楽天が連勝を11に伸ばした。田中将が単打4本に抑え、日本では9年ぶりの完封で4勝目。打線は5回に代打銀次の適時打などで2点を先制し、8回にマルモレホスの2点二塁打などで5点を加えた。ロッテは今季2度目の5連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 | x | 7 |
ロッテは楽天田中将に単打4本のみに抑えられ、今季7度目の0封負けを喫した。
絶好の先制チャンスを逃したのが響いた。5回、先頭のブランドン・レアード内野手(34)が左前打。安田尚憲内野手(23)も右前打で続き、無死一、二塁とした。ここで、山口航輝外野手(21)はバントを試みるも、送れず最後は空振り三振。後も続かなかった。すると、その裏、逆に2点を先制され、流れを失った。
強打が売りの山口だが、チーム方針として「レアード以外は全員バントあり」の方針で臨み、練習も行っていた。井口資仁監督(47)は「完璧に決められてない訳ですからね。ああいうところで一発で決められるようにしてかなくちゃいけないと思います」と勝負の分かれ目を振り返った。
田中将の印象については「投球内容としては変わらなかった。結局、甘い球を我々が打ててないだけ。カウントを整えられて、打たされている」と話した。7回まで2失点と踏ん張っていた小島和哉投手(25)を援護できず、最後は大差で敗れた。
首位チームとの差を見せつけられた格好だが、井口監督は「バッティングコーチと選手達が色々やってくれているけど、結果としてまだ出てない。結果を出さなくちゃいけない。何とか、明日また切り替えて」と、前向きに話した。
開幕から好調の楽天と、不調が続くロッテ。チームというのは「生き物」であり、そこには「流れ」がある。勝負どころで動けなかったロッテと、動けた楽天の差が勝敗を分けた。
楽天田中将とロッテ小島の投手戦。序盤が終わった時点で、ロースコアの接戦になる予感が漂っていた。そんな「流れ」の中、最初にチャンスが訪れたのは、ロッテだった。
5回表、レアードと安田が連続ヒットで無死一、二塁。ここで7番の山口には送りバントのサインが出たが、ファウル2球でカウント1−2とし、最後はバスターから空振り三振した。これが痛かったが、続くエチェバリア、柿沼も凡退し無得点に終わった。
戦術的に間違っている訳ではないが「流れ」が悪い予感はあった。送りバント失敗を仕方ないとは思わないが、山口は小技を「売り」にする選手ではない。そしてエチェバリアは第1打席の3球三振を見ても、打てそうな気配はしなかった。そして9番の柿沼は第1打席で中前打を打っていたが、2アウト走者なしからのヒット。この日の田中将の投球を見る限り、得点圏に走者がいる場面で打てる気配はしなかった。
その裏、楽天にも同じようなチャンスが訪れた。2死満塁で2番の村林を迎え、代打に銀次を送った。銀次の打球はセカンドベース手前への高いバウンド。決して代打策が的中したと言えるような当たりではなかったが、エチェバリアがはじいてタイムリー。なお満塁で、続く浅村への初球が捕逸になって2点目が入った。
両チームの攻防を振り返ると「流れ」の差を感じる。投手戦になりそうといえ、まだ5回。ロッテは守備の要でもあるショートと捕手に代打を送るのは気が引けたのだろう。
一方の楽天はショートの村林に代打を送った。そして守備の要のはずのエチェバリアがアウトにできる打球を処理できず、捕手の柿沼も捕逸して失点。守りの要を任されている2人が、ともに失点を防げなかった。思い切ってショート村林に代打を送った楽天との差になった。
本来、チーム状態が悪いときは、どんどん動かないといけないが、動きにくい雰囲気が出てしまう。逆に好調なチームは無理に動く必要はなくて、動いたときは好転する。結果論にはなるが、これが野球という競技であり、面白さだろう。首位を走る楽天の強さと、5位に低迷するロッテの現状が出た試合だった。
ロッテ小島和哉投手(25)は責任を背負い込んだ。
「勝てるピッチングができなかったので申し訳ないです。自分の勝ち以上に、毎回僕の登板の試合で(チームが)勝てていないので、そこだけがすごく悔しいです。本当に申し訳なく思います」。
楽天田中将との投げ合い。伸びのある真っ直ぐに変化球を低めに集め、0を重ねた。打線の援護がない中、5回に柿沼の捕逸と適時内野安打で2点を先制されたが、6回、7回は0で踏ん張った。110球を超えていたが、志願して8回もマウンドへ。
だが、先頭への四球に味方の野選などからピンチを招き、追加点を奪われた。この回途中で降板。7回1/3、7安打5失点(自責4)。139球の力投を見せたが、今季4敗目を喫した。自身の1勝目が遠いが、チームの勝ちにつながらなかったことで自らを責めた。
井口資仁監督(47)は「もう気迫というかね、そういうのはしっかり見せてくれました。野手が、それに応えられていないというとこだけ」と、援護できなかった打線の責任とした。
ロッテは楽天田中将大から4安打のみで、今季7度目の0封負けを喫した。
5回にレアード、安田の連打で無死一、二塁も、山口が送れず最後は三振。後も続かず、先制機を逃した。その裏、逆に2点を先制され流れを失った。
井口資仁監督は「レアード以外は、この試合みんなバントすると練習してきて、完璧に決められてない。(田中将は)甘い球を我々が打ててないだけ」と指摘。今季2度目の5連敗で、借金は9となった。
ロッテは「地元・千葉のために戦う」、「これまでも、そしてこれからも千葉と共に」というコンセプトのもと、17〜19日の3日間の楽天戦(ZOZOマリン、午後6時開始)にて「ALL FOR CHIBA」スペシャルイベントを開催する。
千葉県内の特産品を数量限定3日連続でプレゼント。また、千葉県内物産品が購入できる特設ブース「CHIBA marche」を球場外周正面に開設する。さらに、千葉県内ご当地キャラクターが球場外周ボールパークステージでグリーティングを行うなどして球場を盛り上げる。
特産品のプレゼントは午後3時30分から、球場外周正面エリア特設配布ステーションにて先着順で配布し、無くなり次第終了。
またこの3連戦では「ALL FOR CHIBAユニホーム」を着用してプレーする。白のホーム、黒のビジターユニホームのレガシーを継承したグレーをまとい、92年移転当時のキャップに採用されていたロゴを現代的に再構築したCLMロゴが左胸やキャップにデザインされている。球団の千葉移転30周年を契機としてリニューアルされたユニホームとなる。
ロッテ小島和哉投手(25)が10日、楽天戦(楽天生命パーク)で今季6度目の先発マウンドに上がる。防御率は2.81。しかし、いまだに白星がつかない。
「勝ちがないのはやっぱり、精神的にもちょっと、はい、大変な部分はありますけど、結局は自分が投げて物事が起こっているだけなので。結局は自分が原因なので。自分の原因をしっかりと突き詰めて」。
事象の本質を見つめ、そこに向き合う。シーズンは長い。ゲンかつぎも「めちゃめちゃしてます」と笑いながら、白星に近づくためにアプローチする。
昨秋、好投が続いた頃の映像を確認し直す。「いい時はどっちかというとポンポンポンポン、楽に行ってるような」。今と照らし合わせ、力みに気がついた。「コマ送りにした時にちょっと、色々見つかったとこもあったので」。
キャッチボールでも球は走り、まとまってきた。
「数字に出ないですけど、流れとかってやっぱり絶対あるので。僕も結局は点取ってもらった次の回にその点を取られて、流れを悪くしてるっていうのがあるので。悪い流れをうまく断ち切れたら自分の成長にもつながると思います」。
スタートの1勝をつかむため、己と全力で向き合っている。
ロッテは今季7度目の零敗で5連敗を喫した。打線の不振が続いて7回まで2失点で粘っていた小島を援護できず、井口監督は「小島が気迫を見せてくれたのに、野手が応えられていない」と奮起を促した。
0−0の5回には先頭打者から連打で無死一、二塁と攻めたが、山口が送りバントに失敗して三振。後続も倒れた。井口監督はレアード以外はキャンプからバント練習に取り組んできたといい「一発で決められるようにしないといけない」と嘆いた。
11日の楽天戦(14時開始)に先発するロッテ・河村説人(ときと)投手(24)が試合前に練習を行い、首位チームとの対戦に向け「基本的なことで先制点をとられないようにだとか、無駄なフォアボール出さないようにっていうのは意識しながらですけど。あんまり変に気負いすぎることなく、投げたいなと思います」と自然体を強調した。
星槎道都大からドラフト4位で入団して今季2年目。昨季4勝(1敗)を挙げた身長192センチの右腕は、今季初めて出場選手登録された5月4日の西武戦(ベルーナドーム)で先発し、5回を6安打4失点で初勝利を挙げた。中6日での登板を前に「反省です。反省の1週間です。自分自身がそんないいピッチングした訳じゃないので」と打線の援護に助けられた白星を素直に喜べない。
佐々木朗より2センチ高い幕張のキリン=B2人でキャッチボールをすることが多く「野球に関してはすごく考えてるなというのがあって、自分も勉強になることがあるんですけど、やんちゃですね。やんちゃな少年という感じです」と心優しい兄貴のような4歳上のチームメートだ。
楽天戦も勝って先発ローテーションに定着し、令和の怪物との幕張ツインタワー≠ナチームを浮上させたい。
ロッテ打線は今季7度目の零敗で今季2度目の5連敗。借金も最多9と膨らんだ。今季未勝利の小島は2点差の8回も志願の続投。だが139球の熱投も実らずに失点を重ね、7回1/3を5失点で4敗目を喫した。
打線は5回無死一、二塁で山口が送りバントを決められず三振に倒れるなど拙攻も響き、田中将に完封勝利を献上。井口監督は「小島は気迫を見せてくれたが野手が応えられなかった。カウントを整えられて打たされていた」と苦言を呈した。
ロッテ・小島が開幕4連敗となった。
田中奨との投げ合いで、序盤から粘りの投球を見せたが、打線が5回のチャンスを逸すると、その裏のマウンドで代打・銀次を打ちとったと思った打球が適時内野安打となり、捕逸も重なって2点を失った。
球数は110球を超えながらも8回のマウンドも志願登板。しかしながら、1死二、三塁からマルモレホスに左翼フェンス直撃の二塁打を浴びて、139球で力尽きた。
「勝てるピッチングができなかったので申し訳ないです。自分の勝ち以上に、毎回僕の登板の試合で勝てていないのでそこだけがすごく悔しいです」。
7回1/3を7安打5失点。打線の援護にも恵まれず、熱投も報われない内容に、井口監督も「気迫はしっかりと見せてくれたが、野手がそれに応えられなかった」と小島をねぎらっていた。
メジャーからNPB復帰後、田中将に初完封を許し、ロッテ打線は今季7度目の零封負けで5連敗を喫した。
数少ないチャンスも生かせなかった。0−0の5回無死一、二塁では、山口にバントのサインが出たが、ファウル2度で追い込まれると、最後はスライダーで空振り三振。
これまで「犠打」を1度も記録したことがない4年目だったが、井口監督は「レアード以外は全員、バントはするよと言って練習してきたが、結果的に決められなかった」と振り返った。
試合前から、制球力の高い田中将に対して「球数を掛けずに勝負してくるので積極的にいきたい」と具体的な作戦も練っていた。
ただ、不調で2軍調整中の主砲マーティン、故障で離脱中の荻野、角中、頼みのレアードの状態も上がらず、思うように機能しないのが現在の打線だ。
「結局、甘い球を打てていない。カウントを整えられて、打たされていた」。指揮官の嘆きからは苦しみがにじんでいた。
ロッテは「地元・千葉のために戦う」、「これまでも、そしてこれからも千葉と共に」というコンセプトのもと5月17〜19日の楽天戦(ZOZOマリン)で、「ALL FOR CHIBA」スペシャルイベントを開催し、千葉県内の特産品を数量限定3日連続でプレゼントする。
特産品プレゼント以外にも、千葉県内物産品が購入できる特設ブース「CHIBA marche」を球場外周正面に開設。ご当地キャラクターが球場外周ボールパークステージでグリーティングを行うなど球場を盛り上げる。
詳細は次の通り。
特産品のプレゼントは午後3時30分から、球場外周正面エリア特設配布ステーションにて先着順で配布し、なくなり次第終了となる。
ロッテは今季7度目の完封負けで5連敗。今季ワーストの借金9となった。
連敗ストップへ11日、午後2時開始の楽天戦は河村説人投手が先発。前回4日の西武戦(ベルーナドーム)で今季初登板初先発して5回4失点で勝利投手になっている。相手の楽天は藤井聖投手が先発する。
チームは今季、相手に先制された試合は0勝17敗1分けで、引き分けを挟んで17連敗。相手の楽天は先制した試合で16勝1分けで、引き分けを挟んで16連勝中と対照的なデータとなっている。
ロッテ・小島和哉投手(25)が今季6度目の先発。8回途中139球、7安打5失点(自責点4)の熱投も今季初勝利はお預け。敗戦投手となり0勝4敗となった。
楽天・田中将との投手戦。0−0の5回2死満塁から代打・銀次のゴロを遊撃エチェバリアが前進も捕球できず適時内野安打となって先制を許すと、続く浅村の初球、捕手柿沼のパスボールで2点目を失った。
その後は粘投し、7回まで113球を投げていたが、0−2の8回に志願して続投。1死二、三塁でマルモレホスに左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び、0−4となったところで降板。代わった横山も追加点を許して小島は5失点(自責点4)となった。
小島はこの日を含め、今季先発した全6登板で6イニング以上投げているが、味方の援護点は合計わずか8得点。この日も味方打線が無得点と沈黙した。
それでも「勝てるピッチングができなかったので申し訳ないです。自分の勝ち以上に、毎回僕の登板の試合で勝てていないのでそこだけがすごく悔しいです。本当に申し訳なく思います」と敗戦の責任を背負った。
ロッテが5連敗。借金は今季ワースト9になった。
先発・小島と楽天・田中将の投手戦。0−0の5回に連打で無死一、二塁としたが、プロ通算0犠打の山口に送りバントのサインもファウルで追い込まれ、最後はバスターで空振り三振で送れずこの回無得点。
2点を追う7回は無死一、二塁から安田が中飛、山口が三ゴロ併殺に倒れた。
井口監督は「レアード以外は今年はみんなバントするって練習してきて、結果的に決められてない訳ですからね。一発で決められるようにしてかなくちゃいけない」と厳しく指摘した。
今季7度目の完封負けとなった打線については「バッティングコーチと選手達が色々やってくれてますけど、結果としてまだ出てないのでね。結果出さないといけないと思いますので、何とか明日また切り替えて」と前を向いた。
9回完封を許した相手の田中将大については「投球内容としては変わらなかったので。結局甘い球を我々が打ててないだけ。カウント整えられて打たされているってところじゃないですかね」と振り返った。
ロッテが5連敗。借金は今季ワースト9になった。
先発・小島と楽天・田中将の投手戦。0−0の5回に連打で無死一、二塁としたが、プロ通算0犠打の山口に送りバントのサインもファウルで追い込まれ、最後はバスターで空振り三振で送れずこの回無得点。
2点を追う7回は無死一、二塁から安田が中飛、山口が三ゴロ併殺に倒れた。
今季、相手に先制された試合は0勝17敗1分けとなり引き分けを挟んで白星なしの17連敗。先制したら16勝0敗1分けの楽天と対照的な試合となった。
今季初勝利を目指した小島は0−2の8回も続投。2点を追加されたところで降板し、139球の熱投も5失点(自責4)で敗戦投手となった。
井口監督は「(小島は)志願して8回も投げてくれて。130球超えましたけど、気迫というかね、そういうのはしっかり見せてくれました。野手がそれに応えられてないっていうことだけじゃないですかね」と打線に苦言を呈した。
ロッテが5連敗。借金は今季ワースト9になった。
先発・小島と楽天・田中将の投手戦。0−0の5回に連打で無死一、二塁としたが、プロ通算0犠打の山口に送りバントのサインもファウルで追い込まれ、最後はバスターで空振り三振で送れずこの回無得点。
2点を追う7回は無死一、二塁から安田が中飛、山口が三ゴロ併殺に倒れた。
今季、相手に先制された試合は0勝17敗1分けとなり、引き分けを挟んで白星なしの17連敗。打線が思うようにつながらない試合が続いている。
ロッテ・小島和哉投手(25)が今季6度目の先発。8回途中139球の熱投も今季初勝利はお預けとなった。
楽天・田中将との投手戦。0−0の5回2死満塁から代打・銀次のゴロを遊撃エチェバリアが前進も捕球できず適時内野安打となって先制を許すと、続く浅村の初球、捕手柿沼のパスボールで2点目を失った。
その後は追加点を許さず粘投。0−2の8回1死二、三塁でマルモレホスに左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び、0−4となったところで井口監督がベンチを出て横山への交代を告げた。
小島はこの日を含め、今季先発した全6登板で6イニング以上投げているが、登板している間の味方の援護点は合計わずか8得点。この日も味方打線が無得点と沈黙した。
ロッテは0−2の8回無死二塁、先発の小島和哉投手(25)が浅村を遊ゴロに打ち取った。遊撃手・エチェバリアの真っ正面のゴロで二塁走者の山崎剛は三塁へスタート。エチェバリアは三塁に送球したが、送球がやや高くセーフ。取れるアウトを取れず痛恨のオールセーフ野選で無死一、三塁となった。
その後、1死二、三塁からマルモレホスの左越え2点二塁打で0−4となったところで小島は降板。代わった横山も楽天の勢いを止められず、小島は5失点、自責点4(5回の捕手柿沼パスボールによる失点は自責点とならず)となった。
ロッテは0−0の5回の守備、2死満塁から楽天の代打・銀次のゴロを遊撃・エチェバリアが前進して捕球を試みるもはじき、その間に三塁走者が生還して先制を許した。記録は内野安打。今季初勝利に向け粘投してきた先発・小島にとって不運な形で失点した。
さらに2死満塁、続く浅村の初球、低めの変化球を捕手の柿沼が後逸。この試合2つ目のパスボールとなり三塁走者が生還して2点目を失った。小島は浅村を左飛に抑えて踏ん張った。
ロッテは0−0の4回、田中将大からレアード、安田の連打で無死一、二塁の好機をつくった。
打席には試合前まで得点圏打率3割5分3厘、チームトップ3本塁打の山口。4連敗脱出を目指す井口監督は送りバントのサインを出した。
プロ通算0犠打で決まれば初犠打だったが、初球からファウル、ボール、ファウル。4球目、バスターに切り替えるも空振り三振で走者を送れず、続くエチェバリア、柿沼も凡退して先取点とはならなかった。
ロッテ・菅野剛士外野手(29)が「2番・左翼」でスタメン出場。守備で見せ場をつくった。
0−0の2回2死二塁、黒川が左前安打。本塁を狙った島内をワンバウンドのレーザービームでアウトにした。
この回は無死一塁からマルモレホス空振り三振の球を捕手の柿沼がはじく間に一走・島内が二塁へ。柿沼が拾い直して二塁に送球、1度はアウトと判定されたが、楽天石井監督のリクエストでセーフとなって捕逸が記録され、ピンチとなっていたが、今季初勝利を目指す先発・小島を菅野の守備が救った。
ロッテの横山陸人投手(20)が10日、今季初めて1軍登録された。
専大松戸高出身の右腕は昨年1軍で10試合に登板した。
3年目の今季は2軍で12試合に登板して防御率0.69。13回を投げて18奪三振で奪三振率12.46と好成績を残していた。
4連敗中のチームはこの日から10連勝中の楽天との3連戦(楽天生命)に臨む。
ロッテは10日、「地元・千葉のために戦う」、「これまでも、そしてこれからも千葉と共に」というコンセプトのもと、17〜19日の楽天戦(ZOZO)で「ALL FOR CHIBA」スペシャルイベントを開催し、千葉県内の特産品を数量限定3日連続プレゼントすると発表した。
特産品プレゼント以外にも、千葉県内物産品が購入できる特設ブース「CHIBA march?」を球場外周正面に開設。千葉県内ご当地キャラクターが球場外周ボールパークステージでグリーティングを行うなど球場を盛り上げる。
イベント詳細は以下の通り。
特産品のプレゼントは午後3時30分から球場外周正面エリア特設配布ステーションにて先着順で配布。無くなり次第終了となる。
また、この3連戦でチームは「ALL FOR CHIBAユニホーム」を着用してプレーする。
ロッテは今季7度目の零敗で5連敗を喫した。
打線の不振が続いて7回まで2失点で粘っていた小島を援護できず、井口監督は「小島が気迫を見せてくれたのに、野手が応えられていない」と奮起を促した。
ロッテは10日、「地元・千葉のために戦う」、「これまでも、そしてこれからも千葉と共に」というコンセプトのもと5月17〜19日の3日間の楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)にて「ALL FOR CHIBA」スペシャルイベントを開催し、千葉県内の特産品を数量限定3日連続でプレゼントすると発表した。
特産品プレゼント以外にも、千葉県内物産品が購入できる特設ブース「CHIBA marche」を球場外周正面に開設。千葉県内ご当地キャラクターが球場外周ボールパークステージでグリーティングを行うなど球場を盛り上げる。
詳細は次の通り。
この3連戦では「ALL FOR CHIBAユニホーム」を着用してプレー。「ALL FOR CHIBAユニホーム」は白のホーム、黒のビジターユニホームのレガシーを継承したグレーを纏い、1992年移転当時のキャップに採用されていたロゴを現代的に再構築したCLMロゴが左胸やキャップにデザインされるなど、球団の千葉移転30周年を契機としてリニューアルされたユニホームとなる。