打者本塁打を放つなど、17安打で12点を奪った。オリックスは紅林弘太郎内野手(20)に一発が飛び出した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 1 | 1 | 5 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 12 |
オリックス | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 4 |
ロッテ中村奨吾内野手(29)が今季初めて実戦出場した。
沖縄・石垣島キャンプでの調整を終え、この日の宮崎・清武でのオリックス戦からA組(1軍)に合流。3番DHで出場し、2打数1安打だった。
中堅以上のレギュラー陣では先頭をきっての合流になった。井口資仁監督(47)は「今年から本人の希望で。藤岡とかは(3月1日の)大阪遠征からという本人の申し出があったので。その辺は本人達に調整も任せていますし。彼らは逆算して、どこが1番自分の持っていくところというのは決めていると思うので、そこは彼らの意見を尊重しながら打席数なり、増やしていきたいなと思います」と今後についてコメントした。
ロッテは22日、ブランドン・レアード内野手(34)が成田着の航空機で21日に来日したと発表した。
政府指定の入国隔離措置をとり、隔離期間終了後にチームへ合流する予定。井口資仁監督(47)はかねて、3月のZOZOマリンでのオープン戦から1軍合流させる意向を示している。
ロッテは22日、レアードが21日に来日したと発表した。隔離期間終了後にチームへ合流する予定。
ロッテ・二木がオリックスとの練習試合に先発で実戦初登板し、3回1安打で失策絡みの1失点と好投した。直球を軸に組み立て「自分のいいボールを投げてストライク先行でいこうと思っていた。直球は指にかかった球は結構いいボールがいっていた」と振り返った。
初の開幕投手を務めた昨季は5勝に終わり、今年のキャンプは2軍でスタートした。「調整登板している人達とは立場が違う。しっかり結果を残しつつ、与えられたチャンスをしっかりものにしたい」と決意を語った。
ロッテの藤原が22日、1軍に合流し、宮崎市でのオリックス戦に出場して安打を放った。新型コロナウイルス感染で出遅れ、2軍で調整して臨んだ初実戦で結果を出した。開幕戦の先発出場に「持っている力を出せれば十分勝ち取れると思っている。そこは自信があるので焦らず自分ができることをしっかりやりたい」と意気込んだ。
フルカウントで阿部の内角速球を詰まりながらも中前へはじき返した。試合前のフリー打撃では鋭いスイングで柵越えを放つなど打撃は好調。井口監督は「下でもしっかり打ち込みをして試合に臨める状態になった。ようやく追い付いてきた」とうなずいた。
1月に中日の大島らと強度の高い筋力トレーニングを積んできた。「4年目で1番体の状態もいいしパワーもついた。下半身がすごく安定している」と手応えを実感していた。
幕張のルーキーコンビのアピールが止まらない。ドラフト2位・池田(国士舘大)と、同1位・松川(市和歌山)が、オリックスとの練習試合での17安打12得点の圧勝に貢献した。
まずは「1番・三塁」の池田だ。初回、本田の146キロ直球を捉え、左翼ポール際へ先頭打者弾。「先頭でチームに勢いをつけられた。直球を本塁打できてうれしい」という対外試合初アーチに続き、5回には右犠飛で2打点目を挙げるなど、17日の巨人戦から4試合連続安打と好調が続く。
松川も負けていない。「5番・捕手」で出場し、3回2死二塁から左前適時打を放ち「プロ初打点」。6回にも左前打のマルチ安打で、対外試合5試合で計6安打となった。守っても昨季の開幕投手を務めた二木、本前の2投手を好リード。6回1安打1失点とほぼ完璧に抑えた。2022年2月22日のこの日、攻守で存在感を見せた背番号2は「アピールしないと1軍に残れない。チームのために考えながらやりたい」とどこまでも貪欲。井口監督も「これからローテ投手が投げるので相性を見ながらやっていきたい」と高卒新人捕手ながら、即戦力としての期待を口にした。
名前は「来翔」と書いて「らいと」と読む池田と、「虎生」で「こう」と読む松川。「イケトラ」か、はたまたありがたい「御ライコウ(来光)」か−。幕張のライジングサンコンビの、開幕1軍が現実味を帯びてきた。
「2番・中堅」で出場したロッテの藤原が4回に中前打を放った。1月に新型コロナウイルスの陽性判定を受けて別メニュー。2軍での調整を経て、この日から対外試合で実戦復帰し、いきなり結果を出した。
高卒4年目の21歳は「久しぶりの実戦でも感覚は良かった」と話し、外野の定位置争いについても「自分の持っている力を出せば十分、勝ち取れると思っている」と自信を見せた。
ロッテのドラフト1位ルーキーの松川虎生捕手(18=市和歌山)が「5番・捕手」で先発出場し、3回2死二塁、本田から左前に適時打。プロ「初打点」を記録すると、6回にも左前打を放った。
対外試合4試合目の先発マスクでは、昨季の開幕投手である二木、本前を堂々リードして6回1安打1失点。2並びの記念の日に躍動した背番号2は「いい緊張の中で、本当に一瞬一瞬アピールしないと残れない」と気を引き締めた。
こうなると開幕1軍、さらに06年の西武・炭谷銀仁朗(現楽天)以来16年ぶりとなる高卒ルーキー捕手の開幕スタメンさえ現実味を帯びてきた。
井口監督は疲労も考慮して休ませながら経験を積ませる方針を打ち出した上で、「これからローテ投手が投げるので相性を見ながらやっていきたい」と明言した。
ロッテは22日午後7時からマリーンズオンラインストアで、今季リニューアルされる「ALL FOR CHIBA」ユニホームのレプリカユニホーム、キャップを販売開始したと発表。「ALL FOR CHIBA」ユニホームは千葉県のために戦う日として地域振興イベントが開催される主催公式戦計12試合で着用され、4月15日・日本ハム戦(ZOZOマリン)がユニホームお披露目となる。
リニューアルされたユニホームは白のホーム、黒のビジターユニホームのレガシーを継承し、グレーを纏った新しいデザインとなっている。ユニホーム左胸とキャップには、1992年の移転当時のキャップに採用されていたCLMロゴを現代的に再構築し、デザインされている。
詳細は次の通り。
販売はマリーンズオンラインストアにて受付し、3月下旬から4月上旬頃(レプリカキャップのみ1週間以内のお届け予定)までのお届けを予定している。生産状況により、お届け日が前後する可能性がある。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が22日、スポーツ報知のインタビューに応じ、3年目の今季は球界NO.1投手となり、来春開催予定のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では侍ジャパンの中心選手として活躍する決意を示した。2年前に立てた「20歳でWBC」の夢実現へ、22年は「何をとっても1番」の投手になると宣言。20歳となった現在の私生活や結婚観などプライベートまで語り尽くした。
1月には成人式に出席。グラウンド外でも「スーパーピッチャー」になることを第一に考えるようになった。
「1番気をつけていることは食事。肉とか魚とかは前よりも多く取るようになった。体も前より大きくしっかりしてきたので、その分必要かな、と。プロテインも今年は少し増やして。やっと自分で納得できる形になったので、正解か分からないですけど試している段階です」。
「令和の怪物」と称されるが、素顔はごく普通の20歳の若者。結婚観について問われると、照れくさそうに切り出した。
「早い方がいいですけど、分からないです。でも、30歳までにはさすがに(笑)」。
3年目の今季も寮暮らし。全てに野球が優先する日々は、岩手の先輩、大谷(エンゼルス)にも重なる。現在は、つかの間の息抜きさえも最小限にとどめている。
「ゲームも本当はめちゃめちゃやります(笑)。僕は0か100なので。やり出したら止まらない。コロナが流行し始めた時、何もやることなくてゲームをやっちゃって。それでよくなかったので、今はできるだけやらないようにしてます。私生活が1番しっかりしないと1番(の投手)にはなれないですから」。
ホップ、ステップの1、2年目を経て、今季は“球界ナンバー腕”から日本のエースへ。夢の実現へ、圧倒的な能力を全解放する時が近づいている。
入団時から佐々木朗を追いかけてきたが、1年目に比べて明らかに表情や感情表現が豊かになった。「段々心閉じていってるような気がします(笑)」と冗談半分で話す姿は、2年前には想像もできなかった。注目を浴びることに少なからず負担は感じていると思うが、投手として完成に近づくのと並行して、気持ちの余裕も生まれてきたのだろう。「なるべく余計なこと言わないようにしてます。ウチの広報厳しいんで(笑)」と言いつつ、プライベートまであっけらかんと話してくれた。3年目の飛躍と相まって、今季はどんどん、リアルな朗希を伝えられそうな気がする。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が22日、スポーツ報知のインタビューに応じ、3年目の今季は球界NO.1投手となり、来春開催予定のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では侍ジャパンの中心選手として活躍する決意を示した。2年前に立てた「20歳でWBC」の夢実現へ、22年は「何をとっても1番」の投手になると宣言。20歳となった現在の私生活や結婚観などプライベートまで語り尽くした。
表情と言葉から、これまでにない充実感がにじんだ。1年目は体づくりに徹し、経験を積んだ2年目を経て、完成の時が近づいている実感があるのだろう。控えめな佐々木朗が、静かに、確かな手応えを口にした。
「去年と全く同じ状況ではないので、(キャンプの出来が)何点かは分からないけど、しっかり合格点ぐらいはあるかなと思う」。
石垣島キャンプではブルペンで158キロを計時。実戦初登板となった19日の日本ハム戦(名護)では、2月にもかかわらずプロ入り後最速、自己最速タイの163キロをたたき出した。過去2年とは比べものにならない順調な仕上がりを見せ、開幕投手の有力候補に挙がっている。
「開幕投手は、その時点でのチームのエース。僕の中では、20年の石川さんが1番すごかったなと思います」。
1年目の開幕戦。石川はソフトバンク戦で6回無失点と圧巻の投球を見せた。1軍に帯同していた当時18歳の右腕は、“その時”をイメージしながらじっくり目に焼きつけていた。
年始には今季の目標として「超」を掲げ、「スーパーピッチャーになる」と誓った。3年目は、チームのエースとなり、さらに球界NO.1の投手へと上り詰める野望を秘める。
「スーパーピッチャーって、『何をとっても1番』みたいな。結果もだけど、技術的なところも含めてですね」。
その先には、2年前に描いた夢が今も変わらずにある。ドラフト後の19年12月。朗希はスポーツ報知のインタビューで「20歳でWBC」と誓いを立てた。新型コロナの影響でWBCは23年春予定へとずれ込み、3月に開催予定だった侍ジャパン強化試合(台湾戦)も中止に。ただ、栗山監督の構想の中心には朗希の存在があった。幻となった栗山ジャパン初陣のメンバーに、名を連ねていたのだ。
「しっかりプロで結果を残せば、(可能性はある)と。経験してみたい気持ちはあります」。
昨季は3勝2敗、防御率2.27。CS第1ステージでは初戦を託されるまでに成長した。「何をとっても1番」の投手になり、来春はWBCへ。朗希は意欲を隠そうとしなかった。
「そうなってくれたら嬉しいなって思ってます。まずは今シーズン、1年間戦い続けて、結果を残して。その中で技術的なところとかメンタル的なところが成長していく。そういう段階を踏めたらな、と」。
ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(18)=市和歌山高=が22日、“プロ初打点”をマークした。オリックス戦(SOKKEN)に「5番・捕手」で出場。2安打1打点と躍動し、対外試合5試合で計14打数6安打、打率4割2分9厘となった。
「1打席目にいい場面で最悪なゲッツーだった。ネクストプレーが大事だと思うので」。初回1死満塁で遊ゴロ併殺に倒れて迎えた2回2死二塁の2打席目。本田の変化球を左前適時打とした。18歳ながら、プロ初のクリーンアップにまで“出世”。「打順は変わってもやるべきことは変わらない」と役割を全うした。
これで4試合連続スタメンマスク。初対戦の投手が続く打席では「振る中で合わせていきたい」と積極的な打撃で快音を連発する。
守備でも二木、本前を緩急を使いながら好リードした。井口監督は開幕スタメン候補か聞かれ「もちろん」と即答。実現すればパ新人捕手では06年の炭谷銀仁朗(西武)以来、16年ぶり快挙となる。「チームのために、という部分をしっかり考えながらやってきたいです」と松川。堂々と着実に階段を上っている。
ロッテの藤原恭大外野手(21)が「2番・中堅」で出場した。新型コロナ陽性判定で出遅れていたが、この日A班(1軍)に合流して初戦で3打数1安打。4回に阿部から中前安打で快音を響かせた。
昨年までの背番号「2」から新背番号「1」での初の対外試合。「レギュラーではないですし、残りの外野手の枠も1枠しかないと思っているので、しっかり勝ち取るようにアピールしたい」と話した。
ロッテのドラフト1位ルーキー松川虎生捕手(18)=市和歌山高=初めて5番で出場した。井口監督は「そりゃもう、6番の選手より打ってますし。もちろん」と話し、6番で起用した安田尚憲内野手(22)に奮起を促した。
安田はゲキに応えるように2回に右越えソロを放った。それでも井口監督は「ヤスの課題は真っ直ぐなので。しっかり(直球を)仕留められるように一発で(一振りで)できたらなと思います」と直球を空振りする場面があった安田にさらに上のレベルを求めた。
ロッテが17安打12得点で快勝した。
投手では先発の二木康太投手(26)が3回1安打1失点。40球と少ない球数でテンポ良く投げた。
昨年は開幕投手を務めるも5勝7敗、防御率4.38。チームがCSに進出した時期は不振で2軍だった。
今キャンプもB班(2軍)スタート。井口監督はこの日の二木の投球について「ある程度テンポ良くは投げられたのかなと。二木に関しては秋のキャンプは2軍でやってましたし、今年もBチームスタートで、そういう思いはあってのピッチングだったと思う。またイニングも増えてくると思うので、しっかり投げて欲しい」と反骨心に期待した。
この日、2番手で3回無失点投球の本前郁也投手(24)とともに「争う位置に2人ともいますね」と開幕ローテ候補と明言した。
ロッテが22日、「球春みやざきベースボールゲームズ」のオリックス戦(SOKKEN)に臨み、17安打12得点で快勝した。
ドラフト2位ルーキーの池田が先頭打者本塁打。2回には安田がソロ。3回は5連打を含む打者一巡で5得点を挙げた。
山口は3打数3安打、ドラフト1位ルーキー捕手・松川は5番スタメンで2安打1打点。高部が3安打、福田光が2安打4打点など若手が躍動した。
20日のヤクルト戦(浦添)で15安打8得点で勝利したのに続き、2試合で計32安打と打撃陣の好調ぶりが光っている。
ロッテの高部瑛斗外野手(24)が22日、オリックス戦に「7番・右翼」で先発出場。3回の第2打席から右前安打、左越え三塁打、右翼線二塁打と3打席連続安打を放ち、20日のヤクルト戦(浦添)に続き2試合連続「猛打賞」となった。
昨年はイースタン・リーグで打率3割2分7厘、28盗塁で盗塁王。レギュラー争いへバットでアピールを続けている。
ロッテは22日、ブランドン・レアード内野手(34)が成田着の便で21日に来日したと発表した。
政府指定の入国隔離措置をとり、隔離期間終了後にチームへ合流する予定となっている。
来日7年目、ロッテ在籍3年目の昨年は29本塁打。NPB通算198本塁打で通算200本塁打にあと2本と迫っている。
ロッテは22日、「球春みやざきベースボールゲームズ」のオリックス戦(SOKKEN)に臨んだ。
初回にドラフト2位・池田の先頭打者本塁打で先制。2回には安田がソロを放った。
3回は2死二塁から山口、松川、安田、高部、福田光と5連打で相手先発の本田からこの回一挙5得点。4番・山口は1打席目から3打席連続安打で、4回までにチーム11安打と早くも2ケタ安打に到達した。
ロッテのドラフト2位ルーキー・池田来翔内野手(22=国士舘大)が22日、「球春みやざきベースボールゲームズ」のオリックス戦(SOKKEN)に「1番・三塁」で先発出場。初回に先頭打者本塁打を打った。
カウント2ボール1ストライクから本田の146キロを強振。打球は左翼ポール際に飛び込んだ。
池田は沖縄の練習試合4試合で15打数8安打、打率5割3分3厘。宮崎移動後初戦でプロ1号を放ち強烈にアピールした。
ロッテのドラフト1位ルーキーの松川虎生捕手(18=市和歌山高)が22日、「球春みやざきベースボールゲームズ」のオリックス戦(SOKKEN)に「5番・捕手」で先発出場。対外試合の“プロ初打点”をマークした。
3回2死二塁、本田から左前に適時打を放った。
沖縄での練習試合では4試合中3試合でスタメンマスクをかぶり計10打数4安打、打率4割。この日も快音を響かせ初打点と高卒ルーキーが猛アピールを続けている。
ロッテは22日午後7時から球団オンラインストアにて、今季よりリニューアルされる「ALL FOR CHIBAユニホーム」のレプリカユニホーム、キャップを販売すると発表した。
「ALL FOR CHIBAユニホーム」は千葉県のために戦う日「ALL FOR CHIBA」として地域振興イベントが開催される主催公式戦計12試合で着用され、4月15日の日本ハム戦(ZOZO)がお披露目となる。
レプリカユニホーム、キャップの詳細は以下の通り。
レプリカユニホームネーム無(サイズ:KIDS、S、M、L、O):7,000円、レプリカユニホームネーム有(サイズ:S、M、L、O):9,000円、キャプテンマーク付き中村奨吾内野手レプリカユニホーム(サイズ:S、M、L、O。4月中旬のお届け予定):10,500円、レプリカキャップ(サイズ:フリー、XL):3,300円、レプリカキャップ(サイズ:ジュニア):3,000円。全て税込み。
ロッテの安田尚憲内野手(22)が22日、「球春みやざきベースボールゲームズ」のオリックス戦(SOKKEN)に「6番・一塁」で先発出場。2回無死、本田の144キロ速球をとらえて右越えソロ本塁打を打った。
沖縄での練習試合では、ドラフト1位の松川が打撃で猛アピール。20日のヤクルト戦(浦添)では5番安田が4打数無安打、6番松川が3打数2安打。試合後に井口監督が松川の打順について「まあまあ普通に考えれば。そこの打順は。もっと…安田よりも上に上げてもいいくらいですし。打たないですから」と安田にゲキを飛ばしていた。
この日はその言葉通り5番松川、6番安田と打順が入れ替わる中、最初の打席で奮起して一発を放った。
オリックスは22日、スタメンを発表した。1、2番に紅白戦でアピールした新人の野口、渡部を起用。4番に正二塁手の座を狙う太田が座った。先発は高卒5年目の本田が登板する。
ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(18)=市和歌山=が22日、練習試合・オリックス戦で2安打1打点と活躍した。2006年の炭谷銀仁朗(西武)以来の高卒新人開幕スタメンマスクも視界に捉える気配だ。
まだ高校の卒業式を終えてないのに、グラウンドで見せる風格と落ち着き。実戦初の5番に座り、メンタルの強さもみせた。初回の得点圏で遊ゴロ併殺打に倒れたが、3回の打席では本田の変化球を左前へ適時打。一塁上でホッとした表情をみせた。「ネクストプレーが大事。緊張感の中でしっかりアピールしないと1軍に残れない。一瞬、一瞬を大事にしてプレーができている」と充実感に浸った。
打撃は非凡なものを見せ続ける。前試合のヤクルト戦に続き2試合連続マルチ安打。5試合で14打数6安打1打点で打率.429。井口監督は「開幕スタメン争いの1人?もちろん、そうです」と即答した。
守っても二木、本前らを好守でもり立て、ゲームメーク。これまでもローテ入りが決定的な佐々木朗、小島ともバッテリーを組んだが指揮官は「これからもローテ投手が投げるので相性だったり、色々見ながらやっていきたい」。今後も主力投手のボールを受けさせ、特長をつかませる方針を示唆した。非凡な高卒ルーキーが開幕戦スタートからグラウンドに立つ可能性は十分ある。
ロッテの藤原恭大外野手が1軍に合流し、オリックス戦で初出場。初安打をマークした。
1月に新型コロナウイルスの陽性判定が出て調整が遅れていたが、石垣島での打ち込み後、この日から実戦復帰。初回は左飛。3回は四球で出塁。4回には阿部から中前打を放った。「久しぶりの実戦だったが、感覚もよくてオフにしっかりやってきた成果が出た打席だった」と振り返った。
初の背番号1で快音を響かせた姿に井口監督も「恭大はだいぶあがってきてますね。ちょっと出遅れましたけど、ようやく追いついたかなという感じですかね」と安堵していた。
ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(市和歌山)が4試合連続スタメン出場。3回には左前適時打を放つなど4打数2安打。前試合のヤクルト戦に続き2試合連続マルチ安打をマークした。
この日はプロ初の5番に座ったが「打順は変わってもやるべきことは変わらない。本当にチームのためにやるべきことをしっかりやって、チームに貢献できるようにというのは意識してやっています」と振り返った。
井口監督は今後も1軍に帯同させ、先輩投手のボールを受けさせることを示唆。「色んな経験を積ませて、少しでもレベルアップしてくれたら」と話した。
ロッテ打線が17安打12得点と爆発し、オリックスに大勝した。
ロッテ打線の大量得点はドラフト2位・池田(国学院大)の先頭打者弾から始まった。2回には安田にも一発。3回は打者一巡の猛攻で5点を奪った。
さらに、5回にも2点、6回にも3点を追加。4番の山口や同1位・松川(市和歌山)などがアピールに成功した。
オリックスは7回に代打の育成・平野大が左越え本塁打。8回には紅林が意地の一発を放ったが、4得点に終わった。
投手陣は先発の本田や育成の宇田川、佐藤などが打ち込まれた。
ロッテのドラフト2位・池田来翔内野手(国士舘大)が「1番・三塁」でスタメン出場し、プロ初となる先頭打者本塁打を放った。
初回、2ボール1ストライクから、本田の直球を捉えた打球は大きな弧を描き、左翼席へプロ1号アーチ。
17日の巨人戦から4試合連続安打と打撃好調なルーキーが1軍生き残りへ、アピールした。
ロッテは22日、マリーンズオンラインストアにて今シーズンよりリニューアルされる「ALL FOR CHIBA」ユニホームのレプリカユニホーム、キャップを販売すると発表した。
ALL FOR CHIBAユニホームは千葉県のために戦う日「ALL FOR CHIBA」として地域振興イベントが開催される主催公式戦計12試合で着用され、4月15日・日本ハム戦がユニホームお披露目となる。
リニューアルされた「ALL FOR CHIBAユニホーム」は白のホーム、黒のビジターユニホームのレガシーを継承し、グレーをまとった新しいデザインとなっている。ユニホーム左胸とキャップには、1992年の移転当時のキャップに採用されていたCLMロゴを現代的に再構築し、デザインされている。
「ALL FOR CHIBA」レプリカユニホーム、キャップの詳細は次の通り。
レプリカユニホームネーム無(サイズ:KIDS、S、M、L、O):7000円、レプリカユニホームネーム有(サイズ:S、M、L、O):9000円、キャプテンマーク付き中村奨吾内野手レプリカユニホーム(サイズ:S、M、L、O。4月中旬のお届け予定):1万500円、レプリカキャップ(サイズ:フリー、XL):3300円、レプリカキャップ(サイズ:ジュニア):3000円。全て税込。
オリックスはこの日から「球春みやざきベースボールゲームズ」でロッテと2試合、西武と1試合を戦う。
“開幕投手”にはプロ5年目の本田仁海投手(22)が抜擢された。昨季までは1軍で通算3試合に登板し、勝ち星はなし。今季はプロ初勝利を目指す。
打線は紅白戦などで結果を出し続けているドラフト4位・渡部(慶大)が「2番・中堅」で出場する。
ロッテの先発投手は二木。ドラフト1位・松川(市和歌山)が「5番・捕手」でスタメンで出場する。
試合開始は13時の予定。両チームのスタメンは以下の通り。
ロッテは岩下大輝、種市篤暉、佐々木朗希、成田翔、森遼大朗、古谷拓郎、土居豪人、横山陸人、中森俊介など期待の高卒出身投手が多い。
今季も新たに秋山正雲(二松学舎大付高)、育成・田中楓基(旭川実高)、育成・永島田輝斗(立花学園高)、3人の高卒投手が入団した。
秋山は右打者のインコースに投げ込むストレートが魅力で、田中は膨らみの大きいスライダーと縦にしっかり落ちるスライダーの2種類のスライダーを武器にする。高校1年の夏に投手に転向し、高校時代はエースではなかった永島田は、大きな伸びしろを感じる。
3人は同学年だが刺激を受ける存在なのだろうか−。
「刺激を受けています」と秋山が話せば、田中は「刺激になるところもありますし、お互い助け合いながらやっているので、すごくいいです」と話す。
永島田にも秋山と田中と同じように「2人は刺激を受ける存在なのか」と質問すると、「育成1位の田中もいますし、田中は真っ直ぐの質がいいので、負けないようにもっともっと、2倍練習して結果を残していきたい。(2人は)ライバルだと思っているので、それに勝てるようにやっていくだけです」とライバル意識を燃やす。
もちろん、秋山と田中も2人に対してライバル心を持っている。
「真っ直ぐの速さは2人の方が速いですし、キャッチボールをしていてもボールは強いなというイメージがある。ただ、質、キレ、手元で伸びるようなボールでは負けたくないですね」(秋山)
「持久力は負けないです!(高校時代は)ものすごく速かった訳ではないですが、人より走れるくらいはありました。走れることをゴールにしたくないですけど、しっかり走れる体をもっておきたいと思っています」(田中)
昨年は高卒の投手が中森だけだったが、佐々木朗希と横山、古谷と土居など、同学年の投手が2人ということが多かった。高卒の投手が3人以上のプロ入りとなると、2008年に育成で入団した西野勇士ら4人指名して以来となる。
秋山、田中、永島田の3人は切磋琢磨し、将来はマリーンズの投手陣を支えるような活躍を1軍で見せていきたいところ。そのためにもまずは、プロで戦うための体を作り、体力、技術を向上していきたい。目の前の練習をしっかりとこなしていくことも大切だが、将来自分がどういう投手になりたいかをイメージして、主体的に体づくりに励んで欲しい。