わたしはかもめ2022年鴎の便り(4月)

便

4月26日

千葉ロッテ2−3東北楽天(ZOZOマリン)

楽天は2−2の延長10回2死二塁からマルモレホスの適時打で勝ち越した。田中将が7回3安打1失点と好投し、3番手の安楽が2勝目、10回は松井裕が締めて7セーブ目を挙げた。ロッテは打線が攻めきれず、10回に東條が打たれた。

12345678910R
東北楽天10001000013
千葉ロッテ00010001002

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佐々木朗希に詰め寄り騒動の白井球審に「別の方法あった」NPBが指摘、処分はなし/VTR[ニッカン]

日本野球機構(NPB)が26日、試合中にロッテ佐々木朗希投手(20)に詰め寄った白井一行審判員(44)の行為について「別の方法があった」と見解を示した。井原敦事務局長がオンラインで取材に応じ、明らかにした。物議を醸した24日のオリックス−ロッテ6回戦(京セラドーム大阪)での騒動について、試合後に審判団が友寄審判長を含めて検証。白井審判員は検証結果の指摘を受けて理解を示したといい、NPBは今後、処分は行わない。

◇白井球審詰め寄るVTR

24日オリックス戦の2回2死一塁、安達を2球で追い込んだ佐々木朗の3球目がボールと判定された。一塁走者の杉本は二盗に成功。佐々木朗が二塁方向から本塁方向へ向き直った直後、白井球審が厳しい表情で詰め寄り言葉をかけると捕手の松川が制止しようと間に入った。試合後、白井球審は「別に話すようなことはないんで」とノーコメント。井口監督は「球審はもっと冷静にやらないといけないと思いますし、当然判定に対しては何も我々は言ってはいけない」と話した。

公認野球規則の8・02審判員の裁定の[原注]には「ボール、ストライクの判定について異議を唱えるためにプレーヤーが守備位置を離れたり(中略)宣告に異議を唱えるために本塁に向かってスタートすれば、警告が発せられる。警告にもかかわらず本塁に近づけば、試合から除かれる」と記されている。

白井一行(しらい・かずゆき)
1977年(昭52)10月3日生まれ。明石高から甲賀総合専門学校を経て97年2月1日にパ・リーグ審判部入局。00年8月8日オリックス−ロッテ18回戦(倉敷)で1軍初ジャッジ(三塁塁審)。昨年9月18日にNPB審判員で98人目、現役では18人目の1500試合出場を達成。昨季を終えて1523試合出場は歴代94位。18年のNPBアワーズでは「審判員の中で最も声が大きい」などの評価で審判員奨励賞を受賞。日本シリーズ出場は14、16、18、21年と4度。審判員袖番号は20。

日本ハム新庄監督が試合前、24日オリックス−ロッテ戦(京セラドーム大阪)で、白井球審がロッテ佐々木朗へ詰め寄り物議を醸したことについて、言及した。

「実績のある審判なんでしょ?自信を持ってやっている。それも分かりますけど、あれだけ注目されている選手だからこそ、こらえて、後でイニングの合間に言ってあげるのがベストだったんじゃないかな?と」とした上で「絶対アンパイア。アンパイアがいないことには成立しないスポーツなので。どっちが悪いとかは、ないかな」と話した。

チームは今月17日、佐々木朗と対戦し、試合には勝ったものの、8回完全投球を許した。佐々木朗が25日に出場選手登録を外れたことで、しばらく再戦の可能性がなくなり「見たかったね」と残念そう。「そりゃ、疲れるよね。プレッシャーを背負ってやっている。何なら3ヶ月くらい休んでもらって(笑)」と、冗談交じりに話した。

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[ロッテ]延長負けで借金3に逆戻り「先頭の四球が…」益田ベンチ入りせず井口監督詳細は伏せる[ニッカン]

ロッテが2週間ぶりの連勝を逃して借金3に逆戻りした。8回に1点差を追いつき、サヨナラ勝利を見据えれば9回や10回は守護神の益田を投入したい場面だったが、この日はベンチ入りしていなかった。

井口監督は「ちょっとコンディション不良なので」と詳細は伏せた。ただ、益田は24日オリックス戦(京セラドーム大阪)の9回に登板した際に右腕がつったような仕草を見せていた。

クローザー不在の中で、先発小島は134球を投げて7回2失点と粘投。打線は不振が続いていたレアード、マーティンに適時打が生まれて浮上の兆しも見えた中で、最後は4番手の東條が楽天打線に捉えられた。井口監督は「先頭の四球がああいう形になってしまってね。そこが1番もったいなかった」と嘆いたが、益田の存在の大きさも痛感した黒星。指揮官は「ないと思います」と、守護神離脱の可能性は否定した。

小島(強風に帽子を飛ばされながらも7回2失点、134球の粘投)
「風に順応することができなくて球数もかさんでしまい、良いテンポで投げることができず苦しい投球になってしまいました。」
レアード(強風の中で4回に20打席ぶりの安打となる適時打)
「ものすごい風で打席でも背中を押されるような感覚の時もあって大変だったけど、しっかり集中しながらボールを捉えることができた。」

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[ロッテ]レアード適時二塁打「背中押されるよう」猛烈な“追い風”受け打球がグングン加速[ニッカン]

ロッテ・ブランドン・レアード内野手(34)が出場5試合20打席ぶりの安打を放った。

1点を追う4回1死一塁。低いライナー性の打球は、風速18メートル前後の“追い風”も受けてグングン加速。右中間を破る同点適時二塁打となった。「もちろん自分だけじゃないけど、今日はものすごい風で、打席でも背中を押されるような感覚の時もあって大変だけど、しっかり集中しながらボールを捉えることができた」と、笑った。

試合開始前からZOZOマリン特有の海風は猛烈だった。ビジョンには「強風注意」の表示が随時行われ、両先発の帽子が飛ばされたり、吹き飛ばされたポリ袋がグラウンド上を舞って試合が一時中断することも。その中で試合前に通算200本塁打の連盟表彰を受けたレアードは無安打トンネルを抜けた。「良い結果を出せて良かった」と、打撃の調子も風向きが変わりそうな一打となった。

しかし、試合は延長の末、2−3で敗れた。

小島(強風に帽子を飛ばされながらも7回2失点、134球の粘投)
「風に順応することができなくて球数もかさんでしまい、良いテンポで投げることができず苦しい投球になってしまいました。」

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佐々木朗希よさらに大きく、白井球審詰め寄り物議で思い出す黒田博樹氏“レジェンドの技”[ニッカン]

球界の話題は何と言っても白井球審の騒動でしょう。24日のオリックス−ロッテ(京セラドーム大阪)で、ロッテの完全試合男・佐々木朗希へ詰め寄り、物議を醸しました。

白井氏がコメントしていないので明確な事実は確認できていない形ですが、要するに佐々木がストライク、ボールの判定に不満を示す態度を見せたことに怒ったということのよう。

同氏に関しては18年4月の阪神−広島戦(甲子園)でメッセンジャーを「判定に暴言をはいた」という理由で退場処分にしたことが印象に残っています。

世論も同氏への批判が多いようですがパドレスのダルビッシュ有が「審判が感情を出すこともあるでしょう」という意味のことをツイートしていたのは面白いな、と感じました。


この騒動でふと思い出したのは広島のレジェンド黒田博樹氏から聞いた話です。15年にメジャーから古巣・広島に復帰した同氏。同時に「フロンドア」「バックドア」という、耳慣れない言葉を米国から持ち帰りました。

耳慣れないというのは、こちらが知らなかっただけかもしれませんが、要するに小さく曲がる変化球で内角、外角球の出し入れをすることをメジャーではそういうと知ったのです。

流行語になったのでご存じとは思いますが念のために説明します。右打者がインコースに外れると思った球がスライダー回転してストライク・ゾーンに入る、いわゆる“インスラ”のような球を「フロントドア」。

逆に右打者の外角で外れると感じた球がツーシームなどでホームベース側に曲がってくる球を「バックドア」と呼ぶ。メジャーで実績ある黒田氏の古巣復帰とともに目新しさを感じたものです。

さて、思い出したというのは広島に復帰してから黒田氏がバッテリーを組むことの多かった捕手・石原慶幸氏との間の秘話です。黒田氏は石原氏に“ある指示”を出していたのです。


それは「フロントドア」「バックドア」に関係することでした。黒田氏は石原氏に「球審にそれを伝えておけ」という指示を出したのです。

「黒田氏の投げる球は両サイドから変化し、ホームベースのギリギリを通る。外れていると思っても最後に入ってくる、そういう球もあるのでよく見ておいてくださいね」。そう事前に審判に伝えておけ、ということでした。

「この投手の球はそういう変化をするんですよ」という情報をもたらせておけば球審もそのつもりで見る。「外れている、ボール」と思って見ていれば最後にストライク・ゾーンに入ってきても見逃すおそれがありますが、頭にそれがあれは最後までしっかり見るということです。

それでもゾーンから外れていればボールと言われる訳で、不正でも何でもないのですが、しっかり判定してもらうための知恵として黒田−石原バッテリーが実行していたものでした。

念のために言えば、それがどう効果を発揮したのかは分かりません。それでも感心したのはそこにプロならではの技を感じたからです。一瞬の判断でジャッジを下す審判は優れた技術の持ち主。その審判を、言い方はよくないですが自分の方に巻き込んでいくスタイルを確立するのもプロでしょう。


今回のケース、佐々木本人に問題があったとは思いません。暴言をはいた訳ではないし、思わず「入ってるでしょ?」とばかりに手を振っていたようにも見えましたが、そのぐらいはたまにはあること。正直に言えば、こちらも白井氏の怒り方には違和感を感じてしまいました。

なので直接、関係はないのかもしれませんが、あえて言えば投球術と同様に「審判も含めたその場を支配する存在感」という面でも佐々木はさらに成長していけばいいなと感じました。

なにしろ2度、3度目の完全試合も期待できそうな投手。1球1球が大事です。際どいアウト、セーフの判定もそうでしょう。はっきり書けば「際どいが佐々木の球だからストライク」と思わせる投手になることが大事だと思うのです。もちろん審判にもよるので難しいことではありますが…。

佐々木はイチロー氏を尊敬しているという話がありますが、オリックス時代のイチロー氏が審判に対して文句を言う姿は見たことがありません。自分に自信があれば、そういうことは言わないと理解しています。

佐々木はまだ若いし、性格も素直そう。偉業こそ達成しましたが、これからの存在です。誰もマネのできない能力を持っているだけに経験を重ね、堂々としたマウンドさばきで投げ、またファンを驚かせる今後に期待しています。

◇白井球審詰め寄った場面のVTR

24日オリックス戦の2回2死一塁、安達を2球で追い込んだ佐々木朗の3球目がボールと判定された。杉本は二盗に成功。佐々木朗が二塁方向から本塁方向へ向き直った直後、白井球審が厳しい表情で詰め寄りながら言葉をかけると、松川が制止しようと間に入った。試合後、白井球審は「別に話すようなことはないんで」とノーコメント。井口監督は「球審はもっと冷静にやらないといけないと思いますし、当然判定に対しては何も我々は言ってはいけない」と話した。

公認野球規則の8・02審判員の裁定の[原注]には「ボール、ストライクの判定について異議を唱えるためにプレーヤーが守備位置を離れたり(中略)宣告に異議を唱えるために本塁に向かってスタートすれば、警告が発せられる。警告にもかかわらず本塁に近づけば、試合から除かれる」と記されている。

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ZOZOマリンに強風吹き荒れる、楽天マー君帽子飛び険しい顔、ロッテ小島は捕手サインに目細め[ニッカン]

まれに見る強風で試合が行われた。

開始30分前頃には場内の風速計が19メートルを計測。プレーボール後も17メートルほどの風が吹き付け、マウンドの楽天田中将大投手が投げ終わると帽子が飛ぶ場面も。田中将は険しい表情でかぶり直した。ロッテ小島和哉投手もユニホームをはためかせ、目を細めながら捕手のサインをのぞき込んでいた。

マリンスタジアムの公式戦は過去5度、強風で中止になっている。直近では18年9月4日のソフトバンク戦が台風の影響を受け、開始4分前に中止が決まった。当時の最大風速は21メートルだった。中止は風速だけでなく、天候や公共交通機関の運行状況などを加味して決まる。

結局試合は中止にならず、3−2で楽天が勝利。2−2で延長に入り、10回表に楽天が決勝点を奪った。

井口監督(常時風速15メートル以上の中での試合に)
「まあまあ、お互いに条件一緒ですけどね。」

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佐々木朗希に白井球審詰め寄った場面巡りNPBへ「相当数」の意見、井原敦事務局長明かす[ニッカン]

24日のオリックスロッテ6回戦(京セラドーム大阪)で、ロッテ佐々木朗希投手(20)に、白井球審が詰め寄った場面について、日本野球機構(NPB)に「相当数」の意見が届いた。井原敦事務局長が26日、「相当数、寄せられているそうです」と話した。正確な数字は数えていないようだが、10件、20件という規模ではないという。

その試合は、佐々木朗が先発し、2回2死一塁、オリックス安達への3球目、ボール判定。佐々木朗の態度に対して白井球審がマウンドへ詰め寄り、硬い表情で声をかけていた。

◇白井球審詰め寄った場面のVTR

24日オリックス戦の2回2死一塁、安達を2球で追い込んだ佐々木朗の3球目がボールと判定された。杉本は二盗に成功。佐々木朗が二塁方向から本塁方向へ向き直った直後、白井球審が厳しい表情で詰め寄りながら言葉をかけると、松川が制止しようと間に入った。試合後、白井球審は「別に話すようなことはないんで」とノーコメント。井口監督は「球審はもっと冷静にやらないといけないと思いますし、当然判定に対しては何も我々は言ってはいけない」と話した。

公認野球規則の8・02審判員の裁定の[原注]には「ボール、ストライクの判定について異議を唱えるためにプレーヤーが守備位置を離れたり(中略)宣告に異議を唱えるために本塁に向かってスタートすれば、警告が発せられる。警告にもかかわらず本塁に近づけば、試合から除かれる」と記されている。

白井一行(しらい・かずゆき)
1977年(昭52)10月3日生まれ。明石高から甲賀総合専門学校を経て97年2月1日にパ・リーグ審判部入局。00年8月8日オリックス−ロッテ18回戦(倉敷)で1軍初ジャッジ(三塁塁審)。昨年9月18日にNPB審判員で98人目、現役では18人目の1500試合出場を達成。昨季を終えて1523試合出場は歴代94位。18年のNPBアワーズでは「審判員の中で最も声が大きい」などの評価で審判員奨励賞を受賞。日本シリーズ出場は14、16、18、21年と4度。審判員袖番号は20。

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[ロッテ]レアード200本塁打表彰、プロ野球史上112人目[ニッカン]

ロッテのブランドン・レアード内野手(34)が試合前に通算200本塁打の連盟表彰を受けた。

レアードは9日に行われたオリックス2回戦(ZOZOマリン)の7回に山本由伸投手(23)から今季2号を放ってプロ野球史上112人目の通算200本塁打に達成した。初本塁打は日本ハム時代の15年3月29日楽天3回戦(札幌ドーム)で横山貴明投手から記録した。

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佐々木朗希へ球審詰め寄り物議「今回の場合は別の方法があった」NPBが検証、処分行わぬ考え[ニッカン]

24日のオリックスロッテ6回戦(京セラドーム大阪)で、ロッテ佐々木朗希投手(20)に、白井球審が詰め寄った場面について、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長が26日、「今回の場合は別の方法があった」という検証結果を明かした。

その試合、佐々木朗が先発し、2回2死一塁、オリックス安達への3球目、ボール判定。態度に対して、白井球審がマウンドへ詰め寄り、硬い表情で声をかけていた。試合後に審判長を含めた検証を行ったという。井原局長は「今回の場合は別の方法があったということを考えて、対応するべきだったという指摘をして、当該審判の方もそれについて、深く理解をしたということを聞いております」。NPBとして処分は考えていないという。

別の方法については、一般論として「キャッチャーに伝えるとかイニング間、そのイニング終了した後にベンチに伝えるとか、そういった方法。試合後というのもあると思いますし、いくつかあると思います」と語った。

◇白井球審詰め寄った場面のVTR

24日オリックス戦の2回2死一塁、安達を2球で追い込んだ佐々木朗の3球目がボールと判定された。杉本は二盗に成功。佐々木朗が二塁方向から本塁方向へ向き直った直後、白井球審が厳しい表情で詰め寄りながら言葉をかけると、松川が制止しようと間に入った。試合後、白井球審は「別に話すようなことはないんで」とノーコメント。井口監督は「球審はもっと冷静にやらないといけないと思いますし、当然判定に対しては何も我々は言ってはいけない」と話した。

公認野球規則の8・02審判員の裁定の[原注]には「ボール、ストライクの判定について異議を唱えるためにプレーヤーが守備位置を離れたり(中略)宣告に異議を唱えるために本塁に向かってスタートすれば、警告が発せられる。警告にもかかわらず本塁に近づけば、試合から除かれる」と記されている。

白井一行(しらい・かずゆき)
1977年(昭52)10月3日生まれ。明石高から甲賀総合専門学校を経て97年2月1日にパ・リーグ審判部入局。00年8月8日オリックス−ロッテ18回戦(倉敷)で1軍初ジャッジ(三塁塁審)。昨年9月18日にNPB審判員で98人目、現役では18人目の1500試合出場を達成。昨季を終えて1523試合出場は歴代94位。18年のNPBアワーズでは「審判員の中で最も声が大きい」などの評価で審判員奨励賞を受賞。日本シリーズ出場は14、16、18、21年と4度。審判員袖番号は20。

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[ロッテ]松川虎生が初の3戦連続スタメン、公式戦初“オジマツ・バッテリー”で化学変化期待[ニッカン]

ロッテ松川虎生捕手(18)が「8番捕手」でプロ初となる3試合連続スタメン出場する。

先発の小島和哉投手(25)とは公式戦で初めてのバッテリー。試合前に井口資仁監督(47)は「今年(の小島)は制球が少し高いのかなと思いますけど、今日は松川と組みますので、また(捕手が)変わってどうなるかというところを見てみたい」と、狙いを明かした。

今季の小島は3試合に先発して0勝2敗と未勝利。今季初登板となった3月30日ソフトバンク戦(ZOZOマリン)では柿沼、4月9日オリックス戦(同)と同19日西武戦(ベルーナドーム)では佐藤都とバッテリーを組んでいた。井口監督は「(直近2試合は)佐藤と組みながら勝ててないというところもあるので、それはちょっと松川で、と。(小島が)色んな人と組んでというところもありますし、あんまり固定させるのもどうかなと思う」と“オジマツ・バッテリー”に決めた経緯を説明。「虎生が、どういうリードをするか期待しています」と、物怖じしない強心臓のルーキー捕手と昨季の10勝左腕による新たな化学変化を求めて、送り出した。

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[ロッテ]抹消の佐々木朗希は「体的にも球的にも疲れていることは目に見えている」井口監督言及[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(47)が試合前、25日に出場選手登録を抹消した佐々木朗希投手(20)について言及した。

「(25日に発表した)コメントの通りですね。体的にも球的にも疲れていることは目に見えていますし、それはまたしっかり修正して次回の登板に向けて欲しいと思います」。25日には「ちょっと疲れもあるようなので本人、コーチとも話し合って」と抹消の経緯を説明した上で「しっかりと疲れを取って、ベストコンディションで次回登板に臨んでもらいたいと思います」と話していた。

井口監督は、佐々木朗やコーチらと話し合った内容についても問われて答えた。「その前(17日の日本ハム戦)の8回で代わった時も、監督室に呼んで色んなコーチと、当然アナリストだったり、肩にどれだけ負担がきているかということをトレーナー含めて話した」と明かし、3年目の今季は「本人(佐々木朗)も分かっていると思うので、ローテーション1年目なので決して無理せずに、ある程度の球数だったりイニングを制限しながらやっていけたらなと思います」と、あらためて強調した。

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[ロッテ]小島和哉「1年噛み続けていく」カスタマイズした「ガム」でパフォーマンス向上を[ニッカン]

ロッテは26日、株式会社ロッテ中央研究所の「噛むこと研究部」と協力して個々の好みにカスタマイズした「プロフェッショナルガム」を選手へ提供すると発表した。

同ガムは東京歯科大の武田友孝先生が監修し、様々なプロアスリートに向けて提供されているガムで、トレーニングや試合中に「噛むこと」を通じてアスリートたちを「噛むチカラ」でサポートすることが目的として開発された。噛んでいる間の硬さ、味の持続性が特徴で、選手には好むガムの形状、硬さ、香味を選ぶ「ガムセレクト」を実施して提供される。

球団と同研究部の取り組みは19年から始まり、今回で4度目の実施。選手のパフォーマンス向上のため、ガムを噛むことを日常に取り入れる「ガムトレ」を推奨している。今回、ガムセレクトを実施したのは昨年から引き続きとなるキャプテンの中村奨吾内野手(29)、藤岡裕大内野手(28)に加えて、新たに小島和哉投手(25)、平沢大河内野手(24)、山口航輝外野手(21)の計5選手。過去3度は全て野手への提供だったが、投手への提供は今回が初めてとなった。

この日、楽天戦(ZOZOマリン)に先発予定の小島は球団を通じて「今回初めてガムセレクトをさせていただきましたが、投手としては初めてということで本当に嬉しく思います。僕が選んだのは、硬さはミドルの板ガムタイプで味はブルーベリーをセレクトさせて頂きました。試合前のランニング中に走るリズムに合わせて、ガムを噛んでいます。また試合に入っても登板後、ベンチに戻ってきた際には必ずガムを噛んでいます。噛むことはとても重要だと思いますし、僕自身ガムを噛むことでリラックスできていると思います。自分のオリジナルガムを作っていただけることは本当に光栄です。今年1年噛み続けていきます!」と、コメントした。

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[記者の目]ロッテ・佐々木朗に同情的な意見多く…パワハラが社会問題の時代背景が理由か[サンスポ]

優等生の印象が強い佐々木朗が、球審に険しい表情で詰め寄られた構図は、野球ファンのみならず、日本国民に大きなインパクトを与えた。

選手と審判員との感情のぶつかり合いは、決して珍しいシーンではない。ただ、ここまでの騒動になった要因は、佐々木朗希という日本球界の宝が絡んでいたことに他ならない。

完全投球を継続し、関西ローカルでも緊急放送されるなど注目度は高く、事件≠ヘSNSなどを通じて即座に日本中に拡散された。NPBの井原事務局長は「多くのお叱りを含め、様々なご意見を目にしております」と明かす。その数は「相当数。簡単にまとめられない」と反響の大きさを語った。

佐々木朗に同情的な意見が多かったのは、パワハラが社会問題となっている今の時代が背景にあるのかもしれない。世間的には20歳の佐々木朗が、怒気をはらんだ44歳の白井球審に詰め寄られた場面が「かわいそう」と映った人が多かったのではないか。

決して白井球審がパワハラをしたと言っている訳ではない。佐々木朗という存在ゆえに反響が大きかったのだ。

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ロッテ・佐々木朗詰め寄り騒動、審判反省、審判部長「別の方法でするべきであった」[サンスポ]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は26日、ロッテ・佐々木朗希投手(20)が24日のオリックス戦(京セラ)で、球審の白井一行審判員(44)に詰め寄られた件について、友寄正人審判部長(64)が「別の方法でするべきであった」と指摘したことを明らかにした。白井審判員も理解を示したという。この日は、日本ハム・新庄剛志監督(50)も自身の見解を述べるなど、球界内外で大きな論点となっている。

騒動≠ヘこれで決着するのか…。24日のオリックス戦(京セラ)での投球の判定を巡り、白井球審が佐々木朗へ詰め寄った件について、翌25日に友寄審判部長から日本野球機構(NPB)へ、行為に対する検証報告があった。

「当該審判(白井審判員)に対しては『プレーヤーに対し、指導、注意をすることはあるが、今回の場合は別の方法があったということを考えて対応するべきだった』と指摘したと報告を受けております」と報道陣に対応した井原事務局長が説明した。

24日の試合では、佐々木朗が2回に安達への3球目で外角への速球がボールと判定されて、苦笑いを浮かべた直後に、白井球審がマウンド付近まで近づいた。捕手のD1位・松川(市和歌山高)が球審を制止し、プレーは再開したが、試合後の審判団による検証で、友寄審判部長からの指摘を受け、白井審判員も理解を示したという。

指摘のあった「別の方法」について、井原事務局長は「一般論としてキャッチャーに伝える、イニング間にベンチに伝えるとか。試合後もあると思う。今回は何が良かったというのは、ケース・バイ・ケースなので、そこまで突き詰めて考えません。いくつか考えられると思います」と説明した。

NPBにはファンからの批判的な意見が多数寄せられているという。今後の対応については、「処分になるような根拠規定はない。何らかの処分をする対象とは考えていない」と話した。

これで着地≠ニなるはず…。だが、史上最年少で完全試合を達成した令和の怪物が経験したハプニングとあって、球界OBも含めて、日本中で論争が展開されている。

パドレスのダルビッシュはツイッターに「選手も散々態度出すんだから審判にも出させてあげてください」と投稿。この日は日本ハム・新庄監督が、「アンパイアの方達が野球を早く進行させようとしている中、あそこの場面で近寄る方が時間の無駄になる」と言及。「あれだけ注目されている選手だからこそ、(審判員が)大人になって、じゃないけど、こらえて、あとでイニングの合間に『あの行為はないよ』と言ってあげるのがベストじゃなかったのかな」などと見解を示した。

疲労を考慮されて25日に出場選手登録を抹消された佐々木朗が、再登録されるのは最短で5月5日。圧巻投球で、このモヤモヤ感を払拭する。

◇白井球審が佐々木朗に詰め寄った場面のVTR

24日のオリックス戦の2回2死一塁。佐々木朗の安達への3球目がボールと判定され、一走・杉本に二盗を許した。マウンドを降りて苦笑いする20歳右腕に対し、白井一行球審は判定への不服と受け取ったか、詰め寄るように向かい、異変を察した捕手の松川が全身で制止した。試合後に白井球審は「一切コメントはしないです」。井口監督は「球審はもっと冷静にやらないといけないと思う」と話した。

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ロッテ・佐々木朗希と球審の件で審判団で検証していた、「別の方法があったということで対応するべきだった」[サンスポ]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は26日、京セラドームで開催された24日のオリックス−ロッテで投球の判定を巡り、白井一行球審がマウンドの佐々木朗の元へ詰め寄った件について、審判部から「プレーヤーに対し指導、注意をすることはあるが、今回の場合は別の方法があったということを考えて対応するべきだった」と報告されたと語った。

試合直後に審判団で検証し、白井審判員も「深く理解した」と話していたという。別の方法について井原事務局長は「一般論としてキャッチャーに伝える、イニング間にベンチに伝えるとか。今回は何が良かったというのはケース・バイ・ケースなので、そこまで突き詰めて考えませんけど。試合後に伝えるなど、いくつか考えられると思います」と述べた。

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ロッテ・小島は7回2失点「風に順応することができなく苦しい投球に」[サンスポ]

ロッテの小島は7回6安打2失点と試合をつくった。変化球を効果的に使ってカウントを整え打たせて取ったが「味方にもう少しいい感じで攻撃できるような流れをつくれなかった」と反省した。

勝敗が付かず、今季4試合目で白星がない。強風の影響もあって制球に苦しみ、134球を要し「風に順応することができなくて、球数もかさんでしまった。苦しい投球になった」と悔やんだ。

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ロッテ・植田が新型コロナ陽性、発熱しPCR検査[サンスポ]

ロッテは26日、植田将太捕手が、発熱したために新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受け、陽性判定されたと発表した。隔離療養している。

慶大から育成ドラフト2位で2000年に入団し、昨年8月に支配下選手となったが、1軍出場はない。

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[球界ここだけの話]完全試合投手、昭和最後の今井雄太郎氏から21世紀最初の佐々木朗希へ贈る言葉[サンスポ]

21世紀、そして令和最初の完全試合投手がロッテ・佐々木朗希なら、昭和最後の完全試合投手は元阪急の今井雄太郎氏(72)だ。そして、佐々木朗希の完全試合はパ・リーグでは同氏以来、44年ぶりのことだった。

「ワシは(バックに)助けてもらって、運だけでできたようなもの。本当にたまたまで、今考えても夢のような話さ。でも、彼は力で取ったもんな。すごいよね」。

電話口から感嘆のため息が漏れてきた。今井氏が偉業を達成したのは29歳。1978年(昭和53)8月31日のロッテ戦(仙台)のこと。ロッテ先発は村田兆治氏だった。

「(終盤に来て)パーフェクトを続けているというのは分かっていたけど、してやろう≠ネんか思えなかったし、その分、プレッシャーもなかったよ」。ただ、今でも鮮明に覚えているのが、自らが処理した最後の27アウト目。「三塁寄りのボテボテのピッチャーゴロ。さすがに一塁に投げるときはガチガチさ。ボールが指からなかなか離れんし、一塁までがすごく長い距離に感じたよ」と振り返った。

投球数100、三振3、内野ゴロ18、内野飛球4、外野飛球2。177センチ、80キロの体格で、直球を見せ球にシンカーとシュートで打たせて取る技巧派右腕らしい内容だった。一方、190センチ、85キロの佐々木朗希は最速164キロの剛球を武器に三振19、内野ゴロ5、内野飛球1、外野飛球2だった。

8年ほど前に大動脈瘤が見つかったこともあり、今井氏は現在「何もやっとらんよ」。JR佐賀駅南口で長男・有樹さんが営む「串カツ イマイ」でたまに店の手伝いをするぐらいで、野球との関わりはもうほとんどないという。

17日の日本ハム戦で佐々木朗希は2試合連続の完全試合達成を目前にして8回で降板。賛否両論が巻き起こった中、今井氏は「何球か決めて放っているなら、それでいいんじゃないの?」と肯定的な見解を示した。

「だって、まだまだ若いし、これからいくらでもチャンスはあるさ。空振りでも見逃しでも、あれだけ三振が取れるんだから。彼の場合、その気になれば、(完全試合を)やろうと思ってやれるんじゃないかな」−。完全試合投手から完全試合投手へ。これ以上ない最大級の贈る言葉≠セった。

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ロッテ・朗希に詰め寄った白井審判員に“注意”、審判長「別の方法で対応すべき」[スポニチ]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は26日、ロッテ・佐々木朗希投手(20)の判定への態度に対して球審の白井一行審判員(44)が試合中に詰め寄った問題で友寄正人審判長(64)が「別の方法で対応すべきだった」と指摘したことを明かした。

白井審判員は24日の京セラドームで行われたオリックス−ロッテ戦の2回、佐々木朗が安達への際どい外角直球がボールと判定されて苦笑いを浮かべると、直後に言葉を発しながらマウンド付近まで近づいていった。当日は試合後に友寄審判長が白井審判員へ電話で連絡。友寄審判長は「審判員が試合中に選手へ注意や指導することはあるが、今回のような形ではなく別の方法で対応すべきだった」と指摘し白井審判員も理解を示したという。

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ロッテ、延長10回4番手・東條が…守護神・益田不在響き再び借金3[スポニチ]

ロッテは守護神・益田がベンチから外れる中で、延長戦に突入し、10回2死二塁から4番手・東條がマルモレホスに決勝右前適時打を浴びた。

最大風速19メートルという難しい環境だったが、井口監督は「条件はお互いに一緒。(東條は)先頭打者の四球がもったいなかった」と言い訳にはせず。チームは再び借金3。益田の状態については「ちょっとコンディション不良なので…。(出場登録抹消は)ないと思います」とだけ話した。

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ロッテ・井口監督、朗希抹消理由は疲労と明かす「球数、イニングを制限しながらやっていけたら」[スポニチ]

ロッテの井口監督は、24日のオリックス戦で今季3勝目を挙げた佐々木朗について、「体的にも球的にも疲れていることは目に見えている」と前日に出場選手登録を抹消した理由を語った。

17日の日本ハム戦で8回完全ながら交代させた際も「監督室に呼んで、コーチとアナリスト、トレーナーを含めて話をした」と振り返る。「ローテーションを守るのは1年目。球数、イニングを制限しながらやっていけたら」と今後のプランも言及した。

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ロッテの守護神・益田がコンディション不良、井口監督「抹消ないと思う」も今後に不安[スポニチ]

ロッテの守護神・益田直也投手が、ベンチ入りメンバーから外れた。井口監督は「コンディション不良なので外れました。(出場選手登録からの抹消は)ないと思います」と説明した。

今季3セーブをマークしている益田は、24日のオリックス戦で9回に登板し、1イニングで3安打を浴びて1点を失っていた。

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ロッテ、益田不在響いた!?延長で楽天に競り負ける、風速19メートルの環境も井口監督「条件は一緒」[スポニチ]

守護神・益田がコンディション不良でベンチ外となった中で、延長までもつれ込む展開となったが接戦を落とした。

10回2死二塁から、4番手・東條がマルモレホスに決勝右前打を浴びた。最大風速19メートルの強風が吹く中での厳しい条件だったが、井口監督は「お互いに条件は一緒ですからね。先発の小島は制球に苦しみながらもしっかりと試合をつくった。(東條は)先頭の四球がもったいなかった」と言い訳はしなかった。

同点の9回は1死一、二塁とサヨナラ勝ちのチャンスをつくったが、和田が見逃し、代打・山口は空振りで連続三振に倒れた。指揮官は「ああいったところで、見逃し三振とかないように、しっかりとやっていかないといけない」と振り返った。

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ロッテ・佐々木朗への白井球審の対応、NPB審判長「別の方法があった」、NPBに意見殺到[スポニチ]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は26日、ロッテ・佐々木朗希投手(20)の判定への態度に対して球審の白井一行審判員(44)が試合中に詰め寄った問題で、友寄正人審判長(64)が「別の方法で対応すべきだった」と指摘したことを明らかにした。白井審判員は24日のオリックス戦の2回、佐々木朗が安達への際どい外角速球がボールとされて苦笑いを浮かべると、直後に言葉を発しながらマウンド付近まで詰め寄っていた。

審判員は、試合ごとに担当クルーがジャッジについて検証を行っている。当日は友寄審判長が試合後に白井審判員へ電話で連絡。井原事務局長によると、友寄審判長は「審判員が試合中に選手へ注意や指導することはあるが、今回のような形でなく別の方法で対応すべきだった」とし、白井審判員も深く理解していたという。

NPBには今回の件でメールなどで相当数の意見が寄せられている。井原事務局長は対応方法について、一般論としてイニングの合間や試合後にベンチへ伝えるなどの方法を挙げた。また、今後の対応について「処分になるような根拠規定はない。何らかの処分をする対象とは考えていない」と語った。

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ロッテ・植田将太が新型コロナ陽性、26日に発熱、現在は隔離療養[スポニチ]

ロッテは26日、植田将太捕手(26)がこの日に発熱したためPCR検査を受けたところ、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

植田は現在、隔離療養を行っているという。球団は「本件については、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら対応を行います」としている。

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落合博満氏、朗希に詰め寄った白井球審に「とるべき態度じゃない」、今後の関係に「しこり残る」と断言 [スポニチ]

現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が26日、YouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を緊急更新。ロッテ・佐々木朗希投手(20)が判定への態度について球審の白井一行審判員(44)に詰め寄られたことについて、自身の考えを語った。

佐々木朗は24日のオリックス戦に先発し、5回6安打2失点で開幕3連勝を飾ったが、2回にはストライク、ボールの判定への態度について、白井球審に詰め寄られる場面があった。

「あれは、白井審判の思い込みの強さじゃないのかな。佐々木がストライク、ボールの判定で、2、3歩前に出てきて、ニヤッと笑った。バカにされたんじゃないのか、という思い込みが強かったんじゃないのかな。とるべき態度ではない、あれは」ときっぱり。「ニヤっと笑ったというのが、バカにされたという感じなんじゃないの。自分の判定に不服があるのかというようにとっちゃったんじゃないのかな」と語った。

「あの日の白井審判は、ストライクをボールと言ったケースが結構あったんだ。(オリックス先発の)山崎(颯)の場合にもある。お互いにあるんだ」とした上で「だからそこを表情1つ変えないでというのは、人間のやることだから、“何であれがボールなんだよ”というあきれたような感じに取られたのかな」と冷静に分析した。

この一件で佐々木朗と白井審判の間に「しこりは残るか」と問われると「残るよ。残らないつもりでもどっかにひっかかるし、遠慮はあると思う。時間がかかるんじゃないのかな。現役を辞めるまで、いなくなるまで、続く可能性はあるよ。人間執念深いもん」と即答。今後の影響力という点もふまえた上で、球審としてどういう態度をとるべきだったかという点について「毅然たる態度をとって、そこに居座ることが最善の策だったと思うよ。たったあのくらいで、ブチ切れちゃあ…。試合を運んでいく審判にしたら、ちょっと短気すぎたんじゃないのかな」と締めくくった。

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ロッテナインが「ガムセレクト」、小島「走るリズムに合わせて噛んでいる」[スポニチ]

ロッテは株式会社ロッテ中央研究所の噛むこと研究部とともに、選手が好むガムの形状、硬さ、香味を選ぶ「ガムセレクト」を実施し、1人1人にカスタマイズした「プロフェッショナルガム」を提供することを発表した。

東京歯科大学・武田友孝先生の監修に基づき、様々なプロアスリートに向けて提供しているガムで、トレーニングや試合中に「噛むこと」を通じて、アスリート達を「噛むチカラ」でサポートすることを目的として開発された。噛んでいる間の硬さ、味の持続性が特徴となる。

球団との取り組みは2019年より始まり、今回で4回目の実施となる。。今回ガムセレクトを実施した選手は、キャプテン中村奨吾内野手、藤岡裕大内野手、小島和哉投手、平沢大河内野手、山口航輝外野手の計5選手となる。

今回初めて提供を受けた小島は「僕が選んだのは硬さはミドルの板ガムタイプで味はブルーベリーをセレクトさせて頂きました。試合前のランニング中に走るリズムに合わせて、ガムを噛んでいます」とコメントしている。

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新庄監督、白井球審がロッテ・朗希に詰め寄る行為に「堪えてイニング間に言ってあげるのがベストだった」[スポニチ]

日本ハムの新庄剛志監督(50)が26日、オリックス戦(東京ドーム)前に取材対応。24日のオリックス−ロッテ戦(京セラドーム)の2回にボール判定を巡り白井一行球審(44)がマウンド上のロッテ・佐々木朗に詰め寄った場面について言及した。

「試合全体の流れを見てないからあの場面だけでは判断できない」と前置きしながらも「映像で見る限り、(佐々木朗が)苦笑いをして“嘘やん”って言ったような感じに見えた」と佐々木朗にも不服そうな態度が出ていたと分析。その上で「俺の考えは、アンパイアが試合を早く進行させようとしている中、あそこの場面で近寄る方が時間の無駄にもなる。例えば、終わった後にキャッチャーや監督に“あの行為はないよ”ってイニング間に言うとか。あそこまでする必要があるのかなと思いました。あれだけ注目されている選手だからこそ、大人になって堪えて、後でイニングの間に言ってあげるのがベストだったんじゃないかな」と自身の考えを述べた。

カウント0−2から3球勝負の際の球審の心理についても「2球で追い込んだら、アンパイアは多分外してくるだろうという意識もあると思う」と指摘。「人間がやっていることだからミスもある」とし、問題となっている1球については「ピッチャーからしたら取って欲しいけど、バッターからしたらボールであって欲しいボール。アンパイアからしたらバシッとくるから速すぎって(笑)難しい判断ですよね」と話した。

さらに「何年後かにそう(ストライク、ボールの自動判定を行うロボット球審を導入して)なってくる可能性はある。この問題がもっともっと大きくなっていったらね」としつつ「でも、アンパイアは絶対。アンパイアがいないことには成立しないスポーツなので。どっちが悪いっていうのはないかな」とも述べた。

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[白井球審の詰め寄り騒動]NPB、「相当数」寄せられたファンの声に異例の説明[報知]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は26日、24日のオリックス−ロッテ戦(京セラD)で球審を務めた白井一行審判員がロッテ・佐々木朗希投手(20)に詰め寄った件について説明。友寄正人審判長から白井審判員に対して「別の方法があった」と、指摘があったことを明かした。また、日本ハム・新庄剛志監督(50)もこの問題に言及し「あそこの場面で近寄る方が時間の無駄になる」と述べた。

球団からプレーに対する意見書が提出されず、また、処分もないケースについてNPBから、あらためて説明があることはまれだ。それだけ、完全試合を達成したばかりの佐々木朗が球界を超えて注目を集めているとも言える。

井原事務局長はこの件についてメールで寄せられた意見の数を「相当数」と説明した。ファンは、白井球審が佐々木朗に詰め寄った行動に対してはもちろん、その後、白井球審本人を含め、この件について何も説明がなかったことにも納得できずにいたのだろう。

普段野球を見ない人達にも広がった今回の件を教訓に、ファンが納得できるプロ野球界につなげたい。

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[ロッテ]井口資仁監督、抹消の佐々木朗希に言及「疲れは目に見えている」「球数、イニング制限しながら」[報知]

ロッテの井口資仁監督(47)が26日、25日に出場選手登録を抹消された佐々木朗に関して改めて言及した。

24日のオリックス戦では今季最短の5回6安打2失点。与四死球もプロ入り後最多の5と完全試合を達成した試合とは明らかに違った右腕に対し、「体的にも球的にも疲れていることは目に見えている。ローテーション1年目なので決して無理せずに、ある程度球数、イニングを制限しながらやっていけたら」と改めてコンディションを考慮しながら登板させていく方針を示した。

具体的な球数の目安や再登録できる5月5日に最短で戻ってくるかは明かさなかったが「いろんなコーチと、アナリストと肩にどれだけ負担がきているかをトレーナー含めて話した。本人も分かっていると思う」と指揮官。故障離脱のリスクを抑えるためにも、状態最優先で慎重に調整を進めて行く。

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[ロッテ]サヨナラのチャンス逃し延長10回で力尽きる…井口監督「もう少ししっかりしていかないと」[報知]

ロッテが今季6度目の延長戦も、延長10回に勝ち越しを許し連勝ならず。借金は3となった。

チャンスをものにできなかった。同点の9回2死一、二塁。代打に起用したのは3月27日の楽天戦(楽天生命)で安楽から3ランを放った山口。だがサヨナラの好機で安楽に3球三振。山口の前には和田も見逃し三振で倒れており、井口監督は「ああいうところで見逃し三振だったり、振りすぎだったり。そういうところをもう少ししっかりしていかないと…」と振り返った。

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[ロッテ]コンディション不良でベンチ外の益田直也について井口資仁監督「抹消するほどではない」[報知]

今季6度目の延長も、10回に勝ち越しを許し、チームの借金は3となった。

この日は守護神・益田がベンチ外。試合後、取材に応じた井口監督は「コンディション不良で。抹消するほどではないと思います」と言及した。益田は24日のオリックス戦(京セラD)で9回を投げ終えた後、右肩を痛がる素振りを見せていた。

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[ロッテ]サヨナラのチャンス生かせず今季5度目の延長戦へ[報知]

ロッテは今季5度目の延長戦に突入した。

同点の9回2死一、二塁。サヨナラのチャンスで代打・山口。3月27日の楽天戦(楽天生命)で安楽から1号3ランを放っていたが、この打席の安楽との勝負は3球三振で3アウト。決着は付かずそのまま延長戦となった。

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[ロッテ]小島和哉がプロ入り後最多の134球7回6安打2失点の粘投も今季初勝利はお預け[報知]

ロッテの先発・小島和哉投手がプロ入り後最多となる134球を投げ、7回6安打2失点(自責1)の粘投。だが打線の援護に恵まれず、勝利投手の権利を得られないままマウンドを降りた。

この日は風速が最大19メートルと、強風が選手を苦しめた。小島は初回から走者を許し、無死一、三塁から浅村の犠飛で先制点を献上。2回以降も走者を出しながらなんとか無失点に抑えたが、チームが同点に追いついた直後の5回。西川、小深田に連打を許すとエチェバリアの失策もあり1死一、三塁に。続く浅村の遊ゴロの間に三塁走者が生還し、勝ち越しを許した。

センターからホームに向かって吹く風は、バックネットに当たり、マウンド方向へと跳ね返るのがZOZOマリンの特徴。この日は小島だけでなく、楽天の先発・田中将も強風の影響で何度も帽子が飛び、マウンドの砂も舞った。

小島は今季ワーストの4四球を出しながらも粘りのピッチングで7回まで6安打2失点(自責1)。だが打線が援護できず、そのままマウンドを降りた。昨季チーム最多の2桁勝利を挙げた左腕だが、今季初勝利はまたもお預けとなった。

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[ロッテ]植田将太が新型コロナ陽性[報知]

ロッテは26日、植田将太捕手が新型コロナ陽性となったことを発表した。

植田はこの日発熱し、PCR検査を行ったところ陽性が判明。現在は隔離療養を行っている。

3年目の今季はイースタン・リーグで16試合に出場し打率.250。昨年8月末に支配下登録を勝ち取っていた。

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[NPB]友寄審判長が白井球審の佐々木朗希に対する言動に指摘「別の方法があった」本人「深く理解した」[報知]

24日のオリックス−ロッテ戦(京セラD)でロッテ・佐々木朗希投手に白井球審が詰め寄った場面について、日本野球機構(NPB)の井原事務局長が友寄審判長からの報告があったことを説明した。

毎試合後、行っているという当日の審判クルーの検証に、友寄審判長も連絡を取り合ったという。

佐々木朗に詰め寄った場面について、井原事務局長は「当該審判については、対応の仕方として、プレーヤーに対して指導、注意をすることがありますけど、今回の場合は別の方法があったということを考えて、対応するべきだったという指摘を(審判長が)して、当該審判の方もそれについて深く理解をしたと聞いております」と説明した。なお、白井球審は処分などの対象にはならない。

また、NPBには今回の件についての指摘するメールが相次いだという。

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ロッテ・小島和哉−楽天・田中将大…スタメン発表[報知]

[楽天]
1(左)西川、2(遊)小深田、3(二)浅村、4(右)島内、5(指)マルモレホス、6(一)銀次、7(三)黒川、8(中)辰己、9(捕)炭谷、投=田中将
[ロッテ]
1(左)高部、2(右)マーティン、3(二)中村奨、4(指)レアード、5(一)佐藤都、6(三)エチェバリア、7(中)藤原、8(捕)松川、9(遊)小川、投=小島

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[ロッテ]ロッテ中央研究所が選手に「プロフェッショナルガム」を提供、小島和哉「噛むことはとても重要」[報知]

ロッテは26日、株式会社ロッテ中央研究所の噛むこと研究部と共に、選手が好むガムの形状、硬さ、香味を選ぶ「ガムセレクト」を実施し、選手1人1人にカスタマイズした「プロフェッショナルガム」を提供することを発表した。

「プロフェッショナルガム」は東京歯科大学・武田友孝先生の監修に基づき、様々なプロアスリートに向けて提供しているガム。トレーニングや試合中に「噛むこと」を通じて、アスリート達を「噛むチカラ」でサポートすることを目的として開発されたもの。ロッテとの取り組みは2019年から始まり、今回で4回目。

過去3回は全て野手への提供で投手は今回が初となる。提供を受けた小島は「投手としては初めてということで本当に嬉しく思います。僕が選んだのは硬さはミドルの板ガムタイプで味はブルーベリーをセレクトさせて頂きました。試合前のランニング中に走るリズムに合わせて、ガムを噛んでいます。噛むことはとても重要だと思いますし、リラックスできていると思います。自分のオリジナルガムを作っていただけることは本当に光栄です。今年1年噛み続けていきます!」とコメントした。

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[日本ハム]新庄剛志監督がロッテ・佐々木朗希を思いやる、「疲れるよね。1人で背負って」[報知]

日本ハム・新庄剛志監督が26日、オリックス戦前に取材に対応し、疲労を考慮して出場選手登録を抹消されたロッテ・佐々木朗について「そりゃ、疲れるよね。疲れると思う。1人で背負ってプレッシャーも何もかもやっている。じゃあ、何なら3ヶ月くらい休んでもらって」と思いやった。

佐々木朗が1軍にいれば5月1日の対戦が濃厚だったが、実現せず。17日のZOZOでの対戦時には8回完全に封じられた。直近のリベンジの機会が失われて「見たかったね」と残念がった。

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朗希詰め寄り、白井審判員に審判長が注意「別の方法があった」NPBに多数意見も処分対象にはせず[デイリー]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は26日、24日のオリックス−ロッテ戦(京セラドーム)で球審を務めた白井一行審判員(44)がロッテ・佐々木朗希投手(20)に対して詰め寄った件に関し、友寄審判長から白井審判員へ選手の指導・注意方法に対して指摘があったと明かした。

試合では、2回に佐々木朗がボール判定に不満気な態度を見せ、白井球審がマウンドへ詰め寄ったことが大きな話題となった。「24日の試合以降、多くのおしかりのご意見を含め、さまざまなご意見を目にしている」と井原事務局長。NPBにも相当数の問い合わせがあったという。

試合後に友寄審判長と白井審判員らが事態を検証したといい、井原事務局長は「試合中に選手へ指導、注意をすることはあるが、今回は別の方法(イニング間に行うなど)があったと考えて対応するべきだったと指摘し、当該審判も深く理解をしたと聞いている」と説明した。

白井審判員に対する追加措置の可能性に関しては、「処分になるような根拠規定はない。指導、注意の範囲ではあったが、別の方法がしかるべきだったということ。これから先、何らかの処分をする対象とは考えていない」とした。

◇ロッテ・佐々木朗に詰め寄る白井球審

佐々木朗が24日・オリックス戦(京セラ)の2回2死一塁で安達に対して2ストライクから3球目に投じた外角直球がボールに。この判定に対する表情が不服に映ったのか、白井球審はマスクを取り、何かを言いながらマウンドへ向かった。

試合後、白井球審は「一切、コメントしないです」と話すにとどめた。井口監督は「球審ももっと冷静にいかないと。1番裁いている人なので。あそこは冷静にいきましょうよという話をして」とやりとりを明かした。

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ロッテ延長戦1勝5敗、9回サヨナラ機に和田、山口が三振、井口監督は勝負強さ求める[デイリー]

ロッテは15メートル以上の強風が吹く悪天候の中、10回にマルモレホスに決勝打を浴び、今季延長戦は1勝5敗となった。

井口監督は9回1死一、二塁のサヨナラ機で和田が見逃し三振、山口が空振り三振に倒れたことについて「見逃しだったり、振りすぎだったり、ああいうところをしっかりしていかないと」と勝負強さを求めた。

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終盤に弱いロッテ、連勝ならず、延長戦1勝5敗、井口監督、打線奮起求める「もう少ししっかり」[デイリー]

ロッテの本拠地ながら、瞬間最大19メートルの強風を味方につけたのは楽天だった。

強風で田中将、小島の帽子が飛ばされ、強風注意のアナウンスもある中、打線は4回にレアードが右中間を破る適時打で一時は追いついたが、1点を追う6回2死から中村奨が一塁方向へ打ち上げた打球は強風で一塁ベンチ前まで流されて、銀次は捕球できず。命拾いをしたが、その後、田中将の前に空振り三振を喫した。

今季は終盤に弱く、延長戦は1勝5敗となった。「お互い条件は一緒ですから」と井口監督。9回1死一、二塁好機では和田、代打の山口が三振に倒れ「ああいうところで、見逃し三振だったり、振りすぎだったり、ああいうところをもう少ししっかりしていかないといけない」と、打線の奮起を求めた。

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過去に誤審を謝罪→判定覆すも−、両チームに受け入れられた審判員の姿[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手と白井一行審判員による一連の騒動が話題となっているが、過去にプロ野球でこんな場面があった。2014年、7月14日にナゴヤドームで行われた中日−阪神戦。5−3と中日リードの8回1死一、三塁から中日・和田が放った痛烈なライナーを、右翼・福留がギリギリで捕球したかに見えた。

ここで東利夫一塁塁審はアウトをコール。この判定に中日ベンチから谷繁監督が出て猛抗議した。すぐさま審判団が集まって協議した結果、アウトの判定が覆り、フェアとして中日に1点が入り、なおも1死一、二塁としてゲームを再開。まだリクエスト制度がなかった時代。本塁打のビデオ判定ならともかく、プレーが動いている中で判定が変わるのは異例中の異例だった。

試合後、東塁審はこう報道陣に説明した。「アウトと判定した僕に疑念が生じた。だから他の審判に聞いたんですけど、3人は全員、フェアの判定。僕が1番、悪い角度で見てしまったかもしれない」。過去に何度も微妙な判定について審判員の方に取材してきたが、「審判は絶対」と言われていた時代。ここまで自らの非を認めた方はいなかった。

さらに「審判が協議して判定を変えることはルールとして認められていますので」と付け加えた東塁審。直後に和田監督が「アウトのジャッジでプレーが変わったのでは?」と抗議に出たが、「アウトをコールしたのはセカンドへ送球した後です」と毅然とした態度で説明されたという。

その場は収まり、後日、騒ぎになることもなかった。判定などに不服があれば球団は後日、意見書などをNPBへ提出するが、当時の現場関係者から異論を唱える声は一切、上がらなかった。

人間だけに誰しもミスはある中、東審判員の誠実さ、純粋に正確なジャッジを心がけていた姿勢に記者は感銘を受けた。それはきっと現場の選手、首脳陣も同じだったように思う。現場と審判員の信頼関係−。これが築けていたからこそ、異例の判定変更も受け入れられたのではないかと思う。

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白井球審の「詰め寄り」が波紋佐々木朗希への判定めぐり[デイリー]

プロ野球の注目の一戦での審判員の行動が波紋を呼んでいる。ロッテの佐々木朗希投手が24日、京セラドーム大阪でオリックス戦に登板。2回にボールの判定に苦笑いを浮かべた際、白井一行球審がマウンドの方へ詰め寄った。

NPBの井原敦事務局長は26日、友寄正人審判長が白井球審に「別の対応策を取るべきだった」と指摘したことを明らかにした。審判員が選手を注意すること自体はあるが、イニングの合間や試合後など、他に適切な機会があったとの見解だった。

大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手はツイッターで「選手も散々態度出すんだから審判にも態度出させてあげてください」と記した。

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落合博満氏、朗希に詰め寄った白井球審は「とるべき態度ではない」、朗希の表情には理解[デイリー]

現役時代に三冠王を3度獲得し、中日監督時代には4度のリーグ優勝と日本一にも輝いた落合博満氏(68)が自身のユーチューブチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を更新し、24日のオリックス−ロッテ戦で、佐々木朗希投手(20)の判定に対する不満げな態度に怒りの表情を出し、マウンドに詰め寄った白井球審の行動に対して言及した。

「白井審判の思い込みの強さじゃないかな。佐々木がストライク、ボールの判定で2、3歩前に出てきて、ニヤッと笑った。バカにされたんじゃないのかなという思い込みが強かったんじゃないのかな」と分析し、「とるべき態度ではない」と、ピシャリと言い切った。

佐々木が苦笑いを浮かべたことについては「あの日の白井審判はストライクをボールって言ったケースが結構あったんだ。(オリックス先発の)山崎の場合にもあるんだ。お互いにあるんだ。そこを表情1つ変えないでっていうのは、人間のやることだから。なんであれがボールなんだよっていう呆れたような感じにとられたのかな」と、理解を示した。

今後の両者の関係については「(しこりは)残るよ。残らないつもりでもどっかで引っ掛かる。時間掛かるんじゃないかな。現役辞めるまで、いなくなるまで続く可能性はある。人間執念深いもん」と、指摘した。

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ロッテ・植田将太、新型コロナウイルス陽性判定、現在は隔離療養[デイリー]

ロッテは26日、植田将太捕手が発熱したため、PCR検査を行ったところ新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

現在、隔離療養を行っている。この件について、日本野球機構事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡を取りながら、対応を行う。

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白井審判員に「処分をする対象とは考えていない」審判長からは「別の方法があったと考えて」[デイリー]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は26日、24日のオリックス−ロッテ戦(京セラドーム)で球審を務めた白井一行審判員がロッテ・佐々木朗希投手に対して詰め寄った件に関し、友寄審判長が白井審判員と話し合い、選手に対する指導・注意の方法に対しての指摘があったことを明かした。

物議を醸した場面は2回、佐々木朗がボール判定に不満そうな態度を見せたことに対して、白井球審がマウンドの佐々木朗の下へ詰め寄り、捕手・松川が間に入ったことが大きな話題となっていた。

井原事務局長は「24日の試合以降、多くのお叱りのご意見を含め、様々なご意見を目にしている」とNPBにも相当数の問い合わせがあったことを明かした。

その上で試合後に友寄審判長が白井審判員と話し合い「対応の仕方として、試合中に指導、注意をすることがあるが、今回の場合は別の方法があったと考えて対応するべきだったという指摘をして、当該審判も深く理解をしたと報告をいただいている」と説明した。

白井審判員に対する追加措置の可能性に関しては「処分になるような根拠規定はない。指導、注意の範囲ではあったが、別の方法がしかるべきだったということ。これから先、何らかの処分をする対象とは考えていない」と話した。

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新庄監督「必要あるかな」佐々木朗への球審詰め寄り[デイリー]

日本ハムの新庄監督が26日、ロッテの佐々木朗が24日のオリックス戦で白井球審から詰め寄られたことについて、「その場面しか見ていないから」と前置きした上で「あそこまでする必要はあるのかなとは思いましたね」と見解を示した。

球審の態度がやや高圧的に見えたようで「例えば、捕手とか監督に『あの行為はないよ』っていうことをイニングの合間に言うとかね」と提案。「野球を早く進行させようとしてる中、近寄る方が時間の無駄になる」と指摘した。

佐々木朗は2回に外角速球がボールとされて苦笑いを浮かべ、直後に白井球審が言葉を発しながら歩いてマウンド付近まで近づいていった。

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ロッテが「プロフェッショナルガム」を選手へ提供、5選手1人1人にカスタマイズ[デイリー]

ロッテは26日、株式会社ロッテ中央研究所の噛むこと研究部と共に、選手が好むガムの形状、硬さ、香味を選ぶ「ガムセレクト」を実施し、1人1人にカスタマイズした「プロフェッショナルガム」を提供すると発表した。

「プロフェッショナルガム」は東京歯科大学の武田友孝教授の監修に基づき、様々なプロアスリートに向けて提供しているガムとなる。トレーニングや試合中に「噛むこと」を通じて、アスリート達を「噛むチカラ」でサポートすることが目的として開発されたもので、噛んでいる間の硬さ、味の持続性が特徴。

ロッテとの取り組みは2019年より始まり、今回で4回目の実施。昨年に引き続きキャプテン中村奨吾内野手、藤岡裕大内野手、新たに小島和哉投手、平沢大河内野手、山口航輝外野手の計5選手。なお過去3回は全て野手への提供となっており、投手への提供は今回が初めてとなる。

今回初めて提供を受けた小島和哉投手は「今回初めてガムセレクトをさせて頂きましたが、投手としては初めてとういうことで本当に嬉しく思います。僕が選んだのは硬さはミドルの板ガムタイプで味はブルーベリーをセレクトさせて頂きました。試合前のランニング中に走るリズムに合わせて」とコメントした。

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マツコ、白井球審は「1人だけ『仁義なき戦い』」朗希に詰め寄り「時代に取り残された」[デイリー]

タレントのマツコ・デラックスが25日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」に出演。プロ野球・千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が24日のオリックス戦で先発した際に、白井一行球審が詰め寄ったことについて、「時代に取り残されている」と批判した。

佐々木投手は2回表、ボールと判定された際に苦笑いを浮かべた。白井球審は判定に不服の表現をしたとして、マウンドに詰め寄った。この対応が波紋を呼んでいる。

マツコは「明らかにすごい不服そうかと言われたら、あれぐらいピッチャーだったらみんなやってるよね」と話し、「(球審は)マウントを取りに行ったんでしょ。『佐々木朗希いったぞ、俺、偉いんだぞ』っていうことなんじゃないか」と感想を語った。

中継映像では、白井球審が止めに入った松川捕手にもすごんでいるようにも見え、マツコは「1人だけ時代に取り残されちゃって。江夏(豊)さんとかの時代よね。『一発、かましたるで』みたいな。あんな人達がいっぱいいる時だったら、あれぐらい威圧的に審判もやっておかないとなめられたら…と思うけど。どう見ても、佐々木くんはそういうタイプじゃない」と疑問視した。

司会の垣花正アナも「個人的に意味が分からない」と白井球審の対応に首をひねると、マツコは「絶対、昔の人なんだろうと思う。それこそ、すげえ投手がいっぱいいた時代になめられちゃいけないと。だから今、(佐々木が)がーっときているところで、ちょっと行っておこうみたいな感じなんだろうけど、ちょっと情報弱者よね、あの人」と断じた。

さらに「昔と変わってきているというのを審判も理解しないと。何か『仁義なき戦い』みたいだったじゃん、1人だけ」と往年のヤクザ映画を例にあげた。

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令和の怪物“威圧”騒動で物議、佐々木朗希に詰め寄った白井球審の評判、「ミスする割にそれを認めず選手のウケは最悪」、ダルビッシュは球審擁護も[夕刊フジ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が24日のオリックス戦(京セラドーム)に先発し、今季最短の5回2失点で完全投球こそ途切れたが、3勝目を挙げた。一方、ボールの判定に苦笑いしたことから、白井一行球審(44)から詰め寄られる一幕があり、試合そっちのけの物議を醸している。佐々木朗が判定に不満そうな態度をとったのは事実だが、同球審の威圧的な態度は球界では有名。この騒動が投球に影響を与えた可能性もあり、金の卵を潰しかねないことから大きな波紋が広がっている。


令和の怪物に立ちふさがったのは、オリックス打線より球審だった。問題の場面は2回2死一塁。安達へカウント0−2から外野低めに投じた3球目はボールと判定され、佐々木朗はマウンド上で苦笑いを浮かべ、2、3歩マウンドを下りた。

すると、白井球審は怒り口調で何かを話しながら佐々木朗へと詰め寄った。慌ててドラ1ルーキーの松川虎生捕手(18)が間に入り、必死になだめて事なきを得たが、これで佐々木朗は調子を崩したのか、3回に福田、4回に杉本へ死球を与えると、5回には吉田正の適時二塁打などで2失点。今季ワーストの被安打6、プロワーストの5四死球、プロ最短タイの5回でマウンドを降りた。

白井球審が、2回り以上年下の若手バッテリーに圧力をかける姿にネットは大炎上。試合後、夕刊フジは白井球審を直撃すると、目を合わせようとせず「一切、お話ししません」と振り切って球場を後にした。

試合後の佐々木朗は「野手に助けてもらいながら抑えられた。チームが勝ててよかった」と振り返ったが、この件には「僕は分からない」と多くを語らず。白井球審に「あそこは冷静にいきましょうよ」と直接声をかけ、大人の対応をみせた井口資仁監督(47)は、佐々木朗の態度にクレームがついたことに「そこは審判は流すところ。本人はストライクと思うところをボールと言われているし」とかばった。

オリックスナインからは、「(佐々木朗は)もったいないことをしている。気持ちは分かるが判定への不満を出すと印象が悪くなるよ」と心配する声もあれば、「元々判定に不満は言うべきでない」と受け止めは様々。ただ、現役時代に白井球審の試合でプレーした球界OBは「多々ミスする割にはそれを認めないから選手のウケは最悪。若い2人だからかまし≠ノ行ったのだろうけど、ベテランのバッテリーに同じことをやれるのか」と憤る。

スポーツ界はどの競技でも審判の判定は絶対だが、感情むき出しで対応せずに諭すこともできたはず。球界の宝が潰れかねない。

パ・リーグ関西支部出身の白井審判は、過去にも同じパターンで打者と口論になる場面があり、前出のOBは「昔も今も同じ。感情的に審判をやってはいけない。下手なのを棚に上げた立ち振る舞いもダメだ」とバッサリ。6回1死で松川が3球三振に倒れた場面は、ボール気味の際どいコースだったが、「これも常套手段」(前出のOB)と選手の間では有名だと明かす。

「次はしっかり長い回を投げたい」と語った佐々木朗は、とんだプロの洗礼≠浴びた形。次の登板は未定だが、今回の影響がないことを世界中の野球ファンが祈っている。

◇ダルは球審擁護

パドレスのダルビッシュ有投手(35)が24日、SNSを更新。「野球の審判って無茶苦茶難しいのに叩かれることはあっても褒められることはほとんどないよなぁ。選手も散々態度出すんだから審判にも態度出させてあげてください」と投稿した。さらに「誤審といいますがテレビで見てる分には判定は簡単です。ですがあの場にいてリアルタイムであれだけ誤審が少ないのは本当にすごいです」と持論を展開した。

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ロッテ松川虎生をMVP捕手が絶賛「凄い」、審判との“騒動”で光った咄嗟の対応力[Full-Count]

◇「朗希と審判が揉めるくらいなら自分が責任を被った方がいい」

球界を超えて物議を醸しているロッテ・佐々木朗希投手と白井一行審判員の間の判定を巡る騒動。現役時代に中日、巨人、西武で名捕手として鳴らし、中日時代の1982年にはMVPを獲得した野球評論家・中尾孝義氏が驚嘆したのはむしろ、間に割って入った格好のドラフト1位ルーキー・松川虎生(まつかわ・こう)捕手の類まれな対応力だ。

24日に敵地・京セラドームで行われたオリックス戦。2回2死一塁の場面でハプニングは起きた。佐々木朗は安達に対しカウント0−2から、外角低めへ158キロの速球を投げ込んだが、白井球審の判定は「ボール」。この投球間に、一塁走者・杉本が二盗を成功させた。佐々木朗は二塁方向を見た後、本塁へ向き直り、不満げな表情を浮かべたようにも見えた。これを見た白井球審がマウンドへゆっくりと詰め寄る。異変に気付いた松川は白井球審を追いかけ、その前に立ちふさがり事態を収めたのだった。

「審判が朗希の所まで行って揉めるくらいなら、自分が止めて責任を被った方がいい。松川は咄嗟にそう判断したのだと思います」と中尾氏は見た。「高校を卒業してまだ1ヶ月ですよ。そんな気遣いができるなんて、凄いことだと思います。18歳の頃の私にはとても考えられなかった」と驚嘆する。

元よりストライクゾーンの判定は難しい。中尾氏は「審判も人の子ですから、同じコースの同じ球種でも、カウントによってストライクと言ったりボールと言ったりすることはありうる。私の経験から言ってストライクゾーンは、0ボール2ストライクなら狭く、3ボール0ストライクなら広くなりがちです」と話す。その上で、弱冠20歳の佐々木朗に向けて「当然頭にくることもあるだろうが、審判と仲良くするのも技術の1つ。あまり嫌われないようにした方がいい」と提言する。

それにつけても中尾氏の絶賛が止まらないのは、佐々木朗よりさらに2歳下の18歳ルーキー・松川についてだ。リードについても「前の打席でこう攻めたから、この打席ではこう攻めるというような計算ができている」と指摘する。

佐々木朗が完全試合を達成した10日のオリックス戦(ZOZOマリン)での配球も絶妙だった。相手の主砲・吉田正に対し、4回の打席では初球、2球目に連続でカーブを投げさせた。「吉田正は当然速球にタイミングを合わせているから、初球はど真ん中のカーブにも手が出ず見送りストライク。2球目も、それより厳しいコースなら大丈夫だと計算して、内角低めのカーブを要求して空振りさせた」と中尾氏は感心しきり。こうして追い込んだ後は、フォークを2球続けて空振り三振に仕留めた。変化球攻めで打ち取ったからこそ、次の打席では逆に速球が生きる。続く7回の打席ではストレート攻めで追い込み、最後は163キロで空振り三振させた。

中尾氏は松川の高卒ルーキー離れしたキャッチング技術にも舌を巻く。佐々木朗の140キロ台後半の高速フォークに対して、ミットを上からかぶせるのではなく、ボールが落ちてくる所へミットに入る面を素早く持っていく。「動体視力がいいのでしょう」。挙句、試合後のインタビューの受け答えにまで「どこで覚えたのか、落ち着き払って、しっかり話している」と文句がつけられない。

あえて課題を挙げるとすれば、打率.171(35打数6安打)のバッティングだろうが、中尾氏は「試合を重ねればプロの投手の球に慣れ、もっと打てるようになるでしょう」と、むしろ楽しみにしている。高卒ルーキー捕手では史上3人目の開幕スタメンを勝ち取り、佐々木朗の完全試合を演出して、さらに名を上げた松川。MVP捕手の中尾氏をしてここまで言わしめるのだから、まさに末恐ろしい。どんな名捕手に育つのだろうか。

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