わたしはかもめ2022年鴎の便り(4月)

便

4月13日

[ロッテ]佐々木朗希17日の日本ハム戦先発、完全試合から中6日「先発陣がばてないように」監督[ニッカン]

10日の完全試合達成から中6日、ロッテ佐々木朗希投手(20)は17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で先発し、再びチームの勝利へと腕を振る。

井口資仁監督(47)は13日、佐々木朗の今後について「基本的には中6日の予定になっています」と話し、日曜日の午後にスタジアムやお茶の間をわかせる“サンデー朗希”は継続する。一方で今季は3年ぶりに、長い中断なく143試合を消化するシーズン。疲労蓄積に気温の上昇もある。「みんな少しずつ、1回ずつでも休めたらとは思ってます。先発陣がばてないように、早め早めに手を打ちながら」と石川や小島、ロメロも含め、5月末からの交流戦の前に1度、休養を設ける予定だ。

タイミングについて井口監督は「(ローテで)回る人の状態を見ながら。うちは外の球場なので、雨で流れたりもあるので」と話す。2軍では好調の河村らが控える。短期間に雨天中止が続かなければ、または2週連続で同一曜日が中止にならなければ、ローテ再編よりも1回飛ばしが現実的か。佐々木朗もリフレッシュした上で、日曜登板を続けられる。

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鳥谷敬氏14日引退後初のロッテ戦解説「今シーズンのロッテは若手選手が見どころ」注目選手は?[ニッカン]

BS12トゥエルビは、14日のソフトバンク−ロッテ5回戦(ペイペイドーム)を「BS12プロ野球中継2022」として中継し、副音声の解説をロッテOBの鳥谷敬氏(40=日刊スポーツ評論家)が務めると発表した。

昨年限りでユニホームを脱いだ鳥谷氏が、ロッテ戦のテレビ解説を務めるのは引退後初めて。「今シーズンのロッテは若手選手が見どころだと思います。その中でも松川虎生選手、藤原恭大選手、佐々木朗希投手、高部瑛斗選手に特に注目しています。昨年までチームメートとしてやっていたので、だからこそ分かる選手の特徴や性格などを、マリーンズ応援放送で伝えられたらと思います」とコメントした。

14日午後5時59分に放送開始予定となっている。

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[ロッテ]種市篤暉「リハビリの日々が自然と思い出され…」620日ぶり公式戦マウンドに感慨[ニッカン]

◇イースタン・リーグ:ロッテ4−2巨人(ロッテ浦和)

20年9月にトミー・ジョン手術を受けたロッテ種市篤暉投手(23)が、620日ぶりに公式戦のマウンドに上がった。

2軍巨人戦で7回に2番手として登板し、15球を投げ、3者凡退に抑えた。11球投じた直球の平均球速は約150.2キロ。香月からは内角152キロで見逃し三振を奪った。

試合後は球団広報を通じ「マウンドに上がった時に、これまでのリハビリの日々が自然と思い出されました。正直、苦しかったです。当時、肘がパンパンにはれ上がっていたことを考えると、よく投げるまでになったと自分でも思いますし、ここまで支えてくださった皆様に感謝です。ものすごく嬉しいです。これからしっかりと投げていけたらと思います」とコメントを寄せた。

手術を受けたのは20年9月14日。21年の石垣島キャンプでネットスローを再開し、強度を少しずつ高めながら、同年7月に対人のキャッチボール、9月にブルペン投球という形で進めていた。冬の契約更改では「苦しい1年だったですけれど、濃い1年でした」と振り返っていた。

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[ロッテ]二木康太14日ソフトバンク戦へ意気込み「制球力を生かして、勝ちにつながる投球を」[ニッカン]

ロッテ二木康太投手が14日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発する。

チームは佐々木朗の完全試合に続き、12日は完封リレーと勢いづく。「しっかりその流れに乗れるように。初回から持ち味の制球力を生かして、勝ちにつながる投球をしたいです」と意気込んだ。前回2日の西武戦(ZOZOマリン)では7回無失点投球。制球に加え、球の力強さも戻ってきている。

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[ソフトバンク]千賀滉大「日本球界を変えられる人」完全試合達成のロッテ佐々木朗希を称賛[ニッカン]

ソフトバンク千賀滉大投手(29)が13日、28年ぶりの完全試合を達成したロッテ佐々木朗希投手(20)について「いつかやるだろうなと思ってた。(春季キャンプでの)バッティングピッチャーの映像を見てて、今年はすごいなと。日本球界を変えられる人だなと思っている」と称賛した。20歳の偉業に初めて言及し、日本を代表する鷹のエースも目を丸くした。

千賀は14日のロッテ戦(ペイペイドーム)に今季初の中5日で先発する。登板を翌日に控え、本拠地で行われた全体練習でダッシュやキャッチボールで最終調整した。ここまで2勝0敗、防御率0.82と好調の右腕は「とりあえず僕のやるべきことを準備して、バッターを抑える。それだけを考えて」と意気込んだ。

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[ロッテ]種市篤暉620日ぶり公式戦マウンド、152キロ直球で奪三振、20年に右肘手術[ニッカン]

◇イースタン・リーグ:ロッテ4−2巨人(ロッテ浦和)

20年9月にトミー・ジョン手術を受けたロッテ種市篤暉投手(23)が、620日ぶりに公式戦のマウンドに上がった。

2軍巨人戦で7回に2番手として登板し、15球を投げ、3者凡退に抑えた。11球投じた直球の平均球速は約150.2キロ。香月からは内角152キロで見逃し三振を奪った。

八戸工大一(青森)から16年ドラフト6位で入団した種市は、プロ4年目の20年7月25日の西武戦で初完封。翌週の8月1日の楽天戦で6回途中8失点で降板し、その後出場選手登録を抹消に。同年9月14日に右肘の内側側副靱帯の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、その後はリハビリに入っていた。

前日12日には同じ手術を受けた西野勇士投手(31)が1軍ソフトバンク戦(長崎)で948日ぶりの勝利投手に。試合後に種市のことを問われると「僕も治るのかなと思いながらやっていましたけど、こうやって治って投げられているので、自分のこの姿を見てもらって、あいつを勇気づけることができたらいいなと思っています」と熱い思いを口にしていた。

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[ロッテ]佐々木朗希が完全試合達成したオリックス戦を再放送、4月25日「日テレジータス」[ニッカン]

ロッテは13日、佐々木朗希投手(20)が完全試合を達成した4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)がCS放送「日テレジータス」で再放送されると発表した。放送時間は4月25日午後5時からの3時間。

また、佐々木朗の地元岩手県のテレビ局からも再放送への要望が球団に届いている。

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[ロッテ]佐々木朗希の完全試合、舞台裏動画が78万回再生超、3日過ぎても数字伸びる[ニッカン]

ロッテ公式YouTubeチャンネルでの佐々木朗希投手(20)の完全試合の舞台裏動画が、13日午後3時時点で78万回再生を超えている。

10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で佐々木朗が完全試合を達成し、動画は翌11日午後1時に47万回再生を突破。衝撃の投球から3日が過ぎても、順調に再生回数が伸びている。

視聴者からのコメントも1100件を超え「最高すぎる」「グラウンドからのスタンドの迫力が凄い」など寄せられている。同チャンネルでは今季、練習試合初登板から佐々木朗の舞台裏動画をアップしている。

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[ロッテ]佐々木朗希の完全試合、多くの“目撃者”によって興奮と偉業は語り継がれていく[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が10日、オリックス戦(ZOZOマリン)で完全試合を達成した。

大船渡高校時代、最初に163キロを出す直前の、19年3月27日から担当記者として取材させてもらっている。それを知ってか、先輩カメラマンが「泣いた?」と聞いていた。

泣いてませんよ。完全試合の瞬間はスコアを付け、確認用のスマホ動画を撮りつつ、もう1台のスマホを耳に挟んで運命の時間を時報チェック。感情の入り込む余地がない。あの数分間だけで相当なカロリーを消費した気がする。

あらためて、マリン4階記者席から撮影した動画を見てみる。目の前は観客席。球場の雰囲気がダイレクトに伝わる。6回か7回か、そのあたりからざわめきが止まらなかった。

何か、ちょっと嬉しい。初めて佐々木朗の実戦を見たのは、19年3月31日の作新学院との練習試合。後に本人が「その年のベストピッチ」に選んだ試合だ。球威もすごかったが、もっとすごかったのがスタンド。報道陣、スカウト、非公開のはずなのにどこで知ったのかやって来たファン。それぞれが混ざって座るネット裏で、初対面の隣人同士が立場を超えて興奮を伝え合いたくなる−。というか、伝え合っている。そんな投球だった。

完全試合の日も、間違いなくそんな雰囲気だった。隣席とはしっかり距離を取る−。そんな時代だと誰もが分かっていつつも、見たこと感じたことを共有したくなる。27個目のアウトの瞬間。立ち上がって何度も両腕を突き上げる人、拍手する人、友人とハイタッチする人、慌てて写真や動画を撮る人…。すごい空間になっていた。

それならばと、統計をとった。試合後、担当記者のSNS上で、観戦したフォロワーにアンケート。「完全試合の瞬間、あなたはどうしていましたか?」との設問に「肉眼で」が45%、「写真撮影」が7%、「動画撮影」が18%という回答。選択肢として一応入れておいた「興奮で覚えていない」に30%が集まった。記憶さえ消し去るような興奮も含めて、多くの“目撃者”によって偉業が語り継がれるのだろう。

さて、取材も終わって、忙しくなるぞ−。上司との記事の打ち合わせの電話で球場外に出ようとすると、後輩の横山健太カメラマンが立っていた。

「金子さん」。

彼はそう言って、右手を差し出してきた。一瞬、固まってしまった。

「握手ですよ」。

横山カメラマンとは大船渡高取材で何度も一緒になった。韓国での高校日本代表のW杯出張にも一緒に行き、高速道路を160キロでぶっ飛ばすタクシーにおびえながら乗った間柄だ。

彼も感慨深いものがあったのだろう。記者の仕事は、あまり取材対象に深い思い入れを持つべきではないと感じる。でも、こんな日だし、たまにはいっか。頑張ってきたし。2人とも、ちゃんと消毒しよう。

こっちも右手を差し出した。

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ロッテ・井口監督「どこかで(佐々木)朗希も含めて先発全員を1回休ませる」、今後の起用法[サンスポ]

ロッテの井口監督は13日、10日のオリックス戦で史上最年少の完全試合を達成した佐々木朗の今後の起用法について、「どこかで(佐々木)朗希も含めて先発全員を1回休ませることは考えていきたい」と述べた。疲労を考慮し、5月下旬からの交流戦の前に登板間隔を空ける機会を設ける方針。

佐々木朗は今季、開幕2戦目だった3月27日の楽天戦で初登板し、中6日でマウンドに上がってきた。4試合目となる次回も中6日で、17日のZOZOマリンスタジアムでの日本ハム戦に先発する予定。

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ロッテ・佐々木朗希の完全試合を再放送、25日にCS日テレジータスで[サンスポ]

ロッテは13日、佐々木朗が史上最年少で完全試合を達成した10日のオリックス戦をCSの日テレジータスで25日に再放送すると発表した。背番号「17」にちなみ、午後5時から放映する。

球団によると佐々木朗の地元、岩手県のテレビ局からも再放送の要望を受けているという。

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ロッテ・朗希に“ローキの休日”、中6日ローテに休養期間、井口監督「どこかで1度飛ばしたい」[スポニチ]

ロッテ・井口監督が開幕から中6日で先発している佐々木朗に休養期間を与えることを明言した。

「ローテーションで回っている投手は状態を見ながら、どこかで1度飛ばしたいと考えている」。10日のオリックス戦で完全試合を達成し、次回も中6日で17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に登板する。だが、今月中にも1度出場選手登録抹消し、登板間隔を空ける意向で「1ヶ月単位ぐらいでやっていきたい」と他の投手にも適用する方針だ。

一方で、「完全男」のフィーバーは続く。日本テレビ系CS放送「日テレジータス」が25日に10日のオリックス戦再放送を決定。同チャンネルが巨人戦以外を放送するのは極めて異例で、故郷・岩手のテレビ局からも再放送の要望が球団に届いている。

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ロッテ種市620日ぶりの実戦登板で最速152キロ、一昨年9月にトミー・ジョン手術[スポニチ]

ロッテ・種市篤暉投手が13日のイースタン・リーグ巨人戦(ロッテ浦和)で620日ぶりの実戦登板を果たした。

7回の1イニングを投げて打者3人に対し、無安打無失点1奪三振で、最速152キロもマークした。

種市は20年9月14日、横浜市内の病院で右肘内側側副靭帯再建術の手術を受けている。

種市
「忘れもしない20年の8月1日、ZOZOマリンスタジアムでの楽天戦以来の実戦となりました。マウンドに上がった時に、これまでのリハビリの日々が自然と思い出されました。正直、苦しかったです。当時、肘がパンパンに腫れ上がっていたことを考えるとよく投げるまでになったと自分でも思いますし、ここまで支えてくださった皆さまに感謝です。ものすごく嬉しいです。これからしっかりと投げていけたらと思います。」

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ロッテ・佐々木朗の完全試合が過去最高の視聴回数を記録[スポニチ]

パシフィックリーグマーケティングが運営する「パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネル」の視聴回数が、ロッテ・佐々木朗希投手が28年ぶり、史上最年少で完全試合を達成した4月10日に860万回と同チャンネルの1日の視聴回数において過去最高を記録したと発表した。

4月10日は、佐々木朗希投手と松川虎生選手のバッテリーを中心に、ロッテ―オリックス戦の動画を7本配信。その中でも、佐々木朗希投手の完全試合まとめと、日本新記録となった13者連続三振の動画は、YouTube全体の急上昇ランキングでも1、2位を独占した(4月11日、10時30分時点)。

※YouTube急上昇ランキング1、2位独占は、パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネル史上初めて。これまでの過去最高の1日の視聴回数は、今年3月25日の開幕戦に記録した555万回であり、佐々木朗希投手が完全試合を達成した4月10日の860万回は、これを305万回上回る記録となった。

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佐々木朗希完全試合、日テレジータスが異例の再放送[スポニチ]

ロッテは、日本テレビ系のCS放送「日テレジータス」が4月25日午後5時〜8時の3時間枠で、ロッテの佐々木朗希投手が完全試合を達成した4月10日のオリックス戦の再放送を行うと発表した。

「日テレジータス」が巨人戦以外のプロ野球コンテンツを放送することは異例。放送開始時間は佐々木朗希選手の背番号にちなんで17時(午後5時)となっている。

なお、現在、地元岩手のテレビ局などからも同様の要望を受けている。

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完全試合後の朗希動画に78万再生!「最高すぎる」[スポニチ]

ロッテは、佐々木朗希投手の完全試合達成直後の動画を「マリーンズ公式YouTubeチャンネル」に10日午後7時アップしたところ、13日午後1時現在、78万再生回数に到達したと発表した。

コメントは1129件で、「最高すぎる」、「アングルが素敵」、「この映像を見返して改めて感動した」、「カメラから分かるグラウンドからのスタンド迫力が凄い」、「貴重な映像ありがとうございます」など−。

URLは次の通り。https://www.youtube.com/watch?v=2l4Z-bSyTRw

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ロッテ・松川もプロ野球新記録、佐々木朗完全試合アシストで中嶋、古田超え、「こんな記録があるんだ」の声[スポニチ]

日本野球機構(NPB)公式ツイッターは12日、ロッテのドラフト1位捕手、松川虎生(18=市和歌山)が4月10日のオリックス戦で記録した「捕手ゲーム20守備機会」がプロ野球新記録と発表した。

同試合では佐々木朗希投手(20)がプロ野球史上16人目の完全試合を最年少で達成。日本新記録となる13者連続三振に、プロ野球タイ記録の1試合19奪三振の歴史的快投を見せた。その快投を引き出した松川にも新記録の名誉だ。

松川は19三振に加え、6回に捕邪飛を捕球しており、20の守備機会があった。これがNPBによると、1955年藤尾茂(巨人)、1995年中嶋聡(オリックス)、2004年野田浩輔(西武)、2005年古田敦也(ヤクルト)、2006年山崎勝己(ソフトバンク)の19を更新する新記録となった。

この試合では攻守で佐々木朗を盛り立てた。リードではプロ野球記録の10者連続三振がかかった、4回2死の吉田正を迎えた場面では初球、2球目とカーブを続けるなど冷静。結局吉田正を3三振に封じた。「ワクワクの方が大きかった。特に最後だけは何とかパスボールだけはしないようにと思っていた。(佐々木朗は)全てがすごかった。しっかりどんどんストライクをとって、テンポもよく、バッターに考える時間がなかったことはすごく良かったと思います」と話した。佐々木朗も「松川がいいリードしてくれたので、しっかり、そこに要求に応えながら投げることができたと思います」と称えた。

3−0の6回2死満塁では宮城から中堅フェンスを直撃するダメ押しの3点二塁打。9回2死、代打・杉本には迷わずフォークのサインを出し、3球三振で終わらせた。「完全試合は初めて。最後は何とかパスボールだけはやめようと思っていた」。市和歌山時代は小園(DeNAドラフト1位)とバッテリーを組み、高卒新人捕手として史上3人目の開幕マスクをかぶった。堂々のリードで大記録をアシストした。 過去15人の完全試合を達成試合の捕手を見ても、新人での達成者はおらず、史上最年少の快挙でもあった。

ネットでは「こんな記録があるんですね!!これは破られることのない大記録ですね」「松川、半端無いって」「そっか!三振は捕手の守備機会になるのか」「そんな記録初めて知った」などと隠れた記録に驚きの声が挙がった。

◇新人捕手で完全試合マスクは史上初

高卒ルーキー捕手の松川(ロ)が佐々木朗の快挙を後押しした。完全試合でマスクをかぶった新人捕手は松川が初めて。18歳5ヶ月は56年の阿井利治(国鉄)、58年の和田博実(西鉄)の21歳3ヶ月を抜く最年少記録だ。また、佐々木朗は20歳5ヶ月でバッテリー合わせて38歳10ヶ月も58年西鉄の西村貞朗(23歳7ヶ月)−和田博実(21歳3ヶ月)を抜く最年少となった。

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[ロッテ]佐々木朗希、異例のローテでシーズン投げ抜く、酷使回避へ1ヶ月おきに抹消[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が“進化ローテ”でシーズンを投げ抜く。井口監督は13日、今後の起用方針について「先発全員だけど、1回休ませたりとかを考えながら。(朗希に関しては)1ヶ月単位でやっていきたいなと思ってる」と明かした。

10日のオリックス戦(ZOZO)で史上16人目となる完全試合を達成した佐々木朗。今季は中6日でのフル回転が期待されているが、まだ体は発展途上。疲労や故障を防ぎ、トレーニングも含めながらメリハリをつけた起用で成長も促す方針とみられる。

チームには1軍のローテで回る石川、小島、美馬、朗希、ロメロに加え2軍には本前や河村、森らの若手も控える。2年目の中森も急成長中で、さらにはこの日、種市がイースタン・リーグで復帰登板。先発陣の頭数にゆとりがあることから酷使を避けた起用が可能な状況だ。

指揮官は「もちろん控えの先発の仕上がり具合を見ながら。雨でどう飛ぶかというのもあるのでそれも踏まえながらローテを」としたが、佐々木朗は基本的に中6日で登板し、5月頃に1度抹消などで体を休める可能性が高い。さらに進化しながら朗希が勝ち星を重ねていく。

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[ロッテ]二木康太が14日のソフトバンク戦に先発「チームの流れに乗れるように」[報知]

ロッテの二木康太投手が14日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発する。

前回の2日・西武戦(ZOZO)では7回無失点の好投。チームは佐々木朗希の完全試合から2試合連続で完封リレーが続いており、「まずは今チームがいい流れで来ているので、しっかりその流れに乗れるように頑張りたいです。少し登板間隔は空きましたが、そこは特に気にせず初回から自分の持ち味である制球力をいかして、チームの勝ちにつながる投球をしたいと思います」と意気込んだ。

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[ロッテ]佐々木朗希の完全試合舞台裏動画が78万再生回数突破![報知]

ロッテは13日、球団公式YouTubeチャンネルにアップされた佐々木朗希投手の完全試合達成直後の動画が、78万再生回数に到達したことを発表した。

ファンからは「アングルが素敵」、「この映像を見返して改めて感動した」、「カメラから分かるグラウンドからのスタンド迫力がすごい」など、1129件のコメントが寄せられている。球団では今年、練習試合初登板からオープン戦で先発した各試合、公式戦初先発、ZOZOマリン初勝利など、佐々木朗の舞台裏をマリーンズ公式YouTubeチャンネルにアップしている。

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[ロッテ]佐々木朗希の完全試合を「日テレジータス」が異例再放送!背番号にちなみ25日の「17」時から[報知]

ロッテは13日、日本テレビ系のCS放送「日テレジータス」で佐々木朗希投手が完全試合を達成した10日のロッテーオリックス戦(ZOZOマリン)の再放送が行われることを発表した。

再放送は25日の午後5時から午後8時の3時間枠で放送。日テレ系のCS放送「日テレジータス」は、プロ野球・ジャイアンツ戦を始め、野球、ゴルフ、NFL、MotoGP、ボクシングなどあらゆるスポーツの競技や関連コンテンツを届けるスポーツ専門チャンネル。ここ数年では「日テレジータス」が巨人戦以外のプロ野球コンテンツを放送することは異例で、佐々木朗の背番号にちなみ「17」時からの放送となっている。

他には地元・岩手のテレビ局などからも同様の要望を受けているという。

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[ロッテ]トミー・ジョン手術から復帰の種市篤暉が初登板でいきなり152キロ、1回完全[報知]

◇イースタン・リーグ:ロッテ−巨人(ロッテ浦和)

20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受けたロッテの種市篤暉投手が復帰後初登板でいきなり152キロをマークした。

2点リードの7回から登板し先頭の菊田を二ゴロ、続く香月をストレートで見逃し三振に仕留めると、この日最速となる152キロを計測。最後は岸田を134キロのスライダーで三ゴロに打ち取り、15球を投げ1回を無安打無失点1奪三振と順調な仕上がりを見せた。

種市は16年にドラフト6位で入団。ここまで通算40試合に登板し11勝8敗、防御率3.84。19年には23イング連続奪三振をマークするなど、先発ローテーション復帰へ期待がかかっている。

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ロッテ・佐々木朗希がまたも金字塔!パ・リーグTV公式YouTubeの1日あたり視聴回数も過去最高に[報知]

パシフィックリーグマーケティングは12日、同社が運営する「パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネル」の視聴回数が、ロッテ・佐々木朗希(20)が完全試合を達成した4月10日に、860万回の視聴回数を記録したことを発表した。同チャンネルの1日の視聴回数において、過去最高となった。

当日は佐々木朗と松川虎生捕手(18)のバッテリーを中心に、ロッテ・オリックス戦の動画を7本配信。中でも、佐々木朗の完全試合まとめと日本新記録となった13者連続三振の動画は、YouTube全体の急上昇ランキングでも1、2位を独占した。YouTube急上昇ランキング1、2位独占は、同社の公式YouTubeチャンネル史上初となった。

これまで、過去最高となる1日の視聴回数は、今年3月25日の開幕戦に記録した555万回。佐々木朗が完全試合を達成した4月10日の860万回は、これを305万回上回る記録だ。

同社の公式YouTubeチャンネルは2014年に設立。チャンネル登録者数は92万8000人を誇っている。

[参考]パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネル歴代の1日の視聴回数
1位:2022年4月10日(860万回)
2位:2022年3月25日(555万回)
3位:2022年3月26日(545万回)
4位:2022年3月27日(539万回)
5位:2020年8月22日(464万回)
6位:2021年5月29日(454万回)
7位:2022年4月6日(451万回)
8位:2020年8月11日(447万回)
9位:2021年3月27日(441万回)
10位:2021年3月28日(440万回)

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[ロッテ]佐々木朗希の地元後援会、募集5日間で会員約200人[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が10日にプロ野球で28年ぶりの完全試合を達成したことを受け、地元の岩手・陸前高田市で先月30日に発足した後援会「佐々木朗希選手を応援する会」に、募集わずか5日間で会員約200人が集まったことが12日までに分かった。市民と出身者が対象だが「毎日40件ほど申し込みがきています」と村上知幸事務局長(51)は語った。

地元に後援会がなかったため、村上事務局長らに設立要望が来ていたという。今年1月の成人式で帰郷した佐々木に、高田野球スポーツ少年団監督として小3時に指導した村上事務局長が公認を頼むと「笑顔で『はい』とうなずいてくれました。球団も『本人が良ければ(設立しても)大丈夫』と許可をいただき、会員証に使用する朗希君の写真も、球団提供のもので使わせていただくことになりました」。

正式発足は3月30日。8日から会員募集を始めたところ、10日に大偉業が達成された。村上事務局長は「驚きと嬉しさでいっぱい」の喜びとともに、「(後援会に)追い風となる活躍をしてくれた」と感謝を口にした。市の人口は約2万人で、今年は会員500人が目標という。

活動は地元に密着したものになる。会員による観戦ツアーや、子供達への野球教室など。市の観光交流課で働く村上事務局長は、東日本大震災で被災した陸前高田市について「ここから町づくりをしていく段階」と語る。「後援会も朗希君と一緒に、地元の子供達に希望を与える場になっていきたい」と夢を描いた。

佐々木朗希後援会
陸前高田市の総合交流センター「夢アリーナたかた」内にある後援会事務局で申し込みができる。フェイスブック「佐々木朗希選手を応援する会事務局」からも申し込み可能。年会費は大人(高校生含む)1000円、ジュニア(小中学生)500円。問い合わせはrokifanclub@gmail.com

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ロッテ・井口監督“サンデー朗希”こだわらない、次回は中6日で17日・日本ハム戦[デイリー]

ロッテの井口資仁監督(47)は13日、佐々木朗希投手(20)の起用法ついて、交流戦前に中10日以上の登板間隔を空ける用意があることを明かした。

10日のオリックス戦で史上16人目の完全試合を達成した右腕を慎重に起用していく。井口監督は「どこかで1回、休ませることは考えています」と、開幕から中6日で日曜日に固定している登板日を一端、解除することを示唆。長期離脱することなく1年間ローテで回れるように、20歳の右腕の負担を極力減らす方針でいる。

次回は中6日で17日・日本ハム戦(ZOZO)に先発。「うちは外の球場なので、雨で飛ぶこともある。それも踏まえながらローテを作っていきたい」と井口監督。日曜日にこだわることなく、登板日を決めていく。

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ロッテ、14日先発の二木「いい流れに乗る」朗希の完全試合含め19回連続無失点中[デイリー]

ロッテの二木康太投手が13日、福岡市内で先発する14日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に向けて調整し、10日の完全試合の佐々木朗希、12日に7回無失点と好投したロメロに続き、好投すると意気込んだ。

チームは9日のオリックス戦から19イニング連続無失点中と先発、中継ぎ、抑えと投手陣が奮闘しており「今、チームがいい流れできているので、しっかりその流れに乗れるように頑張りたいです」と力を込めた。

4月2日西武戦で7回5安打無失点1四球と好投。中11日空けての先発となるが「少し登板間隔は空きましたが、そこは特に気にせず、初回から自分の持ち味である制球力を生かして、チームに勝ちがつながる投球をしたいと思います」と意気込んだ。

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佐々木朗希完全試合「日テレジータス」で再放送、巨人戦以外では異例“17”時から[デイリー]

ロッテは13日、日本テレビ系のCS放送「日テレジータス」にて佐々木朗希投手が完全試合を達成した4月10日・オリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)の再放送を行うと発表した。4月25日17時〜20時までの3時間枠にて再放送を行う。

日テレ系のCS放送「日テレジータス」は、プロ野球・ジャイアンツ戦を始め、野球、ゴルフ、NFL、MotoGP、ボクシングなどあらゆるスポーツの競技や関連コンテンツを届けるスポーツ専門チャンネルでここ数年では「日テレジータス」が巨人戦以外のプロ野球コンテンツを放送することは異例のこととなる。放送開始時間は佐々木朗希選手の背番号にちなんで17時とした。

なお、球団によると現在、地元岩手のテレビ局などからも同様の要望を受けているという。

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ロッテ、佐々木朗希完全試合、公式ユーチューブで再生回数78万回に到達「迫力がすごい」[デイリー]

ロッテは13日、佐々木朗希投手の完全試合達成直後の様子を広報が撮影した動画をマリーンズ公式YouTubeチャンネルに4月10日19時にアップしたところ、13日13時現在で、78万再生回数に到達したと発表した。

コメントは1129件となっており、主なコメントは「最高すぎる」。「アングルが素敵」、「この映像を見返して改めて感動した」、「カメラから分かるグラウンドからのスタンド迫力が凄い」、「貴重な映像ありがとうございます」などの声があがっている。

ロッテは今年、練習試合初登板からオープン戦で先発した各試合、公式戦初先発、ZOZOマリンスタジアム初勝利など佐々木朗希選手の舞台裏をマリーンズ公式YouTubeチャンネルにアップしている。URLは次の通り。(https://www.youtube.com/watch?v=2l4Z-bSyTRw)

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台湾選手から“日本野球”の質問攻め、元ロッテ・チェンが伝えるNPBでの経験[Full-Count]

◇佐々木朗希とは連絡取り合う仲「性格もすごくいいし、可愛らしい人柄」

台湾プロ野球で2年目のシーズンを迎えた楽天モンキーズの陳冠宇(チェン・グアンユウ)投手。2020年まで6年間在籍したロッテの試合を今でもよく見ており、今月に史上16人目の完全試合を達成した佐々木朗希投手とはよく連絡を取り合う仲だ。チームメートも日本の野球に興味がある選手が多く、日本で過ごした10年間の経験を伝えている。

2021年シーズンは惜しくも2位に終わったロッテ。「残念でしたね。でも、今年は絶対に大丈夫でしょう」と古巣の優勝を確信する。仲がいいという佐々木朗は、今まで見た中で1番身体の柔軟性がある選手で、日本を代表する選手になると期待している。

「朗希君はすごいですね。身体がとても柔らかい。彼はいつも色々なストレッチをしています。その結果が身体の柔らかさに結びついている。練習をしているときも自分を追い込んで、自分に対する目標を高く持っている。性格もすごくいいし、可愛らしい人柄で、日本を代表する選手になっていくと思います。今シーズンは今まで以上の活躍を期待しています」。

◇台湾のキャンプはオフの度に自宅に帰ってリフレッシュ

モンキーズのチームメートも日本の野球に興味津々。日本のキャンプや練習方法について質問されることが多いという。

「『日本だとキャンプでどんな練習しているんですか?』とよく聞かれます。今シーズンから日本人コーチが3名入ってきたので『日本人のコーチはどういう指導法なんですか?』という質問も受けます。『自分から色々聞いてコミュニケーションを取るといいよ』とアドバイスしています」。

昨年7月に入団したチェンは今季、逆に台湾での春季キャンプを初めて経験。日本と最も異なった点は、オフの過ごし方だという。モンキーズのキャンプ地である南部の嘉義市から自宅がある北部の台北市までは車で移動できる距離のため、オフの度に家族に会いリフレッシュすることができたといい、充実したキャンプを送った。

距離は離れても、心はいつも共にある。「日本と台湾、場所は違っても白球を使って勝負しているもの同士、これからも交流していけたら」。そんな願いを胸に、日本の仲間を愛する左腕は、故郷で2年目のシーズンに挑む。

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キャンプ序盤は守備よりも打撃に自信、ロッテ、松川がマスクを被った試合のチーム防御率1.37[BASEBALL KING]

◇投手陣を引っ張る

「バッティングの部分は、キャッチャーに比べて自信がまだあるのかなと思います」。

春季キャンプが始まった直後の2月2日にオンライン取材したときに、このように話していたロッテのドラフト1位・松川虎生が、今やマリーンズの捕手陣に欠かせない存在になりつつある。

2月の対外試合から開幕前のオープン戦まで松川がマスクを被ったとき(77イニング)の防御率は1.75。3点以上失った試合は、わずかに2試合と結果を残し、開幕1軍を掴んだ。

3月25日の楽天戦では『8番・捕手』で高卒新人捕手としては史上3人目となる開幕マスクを被り、石川歩、ゲレーロ、益田直也の3投手を無失点に抑えるリードで開幕戦の勝利に大きく貢献した。

4月10日のオリックス戦で、佐々木朗希を完全試合に導く好リード。松川自身もプロ野球新記録となる捕手ゲーム20守備機会、プロ野球タイとなる捕手ゲーム19刺殺を記録した。

13日終了時点で松川がマスクを被った試合のチーム成績は5勝2敗、投手の防御率は1.37と抜群の成績を残し、4月8日のオリックス戦から松川がスタメンマスクを被った試合は2試合連続完封勝利中、18イニング連続で無失点中だ。

キャンプ直後に“捕手面よりも打撃に自信がある”と話していた背番号2は、ものすごい速度で捕手としての成長を見せている。

◇投手陣も評価

投手陣からの評価も高く、信頼も厚い。

7回を無失点に抑え開幕戦で勝利を挙げた3月25日の楽天戦でのヒーローインタビューで石川歩は「調子自体はそんなに良くなかったんですけど、松川にしっかりリードしてもらって抑えられたと思います。高卒新人じゃないみたいでした」と話せば、10日のオリックス戦で完全試合を達成した佐々木朗希もお立ち台で「松川がいいリードしてくれたので、要求に応えながら投げることができたと思います」と感謝した。

3月のオープン戦以降はバッテリーを組んでいないが、2月の対外試合で松川とバッテリーを組んだときに、2試合・5イニングを投げ、1安打無失点と好相性を見せた本前郁也は「すごく投げやすいですし、登板前にテンポは早めでいこうと話してやっています」と評価。本前が“テンポよく投げたい”という意図を松川がしっかりと理解し、好結果をもたらした。

開幕前に支配下選手登録となった小沼健太は「あんまりカーブは得意じゃないというか、1番苦手な変化球。今もそうなんですけど、松川だったり、積極的にサインで出してくれるので、出された以上は自信を持ってしっかり。“ボールになってもいいや!”という気持ちで低めに、今はコントロールできている。カーブはこれからも使っていけたらなと思います」と、昨年まではカウント球としてストレートやカットボールを投げることが多かったが、今季はカーブやフォークなども早いカウントで積極的に投げている。

小沼と松川がバッテリーを組んだ2月20日のヤクルトとの練習試合では、6−0の4回に2点を失ってなお、2死満塁というピンチで小沼は登板し、武岡龍世の初球にカーブを投じストライクをとると、0ボール2ストライクから3球目のフォークで二ゴロに打ち取るということもあった。佐々木朗希が岡本和真に満塁本塁打を打たれた直後にマウンドにあがった3月18日の巨人とのオープン戦でも、中田翔の初球に松川は小沼にカーブを要求している。

高卒1年目ということもありキャンプ、練習試合、オープン戦で1軍を経験し、シーズンが始まってから体づくりとともに2軍で実戦を積んでいくと思われたが、開幕から佐藤都志也とともにロッテ投手陣を引っ張っている。バットでも打率こそ.167だが、きっちりと1球目に犠打を決めたり、ランナーを置いた場面で難しいインコースの球を一塁側に打ち走者を進めるなど、その貢献度は高い。この先、対戦が増え相手から研究されたときにどのように対応していくかが、ポイントになってくる。ただここまで、高卒新人の捕手とは思えないほどの活躍を見せているのは事実。今後、どのような成長曲線を描くのか非常に楽しみだ。

[松川が出場した時の投手成績]
7試、5勝2敗、65回2/3、防1.37、盗塁阻止率.400
先発:防1.06
リリーフ:防2.45

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おかえりロッテ・種市!2軍戦に復帰登板「リハビリの日々が自然と思い出されました」[BASEBALL KING]

ロッテの種市篤暉が13日、巨人との2軍戦(ロッテ浦和)で20年8月1日の楽天戦以来となる実戦のマウンドにあがった。

プロ3年目の19年にチームトップタイの8勝をマークし、背番号を63から16に変更した20年は7月11日の西武戦後にリーグトップの奪三振数を記録すれば、同月25日の西武戦ではプロ入り初の完封勝利も飾った。

種市は1年目からプロの世界で活躍するため、コーチや先輩に色々と話を聞き、自分の頭で考え実践。さらに野球日記で、試合で試した感覚、試合の中の状況、どのようなボールを投げたかを詳細に書いて、次の登板に向けた準備、自身の振り返りに役立てるなど、現状に満足することなく、常に上を目指す高いプロ意識を持つ。投球面だけでなく意識面でも、“エース不在”だったロッテ投手陣の中で、“エースへの階段”を登っていた存在だったが、20年8月1日の楽天戦後に1軍登録を抹消されると、同年9月14日に横浜市内の病院でトミー・ジョン手術を受けた。

長いリハビリを経て、この日が復帰登板。2−0の7回に登板した種市は先頭の菊田拡和に投じた1球目、150キロのストレートでファウルにすると、続く149キロのストレートで二ゴロに打ち取る。

続く打者は20年途中までロッテでプレーしていた香月一也だ。香月に1ボールから149キロのストレート、151キロのストレートで空振りを奪い追い込むと、2ボール2ストライクから6球目のインコース152キロストレートで見逃し三振。マリーンズファンにとって、ロッテ浦和球場で当時1軍を目指し汗を流していた選手同士の対戦は、感慨深いものがあったのではないだろうか−。最後は岸田行倫を134キロの変化球で三ゴロに打ち取り、1イニングを15球、0被安打、1奪三振、無失点に抑える投球だった。

種市は登板後、球団を通じて「忘れもしない20年の8月1日、ZOZOマリンスタジアムでの楽天戦以来の実戦となりました。マウンドに上がった時に、これまでのリハビリの日々が自然と思い出されました。正直、苦しかったです。当時、肘がパンパンに腫れ上がっていたことを考えるとよく投げるまでになったと自分でも思いますし、ここまで支えてくださった皆様に感謝です。ものすごく嬉しいです。これからしっかりと投げていけたらと思います」とコメントした。

“復活”への第一歩を踏み出した種市。ストレートは力強く、ボール球になったが、岸田に2ボール2ストライクから投じた6球目の外角150キロストレートは素晴らしい球だった。“ワクワクするストレート”を、またZOZOマリンスタジアムで投げる日もそう遠くないはずだ。その時を、楽しみに待ちたい。

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