ソフトバンクが20年ぶりの開幕6連勝。プロ初先発の大関は6回1/3を1失点で初勝利を挙げた。又吉が移籍後初セーブ。3回に柳田、中村晃の適時打で2点を先制し、8回にも1点を加えた。ロッテは打線がつながらず4連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
試合後、指揮官は苦悶の表情を見せた。3月31日のホークス戦にも敗れ4連敗。ホーム最初のカードは同一カード3連敗を喫してしまった。
井口資仁監督は「打線が繋がっていないというところ。得点圏になって、なかなか自分達の打撃が出来ていない」と唇を噛みしめた。
好機はあったが、なかなか走者をホームに還すことは出来なかった。得点はエチェバリア内野手のソロ本塁打のみ。つながりと粘りが売りの打線が沈黙を続けた。
ただ、敗戦の中にも光明はあった。「みんなしっかりと投げてくれた。しっかりとプレーをしてくれた。これで落ち着いて次はまたやってくれると思う」と井口監督。若者達のデビュー戦を評価した。
ドラフト3位の廣畑敦也投手が1回を投げて被安打2、無失点。「プロ初登板でしたが、適度な緊張感を楽しんで投げられました。ヒットは打たれましたがゴロを打たせるという自分のピッチングは出来ていたので、次回以降も続けていきたいです」と試合後は手応えを口にした。
シーズン前に育成から支配下登録をされ、プロ初登板を果たした佐藤奨真投手も1回を投げて無安打、無失点。「ほどよい緊張感の中でまずはゼロで抑えられて良かったです。やっと支配下選手になったという実感が湧きました。次は勝ちにつながるような投球をしたいと思います」と次の登板を見据えていた。
ドラフト2位の池田来翔内野手も9番・サードでスタメンデビュー。残念ながらプロ入り初ヒットは生まれず、「プロ初出場はチームも負けてしまい、安打も出ず、悔しいです。その一言です」と試合後は悔しがった。即戦力野手としてプロ入り。2月から始まった練習試合で存在感を見せたが、オープン戦では疲れも見え、プロの壁にもがいた。無念の開幕2軍スタート。それでも2軍では格の違いを見せ結果を出した。昇格後、即スタメン。大チャンスに燃えていた。無安打に終わったものの、あわやの打球は確かにあった。「明日は何とかチームの勝利に貢献できる1本を打って、流れを変えたいです」。人は成功体験からではなく失敗体験や悔しい想いを糧に成長をしていく。若者のこの悔しさがチームを勝利へと導くことになるはずだ。
今日があるから明日がある。悔しい4連敗も光明はあった。あとは反省をして、準備を整え、前を向いていく。まだシーズンは始まったばかり。明日こそ良い日とする。笑える日とする。カードは変わり、ライオンズとの3連戦が始まる。開幕からちょうど1週間。再び開幕投手の石川歩投手がマウンドに上がる。
「まずはしっかりゲームを作れるように頑張ります。開幕戦の時のように強い球を丁寧投げ分けて、1イニングでも長く投げられればいいかなと。ライオンズは今季初対戦ですが、そこまで特別意識することもなくいつも通り自分の投球をやるだけです。」と石川歩投手は落ち着いた口ぶりで話をした。頼もしきベテランだ。
背番号「12」が再びチームを勝利に導く。流れを引き寄せる。そして、連勝の波に乗る。
第94回センバツ高校野球で3月31日、大阪桐蔭が優勝した。同校OBのロッテ福田光輝内野手(24)藤原恭大外野手(21)も祝福のメッセージを寄せた。
ロッテは3月31日、八木彬投手(24)小川龍成内野手(23)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。
30日のPCR検査で判明し、ともに無症状。小沼健太投手(23)山口航輝外野手(21)は濃厚接触の疑いがあり、4人とも隔離療養となっている。3選手は特例2022の対象選手で登録抹消になり、代替指名で佐藤奨真投手(23)池田来翔内野手(22)菅野剛士外野手(28)が出場選手登録を受けた。井口資仁監督(47)は「色々対策しながらですけど、こうやって残念ながら出てしまうので、もう1度気を付けながらやっていきたい」とコメントした。
ロッテのドラフト3位、広畑敦也投手(24=三菱自動車倉敷オーシャンズ)と佐藤奨真投手(23)がプロ初登板し、それぞれ1回を無失点に抑えた。
広畑は1点リードされた7回に登板。内野安打2本で1死一、二塁とされるも今宮、柳田の上位打線を抑え、ゼロで切り抜けた。
最速150キロの直球にカーブを織り交ぜてのデビュー戦に「適度な緊張感を楽しんで投げられました。安打は打たれましたが、ゴロを打たせるという自分の投球はできていたので、次回以降も続けていきたいです」と振り返った。
3月22日に支配下選手登録を受けたばかりの左腕佐藤奨も、9回のマウンドへ。持ち前の緩急と奥行きを生かし、3者凡退に。三森からは137キロの直球で空振り三振も奪った。「ほどよい緊張感の中でまずはゼロで抑えられて良かったです。やっと支配下選手になった実感が湧きました。次は勝ちにつながるような投球をしたいと思います」と見すえた。
30日のソフトバンク戦では、同じく支配下登録されたばかりの小沼健太投手(23)も2回無失点の投球を見せた。新戦力の連日のアピールに、井口資仁監督(47)は「ようやくみんな投げられたので。次からみんな、しっかりやっていけると思います」とさらなる活躍に期待していた。
ロッテは4連敗を喫した。開幕から18打席無安打だったマーティンが2安打するも、レアードと合わせて5試合で計5安打。
井口資仁監督も「レアードとマーティン、この辺がしっかり上げていかないと得点力は上がってこないと思うので」と険しい表情だ。終盤3度の得点圏を逸したことには「自分達の打撃ができていない。もう1回、打撃コーチにしっかり言って指導してもらう」と話した。
ロッテのドラフト1位、松川虎生捕手(18=市和歌山)が公式戦で初めて盗塁阻止に成功した。
6回1死一塁、7番上林を空振り三振にとった直球で、一塁走者中村晃が二盗を敢行。松川は素早い動作でストライク送球。いわゆる“三振ゲッツー”となり、この回を無失点でしのいだ。
捕球から二塁到達までの送球タイムは、ストップウオッチでの計測で1.96秒だった。
ロッテのレオネス・マーティン外野手(34)が今季19打席目にして待望の初安打を放った。
4回無死、ソフトバンク大関のカウント2−2からの直球を、センター左へ運んだ。一塁を回ったところで止まると、両手を天に挙げ、笑顔を見せた。
今季は開幕から2番右翼で起用されるも、この日の試合前まで17打席で無安打(4四球)と苦しんでいた。この日も第1打席には二塁ゴロに凡退していた。
ロッテは31日、4月3日の西武戦(ZOZOマリン)で球団OBの小林宏之氏(43)が始球式を務めると発表した。
当日は球団のオフィシャルスーツサプライヤーの株式会社オーダースーツSADAの冠協賛試合「オーダースーツSADAスペシャルデー」として開催される。ファーストピッチセレモニーとして午後1時52分頃から、オフィシャルスーツを着用した小林氏の始球式が行われる。
20年の小林雅英氏、21年の内竜也氏に続き、同社協賛試合で球団OBが3年連続で始球式を務める。
球団のベースボールアカデミーのコーチを務め、千葉ロッテマリーンズジュニアの監督も兼務する小林氏は「今回オーダースーツSADA様のご厚意で始球式をさせてもらえることになりました。久しぶりにZOZOマリンスタジアムのマウンドに立てることを楽しみにしています」とコメントを寄せた。
投打のかみ合わないロッテが4連敗を喫した。チームは8安打を放ちながらも得点は五回のエチェバリアの左越え1号ソロのみに終わった。
「打線がなかなかつながっていない気がします」。
井口監督は厳しい表情。この日、ようやく今季初安打が出たマーティンと、4番のレアードはいずれも打率1割台で低迷しており、指揮官は「まだまだ本調子ではないけど、早く戻ってこないと出遅れてしまいますね。両外国人が上がってこないと、なかなか得点力というのがあがってこないと思うので」と復調を待った。
開幕戦は勝利したが、その後は30日まで3試合連続で1点差負け。この日は1−2の8回に、国吉が痛い1点を奪われるなど、歯がゆい黒星が続いている。
今季初登板だったロッテの美馬は苦手とする序盤で流れをつくれず、5回4安打2失点で黒星を喫した。慎重になりすぎてボールが先行。3回1死二塁で柳田に中前へ先制打、中村晃には左翼線に適時二塁打を浴びた。「初回から制球が乱れて球数が増えてしまった。リリーフ陣に負担をかけてしまったので申し訳ない」と反省した。
4回以降はストライク先行で無安打に抑えただけに、悔やまれる投球となった。井口監督は「最低でも6、7回は投げて欲しかった」と話した。
ロッテは31日、球団のオフィシャルスーツサプライヤーである「オーダースーツSADA」の冠協賛試合を4月3日の西武戦(ZOZOマリン)で開催。この試合にロッテOBでマリーンズ・ベースボールアカデミーのテクニカルコーチを務める小林宏之氏が始球式を行うと発表した。
同社の冠協賛試合でロッテOBが始球式に臨むのは3年連続で、2020年は小林雅英氏、21年は内竜也氏が行った。小林氏は「久しぶりにZOZOマリンスタジアムのマウンドに立てることを楽しみにしています!」とコメントした。
「特例2022」の代替選手として緊急昇格したロッテの2年目左腕・佐藤奨が9回にプロ初登板し、3者凡退に封じた。
開幕直前に育成から支配下昇格したばかりで、「0点に抑えられて良かった。やっと支配下になった実感が湧いた」と喜んだ。ドラフト3位・広畑も7回にプロ初登板し、内野安打を2本許したが1イニングを無失点。打線が元気なくチームは4連敗したが、井口監督は「次からもしっかりとできる」と若手の活躍に光明を見いだしていた。
ロッテは31日、ドラフト5位・八木彬投手(24)、小川龍成内野手(23)が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。
これにより、前日にプロ初登板で2回無失点だった2年目・小沼健太投手(23)、3月27日の楽天戦で一時逆転となる3ランを放った山口航輝外野手(21)が濃厚接触の疑いがあることから「特例2022」の対象として出場登録を外れた。
球団では25日に川越2軍チーフ投手コーチ、29日に育成ドラフト1位の田中楓も感染している。井口監督は「色々対策しているが、こうして出ている。もう少し気をつけたい」と話した。
ロッテの大阪桐蔭OBコンビが母校のセンバツ優勝を祝福した。
14年夏に全国制覇し、15年春は主将としてベスト4まで進出している福田光輝内野手は「圧倒的な強さでの優勝は僕も本当に刺激をもらいました。次は夏があると思いますが、夏も圧倒的な強さで大阪大会、夏の甲子園大会も制してください」と喜んだ。
また、中日・根尾らと17、18年と2年連続でセンバツ優勝を経験し、18年夏も全国制覇している藤原恭大外野手は「僕らのときよりも圧倒的な強さで勝っていて、1〜9回まで手を緩めることなく、すごいチームだと思いました。春はホームランが出にくいと言われるのに、大会新記録の11本塁打。しかも、色んな方向にしっかりと打てているので本当にすごい」と大きな刺激を受けた様子だった。
4連敗となったロッテだが、若手達は続々とデビューを飾った。
7回のマウンドに上がったドラフト3位・広畑敦也投手は内野安打を2本許したものの、最後は柳田を二ゴロに打ちとって1回2安打無失点デビュー。「適度な緊張感を楽しんで投げられました。ヒットは打たれましたがゴロを打たせるという自分のピッチングはできていたので、次回以降も続けていきたい」と振り返った。
開幕前に育成から支配下登録となった2年目左腕・佐藤奨真投手は9回を打者3人斬り。八木、小川が新型コロナウイルスに感染し、小沼、山口が濃厚接触者となったことで1軍初昇格となったが、「プロ初登板をほどよい緊張感の中でまずは0点に抑えられて良かった。やっと支配下選手になったという実感が湧きました」と初々しい。
同じく、この日昇格した池田来翔内野手も「9番・三塁」でスタメン出場。こちらは3打数無安打と結果が出なかっただけに、「プロ初出場はチームも負けてしまい、安打も出ず、悔しいです。明日は何とかチームの勝利に貢献できる一本を打って、流れを変えたい」と気合を入れていた。
今季初登板となったロッテの先発・美馬学投手は5回4安打2失点で負け投手となった。「初回からコントロールが乱れて球数が増えてしまった。結果、リリーフ陣に負担をかけてしまった」と反省した。
それでも、走者を背負いながら粘り、最低限の役割を果たした。井口監督も「苦しみながらも、何とかゲームをつくってくれたかな」と評価した一方で、「最低でも6、7回は投げて欲しかった」と次回登板までの改善点も指摘していた。
ロッテは4月3日・西武戦(ZOZOマリン)の始球式を球団OBで、現在マリーンズ・ベースボールアカデミーテクニカルコーチを務める小林宏之さんが務めると発表した。
当日は球団オフィシャルスーツサプライヤーである株式会社オーダースーツSADAの冠協賛試合「オーダースーツSADAスペシャルデー」を開催する。小林さんはオーダースーツSADAによる2022年千葉ロッテマリーンズオフィシャルスーツを着用して投球する予定。株式会社オーダースーツSADAの冠協賛試合にてマリーンズOBが始球式を務めるのは3年連続であり、2020年は小林雅英さん、2021年は内竜也さんが参加した。
小林さんは球団を通して「今回オーダースーツSADA様のご厚意で始球式をさせてもらえることになりました。久しぶりにZOZOマリンスタジアムのマウンドに立てることを楽しみにしています!」とコメントした。
ロッテは31日、八木彬投手(24)、小川龍成内野手(23)がPCR検査で新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。
球団では29日に選手1人が陽性判定となったことを受けてPCR検査を行っていた。また小沼健太投手、山口航輝外野手は濃厚接触の疑いがあるとして現在、隔離をしている。
球団は「本件については、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら対応を行います」としている。
ロッテは31日、来月3日の西武戦(ZOZO)でベースボールアカデミー・テクニカルコーチを務める球団OBの小林宏之さんが始球式を行うと発表した。
この日はオフィシャルスーツサプライヤーである「株式会社オーダースーツSADA」の冠協賛試合で「オーダースーツSADAスペシャルデー」を開催。始球式はファーストピッチセレモニーとして行われる。
小林宏之さんは同社による2022年千葉ロッテマリーンズオフィシャルスーツを着用して投球する予定。
同社の冠協賛試合にてOBが始球式を務めるのは3年連続で、20年は小林雅英さん、21年は内竜也さんが参加した。小林宏之さんは「今回オーダースーツSADA様のご厚意で始球式をさせてもらえることになりました。久しぶりにZOZOマリンスタジアムのマウンドに立てることを楽しみにしています!」とコメントした。
ロッテは31日、八木彬投手、小川龍成内野手が30日にPCR検査を受け、陽性判定を受けたと発表した。2人とも症状はなく、現在、隔離療養を行っている。また小沼健太投手、山口航輝外野手は濃厚接触の疑いがあるとして現在、隔離中。
小沼、小川、山口は特例2022の対象選手として抹消され、佐藤奨真投手、池田来翔内野手、菅野剛士外野手がその代替指名選手として昇格した。
ロッテは打線がつながらず4連敗となった。
6、7、9回と得点圏に走者を進めたが、あと1本が出ず。得点はエチェバリアの左越え1号ソロのみに終わった。開幕戦勝利から勝ち星がなく、低調な打撃陣に井口監督は「打線がなかなかつながっていかない。得点圏になってから自分達の打撃ができていない」と苦言を呈した。
ロッテ・藤原恭大外野手が31日、母校の大阪桐蔭の選抜高校野球優勝を祝福した。
決勝の最中は、デーゲームでのロッテ対ソフトバンク戦でベンチ入りしており、試合後に春の頂点の知らせが届いた。自身が4年前に春を制覇して以来の快挙に藤原は「優勝おめでとうございます!。僕らの時よりも圧倒的な強さで勝っていて、1回から9回まで手を緩めることなくすごく強いチームだなと思いました」と喜んだ。
「春はホームランがでにくいと言われているのに、大会新記録の11本塁打、しかも色んな方向にしっかり打てているので、本当にすごいと思います。僕も皆さんの活躍を刺激に頑張りたいと思います」と後輩の活躍に刺激を受けていた。
ロッテは2点を追う9回、又吉から2死一、二塁と攻めたが、最後は福田光が空振り三振に倒れ4連敗となった。打線がソフトバンクの先発大関の前にエチェバリアの左越え1号ソロの1本の得点のみに抑えられ、6回途中から継投策の前にかわされた。
開幕戦勝利から勝ち星なし。6、7回と得点圏に走者を進めながらあと一本がでず井口監督は「得点圏になってから、自分達の打撃ができてないというところじゃないですか。打撃コーチにその辺をしっかり指導してもらわないと」と、打開策を明かした。
ロッテ対ソフトバンク戦のスタメンが発表され、ロッテはドラフト2位・池田を1軍初登録し「9番・三塁」で初スタメン出場する。高卒新人のドラフト1位・松川虎生捕手(市和歌山)も「8番・捕手」で出場。ソフトバンクは30日のロッテ戦の守備中に左足を負傷した栗原陵矢外野手の出場選手登録を抹消。代わりに左翼にはグラシアルが入り柳町外野手が初スタメン出場する。
ロッテは31日、八木彬投手、小川龍成内野手が30日に、PCR検査を行った結果、陽性判定を受けたと発表した。2人とも症状はなく、現在、隔離療養を行っている。
29日に選手1名が陽性判定となったことを受けてPCR検査を行っていた。また小沼健太投手、山口航輝外野手は濃厚接触の疑いがあるとして現在、隔離をしている。この件については、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら対応を行う。
ロッテは31日、ZOZOマリンスタジアムで行われる4月3日・西武戦にオフィシャルスーツサプライヤーである株式会社オーダースーツSADAの冠協賛試合「オーダースーツSADAスペシャルデー」を開催し、マリーンズ・ベースボールアカデミーテクニカルコーチを務めるマリーンズOBの小林宏之さんが始球式を行うと発表した。
始球式は「オーダースーツSADAスペシャルデー」のファーストピッチセレモニーとして13時52分頃から行われ、小林宏之さんはオーダースーツSADAによる2022年千葉ロッテマリーンズオフィシャルスーツを着用して投球する予定。
株式会社オーダースーツSADAの冠協賛試合にてマリーンズOBが始球式を務めるのは3年連続。2020年は小林雅英さん、2021年は内竜也さんが参加した。
2014年現役引退。2018年、マリーンズ・ベースボールアカデミーのテクニカルコーチに就任。2021年から千葉ロッテマリーンズ・ジュニアの監督も兼務。小林宏之さんは「今回オーダースーツSADA様のご厚意で始球式をさせてもらえることになりました。久しぶりにZOZOマリンスタジアムのマウンドに立てることを楽しみにしています!」とコメントした。
ソフトバンクに1−3で敗れ、3タテを食らい、これで4連敗となった。
先発・美馬学が初回、2回と走者を出しながらも、何とか0で切り抜けていたが、3回に柳田悠岐、中村晃の適時打で2点を失う。開幕から元気のない打線には、重い2点となった。
0−2の5回にエチェバリアの一発で1点を返し、反撃開始といきたいところだったが、打線が繋がらない。1−3の9回には二死一、二塁と一発が出ればサヨナラの場面を作ったが、最後は福田光輝が空振り三振に倒れ、試合が終了した。
ソフトバンクとの3連戦を振り返ると、初戦こそ2安打に抑え込まれたが、2戦目が7安打、3戦目が8安打、全く打てなかったわけではなかった。開幕から4試合安打の出ていなかったマーティンに、31日の試合の第2打席に初安打が生まれ、続く第3打席にもレフト前に安打しマルチ安打をマークした。攻撃の軸となるマーティンに安打が出たのは安心材料の1つ。
1軍定着を目指す若手選手も、オープン戦で12球団トップの打率をマークした1番を打つ部瑛斗は初戦にセットアッパーのモイネロから適時打を放てば、レアードの後を打つ5番・佐藤都志也は、この3連戦全ての試合で安打を放ち、3戦目はマルチ安打を達成。福田光輝も途中出場した2戦目に2安打し、31日に昇格した菅野剛士も9回に代打で登場して又吉克樹からレフト前にしぶとく安打を放った。選手個々を見れば、全く当たりがない訳ではないことが分かる。
安打がでてはいるのに、得点できていない原因を見ると、多くのマリーンズファンがご存知のように連打がない。ソフトバンクとの3連戦で連打が出た場面をみると、2戦目の4回に先頭のレアード、佐藤都志也、岡大海の3連打の1度のみ。打線に“繋がり”を欠いた。
連打が出なければ、四死球で出塁して、1本の安打で得点できるではないかとなるが、1戦目が5四死球、2戦目が3四死球、3戦目にいたっては1つも四死球による出塁がなかった。そうなると、1本の安打で“1つ先の塁”を狙った積極的な走塁もできない。
連打が出ないこともそうだが、この3試合で放った17安打のうち長打はエチェバリアの本塁打と、2戦目に福田光輝が9回に放った二塁打の2本だけ。
連打、長打が出ず、四死球による出塁も少なく、足を使った攻撃ができないと、ネガティブな言葉ばかりが並んでしまう。
個々に安打が出ているとはいえ、この現状を打開できる選手が出てきて欲しいのも事実。31日終了時点で1軍登録されている選手を見ると、藤原恭大がそうした存在になれそうか。
藤原といえば、2年前の10月に新型コロナウイルスで主力選手が大量離脱したときに、緊急昇格しプロ初本塁打を含む2本の先頭打者本塁打を放つなど、シーズン最終盤で存在感を見せた。
昨季も6月29日からの首位・オリックスとの2連戦、1戦目に5−3とリードしながら終盤に同点に追いつかれ引き分け、2戦目は完封負けで借金1となり4位に後退したなかで、7月3日に藤原が昇格し同日の楽天戦でマルチ安打をマーク。チームも5−3で勝利した。翌4日の楽天戦では、史上70人目(75度目)となるサイクル安打は逃したが、本塁打を含む3安打4出塁の大暴れ。チームも藤原が昇格してから5連勝するなど、勢いをもたらした。
開幕してからの藤原は2打数0安打2三振、1軍の試合がなかった3月28日のDeNAとの2軍戦に出場したが3打数0安打3三振(2四球)という内容。外角のボール球に手を出し三振するなど、ここまでの結果は今一つ。今夜の西武戦、予告先発となっている高橋光成に対しオープン戦では2打数0安打だったが、昨季打率.357(14−5)、1本塁打と好相性だ。これまで打線の沈んだ雰囲気を何度も変えてきたことを考えると、現状の結果は満足できるものではないが空気を変えてくれそうな予感はある。
現在4連敗中で、開幕してから打線の繋がりを欠き、勝ちパターンに不安を抱え、ファンもため息が出る戦いとなっている。何度も言うようにシーズンは長い。まずは連敗を止めて、マリーンズらしい戦いを増やしていきたい。