わたしはかもめ2022年鴎の便り(5月)

便

5月8日

千葉ロッテ4−8福岡ソフトバンク(ZOZOマリン)

ソフトバンクは打線がつながり13安打で6連勝。1回と3回に中村晃が適時打を放ち、3−2の4回には柳田の適時打、グラシアルの2点二塁打で突き放した。杉山が今季初勝利。ロッテはロメロが誤算で、今季3度目の4連敗。

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福岡ソフトバンク1023200008
千葉ロッテ2000020004

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ロッテ新人松川虎生とのトイレの思い出、市和歌山の後輩に残した財産[ニッカン]

◇酒井俊作記者の旬なハナシ!

アマチュア野球を担当して2年目に入ったが、昨年秋は取材校の市和歌山からロッテのドラフト1位で松川虎生(こう)捕手を送り出した。

べつに「頑張ってきてね」と背中を押した訳ではなく、私が胸を張ることではまったくないが、佐々木朗希投手を完全試合に導き、感情的な球審を制し、開幕から1軍で活躍する姿を見て、なぜか誇らしい気持ちになる。親でもないのに。

1つだけ困ったことがある。松川の顔を見る度、毎回のように思い出すのが学校の最寄り駅、JR阪和線の六十谷駅のトイレだ。昨年の夏、松川が本塁打を放った試合からの帰り際だった。夕暮れどき、制服姿の松川とトイレでばったりすれ違った。「ナイスホームラン!」。声を掛けると、満面の笑みを返してきた。愛想笑いではなく、本当に嬉しそうだった。言葉は交わしていない。それだけだが人の良さがにじみ出ていた。

昨年のドラフト戦線は同校の小園健太投手(現DeNA)が1位の筆頭候補として騒がれ、松川も強打の捕手でプロ注目だったが、どちらかといえば小園がスポットライトを浴びていた。なぜ、ロッテは松川を1位指名したのか。関係者に尋ねた。意外な答えだった。「授業の合間の休み時間、松川は周りとすごく喋ったりしていると聞いたんだ」。捕手は司令塔だ。社交的で、気遣いできる性格も買われたのだろう。ちょっとした素顔に触れた。

「プロ野球選手という感じがあまりない。身近な人です。つい最近まで、一緒に野球をした人なので」。

市和歌山の1学年後輩でエースの米田天翼投手(3年)はそう話す。5月8日の春季和歌山大会の日高戦後、先輩との距離感を明かした。昨年はバッテリーを組んだ。「1回、周りを見ろ。守備を見ろ」。ピンチになると捕手の松川がマウンドに歩み寄り、言われた。米田は勝負に入り込みすぎる癖があった。1人ではない。全員で戦っている。「松川さんは周りがすごく見えて視野が広い」。3月のセンバツでは花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(2年)から2奪三振。勝利に導き、成長を示した。

松川から主将を受け継いだのは、松村祥吾捕手(3年)だ。「準備も1番早く出て、裏方仕事をしていました。ボール出しとか。部室で着替えて出るスピードも速かった」。リーダーの背中を見てきた。チームを束ねる立場になると、まだ在学中だった松川に「思ったことを言え」とアドバイスされた。「こうした方がいいと口に出していかないと、チームは変わらない」。心に留めてきた言葉だ。

センバツは8強に入ったが準々決勝で大阪桐蔭に0−17で大敗した。夏の甲子園を見据え、市和歌山ナインは先輩の教えも生かす。余談だが、私が毎回思い出すトイレの駅は「むそた」と読む。18歳なのに妙なベテラン感を出す高卒ルーキーの1年前に触れ、少しでもスッキリしてもらえれば、それはそれで嬉しい。

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[ロッテ]佐々木朗希の次回登板は13日オリックス戦、再び中6日のローテに、井口監督明かす[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(47)が8日、佐々木朗希投手(20)の次回登板について13日のオリックス戦(京セラドーム大阪)であることを明らかにした。

佐々木朗は中11日の先発となった6日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で6回1失点の投球。4月下旬にリフレッシュのため1度登録抹消となったが、再び中6日のローテーションで回ることになる。

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[ロッテ]今季3度目4連敗で借金8、先制された試合は0勝16敗1分け、苦しい戦いが続く[ニッカン]

ロッテが今季3度目の4連敗を喫し、借金は8に膨れた。ソフトバンクには2度目の同一カード3連敗となった。

先制された試合は、これで0勝16敗1分けに。苦しい戦いが続く。2軍戦で脇腹を痛めた荻野貴司外野手(36)について、井口資仁監督(47)は「まだ下のゲームでも出てないですからね、もうちょっとかかると思います」という段階。2軍調整中のレオネス・マーティン外野手(34)は「結果を残してから上がってくると思います」と、本来のレギュラー陣が不在や不調と苦しんでいる。

井口監督は「去年のチームもそうですけど、やっぱりつないで勝たないと勝てないチームなので。1人1人の調子がどうこうというよりは、しっかり塁に出てつないでいくというのが、去年一昨年と上位にいけた理由なので」と、巻き返しへチーム方針の徹底を再度口にした。

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ロッテは4連敗で借金は今季ワーストの8、4回6失点のロメロ「悪い1日でした」[サンスポ]

ロッテは今季3度目の4連敗を喫し、借金は今季ワーストの8に膨らんだ。先発のロメロは4回を投げて4四死球6失点で2敗目。7安打を許し「今日は悪い1日でした。アウトをなかなか取れなかった」と声を落とした。井口監督は、5安打4得点の打線に「少しずつ良くなっているが、淡泊な攻撃になっている」と奮起を促した。

1回に右越えの1号逆転2ランを放った菅野
「母の日に、ピンク(色の)バットで打てたことは嬉しいです。」

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ロッテ・佐々木朗、次回登板は13日、井口監督が明かす[サンスポ]

ロッテの井口監督は8日、佐々木朗の次回登板が13日に京セラドーム大阪で行われるオリックス戦になることを明らかにした。前回6日から中6日での登板かと問われ「はい。そうです」と語った。今季7度目のマウンドは2試合続けてナイターとなる。

4月10日のオリックス戦で史上最年少の完全試合を達成した佐々木朗は、再戦となった24日に5回2失点で3勝目をマークしたが、プロ入り後最多の5四死球を与えるなど本調子ではなかった。疲労を考慮されて25日に出場選手登録を外れ、練習の強度を落としながら再調整した。

中11日で臨んだ前回5月6日のソフトバンク戦では勝敗こそ付かなかったが、6回6安打1失点で11三振を奪い、今季6試合目で早くもパ・リーグ全5球団から2桁奪三振を記録した。

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ロッテ・ロメロ、制球乱して6失点「今日は悪い1日だった」[サンスポ]

試合前まで防御率0.60だったロッテのロメロは、4回7安打6失点で2敗目を喫した。制球が乱れて毎回先頭打者の出塁を許し、失点を重ねた。チームは今季3度目の4連敗で借金8となり「今日は悪い1日だった。次回はチームの勝ちに貢献できる投球をしたい」と悔やんだ。

前回登板した1日の日本ハム戦では4回途中で8失点(自責点1)だった。下降気味な状態に、井口監督は「今季投げた中で1番悪かった」と厳しい口調だった。

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ロッテ・菅野剛士が今季1号逆転2ラン「今日は母の日なので、このピンクバットで打てたことは嬉しい」[サンスポ]

ロッテ・菅野剛士外野手(29)が「2番・右翼」で先発出場し、今季1号本塁打となる右越え逆転2ランを放った。1点を先制された1回無死一塁。相手先発、杉山の3球目を引っ張った。

球団広報を通じて、「打ったのはストレートです。真っ直ぐをしっかり捉えることができた。点を取られたすぐ後の回だったので、逆転できてよかったです。今日は母の日なので、このピンク(色の)バットで打てたことは嬉しいです。感謝の気持ちを勝利で返せるように、次の打席もしっかり頑張りたいと思います」とコメントした。

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ロッテ・朗希、次回登板は中6日で13日のオリックス戦[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗の次戦登板が、中6日となる13日のオリックス戦(京セラドーム)に決まった。報道陣から「次も中6日か?」との質問に、井口監督は「はい、その予定でやっています」と答えた。4月10日に完全試合を達成するなど、オリックスは今季3勝中2勝をマーク。17回完全投球で迎えた前回4月24日の京セラドームでの登板では、5回6安打2失点で今季3勝目を挙げたが、白井球審との騒動で注目を浴びていた。

佐々木朗は6日のソフトバンク戦で6回1失点と好投。救援陣が逆転されたが「いいコンディションで投げられた」と好調をキープしている。

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ロッテ、4連敗で今季最多の借金8、ロメロ「最悪の1日」4回6失点KO[スポニチ]

試合前まで防御率0.60だったロッテのロメロが「最悪の1日だった」と4回6失点でKO。母の日仕様のピンクユニホームで臨んだ井口監督も「今年の中で1番悪かった」と嘆き、チームは今季3度目の4連敗で最多の借金8と膨らんだ。

前日も同0.87だった石川が序盤で崩れるなど、打線の低迷に加えて頼みの投手陣も踏ん張れなくなってきた。ゴールデンウイーク前は12球団トップだったチーム防御率1.99も、2.79と急落してきた。

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ロッテ今季3度目の4連敗、井口監督「若い人にはチャンスがある」[スポニチ]

ロッテは頼みの先発ロメロが4回6失点と崩れ、今季3度目の4連敗で、借金も最多8と膨らんだ。前日は石川が序盤で崩れ、低調だった打線を支えてきた先発陣も、ここにきてこらえきれなくなっている状況となってきた。

井口監督は「(投手陣は)ゾーンが高かった。丁寧に突いていかないといけない。ロメロは今年1番悪かった。前回もよくなかったけど、もっと悪かった」と苦しい展開となったことを振り返った。

打線は1点先制された直後に、2番に起用した菅野が逆転2ランを放つなど4得点。指揮官も「ちょっとずつ良くなっている」と言いう。

一方で粘り強さが足りないことも感じている。「1人1人の調子がどうのと言うよりも、しっかりと塁に出て、つないでいくのが昨年、一昨年と上位に行けた理由。やっぱり淡泊な攻撃になっている。若い人にはたくさんチャンスがある」と、若手の奮起を期待した。

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[ロッテ]佐々木朗希、次回13日オリックス戦登板、17回完全が止まった京セラドームでリベンジ[報知]

3試合連続で鷹打線に捕まり4連敗。借金は今季最多の8となった。試合前まで防御率0.60だったロメロが4回6失点KO。7日は石川が3回5失点KOされるなど、3試合で47安打を許し29失点と乱れた。今季本拠地ではソフトバンクに6戦6敗で、井口監督は「投手陣は丁寧にいかないと。(打線も)つながないと勝てないチームなのに、つなぎという部分ではまだまだ」と奮起を期待した。

2軍調整中のマーティンや、肉離れでリハビリ中の荻野、角中らの合流はまだ先の見込み。チーム状況は厳しいが、若手の力で勝ち抜くしかない。

指揮官は試合後、佐々木朗の次回登板について「(中6日?)そうです」と13日のオリックス戦(京セラドーム)であることを明言。6日のソフトバンク戦(ZOZO)では6回6安打1失点11奪三振で平均球速は160キロ超え。17回完全投球が止まった京セラドームでリベンジし、チームを勢いに乗せる。

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[ロッテ]佐々木朗希は予定通り中6日で5・13のオリックス戦へ[報知]

ロッテの井口資仁監督が8日、佐々木朗希投手の次回登板について、「中6日?はい、そうです」と5月13日のオリックス戦(京セラドーム)で登板予定であることを明かした。

抹消明けとなった6日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では6回6安打1失点11奪三振と快投。球速も自己最速タイとなる164キロを2度計測し、平均球速は160キロ超えと復調ぶりをアピールしていた。

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[ロッテ]2試合連続先発KO&2桁被安打で4連敗借金は8、井口監督「今年1番悪かった」[報知]

ロッテは先発のロメロが4回6失点KO。ゴールデンウィーク最後の3連戦は投手陣が鷹打線に捕まり、3試合連続の2桁安打を浴びた。この試合8失点で4連敗。借金は今季最多の8となり、今季本拠地でのソフトバンク戦は6戦6敗となった。

「(ロメロは)今日は今年1番悪かったですね。前回もあれでしたけど。もっと悪かった」と井口監督。打線も4得点はしたものの反撃は及ばす、「ちょっとずつは良くなっていると思うが、まだまだつなぎという部分ではなかなかできていない。また来週から戦っていけるようにしたい」と次戦へ向け切り替えた。

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[ロッテ]防御率0.60のエンニー・ロメロが4回6失点KO「今日は悪い1日でした」[報知]

先発のエンニー・ロメロが4回6安打6失点と炎上。球数も93球とかさみ、2試合連続で5回まで持たずにマウンドを降りた。

この日は制球に苦しんだ。初回から1度もストライクが入らずに2者連続四死球で走者を背負い、やっとストライクが入ったのはこの日の10球目。なおも2死一、二塁から中村晃の適時打で先制点を献上すると、3回には再び中村晃の中前適時打と中谷の犠飛などで2失点、4回も四球とグラシアルの2点適時二塁打などで3点を失い、4回6安打6失点。球数も93球とかさみ、そのままマウンドを降りた。

ロメロは「今日は悪い1日でした。ストライク先行で行こうと思っていたけどバッターに良いコンタクトをされてしまってアウトをなかなか取ることが出来なかった。ただ次回はチームに勝ちを持って来れるようなピッチングをしていきたい」とコメントした。

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[ロッテ]防御率0.60のエンニー・ロメロが4回6失点KO[報知]

ロッテ先発のエンニー・ロメロが4回6安打6失点と炎上。球数も93球とかさみ、2試合連続で5回まで持たずにマウンドを降りた。

この日は制球に苦しんだ。初回から1度もストライクが入らずに2者連続四死球で走者を背負い、やっとストライクが入ったのはこの日の10球目。なおも2死一、二塁から中村晃の適時打で先制点を献上すると、3回には再び中村晃の中前適時打と中谷の犠飛などで2失点、4回も四球とグラシアルの2点適時二塁打などで3点を失い、4回6安打6失点。球数も93球とかさみ、そのままマウンドを降りた。

ロメロは前回登板の1日・日本ハム戦(ZOZO)でも4回途中8失点で降板。だがその試合の自責は1で、この日の試合前まで防御率0.60だったが、2試合連続でのKOとなった。

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[ロッテ]菅野剛士の1号2ランで逆転、母の日仕様のピンクバットで右翼席へ「感謝の気持ちを勝利で返せるように」[報知]

ロッテが菅野剛士外野手の今季1号2ランで逆点に成功した。

1点を追う初回、先頭の高部が内野安打で出塁すると、続く菅野が杉山の直球を完璧に捉え、右翼席へとたたき込む1号逆転2ラン。この日は母の日で、選手たちは様々なピンク色の用具を仕様。菅野はピンク色のバットで最高の1発を放ち、「点を取られたすぐ後の回だったので逆転できたことは嬉しい。感謝の気持ちを勝利で返せるようにしっかり頑張りたい」とコメントした。

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ロッテ・ロメロ−ソフトバンク・杉山一樹…スタメン発表[報知]

[ソフトバンク]
1(二)三森、2(遊)今宮、3(指)柳田、4(左)グラシアル、5(一)中村晃、6(右)中谷、7(中)柳町、8(三)リチャード、9(捕)甲斐、投=杉山
[ロッテ]
1(左)高部、2(右)菅野、3(二)中村奨、4(捕)佐藤都、5(指)レアード、6(一)山口、7(三)安田、8(遊)エチェバリア、9(中)藤原、投=ロメロ

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ロッテ4連敗、井口監督、若手に奮起促す「伸び伸びやって欲しい」[デイリー]

投手陣が13安打8失点と乱れ、ロッテは今季3度目の4連敗となった。打線は初回無死一塁で、菅野がチーム6試合ぶりの本塁打となる1号2ランを放つも大量失点が響いた。

コンディション不良の荻野、不調のマーティンが2軍で調整中。井口監督は離脱者も多いだけに「若い選手にチャンスはあるので、伸び伸びやって欲しい」と若手野手陣の奮起を促した。

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「NPBマザーズデー2022」実施、球審マスクまで母の日ピンク[デイリー]

日本野球機構(NPB)は8日、母の日に開催された6試合を「NPBマザーズデー2022」として行った。選手がオリジナルピンクリストバンドを着用したほか、審判団はピンク色の帽子を着用。バンテリンドームではホームベースを除き、ピンク色のベースが使用された。

また選手らは各メーカー特製のピンク色のバットや打撃用グラブ、防具などを使用。スクリーンのビジョンでは選手による「お母さん、ありがとう!」メッセージが放映された。

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ロッテ佐々木朗、次回登板13日中6日でオリックス戦[デイリー]

ロッテの井口監督は8日、佐々木朗の次回登板が13日に京セラドーム大阪で行われるオリックス戦になることを明らかにした。中6日での登板かと問われ「はい。そうです」と語った。今季7度目のマウンドは2試合続けてナイターとなる。

4月10日のオリックス戦で史上最年少の完全試合を達成した佐々木朗は、再戦となった24日に5回2失点で3勝目をマークしたが、プロ入り後最多の5四死球を与えるなど本調子ではなかった。疲労を考慮されて25日に出場選手登録を外れ、練習の強度を落としながら再調整した。

中11日で臨んだ前回5月6日のソフトバンク戦では6回1失点で11三振を奪った。

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ロッテ、佐々木朗は次回も金曜日、中6日で13日・オリックス戦[デイリー]

ロッテの井口資仁監督は次回の佐々木朗希投手の登板について、13日のオリックス戦で先発させる予定を明かした。

開幕からローテ入りし3勝を挙げた佐々木朗は25日に出場選手登録を抹消。疲労回復を図り、復帰した6日のソフトバンク戦で6回を6安打1失点、11奪三振と好投したが、抑えの益田が9回に同点2ランを被弾し、4勝目は次回以降に持ち越しとなっていた。

井口監督は予定通り中6日かを問われると「はい、そうです」と答えた。次回も“フライデー朗希”に託すことになった。

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ロッテ、今季3度目の4連敗、ロメロが4回6失点KO、ソフトバンク戦1勝7敗[デイリー]

ロッテは先発ロメロが4回を7安打6失点の乱調後、リリーフ陣も打ち込まれ2桁被安打で今季3度目の4連敗となった。

打線は初回、今季初の2番に座った菅野が1号逆転2ランを放ったが3回に中村晃の中前適時打で同点とされると、中谷に中犠飛で勝ち越しを許し、4回には柳田、グラシアルに連続適時打を浴び突き放された。

打線も杉山、嘉弥真、藤井、津森、又吉の継投に抑えられ、ソフトバンク戦は今季1勝7敗となった。

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ロッテ・ロメロ、4回6失点でKO、防御率0.60から2点台に急降下[デイリー]

ロッテのエンニー・ロメロ投手が4回7安打6失点で降板した。

初回に先頭三森に死球、今宮に四球を与え2死一、二塁から中村晃に左越え適時二塁打を浴び先制を許した。3回にも中村晃に中前適時打、中谷に中犠飛を許し2失点。4回には柳田、グラシアルに連続適時打を浴びるなど3失点と不調。開幕からローテを支えてきたが防御率0.60から2点台に急降下した。

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ロッテ・菅野「感謝の気持ちを」母の日ユニ&母の日バットで今季1号[デイリー]

ロッテの菅野剛士外野手が母の日ピンクバットで今季1号先制2ランを放った。

1点を追う初回無死一塁。153キロ直球を振り抜いた打球は右翼席へ。ピンクユニホームで一時は逆転となる本塁打を放った。

「真っ直ぐはしっかり捉えることができましたし、点を取られたすぐ後の回だったので、逆転できたことは嬉しいです。今日は母の日なので、このピンクバットで打てたことはなお、嬉しいです。感謝の気持ちを勝利で返せるように」。19年からチーム母の日3連勝へと力を込めた。

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高校で野球を辞めようと思ったことも…、ロッテの新1番がプロでの活躍を誓う理由[Full-Count]

◇高部瑛斗はオープン戦で首位打者、定位置を掴み全試合に1番で出場

ロッテの新たなリードオフマンが、チームを上位へ導けるか。大卒3年目の高部瑛斗(たかべ・あきと)外野手は、今年のオープン戦で打率.393をマークして“首位打者”に。昨年全試合で1番を務めた荻野貴司外野手が出遅れていることもあり、ここまで全試合に1番で先発出場している。

1軍レギュラーの座を手にした高部だが、高校時代に1度野球を諦めかけたことがあった。山梨の名門・東海大甲府高に入学したが、試合に出られない日々が続き、挫折を感じるように。「もう終わりなんじゃないかなって」。高校を最後に野球を辞めるつもりだった。

そんな高部を“翻意”させたのは弟・晴斗さんの存在だった。男3兄弟の次男である高部が高校2年の時に、3歳年下の晴斗さんが白血病で倒れた。病床の弟が「見たい」と望んだのは、兄の野球をする姿。病と闘う弟の姿に奮い立ち、兄は猛練習に励んだ。3年夏にはレギュラーとして甲子園に出場して3回戦進出。大学でも野球を続けることになった。

高部が国士舘大1年の時に、晴斗さんは16歳でこの世を去った。弟の思いも胸に、兄は野球に打ち込み続けた。1年春からリーグ戦に出場し、通算129安打を記録。東都2部リーグの最多記録を更新した。野球を辞めようとしていた男が、プロの扉を開いた。

◇弟は「『何でこんなに打ててないんやろう』って思っているかもしれない」

晴斗さんのことは片時も忘れたことはない。「今も何かある度にお墓参りに行きますし、彼のお陰でここに立てているという思いはあります」。プロ入りから2年、2軍では申し分ない結果を残した。ルーキーイヤーはイースタン・リーグ2位の打率.344。2年目の昨季は打率.327で、盗塁王にも輝いたが、1軍では2年間でわずか9安打。なかなか壁を破れなかった。

井口資仁監督も「彼にはもう2軍ではやることはありません」と認める能力の持ち主は今季、オープン戦から猛アピール。「1番・左翼」で開幕スタメンに名を連ねた。開幕から1か月以上が過ぎたが、まだスタメンを1度も外れていない。「もちろん、まだまだやれると思っています」。目標に掲げる「全試合スタメン出場」に向け、数字も追い求める。

「荻野さんのような役割が期待されていると思います。僕の特長である脚を使って、出塁率や盗塁という部分で、何とか荻野さんよりも得点力になれる働きをしたいと考えています。『この選手なら(試合に)出すしかないよね』という数字を残せるようにやっていきたい」。

1軍の舞台で、リードオフマンとしてグラウンドを駆ける兄の姿を、晴斗さんも見守っているはずだ。「彼は全く野球を知らないんで、『何でこんなに打ててないんやろう』って思っているかもしれないんですけど…。弟のためにも、もっともっと注目されるような打者になって、もっと応援される選手になりたい」。チームの勝利はもちろん、高部には活躍しないといけない理由がもう1つある。

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