わたしはかもめ2022年鴎の便り(2月)

便

2月23日

球春みやざきベースボールゲームズ:オリックス1−4千葉ロッテ(SOKKEN)

123456789R
千葉ロッテ0101000204
オリックス0000001001

◇打撃成績

打順守備名前
1池田100
走遊平沢211
2藤原410
山本大斗100
3中村奨210
打指捕佐藤都300
4一指山口400
5210
右中和田110
6三一安田411
7遊二指茶谷310
打指吉田111
走指二小川000
8321
9加藤200
打二三福田光200
35104
打順守備名前
1福田100
大下100
2左一佐野皓400
3紅林410
4杉本200
三二大里200
5太田311
6頓宮210
平野大100
7野口200
池田100
8伏見210
福永100
9三右佐野如200
渡部100
2941

◇投手成績

名前
310
成田110
横山210
山本大貴111
小沼200

名前
341
中川颯221
K−鈴木210
齋藤132
山田100

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[田村藤夫]大健闘のロッテ松川虎生、高卒ルーキーで開幕1軍なら快挙、心身ともタフであれ[ニッカン]

オープン戦が始まる時期になり、新人選手の生き残りはここからが本番になる。ルーキー捕手に大いに期待している。ロッテのドラフト1位松川虎生(18=市和歌山)と、楽天ドラフト2位安田悠馬(21=愛知大)。この2人がどこまで開幕1軍に肉薄できるか、非常に楽しみだ。

とりわけ松川が挑む高卒ルーキー捕手の開幕1軍は極めて難しい。私が思い返した範囲では大洋時代の谷繁、西武炭谷くらいか。捕手という特殊ポジションをルーキーが、それも高卒となれば、快挙と言ってもいいくらいだ。

高校とプロのレベルの違いは相当なものだ。安田が経験した大学野球とプロも大きな開きがあるが、松川が感じるレベル差は安田の数倍だろう。投手のレベルも、打者のレベルも格段に違う。その中でここまでは、捕手として落ち着いた振る舞い。大健闘と感じる。

佐々木朗とバッテリーを組んだ試合では163キロの球速が注目されたが、松川のキャッチングも良かった。正確に言えば、悪くないという方が近いかもしれない。低めのまっすぐ、フォークをしっかり止めていた。球審が見えづらいキャッチングはなく、基本ではあるが、ローテーションクラスのボールを受ける基盤はあるということだ。

ここからは、試練の連続だろう。味方の投手は開幕を目指し調子を上げていく。実戦感覚を取り戻すべく、徐々に公式戦モードのピッチングに移行。そうなると、松川は戸惑うことが多くなるだろう。まだ投手の特徴もしっかり頭に入っていない。打者もどこが強いのか手探りだろう。それこそ、テレビで見てきた打者と勝負する。自分を見失わない方が不思議なくらいだ。

私も経験があるが、1軍レベルの投手と打者の対戦に、考えがまとまらず指が出なくなる。サインを出すため、指をパッパと動かすのだが、それが緊張の余り、イップスのように動かなくなる。私はプロ入り後しばらくして1軍を肌で感じたが、松川はまだ高校生だ。そこを考慮すると、オープン戦に帯同し、出場するだけでも、大したものだ。

首脳陣はどこかで、重圧を解いてやる言葉がけが必要と感じるが、そこから先は松川自身の心身のタフさ次第となる。意義あるチャレンジをしっかり見届けたい。

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[キャンプの思い出]ロッテ森遼大朗はハシゴ見学し、小沼健太は衆人環視で緊張の打撃投手[ニッカン]

ロッテ森遼大朗投手(22)が故郷宮崎での凱旋登板を果たした。

登板前も手に息を吹きかけていた。「今日は寒いです」。宮崎市から西へ40キロほどの、都城市の出身。家族や友人が応援に駆けつけてくれた。昔は応援する方だった。小学生の時から、ずっと野球が好き。春季キャンプも見に行った。

「よく見に行ってましたね。だいたい全部(のチームを)回っていました。宮崎市内で見て、日南市は次の日とか。固まっているところで」。

逆の立場になってみて。「自分がちっちゃい頃に見てた野球選手というところで、自分もそういう、誰かに憧れてもらえるような存在になっていけたらいいなとは思っています」。ゆっくりと口にした。

祝日とあって満員のスタンド。ネット裏では、野球帽をかぶった少年達が地べたに座っていた。食い入るように見ていた。


同じロッテの小沼健太投手(23)にとっても、プロ野球のキャンプは感じるところがある。

2年前も3年前も、沖縄・宜野座村で球春を迎えた。BCリーグ・茨城に所属し、阪神キャンプでアルバイトをした。打撃投手、ティー打撃補助、球拾いと裏方の仕事に励んだ。

多くのファン、大勢のマスコミの前で打撃投手を務めた。「当ててしまったらどうしよう…」。そんなことさえよぎる。少しずつ仕事にも慣れ、2年目の参加では福留(現中日)の専属ティー上げ担当も務めた。

念願のNPB入りを果たし、背番号はまだ3桁ながら、選手としてマウンドに上がることができる。中継ぎ候補の1人に期待され、この日は終盤2イニングを無失点に抑えた。

「一言でいえば幸せですね。裏方で見る方も良かったと思うんですけど、こうやって選手としてプレーできて。野球が仕事ってすごく幸せだなって、あらためて思います」。

思いを増幅させるためにも、まずは支配下登録へ。あの日接したレジェンド達の域に達するまで、アピールは続く。

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ロッテ高部瑛斗が3試合で8安打、2軍で2年連続無双の好打者がスイング強くし今年こそ[ニッカン]

ロッテ高部瑛斗外野手(24)が振れている。2試合連続3安打で迎えたこの試合も、2安打。直近3試合に限れば12打数8安打、打率6割6分7厘というヒットメーカーぶりだ。

スイングが明らかに強くなった。この日、2回2死二塁で先制適時三塁打。得意な低めを振り抜くと、打球は左中間へ。フェンスにも迫るほどの大きな飛球になった。オフに5キロ以上の体重増。「押し込めたり、力の入り具合とかは変わってきてると思います」。

昨季は1年間で5度も2軍落ちを経験した。昇格しても結果が伴わない、その繰り返し。一方、イースタン・リーグでは2年連続で打率3割台をマークするなど、井口資仁監督(47)も「ファームでは敵なしなので」と評している。

いかに1軍で結果を出せるか。本人も首脳陣も共通の見解だ。秋季練習から打法改造に着手し、肝心なタイミングの面でも手応えをつかみ始めた。「今まではごまかしてた部分とかを、自分から攻めていける感じになってきてるので」。結果を伴わせながら、よりなじませていく。

国士舘大からドラフト3位で入団し、まだ3年目。2軍では無敵だ。それでも「僕はもう、アピールしていかないと生き残っていけない選手なので」。藤原も、和田もいる。危機感を力に変える。

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ロッテ森遼大朗が天敵"ラオウ封じ"で故郷に錦「5年かかってやっと投げられた」[ニッカン]

ロッテ森遼大朗投手(22)が"ラオウ封じ"で故郷に錦を飾った。

23日、オリックス戦(宮崎市清武)に先発。初回2死二塁、相手は昨季チーム全体で年間13本塁打された4番杉本。その天敵をどん詰まりの投ゴロに仕留め、ピンチを脱した。

6球中3球が内角の直球だった。「自分の力も試せる場面だったので、びびらずにというか、小さくならずに、大胆に」。甘くならずに、強く投げきった。勝負球も143キロ直球。「中に入らなかったので、許容範囲でいい感じに投げられたかなと思います」。1軍で投げ抜くため、己に求めるレベルはまだ上だ。

3回を投げ無失点。美馬直伝のフォークでも2三振を奪った。昨季2軍で10勝の安定感をいかに発揮していくか。井口監督も「レギュラークラスの相手が出てきて、どういう投球ができるか」と先発候補として見定めていく構えだ。

都城商(宮崎)から17年育成2位で入団。4年間を育成契約で過ごした。「5年かかってやっと投げられたので」。応援に訪れた家族や友人に新しい背番号62も見せた。遼太郎ではなく遼大朗。ここからもっと、名を広める。

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ロッテ平沢大河が実戦初打席で即タイムリー、開幕1軍かけルーキー池田らとのサバイバル本格化[ニッカン]

ロッテの選手達を乗せたバスが球場に到着した。入り口へ歩く列に、1人だけ荷物の多い選手がいる。バットケースの数字は「13」。平沢大河内野手(24)がこの日、A組(1軍)に合流した。

「徐々に強度を上げていって、万全の状態で呼んでもらったので、しっかりアピールしていきたいなと思っています」。

石垣島キャンプはA組スタートが決まっていた。しかし、直前に新型コロナ陽性判定が。ここ2年間1軍出場がない上での、プロ7年目。今年も苦しい1年になるのか−。

だからこそ「気持ち的にもだいぶ楽になった」とホッとした。3回に代走で出場すると、4回2死三塁で打席が。オリックスのアンダースロー中川颯の直球を、一振りで中前に軽やかに運んだ。

その後の打席でも粘って四球を奪い、遊撃守備では2併殺に絡むなど、実戦感覚を取り戻す多くの機会に恵まれた。

昨年の秋季練習以降、井口資仁監督(47)が平沢の名を口にすることが増えた。この日も二塁手の代走として起用した後、平沢には本職の遊撃を守らせた。期待は大きい。

一方で戦いは厳しい。遊撃は藤岡とエチェバリアが昨季から争いを続け、そこに三塁の安田も絡む。二塁と三塁を守れるルーキー池田も猛アピールを続ける。井口監督によると、エチェバリアの1軍合流は3月8日のオープン戦日本ハム戦(鎌ケ谷)が1つの目安になりそうだ。

「そこまでの競争じゃないですかね。どんどんふるいにかけられていくので、若い選手は特に」。

あと10試合もすれば、いよいよフルメンバーでの準備に入る。誰が残るか、誰も残れないのか。遅ればせながら、サバイバルに加わる。

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ロッテ森遼大朗「びびらずに小さくならず」地元宮崎で3回無失点、家族や友人達の前で躍動[ニッカン]

ロッテ森遼大朗投手(22)が地元で凱旋登板した。先発し、3回を無失点に抑えた。

宮崎・都城商から育成選手として入団。4年間を過ごし、昨冬に念願の支配下選手登録を勝ち取った。

この日は家族や友人達も見守る中で、新しい背番号62のユニホームで躍動。昨季チームが苦しんだオリックス杉本にも内角球を差し込み、詰まった投ゴロに抑えた。「びびらずに、小さくならず、大胆と思って投げました」と手応えを感じた様子だった。先発候補の1人として期待されている。

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ロッテ平沢大河が1軍合流、オリックス戦ウォーミングアップに参加、開幕1軍へアピールかける[ニッカン]

ロッテ平沢大河内野手(24)が23日、宮崎遠征中のA組(1軍)に合流した。この日はオリックスとの練習試合が行われ、平沢は試合前のウオーミングアップから参加している。

沖縄・石垣島キャンプもA組スタートが内定していたが、新型コロナ陽性判定のため、キャンプインが遅れていた。

仙台育英(宮城)時代に甲子園をわかせたスター遊撃手も、今年でプロ7年目を迎える。この2年間は故障もあり、1軍出場なし。井口資仁監督(47)からも期待をかけられる中、開幕1軍入りへのアピールが始まる。

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ロッテ・平沢、1軍合流で適時打、昨季1軍出場なし「アピールして一歩先に行けるように」[サンスポ]

ロッテ・平沢が1軍に合流しオリックスとの練習試合で3回に代走から出場した。4回には中川颯の変化球を捉え、中前への適時打とし「タイムリーが出て気持ち的にもだいぶ楽になった。もっともっとやることをやって何とか1軍にいたい」と意気込んだ。

キャンプ前に新型コロナウイルスに感染して出遅れ、チーム合流後は2軍で練習していた。昨季まで2年連続で1軍出場がなく、今季に懸ける思いは強い。「アピールして一歩先に行けるように頑張っていきたい」と必死な様子だった。

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伊東勤氏、ロッテ・森は変化球に直球、クイックや牽制も投手の資質持ち合わせている[スポニチ]

◇伊東勤 視点

森は全体的にまとまっていた。変化球もうまく使えるし、直球にも切れがある。佐々木朗の急成長もあり簡単にローテーションに入ることはできないが、チャンスがあれば先発で使ってみたいタイプだ。クイックや牽制も無難にまとめていたし、投手としての資質は持ち合わせている。

打撃陣では3年目の高部が2安打。藤原、平沢にも1本出た。ただこのクラスの選手たちの浮き沈みが激しいことがロッテの課題だ。3割打っていた選手があっという間に2割近くに落ち込んでしまう。そこで提案だが、中村奨&外国人の主軸は動かさず、他はベンチワークで好調な選手をポジション、打順にパーツとしてはめ込んで使ったらどうか。「旬な選手」を使い切る野球。混戦模様となりそうなパ・リーグで抜け出す決め手になるかもしれない。

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ロッテ・森、地元宮崎で好投3回零封、今季支配下登録、下克上開幕ローテ入りアピール[スポニチ]

年俸420万円の右腕が輝きを増した。このオフに育成から支配下登録されたばかりのロッテ・森がオリックスとの練習試合に先発して3回1安打無失点、2奪三振。開幕ローテーション入りへアピールし「寒かったけど体が動いた」と笑った。

見せ場は初回に訪れた。味方の失策などで2死二塁のピンチを背負い、打席には昨季のリーグ本塁打王・杉本。「びびらず大胆に楽しもう」と丁寧に内角を攻め、最後は直球で投ゴロに打ち取った。

直球は140キロ前後も切れのある変化球と制球力で昨季は育成ながらイースタン・リーグで10勝を挙げ最多勝。オフに念願の支配下登録を勝ち取った。地元の宮崎県都城市出身。過去4年は沖縄・石垣島の2軍キャンプだった森は両親や友人らも見守る中で好投し「いつか(宮崎で)投げたいと思っていた。5年かかったけどよかった」と笑顔で語った。

井口監督も「安定している。これからレギュラー級にどういう投球ができるか」と開幕ローテーション候補として熱視線を注ぐ。美馬、岩下、二木、そして同じ育成出身の本前らライバルは多いが、必死に食らいつく。

都城高出身のオリックス・山本は1学年上。都城商出身の森にとっては当時から憧れで目標だ。「ご縁があれば」と沢村賞右腕との投げ合いも頭に描きながら必死に腕を振る。

森遼大朗(もり・りょうたろう)
1999年(平11)4月22日生まれ、宮崎県出身の22歳。五十市小4年で野球を始め、五十市中では軟式野球部に所属。都城商では1年春からベンチ入り。2年秋からエースを務めるも、甲子園出場なし。17年育成ドラフト2位でロッテ入団。昨年12月に支配下選手登録となった。1メートル80、87キロ。右投げ左打ち。
日本ハム・関根裕之プロスカウト
「びっくりするボールはないが、それが逆に武器になる。」

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[ロッテ]高部瑛斗が3戦12の8「タイミングをしっかり取れている」、白血病患者の支援に意欲示す3年目[報知]

ロッテの高部瑛斗外野手(24)が23日、オリックス戦(SOKKEN)に「8番・左翼」で出場。決勝打を含む2安打を放ち、直近3試合は計12打数8安打、打率6割6分7厘となった。16年秋に16歳だった弟が急性白血病のため亡くなり、白血病患者の支援に意欲を示すプロ3年目。飛躍に向け猛アピールを続けている。

2回2死三塁、右腕・東の速球をライナーで左中間に運び先制二塁打とした。「今はタイミングをしっかり取れている」。6回にはK−鈴木から左前に運び、ともに3安打した直近2試合を含め3試合連続のマルチ安打となった。

昨季のイースタン盗塁王。1軍では通算9安打だが、2軍では常に高打率を残す巧打の左の外野手で、井口監督は「ファームでは敵なし。あとは1軍でどれだけやれるか」と期待する。5キロ増の体重77キロと力強さも増した高部が、弟の思いも背負って激しい外野手争いに食らいつく。

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[ロッテ]森遼大朗、故郷で3回無失点、由伸、柳、戸郷に続く都城のネクストブレイク候補[報知]

ロッテの森遼大朗投手(22)が先発。3回1安打無失点と好投し、開幕ローテ入りへ猛アピールした。

宮崎・都城商出身。この日は故郷がい旋登板でスタンドでは両親、知人らが観戦していた。昨年の本塁打王でオリックスの4番・杉本を速球で詰まらせて投ゴロに抑えるなど攻めた。

17年育成ドラフト2位で入団、4年目の昨年はイースタン・リーグで10勝して最多勝となり、12月に育成選手から支配下選手契約を結んだ。

宮崎・都城出身では中日の柳(高校は横浜高)、巨人の戸郷(高校は聖心ウルスラ学園)と好投手の輩出が続いている。オリックスの沢村賞右腕・山本由伸も岡山出身ながら高校は都城高だった。その都城からはばたいたネクストブレイク候補が森だ。

ロッテの先発は石川、小島、佐々木朗が開幕ローテ当確で美馬、二木、鈴木、西野、本前らが競争。井口監督は森の好投に「しっかりと安定して投げてくれている。彼も二木と一緒で球が浮いたらダメな投手。丁寧に丁寧に早いカウントでストライクを整えながらできたと思う」と評価した。

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[ロッテ]オリックスに連勝、対外試合4勝2分けで6戦無敗[報知]

ロッテは23日、前日に続きオリックスに勝利した。

宮崎出身の先発・森が3回無失点と好投。高部、平沢、安田、吉田と好機で効果的に適時打が出た。

ロッテは沖縄から対外試合無敗を継続。6試合で4勝2分けとなった。

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[ロッテ]平沢大河、A班合流初打席でタイムリー、15年ドラ1、2年連続1軍出場なし[報知]

ロッテの平沢大河内野手(24)が23日、A班(1軍)に合流。その初打席で適時打を放った。

3回に代走で出場して遊撃の守備に入ると、4回2死三塁で迎えた1打席目、中川颯からライナーで中前に運んだ。

15年ドラフト1位で入団した平沢は20、21年と2年連続1軍出場なし。今キャンプはA班スタート予定だったが、新型コロナウイルス陽性判定を受けた影響で出遅れていた。プロ7年目、巻き返しへ好スタートを切った。

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[ロッテ]宮崎出身の右腕・森遼大朗が故郷で先発、オリックス戦スタメン[報知]

ロッテは23日、前日22日に続きオリックス戦に臨む。打線が直近の2試合で計32安打と好調。両チームのスタメンが以下の通り発表され、地元宮崎の都城商出身の森が先発する。

[ロッテ]
1(二)池田
2(中)藤原
3(指)中村
4(一)山口
5(右)岡
6(三)安田
7(遊)茶谷
8(左)高部
9(捕)加藤
P森
[オリックス]
1(中)福田
2(左)佐野皓
3(遊)紅林
4(右)杉本
5(指)太田
6(一)頓宮
7(二)野口
8(捕)伏見
9(三)佐野如
P東

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ロッテ・森が3回0封、開幕ローテ入りへ猛アピール、井口監督も評価[デイリー]

ロッテの森遼大朗投手(22)が練習試合・オリックス戦に先発し3回1安打無失点と好投。地元の宮崎で開幕ローテ入りを猛アピールした。

都城市内から両親、高校時代の友人が応援に駆けつけた中で力投した。初回2死二塁では杉本を内角直球で投ゴロに抑えた。「日本シリーズをテレビで見ていて、自分だったらどう投げるかを考えていた。それができた」と胸を張った。

昨年12月に支配下登録され、先発での1勝を目指す。開幕ローテは小島、石川、佐々木朗が当確。井口監督は「丁寧にカウントを整えながら投げ切れていた」と評価する。森は「5年かかって、やっと(1軍で)投げられた。ここから頑張りたい」。残り3枠の中に入り込むため、全力で腕を振る。

森遼大朗(もり・りょうたろう)
1999年4月22日生まれ、22歳。宮崎県出身。180センチ、87キロ。右投げ左打ち。投手。今季推定年俸420万円。都城商から2017年度育成ドラフト2位でロッテ入団。4年目の昨季はイースタン・リーグで10勝を挙げ、最多勝利を獲得。オフに支配下契約を結び、背番号「123」から「62」に変更。

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ロッテの森、出身地宮崎で好投3回無失点[デイリー]

出身地の宮崎県で応援に駆けつけた両親や友人に勇姿を見せた。ロッテの5年目の森が23日、宮崎市でのオリックスとの練習試合に先発し、3回1安打無失点と好投。冷え込みが激しかったが「思っていた以上に体が動いてくれた。いいパフォーマンスが出せた」と胸を張った。

全球種をバランスよく投げ、危なげなかった。昨季リーグ覇者の主力相手にも「自分の力を試せる場面だった。びびらずに大胆に楽しめたらいいかなと思っていた」と、1回に杉本を内角速球で投ゴロに仕留めた。井口監督は「丁寧に丁寧に、早いカウントでストライクを整えながらできた」と高く評価した。

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ロッテ・平沢、コロナで出遅れも合流即タイムリー、内野の定位置争いは激戦へ[デイリー]

ロッテの平沢大河内野手が1軍に合流後、練習試合に初出場。初打席で適時打を放った。

石垣島キャンプはA班(1軍)スタートが内定していたが、1月に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、調整が遅れていた。3回に代走で出場し、遊撃の守備に就いた。4回2死三塁の打席では、中川颯から中前打。守備でも4回には杉本の打球を軽快にさばき遊ゴロ併殺打にした。「万全な状態で呼んでもらったので、しっかりアピールをしていきたい」と気を引き締める。

内野のポジション争いは安田やドラフト2位・池田(国士舘大)らがひしめく激戦となっているが「基本的には(中村)奨吾さんはレギュラーですけど、それ以外は若手で競争をしているので、そこで何とかアピールをして、一歩先にいけるように頑張っていきたい」。7年目でのレギュラー取りへ、力を込めた。

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ロッテに新星、育成出身の森がオリ打線を3回1安打無失点[デイリー]

昨年12月に支配下契約を結んだロッテ・森遼大朗投手が先発し、3回を1安打無失点と抑えた。

宮崎県都城市出身で両親や高校時代の友人が応援に駆けつけた中で好投。初回には1死から味方の失策で走者を背負うも、紅林を二飛、杉本を投ゴロに抑えた。

2回以降も走者を出しながらの投球になったが、きっちりと後続を断ち「寒かったので、体が動くかなと思っていたけど、いいパフォーマンスが出せたと思います。これからも頑張りたい」と力を込めた。

17年の育成ドラフト2位入団の右腕。昨年はイースタンで結果を残し、オフに支配下登録を勝ち取った新星だ。井口監督は「球が浮いたら厳しい投手ですが丁寧に丁寧に、早いカウントからストライクを整えながら、できたんじゃないかなと思います」とまずは合格点を与えた。

開幕ローテ入りについては「これからもっともっとレギュラークラスの相手がでてくるでしょうから、その時にどういう投球ができるかですね」と期待を込めて話した。

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ロッテ・平沢大河、1軍合流&練習試合でタイムリー[デイリー]

ロッテの平沢大河内野手が1軍に合流し、オリックス戦で適時打を放った。

新型コロナウイルスの陽性判定などで遅れていたが、石垣島で調整後、宮崎入り。この日は代走から途中出場。4回2死三塁から中川颯の変化球を捉え、中前打。三塁走者を迎え入れた。7年目の今季、内野のポジション取りを目指す背番号13が安堵の表情をみせた。

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ロッテ・本前、対外試合2戦連続無失点、「今は良い感じ」と手応えを掴む変化球は?[BASEBALL KING]

◇真っ直ぐとカーブ

「真っ直ぐ自体は強く投げようという意識で投げていたので、そこでカウントが取れたのはよかったと思います」。

ロッテの本前郁也は2回を無失点に抑えた17日の巨人戦に続き、22日に行われたオリックス戦でも3回を0安打1与四死球無失点と、アピールに成功した。

「今日は1球も投げていないです」とこの日の登板ではチェンジアップを1球も投げなかった。17日の巨人戦でもチェンジアップを投げていなかったように見えたが、チェンジアップを投げずに抑えようなど、何か意図があるのだろうか−。

「今年からチェンジアップは変えているので、精度も試合で投げられるくらいの高さではない。少し練習してから試していこうかなと思っています。なので今は、ストレートと大きいカーブで組み立てられるようなピッチングができればいいかなと思って挑んでいます」。

22日のオリックス戦ではストレート主体で、カウント球としてカーブを投げることが多かった。9−1の5回2死走者なしの場面で、育成・山中尭之の初球に投げたカーブは非常に良い球だった。

1月の自主トレは「和田さんのもとで体幹の使い方、体の使い方をもう1度イチから教えてもらいました」と昨年に続きソフトバンク・和田毅と行ったが、体の使い方を教わった中で、「そのとき(自主トレ)くらいからカーブが良い感じになってきた」と手応えを掴んだという。

「今は良い感じなので、その感覚をもっとよくできればいいかなと。カーブは投げ続けています」。今後も精度をさらに高めていくつもりだ。

そして、勝負球としてスライダーを投げていく考えを持つ。

「去年はカーブよりスライダーでカウントを取っていた。自分の中で決め球がなかったので、スライダーを決め球にできるように。まずはカーブと真っ直ぐでカウントが取れるようなピッチングをしないといけない。今はこういうピッチングになっています」。

◇リズムの良い投球

本前の投球を見ていると非常にリズムが良く、少ない球数で打者を打ち取っている。

昨季シーズン最終登板となった10月30日の日本ハム戦が、まさに“少ない球数”で打ち取る投球だった。初回から少ない球数でリズムよくアウトを積み重ね、5回を投げ67球、4安打、1失点だった。

「フェニックスリーグで調子が良くて、少ない球数でストライク先行。真っ直ぐで押せていた。(フェニックスリーグでやってきたことを)そのままやっていこうかなと、ああいう結果になりました」と振り返る。

今季も「1年間(先発を)任せてもらえるように、ストライク先行、打者にいいリズム作れるようなピッチングができればと思います」と、“少ない球数でストライク先行”を継続していく考えだ。

「去年は1軍にいる時間がすごく短かったので、今年は最初から最後まで1軍で投げられるようにしていきたいと思っています」。

昨季は開幕先発ローテーションを掴み、プロ初登板・初先発となった4月1日の楽天戦でプロ初勝利を挙げたが、その後は勝ち星を挙げることができなかった。今季こそ開幕ローテに入り、チームの勝利に数多く貢献していきたいところ。そのためにもストレート、早いカウントで投げるカーブ、決め球のスライダー、練習中のチェンジアップを加えて、打者をしっかりと封じていきたい。

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