ソフトバンクは先発入りが確実な和田がテンポがよく、5回3安打無失点と順調な仕上がりを見せた。今季初実戦の又吉は9回を三者凡退で2奪三振。ロッテの小島は直球と変化球をうまく投げ分けて5回3安打無失点に封じた。
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福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロッテ小島和哉投手が5回3安打無失点の好投を見せた。前回登板までは使わなかったカットボールなど小さく変化する球を駆使し、ソフトバンク打線を封じた。
「いい感じで打者と対戦できたかな」と好感触を口にした。キャンプからの長い遠征が終わり「やっと自分の布団で寝られるので楽しみです」と笑った。
5回を3安打無失点に抑えたロッテ小島和哉投手は、2月27日の練習試合・西武戦(高知)からの修正に納得の表情だった。
「前回は球というよりちょっとフォーム的に自分のイメージしている体の使い方をしていなかったので」と、映像で自分の投球フォームをチェック。上体が突っ込みすぎた部分を修正し、イメージ通りの体の使い方ができるようにした。「試合になったときは対バッターをどう抑えるかがメイン。マウンドであんまりフォームのことは気にしたくない。それまでに自分の気持ちいい投げ方、しっくりいく投げ方を見つけたい」と1週間やってきた。
登板2日前のブルペンでは内容があまり良くなかったそうだが「2日前にいい時は逆に打たれる時が多いので、そこは七不思議です」と話した。
剛球右腕が開幕1軍に前進した。ロッテのドラフト5位、八木彬投手(24=三菱重工West)が、ソフトバンク戦の9回にマウンドに上がり、1イニングを完全投球。自己最速タイ153キロの直球を投げ込み、2つの三振を奪った。「初めてのペイペイドームで0−0で、すごく緊張したけど、自分の投球ができて良かったです」と胸を張った。
プロの打者について「みんな直球に強い。ガンガン振ってきます。社会人は一発勝負なのもあって三振しないようにしてくる。でも、プロは数字を残そうと割り切ってる。あまり甘いところに投げるのは怖い」と言いながらも「とにかく強い球です」とひるまない。
「1年目はがむしゃらにやっていきたいなっていう感じです」という剛腕を、井口監督も「だいぶスピードが出てきたし、フォークの落ちもよくなってきた」と評価。「(リリーフの一角に)なんとか入ってくれたらいいなと思っている」と期待した。
ロッテ小島和哉投手(25)が5回3安打無失点の好投を見せた。ストライク先行の投球で、テンポよく58球を投げ、マウンドを降りた。
「前回使わなかった小さい変化、カットボールとかをまんべんなく使っていこうと、(捕手の)加藤さんと話していた。いい感じで打者と対戦できたかなと思います」と好感触だった。
前回2月27日の練習試合・西武戦(高知)では4回6安打4失点と苦しんだが、修正してみせた。井口監督も「今日は球が低かった。順調に来ているんじゃないですか」と高評価だった。
3月11日のオープン戦・ロッテ−西武戦(ZOZOマリンスタジアム、午後1時開始)で、元ソフトボール女子日本代表の山根佐由里さんが始球式に登板することが決まった。
3月28日に日本女子ソフトボールの新リーグ「ニトリJD.LEAGUE」の開幕戦 ビックカメラ高崎ビークイーン−トヨタレッドテリアーズ(ZOZOマリンスタジアム、午後7時開始)が開催されることを記念したもの。
山根さんは2010年からトヨタ自動車や日本代表として活躍した投手。17年に現役引退し、東京五輪ではソフトボールの解説を務めた。「ファーストピッチセレモニーを担当させて頂くことになり大変嬉しい思いで一杯です。当日は、ニトリJD.LEAGUE開幕戦前に相応しい投球ができるように頑張ります。野球ファンの皆さん、ソフトボールもぜひご注目ください。よろしくお願いします」とコメントした。
ロッテのドラフト5位・八木彬投手(24)=三菱重工West=が9回に5番手で登板し、1回を三者凡退に退けた。自己最速タイの153キロを計測して2奪三振。「初めての球場で(スコア)0−0の場面から投げたのですごく緊張した」と右腕。井口監督はリリーフの一角として「何とか入ってくれたらいいなと思っている」と期待を寄せた。
ロッテ・小島和哉投手(25)が先発し、5回3安打無失点と好投した。「前回登板であまり使わなかった小さい変化のカットボール系や、変化球をまんべんなく使えた。いい感じで打者と対戦できました」と満足そうに振り返った。
前回2月27日の西武との練習試合(春野)では4回4失点と崩れたが、修正した。3回まで無安打投球。打順3番からの柳田、グラシアル、栗原、松田と計8度対戦して完璧に封じた。テンポよく58球を投げ込み、無四球で締めた。
昨季チームトップの10勝を挙げた左腕は、今季から小宮山悟らがつけたロッテ伝統の背番号14を背負う。4年目でエース格に成長し、今季の初登板は、本拠地開幕戦となる29日のソフトバンク戦が有力視される。
1月30日にキャンプ地の沖縄・石垣島に入り、この日で長期遠征が終了。「やっと自分の布団で寝られるので楽しみ」と安堵した。会員制サイトで映画やドラマを鑑賞しすぎて「首が前にでてるような気がした」と笑いを誘った。
井口監督は「去年の後半はずっとこういう投球をした。順調だし開幕に向けて調整して欲しい」と信頼を寄せた。早大の先輩・和田(同じく5回無失点)とがっぷり四つの快投劇。勢いに乗る技巧派が存在感を見せつけた。
ロッテのドラフト5位新人の八木(三菱重工West)が0−0の9回に登板し、最速153キロの速球とフォークボールを効果的に使い、無失点で2三振を奪った。今宮といった実力者をねじ伏せ「すごく緊張したが自分の投球ができてよかった」とほっとした様子だった。
力強い速球と落ちる球が売りで救援陣として期待されている。井口監督は「(救援陣の一角に)何とか入ってくれたらいいなと思う」と話した。
3月1日、オリックス戦後にロッテ・井口監督は、今季の開幕投手に石川を起用することを発表した。
ちょっと、驚いた。ここまでの流れから、昨季チームトップの10勝をマークした小島、昨季3勝ながら今後エースとして長く君臨することになる佐々木朗に任せるのでは、と思われていたからだ。
そんな想像は違っていた。指揮官は「石川とは1年間、しっかりと回ってもらうという約束をした。開幕投手は、普段とは違うプレッシャーもある。それをはじけるのが石川だと思う。気持ちが強い投手なので」と説明した。
驚いたと同時に、納得もできた。それは春季キャンプの序盤から、石川の投球が目を引いたからだ。制球力の高い投手だが、捕手ミットに吸い込まれるボールは際立っていた。
昨季の石川は6月に右肘手術を受けたが、復帰後は抜群。メディアの注目は、佐々木朗に集まっていたが、ベテランの投球も圧倒的だった。
そんな右腕ならば、他球団のエースとカード頭でマッチアップしても、互角以上の投球ができるだろう。ローテーションの柱として、石川がフル回転すれば、他の投手はだいぶ楽になる。
当然、カードの2、3戦目に投げる投手は、対戦する相手投手の格も落ちることになる。
指揮官は「石川に開幕投手を任せて、それに続く人たちがさらにビシッと抑えてもらいたい」とも言った。
佐々木朗はオープン戦で160キロ超えの剛速球を連発し、異次元の投球を見せている。現状では開幕カードの2、3戦目に回ることが有力か。もし、そうなれば、どれほどの勝ち星を挙げるのだろうか。
ロッテの小島が5回を3安打無失点。同じ早大出身左腕の大先輩、ソフトバンクの和田と一歩も譲らない投げ合いを演じた。
開幕2カード目で本拠地開幕となる29日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)先発が有力。「実力以上のものを出そうとしないこと。160キロは無理なので」と前日に163キロを計測した佐々木朗を意識せず、制球とコンビネーションを重視した。石垣島キャンプから沖縄本島、宮崎、高知、大阪、福岡と続いた遠征が終了。「やっと自分の布団で寝られる」と嬉しそうだった。
お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)が6日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7:00)に出演。「令和の怪物」ことロッテ・佐々木朗希投手(20)の今季初登板試合を開幕4戦目でホーム開幕戦となる29日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)と予想し、期待に胸をふくらませた。
オープン戦から163キロの剛速球を披露している規格外の若武者。自らロッテとの“ズブズブ”な関係を公言している石橋は「佐々木朗希くんがバンバン投げたら…。今年、山本くんに対抗できるのは佐々木朗希じゃねーかって…」と話すと、今季初登板に言及した。
現時点では佐々木朗がいつ投げるのかは分からないが「ロッテは石川くんが開幕(投手で)いくってことはホームの第1戦が多分、佐々木朗希くんじゃないか。そうするとね、ソフトバンクなんですよ。これ、オレ行くんですよ」とすでに仕事で観戦することが決まっていることを報告。「それでなおかつ(ソフトバンクには)ギーダだ、栗ちゃんだ、中村だって…。楽しいねぇ〜!」と早くもワクワクが止まらない石橋は「何とかね、1回裏で出されないように。いつも1回裏で出されちゃうんで。いやぁ〜楽しみ!」と楽しそうに話していた。
ヤクルトの元監督でOBの古田敦也氏(56)が6日、テレビ朝日系「サンデーLIVE!!」(日曜前5:50)に出演し、ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(18=市和歌山)について言及した。
5日のペイペイドームでのソフトバンクとのオープン戦で佐々木朗希投手(20)とバッテリーを組み、朗希の5回2安打無失点、9奪三振を“演出”した。
古田氏は、VTRを見ながら「高校卒業したばっかりなんでね、こんな速い球、あんまり受けたことないはずなんですけどね。ボールもしっかり捕ります。佐々木朗希君の変化球も凄いですからね。これをしっかり捕るだけでも、なかなか難しいはずなんです」と解説し、さらに「実は肩もいいんですよ。捕ってからも早いんです。捕ってから早くてね、十分に1軍で通用しますね」と太鼓判を押していた。
ヤクルトの元監督でOBの古田敦也氏(56)が6日、テレビ朝日系「サンデーLIVE!!」(日曜前5:50)に出演し、ロッテの佐々木朗希投手(20)について言及した。
5日のペイペイドームでのソフトバンクとのオープン戦に先発し、5回2安打無失点、9三振の内容。2月19日の日本ハムとの練習試合(名護)に続き、自己最速タイの163キロをマークし、これで今春は実戦3試合、10イニングを連続無失点、その間17奪三振となった。
古田氏は、投球のVTRを見ながら「ストレートが速いんですよねえ、160キロ、シュート回転しますからねえ。捕手が捕るのも大変なはずなんですけどねえ。凄いストレートがあるんですけど、フォークボールもいいです。フォークボール146キロですよ、そしてまだまだ、このフォークボールは149キロですよ。ちょっと次元がおかしくなって来てるんです、佐々木朗希。いやあ凄いな、本当に凄いわ」と“凄い”を連発。「160キロを悠々超える球をどんどんこの時期から投げていってますねえ。いやあもう凄い。送りバントに切り替えても、もはやバントすらさせないという…凄いわ、本当に」とため息をついていた。
ロッテのドラフト5位・八木彬投手(三菱重工West)が9回を打者3人でピシャリと抑えた。
「0−0の場面で投げたので、すごく緊張したけれど、自分の投球ができてよかった」。
球速も自己最速タイとなる153キロを計測し、「今はいい感じ。たまたま出たな感じです」と笑った。
救援として、開幕1軍が期待される。ここから生き残りが激化するが、「自分が結果を残せれば残れる。1年間通して、1軍にいることの方が大事」と、社会人出身らしく先も見据えていた。
ロッテの小島和哉投手が5回3安打無失点の好投を見せた。ソフトバンクの先発・和田も5回無失点だっただけに、同じ左腕として一歩も譲らない投げ合いを演じた。
「前回、あまり使わなかった小さい変化のカットボール系を使って、シーズン同様に攻めようと(女房役の)加藤さんと話して臨んだ。いい感じで打者と対戦できた」。
前回登板だった2月27日の西武戦では4回を投げて、2発を浴びるなど4失点。昨季チームトップの10勝を挙げた左腕が、しっかりと修正した。
井口監督も「今日は球が低かった。順調にやっている」と評価していた。
ロッテは3月11日の西武とのオープン戦(ZOZOマリン)で、元ソフトボール女子日本代表で現役時代に投手としてトヨタ自動車でプレーしていた山根佐由里さんが始球式を行うことを発表した。
3月28日にZOZOマリンで日本女子ソフトボールの新リーグ「ニトリJD.LEAGUE」の開幕戦 ビックカメラ高崎ビークイーン対トヨタレッドテリアーズが開催されることを記念して行われる。
山根佐由里さんは2010年にトヨタ自動車入社。世界女子ソフトボール選手権(ベネズエラ)、14年世界女子ソフトボール選手権(オランダ)出場、16年WBSC世界女子ソフトボール選手権(カナダ)に出場。17年に現役引退し、昨夏の東京五輪ソフトボールでは解説者として活躍した。
期待の新星が現れた。ロッテのドラフト5位右腕・八木彬=三菱重工West=が両軍無得点の9回から5番手で登板。緊迫した場面で自己最速タイの153キロを計測し、3者凡退の完璧な投球。1回を12球で2奪三振の快投で、開幕1軍を猛アピールした。
「初めての球場で0−0の場面ですごい緊張したけど、自分の投球ができて良かった」。先頭の今宮を138キロのフォークで空振り三振に打ち取ると、続く上林もフォークで二ゴロ。代打・谷川原には初球に自己最速タイの153キロ、最後は152キロの直球で空振り三振。強気な投球で1イニングを完全投球で締めた。
大学、社会人を経ての入団も、プロでは慣れないことばかり。「今は慣れてきたけど先輩に挨拶したりとか、ごはんもあまりゆっくり食べられてなくて。メニューなんて見ずに、とにかく、はよ取って、はよ食べないとって感じでした」。それでもマウンドでは度胸が売り。2日のオリックス戦(京セラD)でも4番・杉本を空振り三振に打ち取り、1回を無安打無失点と結果を残してきた。
「しっかり結果残せれば(1軍に)残れると思っている。あとはシーズン入ってから1軍に残り続けることが目標です」と右腕。チームに頼もしいルーキーが加わった。
ロッテの小島和哉投手が5回3安打無失点の好投を見せた。
初回からテンポのいい打たせて取るピッチングで3回まで完全投球。4回には佐藤、今宮に連続安打を許したが多彩な変化球を駆使し後続を断ち切った。5回も2死から中村晃に左前安打を浴びたが、最後は甲斐を129キロのチェンジアップで空振り三振。5回を投げ3安打無失点の快投だった。
前回登板の27日・西武戦(春野)では4回を投げ5安打4失点と悔しい投球となったが、この日はしっかりと修正。昨季10勝を挙げたエース左腕が徐々に状態を上げてきた。
ロッテは6日、3月11日の西武戦(ZOZOマリン)で元ソフトボール女子日本代表の山根佐由里さんが始球式を務めることを発表した。
始球式は3月28日にZOZOマリンで日本女子ソフトボールの新リーグ「ニトリJD.LEAGUE」の開幕戦である「ビックカメラ高崎ビークイーン対トヨタレッドテリアーズ」が開催されることを記念して行われる。
山根さんは2010年にトヨタ自動車に入社し、2014年には世界女子ソフトボール選手権出場、2016年にはWBSC世界女子ソフトボール選手権に出場し、2017年に現役を引退した。
山根さんは「ファーストピッチセレモニーを担当させて頂くことになり大変嬉しい思いで一杯です。当日は、ニトリJD.LEAGUE開幕戦前に相応しい投球ができるように頑張ります。野球ファンの皆さん、ソフトボールもぜひご注目ください。よろしくお願いします」とコメントした。
開幕1軍入りへ猛アピールだ。ロッテのドラフト5位・八木彬投手(24)=三菱重工West=が、自己最速タイの153キロをマークするなど、9回を3人で料理した。
「すごい緊張はしたんですけど、自分の投球ができてよかった。とにかく強い球を投げようと意識しました」。
先頭の今宮をフォークで空振り三振に仕留めるなど、リズムよく投げた。2日のオリックス戦で、杉本から空振り三振を奪ったのもフォーク。1軍でも通用することを示した。
オープン戦2試合連続の三者凡退で、井口監督の評価も上昇。練習試合では制球に苦しんだが、オープン戦ではストライク先行の投球。「スピードが出てきていますしフォークの落ちもいい。(リリーフに)入ってくれたらいい」と期待した。
初めてのキャンプ、遠征帯同では先輩への挨拶に奔走も「慣れてきました。1年目はがむしゃらにやっていきたい」と開幕1軍へ意気込んだ。
ロッテの西野勇士投手がオープン戦2試合目の登板を果たし、1回無安打無失点に抑えた。
8回からマウンドに上がり中村晃を中飛。甲斐を遊ゴロ。川瀬には四球を与えたが、牧原大を直球で中飛に抑えた。20年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、復活を目指す右腕は1日のオリックス戦から2試合連続無失点。井口監督は「順調に来ていますね。スピードもしっかりでている」と納得。先発も抑えも経験のある右腕の起用法については「基本的には先発でいってもらいたいと思っていますが、立ち上げていく中で中継ぎでスタートで、最初はできれば」とプランを明かした。
ロッテの開幕ローテ入りが決定的な小島和哉投手がオープン戦に初先発し5回を3安打無失点無四球と好投した。
前回西武戦は球種を試すことに重点を置き4回を6安打4失点もきっちり修正。低めにキレのある直球を低めに集め、スライダー、カットボールを有効に投じ3回まで完全投球で応えた。「いい感じで打者と対戦ができました。(シーズンの)1番最初に投げる日は何曜日でも関係なくて、1個目に100%の状態でいけるようにしっかり準備したい」と納得の表情で振り返った。
前日、佐々木朗希が最速163キロの快投を演じ5回無失点。同じ結果で続き「(佐々木朗希とはピッチングの)話はしますよ。基準をすごく上げられたので、今日も心配して投げていたんですけど、とりあえず抑えられてよかった」とユーモアたっぷりに振り返った。
ロッテは6日、ZOZOマリンスタジアムで行われる3月11日のオープン戦・西武戦で、元ソフトボール女子日本代表として現役時代に投手としてトヨタ自動車でプレーした山根佐由里さんが始球式を行うと発表した。
始球式は3月28日にZOZOマリンスタジアムにて日本女子ソフトボールの新リーグ「ニトリJD.LEAGUE」の開幕戦 ビックカメラ高崎ビークイーン対トヨタレッドテリアーズが開催されることを記念して行われる。始球式(ファーストピッチセレモニー)は12時50分頃に実施される予定。
山根さんは球団を通じ「ファーストピッチセレモニーを担当させていただくことになり大変嬉しい思いで一杯です。当日は、ニトリJD.LEAGUE開幕戦前に相応しい投球ができるように頑張ります。野球ファンの皆さん、ソフトボールもぜひご注目ください。よろしくお願いします」とコメントした。
ロッテの佐々木朗希投手が6日、前日5日に自己最速タイの163キロを投じた登板から一夜明け、ペイペイドームで調整した。
グラウンドではストレッチ、キャッチボールなどで体を動かした。前日のソフトバンク戦では5回2安打無失点の好投。「精度で言うとあまり良くなかった」と話していたが、丁寧にフォームの感触を確かめるようにボールを投じた。
井口監督は次回登板について「ちょっと、1回空けるかもしれないですね。5回投げているので」と中6日以上空けるプランを明かしている。
オープン戦の出塁率.600を記録するなどロッテの平沢大河が、2019年以来となる開幕1軍入りへアピールを続けている。
2試合連続『9番・遊撃』でスタメン出場した平沢は0−0の3回1死走者なしの第1打席、ソフトバンクの先発・和田毅が1ボール1ストライクから投じたストレートをセンター前に弾き返した。
0−0の5回2死二塁の第2打席は、2ボール2ストライクから4球連続ファウルで粘ると、9球目の外角のストレートを冷静に見送り、最後は10球目の低めのチェンジアップを見極め、持ち前の選球眼の良さでしっかりと四球を選んだ。
18年に112試合に出場したが、翌19年は「結果で応えられなかった。悔しい」と主力選手の故障がありながらも、チャンスを活かすことができず51試合の出場にとどまった。「この悔しさを2020年に活かせればと思っています」と挑んだ20年だったが1軍出場なし。昨季も1軍出場がなく、19年を最後に公式戦での1軍出場がない。
今年は2019年以来となる春季キャンプを1軍で迎える予定だったが、新型コロナウイルスに感染しB組スタート。第2クールから合流し、球団を通じて「スタートで出遅れているので少しでもアピールしていかないといけないですし、少しでも人より目立つようにやっていければと思います」とコメント。現時点では言葉通り、目立った活躍を見せている。
2月23日のオリックス戦から1軍合流すると、昇格後初打席となった同戦でいきなりセンター前に適時打を放ち、同試合から5試合連続安打。
途中出場した3月4日のソフトバンク戦は2打数0安打だったが、先発出場した5日のソフトバンク戦では0−0の6回無死走者なしの第2打席、育成・藤井皓哉が3ボール2ストライクから投じた9球目のやや外寄りの149キロストレートを左中間フェンス直撃の二塁打。続く0−1の8回無死二塁の打席では、きっちりと初球で送りバントを決めた。
走塁でも2月26日の西武戦、1−1の5回無死一塁から池田来翔が三塁線を破ると、レフトが打球処理をもたついている間に一塁走者の平沢は三塁を陥れ、続く藤原恭大の犠飛で生還した。“1つ先の塁”を狙う走塁もしっかりと見せた。
ロッテの三塁、遊撃の争いはエチェバリア、藤岡裕大を中心に、安田尚憲、池田らの競争かと思われたが、平沢もここまでは必死に食らいついている。開幕まで残り3週間を切り、この先レギュラー選手の出場が増えていくことが予想される。開幕1軍入りへ、少ない機会で結果を残し続けることが重要になっていきそうだ。