ロッテが3連勝。佐々木朗は160キロ台を連発した上に制球も安定し、8回3安打1失点、毎回の13奪三振で今季初勝利を挙げた。打線は2回に平沢の適時打で先制し、6回に平沢、松川の連続適時打で2点を追加した。西武は4連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 |
千葉ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | x | 4 |
ロッテ佐々木朗希投手(20)の直球が驚異的な領域に入りつつある。西武相手に8回3安打1失点で、今季1勝目。レギュラーシーズンでは9度目のZOZOマリンでの先発で、嬉しい本拠地初勝利を手にした。
投じた70球の直球は、平均球速159.5キロ。カーブなど変化球を交えた全99球でも154.4キロと類を見ない数値だ。昨季、メジャーの先発投手のフォーシーム(直球)平均球速トップはジェイコブ・デグロム(35)の99.2マイル(159.6キロ)。この日の登板に限ればわずか0.1キロ差に迫った。
プロ3年目、世界でも有数の球威で攻めながら、中6日のシーズンを戦っていく。
昨季MLB先発投手のフォーシーム平均球速10傑 | ||
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順位 | 選手名(所属) | マイル(キロ) |
1 | デグロム(メッツ) | 99.2(159.6) |
この日だけならここ!!朗希159.5キロ | ||
2 | アルカンタラ(マーリンズ) | 98.1(157.9) |
3 | コール(ヤンキース) | 97.7(157.2) |
4 | ウィーラー(フィリーズ) | 97.2(156.4) |
5 | カスティーヨ(レッズ) | 97.1(156.3) |
6 | グラスノー(レイズ) | 97.0(156.1) |
7 | イオバルディ(Rソックス) | 96.8(155.8) |
8 | シース(Wソックス) | 96.7(155.6) |
9 | ウッドラフ(ブルワーズ) | 96.5(155.3) |
10 | マクラナハン(レイズ) | 96.4(155.1) |
13 | 大谷翔平(エンゼルス) | 95.6(153.8) |
※データはStatcast
ロッテ平沢大河内野手(24)はお立ち台で、清々しい表情を見せた。「今年初めての安打だったので、すごく安心してます」。
大きな拍手で打席に送られた2回1死二塁。西武渡辺の直球をしっかり引っ張った。「狙い球を絞って思い切って。チャンスで回ってきたので、思い切った結果がタイムリーになって良かったです」。6回は流し打ちの適時打で、再び大きな拍手を浴びた。
第1打席の安打は、今季初安打だった。右肘手術の影響もあり、20年と21年は1軍出場なし。19年9月9日以来、約2年7ヶ月ぶりに「H」ランプをともした。「朗希もすごく良かったですし、何とか早めに1点取って試合を優位に進めたかったので」。ドラフト1位の先輩として、攻守で頼もしい姿を見せた。
仙台育英(宮城)の主軸として甲子園で躍動する平沢の姿は、同じ東北出身の後輩にはまぶしかった。佐々木朗がプロ志望届を提出した翌日の19年10月3日、ロッテ永野チーフスカウト(現・統括コーディネーター)と東北担当の柳沼スカウトが大船渡高に面談に訪れた。
永野チーフが「ロッテで知っている選手はいますか?」と質問すると、即答したという。
「平沢選手です」。
永野チーフが「うちは東北の選手が多い。種市も頑張ったし」と話すと、佐々木は笑顔を見せたという。
同じグラウンドで戦い、ともにお立ち台に上がり、勝利の喜びを共有した。試合後、東北つながりの意識を問われると平沢は「それはないですね」と笑ったが、ドラフト1位の入札競合でロッテに導かれた若者達の活躍は、チームの未来にも大きなプラスだ。
「目の前のことで必死なので。出たところで思い切って結果出ればなと思っています」。
輝きを取り戻すシーズンにする。
ロッテ佐々木朗希投手(20)の直球が驚異的な領域に入りつつある。西武相手に8回3安打1失点で、今季1勝目。レギュラーシーズンでは9度目のZOZOマリンでの先発で、嬉しい本拠地初勝利を手にした。
マリン初勝利のお立ち台で朗希は「最高です」と笑った。8年4ヶ月前もここで投げた。東日本大震災で被災した野球少年を応援する大会「リアスリーグ」で訪れた。大船渡市内の2チームで決勝を戦った。朗希少年は2番遊撃で出場し、その後の親善試合で投手も務めた。トロフィーを手にし、ロッテ成瀬善久投手と写真撮影し、仲間達と芝生に寝転んで満喫した。身長は今より24センチ低かった。
初めて訪れた日はもっと小さかった。2010年冬、亡き父功太さんが禁煙貯金して実現させた、ディズニーランドへの家族旅行。何万歩も歩いて楽しんだ。岩手に帰る前には、ロッテ日本一で盛り上がる幕張に寄った。遠くても縁あった地でこれから何十、何百試合と投げていく。「12球団で1番応援がすごい印象です」。ドラフト直後にすぐ思い描いた光景も、いつか大きな体全体で感じることだろう。
ロッテ佐々木朗希投手(20)の直球が驚異的な領域に入りつつある。西武相手に8回3安打1失点で、今季1勝目。レギュラーシーズンでは9度目のZOZOマリンでの先発で、嬉しい本拠地初勝利を手にした。
投じた70球の直球は、平均球速159.5キロ。カーブなど変化球を交えた全99球でも154.4キロと類を見ない数値だ。プロ3年目、世界でも有数の球威で攻めながら、中6日のシーズンを戦っていく。
小雨でも佐々木朗希の表情は晴れていた。「今日は寒い中、応援ありがとうございました」。縁が結ばれたドラフト会議から899日、念願のマリン初勝利をつかんだ。「すごく力になるし、その中でいい投球をできるように」。プロ野球選手になって初めて、2万人以上の前で投げた。
プレーボール直後の160キロから、動画に収める人がいた。圧倒的な球速に、マスク内の「おぉ〜」が場内に低く響く。3球目で163キロ、4球目は右打者岸の内角から入る144キロスライダーで見逃し三振に。「前回は変な力みで制球が良くなかったので、しっかり脱力して、制球重視で投げられたのが良かったです」。5回までは毎回の“マルチ奪三振”。8回で13個の三振を奪った。
回を追うごとにわずかに落ちる平均球速が、微増に転じたのが6回だ。「先頭を取れるように。そこがすごく大事になってくると思うので」。大船渡高時代、グラウンド整備後に流れが変わりがちな6回はむしろ、ややスピードを落とすことが多かった。今は制球重視でも球速は同じ−。8回にも160キロが2球。「しっかり脱力してペース配分できたところかなと思っています」と話した。
バットも何本かへし折った。ファウルも含め、打者に初めて引っ張り方向に打たれたのは61球目。「カウントによって甘くいっていいところは思い切っていけたし、しっかりコースに投げ切らないといけないところは投げ切れたので」。直球での空振りはプロ入り後最多の12球。73.7%というストライク率の中で圧倒した。大きくなっても柔軟なままの肉体が、ワールドクラスを生み出す。
中学生で股関節を痛め、ストレッチを大事にして練習に励んだ。夕方5時にザ・ビートルズの「イエスタデイ」が響く港町でじっくり育んだ。偶然にも、チャイムが鳴り終わる5時1分ごろ、お立ち台で出番が回ってきた。「しっかり1年間、ローテーションで投げ続けられるように頑張りたいと思います」。どんな投球をしても、試合が終わればもう昨日のこと。明日を見る。
ロッテ佐々木朗がプロ入り後最多の13三振を奪い、初の2試合連続2桁奪三振。1試合13奪三振以上は、球団では09年9月3日の成瀬善久(対日本ハム=13個)以来13年ぶり。ロッテ投手がシーズン初登板から2試合連続2桁奪三振は、92年4月7日ダイエー戦、同23日近鉄戦で各10個を奪った牛島和彦以来30年ぶりになる。シーズン初登板からに限らず、ロッテの3試合連続2桁奪三振は95年9月の伊良部秀輝以来出ておらず、次回登板で球団27年ぶりの快記録なるか。
ロッテのドラフト1位、松川虎生捕手(18=市和歌山)が嬉しいプロ初打点を挙げた。
6回に平沢の適時打で2点目を挙げ、なおも1死二塁。西武渡辺のスライダーを右中間適時二塁打にし、平沢を迎え入れた。
それまでの2打席は安打なし。「前の打席はボール球を振って中途半端だったので。打席に入る前に福浦コーチから『思い切ってしっかり振ってこいよ』と言われていましたし、ボールが少し浮いてたので『ベルトより下に目線を置いてしっかりやっていけ』と言われたので」。しっかりと実践し、結果につなげた。
先発した佐々木朗希の剛速球も、いつも通りしっかり受け止め続けた。背番号17はロッカールームが隣。試合前に「今日はちょっと任すよ」と言われ、配球を託された。直球を主体にリードし、13奪三振の好投につなげた。それでも「朗希さんの放りたい球という部分を、もっと分かっていけたら」と、高卒ルーキーは飽くなき向上心を口にした。
ロッテのドラフト2位、池田来翔内野手(22=国士舘大)が嬉しいプロ初安打を放った。
7回から二塁守備で途中出場し、8回の先頭で迎えた打席。「絶対に出ろ!」とベンチから声が飛んだ中で、1ボールからの西武十亀のスライダーを左翼線への二塁打に。その後、高部の適時打で4点目のホームを踏んだ。
「もらったチャンスなので絶対に打ってやろう、結果を出してやろうという気持ちで打席に入りました」。
不動の二塁手中村奨が、特例2022で一時戦線離脱することに。その代替選手として昇格し、すぐに結果を出した。オープン戦からアピールを続けるも、開幕1軍には残れず。2軍で調整し、1軍での通算4打席目で快音を出した。
「初安打のボールは実家に送ろうと思います」。
小学校時代にマリーンズジュニアに所属した強打者が、同じピンストライプで1歩目を踏み出した。
ロッテ佐々木朗希投手(20)が8回13奪三振1失点で、今季初勝利を挙げた。
最速は163キロ。レギュラーシーズン本拠地初勝利で、バッテリーを組んだルーキー松川虎生捕手(18=市和歌山)とともに初のお立ち台に上がった。
投球を振り返り「試合前は緊張していたんですけど、松川が『全然大丈夫っしょ』って言ってくれたので、大丈夫かなって思って投げました」と明かした。
ルーキーのリードについては「落ち着いていて、1年目とは思えないです」。8回1失点の内容に「松川が本当にいいリードをしてくれたので、その要求通り、しっかり投げられたと思います」と言った。
最速163キロで、自己最多となる毎回の13奪三振。「(ボールは)しっかり操れていたと思うので、しっかり投げ切れてたかなと思います」。初のお立ち台には「最高です!」と喜んだ。
最後はファンに「しっかり1年間ローテーションで投げ続けられるように頑張りたいと思います。寒い中応援ありがとうございました。また北海道に行っても勝ってくれると思うので、応援よろしくお願いします」と呼びかけた。
ロッテ佐々木朗希投手(20)が今季1勝目を挙げた。レギュラーシーズンとしては、ZOZOマリンで9試合目の登板で嬉しい本拠地初勝利となった。
3月27日の楽天戦(楽天生命パーク)から、予定通りに中6日での先発。西武打線を相手に8回3安打1失点に抑えた。最速が163キロをマークした直球を主体に押し込み、5回までは毎回の2奪三振。8回で13個の三振を奪った。「しっかり(球を)操れていたと思うので、しっかり投げ切れたかなと思います」と充実の表情だった。
登板前日には「コントロール重視で球数を少なく、長い回を無失点で」とテーマに掲げている中で、死球が1つと制球も安定し、8回で99球。5回2死、右打者の西武山田にバットを折られながら左翼へ初安打を許した。それまでは60球を投げ、ファウルを含めて1球たりとも打球を引っ張らせない、強烈な球威も光った。70球投じた直球の最速は159.5キロ。「しっかり脱力して、ペース配分ができました」と振り返った。
先輩の平沢、後輩の松川とともに、初めて本拠地のお立ち台に立った。「最高です」と笑顔。「しっかり1年間ローテーションで投げ続けられるように頑張りたいと思います」。チームを勝率5割に戻す原動力となった。
ロッテのドラフト1位、松川虎生捕手(18=市和歌山)が待望のプロ初打点を挙げた。
6回1死二塁でこの日の第3打席が回り、西武渡辺の129キロスライダーを右中間二塁打に。平沢が3点目のホームを踏んだ。19打席目での初長打が、初打点を呼び込んだ。スタンドからは拍手が鳴り響いた。
本職の捕手としても、先発の佐々木朗希投手(20)をしっかりリード。6回終了時点で平均球速159.8キロの直球を、難なく受け止めている。
ロッテ平沢大河内野手(24)が今季13打席目で初安打となる適時打を放った。
この日は、特例2022で出場選手登録を抹消された中村奨に代わって、8番二塁でスタメン出場。2回1死二塁で第1打席が回り、西武渡辺の145キロ直球を右前に転がした。試合中、広報を通じて「久々の安打ですね。四球で出た走者でしたし、藤岡さんも送ってくれたので打てて良かったです」とコメントを寄せた。
仙台育英(宮城)時代に甲子園で活躍した遊撃手も、ここ2年間は右肘手術の影響などで1軍出場なし。安打は19年9月9日のソフトバンク戦以来となった。今季は開幕スタメンに起用されるなど、オープン戦から猛アピールを続けていた。
ロッテ先発の佐々木朗希投手(20)は、1回の立ち上がりで直球全10球全てが160キロを超えた。1回の最速は163キロ。
西武の1番岸潤一郎外野手に対しては160キロ、162キロ、163キロで1ボール2ストライクと追い込み、スライダーで見逃し三振。
2番オグレディは161キロ、160キロで追い込み、148キロフォークで空振り三振。
3番源田壮亮内野手は161キロ、160キロ、160キロ、161キロと続け、最後はバットを折って遊ゴロに打ち取った。
2回も西武中村剛也内野手を162キロで空振り三振、山田遥楓内野手をフォークで空振り三振に切り、2奪三振。
3回は柘植世那捕手を161キロで空振り三振、鈴木将平外野手を163キロで空振り三振に打ち取り2奪三振。
4回はオグレディをフォークで見逃し三振、源田をフォークで空振り三振に仕留め2奪三振。
5回は栗山を160キロで見逃し三振。1死後、山田のバットを折りながら左前に初安打を許したが、続く柘植をフォークで空振り三振。
5回まで1安打10奪三振で無失点に抑えた。
ロッテ中村奨吾内野手(29)が3日、特例2022で出場選手登録を抹消された。
17年6月28日以降、ここまで630試合連続で公式戦に出場してきた。昨季は143試合のうち、129試合で3番スタメン。今季も3番打者として安定した成績を残している。
西武3回戦のスタメンが発表され、3番にはレオネス・マーティン外野手(34)が入った。4番には好調の佐藤都志也捕手(24)が一塁手としてスタメンに。二塁には平沢大河内野手(24)が入った。スタメンは以下の通り。
ロッテは3日、中村奨吾内野手(29)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。
2日にPCR検査を行い、陽性と判定された。無症状で現在、隔離療養を行っている。同日に特例2022の対象選手として出場選手登録を抹消され、代替指名選手として池田来翔内野手(22)が1軍に合流した。
中村奨は不動の二塁手として、4年連続で全試合に出場している。また、17年6月28日の西武戦(那覇)以降、前日2日まで630試合連続で1軍公式戦に出場中。今季も3番打者として打率2割9分6厘をマーク。2日の試合でも2安打を放っている。
ロッテは3日、プロジェクト「KEIYO TEAM6」の22年版ポスターに、小島和哉投手(25)藤原恭大外野手(21)が起用されたと発表した。
同プロジェクトはJR京葉線沿線のスポーツチーム6チーム(千葉ロッテマリーンズ、バルドラール浦安、千葉ジェッツふなばし、オービックシーガルズ、千葉ZELVA、ジェフユナイテッド市原・千葉)とJR東日本千葉支社で構成され、スポーツで沿線のまちづくりや活性化を推進している。
ポスターは約2000枚が製作され、JR海浜幕張駅などで23年3月まで掲示される予定。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日、西武3回戦(ZOZOマリン)に先発し、プロ3年目で本拠地初勝利を挙げた。160キロ台を連発し、8回3安打1失点で自己最多の13三振を奪った。今季2試合目で初勝利。小学6年時に東日本大震災の被災児童を対象にした野球大会に出場した球場で、サンデー朗希≠ェチームを3連勝に導いた。
しなやかな投球で本拠地を完全に支配した。佐々木朗が8回3安打1失点で今季初勝利。3年目で初めてZOZOマリンのお立ち台に上がり、笑顔を見せた。
「緊張していたのですが(新人捕手の)松川が『全然大丈夫っしょ』と言ってくれたので、大丈夫かなと思って投げました。(お立ち台からの景色は)最高です」。
最高気温12度と寒さが残る4月初旬に異次元の投球を披露した。この日投げた99球中、直球は70球。その半数以上で160キロ台を計測した。
「前回登板は変な力みで制球が良くなかった。しっかり脱力して、コントロール重視で投げられたのが良かったと思います」。1、3回にはこの日最速の163キロを記録(自己最速は164キロ)。フォークボールも効果的で、5回2死まで無安打投球を続けた。7回に1失点したが、オグレディから3三振を奪うなど13奪三振は自己最多となった。
待望の瞬間だった。昨年5月のプロ初登板から1年。公式戦では通算9試合目で本拠地初勝利を挙げた。岩手・猪川小6年時の2013年。東日本大震災で被災した岩手沿岸地域のチームを対象にした学童野球大会「リアスリーグ」がZOZOマリン(当時QVCマリン)で行われ、佐々木朗は猪川野球クラブの一員として出場し、優勝に貢献。マウンドにも立った。
運命に導かれて入団したロッテで、チームの神話を継承する。通算215勝を挙げ、マサカリ投法で知られた村田兆治氏、小野1軍投手コーチは日曜日に登板して白星を重ね、「サンデー兆治」「サンデー晋吾」と呼ばれた。佐々木朗も中6日で日曜日の登板が続く見込みで「サンデー朗希」として不敗神話を築き上げる。
初完投も視野に入る中、首脳陣は今後もにらんで無理はさせなかった。チームは4−2で競り勝って同一カード3連勝を飾り、井口監督は「朗希は100球前でも160キロが出ていた。1年間しっかり回ってもらうことが最優先。8回までしっかりと投げてくれたことが収穫」と称賛した。
今季は3年ぶりに人数制限なしとなり、観客2万人以上(2万1315人)の前で投げたのは初だった。「たくさんのファンの前で投げるのは、すごく力になります。その中で、いいピッチングができるようにと思っています」と佐々木朗。「サンデー朗希」がチームを2005年以来のリーグ優勝に牽引する。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日、西武3回戦(ZOZOマリン)に先発し、プロ3年目で本拠地初勝利を挙げた。160キロ台を連発し、8回3安打1失点で自己最多の13三振を奪った。今季2試合目で初勝利。小学6年時に東日本大震災の被災児童を対象にした野球大会に出場した球場で、サンデー朗希≠ェチームを3連勝に導いた。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が今季初勝利、プロ3年目で本拠地初勝利を挙げた。160キロ台を連発し、8回3安打1失点で自己最多の13奪三振。まさに令和の怪物≠フ熱投だった。
ロッテのドラフト1位新人、松川がプロ初打点を記録した。2−0の6回1死二塁で渡辺のスライダーを捉えて右中間への適時二塁打を放ち「良いところに飛んでくれた。(今季の)序盤から100%の力を出し切れている」と力強く語った。
佐々木朗を好リードして3連勝に貢献。「チームに良い流れを持っていこうと思っていた。要求通りに(佐々木)朗希さんが投げてくれたのですごくよかった」と満足げに話した。
ロッテの平沢が2回に3季ぶりの安打を放った。1死二塁で渡辺の内角速球を捉え右前への先制打とし「チャンスで回ってきたので、思い切っていった結果がタイムリーになってくれた」と喜んだ。
6回にも1死二塁で左翼線へ適時打し、計2安打2打点。新型コロナウイルスに感染した中村奨の代役として、二塁手として先発出場して3連勝に貢献し「何とかみんなでカバーし合いながらやっていきたい」と力を込めた。
ロッテが3連勝。佐々木朗希投手(20)は160キロ台を連発した上に無四球と制球も安定し、8回3安打1失点、毎回の13奪三振で今季初勝利を挙げた。お立ち台に上がった佐々木朗の一問一答は以下の通り。
ロッテが3日、小島和哉投手(25)と藤原恭大外野手(21)が、JR東日本千葉支社の2022年版「KEIYO TEAM6」のポスターに起用されたと発表した。
「KEIYO TEAM6」は、同支社とJR京葉線沿線のスポーツ6チームが、地域活性化を推進するプロジェクト。ポスターは、京葉線沿線の駅や近隣施設で23年3月まで掲示されるという。
ロッテは3日、中村奨吾内野手(29)が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。無症状で隔離療養している。
球団は、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡を取りながら対応するという。
3月31日に三木亮内野手(30)と柿沼友哉捕手(28))が陽性判定となったことを受け、2日にPCR検査を受けて判明した。
ロッテは3日、中村奨吾内野手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。無症状で隔離療養している。3月31日に別の選手が陽性となったことを受け、2日にPCR検査を受けて判明した。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日、西武戦に先発し、8回3安打1失点で今季初勝利を挙げた。この日最速163キロを計測した直球は、落ちることなく最後まで160キロ台をキープし続け、毎回の自己最多13三振を奪った。本拠ZOZOマリンでは、CSを含めると通算10度目のマウンドで待望の初白星。チームを3連勝に導き、勝率5割に浮上させ、力強さと安定感はさらに増してきた。
20歳の怪物には「160キロをコントロールできる投手になりたい」という理想がある。昨季9度先発しても勝てなかった本拠地で、思い描いていたものが見えた。CSを含め、通算10度目の登板で、佐々木朗がついに本拠地初白星を手にした。
「松川が本当にいいリードをしてくれた。自分は要求通りしっかりと投げられた。1年間ローテーションで投げ続けられるように頑張りたい」。
雨でも2万1315人で埋まったスタンドの拍手も力となった。3年ぶり安打となる2安打2打点の平沢、プロ初打点の松川と一緒に上がった、3年目で自身初のお立ち台からの眺めは別格だった。
自己最長タイとなる8回を3安打1失点。5回2死まで安打を許さず、唯一の失点は7回に内野ゴロの間に生還されたものだ。初回から160キロ台を連発し、自己最速にあと1キロと迫る163キロも計測。そこからが、今季初登板で6回3失点だった3月27日の楽天戦とは違った。
前回はテイクバックから力が入っていたが、この日はリリースの瞬間だけに力を集中させた。直球狙いの西武打線を、直球で押し込んだ。「僕が投げる時は、相手チームも積極的に振ってくる。その中でファウルとかでカウントを取れるよう意識した」。全99球中、ストライク率は75%。剛速球と制球力が、自己最多13奪三振と無四球の原動力となった。ロッテ投手の13奪三振は、09年9月3日の日本ハム戦の成瀬善久以来、13年ぶりだ。
無駄な力みが消えたことで、最後まで球威が落ちなかった。前回は164キロで自己最速こそ更新したが、3回以降は1度も160キロ台はなく、試合が進むごとに球速は落ちた。それがこの日は8回まで毎回160キロをマークした。「カウントによって、甘くてもいいところは思い切っていけたし、コースに投げ切らないといけないところは投げ切れた」。1球の「最速」にこだわらず、「平均」を求める右腕も納得顔だ。
初めてZOZOマリンに足を運んだのは、10年11月21日だった。その日は「下克上」と呼ばれたロッテの日本一パレードが開催された。家族でディズニーランドを訪れた帰りに、本拠地での優勝報告会を見た。あれから4151日−。スタンドから眺めたマウンドで白星をつかむときがくるなんて思いもしなかった。運命って面白い。
ロッテ・佐々木朗はテイクバックに力みがなく、ボールをリリースする瞬間に“ピッ”と力を入れる理想的なフォーム。同じ160キロ台の球でも伸びが前回登板とは雲泥の差だった。
28人の打者と対戦して初球ストライクを取ったのが18人。ストライク先行で最後まで自分のペースで投げていた。初回の岸から4回2死まで打者12人の初球は全て直球だったが、13人目の中村には一転して初球カーブから入った。この時点で1点差。山川、森を欠く西武打線で一発があるのは中村と両外国人の3人だけ。直球狙いの一発を避けるために中村に加えて5回のジャンセン、6回のオグレディにも初球を変化球で入り狙いを外した。試合展開をにらみながら投球の組み立てを変えることもできる。クレバーさを兼ね備えた剛腕がどこまで勝ち星を重ねるのか楽しみだ。
野球にも「運命の赤い糸」ってあると思う。岩手県出身のロッテ・佐々木朗希だが、ZOZOマリンとの縁は深い。小学6年時、東日本大震災で被災した岩手沿岸部の子供達のために開催された親善試合で、マウンドに上がった話は有名だ。
プロ1年目の新人合同自主トレも、例年の2軍施設ではなく、初日はここで行った。練習後の即席サイン会には1000人が並んだ。時間切れにより、201人で強制終了になると、「自分がもっと上手にサインできれば、もっと多くの人にサインができた」と悔いた。まずは本拠地で1つ恩返し。ファンとの絆はこれからますます強まりそうだ。
ロッテの高卒ドラフト1位・松川が待望のプロ初打点を挙げた。6回1死二塁で、渡辺のスライダーを右中間へ適時二塁打。「凄く嬉しい気持ちもあったし、(プロ初)長打を打てて安心したという気持ちもあった」と喜んだ。
マスクをかぶっては佐々木朗を好リードし「チームに良い流れを持っていこうと思った。要求通りに朗希さんが投げてくれた」と笑顔だった。
ロッテは3日、中村奨吾内野手(29)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。2日にPCR検査を受け、現在は無症状ながら隔離療養している。17年から630試合連続出場中で、開幕から不動の3番打者として打率.296をマークするなど好調だった。
チームでは3月29日に育成ドラフト1位・田中楓が感染すると、その後もドラフト5位・八木、小川、柿沼、三木と立て続けに陽性者が出た。井口監督は「奨吾が離脱となったが平沢、池田らが頑張らないといけない」と若手の奮起を求めた。
3冠王に3度輝いた落合博満氏(68)が3日、NHK「サンデースポーツ」(後9:50)に出演。4月から番組に新メンバーとして加わった落合氏は、3日の西武戦で今季初勝利を挙げた佐々木朗希投手の攻略について、「打者・落合」としての自論を展開した。
この日の試合で、最速163キロを記録し、8回3安打1失点で13三振を奪った佐々木について、「バッター落合としてどう攻略するか」を問われると「真っ直ぐだけを狙っていきます。全打席。変化球には目もくれません」とキッパリと言い切った。
「慣れることでしょうね、スピード感に。今現在日本で160キロを投げるのは佐々木くらいでしょ」とした上で「その速さに惑わされているということはあるだろうし、それでフォークボールが来る訳ですから。スピードの緩急というものに関しての戸惑いというものは各バッターが持っていると思うので、攻略するんだったら、真っ直ぐか変化球かどっちかと言ったら、真っ直ぐ1本の方がいいんだろうと思います」と語った。
ロッテ・平沢大河内野手が2適時打と、好投した佐々木朗希を援護した。0−0の2回1死二塁から右前適時打で先制点をたたき出すと、1−0の6回1死二塁でも左前適時打をマークした。
この日、絶対的な存在でもある中村奨がコロナ感染で離脱。代役として平沢が二塁スタメンで起用された。今季三塁で開幕スタメンをつかんだが、無安打に終わっていた。右肘故障などもあり、過去2年間は1軍出場なし。これが19年以来の安打となったが、「朗希もすごくよかったし、何とか早めに1点をとって試合を有利に進めたかった。キャプテンの代わりはできないが、みんなでカバーしたい」と話した。
ロッテのドラフト2位・池田来翔内野手がプロ初安打をマークした。コロナ感染で離脱した中村奨の代役として昇格し、この日は守備から途中出場。2点もなしリードの8回先頭で、十亀から左翼線へ二塁打を放ち、国士舘大の先輩・高部の左前適時打で本塁にも生還した。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の西武戦(ZOZOマリン)に先発。8回3安打1失点、自己最多となる毎回の13奪三振を記録し、今季初勝利を挙げた。同時に3年目で、本拠地での初勝利ともなった。
8回を投げて99球。最低でも3球を要する三振を13個も奪いながら、球数を抑えた。ボール球はわずか24球。佐々木朗には「ストライクゾーンで勝負」が徹底されていた。8回にも160キロを出す力があり、近い将来、プロ初完投、初完封を予感させる快投だった。
井口監督は「8回まで朗希がしっかりと投げてくれたことが1つの収穫。前回(3月27日の楽天戦)と違ってしっかりとストライク先行しながらファウルを打たせて、自分のいいカウントに持って行ってという投球ができた。そういうのがあったからこそ、8回まで100球行かずに投げられた」と評価した。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の西武戦(ZOZOマリン)に先発。自己最長タイの8回を投げ、3安打1失点。自己最多の13三振を奪う好投で今季初勝利をマークした。3年目で初めての本拠地での白星。お立ち台から見える景色を問われ「最高です」と笑顔だった。
西武打線を力でねじ伏せた。初回、先頭の岸に対し、自己最速にあと1キロに迫る163キロを計測。直球で追い込んで最後はスライダーで見逃し三振に仕留めると、2番・オグレディもフォークボールで空振り三振。3番・源田は161キロで遊ゴロに打ち取るなど、初回に投じた10球の直球は全て160キロ超。抜群の立ち上がりだった。
試合前は「緊張していた」という。しかし女房役のドラフト1位ルーキー・松川からの言葉が緊張を解いた。「大丈夫っしょと言ってくれたので、大丈夫かなと思って投げました」。2回に味方が先制点を挙げるとペースは加速。5回まで毎回、2個ずつの三振を奪い、5回で2桁奪三振。3−0の7回に1点を失ったが、動じることはなかった。「(松川は)落ち着いていて、1年目とは思えないです。本当にいいリードをしてくれたので、その要求通りしっかり投げられたと思います」と信頼感を口にした。
今季初登板となった3月27日楽天戦(楽天生命)で浅村に対し、自己最速を更新する164キロを計測。6回4安打3失点、5者連続を含む10個の三振を奪うなど試合をつくったが、白星は得られなかった。この日は自己最速こそ出なかったが、最速163キロ直球を軸に、スライダー、フォーク、カーブなど変化球が制球よく決まった。「しっかり操れていたと思うので、しっかり投げ切れたかなと思います」。8回99球とペース配分も絶妙だった。
今季2試合目での初勝利。圧倒的な力で相手をねじ伏せる能力を改めて証明した。「しっかり1年間ローテーションで投げ続けれるように頑張りたい」。最高の形で怪物のシーズンが幕を開けた。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の西武戦(ZOZOマリン)に先発。8回3安打1失点、自己最多となる毎回の13奪三振を記録し、今季初勝利を挙げた。同時に3年目で、本拠地での初勝利ともなった。
初回からエンジン全開だった。先頭の岸に対して自己最速にあと1キロに迫る163キロを計測。カウント1−2からスライダーで空振り三振に仕留めると、続くオグレディも直球で追い込み、フォークボールで空振り三振。3番・源田にはカウント3−0としたが、160キロ直球でストライクを取り、最後は161キロ直球で遊ゴロに封じた。初回に投じた直球10球は全て160キロ以上だった。5回まで毎回、2個ずつ三振を奪い、5回で2桁奪三振に到達。3−0の7回、先頭の源田に三塁打を許し、その後の内野ゴロで1点を失ったが、崩れることはなかった。
打線も力強く佐々木朗を援護した。「8番・二塁」でスタメン出場した平沢が2回1死二塁、2019年9月9日ソフトバンク戦(ヤフオクD)以来、3年ぶりの安打となる右前打で先制点をたたき出すと、6回にも平沢、松川の連続適時打で2得点と着実に加点。投打がかみ合う形での3連勝となった。 佐々木朗は今季初登板となった3月27日楽天戦(楽天生命)で浅村に対し、自己最速を更新する164キロを計測。6回4安打3失点、5者連続を含む10個の三振を奪うなど試合をつくったが、白星は得られなかった。今季2試合目の登板は、相手を寄せ付けない迫力十分の投球。完璧な内容の今季初白星だった。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の西武戦(ZOZOマリン)に先発。8回3安打1失点、自己最多となる毎回の13奪三振を記録し、今季初勝利の権利を手にしてマウンドを降りた。
初回からエンジン全開だった。先頭の岸に対して自己最速にあと1キロに迫る163キロを計測。カウント1−2からスライダーで空振り三振に仕留めると、続くオグレディも直球で追い込み、フォークボールで空振り三振。3番・源田にはカウント3−0としたが、160キロ直球でストライクを取り、最後は161キロ直球で遊ゴロに封じた。初回に投じた直球10球は全て160キロ以上だった。
2回に味方が先制点を挙げると、佐々木朗のペースは加速。5回まで毎回、2個ずつ三振を奪い、5回で2桁奪三振に到達。3−0の7回、先頭の源田に三塁打を許し、その後の内野ゴロで1点を失ったが、崩れることはなかった。
同投手は今季初登板となった3月27日楽天戦(楽天生命)で浅村に対し、自己最速を更新する164キロを計測。6回4安打3失点、5者連続を含む10個の三振を奪うなど試合をつくったが、白星は得られなかった。勝ち星を得れば、3年目での本拠地初勝利となる。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の西武戦(ZOZOマリン)に先発。前半5回を1安打無失点で終え、奪三振は早くも2桁の10個を記録した。
初回からエンジン全開だった。先頭の岸に対して自己最速にあと1キロに迫る163キロを計測。カウント1−2からスライダーで空振り三振に仕留めると、続くオグレディも直球で追い込み、フォークボールで空振り三振。3番・源田にはカウント3−0としたが、160キロ直球でストライクを取り、最後は161キロ直球で遊ゴロに封じた。初回に投じた直球10球は全て160キロ以上を計測。その後も危なげなく回を重ね、5回2死、山田にこの日初めての安打を許したが、安定感と迫力抜群の投球で先発としての責任投球回を終えた。
同投手は今季初登板となった3月27日楽天戦(楽天生命)で浅村に対し、自己最速を更新する164キロを計測。6回4安打3失点、5者連続を含む10個の三振を奪うなど試合をつくったが、白星は得られなかった。勝ち星を得れば、今季初、本拠地初勝利となる。
ロッテ・平沢大河内野手が2回1死二塁から右前へ先制適時打を放った。
過去2年間は右肘手術などもあって1軍出場がなく、2019年9月9日のソフトバンク戦以来の安打となり、適時打は2019年8月15日の日本ハム戦以来となる。
中村奨がコロナで離脱し、代役でスタメン起用となった平沢は「打ったのはストレートです。久々のヒットですね。四球で出たランナーでしたし、藤岡さんも送ってくれたので打てて良かったです。次もチャンスに回ってきたら打ちたいと思います」とコメントした。
ロッテは「不動の3番」の中村奨吾内野手がコロナ陽性となり、打線が組み替えられた。「代役3番」としてマーティンが起用される。4番には、ここまで絶好調の佐藤都がプロ入りしてから初めて抜擢。また、二塁守備には平沢が入り、8番を打つ。
千葉ロッテマリーンズ、バルドラール浦安、千葉ジェッツふなばし、オービックシーガルズ、千葉ZELVA、ジェフユナイテッド市原・千葉と、JR東日本千葉支社で構成されているスポーツで京葉線沿線のまちづくりや活性化を推進するプロジェクト「KEIYO TEAM6」の2022年版ポスターが製作され、ロッテからは小島和哉投手と藤原恭大外野手が起用されると発表した。
ポスターは約2000枚が製作され、ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムの最寄り駅である海浜幕張駅をはじめとした京葉線沿線の駅や近隣施設で2023年3月まで掲示される予定だ。
ロッテは3日、中村奨吾内野手が前日にPCR検査を受けた結果、陽性判定だったことを発表した。
症状はなく、現在、隔離療養を行っている。
チームでは3月29日に育成ドラフト1位・田中楓、30日にドラフト5位・八木、小川、31日に柿沼、三木が陽性判定を受けている。
ロッテの佐々木朗が“惑星最高クラス”の異次元投球で今季初勝利を挙げた。8回99球1失点、毎回の13奪三振と西武打線を圧倒。最速163キロを計測した直球の平均球速は159.5キロで、メジャー最高の投手とされる昨年のデグロム(メッツ)と双璧の数値をたたき出した。その上で無四球、ストライク率75%と圧巻の内容。通算9度目の登板で本拠地ZOZOマリン初勝利を挙げた。
東日本大震災で「グラウンドを失った子供達に夢を」と13年に始まった少年野球の大会「リアスリーグ」。その第1回に出場してマリンスタジアムで登板したのが小6の朗希少年だった。当時の同リーグを主催した山田康生さんはこの日、「感慨深いですね」と祝福メッセージを寄せた。「すごい線は細かった。黒眼鏡をかけてガリ勉くんみたいな。スポ根の少年には見えなかったけど、センスは光っていた。おとなしめな感じでニコっていう笑顔が印象的でした」と当時を懐かしんだ。岩手出身の怪物といえばエンゼルスの大谷翔平。「彼のように体もつくって世界的に頑張れる選手になって欲しいです」とエールを送った。
ロッテの佐々木朗希が“惑星最高クラス”の異次元投球で今季初勝利を挙げた。8回99球1失点、毎回の13奪三振と西武打線を圧倒。最速163キロを計測した直球の平均球速は159.5キロで、メジャー最高の投手とされる昨年のデグロム(メッツ)と双璧の数値をたたき出した。その上で無四球、ストライク率75%と圧巻の内容。通算9度目の登板で本拠地ZOZOマリン初勝利を挙げた怪腕を、エンゼルス・大谷翔平投手(27)を取材するMLB担当の安藤宏太記者が「見た」。
長身から投げ下ろす160キロ超の速球、スライダー、フォークと投げる変化球もエンゼルス・大谷と佐々木朗は同じ。岩手出身まで重なっているが、決定的に違うのは制球力だろう。この日、佐々木朗は無四球。28人と対戦してカウントが3ボールになったのが1度、2ボールも2度しかなかった。2回に栗山に当てた死球はプロ初。自信を持って、ストライクゾーンに直球を投げ込むのが印象的だった。
大谷は昨季、23登板で44四球、10死球。細かに制球するタイプではないが、適度に荒れていることで狙い球を絞らせず、9勝を挙げた。どちらであれ、速球は武器になるが、四死球の心配がない佐々木朗の投球は、20歳とは思えぬ堂々たるものだった。
日本ハム入団3年目だった15年、大谷は最多勝(15勝)、最優秀防御率(2.24)を獲得。打者として本塁打を打つことは佐々木朗には難しいかもしれないが、1年間ローテを守り抜けば、タイトル奪取も現実的な目標になるはずだ。
ロッテの佐々木朗が“惑星最高クラス”の異次元投球で今季初勝利を挙げた。8回99球1失点、毎回の13奪三振と西武打線を圧倒。最速163キロを計測した直球の平均球速は159.5キロで、メジャー最高の投手とされる昨年のデグロム(メッツ)と双璧の数値をたたき出した。その上で無四球、ストライク率75%と圧巻の内容。通算9度目の登板で本拠地ZOZOマリン初勝利を挙げた。
人類の無限の可能性を感じさせた。佐々木朗が異次元の快投で西武打線を圧倒した。2点リードの8回2死二塁、岸への初球は160キロ直球で、最後は146キロフォークを振らせてこの日5つ目の3球三振。「脱力してコントロール重視で投げました」と、初回から全イニング160キロ以上を計測しながら無四球にまとめた。
直球は最速163キロ、平均159.5キロ。メジャー最強先発投手で、昨年の速球の平均球速トップとされるメッツ・デグロムの159.6キロと双璧の球速帯を操った。その上で変化球も有効に使い、打者28人99球でボール球は25球だけ、驚異のストライク率75%で自己最多13Kを量産。試合途中から小雨が降る中、「ペース配分できたと思います」と、相手や状況によってギアを使い分ける高度な技術も光った。
9年前の13年7月、猪川小6年の朗希少年は、東日本大震災で被災した学童のために開催された「リアスリーグ」に出場。決勝戦の後にZOZOマリン(当時はQVCマリン)で行われた親善試合に登板した。「1イニングくらいしか投げていないのであまり思い出はない。これからつくっていきたい」と大志を胸にプロ入り。原点とも言えるマウンド、通算9度目の登板で本拠地初勝利を挙げた。
今季は入場制限なしで、朗希にとって“自身最多”の2万1315人の大観衆。ヒーローインタビューでは「最高です」と喜び、素朴な一面も見せた。「試合前は緊張したんですけど、松川が『全然大丈夫っしょ』って言ってくれたので。大丈夫かなと思って投げました」。プロ初打点で一緒にお立ち台に上がった高卒1年目・松川と計38歳バッテリーは息ピッタリだった。
オープン戦最終登板、3月18日の巨人戦(東京D)ではコースを狙いすぎて力み、5回途中108球を要し、5回に岡本和に満塁弾を浴びた。その試合の映像を見返して力の入れ具合を修正したという。「毎日の積み重ねを大事にしているので。これからも自己管理していきたい」。令和の怪物が末恐ろしい快投でチームを今季初の3連勝に導いた。
15年ドラフト1位の平沢が2安打2打点。自身3年ぶりの1軍での安打が殊勲打になった。
昨年ドラフト1位の高卒ルーキー捕手・松川も6回に右中間への適時二塁打でプロ初打点。攻守で佐々木朗希を援護した。
試合後のお立ち台には平沢、松川、8回1失点、13奪三振で今季初勝利の佐々木朗の「ドラ1トリオ」が上がった。
好リードで攻守で援護した松川は「朗希さんが要求通り投げてくれました」と話した。この日はドラフト2位ルーキーの池田もプロ初安打と若手が躍動した。
試合途中から雨が降る中、2万1315人の大観衆が熱戦に熱狂した。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が今季2試合目の登板で今季初勝利を挙げた。8回99球3安打1失点、無四球で毎回の13奪三振、最速163キロ、直球の平均球速は159.4キロ、ボール球わずか25球、ストライク率74.7%という圧巻の投球。プロ入り後初めて本拠地ZOZOマリンで白星をマークした。
初回から8回までイニングごとの直球の平均球速は160.9、159.9、159.7、158.3、159.3、160.3、158.4、158.3とコンスタントに160キロ台を連発。8回にも160キロを計測する力があった。
試合後は「前回、変な力みで制球が良くなかったので、脱力してコントロール重視で投げていたので良かったなと思います」と振り返り、球速については「しっかり脱力してペース配分できた。カウントによって甘くいっていい所は思い切っていきましたし、コース投げきらなきゃいけない所は投げ切れたと思うので、ストレートに関しては良かったなと思います」と驚異的な感覚を明かした。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が今季2試合目の登板で今季初勝利を挙げた。8回99球3安打1失点、無四球で毎回の13奪三振、最速163キロ、直球の平均球速は159.4キロ、ボール球わずか25球、ストライク率74.7%という圧巻の投球。プロ入り後初めて本拠地ZOZOマリンで白星をマークした。
ヒーローインタビューには、バッテリーを組んでプロ初打点も挙げた松川、3年ぶりの安打となる適時打を放った平沢と一緒にお立ち台に上がった。
「試合前緊張したんですけど、松川が『全然大丈夫っしょ』って言ってくれたので、大丈夫かなと思って投げました」と明かした。
松川については「落ち着いていて1年目とは思えないです。松川が本当にいいリードしてくれたので、要求通り投げられたと思います」と感謝した。
本拠地で初のお立ち台については「最高です」と話した。
ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(18)が「9番・捕手」で先発。プロ初打点をマークした。
平沢のこの日2本目のタイムリーで2−0となった直後の6回1死二塁、渡辺から右中間を破る適時二塁打を放った。
この日は捕手として佐々木朗希を好リード。バットでも援護した。
ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(18)が「9番・捕手」で先発。プロ初打点をマークした。
平沢のこの日2本目のタイムリーで2−0となった直後の6回1死二塁、渡辺から右中間を破る適時二塁打を放った。
この日は捕手として佐々木朗希を8回1失点、99球無四球で毎回の13奪三振と好リード。最速163キロの速球を操る怪物をバットでも援護した。
初めてのヒーローインタビューでは「要求通り朗希さんが投げてくれたので良かったです」と話した。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が今季初勝利を目指して今季2度目の先発。8回99球3安打1失点、無四球で毎回の13奪三振と好投した。
高卒ルーキーの松川とのバッテリー。初回は直球全10球160キロ超え、最速163キロをマークして無安打2奪三振と圧巻の立ち上がりを見せた。
2回以降も球威、コントロールともに抜群で5回2死までノーヒットピッチング。7回に先頭源田の右中間三塁打、栗山の内野ゴロの間に1失点したが、その後は後続を抑えた。
8回にも160キロを計測し、8回まで99球のうちボール球はわずか25球。ストライク率74.7%、直球の平均球速159.4キロという圧巻、異次元の内容で「令和の怪物」ぶりを発揮した。
ロッテのドラフト2位ルーキー・池田来翔内野手(22)がプロ初安打を放った。
7回から二塁の守備に入り途中出場。8回無死、十亀から三塁線を痛烈に破る二塁打を放った。オープン戦で猛アピールを続けてきた期待の右打者にプロ4打席目で待望の1本が出た。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が今季初勝利を目指して今季2度目の先発マウンドに上がった。
高卒ルーキーの松川とのバッテリー。初回は直球全10球160キロ超え、最速163キロをマークして無安打2奪三振と圧巻の立ち上がりを見せた。
2回以降も球威、コントロールともに抜群で5回2死までノーヒットピッチング。7回に先頭源田の右中間三塁打、栗山の内野ゴロの間に1失点したが、その後も後続をしっかり抑えた。
7回まで86球、毎回の12奪三振1失点。直球の平均球速159.6キロ、86球のうちボール球はわずか22球で、ストライク率74%という異次元すぎる投球内容を披露している。
ロッテの平沢大河内野手(24)が「8番・二塁」でスタメン出場。2回1死二塁、渡辺から先制の右前適時打を放ち、先発の佐々木朗希を援護した。
キャンプ、オープン戦とアピールを続けてきた平沢はこれが今季12打席目で初安打。1軍では19年9月9日のソフトバンク戦(ヤフオクD)以来、937日ぶりの安打となった。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が今季初勝利を目指して今季2度目の先発マウンドに上がった。
高卒ルーキーの松川とのバッテリー。初回は直球全10球160キロ超え、最速163キロをマークして無安打2奪三振と圧巻の立ち上がりを見せた。
2回以降も球威、コントロールともに抜群で5回2死までノーヒットピッチング。5回まで許した走者は栗山の死球と山田の左前安打のみで10三振無四球、無失点。直球の平均球速159.7キロと快投した。
ロッテOBの小林宏之氏(43)が3日、ロッテ・西武戦(ZOZO)で始球式を務めた。
球団がオフィシャルスーツサプライヤー契約を結ぶ「オーダースーツSADA」のスーツを着用し、右翼ポール際からリリーフカーに乗って登場した。
左打席に福浦和也コーチ、捕手は加藤が務め、力強い速球を披露した。
小林氏はロッテ、阪神、西武でNPB通算385登板、75勝74敗29セーブ、防御率3.57。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が今季初勝利を目指して今季2度目の先発マウンドに上がった。
初回の投球内訳は以下の通り。直球は全10球160キロ超え、最速163キロをマークした。
ロッテは3日、中村奨吾内野手(29)が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表。症状はなく隔離療養を行ってるという。
中村は17年6月28日の西武戦(那覇)から前日2日の西武戦(ZOZO)まで630試合連続出場中。この日、再登録可能な10日間を経ずに復帰できる「特例2022」により出場選手登録を抹消された。代わりに池田来翔内野手(22)が出場選手登録された。
ロッテは3月30日に育成選手の田中楓基投手(18)が陽性判定を受けた。31日には八木彬投手(24)、小川龍成内野手(23)が陽性判定を受け、小沼健太投手(23)、山口航輝外野手(21)は濃厚接触の疑いがあるとして隔離。1軍登録されていた小川、小沼、山口は「特例2022」で出場選手登録を抹消され、佐藤奨、池田、菅野が代替選手として登録された。
1日には柿沼友哉捕手(28)、三木亮内野手(30)が陽性判定を受けて「特例2022」で登録抹消。安田、加藤が代替選手として登録されていた。
2日には山口が再登録され、池田は登録抹消となっていた。
池田は「特例2022」による登録、抹消のため10日間を経ずにこの日、中村に代わって再び1軍登録された。また、小沼も同様に1軍登録され、佐藤奨が登録抹消となった。
ロッテの中村奨吾内野手(29)が3日、出場選手登録を抹消された。
2日にPCR検査を行った結果、陽性判定を受けたと球団が発表した。
中村は症状はなく、現在は隔離療養を行っている。前日2日まで630試合連続出場中だった。
球団では31日に選手2名が陽性判定となったことを受けて2日にPCR検査を行っていた。
本件についてはNPB事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら対応を行うとしている。
代わりに池田来翔内野手(22)が「特例2022」による抹消選手の代替選手として出場選手登録された。
ロッテは3日、JR京葉線沿線のスポーツチーム6チームとJR東日本千葉支社で構成されているスポーツで京葉線沿線のまちづくりや活性化を推進するプロジェクト「KEIYO TEAM6」の2022年版ポスターが製作され、小島和哉投手(25)と藤原恭大外野手(21)が起用されたと発表した。
「KEIYO TEAM6」の6チームはプロ野球・千葉ロッテマリーンズ、フットサル・バルドラール浦安、プロバスケットボール・千葉ジェッツふなばし、アメリカンフットボール・オービックシーガルズ、バレーボール・千葉ZELVA、サッカーJ2・ジェフユナイテッド市原・千葉。
ポスターは約2000枚製作され、ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムの最寄り駅・海浜幕張駅をはじめ京葉線沿線の駅や近隣施設で23年3月まで掲示される予定となっている。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が今季2試合目の登板で、西武を相手に自己最長タイの8回を投げ3安打1失点の快投。最速163キロの直球を軸に、毎回の自己最多13奪三振で今季初勝利を挙げた。シーズンとCSを通じて、本拠地では10度目の登板での初勝利となり、これからも“サンデー朗希”が球界を盛り上げていく。
この瞬間をZOZOマリンのファンは待っていた。佐々木朗が毎回の13奪三振の快投で本拠地初勝利。初めてお立ち台に上がって熱い視線を一身に浴び「しっかりと松川のリード通り投げられました」と笑みを浮かべた。スタンドの景色についても「最高です!」と喜びをかみ締めた。
実直に話す20歳の表情からは想像できないほど、マウンドでは異次元の剛速球を最後まで投げ続けた。今季初めての本拠地登板を前に、女房役の松川から「全然、大丈夫っしょ」と声をかけられ、緊張がほぐれた。
初回から奪三振ショーの幕開けだ。この回10球投じた直球は全て160キロ超え。三振を奪うごとにどよめきが起こり、最後まで球威は衰えない。8回にも160キロ超えを2度もマーク。「変な力みがなくコントロール重視で投げられたかな」。しなやかなフォームで、この日の最速163キロを3度記録するなど、コンスタントに160キロ台を連発させた。
3年目を迎え、ローテの柱の1人としての自覚も芽生える。昨季終盤、中6日のローテを経験。球団からローテの軸として1年回ることの期待を告げられ、意気に感じてオフに追い込んだ。昨年末から、実家のある岩手・大船渡でキャッチボールを敢行。「普段は寒いときにしない。(高校時代も)ないです」。オフも“寒稽古”を積んできた成果だ。
最後に、ファンに向けて佐々木朗は「しっかり1年間ローテで投げ続けられるように頑張りたい」と高らかに宣言。井口監督は「1つ1つ勉強しながら成長している。(ローテを)1年間しっかり回ってもらいたい」と信頼感を口にした。
今後も日曜日の登板かという問いに「当面その予定です」と指揮官。今季の1勝目を挙げ、3年目の1歩目を踏み出した令和の怪物。進化を続ける“サンデー朗希”が、武器となる球速と投球術でシーズンを楽しませる。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が今季2試合目の登板で、西武を相手に自己最長タイの8回を投げ3安打1失点の快投。最速163キロの直球を軸に、毎回の自己最多13奪三振で今季初勝利を挙げた。
受け答えは謙虚で、口数少なく話す印象があるが、チーム内で身近に接している人に聞くと、意外にも会話好きな一面もあると聞かされ、驚かされた。電話では、長ければ1時間も会話することがあるという。そう証言するのは、潜在能力を他球団よりいち早く評価していた、東北担当の柳沼スカウトだ。
今もLINEや電話で連絡を取り合うことも。LINEだと1、2行の短い返事ながら、長電話もしばしば。
「1時間、野球の話をしたこともあります。今、こんな練習をしているとか、食事や体調のこととか。プロの練習は何をするかとか。打ち解けてくると結構、話すようになるみたいです」。
素性については「気さくで明るい素直な子。四六時中、野球のことを考えていますよね」と同スカウト。長電話の中でも、我々には見せない一面で積極的に聞き、得るものを吸収している。打者を圧倒する球威は、素質だけでなく、“取材力”でも身につけられたようだ。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が今季2試合目の登板で、西武を相手に自己最長タイの8回を投げ3安打1失点の快投。最速163キロの直球を軸に、毎回の自己最多13奪三振で今季初勝利を挙げた。
元中日監督の落合博満氏が3日、NHK「サンデースポーツ」に生出演。ロッテ・佐々木朗希投手が同日の西武戦で最速163キロを計測し、8回3安打1失点の好投を見せたことに「最高のピッチングだったと思います」と絶賛した。
落ち着いた語り口調で「真っ直ぐがよかった。真っ直ぐの走り具合で変化球の威力が増す。160キロ台を放れたというのが、13個の三振を取れたことにつながった。最高のピッチングだったと思います」と評した落合氏。バッター落合ならどう攻略するかと水を向けられると「真っ直ぐ1本狙う。全打席。変化球には目もくれません。慣れることですね。スピード感に。日本で160キロ投げるのは佐々木くらいでしょ。その速さに惑わされているのはあるでしょうし。攻略するんだったら、真っ直ぐ1本の方がいいだろうと」と語っていた。
ロッテの平沢大河内野手が2安打2打点の活躍で、中村奨吾内野手不在の穴を見事に埋めた。
不動の二塁手が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、出場選手登録を抹消。その代役として、16年以来8月10日楽天戦以来、6年ぶりに二塁でスタメン出場した。2回に今季初安打となる一打が右前適時打となり先制点を奪うと、6回にも左前適時打を放った。先発の佐々木朗を援護し「(朗希は)1点取れば大丈夫かなというのはあったので、早めに点が取れてよかった。チャンスで打ててよかった」と喜んだ。
主将が離脱となったが、穴を埋めた活躍に井口監督も「奨吾が残念ながら、一応離脱してしまいましたけど、大河だったり池田だったりが頑張らないといけない」とドラフト2位・池田(国士舘大)とともに中村奨の二塁手として期待をかけた。
ロッテの井口資仁監督が佐々木朗希投手の省エネ投球での今季初勝利に今後への収穫を明かした。
初回から快速球でストライクをどんどん投げ込み、ファウルを打たせて追い込み8回まで毎回の13三振を奪った。99球で8回を投げきり「早いカウントでしっかり追い込んで、そこからちょっとギアアップして投げてるというね。しっかりとした投球ができた」と喜んだ。
終盤でも球威が衰えない姿には「100球(に到達する)前でも160出てましたし、その辺は自分でギアをチェンジしながら投げてた」と評価した。
ドラフト1位・松川虎生捕手(市和歌山)についても「しっかりとミーティングをした中での、リードだったと思います。変化球のカーブなり、スライダーなりでもしっかりストライクが取れた」と18歳に賛辞。制球のよさも松川との呼吸の合ったことが理由の1つと挙げていた。
ロッテが佐々木朗希投手の快投で3連勝を飾った。
今季2度目、本拠地ZOZOマリンスタジアムで今季初先発となった佐々木朗は圧巻の投球で8回99球3安打1失点。160キロ超えの直球を連発し、毎回で自己最多の13奪三振を奪った。
自己最速の164キロの更新とはならなかったが、3回まで163キロを3度マーク。8回になっても160キロをマークするなど、快速球は最後まで衰えなかった。ヒーローインタビューでは「試合前緊張していたんですけど、(捕手の)松川が全然大丈夫って言ってくれたんで大丈夫かなと思って投げた。松川が本当にいいリードしてくれた。要求通り投げられたかなと思います。しっかり投げ切れたと思います」と、納得の表情。本拠地で初のお立ち台に「最高です」と笑顔を浮かべ、「しっかり1年間、ローテーションで投げ続けられるように頑張りたい」と、先のシーズンを見据えた。
20歳の大器の末恐ろしい投球にSNS上でも「佐々木朗希、エグすぎる」、「マジでロマンの塊」と、驚嘆の声が上がっていた。
ロッテが西武を3タテし、3連勝を飾った。
今季2度目、本拠地ZOZOマリンスタジアムで今季初先発となった佐々木朗希投手が圧巻の投球で8回99球3安打1失点。160キロ超えの直球を連発し、毎回で自己最多の13奪三振を奪い、西武打線を圧倒した。佐々木は今季初勝利。本拠地ZOZOマリンスタジアムでも嬉しい初勝利となった。
2回、栗山にプロ初の死球で出塁を許したが、3回まで163キロを3度マークし無安打無失点に抑えた。
8回には2死から岸に160キロをマークし、最後はフォークで空振り三振。快速球は最後まで衰えなかった。バッテリーを組んだ高卒ルーキー松川と息のあった間合いで西武打線を抑え込んだ。
ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(市和歌山)がプロ初の長打となる適時二塁打を放った。6回1死二塁から平沢が左前適時打。2点リードし打席へ。渡辺の変化球を捉え、右中間を破る適時二塁打に塁上でホッとした表情をみせた。
プロ19打席目で初の二塁打で初タイムリー。愛弟子の活躍に井口監督もベンチで両手をたたき、大喜びした。
ロッテの佐々木朗希投手が本拠地ZOZOマリンスタジアムで今季初先発し、2回、栗山にプロ初の死球で出塁を許したが、3回まで163キロを3度マークし無安打無失点に抑えた。
2回は中村を162キロで空振り三振を奪ったが、栗山には変化球が低めに抜け足に当てた。帽子を取りおじぎをして謝った佐々木朗は再開後、快速球を連発。ジャンセンを161キロで空振り三振、山田も空振り三振に抑えた。3回まで毎回の6三振に抑えた。
初回投じた直球は10球中、全て160キロを超え、3者凡退に抑えるなど、快調に投球を続けている。
ロッテの佐々木朗希投手が本拠地ZOZOマリンスタジアムで今季初先発し、初回を3者凡退に抑え、最高の立ち上がりをみせた。
昨年と同じくあいみょんの「今夜このまま」の登場曲でマウンドへ。先頭の岸は2球目に163キロをマークし球場をどよめかせた。最後はスライダーで見逃し三振に。オグレディにはフォークで空振り三振。源田は161キロで遊ゴロに抑えた。投じた直球は10球、全て160キロを超えた。
佐々木朗は前回初登板楽天戦(楽天生命)では自己最速164キロをマークしていた。
ロッテの平沢大河内野手が今季初適時打を放ち、先発佐々木朗を援護した。
この日、不動の二塁手の中村奨が新型コロナウイルス陽性判定により、今季初の二塁でスタメン出場。2回1死二塁。渡辺の直球を捉え一、二塁間を破る先制打を放った。
19年8月15日の日本ハム戦以来の適時打に「久々のヒットですね。四球ででたランナーでしたし、藤岡さんも送ってくれたので、打ててよかったです。次もチャンスで回ってきたら打ちたい」と、後輩の佐々木朗を助ける打撃を、と意気込んだ。
ロッテは3日、中村奨吾内野手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。無症状で隔離療養している。3月31日に別の選手が陽性となったことを受け、2日にPCR検査を受けて判明した。
ロッテは3日、中村奨吾内野手が2日にPCR検査を受検した結果、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。症状はなく、現在、隔離療養を行っている。この日の公示で出場選手登録を抹消された。特例2022の対象となる。
中村奨は18年から4年連続出場を果たしており、今季も開幕から主将としてチームを牽引。17年6月28日の西武戦から続いていた連続出場記録は630試合に達している。
ロッテの連続試合出場記録は87年から93年まで記録していた愛甲猛が記録した694試合連続試合出場。
ロッテは3日、JR京葉線沿線のスポーツチーム6チーム(千葉ロッテマリーンズ、バルドラール浦安、千葉ジェッツふなばし、オービックシーガルズ、千葉ZELVA、ジェフユナイテッド市原・千葉)とJR東日本千葉支社で構成されているスポーツで京葉線沿線のまちづくりや活性化を推進するプロジェクト「KEIYO TEAM6」の2022年版ポスターで、千葉ロッテマリーンズからは小島和哉投手と藤原恭大外野手が起用されたと発表した。
ポスターは約2000枚が製作され、千葉ロッテマリーンズの本拠地ZOZOマリンスタジアムの最寄り駅である海浜幕張駅をはじめとした京葉線沿線の駅や近隣施設で2023年3月まで掲示される予定。