わたしはかもめ2022年鴎の便り(4月)

便

4月25日

[ロッテ]疲れ考慮で佐々木朗希が登録抹消、中10日以上経てゴールデンウイーク中に豪腕再び[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が25日、出場選手登録を抹消された。24日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で5回2失点で今季3勝目を挙げ、一夜明けたこの日はZOZOマリンの室内練習場で体を動かした。

井口監督は「ちょっと疲れもあるようなので本人、コーチとも話し合って」と抹消の経緯を説明。「しっかりと疲れを取って、ベストコンディションで次回登板に臨んでもらいたいと思います」と話した。

今季はここまで中6日を保ち、日曜日に5週続けて先発。10日のオリックス戦(ZOZOマリン)では19奪三振での完全試合を達成した。直球の最速は164キロに達し、先発日にはホームもビジターも関係なく大観衆が詰めかける。1軍への再登録は5月5日以降で、そこまでは1軍に同行し調整する。中10日以上を経て、ゴールデンウイーク中に万全の剛速球をとどろかせることになりそうだ。

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[ロッテ]佐々木朗希に詰め寄る球審制した18歳松川虎生を誇る恩師「普通なら立ってぼう然」[ニッカン]

ロッテ松川虎生捕手(18)の24日のオリックス戦での振る舞いに、恩師の市和歌山・半田真一監督(42)が25日、感嘆の声を上げた。佐々木朗に詰め寄る白井球審を途中で止める所作に「試合の中で、投手を守る気持ちが素直に出たシーンだなと。素晴らしかったんじゃないでしょうか」と教え子をたたえた。

後ろにいた白井球審が横を通り過ぎると、わずか2歩後に松川も追った。そのシーンは動画で見た。「突発的、瞬間的だったのかなと思います。何が起きたかは分からないですが、普通なら立ってぼう然、だと思うんです。それが自然に。朗希さんを守らなきゃ、というのが自然に出た行動じゃないのかな」。松川が球審と何を話したのかも「すごく気になりますよね」とし「多分彼の性格だったら『今のボールっす、ボールっす』とかだと思うんですよね」と推察した。

「路線を整えたことはないです」と高校3年間を回想する。入学直後に「もう辞めたい」と意思表示した生徒がいた。「あの時も松川は、こっちが言わなくても、献身的に電話したり、その子の家に行って喋って励ましたり」。その生徒は3年間、野球部員としてやり遂げたという。

プロ入りしても変わらぬ教え子の姿を喜ぶ。「堂々としてますよね。プロ1年目とか、そういう意識がないと思うんです、あいつ。プロの世界でやる前提で、ずっと野球をやっていたので」。想像を超える存在感の大きさに、恩師は誇らしげだった。

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[ロッテ]佐々木朗希が登録抹消、井口監督「ちょっと疲れもある」今後も1軍に同行しながら調整[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が25日、出場選手登録を抹消された。再登録は5月5日以降となる。

プロ3年目の今季はここまで5試合に先発し、3勝を挙げている。4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)では完全試合を達成した。24日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では5回2失点。井口監督は球団を通じて「ちょっと疲れもあるようなので本人、コーチとも話し合って、1度、抹消することにしました。しっかりと疲れを取ってベストコンディションで次回登板に臨んでもらいたいと思います」とコメントした。

佐々木朗はこの日、ZOZOマリンの室内練習場にて2時間ほど体を動かした。今後も1軍に同行しながら調整を続ける。再登録は5月5日以降に可能となる。

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[ロッテ]「BLACK SUMMER」ユニホーム発表、夜空に映えるライトパープル採用[ニッカン]

ロッテは25日、2022年版の「BLACK SUMMER」ユニホームを発表した。

同ユニホームは昨年から開始した夏のイベントユニホームで、昨年は黒をベースにミントグリーンを配色したスタイリッシュでデザインで、今回は黒ベースは変わらず、夜空に映えるライトパープルをキーカラーに採用した。

本拠地ZOZOマリンで開催する7月16日からのソフトバンク3連戦、7月29日からのオリックス3連戦、8月12日からの日本ハム3連戦で「心躍る、夏のテーマパーク」をコンセプトにした「BLACK SUMMER WEEKEND supported byクーリッシュ」イベントが開催され、その9試合で着用する。選手のコメントは以下の通り。

マーティン
「去年のデザインもそうだけど、BLACK SUMMERユニホームはとてもカッコいいよね。これを着てプレーをするのが今から楽しみだ。」
エチェバリア
「とてもクールで気に入っているよ。今年の夏もエキサイティングなことになりそうだね。このユニホームを着て活躍できるように頑張るよ。」
藤原
「デザインがとてもシンプルでいいなあと思います。昨年もBLACK SUMMERユニホームを着てホームランを打つことができたので、今年も活躍できるように頑張ります。」

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[ロッテ]横山陸人が「益田流フォーム」で狙う未来の必勝リレー、剛腕サイドは佐々木朗希の同期[ニッカン]

4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で完全試合を達成したロッテ佐々木朗希投手(20)には今、海外からも注目が集まる。一方で、同期入団の横山陸人投手(20)も昨季すでに1軍デビューを果たしている。サイドスローから150キロ前後の威力ある直球を投げ込み、将来性を高く評価されている。プロ3年目の今季はまずは2軍のストッパーとして起用され、実績を積んでいる。オンラインインタビューで現状を尋ねた。


開幕1軍入りは逃したものの、横山陸人は頼もしさを増している。

3月21日のイースタン・リーグ西武戦(カーミニーク)、開幕2戦目が自身初登板になった。2−2の9回裏、2死満塁でカウント3−1。次の球がボール判定だったら、押し出しサヨナラになる。心境は。

「何とも思わなかったです、別に。サヨナラ負けは避けたいな、くらいで」。

失策と2四球で満塁を作っていた。「勝手に自分が力んでボール球を増やしてしまっただけの場面だったので。しっかりゾーンに投げてれば、真っ直ぐでフライ上がるだろうなという感じで投げました」。1球ファウルでフルカウントにすると、6球目を相手が打ち上げた。二飛。イメージ通りに切り抜けた。

ストッパー起用が続く中で、失敗もある。4月21日の西武戦(ロッテ浦和)は1点リードの9回に登板し、暴投で追いつかれた。左打者の外角へ落とすつもりのシンカーが、内角に向かってしまった。

「浮いてはいけない気持ちの方が強かったと思います。ワンバウンドのボール球でもいいというイメージで投げた結果が、ひっかいて、ああいう形になってしまって」。

ただ、その言葉の後に「自分の中では悪い失敗ではないのかなっていう風には思います」と付け足した。1軍で活躍するために、1つ1つの場面から多くを学び、生かす。考え方も含め、ハートが強くなっているのがうかがえる。

専大松戸(千葉)時代から直球の威力が評判のサイド右腕だった。19年ドラフト4位で入団。プロ1年目、石垣島キャンプで初めてブルペンに入った日も、佐々木朗に無数の注目が集まる横で、力強い球を投げていた。

そのフォームが今年、少し変わった。走者がいない時、上げた左足が1度、止まるように見える。1軍の守護神、益田直也投手(32)のフォームに似ている。意識しているのだろうか。

「意識…そうですね、お手本と言いますか」。

そんな風に言葉を選びつつも「映像とか色々たくさん見てたら、ちょっと意識してみようかなという感じで」と続け、最後には「ちょっと真似してみてます」と笑った。

益田に誘われ、1月は石垣島自主トレに参加した。「3年目ですし、しっかり今年は結果を出したいなと自分の中でもすごく強く思っていたので」と、成人式も欠席して南国へ飛んだ。感想は「死ぬほどきつかったです。走りましたね」。

きつい分だけ、学びも多かった。「足で1回立ってバランスを整えてから、もう1回向かったほうがいい」。益田からの助言をもとに投げると、良い感覚だった。「足を止めることによって、投げ急ぎというところがなくなって。だいぶ制球力が良くはなっているのかなと思います」。力むとボール球の比率が増えるのは課題ながら、厳しいコースを突ける場面も増えた。

プロ3年目、20歳。同期の佐々木朗の完全試合には「まぁ、もう、ちょっと、あれですね、あそこまで来るとアニメの世界みたいなレベルになってきちゃうので」と笑いながら、横山にも高卒投手の後輩が4人いる。「自分もしっかりお手本というか、慕われる先輩になれるように」。照れくさそうに話す。

164キロ右腕と比べる必要性はない。横山も順調にステップアップしている。「種市さんとかも、3年目で試合数とかも多く投げ始めた年だったと思うので。自分も3年目にしっかりチームに食らいついていけるようにと思っています」。いつか無双の継投を。自分のペースで、そこへ進む。

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ロッテ佐々木朗希「いつMLBに来るかは不明」米国内で将来展望についての報道相次ぐ[ニッカン]

完全投球が止まったロッテ佐々木朗希投手(20)について、米国内で将来展望についての報道が相次いだ。

CBS電子版は24日(日本時間25日)、「日本の天才ロウキ・ササキの17回連続パーフェクトが初球で止まる」と題した記事を掲載した。

投球内容を紹介した上で「いつMLBにやって来るかは不明だ」とした。ロッテからポスティングシステムでメジャーに移籍した選手が西岡剛内野手だけであることを紹介。25歳になるまでは国際フリーエージェントとなった選手には、600〜700万ドル(約7億5000万円〜8億7500万円)のボーナスプールが設定されているため、契約金などが制限される。MLBが導入を検討中の国際ドラフトでは、さらに制限が厳しくなると見立てた。

AP通信は「近い将来にMLB球団と契約する可能性は低いようだ」と報じた。ESPNは「日本の報道によると、近い将来、MLB球団のためにポスティングされる可能性が低い」とした。

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ロッテ、佐々木朗希を抹消、井口監督「疲れがある」、いったんローテ飛ばして完全ピッチ@ァて直し[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が25日、出場選手登録を抹消された。3年目の今季、初めて開幕ローテーションに入り、10日のオリックス戦(ZOZOマリン)では史上最年少で完全試合を達成。24日の同戦(京セラ)でリーグトップに並ぶ3勝目を挙げたが、井口資仁監督(47)は「ちょっと疲れもあるようなので」と球界の宝を故障から未然に守る判断をした。

小休止を挟んでリフレッシュさせる。佐々木朗が今季初めて出場選手登録を抹消。井口監督は抹消理由について、故障ではないことを強調した。

「ちょっと疲れもあるようなので本人、コーチとも話し合って1度、抹消することにしました」。

故障を未然に防ぐ。佐々木朗は3勝目を挙げた24日から一夜明け、ZOZOマリンの室内練習場に姿を見せた。約2時間に渡って入念なストレッチを行い、体を動かした。今後も、1軍に同行して調整を続けていく予定だ。

昨季は基本的に中10日以上の間隔で登板した右腕は、今季初先発となった3月27日の楽天戦(楽天生命パーク)から中6日を守り、計5試合に登板した。4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)では史上最年少で完全試合を達成。17日の日本ハム戦(同)でも8回完全投球を披露した。24日の1回先頭で右前打を浴びて完全投球が止まったが、最近3試合で105、102、90球を投げており、指揮官は以前から登板間隔を空ける考えを示唆していた。

再登録は最短5月5日。今季は日曜日の登板を続けており、疲労回復と調整が順調に進めば、8日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に再び「サンデー朗希」として先発する可能性がある。

「しっかりと疲れを取って、ベストコンディションで次回登板に臨んでもらいたいと思います」と井口監督。令和の怪物にとっては必要な休息。「1年間長く投げて、何年もそれを続けられる投手になりたいと思う」と話す佐々木朗が英気を養い、じっくり整える。

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ロッテ・藤原恭大、夏季限定ユニホームは「デザインがとてもシンプルでいい」[サンスポ]

ロッテが25日、「2022年BLACK SUMMERユニホーム」のデザインを発表した。7月16〜18日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)、同29〜31日のオリックス戦(同)、8月12〜14日の日本ハム戦(同)で着用する。「心躍る、夏のボールパーク。」と銘打ち、2年連続となるイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」を開催するという。詳細は球団公式ホームページまで。

藤原恭大外野手(21)は、「デザインがとてもシンプルでいいなと思います。昨年もBLACK SUMMERユニホームを着てホームランを打つことができたので、今年も活躍できるように頑張ります」とコメント。レオネス・マーティン外野手(34)は、「去年のデザインもそうだけど、とても格好いいよね。これを着てプレーするのが今から楽しみだ」。アデイニー・エチェバリア内野手(33)は「とてもクールで気に入っているよ。今年の夏もエキサイティングになりそうだね」と声を弾ませた。

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朗希を長期離脱させないために…開幕3連勝ながら抹消ににじむロッテ首脳陣の決意[スポニチ]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が25日、出場選手登録を抹消された。24日のオリックス戦で5回2失点で3勝目を挙げたものの、6安打を浴びてプロ入り後最多の5四死球を与えていた。今後は1軍に同行して調整を続ける。井口資仁監督(47)は以前から5月下旬からの交流戦までに登板間隔を空ける機会を設ける方針を示していたが、このタイミングでの抹消になった理由について、ロッテ担当の横市勇記者が分析した。

少し前の話だ。球団関係者との雑談の中で、「(中6日で)5月1日に投げた後に抹消じゃないの?」との予想を聞いた。開幕から1ヶ月が経過し、佐々木朗にとっては疲労も蓄積する時期だ。しかも、5月1日はゴールデンウイークの日曜日。本拠ZOZOマリンでの開催で、営業的にも満員を見込める。17日に8回完全だった日本ハム戦と相性もいい。

それでも、以前から井口監督は「どこかで1度飛ばしたい」と言及していた。17イニング連続完全投球で迎えた24日のオリックス戦は初回の先頭に右前打を許して記録が途切れると、平均球速も159.0キロと前回より0.7キロ遅くなっていた。前日は今後の登板について「明日以降のリカバリーを見て決める」と決断を保留したが、この日になって「ちょっと疲れもあるようなので本人、コーチと話し合い、抹消することにした。疲れを取ってベストコンディションで次回登板に臨んでもらいたい」と説明した。

前投手コーチの吉井理人投手コーディネーターも「朗希を疲れさせない起用法が、結果的にはチームの勝利につながるのでは」と言っていた。パ6球団で争うペナントレースだが、この20歳は球団の枠を超えた存在となっている。他球団の投手コーチからは「年齢的にはまだ、大学3年生。中6日でいくと体が危険かもしれない」と心配する声も聞いた。

疲れが見えたといっても、5回2失点で開幕3連勝を飾ったチームの勝ち頭だ。首脳陣からは改めて、長期離脱させないとの決意が感じられた。まさに「朗希ファースト」。前倒しとも映る抹消は最善の策なのだろう。

再登録が可能となる5月5日は敵地での西武戦だけに、本拠地に戻る6日以降のソフトバンク3連戦で復帰する可能性もある。「次回は長い回を投げたい」という佐々木朗は、ZOZOマリンの室内練習場で2時間、汗を流した。この休養によって、怪物級の投球が再び見られるような予感もする。

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ロッテ、夏の夜空に映える限定ユニ、7・16から本拠で着用[スポニチ]

ロッテは7月16日からのソフトバンク3連戦など本拠地での3カードで「BLACK SUMMERユニホーム」を着用すると発表。ブラックをベースにし、夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーだ。

ナインからの評判も上々でマーティンは「これを着てのプレーが楽しみ」と話し、エチェバリアも「とてもクール!」と笑顔。昨季、この企画ユニホームで一発をマークした藤原は「今年も活躍できるように頑張ります」と意気込んだ。

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G・G・佐藤が8年ぶり現役復帰の経緯を明かす「ファイナル・キモティー!を言いたい」[スポニチ]

独立リーグのBC埼玉で8年ぶりに現役復帰を発表したG・G・佐藤外野手(43)が25日、スポニチの取材に経緯や思いを明かした。

現在は主にトラバース社の副社長と野球解説者の「二刀流」で活躍している。ロッテから戦力外となった14年限りで現役を引退したが、なぜこのタイミングで独立リーグで現役に復帰することになったのか。

「実はロッテでチームメートだった埼玉武蔵ヒートベアーズの角晃多監督から、試合のスポンサーにならないかという提案をいただいたんです。独立リーグを盛り上げたいという思いもあったので、“ぜひ、やりましょう!”となりました」。

トラバース社の冠スポンサーマッチを開催するにあたって、球団側と「せっかくなら何か盛り上がることができないか」と企画について協議を重ねた結果、現役復帰という異例のプランが浮上したという。

「もちろん、BCリーグでプレーする選手達は人生を懸けて野球に取り組んでいることは理解しています。。その邪魔をすることなく、迷惑にならない範囲で“1日限定”という形で現役としてプレーさせてもらうことになりました」。

4月25日付で正式に選手契約を結び、現時点では4月29日のBC神奈川戦に出場を予定している。関係者によると、NPBでは引退試合が行われなかったため、当日は“悲願”だった引退セレモニーも計画されているという。

心から野球を愛しているからこそ、NPBを離れてからも野球界を盛り上げたいという思いを抱き続けてきた。1日限定だとしても、やるからには本気だ。「仕事の合間にはなってしまいますが、練習はしています」。社業の合間を縫ってトレーニングに励んでいる。

西武、ロッテでプレーしていた際には、お立ち台での決めぜりふ「キモティー!」が人気を集めた。「ファイナル・キモティー!ありますよ。打って言えたら最高ですね!」とG・G・佐藤。有終の雄叫びに向けて、気持ちを高ぶらせている。

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マツコ、ロッテ佐々木朗希に詰め寄った白井球審に「だからマウント取りにいったんでしょ」[スポニチ]

タレントのマツコ・デラックス(49)が25日、月曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月〜金曜後5:00)に生出演。千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手(20)と球審・白井一行審判員(44)の騒動についてコメントした。

24日のオリックス戦で先発した佐々木は2回、ボール判定とされた外角のストレートに対して苦笑いを浮かべたことが判定への不服と受け取られ、白井球審から詰め寄られた。両者に対して物議をかもしている。マツコは「(佐々木が)明らかにすごい不服そうか?って言われたら、あれぐらいだったらピッチャーみんなやっているよね」とした上で、「だから(球審は)マウント取りにいったんでしょう。佐々木朗希いったぞ!俺、偉いんだぞ!っていうことなんじゃないか?とは思ったけど」と推察。

「それにしても、1人だけ時代に取り残されちゃって。江夏(豊)さんとかの時代よね?『一発、かましたるで!』みたいな。ああいう人達がいっぱいいる時(時代)だったらあれぐらい威圧的に審判をやっておかないとなめられたら…と思うけど」としつつ、「どう見ても佐々木朗希君はそういうタイプじゃない。何で行ったんだろう?っていう」と白井球審の行動に疑問を呈した。

MCの垣花正アナウンサーが同調すると、「絶対、昔のタイプの人なんだろうと思うよ。それこそすごい投手がいっぱいいた時代になめられちゃいけないっていう…だから(佐々木が)今、ガッときているところで、ちょっといっておこうみたいな感じなんだと思うけど。でもちょっと情報弱者よね、あの人ね」とマツコ。アメリカの審判事情や、日本球界を取り巻く環境の変化に触れ、「だから昔と変わってきているというのを選手もそうだけど、審判も理解しないと。何か仁義なき戦いみたいだったじゃん?1人だけ。江夏さんの…その時代だったらあれだけど」とし、何度も名前を出した江夏氏に対して謝っていた。

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落合博満氏、セとパの違いは「投手の質」、それでも「どういう状態でそのゲームに臨んでいるか」[スポニチ]

現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が22日、YouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。セ・リーグとパ・リーグの違いについて言及した。

今や死語となりつつあるが、一昔前までは「人気のセ、実力のパ」と言われていた。しかし積極的に地域密着化を進めてきたパ・リーグ球団の観客動員は大きく上向き、確実に人気面ではセ・リーグに追いついてきた。では実力面ではどうか。あくまでも数字上の話ではあるが、事実は顕著に表れている。

05年から始まった交流戦。新型コロナウイルス感染拡大のため中止となった20年を除き、優勝はパが13度。セの優勝は2012、14年の巨人、さらに18年のヤクルトの3度しかない。日本シリーズに目を移しても、21世紀になってから21回の対戦でセは6勝15敗。昨年のヤクルトは実に9年ぶりのセ・チームの日本一だった。

セとパの違いは何か。落合氏は「投手の質」と分析する。「力で押してくる投手がパには多くて、コントロール主体がセには多い」。力で相手をねじ伏せるような投手がセには少ないと言う。ただしセの野球がパに劣っているとは考えていない。

「年間10何試合、20何試合やるなら、均等な成績は出てくるんだろうけど、たかだか(交流戦は)3試合でしょ。その時のチーム状態がいいか悪いかによって、(成績が)いい悪いってのは顕著に出てくる。だから日本シリーズは1つ波に乗ったら、4連勝して終わるっていうケースがあるのと一緒でね。どういう状態でそのゲームに臨んでいるかっていう、その考え方をした方がいいと思う」。

どんな相手でも研究を重ね、周到な準備で臨めば、一方的な成績になることはない。大事なのは試合の前段階。両リーグで選手経験がある同氏だけに、言葉には説得力がある。

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ロッテ佐々木朗希が登録抹消、井口監督「疲れもあるので話し合って」判断、次回は最短で5月5日[スポニチ]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が25日、今季初めて出場選手登録を抹消された。最短での登録は5月5日となる。

10日のオリックス戦で完全試合を達成し、17日の日本ハム戦では8回完全投球。24日のオリックス戦では記録がどこまで伸びるか注目されたが、初回の先頭打者に安打を許すなど、5回2失点ながらも今季3勝目を挙げていた。

井口監督は「ちょっと疲れもあるようなので本人、コーチとも話し合って、1度、抹消することにしました。しっかりと疲れを取ってベストコンディションで次回登板にのぞんでもらいたいと思います」と説明した。

登板から一夜明けたこの日は、ZOZOマリンの室内練習場で約2時間ほど体を動かした。今後は1軍に同行しながら、調整していく。

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ロッテがブラックサマーユニホームを発表!マーティン、エチェバリア、藤原もお気に入り[スポニチ]

ロッテは7月16〜18日のソフトバンク戦、7月29〜31日のオリックス戦、8月12〜14日の日本ハム戦(いずれもZOZOマリン)で、「心躍る、夏のボールパーク。」をコンセプトとした夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」を2年連続で開催し、BLACK SUMMERユニホームを着用することを発表した。

昨夏からのイベントユニホームで、2022年版のデザインはマリーンズカラーのブラックをベースにしたシンプルでスタイリッシュなものとなっており、夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーとなっている。

マーティンは「去年のデザインもそうだけど、BLACK SUMMERユニホームはとてもカッコいいよね。これを着てプレーをするのが今から楽しみだ」と話しており、エチェバリアも「とてもクールで気に入っているよ。今年の夏もエキサイティングなことになりそうだね。このユニホームを着て活躍できるように頑張るよ」とお気に入りの様子だ。

藤原は「デザインがとてもシンプルでいいなあと思います。昨年もBLACK SUMMERユニホームを着てホームランを打つことができたので今年も活躍できるように頑張ります」と一発を誓っていた。

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[ロッテ]佐々木朗希、登録抹消も予定より少し早いだけ、井口監督「しっかり疲れを取って」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が25日、出場選手登録を抹消された。疲労を考慮しての措置。10日のオリックス戦(ZOZO)では史上16人目となる完全試合を達成した右腕だが、24日のオリックス戦(京セラD)で6安打を浴びるなど5回2失点。リーグトップタイの3勝目を挙げたが、完全投球は17イニング、連続斬りは打者52人でストップした。1年間先発ローテーションの軸として回るため、まずは疲労回復を最優先。今後も1軍に同行しながら次回登板へ向けコンディションを整えていく。

ここまで圧巻の投球を披露してきた佐々木朗に“休養”が与えられた。開幕から中6日でローテを守ってきたがこの日、登録を抹消。井口監督は「ちょっと疲れもあるようなので本人、コーチとも話し合って1度、抹消することにしました」と理由を説明した。

3日の西武戦から3試合連続で100球前後を投げ抜き、24日のオリックス戦は球が高めに浮くなど思い通りの投球ができずプロ入り後最多の与四死球5。リーグトップタイの3勝目を挙げたが、今季最短の5回6安打2失点で降板した。井口監督は開幕直後に5月の交流戦前に休養を与えるプランがあることを明かしており、疲労が見て取れた今回のタイミングで決めたと見られる。

1年間先発ローテで投げ切るために、故障や離脱はチームにとっても痛い。他の先発陣は雨天中止などの影響で登板間隔が多少空くこともあったが、開幕からここまで中6日を貫いてきたのは朗希ただ1人。チームは既に美馬や二木らも抹消しながらローテを回しており、朗希も同様に、酷使を避けた起用法で次回登板へ向け最高のコンディションを作る。

2年目の昨季は登板後に抹消しながら間隔を空けて慎重に調整。主に中10〜14日程度で登板しており、今回も同様の間隔を空けることが濃厚だ。再登録は5月5日の西武戦(ベルーナD)から可能だが、コンディションに問題がなければ、6日から始まる本拠地でのソフトバンク3連戦(ZOZO)を見据えながら調整していく可能性が高い。

朗希はこの日、ZOZOマリンの室内練習場で約2時間体を動かした。今後も1軍に同行しながら調整していく予定で「しっかりと疲れを取ってベストコンディションで次回登板に臨んでもらいたい」と指揮官。その先に、再び最高のパフォーマンスが待っている。

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[ロッテ]佐々木朗希が登録抹消、井口監督「ちょっと疲れもある」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が25日、出場選手登録を抹消された。

井口監督は「ちょっと疲れもあるようなので本人、コーチとも話し合って、1度、抹消することにしました。しっかりと疲れを取ってベストコンディションで次回登板にのぞんでもらいたいと思います」と説明。10日のオリックス戦(ZOZO)では史上16人目の完全試合を達成したが、24日のオリックス戦(京セラドーム)では5回6安打2失点。今後は1軍に帯同しながら調整を行い、再登録は5月5日から可能になる。

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元ヤクルト捕手・川本良平氏「初めてあんな態度の審判みたわ」…白井球審、佐々木朗希詰め寄り問題に見解[報知]

ヤクルトなどプロ3球団で捕手を務めた川本良平氏(39)が24日、自身のツイッターを更新。ロッテ・佐々木朗希投手(20)に詰め寄るようにした白井球審について、自身の見解をつづった。

「まぁ…ストライクだろうなぁ それにしても自分から詰め寄っていくって何考えてんだろ?自分で勝手にボールがくるんだろうなぁって思ってただけなんだろうに…本当ナイスボールだよ!」と問題のシーンを振り返り、朗希を思いやった川本氏。

「もう1つ言うと、審判に向かってマウンドを降りてる訳ではなく、捕手からボールをもらおうと歩いてただけで、盗塁があったから捕手が持ってない事に気づいて、『あっセカンドだった』ってなってただけだし」と自身の見立てを記した上で「それにしても、現役生活もいれて初めてあんな態度の審判みたわ」と結んだ。

問題の場面は24日のオリックス戦の2回に起きた。佐々木朗が際どいコースをボール判定されたことに納得のいかない表情を見せたために、白井球審が注意したとみられる。試合後、白井球審は「コメントすることは一切ありません」とノーコメントの姿勢を貫き、井口監督は「球審はもっと冷静にやらないといけないと思います」と話していた。

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元ロッテ・荻野忠寛氏「いきなりケンカ腰で詰め寄られても…他にやり方あった」朗希詰め寄り問題に私見[報知]

ロッテの守護神として2008年には30セーブを挙げる活躍を見せ、現在はオンラインサロン「荻野忠寛スポーツセンシングアカデミー」を主宰する荻野忠寛氏(39)が24日、自身のツイッターを更新。ロッテ・佐々木朗希投手(20)に詰め寄るようにした白井球審について、自身の見解をつづった。

「良いゲームというのは両チーム、審判、ファン、試合に関わる全ての人で作るもの。いきなりケンカ腰で詰め寄られても…。他にやり方あったでしょ」と投稿した荻野氏。

「僕の経験上プロ野球選手の多くは審判をリスペクトしている。プロ野球の審判の技術は本当にすごい。特にストライクボールの判定はボール半個分以下まで見極められる。プロ野球選手が選ばれた人なら審判も選ばれた人。誰にでもできる仕事ではない」と審判の仕事に敬意を表した上で、「選手は審判をリスペクトすると同時に審判も選手をリスペクトする。投手は審判に育ててもらい審判も選手に育ててもらう。佐々木朗希選手も審判が気分を害したなら考えなければならない。そうやってお互いに成長していくことがスポーツだと思う。完璧な人間はいないのだから」と今回の一件をもとに、プロ野球界がさらにいい方向へ進むことを望んだ。

問題の場面は24日のオリックス戦の2回に起きた。佐々木朗が際どいコースをボール判定されたことに納得のいかない表情を見せたために、白井球審が注意したとみられる。試合後、白井球審は「コメントすることは一切ありません」とノーコメントの姿勢を貫き、井口監督は「球審はもっと冷静にやらないといけないと思います」と話していた。

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[ロッテ]「BLACK SUMMER WEEKEND」を2年連続で開催[報知]

ロッテは25日、7月16〜18日のソフトバンク戦、7月29〜31日のオリックス戦、8月12〜14日の日本ハム戦(いずれもZOZOマリン)で夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」を2年連続で開催することを発表した。

同イベントは「心躍る、夏のボールパーク。」をコンセプトとし、対象試合では選手もBLACK SUMMERユニホームを着用。BLACK SUMMERユニホームは昨年から着用を開始した夏のイベントユニホームで2022年版のデザインはマリーンズカラーのブラックをベースにしたシンプルかつスタイリッシュなものに。夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーとなっている(昨年はミントグリーンがキーカラー)。

着用した藤原恭大外野手は「デザインがとてもシンプルでいいなあと思います。昨年もBLACK SUMMERユニホームを着てホームランを打つことができたので今年も活躍できるように頑張ります」とコメントした。

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北別府学氏「佐々木投手の不満顔なんて可愛いもん」…「対球審」をテーマにロッテ・佐々木朗希へエール[報知]

広島の投手として通算213勝を挙げたレジェンド・北別府学氏(64)が25日、自身のアメーバオフィシャルブログを更新。ロッテ・佐々木朗希投手(20)に詰め寄るようにした白井球審について、自身の見解をつづった。

「対球審」とのタイトルでブログをアップした北別府氏。話題のシーンについて「ボールの判断に対して佐々木投手の不満顔なんて可愛いもんだよ 私なんて球審に見えないように後ろを向いてくそっ!ボケッ!と暴言吐いていましたからね それがテレビに何度大写しされたことか」と現役時代に思いをはせた。

「厳格な球審に技を磨かせてもらったという感謝もあります」と書いたカープの伝説は、「どうか佐々木投手は球審を自分のペースに巻き込んでやるぞという気概をもって萎縮することなく技術だけでなく気持ちも負けずにさらに大きくなってもらいたいと思います」と令和の怪物にエール。「この野球界の至宝を審判の方も一緒に見守りましょうよ」と結んだ。

問題の場面は24日のオリックス戦の2回に起きた。佐々木朗が際どいコースをボール判定されたことに納得のいかない表情を見せたために、白井球審が注意したとみられる。

試合後、白井球審は「コメントすることは一切ありません」とノーコメントの姿勢を貫き、井口監督は「球審はもっと冷静にやらないといけないと思います」と話していた。

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ロッテ・中森にも朗希育成法、昨年度ドラ2の高校No.1右腕が今季開花の予感[デイリー]

朗希に続くぞ!ロッテ・中森俊介投手(19)が2年目の今季、2軍で初めてローテ入りし、3試合に登板して1勝、自責点1で防御率0.56。16回で13奪三振と成長の道筋をたどっている。ドラフト2位で入団した1年目はイースタンでの登板はなく体力作りに専念。球団は“金の卵”に佐々木朗のように無理をさせない育成法を施し、2年目の成長へとつなげていく。

明石商2年時には快速球を武器に、甲子園の春夏4強進出に貢献。中森は高校ナンバーワン右腕と称され、ドラフト2位でロッテに入団した。ただ、球団は無理をさせなかった。1年目は佐々木朗と同様の育成プランに則り、下地作りに専念させた。

その成果、2年目を迎えた中森はここまでイースタンで防御率0.56。才能が徐々に開花し始めている。「(昨年)体力面で課題が見つかって、高い出力で長いイニングを投げられるようにとやってきたので、その成果は出てきているのかなと思います」と手応えを明かした。

高校時から佐々木朗と同じく天性の素質で最速151キロをマークしたが、当時はウエートトレをほとんどしていなかった。だからこそ、1年目からの登板や投げ込みには慎重だった。

昨年は上半身と下半身のウエートを1週間に2回ずつ4回を行い肉体強化、投げる体力強化に励んできた。佐々木朗も高校時から160キロを投げる力があっても1年目は快速球に耐えられる体ではなかった。1年目は1度も登板機会がなく、体力強化に励んできた佐々木朗と同じ道をたどっている。

高校時代から球速があった中森も球団内で慎重に育成プログラムが組まれ、1年目は自身で抑えてきた。「出力が上がってもその出力に耐えうる体がないとケガをしてしまう。ウエートと投げることのメリハリをつける練習をしていました」と中森。昨年があって今があると納得する。

寮内で時折、佐々木朗と会うと話をするという。「朗希さんは本当に自分を貫いているというか、やることをしっかり明確に決めて、ビジョンを持っていらっしゃる。先を見据える姿は自分にも刺激になります」と姿勢はお手本になっている。

目標について中森は「2軍でいい結果を出し続ければ、1軍の舞台で戦えるようになるのではないかと思っています。今は自分のピッチングを貫いて、全力で腕を振って投げていきたい」。夢は大きく、将来は佐々木朗と並ぶエースへ。無理せず着実に1歩1歩、前進していく。

◇佐々木朗の2年目

2軍では4月2日のイーススタン・ヤクルト戦で公式戦初登板初先発。5試合に登板して1勝0敗、防御率0.45だった。1軍では5月16日の西武戦でプロ初先発。同27日の阪神との交流戦でプロ初勝利を挙げた。11試合に登板して3勝2敗、防御率2.27の数字を残した。

中森俊介(なかもり・しゅんすけ)
2002年5月29日生まれ、19歳。兵庫県出身。182センチ、90キロ。右投げ左打ち。投手。背番号56。明石商から20年度ドラフト2位でロッテ入団。プロ1年目の昨季は1、2軍ともに公式戦登板なし。

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ロッテ・佐々木朗が抹消、井口監督疲れを考慮、今後は体の状態見て判断へ[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が25日、出場選手登録を外れた。井口資仁監督は「ちょっと疲れもあるようなので、1度抹消することにした。ベストコンディションで次回登板に臨んでもらいたい」とコメントした。

この日はZOZOマリンスタジアム室内練習場で約2時間、体を動かした。今後も1軍に帯同しながら調整していく。

佐々木朗は3年目の今季、初めて開幕ローテーションに入り、10日のオリックス戦で史上最年少の完全試合を達成。17日の日本ハム戦でも8回を完璧に抑える快投を見せた。24日のオリックス戦では5回2失点で今季3勝目を挙げたが、井口監督は今後の起用について、体の状態を見ながら判断する意向を示していた。

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朗希と白井球審の騒動収まらず、一夜明けプロ野球OBが続々と持論展開[デイリー]

24日のオリックス−ロッテ戦で、佐々木朗希投手(20)の判定に対する不満げな態度に怒りの表情を出し、マウンドに詰め寄った白井球審の行動に対し、プロ野球OBが続々と持論を展開した。

1994年の広島戦で完全試合を達成した元巨人の槙原寛己氏(58)は自身のユーチューブを更新し、「審判として、あの態度はきつい。なめられちゃいけないという思いがあったと思う」と発言。

ロッテ、横浜で通算105勝を挙げた清水直行氏(46)も自身のユーチューブで「朗希の態度は普通。審判はどうしたの?って感じ。行動としてはおかしい。ピッチャーが投げて、ボールなの?ボールかこれ?って(いう表情と態度の)何がダメなの?」と投手心理を交え、マウンド上での佐々木朗希の仕草については、ごく自然な行動だと説明した。

中日、西武、阪神で通算1560安打を放った田尾安志氏(68)も自身のユーチューブで「これくらいのことで怒る審判は見たことがない」とし、マウンドに歩み寄った白井球審と佐々木朗の間に入り、騒動を最小限に食い止めたドラフト1位の松川虎生捕手(18)の行動を「審判をなだめるようにやったということで、神対応をしたな」と称賛した。

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ロッテの佐々木朗希が登録外れる井口監督「疲れがある」[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が25日、出場選手登録を外れた。井口資仁監督は「ちょっと疲れもあるようなので、1度抹消することにした。ベストコンディションで次回登板に臨んでもらいたい」とコメントした。

24日のオリックス戦で先発し5回2失点で3勝目を挙げたが、6安打を浴び、プロ入り後最多の5四死球を与えるなど本調子ではなかった。25日はZOZOマリンスタジアムの室内練習場で約2時間体を動かした。今後は1軍に同行して調整を続ける。再登録できるのは5月5日以降となる。

佐々木朗は3年目の今季、初めて開幕ローテーションに入り、10日に史上最年少の完全試合を達成した。

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ロッテ佐々木朗、今季初の登録抹消、井口監督「疲れもあるようなので」、1軍には帯同[デイリー]

ロッテは25日、佐々木朗希投手を出場選手登録を抹消した。

井口資仁監督は「ちょっと疲れもあるようなので本人、コーチとも話し合って、1度、抹消することにしました。しっかりと疲れを取ってベストコンディションで次回登板にのぞんでもらいたいと思います」。

この日はZOZOマリンスタジアム室内練習場にて2時間ほど身体を動かした。今後は1軍に帯同しながら調整をしていく。

佐々木朗は3年目の今季、開幕ローテ入りし5試合に登板。10日のオリックス戦では完全試合。12日の日本ハム戦では8回完全投球。前日24日のオリックス戦では5回2失点、90球を投げ、3勝目を挙げていた。ここまで3勝0敗、防御率1.50の成績を残していた。

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ロッテ、今季も「BLACK SUMMER」ユニ着用、藤原「デザインがシンプルでいい」[デイリー]

ロッテは25日、ZOZOマリンスタジアムで行われる7月16〜18日・ソフトバンク戦、7月29〜31日オリックス戦、8月12〜14日・日本ハム戦で「心躍る、夏のボールパーク。」をコンセプトとした夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」を2年連続で開催し、BLACK SUMMERユニホームを着用して試合を行うと発表した。

BLACK SUMMERユニホームは昨年から着用を開始した夏のイベントユニホームであり、2022年版のデザインはマリーンズカラーのブラックをベースにしたシンプルかつスタイリッシュなものとなり、夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーとなっている(昨年はミントグリーンがキーカラー)。

藤原は「デザインがとてもシンプルでいいなあと思います。昨年も『BLACK SUMMERユニホーム』を着てホームランを打つことができたので、今年も活躍できるように頑張ります」とコメントした。

マーティンは「去年のデザインもそうだけど、BLACK SUMMERユニホームはとてもカッコいいよね。これを着てプレーをするのが今から楽しみだ」とコメント。エチェバリアは「とてもクールで気に入っているよ。今年の夏もエキサイティングなことになりそうだね。このユニホームを着て活躍できるように頑張るよ」と意気込んだ。

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ロッテ・佐々木朗と白井球審の“トラブル”で日本でもロボット審判論争勃発か!?[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希(20)と白井一行審判(44)の“トラブル”で、日本でもロボット審判論争が勃発するのだろうか。

24日のオリックス−ロッテ戦(京セラ)での一件が、物議を醸している。

2回2死一塁、カウント0−2から佐々木朗が投じた3球目がボールと判定されたことが発端だった。この判定に対する佐々木朗の表情が不服と映ったのか、白井球審がマスクを取り、マウンドへ詰め寄ったからだ。

女房役の松川虎生(18)が間に入ったため、それ以上の事件には発展しなかったが、これにより日本プロ野球(NPB)でもロボット審判の導入論争が過熱するかもしれない。

現在、NPBでは4人の審判団が試合をジャッジしている。だが、MLBでは今季から3Aの試合で自動ストライク判定システム(ABS)、通称「ロボット審判」を導入されている。

これまでストライク、ボールの判定は、球審の「聖域」だった。MLBの「チャレンジ」、NPBの「リクエスト」もそれに異議を唱えることは認められていない。

だが、現在は映像化が進み、テレビ観戦していても、1球1球の判定がテレビ映像から映し出される。ときとして明らかに「誤審」と分かるような判定もあり、球審が糾弾されることが増えている。しかも、その糾弾がSNSやネット配信などを通じて、それこそ全世界に拡散される。そしてストライク、ボールの判定が今回のような大騒動に発展する。

別にこのシステムの導入を叫んでいる訳ではない。現段階では問題が多いからだ。ABSは動画を撮影によってストライク、ボールの判定をする。その精度は「誤差4分の1インチ(約6.35ミリ)内」といわれている。だが、それは最適な条件が整った場合で、天候や設置されたカメラのアングルによっても左右される。甲子園、ZOZOマリンなどドーム球場ではない場所では当然、リスクも出てくる。

また、これらの問題点が解消されても、野球の醍醐味の1つを失う恐れもある。導入されれば捕手の技術であるフレーミングが楽しめなくなる可能性があるからだ。楽天の田中将大が日本球界に復帰する際、捕手のフレーミングを重視する発言をしていた。

フレーミングとは簡単にいえば「ストライクかボールか際どいゾーンにきたボールを、球審にストライクと判定させる技術」のこと。だが、ABSが導入されれば野球ファンの中に根強くある「フレーミングもゲームの一部」という声も無視されることになる。

MLBとパートナーシップを結んでいる米独立リーグのアトランティック・リーグでは、今季からはこれまで採用していたABSによるロボット審判を止めた。まだまだ球界全体が導入に流れには至っていないのが現状だ。

だが、今回の佐々木朗と白井球審の一件を境に、議論だけは開始する時期にきているかもしれない。=敬称略=

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佐々木朗希、奥川恭伸、宮城大弥、紅林弘太郎…もはや伝説となった2019年の高校日本代表候補合宿のメンバーがすごすぎる![Sportiva]

◇17歳・佐々木朗希が驚愕の163キロ

佐々木朗希(ロッテ)がどんなに人間離れしたパフォーマンスを見せても、初めて目撃した日の衝撃が薄れることはないだろう。2019年4月6日、U−18高校日本代表候補合宿の紅白戦に登板した佐々木は、すさまじい投球を見せた。

そのストレートを1球見た瞬間、「ぷっ」と吹き出してしまった。明らかに1人だけ異質なスピード感と迫力。マウンドに立つと異様に大きく見えて、捕手までの距離が短く感じる。「そんなに近くから投げたら危ないじゃないか」と注意したくなるような、非日常的な存在。人間は自分の理解を超える出来事を前にすると、自然と笑いがこみ上げてくると知った。

佐々木の降板後にスカウトのスピードガンで最速163キロを計測したと聞いたが、そんな数字などもはや蛇足でしかなかった。この日、佐々木は「変な力が入った」と不本意な内容だったと強調した。

現在の佐々木は力感ないフォームで160キロ台を連発する恐ろしい投球スタイルだが、この時の佐々木は完全にフルスロットル。その力感あふれるフォームとボールには、殺気すら覚えた。

いつか佐々木朗希という偉大な投手を振り返る際、この代表候補合宿で見せた投球は「伝説」として語られるに違いない。

この代表候補合宿は2019年4月5日から3日間にわたって開かれた。夏に韓国で開催される第29回WBSC U−18ベースボールワールドカップに向けた国際大会対策研修合宿と銘打ち、佐々木を含め全国から37名の1次候補選手が選ばれた。

今にして思えば、何と豪華な顔ぶれだったのだろうとため息が出る。代表的な選手を挙げてみよう。

1次候補の37選手中21選手がすでにプロ入り。今後もその数は増えていくだろう。

佐々木が圧巻の投球を見せた一方で、現時点でのプロ通算勝利数で上回る宮城大弥や奥川恭伸は紅白戦で失点を重ねるなど、本来の出来ではなかった。

◇スカウトの評価を上げた紅林と黒川

それでも、この代表候補合宿でスカウトの株を上げた選手も多かった。

例えば紅林弘太郎だ。静岡県内では好素材と知られていたものの、全国大会の実績は皆無。だが、全国区の有望選手に混じっても、その潜在能力は際立っていた。

身長186センチと大型ながら機敏なフィールディングに、三遊間の深い位置から伸びる強肩を披露。打撃ではやや当てにいくシーンもあったものの、ヘッドをしならせたスイングには底知れないスケールを感じさせた。紅白戦では奥川からレフトへ二塁打を放っている。

そんな紅林も、佐々木の前には手も足も出なかった。佐々木が登板した1イニング目の3人目の打者として対戦し、スライダーを空振り三振。2イニング目は無死一塁から始まる変則ルールのため、紅林が一塁走者に。佐々木の140キロ台のスライダー、フォークを捕手の藤田健斗(中京学院大中京/現・阪神)が止められなかったため、労せず三塁まで進んでいる。

紅白戦後、紅林に打者・走者の立場から佐々木のボールがどう見えたか聞くと、こんな感想が返ってきた。

「ボールが生き物みたいに動いていました。こんなの初めて見ました」。

紅林はその後、ドラフト2位でオリックス入り。その3年後、今度はプロの舞台で完全試合の餌食になるとは、紅林も想像しなかったに違いない。

黒川史陽の打撃力も際立っていた。この代表候補合宿では、国際大会を見据えて木製バットを使用した。順応に苦しむ打者が多い中、黒川はフリーバッティングから快打を連発。紅白戦では西純矢から右中間フェンスを直撃する二塁打を放った。二塁手としての守備力は平凡ながら、打撃力は十分にプロの素材だと強く印象づけた。

黒川は5季連続で甲子園に出場した有名選手だったが、甲子園通算打率は3割未満。大きなアピールができていた訳ではなかった。それでも、代表候補合宿で見せた木製バットへの順応性は黒川の資質の高さを物語っていた。楽天の後関昌彦スカウト部長は、かつて黒川についてこう語ったことがある。

「正直言って、甲子園を見た時の評価はそんなに高くはなかったんです。でも、練習を見たら『これは1番いいな』と。バッティングは振る力がしっかりありましたし、練習する姿勢が本当によかった。『この子は本当に野球が好きなんだろうな』と。昨年のドラフト会議前に、社長やGMの前で『誰が1番欲しいですか?』と聞かれた時、私は『黒川です』と答えました」。

楽天は同年ドラフトで黒川を2位指名する。早くもプロで定位置を獲得した紅林とは水を開けられた感はあるものの、黒川の打棒が本格的に花開くのはこれからだろう。

試合だけで選手の資質を見抜くのは困難だと言われる。後関スカウト部長が黒川の練習を視察したように、多くのスカウトは練習での動きや取り組みをチェックする。

◇大学・社会人に進んだ逸材達

この代表候補合宿ではフリーバッティングやシートノックもあったため、選手の実力が一目瞭然だった。ノックでは同ポジションの選手と技術を比較できるため、能力が抜けていればすぐに目立つのだ。

紅林を含め有望なショートが多数招集された中、森敬斗の肩は目立っていた。当時身長175センチ、体重68キロと体格的には平凡ながら、鋭い送球を披露。難しい体勢でも強いボールが投げられ、センターとしても存在感を放った。

前年秋の明治神宮大会では3失策を犯し、雑な印象も与えた森だったが、一冬の間に守備の猛練習を積んでいた。森はプロ入り後、当時をこう振り返っている。

「今まで打球に合わせようとしていなかったんですけど、ちゃんとボールを見るようになったり、姿勢を低くしたり。本当に基本的なことをやっていました」。

思いきりのいい打撃に加えて守備面で評価を高め、森はドラフト1位でDeNAへと進む。レギュラー獲りが期待されたプロ3年目の今季は、オープン戦で両足を負傷して離脱。それでも、そのたくましく、アグレッシブなプレースタイルはチームに新しい風を吹き込むはずだ。

代表候補合宿参加者の中でプロに進んだ者もいれば、大学進学・就職した者もいる。社会人に進んだ河野佳(広陵/現・大阪ガス)、林優樹(近江/現・西濃運輸)などは今年で高卒3年目を迎え、ドラフト解禁になる。とくに河野は技術的にも肉体的にも大きく成長し、昨年は日本選手権で優勝投手に輝いた。

進学組では、細野晴希(東亜学園/現・東洋大3年)が来年のドラフト有力選手に挙がる。ただし、細野は1次候補メンバーに選出されたものの、春季大会を戦っていたため代表候補合宿は不参加だった。プロで華々しく活躍する同期について、細野は「レベルが高い中でああやって結果を残すのはすごい」と刺激を受けている。

レベルの高い同世代間の交流は、間違いなくプラスに作用する。代表候補合宿時に佐々木の変化球をほとんど止められなかった捕手の藤田は、その悔しさからキャッチングを猛練習。夏にはチームを甲子園ベスト4に導くほどレベルアップした。

佐々木や紅林のように、チームは甲子園に出られなくても個人として高いレベルに触れる機会にもなる。コロナ禍が落ち着いたら、また同様の代表候補合宿を開いてもらいたいものだ。

そして、できれば次は有観客での開催を望みたい。3年前ほど大豊作な世代は稀だろうが、あれだけ贅沢な顔ぶれのプレーが堪能できる場を非公開にしてしまうのはもったいなさすぎる。高校日本代表候補合宿が毎年開かれるような定番のイベントになれば、新たな春の目玉になるのは間違いないだろう。

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ロッテ・村山亮介、自主練で見つけた新しい形「1番タイミングが取れた」[BASEBALL KING]

◇タイミングの取り方で試行錯誤

ロッテの育成4位・村山亮介は、ここまで2軍戦に16試合に出場しているが、そのうち11試合がスタメン出場と、実戦経験を積んでいる。

「高校の時とガラッと違って球速、変化球のキレだったり、全て格段にレベルが高い。試合に出させてもらって、当初に比べてボールが見えるようになってきてヒットも何本か打てたので、だいぶ成長しているのかなと思います」。

ここ最近の打撃を見ても打率こそ.098だが、20日の西武との2軍戦で本田圭佑が投じたストレートをレフト前に弾き返すなど、徐々に対応ができている印象だ。

打撃フォームを見ても、開幕直後は左足をあげて打っていたが、13日の巨人との2軍戦以降は左足でリズムをとりながら打つなど、打席内で工夫が見られる。

「タイミングの取り方を変えて見て、動いていないところから動き出すのと、体が動いてから振り出す方がタイミングがあうというか、今の取り方の方が真っ直ぐにも早いタイミングが取れるような感じがしているので、今のようなタイミングの取り方になりました」。

実戦経験を積む中で、タイミングの取り方を変更した方がいいと思い、今の形に落ち着いたのだろうか−。

「そうですね、1人で自主練習しているときにタイミングの取り方とか色々とやってみて、1番あっているというか、タイミングが取りやすかったというか、真っ直ぐのマシンで1番タイミング取れたのがあの形でした」。

自分で考えて、打撃フォームを変更したことに意味がある。プロの世界で生き抜く上で、もちろんコーチや先輩の助言を聞くのも大事だが、自分で考えて“自分の形”を見つける“自分を知っている”選手の方が活躍している傾向だ。

「試合後に反省をし、(試合後の)バッティングを1人でやったりしてから、次の日とか結構いい感じの打撃ができている気がします。次の日が試合のときとかは、なるべく1人で打撃練習することを取り入れていますね」。

試合後に1人で行う打撃練習で意識していることについて村山は「タイミングの取り方を意識しています。バットが下から出ちゃうところがあるので、レベルスイングというか、ボールの軌道にバットを入れられるようなレベルスイングのような形を意識してやっています」と教えてくれた。

◇捕手だけでなく一塁でも出場

守備面では本職の捕手だけでなく、一塁でも9試合に出場する。現状では5試合出場の捕手よりも、一塁での出場の方が多い。

「ファーストは経験が浅いので難しいんですけど、高校時代も少しやっていたポジション。どのポジションでもしっかりこなして、試合に出させてもらっていることに感謝してやっています。色んな経験が大事だと思っているので、全てが経験だと思って頑張っています」。一塁のポジションにも前向きに挑戦している。

捕手では試合終盤に出場することが多く、4月21日の西武との2軍戦では4−3の9回から出場した。この試合、横山陸人の球を後ろに弾き、失点に繋がるミスをしてしまった。

「21日の試合は1点差という大事な場面で出させてもらって、ミスをしてしまった。これも経験だなとコーチや先輩にも言われたので、21日の試合の経験、反省をいかして今後は自分の中で変われたらいいなと思います」。

将来は“打てる捕手”として期待のかかる村山。打撃面では、「長打力が売りなので、ピッチャーの真っ直ぐのタイミングにしっかり合わせられるようなバッターになって、そこから変化球の対応とかやることはたくさんあるんですけど、打者はそういうところを目指してアピールできればいいなと思います」と意気込む。

守備では「キャッチャーをやっていく中で、投手のコミュニケーション、投手の球に慣れないところもあるので、そういうところもしっかり受けながらやっていって、終盤の場面でも緊張しない心構え、経験を積んでしっかりやっていきたいと思います」と決意を述べた。

今は将来に向けて経験を積んでいる段階。成功や失敗もある中で、“同じミス”を繰り返さないために、時に先輩やコーチにアドバイスをもらいながら、自分で考え試行錯誤していく時間が重要だ。その先に、支配下選手登録、“打てる捕手”という未来が待っている。今の時間を1分1秒無駄にすることなく、大切に過ごして欲しい。

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ロッテ・佐々木朗希が1軍登録抹消、3年前にもあった似たようなケース[BASEBALL KING]

◇佐々木が1軍登録抹消

ロッテの佐々木朗希が25日、1軍登録抹消となった。

佐々木は高卒3年目の今季、開幕ローテーションを掴むと初登板となった3月27日の楽天戦から4月17日の日本ハム戦にかけて4試合連続2桁奪三振、4月10日のオリックス戦ではプロ野球史上16人目となる完全試合達成&NPBタイ記録となる1試合19奪三振を記録した。

17日の日本ハム戦でも8回を無安打に抑え、3日の西武戦の8回2死二塁の場面で、岸潤一郎を空振り三振に仕留めてから17日の日本ハム戦・8回2死走者なしで見逃し三振に仕留めた野村佑希まで52者連続で無安打投球。京セラドームで登板した24日のオリックス戦は今季3勝目を挙げたが、5回6被安打4奪三振5四死球2失点という投球内容だった。

今季はここまで5試合・36イニングを投げ、3勝0敗、防御率1.50、奪三振数はイニング数を大きく上回る60だ。

井口資仁監督は佐々木朗希の1軍登録抹消に関して、球団を通じ「ちょっと疲れもあるようなので本人、コーチとも話し合って、1度、抹消することにしました。しっかりと疲れを取ってベストコンディションで次回登板にのぞんでもらいたいと思います」とコメントした。今後に関しては球団によると、1軍に帯同しながら調整をしていくという。

◇岩下と種市も19年5月に登録抹消

振り返れば、2019年に先発ローテーションに定着したばかりの高卒でプロ入りした当時5年目の岩下大輝、当時3年目の種市篤暉も、岩下が同年5月9日の西武戦で5回3失点に抑えた翌10日、種市が同年5月16日のオリックス戦で6回を2失点に抑え3勝目を手にした翌17日に1軍登録抹消となっている。近年は高卒でプロ入りし、初めて1軍の先発ローテーションで投げる投手には無理をさせない印象だ。

岩下、種市、佐々木朗希、3人の体の作りや、抹消となった時期、当時のチーム状況などが異なり単純に比較することはできないが、登録抹消期間中に岩下と種市が当時どんなことを考えていたのか振り返っていきたい。

1軍登録抹消までに岩下は当時先発6試合・33イニング、種市は救援で8試合・13イニング、先発で3試合・16回1/3を投げ、岩下と種市も抹消期間中は1軍に帯同しながら調整していた。投球イニング数を見れば、今回登録抹消となった佐々木と、当時の岩下と種市と同じように、30イニング前後投げたところで抹消となっている。

19年当時の取材で、岩下は1軍登録抹消期間中、「1週間投げ続けていく中で、疲労の溜まり方も変わってくるし、試合内容によっても変わったりする。そこをちょっとリフレッシュじゃないですけど、リカバリーの仕方を変えながらやっています。どれが自分に合っているかというのを考えながらやっていますね」と長いシーズンを見据えて、色々と試していたのが印象的だった。

一方の種市は同年、1年間1軍で投げることを目標にしており、登録抹消を悔しがっていたが、「次回に向けてしっかり準備していきたいと思います」と前を向き、「がっつりウエイトをして、がっつり練習してという感じです」と変わらずトレーニングに励んだ。

岩下は5月22日のオリックス戦で先発復帰し、勝ち星に恵まれなかったが安定した投球を続け、7月2日のオリックス戦からカード頭での先発、オールスター明けの7月15日の西武戦では後半戦の開幕投手を任された。

種市は5月30日の日本ハム戦で先発復帰し、6月6日の阪神戦、同月13日のDeNA戦で当時自己最長となる7イニングを投げ、オールスター明けからはエース級の働きを見せ、最終的には同年チームトップタイとなる8勝をマークした。

話を佐々木朗希に戻すと、当時の岩下と種市と同じように今季初めて中6日で先発しており、長いシーズンを考えれば、疲れが溜まったまま投げるよりも、優勝を争うシーズン最終盤でベストな状態で投げてもらうことの方が、チームにとっても佐々木にとっても良いはず。

今季のマリーンズの先発陣は石川歩、ロメロ、小島和哉が軸として投げており、さらに美馬学、二木康太、ファームには河村説人、本前郁也、佐藤奨真、古谷拓郎、中森俊介などが控えるなど充実している。佐々木朗希はしっかりと疲れをとり、次回先発のときには再び圧倒的なパフォーマンスを披露して欲しい。

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