ロッテが逆転勝ち。1−3の3回に山口の適時打で1点差とすると、5回に併殺打の間に追い付き山口の2ランで勝ち越した。山口は3安打4打点。石川が7回3失点で3勝目を挙げた。日本ハムは上沢が5回5失点と崩れ4敗目。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道日本ハム | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | x | 7 |
7回6安打3失点(自責0)で3勝目を挙げたロッテ石川歩投手(34)は「松川がいい配球をしてくれた」と女房役を持ち上げた。
日本ハムは4月16日に5回途中6失点した相手。「前回はシンカーが多めで意識されている感じがあった。今日はどんどん、真っ直ぐ系が多くなってきた」と打ち気をそらすリードに応えた。2回に味方の失策が絡み一時逆転を許すも、3回以降は0で再逆転勝ちを呼び込んだ。
ロッテ山口航輝外野手(21)が3安打4打点で、チームに今季初の逆転勝ちをもたらした。
お立ち台でインタビュアーから「山口選手は大変、俳句がお得意ということで」と締めの一句を求められ、頬を緩めた。「行きます」と1拍置いて、続けた。
「こいのぼり 僕も登るぞ 頂点へ」。
中学校時代、伊藤園主催の「おーいお茶 新俳句大賞」佳作特別賞に輝いた腕前を披露した。中堅後方バックスクリーンの上では、3匹のこいのぼりがマリンの風にはためいていた。
5番として、今季26試合目でチーム初の逆転勝ちをもたらした。初回、3回と2打席続けて適時打。仕上げは5回だ。同点に追い付き、なお2死三塁。日本ハム上沢の149キロを見逃し、151キロはファウル。2球で追い込まれ、その後も真っ直ぐが続いた。5球目、外にスライダーが外れた。それで「真っ直ぐ1本」と頭の整理がついた。続く高め151キロを強振。「完璧です」。左翼へ勝ち越し3号2ランを放り込んだ。
4月を借金3の5位で終えた。12球団断トツのチーム防御率(1.91)を誇りながらの苦戦。打線は外国人選手の不振やベテラン勢の故障が響いている。山口は「外国人やベテランの人達に頼るばっかりじゃチームは強くならないと思います。若手が勢いを付けなきゃいけない試合もある」と頼もしかった。一塁ではなく、今季初めて左翼で出場。本職は外野なのに「緊張しました。マジかと」と言って笑いを誘ったが、すぐに「守れたら出る幅も広がる」。引っ張る覚悟はできている。
二松学舎大付(東京)出身のロッテのドラフト4位ルーキー秋山正雲投手(19)が30日、イースタン・リーグの楽天戦(ロッテ)で公式戦初登板を果たした。
6回から1イニングを投げ、打者3人、無安打、1奪三振、無失点、最速は145キロだった。
「初のファーム公式戦登板、すごく楽しめました。ブルペンに入るまでは緊張していましたが、マウンドに上がったときにはいい緊張感となってくれました。今日のテーマとしては真っ直ぐで押していこうという中で、自分が思っている以上にいい球を投げ込めて、三振も取ることが出来たので、少しホッとしています。やっとプロとして大きな1歩を踏み出せたのかなと思いますし、今日の登板で少し自信がつきました。今後は真っ直ぐだけでなく、変化球の精度も上げていきたいですし、長いイニングも投げられるように頑張りたいです!」と元気よく振り返った。
ロッテ山口航輝外野手(21)が3安打4打点で、チームに今季初の逆転勝ちをもたらした。
初回、3回と2打席連続で適時打を放った。1点を追う5回はレアードの併殺打の間に同点とし、なお2死三塁で回ってきた。ここで、左越えへ勝ち越しの3号2ランを放った。日本ハム上沢の151キロを完璧に捉えた。
お立ち台に呼ばれると「1打席目から前の打者が出てくれて、チャンスで3回も回ってきたので、自分が決めてやろうと打席に入りました」と胸を張った。しばらく、やりとりが続いた後、インタビュアーから「さあ、最後になりますが、山口選手は大変、俳句がお得意ということで」と締めの一句を振られた。
笑みを浮かべながら聞いた山口は「行きます」と前置きして、こう続けた。
「こいのぼり 僕も登るぞ 頂点へ」。
スタンドからは大きな拍手。センター後方バックスクリーンには、こいのぼりがはためいていた。
山口は中学校時代、国語の授業で伊藤園主催「おーいお茶 新俳句大賞」に応募し、佳作特別賞に選ばれている。
ロッテは30日、山本大貴投手(26)が前日29日にPCR検査を行った結果、陽性判定を受けたと発表した。症状は出ておらず、現在、隔離療養を行っている。
27日にチームの選手が陽性判定となったことを受けて、PCR検査を行っていた。日本野球機構(NPB)に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡を取りながら対応する。
ロッテ佐々木朗希投手(20)の完全試合達成とプロ野球新記録となる13者連続奪三振の連盟表彰が、試合前に行われた。
センター後方バックスクリーンに、入団から記録を達成した4月10日オリックス戦までのダイジェスト映像が流れた。その後、ホームベース付近で斉藤惇コミッショナーから記念品などが贈られた。
スタンドのファンからは温かい拍手が送られた。
ロッテ佐々木朗希投手(20)の完全試合達成を記念した祝い箸付き弁当が30日から販売される。
ZOZOマリンCゲート付近ワゴン「ほそや」にて、昨年より販売されている同投手の地元、岩手・大船渡産のサンマの塩焼きに天ぷらなどが添えられた「佐々木朗希投手地元の大船渡産サンマ弁当」とセットで2000円(税込み)。数量限定で販売される。
祝い箸にはブラックの木箸にゴールドで名前、背番号、完全試合達成日(R.SASAKI 17 PERFECT GAME 2022.04.10)が刻印されている。同投手は4月10日オリックス戦(ZOZOマリン)で、28年ぶりとなるプロ野球史上16人目の完全試合を達成した。
観衆2万345人の前で、胸を張ってダイヤモンドを一周した。同点に追い付いた直後の5回2死三塁。ロッテ・山口航輝外野手(21)が勝ち越しの3号2ランを放った。
「完璧でした。今の感じで打席に立てば、いいシーズンになるかなという手応えは感じつつあります」。
上沢の直球を捉え、試合の流れを引き寄せた。1回2死一、三塁では先制の左前適時打。1−3の3回2死一、二塁でも左前適時打。今季初の3安打で4打点の荒稼ぎだ。
外野手登録ながら一塁とDHでの出場が続き、今季初めて外野(左翼)の守備に就いた。スタメンを知り「おっ、マジか!内野より外野の方が緊張する」と焦ったといい、「やらかす(失策する)前に自分のバットで何とかしたかった」と奮起した。
本拠地で一発を放った際には得意の俳句を披露することが恒例化。お立ち台では「こいのぼり、僕も上るぞ、頂点に」と詠みあげた。5月5日の「こどもの日」を前にスコアボード上部にたなびく、こいのぼりからヒントを得た。
井口監督は「昨日も特打をして感じをつかんでいた。それが結果になってよかった」と労った。21歳の若武者が、低迷する打線のカンフル剤になる。
ロッテの石川が7回3失点(自責点0)で3勝目をマーク。4月16日に黒星を喫した相手に借りを返し「(捕手の)松川がうまくリードしてくれて、粘って投げることができた」と感謝した。サウナ好きの右腕は、お立ち台で『ととのう』と書かれたタオルを掲げて笑顔。「ととのう」とはサウナ、水風呂、休憩を繰り返すことで得られる快感。ファンには爽快な白星を届けた。
ロッテの石川は尻上がりに調子を上げて7回3失点で3勝目を挙げた。4月16日に4回?を6失点で今季初黒星を喫した相手に雪辱を果たし「前回やられていたのでしっかり投げたいと思っていた。もっと勝てるように頑張りたい」と力強く語った。
2回に3安打を浴び3失点したが、失策が絡んだため自責点はなく、防御率は0.87となった。チームの屋台骨を支え続ける活躍に、井口監督は「味方の失策で失点したが、その後はずっと抑えてくれた。うちのエースです」とたたえた。
ロッテ・山口航輝外野手(21)が「5番・左翼」で先発出場し、勝ち越し3号2ランを放った。
同点に追いついた5回2死三塁。相手先発・上沢の6球目を捉えて左翼席中段に運んだ。球団広報を通じて「打ったのはストレートです。真っ直ぐで勝負されているなという感じがあったので、力負けしないようにと思っていきました。勝ち越すことができてよかったです。次も頑張ります!」とコメントした。
1回2死一、三塁の1打席目には先制となる左前適時打。3回2死一、二塁の第2打席にも左前適時打を放っていた。
4月10日のオリックス戦で史上16人目の完全試合を達成したロッテの佐々木朗が30日、ZOZOマリンスタジアムでの日本ハム戦の試合前にパ・リーグの連盟表彰を受けた。斉藤惇コミッショナーから記念品が贈呈された。
ロッテは30日、山本大貴投手(26)が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。29日にPCR検査を行い、陽性判定を受けた。症状はなく、隔離療養中。球団は、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら対応するという。
大型連休で「こどもの日」が近い。スコアボードの上で気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりを見てロッテ・山口はひらめいた。「こいのぼり 僕も登るぞ 頂点へ」。5回に同点とし、なお2死三塁で上沢の直球を左翼席へ。決勝の3号2ラン。お立ち台で詠んだ一句も納得の出来栄えだ。
「ゴールデンウイークだし、こいのぼりを見たので…。ただ、みんなから“自分が打つといつも逆転される”と言われるので、しっかり応援しながら考えました」。
初回、3回も適時打を放っており、今季初の3安打で自己最多の4打点。外野手登録ながら一塁起用が続き、「5番・左翼」のこの日が今季初の外野守備だったが「(守備で失策などを)やらかす前に、自分のバットで何とかしようと思っていた」とお釣りが出るほどの活躍となった。
2位だった昨季に31度も逆転勝利を決めたチームが、今季初の逆転勝利。まだまだ借金が3で、井口監督は「打線が打てなかったからね」と苦笑いするが、5月反攻への勢いが出そうな白星だった。
ロッテ・山口はいい仕事をした。これまで粗削りなイメージがあったが、今季は追い込まれてから粘れるようになった。外角のボールくさい球を何とかファウルで逃げながら打てる球を待つ。まだ読みは甘いが配球も頭に入れながら対応している。
4打点はいずれも2死から。日本ハムはピンチを脱したと思ったところから山口に3度痛打を浴び大きなダメージを受けた。逆にロッテにとってこれぞ中軸という貴重な3本。山口がどちらに転ぶか分からなかった試合の流れを引き寄せた。
開幕から26試合。チーム防御率は12球団トップの1.91。低迷の原因が打線なのは明白で、特に外国人はどん底だ。彼らが上向くまで山口ら好調な選手を中軸に起用。さらに足を絡めた攻撃で点を積み重ねていくしかない。外国人の復活まで今が我慢のときだ。
試合前に4月10日のオリックス戦で完全試合と13者連続奪三振のNPB記録を達成したロッテ・佐々木朗の連盟表彰が行われ、斉藤惇コミッショナーから記念盾などが贈られた。
「佐々木朗希投手地元の大船渡産サンマ弁当」は、この日から完全試合達成日などが刻印される祝い箸付きのセットが販売され完売に。1日からは野球殿堂博物館で完全試合を達成した記念球などが展示される。
ロッテ・石川がZOZOマリンで行われた日本ハム戦に先発し、7回6安打3失点の好投で今季3勝目を飾った。
1点リードの2回無死一塁で、野村を打ちとった三ゴロが失策となり、ここから3点を失ったが、その後は粘り強く投げたことで打線の逆転を呼んだ。
「まあ、のらりくらりと抑えています」とお立ち台では笑いを誘ったが、この日も自責点0で、3、4月を終えて防御率0.87だ。「(佐々木)朗希、小島、美馬さんもいい。みんなで切磋琢磨できている」と胸を張っていた。
ロッテは4月30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)から佐々木朗希投手の完全試合達成を記念した祝い箸付きのお弁当を販売すると発表した。
祝い箸は球場Cゲート付近ワゴン「ほそや」にて、昨年より販売を開始している佐々木朗希投手の地元大船渡産のサンマ塩焼きに天ぷらなどが添えられた「佐々木朗希投手地元の大船渡産サンマ弁当」とセットで2000円(税込)にて数量限定で販売している。
祝い箸にはブラックの木箸にゴールドで名前、背番号、完全試合達成日(R.SASAKI 17 PERFECT GAME 2022.04.10)とが刻印されている。
佐々木朗は4月10日オリックス戦で、28年ぶりプロ野球史上16人目の完全試合を達成している。
ロッテ・山口航輝外野手(21)が得意の川柳で勝利の喜びと、今後の意気込みを表した。決勝2ランを含む、自身初の4打点を記録し、チームの連敗ストップに貢献した大砲。試合後のお立ち台でインタビュアーから「締めの一句を」を水を向けられ「行きます」と宣言した。
「こいのぼり、僕も登るぞ頂点へ」。
自信の表情?で披露すると、球場からは大声援が沸き起こった。
3試合連続のスタメン出場を果たすと、まずは初回2死一、三塁から左前に先制打。1−3の3回2死一、ニ塁でも左前打を放ち、3−3の5回2死三塁からは左越えに決勝の3号2ランを叩き込んだ。「前の打者が(塁に)出てくれて、チャンスで3回も回ってきた。自分が決めてやろうと思って打席に入りました。(本塁打の手応えは)完璧でした」と笑顔で振り返った。
中学時に「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」で佳作特別賞に輝き、昨年は同社からの差し入れを受けた経験もある。これからも豪快な一発と、爽やかな川柳を量産し続ける。
ロッテが逆転勝ちで連敗を2でストップした。
2−3の5回、2本の安打と四球で無死満塁とするとレアードの併殺打の間に同点。なおも2死三塁、山口が日本ハム先発・上沢から左翼席に豪快な勝ち越し2ランを放った。山口は1、2打席目にも適時打を放っており、自身初の4打点を記録。試合前までチーム打率.205だった“貧打線”が奮起し、今季最多タイの12安打で7点を奪った。
先発・石川は7回3失点と粘りの投球で今季3勝目。8回はゲレーロ、9回は東條が締めた。投打がしっかりとかみ合って、接戦を勝ち切った。
ロッテ・山口航輝外野手が4打数3安打4打点と大爆発した。
初回、3回と2打席連続で左前適時打を放つと、同点に追いついた5回、なおも2死三塁で上沢から左翼席へ勝ち越しの3号2ランを放った。
4月22日のオリックス以来となる一撃に、「打ったのはストレートです。真っ直ぐ勝負されているなという感じがあったので力負けしないようにと思っていきました。勝ち越すことができて良かったです」とコメントした。
ロッテは30日、山本大貴投手が前日にPCR検査を受け、新型コロナウイルスの陽性判定だったことを発表した。
症状はなく、現在、隔離療養を行っている。27日に他の選手が陽性となったことを受けて、検査を行っていた。
10日のオリックス戦で完全試合と13者連続奪三振のNPB記録を達成した佐々木朗希投手の連盟表彰が30日、日本ハム戦前にZOZOマリンで行われた。
19年のドラフト会議直後からの特別映像が大型ビジョンで流れ、大船渡3年生だった右腕が「僕の目標は沢村賞です」と語る懐かしい場面もあった。
斉藤惇コミッショナーから記念盾などが贈られると、大きな拍手も沸いた。
打球が左翼方向へ伸びると、山口はベンチに向かって力強く右拳を突き上げた。同点で迎えた5回2死三塁。上沢の151キロの直球を豪快に振り抜く勝ち越しの3号2ラン。「チャンスで回ってきたので自分で決めてやろうと。完璧でした」とうなずいた。
この日は今季初となる外野手でスタメン出場。登録は外野手ながら主に一塁を守ってきた山口は、この日の朝にスタメンを告げられ「めっちゃ緊張しました。久しぶりすぎて。とりあえずやらかす前にバットで何とかしようと思って」と苦笑い。前日(29日)の雨天中止による室内での1時間以上の特打も効いたのか、初回から3打席連続安打、4打点と大暴れ。猛打賞は今季初で4打点は自身初となった。
13歳だった14年の冬、国語の授業で「お〜いお茶」の新俳句大賞に応募し佳作特別賞を受賞した経歴を持つ球界の“俳人”はこの日のお立ち台で「こいのぼり 僕も登るぞ 頂点へ」と今季1句目を披露。しっかりと季語の「こいのぼり」も入れ込んだ。ゴールデンウィーク期間で「こどもの日」が近いこともあり、バックスクリーン上部には国旗とともにこいのぼりが掲げられており「あそこにいたので」と作った経緯も明かした。
その頂点へ登るためには若き戦力が必要だ。現在チームはレアードら外国人の不振が続き、チーム本塁打はリーグワーストの9本。荻野、角中は肉離れで不在、若き長距離砲として競っている安田も2軍調整中とあって、山口は「外国人、ベテランの人達に頼ってばっかりじゃ強くならない。若手が勢いづけるその役割を自分ができれば」と自覚は強い。打率は3割に乗ったが「いや、まだまだですね。100打席いくまで分からないので」と目標の30発へ貪欲な姿勢を見せた。
チームは今季最多タイの12安打で快勝。評価も“うなぎのぼり”の若き和製大砲が、ここからチームを頂点へと導いていく。
ロッテのドラフト4位・秋山正雲投手=二松学舎大付=が2軍戦でプロ初登板し、1イニングを3者凡退、1奪三振の満点デビューを飾った。
身長174センチと小柄ながら投げっぷりが良く、打者のインサイドを強気に攻める投球が最大の武器の左腕。この日は6回から登板し、和田を中飛、続く安田を空振り三振。最後は前田を遊ゴロに打ち取り、最速は145キロをマークした。
初登板を終えた秋山は「今日のテーマとしては真っ直ぐで押していこうという中で、自分が思っている以上にいい球を投げ込めて、三振も取ることが出来たので、少しホッとしています。やっとプロとして大きな一歩を踏み出せたのかなと思いますし、今日の登板で少し自信がつきました。今後は真っ直ぐだけでなく、変化球の精度も上げていきたいですし、長いイニングも投げられるように頑張りたいです!」とコメントした。
先発の石川が106球を投げ、7回6安打3失点(自責0)の好投で今季3勝目をマークした。
この日は1点リードの2回にアルカンタラに内野安打を許すと、味方の失策と連打を浴び3失点。その後は走者を出しながらも何とか後続を断ち切り、7回6安打3失点(自責0)の粘投。チームは5回に山口の2ランなどで勝ち越しに成功し、石川が今季3勝目をマークした。
「前回(日本ハムに)やられていて、松川が打たれた後からちょっと配球変えてくれたのかなと。自分も意識的に真っ直ぐ系を多めに投げて、シンカーが前回多かったので、良い感じで配球してくれたのかなと思います」と18歳の女房役に感謝しながらも「まあのらりくらり抑えさせてもらっています」と安定の石川節でファンを笑わせた右腕。
開幕から約1ヶ月で早くも3勝目を挙げたが「もっと勝てるように頑張っていきます」と表情を引き締めた。
勝ち越しの2ランを含む3安打4打点と大活躍した山口航輝外野手が、ZOZOマリンのお立ち台で今季1句目を披露した。
詠んだ俳句は『こいのぼり 僕も登るぞ 頂点へ』。
中学時代、国語の授業で「お〜いお茶」の新俳句大賞に応募し、佳作特別賞を受賞した経歴を持つ山口は球界の“俳人”として話題に。今季はZOZOマリンのお立ち台でのみ俳句を披露することとなり、ファンへ最高の1発と一句を届け、大きな拍手が送られた。
ロッテの高部瑛斗外野手がプロ入り後初の猛打賞をマークした。
初回、二塁への内野安打で出塁すると、5回には中前安打、8回には2死三塁から右前適時打をマークし、この試合3安打1打点の活躍。
期待のリードオフマンがプロ3年目で初の猛打賞をマークし、チームに貢献した。
手応え十分の一発だった。同点の5回2死三塁。ロッテの山口が上沢の直球を豪快に一振り。打球は大きな弧を描き左翼席へ着弾する勝ち越しの3号2ラン。
この日は第1打席と第2打席が左前安打、第3打席は2ランと3打席連続安打で今季初の猛打賞。21歳の大砲が大活躍で先発・石川を援護した。
ロッテは30日、山本大貴投手が29日のPCR検査で陽性判定を受けたことを発表した。
山本は無症状で現在隔離療養中。チームは26日に植田、27日に成田と村山が新型コロナ陽性となっていた。
ロッテは30日、この日行われる日本ハム戦(ZOZOマリン)から佐々木朗希投手の完全試合達成を記念した祝い箸付きの弁当を販売すると発表した。
ZOZOマリンスタジアムCゲート付近ワゴン「ほそや」で、「佐々木朗希投手地元の大船渡産サンマ弁当」とセットで2000円(税込)、数量限定で販売する祝い箸。ブラックの木箸にゴールドで名前、背番号、完全試合達成日(R.SASAKI 17 PERFECT GAME 2022.04.10)が刻印されている。佐々木朗は10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で28年ぶりプロ野球史上16人目の完全試合を達成した。
3号決勝弾を含む初の4打点を挙げたロッテ・山口は胸を張って、お立ち台に上がった。中学時代「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」佳作特別賞を受賞した俳人は「こいのぼり、僕も登るぞ、頂点へ」。得意の一句を披露するとスタンドの大きな拍手を浴び、笑みを浮かべた。
2打席連続で左前適時打を放ち、気分良く迎えた5回2死一塁の第3打席。上沢の151キロの直球を振り抜き、鋭い打球は左翼席へ突き刺さった。「完璧でした。読みが当たりましたね」。前日はゾゾの室内練習場で1時間の特打を敢行した成果も出た。
一句は今季初めて守った左翼の守備に就き、思い浮かんだ。バックスクリーンを眺めていると、こいのぼり3本がはためくのを発見。「(投手を)応援しながら考えてました」。名句が浮かび打撃にも好影響だ。
3、4月を終え打率.06、3本塁打、10打点。「バッティングは徐々に良くなっている。(5月も)期待してください」。成長をみせる和製大砲が打線を活気づける。
ロッテの山口航輝外野手が決勝弾を含む3安打、プロ初の4打点の大暴れで勝利に貢献し、お立ち台に上がった。
中学時代、伊藤園「おーいお茶 新俳句大賞」に応募し、佳作特別賞に選ばれた俳人は「こいのぼり 僕も登るぞ 頂点へ」と一句詠み、スタンドから大きな拍手を受けた。
5回には上沢の151キロ直球を振り抜き左翼席中段へ突き刺した。4月22日・オリックス戦以来の3号2ラン。「完璧でした」と胸を張った背番号51は3、4月度を規定打席には達していないが、打率.306、3本塁打、10打点の成績を残した。5月に向けても「期待していてください」と力強くスタンドのファンに宣言した。
ロッテの石川歩投手が7回を6安打3失点(自責0)、無四球に抑える好投をみせた。チームトップタイの3勝目を挙げ、開幕からバッテリーを組むドラフト1位・松川(市和歌山)の配球を絶賛した。
4月16日の日本ハムとの前回対戦ではシンカーを多く投げて打たれた。この日は「配球的に松川が打たれた後から、変えてくれたのかなという感じで、意識的に真っ直ぐ系を多めに投げました。いい感じで松川が配球してくれたのかなと思います」と振り返った。
勝ち星では佐々木朗に並ぶも、防御率では佐々木朗の1.50を上回る0.87と奮闘。ほかの先発陣も防御率0.34で2勝のロメロや防御率2点台の小島、美馬と先発陣が安定していることには「ほかのみんながナイスピッチを続けているので、お互いにプレッシャーをかけ合いながらという感じです」と苦笑いしながら話した。
ロッテが山口航輝外野手の3号決勝2ランを含む3安打4打点の活躍で、今季初の逆転勝ちし、引き分けを挟んで連敗を2で止めた。
初回に山口が左前適時打を放つと、3回にも左前適時打。5回には上沢の151キロ直球を豪快に振り抜き左翼席中段へ突き刺した。
両外国人が低調で、一塁に佐藤都、通常一塁を守ることが多い山口を今季初めて外野で起用した策が的中した。
井口監督は山口に「久々に打線がつながりましたね。(山口は)だいぶ、(前日)1時間ぐらい特打して感じをつかんでいたので、それが結果になってよかった」と喜んだ。
14試合ぶりの2桁安打とお目覚め気配だが、井口監督は「何が心配って外国人が1番、心配です。うちのポイントゲッターなので、もう少し考えないといけない」と、レアード1安打打点なし、マーティン4打数無安打と助っ人の復調を願った。
4月10日のオリックス戦で史上16人目の完全試合を達成したロッテの佐々木朗が30日、ZOZOマリンスタジアムでの日本ハム戦の試合前にパ・リーグの連盟表彰を受けた。斉藤惇コミッショナーから記念品が贈呈された。
ロッテの山口航輝外野手が初回の先制打を含む2打席連続タイムリーを放った。
初回2死一、三塁から上沢の初球をスライダーを振り抜き左前へ適時打。ベンチに向かいガッツポーズした背番号51は「チャンスだったので、何とか1点をと思って打席に入ってちょっと力んだ部分はありました。次は思いきっていきたいです」とコメントした。
2点を追う3回2死一、三塁では、フルカウントから上沢のカットボールを振り抜き左前打とした。
1打席目の言葉通りのスイングをした山口は「冷静にいけました。打席の中で色々考えながら、その中で冷静にいけた結果です」と振り返った。
ロッテの佐々木朗希投手が30日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦試合前に4月10日・オリックス戦完全試合達成と13者連続奪三振の新記録となる連盟表彰が行われた。
バックスクリーンには入団から当日の完全試合の映像が放映された。斉藤惇コミッショナーから記念品などが贈られ、記念撮影。スタンドから大きな拍手が送られた。