楽天は西川の初回先頭打者本塁打で先制し、7回に代打銀次の適時内野安打で加点した。藤井が6回を無四球の4安打無失点でプロ初登板勝利。安楽が今季初セーブを挙げた。ロッテは7回途中2失点の美馬を援護しきれなかった。
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東北楽天 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
ロッテはプロ初登板初先発した楽天藤井聖(まさる)投手(25)を打ち崩せず、1分けを挟んで連敗となり、借金は今季ワーストの4となった。先発した美馬学投手(35)は6回2/3を9安打2失点と粘投も、打線の援護がなく3敗目を喫した。井口資仁監督(47)の試合後の一問一答は以下の通り。
ロッテは打線が「初もの」を打ち崩せず、今季ワーストの借金4となった。
楽天藤井にプロ初勝利を献上した井口資仁監督は「打たせてくるタイプの投手。ばっちりハマってしまった」と、好投した先発美馬を援護できなかった。今季は逆転勝利が12球団で唯一なく、1点差試合は1勝8敗と投打の歯車がかみ合わない。攻撃の軸となるマーティンも不振で、指揮官は「もうちょっと考えていかなくちゃいけない」と話した。
ロッテは27日、成田翔投手(24)と村山亮介捕手(18)が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。
26日に選手1人が陽性判定となったことを受けて27日に実施したPCR検査で判明した。2選手とも無症状で現在は隔離療養している。球団はNPBに報告し、所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら対応をしていく。
パ・リーグは28日、試合日程の追加を発表した。
7月7日にロッテ−日本ハム戦(ZOZOマリン、午後6時開始)を加える。
ロッテは28日、千葉市内の小学校に通う1年生にオリジナルのランドセルカバーをプレゼントすることが決まったと発表した。
この日、球団公式マスコットの「リーンちゃん」と球団公式チアパフォーマーの「M☆Splash!!」が幕張西小学校を訪問。球団公式マスコットの「マーくん」「リーンちゃん」「ズーちゃん」がデザインされたランドセルカバーとルーキー松川虎生捕手(18)からのビデオメッセージを届けた。
「マリーンズ・ランドセルカバー」のプレゼントは12年から11年連続で実施している地域振興活動。今年は約3000枚のランドセルカバーが千葉市内の34校に通う小学1年生全員に教育委員会を通じて無償でプレゼントされる。
ロッテの美馬は7回途中2失点と好投したが、3敗目を喫した。8奪三振の力投が実らず「野手の皆さんにかなり助けてもらって粘ることができた。最後は回の途中で降りてしまい、迷惑をかけた」と悔やんだ。
ここまで防御率2.45と安定した投球を見せているが、打線の援護に恵まれず、今季初勝利が遠い。中軸のレアード、マーティンはそろって無安打に終わり、井口監督は「核となるところがちょっと機能していない」と悩ましそうだった。
貧打は続く。ロッテは昨季リーグトップの584得点で1試合平均4.1得点を挙げていた打線が、今季は25試合で70得点。1試合平均2.8得点にとどまっている。
中でも深刻なのはマーティンで、この日も4打数無安打で打率.136。井口資仁監督(47)は「いろいろ取り組んでいるが、バッティング内容としては変わってこない。練習では良くなっているが、実際、試合に入ったら、自分のやりたいスイングしかしていない。ちょっと考えていかないといけないですね」と渋面を作った。
これで最下位・日本ハムに2.5ゲーム差と迫られ、29日から直接対決の3連戦を迎える。日本ハムには今季対戦でも目下3連敗中。開幕して初めて佐々木朗希のいない週末を迎える。
ロッテは28日、千葉市内の小学校に通う小学1年生を対象に、オリジナルのランドセルカバーをプレゼントすると発表した。
同日、球団公式マスコット「リーンちゃん」と球団公式チアパフォーマー「M☆Splash!!」が千葉市立幕張西小学校を訪問し、球団公式マスコット「マーくん」「リーンちゃん」「ズーちゃん」がデザインされたランドセルカバーとドラフト1位・松川虎生捕手(18)からのビデオメッセージを届けた。
マリーンズ・ランドセルカバーのプレゼントは、2012年から11年連続で行っている地域振興活動。今年は約3000枚のランドセルカバーが、千葉市内34校に通う小学1年生全員に教育委員会を通じて無償でプレゼントされる。
日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)の事務折衝が28日、オンラインで行われ、選手会サイドは審判員とのコミュニケーション不足解消や要望を伝える場として、審判部と協議する機会の設定を求めた。
ロッテ・佐々木朗が24日のオリックス戦で白井球審に詰め寄られて物議を醸した一件もあり、加藤事務局次長は「元々(審判員との)コミュニケーションが足りないという意見は選手からある。グラウンド上で仲良くしろという訳でなく、グラウンド外でもコミュニケーションのとり方があるのではないか。審判の方と話していきたい。NPBともどう改善できるのか話していきたい」と語った。
また、今回の騒動が起こる以前から審判員の技量に関するアンケートを実施しており、選手会の広報担当は「選手からの不信感はある程度のレベルに達しているので、何らかの協議をしなきゃいけないという状況のなかで今回のようなことがあった」と説明した。
これらのことを踏まえた上で、審判部との協議の必要性をNPB側に伝えたという。
ロッテは、ともに4打数無安打だった4番レアードと5番マーティンの不振が響いた。マーティンは0−1の4回2死三塁で中飛に倒れ、プロ初登板の藤井から得点を奪えず。
打率.136、1本塁打の主砲について、井口監督は「核になるところが機能していない」と嘆き「調子を上げて欲しいが、打撃内容も変わっていない。ちょっと考えていかないと」と打線の組み替えを示唆した。
日本野球機構(NPB)とプロ野球選手会の事務折衝が28日、オンラインで開かれ、選手会が審判員と選手の関係改善へ向けて、質問状を提出する意向を伝えた。
24日のオリックス−ロッテ戦で、ロッテ・佐々木朗に対し白井一行球審が詰め寄った騒動を受け、選手会の加藤諭事務局次長は「元々コミュニケーションが足りていない意見が選手からあった。今回もその不足があったのではないか」と指摘し再発防止へ、NPBと審判員代表に協議の場を求めるとした。さらに、以前から求めていた審判員の技量や選手への対応法について「例えば動体視力とかフィジカル的な評価が毎年あるべきじゃないかとか、審判の方のご意見も聞きたい」と質問状を提出する狙いの1つとして挙げた。
また、加藤次長は「選手が多少、感情を出すのは理解して欲しい。審判も感情を一切出すなではなく、普段のコミュニケーションを取れれば、多少解決できるのかなと思う」と説明。コロナ下以前に行われていた審判組合との会議などの交流も再開したい、との考えを示した。
今オフの実施を目指す現役ドラフトについてNPB側から具体案は示されず進展はなかった。加藤次長は「7月の(選手)総会までに、最終的な案を示してもらわないと今オフ実施は難しいかなと伝えている。改めてなるべく早い段階で球団案をまとめて出してくださいと、伝えた」と話した。
ロッテは4番・レアード、5番・マーティンが無安打に終わり、プロ初先発の藤井から点を奪うことが出来なかった。
0−1の4回1死一塁ではレアードが空振り三振。中村奨が足で稼いで2死三塁となったが、マーティンが中飛に終わって同点機を潰した。
井口監督は「核になるところが機能していない」と主軸の不振を嘆いた。2試合無安打のマーティンは打率.136まで落ち、指揮官は「レアードも調子を落としているし、マーティンも色々取り組んでいるが、打撃内容も変わっていない。ちょっと考えていかないと」と、打線の大幅組み替えを示唆した。
ロッテは成田翔投手、村山亮介捕手が27日にPCR検査を行った結果、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。両選手ともに症状はないという。現在、隔離療養を行っている。
26日に選手1人が陽性判定となったことを受けてPCR検査を行っていた。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が28日、オンラインで行われ、選手会は24日のオリックス戦でロッテ・佐々木朗希投手(20)をめぐる「審判問題」について、NPBに質問状を提出する意向を示した。野球規則では審判員との「私語禁止」を記してるが、今回は審判側と選手の恒常的なコミュニケーション不足が1つの要因であると指摘。その上で審判代表と選手会代表が改めて話し合い、今後こうした件が起こらないよう模索したいとしている。選手会は決して審判一個人の資質を取り上げる訳ではなく、社会全体が注目する問題に、両者の考えを思い切って吐露し、何らかの答えを出さないと前に進まないのでは、と強調した。
かつて審判組合と選手会はオールスター前日に話し合いの場を設けたが、コロナ下の数年はない。選手会の加藤諭事務局次長は協議再開を望みつつ「同じグラウンドに立つプロフェッショナルとして(話し合いで)審判にとってもいい制度作りが出来るんじゃないか。例えば動体視力とかフィジカル的な評価が毎年あるべきじゃないかとか、審判の方々のご意見も聞きたい」と話した。
なお今オフ導入予定の現役ドラフトについては、各球団から具体案が出ないため、現時点では進展なし。選手会としては役員が一堂に集結する球宴前までに方向性を出して欲しい、と改めて訴えた。
24日のオリックス・ロッテ戦(京セラD)で球審を務めた白井一行審判員がロッテ・佐々木朗希投手(20)に詰め寄った件について、日本プロ野球選手会は28日、コミュニケーション不足が一因との見解を示した。この件に限らず、審判の技量や試合中の対応、役割などについての質問状を日本野球機構(NPB)に提出することも明かした。
選手会は、以前から審判の改善についてNPBに要望。その状況下で詰め寄り騒動が起こった。この日のNPBとの事務折衝後、取材に応じた選手会の加藤諭事務局次長は「もともと(選手から)コミュニケーションが足りていないという意見があった。今回の件もコミュニケーション不足のところがあるのかなと感じてはいる」と分析した。
24日の試合では、2回2死一塁で打者・安達を迎えた佐々木朗が、2ストライクから外角低めへの158キロの直球をボールと判定されて不満げな表情を見せ、白井球審が怒気を含んだ表情で歩み寄った。その後、球界を超え賛否が渦巻く事態に発展。審判長からも「別の方法があった」と指摘されていた。
選手会では、選手へのアンケートを繰り返しており、審判の技量を疑問視。広報担当者は「不信感はある程度のレベルに達している」と説明した。過去には「動体視力とか、フィジカル的な毎年の評価があるべきじゃないか」(加藤氏)などと正確な判定に向けた改善を求めており、今回、質問状を送ることになった。コロナ禍の影響で行われていなかった審判との協議を再開させ、互いによりよい制度を求めていく考え。なおこの日、NPB側の対応はなかった。
ロッテは3試合連続3得点以下でカード負け越し。今季ワーストの借金4となった。
打撃不振のマーティンがこの日は5番に入るも3打数無安打。7回先頭では西口に対して初球でセーフティーバントを試みて何とか出塁しようと執念を見せるもファウルになり、その後、左飛に抑えられた。打率は1割3分6厘となった。
美馬が7回途中2失点の熱投も3敗目。今季リーグ最多20度目の先発QSクリアとなったが、そのうち白星がついたのは7度で、打線が援護できないもどかしい試合が続いている。
井口監督は「核になるところがね。マーティンが100打席立って1割3分ぐらいなんで。ちょっと機能してないので。調子を取り上げてほしいといろいろ取り組んでますけど、内容としては変わってないので。バッティングの内容もね、基本的には変わってないですし、ちょっと考えていかないといけないですね。練習ではよくなっていますけど、実際試合に入ったら自分のやりたいスイングをしっかりしていないので」と主砲に苦言をていした。
ロッテ・美馬学投手(35)が先発。6回2/3、121球9安打2失点、8奪三振の熱投も打線の援護なく3敗目の黒星がついた。今季3度目の登板で初勝利はお預け、0勝3敗となった。
ロッテは開幕から投手陣が好調。この日の美馬で先発投手の6回以上自責点3以下のクオリティースタート(QS)はパ・リーグ最多の20度目となった。
ただ、打線が援護できない試合が多く、QSをクリアした先発投手の勝敗の内訳は7勝3敗、勝ち負けつかずが10度。この日の美馬でQSをクリアした投手に白星がつかなかったのは4試合連続、今季13度目となった。
ロッテ・美馬学投手(35)が中7日で先発。6回2/3、121球9安打2失点、8奪三振の熱投も今季3度目の登板で初勝利はお預けとなった。
初回、西川に先頭打者本塁打を浴びたが、その後は粘り強く本塁を踏ませなかった。
打線が相手のプロ初登板初先発・藤井の前に無得点が続く中、0−1の7回2死一、三塁から代打・銀次に遊撃への適時内野安打を浴びたところで降板。スタンドから大きな拍手が送られた。
ロッテの平沢大河内野手(24)が28日、出場選手登録を抹消された。
平沢は今季3年ぶりの1軍安打を記録。10日に再調整のため登録抹消となり、22日に再昇格したが、それ以降4試合で10打数1安打だった。ここまで1軍では計12試合で24打数3安打、打率1割2分5厘。この日は2軍のイースタン・巨人戦(G球場)に「2番・遊撃」で出場して4打数無安打だった。
守護神の益田が登録抹消するほどではないもののコンディション不良という事情もあり、平沢の代わりにリリーフの東妻勇輔投手(26)が登録された。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が28日、オンラインで行われた。
24日のオリックス−ロッテ戦(京セラD)で球審を務めた白井一行審判員がロッテ・佐々木朗希投手に詰め寄った件について、選手会の加藤事務局次長は「元々、コミニケーションが足りていないんじゃないかという意見が、あった。今回の件も、もしかしたら、コミニケーション不足のところがあるのかなと感じてはいる」との見解を示した。
同時に、NPB側に審判の技量や試合中の選手への対応などについての意見書を提出することを明かした。
選手会では、以前から選手へのアンケートにおいて審判の技量を疑問視。選手会の広報によると「選手の不信感はある程度のレベルに達している」ほどだと言う。また、過去には「動体視力とか、もっとフィジカル的な毎年の評価があるべきじゃないかとか」(加藤局次長)などの要望をNPBには伝えていた。審判と協議していくことで、現在の状況を改善していくことを目指している。
また、今オフの開催を目指す現役ドラフトについては、現時点で球団側から具体的な案が出されていないとした。加藤局次長は「7月に(選手会)総会がありますので、その時(まで)に最終的なNPBからの案を出してもらわないと、なかなか、今オフの実施は難しいところ。そこはあらためて要望しました」と話した。
ロッテは28日、千葉市内の小学校に通う小学1年生にオリジナルのランドセルカバーをプレゼントすることになったと発表した。
実施にあたり28日、球団公式マスコットのリーンちゃんと球団公式チアパフォーマーの「M☆Splash!!」が千葉市立幕張西小学校を訪問。球団公式マスコットのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんがデザインされたランドセルカバーとルーキー松川虎生捕手からのビデオメッセージを届けた。
マリーンズ・ランドセルカバーのプレゼントは2012年から11年連続で行っている地域振興活動で、今年は約3000枚のランドセルカバーが千葉市内34校に通う小学1年生全員に教育委員会を通じて無償でプレゼントされる。
日本野球機構(NPB)は28日、パ・リーグ公式戦の追加日程を発表した。
今月15日の同カードが雨天中止になっていた。
打線が、初登板初先発となった楽天・藤井のツーシームに手を焼き、プロ初勝利を献上。ロッテは今季ワーストの借金4となった。
試合前には打撃不振に苦しむマーティンに、井口資仁監督自ら直接指導を施したが4打数無安打。打率.136と低空飛行の助っ人に、指揮官は「練習では良くなってますけど、試合に入ったら自分のやりたいスイングができていない」と嘆いた。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が28日、オンライン形式で開かれた。選手会は以前から求めている審判員の技術向上や選手への対応方法に関し、NPB側へ質問状を提出する意向を伝えた。
審判員に関しては24日のオリックス−ロッテ戦(京セラ)で、ボール判定に不満気な態度を示したロッテ・佐々木朗に、球審を務めた白井審判員が詰め寄った行動が物議を醸している。
この件について、選手会・加藤事務局次長は「元々、色々なコミュニケーションが足りていないんじゃないかという意見が選手からもあった。今回の件もコミュニケーション不足の部分もあるのかなと感じている」との見解を示した。
その上で白井審判員の件に限らず、以前から求めてきた審判員の技術向上やフィジカル面を含めた評価方法、選手への対応における統一性などで見解を求める質問状を送ることを通達。今後は選手と審判員の間でよりよいプレー環境を作るため、NPBや審判員側と意見交換を行う場も求めていくとした。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が28日、オンライン形式で開かれた。
出場機会に恵まれない選手を救済する「現役ドラフト」について、この日の事務折衝でNPB側からの具体的な内容に対する提案はされなかった。
NPBと選手会では、今オフの保留者名簿提出による自由契約選手公示後に実施する方向性は確認されている。ただ、7月の臨時総会で制度詳細を協議したい選手会側は「その時までに最終的な案を示してもらわないと、今オフの実施は難しい」(加藤事務局次長)とNPB側へ早期の具体案提示を求めた。
ロッテは打線が6安打1得点で1点差負け。6回2/3を2失点と粘った美馬を援護できず、引き分けを挟み2連敗。今季ワーストの借金4となった。
プロ初登板初先発の藤井にプロ初勝利を献上してしまった。井口監督は「打たせて取るタイプのピッチャーなので、その辺ね。こっちがはまってしまったかなという感じがしますけど」と振り返った。
この日の試合前には井口監督がマーティンにアドバイスを送ったが4打数無安打。打率.136と低空飛行の助っ人に「色々取り組んでますけど、内容としては変わってないので、ちょっと考えていかないといけない」と打開策を考えた。
ロッテは今季3度目の先発の美馬が6回2/3を2失点と粘りの投球を続けたが、打線の援護点がなく、初勝利は次回以降に持ち越しとなった。
初回に西川に先頭打者本塁打を浴びたが、2回以降は女房役のドラフト1位・松川との相性もよくフォーク、スライダーを有効に使い、無失点に。7回1死一、二塁では西川に中前打を浴びたが、岡の好返球で本塁タッチアウト。2死二、三塁となり、代打銀次に遊撃への内野安打を浴びたところで降板した。2番手の田中靖が次打者を抑えて、この回1失点で踏ん張ったが、勝利はつかなかった。
前回20日の西武戦では6回まで無安打に抑え、7回途中1失点で敗戦投手になったが、この日も援護点がなし。美馬は「野手の皆さんにかなり助けてもらって、粘れていたと思いますが、最後粘りきれず回の途中で降りてしまい迷惑をかけました。靖(田中)が抑えてくれてよかったです。次はしっかり長いイニングを投げたい」と振り返った。
ロッテは28日、成田翔投手、村山亮介捕手が27日にPCR検査を行った結果、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。2選手とも症状はなく、現在、隔離療養を行っている。
この件について、NPB事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡を取りながら対応を行う。
ロッテは28日、千葉市内の小学校に通う小学1年生にオリジナルのランドセルカバーをプレゼントすると発表した。
実施にあたり、4月28日に球団公式マスコットのリーンちゃんと球団公式チアパフォーマーのM☆Splash!!が千葉市立幕張西小学校を訪問し、球団公式マスコットのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんがデザインされたランドセルカバーとルーキー松川虎生捕手からのビデオメッセージを届けた。
マリーンズ・ランドセルカバーのプレゼントは2012年から11年連続で行っている地域振興活動であり、本年は約3000枚のランドセルカバーが千葉市内34校に通う小学1年生全員に教育委員会を通じて無償でプレゼントされている。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が28日、オンライン形式で開かれ、選手会は以前から求めている審判員の技量や選手への対応方法に関して、NPB側へ質問状を送る考えであることを伝えた。
24日のオリックス−ロッテ戦(京セラドーム)で、ボール判定に不満気な態度を示したロッテ・佐々木朗に白井球審が詰め寄った場面が物議を醸したが、選手会・加藤事務局次長は「元々、色々なコミュニケーションが足りていないんじゃないかという意見が選手からもあった。今回の件もコミュニケーション不足の部分もあるのかなと感じている」と見解を示した。
その上で今回の白井審判員の件に限らず、以前から求めてきた審判員の技術改善を含めた評価方法、選手への対応の統一性などに見解を求める質問状を送ることも通達。今後は選手、審判員の間でよりよい環境を作るためにNPB側、審判員側と協議の場も求めていく方針を示した。
また、今オフの導入へ向けて検討を続けている「現役ドラフト」は「具体的な案が(NPB側から)今日の時点では出されていない」と明かし、7月の選手会総会で議論する時間も踏まえて「その時までに、最終的な案を示してもらわないとなかなか今シーズンオフの実施は難しいかなと伝えている」と進捗状況を語った。