わたしはかもめ2022年鴎の便り(5月)

便

5月1日

オリックス1−4千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテが3連勝。佐々木朗が7回を6安打1失点7奪三振で開幕4連勝を飾った。打線は1回にレアードの犠飛で先制。3回に中村奨の適時打、8回にレアードのソロなどで加点した。オリックスは6、8回の逸機が痛かった。

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[ロッテ]佐藤奨真「佐々木朗希とは別の違った投球は見せられる」14日オリックス戦プロ初先発[ニッカン]

ロッテ2年目左腕の佐藤奨真投手が14日のオリックス戦でプロ初先発する。

首脳陣はかねて、土曜日に先発していた石川の登板日変更を示唆しており、シーズン開幕直前に支配下登録された佐藤奨が抜擢された。13日先発の佐々木朗とは対極の、130キロ台主体で抑えるスタイル。「佐々木朗希とはまた別の、違った投球は見せられると思っているので」と意気込んでいた。

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[ロッテ]8回勝負を決めたスクイズ「バントも進塁打もスクイズもきっちりできた試合」井口監督[ニッカン]

ロッテが今季2度目の3連勝で、4位に浮上した。佐々木朗希投手(20)の7回1失点の好投に、打では1番高部瑛斗外野手(24)が全打席出塁で3盗塁3得点。連投中の守護神益田がベンチを外れた試合を、しっかりとものにした。

8回の3点目が大きかった。2番手富山から高部が四球をもぎとり、盗塁で二塁へ。中村奨が進塁打を放ち、1死三塁。3番佐藤都志也捕手(24)がカウント1−1からの3球目で、見事にスクイズを成功させ、高部はスライディングすることなく生還した。

打線が昨年ほどの得点力がない中で、今季はバントミスなども目立っていた。それだけに井口資仁監督(47)も「今日はバントも進塁打もスクイズも、作戦としてきっちりできた試合だったんで、勝てたんじゃないかと思います」とご満悦の表情。点差を広げたスクイズの瞬間には、7回でお役御免となった佐々木朗も、ベンチでガッツポーズ。マーティンと抱き合っていた。

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[ロッテ]高部瑛斗「先に行こうと」打って走って攻撃牽引、4勝目佐々木朗希が名指しで感謝[ニッカン]

ロッテ高部瑛斗外野手が佐々木朗に名指しで感謝された。

「高部さんが特に、いっぱい打ってくれて、走ってくれたので本当に感謝しています」。プロ初の1試合3盗塁&3得点。チームの3連勝、そして佐々木朗の4勝目を頼もしく援護した。

初回は中前打からヘッドスライディングで二盗に成功。「滑りすぎた。下が硬かったので」と勢い余って体が1度、ベースから離れたが間一髪で戻って先制点につなげた。「先に行こうという意識。そこは良かった」と3回と8回にも二盗に成功して、その後に生還。攻撃を牽引し続けた。

今季は1番打者として全試合スタメン出場を続けている。昨季までは結果が欲しいあまりに「1歩引いてしまっていた」。今は違う。「思い切って自分が出来ることを。失うものはない。何か積み上げてきた訳でもないので」。無我夢中でチームのために打って、走って−。新たなリードオフマンは必死に結果を積み上げている。

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[ロッテ]佐々木朗希「下手に高望みせず」7回1失点“金曜朗希ショー”無傷4勝目、4位浮上[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が今季3度目のオリックス戦(京セラドーム大阪)で7回1失点と好投、今季4勝目を手にした。相手の積極攻撃を利用して打たせる投球。時折160キロ台をアクセントに入れながら、苦手の京セラドームを最少失点で投げきった。チームも今季2度目の3連勝で4位に浮上。5月の反転攻勢へムードをさらに高める“金曜朗希ショー”で、13日の金曜日を乗り切った。


夜8時59分55秒。日本テレビ系列で「金曜ロードショー」が始まる5秒前、佐々木朗はお立ち台で「ありがとうございます!」と朗らかに声を上げた。6安打されながらも7回1失点。「本当に素晴らしい打線なので、どうにか1失点に抑えることができてよかったです」。清々しい表情で1日を振り返った。

朗希ショーのクライマックスは午後7時55分、6回2死二、三塁。5番バレラを追い込み、捕手松川のサインに3度首を振った。少しだけ目に笑みが浮かんだようにも見えた。「僕の中で投げたい球があったので。終盤で大事な場面、1点差で、抑えたいなと」。球場中で高まる心拍数を一気に落とすように、鋭いフォークで奪三振。松川と2度グータッチした。

3、4月の月間MVPに選出された。「初めてなのですごく嬉しいですし、チームメートにすごく感謝しています」。心からの思いを口にした。行動にも自然と現れる。初回の攻撃、3番佐藤都が犠打を決めた。1死二、三塁。大事な初回へ向け、準備のキャッチボールをすぐには始めない。ベンチの端で佐藤都をお出迎え。ハイタッチしてから、ベンチを出た。

イニングが終わるごとに、アウトにした野手をベンチ前で待ち、グラブを重ねた。「京セラでなかなか僕自身もいい球がいかないことが多かったので、下手に高望みせず、アウトを取ろうと思って投げてました」。160キロ台は前回京セラでの登板から3割減の14球。相手打線の積極性も利用しつつゴロを引き出しながら、また違った趣の主役ぶりを見せた。

それでも決して省エネには感じさせない、真っ向から投げ込んだ7回86球。「まだ長いので。いい投球を続けられるように」。シーズンは4分の1が終わったばかり。映画のような1年へ−。まずは4位に浮上させ、ここからもっと面白くする。

レアード(8回、2試合連続の4号ソロは貴重な追加点)
「佐藤(都)がスクイズを決めたし、1点でも多くという気持ちだったよ。すしネタ?ん〜、イカだな。」

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[鳥谷敬]佐々木朗希4勝目は「バッテリーの共同作業」驚かされた修正力と捕手松川虎生の洞察力[ニッカン]

日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏(40)が13日、昨季まで2年間在籍したロッテの後輩でもある佐々木朗希投手(20)の投球を初評論した。本調子ではない中で7回1失点にまとめた修正能力に成長を感じ取り、ルーキー松川虎生捕手(18)の洞察力も絶賛。今季4勝目を「バッテリーの共同作業の勝利」と表現した。


ロッテ松川捕手の洞察力はとても18歳とは思えませんね。相手が変化球待ちなのか、直球待ちなのか。本当によく打者を観察できていて驚かされました。この日は「佐々木朗希投手が良くて勝った」というよりは「バッテリーの共同作業で勝った」と表現した方がしっくりくるゲームでした。

佐々木朗希投手とオリックス打線の対戦は今回で早くも今年3度目。バットを短く持って直球に狙いを定めてくる中、松川捕手は打者1巡目と2巡目で配球の入り方を大きく変えてきました。まだ制球が定まっていなかった1巡目は9人全ての初球に直球を選択。直球待ちの相手に対して、あえて直球で打ち気を誘って球数を減らすことに成功しています。それが2巡目になると、今度は打者9人のうち7人の初球に変化球をチョイス。こうなると、打者はなかなか的を絞りづらくなるものです。

一方、佐々木朗希投手の修正力にも目を見張るモノがありました。浮いたフォークが目立ち、真っ直ぐもシュート回転気味。それでもリリースポイントや力の入れ具合を調整しながら状態を取り戻していく姿には、確かな成長を感じました。あれだけ浮いていたフォークにしても、6回2死二、三塁で5番のバレラ選手を迎えた場面では、1ボール2ストライクから内角低めにショートバウンドさせて空振り三振。きっと勝負どころでギアチェンジしたのでしょう。

今年の佐々木朗希投手はメリハリが利いています。同じ158キロでも相手打者や状況によって、力の入れ具合を調整できる。去年までと比べて、投球のバリエーションが一気に増えた印象です。本調子でなくとも悪いなりに試合を作り、長いイニングを投げられる。これは先発ローテを1年間守る投手にとって絶対に欠かせない重要な要素の1つです。

この日のテンポや呼吸を見ても、松川捕手との信頼関係も抜群。誰の目にも「確実に計算できる投手」となった今季、どこまで勝ち星を積み重ねるのか、楽しみで仕方がありません。

◇鳥谷氏と佐々木朗

20年からの2年間ロッテでチームメート。昨季は佐々木朗が食事やサプリメントについて鳥谷氏に質問を浴びせたこともあった。今年2月のキャンプ中には日刊スポーツ紙上で初対談。各方面で今季最多勝と予想する鳥谷氏がシーズン35勝の珍指令で笑わせると、佐々木朗は中6日フル稼働を目指すことを宣言。睡眠の質について話し込むなど、野球談議に花を咲かせた。

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[ロッテ]佐々木朗希トップ4勝「高部さんが特に、いっぱい打ってくれて走ってくれた」一問一答[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)がハーラートップタイの4勝目を挙げた。

今季7度目の先発登板は7回6安打1失点。最速は163キロで7奪三振、今季3度目の無死四球だった。試合後のヒーローインタビューは以下の通り。

≫4球で切り抜けた初回を振り返って。
佐々木朗
「打たれながらだったんですけど、うまく打たせて取りながら投げることが出来ました。」
≫今季3度目のオリックスとの対戦。相手打線も食らい付いてくる中で7回1失点という内容について。
佐々木朗
「本当素晴らしい打線なので、どうにか1失点に抑えることができてよかったです。」
≫7回にも163キロをマーク。7回86球だったが余力はどうだった?
佐々木朗
「結構ヒットを打たれながらだったんですけど、どうにか7回まで、ギリギリ投げることが出来ました。」
≫接戦の中で打線が初回、3回、8回と得点を挙げてくれた。
佐々木朗
「高部さんが特に、いっぱい打ってくれて、走ってくれたので本当に感謝しています。」
≫これでチームは3連勝。自身も無傷の4勝目。次の登板へ向けて。
佐々木朗
「明日も勝ってくれると思うので、応援よろしくお願いします。」

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[ロッテ]佐々木朗希先発のオリックス戦、白井一行審判員が二塁塁審[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が今季7度目の先発登板に臨む試合のスターティングメンバーが発表された。

バッテリーを組むのは7試合連続で高卒ルーキーの松川虎生捕手(18)となった。オリックスの1番打者は、4月24日に同球場で対戦した際に佐々木朗の17イニング連続パーフェクト、打者52人連続アウトを途切れさせた、福田周平外野手(29)が起用された。福田は新型コロナウイルス感染で戦線離脱していたが、復帰戦で佐々木朗と再戦する。また、審判団も発表され、24日の試合で球審を務めた白井一行審判員(44)が二塁塁審を務める。

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ロッテ佐々木朗希7回1失点4勝目、オリックスは1得点打線沈黙/詳細[ニッカン]

ロッテが3連勝。佐々木朗が7回を6安打1失点7奪三振で開幕4連勝を飾った。打線は1回にレアードの犠飛で先制。3回に中村奨の適時打、8回にレアードのソロなどで加点した。オリックスは6、8回の逸機が痛かった。

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◇試合経過

1回
[ロッテ]
1番高部:左前打
2番中村奨:一走高部が二盗。四球
3番佐藤都:投犠打
4番レアード:右犠飛
5番マーティン:空振り三振
[オリックス]
1番福田:三ゴロ
2番宗:左前打
3番紅林:二併打
2回
[ロッテ]
6番岡:二邪飛
7番安田:空振り三振
8番エチェバリア:四球
9番松川:二ゴロ
[オリックス]
4番頓宮:三ゴロ。安田が好プレー
5番バレラ:左飛
6番太田:遊ゴロ
3回
[ロッテ]
1番高部:四球
2番中村奨:一走高部が二盗。ライト線への適時打
3番佐藤都:遊併打
4番レアード:中前打
5番マーティン:一ゴロ
[オリックス]
7番池田:中前打
8番野口:二ゴロ
9番伏見:中前打。一走野口は三塁へ
1番福田:遊ゴロ
2番宗:一走福田が二盗。空振り三振
4回
[ロッテ]
6番岡:二ゴロ
7番安田:遊飛
8番エチェバリア:見逃し三振
[オリックス]
3番紅林:見逃し三振
4番頓宮:空振り三振
5番バレラ:中飛
5回
[ロッテ]
9番松川:見逃し三振
1番高部:左前打
2番中村奨:遊併打
[オリックス]
6番太田:三ゴロ
7番池田:空振り三振
8番野口:左前打
9番伏見:二ゴロ
6回
[ロッテ]
3番佐藤都:中飛
4番レアード:中飛
5番マーティン:空振り三振
[オリックス]
1番福田:左飛
2番宗:左前打
3番紅林:遊ゴロ
4番頓宮:レフト線へのツーベース
5番バレラ:空振り三振
7回
[ロッテ]
6番岡:四球
7番安田:捕犠打
8番エチェバリア:右飛
9番松川:一直
[オリックス]
6番太田に代打西野:右飛
7番池田:空振り三振
8番野口:空振り三振
8回
[ロッテ]
1番高部:四球
2番中村奨:一走高部が二盗。遊ゴロ。二走高部は三塁へ
3番佐藤都:一犠打
4番レアード:左中間へのソロ
5番マーティン:二ゴロ
[オリックス]
9番伏見:一安打
1番福田:左前打
2番宗:左飛
3番紅林に代打大城:二ゴロ
4番頓宮:空振り三振
9回
[ロッテ]
6番岡:四球
7番三木:投犠打
8番エチェバリア:右飛。二走岡は三塁へ
9番柿沼:空振り三振
[オリックス]
5番バレラ:2ボール2ストライクから代打佐野如:空振り三振
6番西野:二ゴロ
7番池田:中飛

◇スタメン

[ロッテ]
1(左)高部
2(二)中村奨
3(一)佐藤都
4(指)レアード
5(右)マーティン
6(中)岡
7(三)安田
8(遊)エチェバリア
9(捕)松川
[オリックス]
1(中)福田
2(三)宗
3(遊)紅林
4(指)頓宮
5(一)バレラ
6(二)太田
7(左)池田
8(右)野口
9(捕)伏見

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[ロッテ]佐々木朗希トップタイ無傷4勝目、7回1失点「高部さんが特に」全出塁得点高部に感謝[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)がハーラートップタイの4勝目を挙げた。今季7度目の先発登板は7回6安打1失点。最速は163キロで7奪三振、今季3度目の無死四球だった。

これで今季のオリックス戦は3戦3勝で「本当に素晴らしい打線なので、どうにか1失点に抑えることができてよかったです。結構ヒットを打たれながらだったんですけど、どうにか7回まで、ギリギリ投げることが出来ました」と謙虚に振り返った。佐々木朗の白星は同対戦だった4月24日以来、19日ぶりで5月は初勝利。昨季から自身は6連勝となった。

打線も初回にレアードの犠飛で先制し、3回には中村奨の右前適時打、8回には佐藤都のスクイズとレアードの2試合連続となる4号ソロで4得点としっかり援護した。1番高部は2打数2安打2四球と全出塁で3盗塁を決めて3得点。佐々木朗もヒーローインタビューでは「高部さんが特に、いっぱい打ってくれて、走ってくれたので本当に感謝しています」と、あえて名前を挙げて感謝した。

オリックス打線が積極的にファーストストライクを狙ってくる中で、この日は3回に対戦した9番伏見への2球目、142キロのフォークで初めて空振りを奪った。奪三振も3回に2打席目だった2番宗からが初めてとなったが、中盤以降はペースアップ。4回から降板した7回まで毎回奪三振をマークした。

佐々木朗の快投でチームは3連勝となり、オリックスを抜いて4位に浮上。佐々木朗は「明日も勝ってくれると思うので、応援よろしくお願いします」と、ロッテファンに呼びかけた。

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[ロッテ]佐々木朗希たった4球で初回無失点、オリックス超積極戦法にも真っ直ぐで超省エネ投球[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)がたった4球という超省エネの立ち上がりを見せた。

先頭の福田は初球161キロで三ゴロ。2番宗には初球157キロの直球を左前に運ばれて、この日初の被安打。3番紅林は1ボールからの2球目の直球で二ゴロ併殺打。オリックス打線の超積極的なファーストストライク打ち戦法にも、強く速い真っ直ぐでねじ伏せる形でしっかりとゼロを刻んだ。

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[ロッテ]二盗高部瑛斗勢い余って…微妙なタイミングも白井塁審はセーフ判定、リクエスト失敗[ニッカン]

ロッテ高部瑛斗外野手(24)が初回、勢い余ってアウトになりかけた。

先頭打者として中前打で出塁し、2番中村奨の打席で二盗を試みた。ヘッドスライディングでタイミングは悠々とセーフだったが、トップスピードに乗った体は二塁ベースを思わず通り越し、触れていた左手も離れてしまった。高部は、その左手でベースに戻るとオリックスの遊撃紅林がタッチ。微妙なタイミングとなったが、二塁塁審の白井審判員はセーフのジャッジを下した。

この判定にオリックス中嶋監督がリクエスト。リプレー検証の結果、判定は覆らなかった。その後、ロッテはレアードの右飛で幸先よく先制点を挙げた。先発の佐々木朗も拍手しながら喜んだ。

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[ロッテ]技巧派左腕佐藤奨真14日オリックス戦でプロ初先発、佐々木朗希翌日対極スタイルで勝負[ニッカン]

ロッテ佐藤奨真投手(23)が14日のオリックス戦(京セラドーム大阪)でプロ初先発する。

20年育成ドラフト4位で専大から入団した技巧派左腕で、プロ2年目となる今季のシーズン開幕前に支配下選手登録を受けた。

直球は130キロ台が主体となるものの、緩急と奥行きを生かしながら打ち取るスタイルで、プロ1年目の昨季はイースタン・リーグで2完封を含む7勝を挙げている。

13日のロッテ先発は最速164キロ右腕の佐々木朗で、正反対の投球スタイルでいかに打ち取っていくかも注目される。井口資仁監督(47)はタイプの違いについて「まぁ、そこまでは計算してませんけど」と笑いつつ「彼にとっては初先発でチャンスだと思いますので、何とか自分の持っているものを全て出してもらいたいなと思います」と期待を寄せた。

佐藤奨は3月31日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)での中継ぎでプロ初登板は果たしており、今回が初先発。この日、1軍に合流し練習に参加した。

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今季被本塁打ゼロの3人先発、西武高橋光成、ロッテ佐々木朗希、日本ハム伊藤大海/パ見どころ[ニッカン]

パ・リーグは本塁打を打たれていない3人が先発。

開幕から西武高橋光成投手(25)が48回、ロッテ佐々木朗希投手(20)が42回、日本ハム伊藤大海投手(24)が37回1/3被本塁打0を続けている。今日も1発を許さず、被本塁打0記録を伸ばせるか。

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[ロッテ]佐々木朗希がファンの掲げるメッセージタオルに「信じてる。」の言葉を選んだ理由[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が13日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に先発する。

声を出す応援ができないコロナ禍の現在、選手名やメッセージが書かれたタオルを掲げるファンも多い。佐々木朗の先発時にも多く広げられるが、その中に「信じてる。」というメッセージタオルがある。前回4月24日、同じ京セラドームでのオリックス戦のスタンドでも多く見られた。

3月末に発売された球団公式グッズで、全20選手のラインアップがある。サウナ好きで知られる石川歩投手(34)の「ととのう」タオルは特に人気で、一時的に品切れになったことも。担当記者の私も、その「ととのう」と角中勝也外野手(34)の「がんばれ。」を衝動買いした(ととのう、は入荷待ちした)。

それはさておき、佐々木朗の「信じてる。」だ。タイミングを逃していたが、今回ようやく理由を本人に聞くことができた。

「掲げるので、メッセージ性があった方がいいかなと思って」。

重要視していたのはメッセージ性。グッズの本質を突いていた。

「僕の中で座右の銘とかも何もないので、こう、使いやすいかなと思って選びました」。

使いやすいかな−。自分の好きな言葉を選ぶ選択肢も普通に考えられる中で、ファンが主語になっているのに驚かされる。信じてる−。誰が何を信じてる、の意味なのだろうか。

「色々な受け取りができるように選びました」。

そこまで考えていることにちょっとゾクッとした。「信じてる。」を媒介にした、マウンドとスタンドの無言の勇気づけ。その直球で、何度もどよめかせてきた。「去年、入場制限がある中でもすごく力になりましたし、今年は何回か満員の中で投げたりできて、すごく力になりました」と、ファンへ寄せる思いは強い。

京セラドームでは、ロッテファンが三塁側に多く座る。セットポジションに構え、差し出された「信じてる。」を正面に見ながら、左足を舞い上げる。

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[ロッテ]佐々木朗希が月間MVP初受賞「こういう結果を1年間通してできたら」完全試合も達成[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は13日、3、4月度「大樹生命月間MVP賞」を発表し、ロッテ佐々木朗希投手(20)が初受賞した。

佐々木朗は3、4月に5試合に先発し3勝0敗、防御率1.50。36イニングを投げ60奪三振と打者を圧倒し、自己最速164キロもマークした。4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)ではNPB史上16人目となる完全試合も達成した。

受賞の第一声で「初めてなのですごく嬉しいですし、チームメートにすごく感謝しています」とした佐々木朗は「中6日で投げたりとか、去年よりも成長したところも見せることができましたし、こういう結果を1年間通してできたらなと思っています」と順調な滑り出しを喜んだ。

大船渡高から19年ドラフト1位で入団し、昨年はシーズン途中から先発経験を重ねた。「開幕からローテーションで投げるのも初めてだったので、なかなかペースだったり分からないことばかりなんですけど、その中で一生懸命やった中でこういう形で勝つことができたので、よかったなと思います」。誰にとっても難しい開幕直後を、2年間で身につけた能力の数々で堂々とこなしてきた。

平均球速は、1年前と比べても5キロ以上、時には10キロ近く増している。「全体的にスピード感も上がってますし、コントロールも良くなってますし、あとはこう試合勘だったりだとか、そういったところも去年より良くなっていると思います」と自身も手応えを口にする。「まずは目の前の1試合1試合を一生懸命に」。13日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で、今季7度目の先発マウンドに向かう。

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プロ野球の声出し応援は当面再開なし「これから何を緩和するというのはない」NPB事務局長[ニッカン]

プロ野球の声出し応援は当面、再開されない。

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長が13日、「今のガイドラインを直す予定はないので、特にこれから何を緩和するというのはない」と、有観客開催における新型コロナウイルス感染予防ガイドラインの見直しは考えていないことを明かした。ガイドラインでは、球場で大声を出さないことが求められている。

なお、この日から巨人がタオル回し応援を再開する。同局長は「ガイドラインに沿ってやっていただくということ。ガイドラインで、タオル回しについては大丈夫としてある」という見解を示した。

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ロッテ・佐々木朗希が4勝&勝率10割&7試合78Kで3冠!初月間MVP御礼、金曜ロウキショー[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が13日、オリックス7回戦(京セラ)に先発し、7回6安打1失点、7奪三振でハーラートップに並ぶ開幕4連勝を飾った。勝ち星、勝率10割、78奪三振といずれもリーグ1位で、開幕から7試合で78三振は、1994年の伊良部秀輝(76三振)を超える球団最多記録となった。試合前にはパ・リーグの3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」を3年目で初受賞。

今季1冠目≠手にし、チームの3連勝、4位浮上にも大きく貢献した。

令和の怪物が因縁の地≠ナきっちりと役割を果たした。佐々木朗は7回1失点、7奪三振で無傷の開幕4連勝を飾った。

「変にかわそうとせず、どんどん攻めてアウトを取ろうと考えました。高いマウンドの対応で、いいものをちょっとつかめました」。

完全投球を止められ、ボール判定をめぐって白井一行球審に詰め寄られるなど、騒動となった4月24日以来、約3週間ぶりとなる京セラドーム大阪での登板。その白井審判員は二塁審判を務めており、周囲から注目を集めていた。

2−0の3回1死一、三塁から福田の遊ゴロで失点。6回2死二、三塁のピンチでは、バレラをフォークボールで空振り三振に斬った。最速は163キロを計測。史上最年少で完全試合を達成した4月10日はストライク率78%を記録していたが、この日も計86球中ストライク61球で同71%とゾーン内で勝負を挑み、四死球も与えなかった。

まさに、ドクターK。開幕から7試合の登板で78三振を奪い、1994年の伊良部秀輝の76個を上回り球団最多記録となった。9イニング当たりの奪三振率は驚異の14.33。勝ち星、勝率10割、そして奪三振数もリーグトップだ。

試合前には3、4月度の月間MVPが発表され、3年目で初受賞した。「初めてなのですごく嬉しいですし、チームメートにすごく感謝しています。たくさん試合で投げられましたし、すごくいい1ヶ月でした」と振り返った。

ヤクルト・奥川、オリックス・宮城ら、高卒の同期では、一番乗りの受賞となった。5試合に先発して3勝0敗、防御率1.50で、大ブレークを遂げた今季の1冠目≠手にした。

力投でチームは3連勝。井口監督は「うまく打たせて要所を締めた。走者を背負ってもギアを上げていい投球をした」と称賛した。次回登板は20日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で、金曜日の登板が続く予定。「サンデー朗希」から「金曜ロウキショー」となっても、白星を積み上げる。

◇データBOX

(1)
ロッテ・佐々木朗がリーグトップタイの今季4勝目(0敗)。ロッテの投手が開幕4連勝以上したのは、昨年の佐々木千隼(8連勝=全て救援勝利)と河村説人(4連勝=全て先発勝利)以来。
(2)
開幕から7試合の登板で78奪三振は1994年の伊良部秀輝の76個(同年最終239個)を上回る球団最多記録。9イニング当たりの奪三振率は14.33で、2019年にソフトバンク・千賀滉大がマークしプロ野球記録の11.33(規定投球回以上)を大きく上回っている。
大樹生命月間MVP賞
セ・リーグが1975年、パが79年に制定し、月間を通じて最も活躍した選手が表彰される。89年からは投手、野手を各リーグ1人ずつ選出している。2019年から大樹生命保険株式会社が冠スポンサーで、受賞者には記念盾、トロフィー、賞金30万円が贈られる。最年少受賞は15年8月度の西武・高橋光成で18歳6ヶ月、最年長は08年8月度の中日・山本昌で43歳0ヶ月。最多は楽天・田中将大の12度。

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ロッテ・佐々木朗希はリーグトップに並ぶ4勝目、7回7K1失点[サンスポ]

ロッテが快勝。3連勝でオリックスと入れ替わり、4位に浮上した。先発の佐々木朗希投手(20)が7回を投げ7三振を奪うなど6安打1失点でリーグトップに並ぶ無傷の4勝目を挙げた。

令和の怪物が因縁の地≠ナきっちりと役割を果たした。佐々木朗は7回6安打1失点、7奪三振。今季4勝目をつかんだ。この日の最速は163キロを計測し、計86球の力投だった。

1回1死から宗に左前打を許すも、続く紅林を二ゴロ併殺打に斬って、この回は4球で終えた。2−0、3回1死一、三塁。福田の遊ゴロで失点を許したが、それ以外は要所を締めた。

完全投球を止められ、白井一行球審に詰め寄られるなど、騒動となった4月24日以来、3週間ぶりとなる京セラドーム大阪での登板。その白井審判員は二塁審判を務めており、周囲からも注目を集めていた。

試合前には、3、4月度の月間MVPが発表され、3年目で初受賞した。「初めてなのですごく嬉しいですし、チームメートにすごく感謝しています」と目尻を下げた。

ヤクルト・奥川、オリックス宮城ら高卒の同期では、一番乗りの受賞となった。4月10日に史上最年少の完全試合を達成するなど5試合に先発して3勝0敗、防御率1.50。12球団トップの60奪三振と圧倒的な成績を残した。

「完全試合したりとか今後なかなかないと思うんですけど、たくさん試合で投げられましたし、イニングも投げられてすごくいい1ヶ月だったと思います」。

5月に入っても、負けない20歳右腕。この日の4勝目でリーグトップに並んだ。2022年、令和の怪物は白星を積み上げる。

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[ヒーロートーク]佐々木朗希が4勝目「どうにか7回までギリギリ投げることが出来ました」[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が7回6安打1失点7奪三振の好投で負けなしの今季4勝目を挙げた。チームは3連勝で4位に浮上した。以下、佐々木朗のヒーローインタビュー。

≫立ち上がりを振り勝って。
佐々木朗
「打たれながらだったんですけど、うまく打たせて取りながら投げられました。」
≫今日のピッチング内容は。
佐々木朗
「素晴らしい打線なので1失点に抑えられて良かったです。」
≫7回86球。余力は。
佐々木朗
「結構ヒット打たれながらだったんですけど、どうにか7回までギリギリ投げることができました。」
≫打線が先制、中押し、ダメ押しと点をもぎ取った。
佐々木朗
「部さんが特にいっぱい打ってくれて走ってくれたので本当に感謝しています。」

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ロッテ・佐々木朗希、7回1失点の好投で4勝目[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が7回6安打1失点7奪三振の好投で負けなしの今季4勝目を挙げた。チームは3連勝で4位となった。

佐々木朗は1回、1死から宗に左前打を許したが、続く紅林を二ゴロ併殺に抑えた。2回は真っ直ぐを中心に投げ3人で終わらせた。この回まで奪った三振は「0」も、球数はわずか15球。打線は1回1死二、三塁からレアードの右犠飛で先制点を挙げ、2回を終えて1−0。

3回は中村奨の右前適時打で2−0とリードを広げたあとのマウンド。先頭の池田に中前打を打たれるなど、1死一、三塁とされると、福田の遊ゴロの間に三走の生還を許し2−1と1点差に迫られた。4回は連続三振とバレラを中飛に抑え3人で終わらせた。

5回は2死から左前打を許したが、続く伏見を二ゴロに抑えた。6回は2死一塁から頓宮に左翼線二塁打を打たれ二、三塁とされたが、バレラをフォークで三振を奪いガッツポーズを見せた。7回は1死から連続三振を奪い降板した。

打線は8回、1死三塁から佐藤のスクイズと二死からレアードの4号ソロで2点を奪い4−1とリードを広げた。打線は8回、1死三塁から佐藤のスクイズと2死からレアードの4号ソロで2点を奪い4−1とリードを広げた。佐々木朗に代わって、8回のマウンドには西野、9回はゲレーロの投手リレーでリードを守った。

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ロッテ・レアードが2戦連発の4号ソロ、すしポーズで「今日のネタ?イカだな!」[サンスポ]

ロッテのブランドン・レアード内野手(34)が「4番・DH」で先発出場し、2試合連続となる左中間4号ソロを放った。1点を追加した8回2死走者なし。2番手・富山の6球目を捉えた。

球団広報を通じて「打ったのはフォークボール。自分の前でサトウ(佐藤都)がスクイズを決めたので、1点でも多くという気持ちだった」とコメント。得意のすしポーズを披露し「今日のネタ?イカだな!」と今季4貫目≠握った。

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ロッテ・中村奨、13試合ぶりの打点「最低でも走者を進めようと思っていた」[サンスポ]

ロッテの中村奨が1−0の3回に適時打を放ち、4月27日の楽天戦以来13試合ぶりに打点を挙げた。無死二塁で田嶋の6球目の速球を腕をたたみながら右翼線へ運んだ。「最低でも走者を進めようと思っていた。結果的に走者をかえすことができて良かった」と安堵した。

開幕直後に新型コロナウイルスに感染して離脱し、昨季まで4年間続けていた全試合出場が途絶えた。復帰後もなかなか状態が上向かず、打率は2割台前半に低迷。ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得した昨季から一転して試練の序盤となっているが、久々の適時打で先発の佐々木朗を援護した。

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ロッテ・佐々木朗希が3、4月度月間MVP[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が13日、『大樹生命月間MVP賞』3、4月度の受賞を喜んだ。岩手・大船渡高から2020年ドラフト1位でロッテ入団。今季3年目の令和の怪物≠ヘ「初めてなのですごく嬉しいですし、チームメートにすごく感謝しています」と初受賞に表情を崩した。

3、4月で5試合に先発して3勝0敗、防御率1.50。3月27日の楽天戦(楽天生命パーク)で初登板し、4月10日オリックス戦(ZOZOマリン)で史上最年少の完全試合を達成し、続く17日の日本ハム戦(同)で8回完全。「完全試合したりとか今後なかなかないと思うんですけど、たくさん試合で投げられましたし、イニングも投げられてすごくいい1ヶ月だったと思います」と激動の期間を振り返った。

初めて開幕1軍入りし「開幕から(先発)ローテーションで投げるのもはじめてだったので、なかなかこうペースだったり分からないことばかりなんですけど、その中で一生懸命やったなかでこういう形で勝つことができたのでよかったなと思います」。これまでの野球人生で「賞はもらったことはないです。あんまり、多分…」と嬉しい初の勲章になった。

今後に向け「年間通して安定した成績を残したいと思っているので、その中でまずは1ヶ月いい形で迎えられたので、よかったかなと思います」とさらなる活躍に意欲をみせた。

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ロッテ・朗希、無傷の4勝目で3冠、パ唯一の勝率100%、自身初の月間MVPも獲得[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が13日、オリックス戦で7回86球を投げて6安打1失点、7奪三振と好投して無傷の4勝目をマークした。勝ち星はリーグトップに並び、勝率(1.000)、奪三振(78)と合わせて3冠。この日、自身初となる月間MVP(3、4月度)を受賞した「令和の怪物」が抜群の対応力を見せ、相手打線を封じた。

佐々木朗が進化を止めない。京セラドームのマウンドと、相手の初球狙い。2つの壁を乗り越えた。

3回まで3安打1失点で、奪三振はわずか1。「良いボールがいかない」と苦しんだ。前回対戦した4月24日のオリックス戦では、同じ球場で白星こそ挙げたが5回90球を要して2失点。高い傾斜のマウンドが合わず、ドーム球場特有の蒸し暑さに体力も奪われた。

思い切って4回から、4月10日の対戦で19三振を奪い完全試合を達成したイメージを捨てた。「下手に高望みをしないでアウトを取ろう」。直球とフォークのパワー投球から、120キロ台のカーブと130キロ台のスライダーを交えた緩急で相手打線の目先を変えた。

この切り替えが奏功した。6回は2死二、三塁でバレラをフォークで空振り三振。7回は2者連続三振で締めるなど、4回以降は4イニングで3安打無失点で奪三振は6に急増し「後半は良かった」と手応えを口にした。前回対戦では白井一行球審の判定に対する不服そうな態度をきっかけにマウンドに詰め寄られる事態も経験。その白井審判員が二塁塁審を務めて注目も集めた一戦で対応力を発揮した。

初回は初球を狙われたが「かわそうとせずに攻めていく中でアウトを取ろうと思った」と自身のベストピッチを投げることに集中。わずか4球で乗り切った。6日のソフトバンク戦でも初回に初球の直球を3安打され、この日に浴びた6安打中の4本も初球を打たれている。ファーストストライク狙いにも「変に抑え込もうとせずにアウトを取れたらいい」と気負わなかった。実際、6つの内野ゴロを2球目以内のファーストストライクで仕留めて乗り切った。

チームは3連勝で4位浮上。自身は楽天・田中将らに並ぶリーグトップの4勝目を挙げ、勝率、奪三振と合わせて投手部門3冠に躍り出た。この日発表された月間MVP受賞には「野球以外に習い事もしたことがない。表彰されたのも初めて」と笑った。次々に課題をクリアする。「令和の怪物」の戴冠ラッシュは、これからが本番だ。

◇無傷の4連勝

佐々木朗が7回1失点で無傷の4連勝。規定投球回以上で勝率10割はパでは佐々木朗のみとなった。この日は7回で7三振を奪ったが、初奪三振は3回2死の宗からでゲーム11人目。佐々木朗が初回から2イニング連続で三振を奪えなかったのはプロ入りから通算18試合目で初めて。これまでの最も遅いゲーム初奪三振は今季4月24日オリックス戦での8人目だった。

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槙原寛己氏、朗希は大谷より上かもしれない、変化球駆使「3部構成」のピッチング[スポニチ]

◇槙原寛己 視点

佐々木朗がこれまでと一味違う大人の投球をした。初回から直球を狙い打たれていると見るや、2回からはフォークを軸に切り替えた。打順が2巡目に入ると130キロ台のスライダーを織り交ぜ、3巡目に入った6回からはカーブを使った。

変化球をうまく交ぜる「3部構成」のピッチング。緩急がついて直球も速く見える。これまでの登板では初回からガムシャラに160キロ台の直球を投げ込んでいたが、この試合では意識的に150キロ台に抑えながら、ここぞという場面でギアを入れて160キロ台を投げて打ち取るという「直球の使い分け」をしていた。クリーンアップに回る勝負どころの4回は紅林を163キロと159キロの速球を続けて見逃し三振。頓宮をフォークで空振り三振に仕留めるとバレラは161キロで中飛。反撃の芽を摘んだ。7回1死から池田を161キロで空振り三振。最後の打者、野口にも163キロを投げている。

無駄球もなく、7回を無四球の86球。球威にも体力にもまだまだ余力があり、そのまま9回まで完投できたと思う。4勝目はこれまでと違う「大人の佐々木朗」を感じさせてくれるものだった。

比較していいのかどうか分からないが、ボールの角度や器用さを考えると、もしかすると佐々木朗は大谷より上かもしれない。どこまで進化し勝っていくのか、末恐ろしい。

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ロッテ・朗希、騒動以来の“対面”、二塁に白井審判員[スポニチ]

4月24日の同じカード、同じ球場で球審を務め、判定に不服な態度を見せたロッテ・佐々木朗に詰め寄った白井審判員が二塁塁審を務めた。

その騒動以来の顔合わせで、佐々木朗の投球を背後から見る形になった白井審判員。試合では初回、6回と二塁での判定に対してオリックスからリクエストがなされた。リプレー検証の結果、いずれも判定通りに。オリックスは2度のリクエストに失敗した形となった。

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ロッテ朗希「うまく打たせて取りながら投げられた」、オリ研究上回る投球術でトップタイ4勝目[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が13日のオリックス戦(京セラドーム)に先発。7回を6安打1失点に抑え、開幕から無傷でハーラートップタイとなる4勝目を飾った。球数は86球、7奪三振で、無四球。チームは3連勝で4位に浮上した。

佐々木朗はヒーローインタビューで「打たれながらだったんですけど、うまく打たせて取りながら投げることが出来ました。本当に素晴らしい打線なので、どうにか1失点に抑えられて良かったと思います。結構ヒットを打たれながらだったんですけど、どうにか7回までギリギリ投げることができました。明日も勝ってくれるので応援宜しくお願いします」と話し、敵地ながら大きな拍手を浴びた。

今季3度目の対戦となったオリックスは、早いカウントからの直球、フォークボールに狙いを絞ってきた。その中で2点リードの3回、先頭の池田の中前打から1死一、三塁のピンチを招き、福田の遊ゴロの間に三塁走者が生還、1点を失った。

それでも4回はスライダー、5回にはカーブも交えるなど、配球を変えてオリックス打線の狙いを外した。6回に2死二、三塁のピンチを迎えたが、バレラを145キロのフォークボールで空振り三振に斬り、拳を握った。三振は7個にとどまったが、要所でギアを挙げ、最速163キロをマーク。18歳の捕手、松川との呼吸も合った。

佐々木朗はこの日、3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」を初受賞。この期間は5試合に登板し3勝無敗、防御率1.50。4月10日のオリックス戦で完全試合、さらにNPB新記録となる13者連続奪三振を達成し、同17日の日本ハム戦でも8回まで完全投球で降板するなど、3勝ながら異次元で、他を圧倒した。「中6日で投げたりとか、昨季よりも成長したところも見せることができている。こういう結果を1年間できたらと思っている」と手応えを深めて臨んだ一戦だった。

打線も佐々木朗を序盤から援護。初回にレアードの右犠飛で先制。3回には無死二塁から中村奨の右前打で加点した。なかなか追加点を奪えなかったが、8回1死三塁から佐藤がスクイズを決め、続くレアードが左中間4号ソロで突き放した。「(1番の)高部さんがいっぱい打ってくれて、走ってくれた。感謝しています」と佐々木朗希も感謝した。

佐々木降板後は8回を西野、9回はゲレーロが締めた。これで佐々木朗はオリックス戦は今季3戦3勝。通算でも5試合に投げ、4勝0敗となった。

また、同戦の二塁塁審を白井一行審判員が務めた。佐々木朗は4月24日、同じ舞台で、同じ相手に5回2失点で3勝目を挙げたが、2回にボール判定に対して不服そうな表情をしたところ、白井球審に詰め寄られるシーンが物議をかもしていた。その白井二塁塁審の判定に対し、オリックスが2度リクエストを試みたが、リプレー検証の結果、いずれも判定通りだった。

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ロッテ佐々木朗希が7回1失点、開幕4連勝でハーラートップタイ、オリックス戦今季3戦3勝[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が13日のオリックス戦(京セラドーム)に先発。7回を6安打1失点に抑え、開幕から無傷でハーラートップタイとなる4勝目を飾った。球数は86球、7奪三振で、チームは3連勝で4位に浮上した。

今季3度目の対戦となったオリックスは、早いカウントからの直球、フォークボールに狙いを絞ってきた。その中で2点リードの3回、先頭の池田の中前打から1死一、三塁のピンチを招き、福田の遊ゴロの間に三塁走者が生還、1点を失った。

それでも4回はスライダー、5回にはカーブも交えるなど、配球を変えてオリックス打線の狙いを外した。6回に2死二、三塁のピンチを迎えたが、バレラを145キロのフォークボールで空振り三振に斬り、拳を握った。三振は7個にとどまったが、要所でギアを挙げ、最速163キロをマーク。18歳の捕手、松川との呼吸も合った。

佐々木朗はこの日、3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」を初受賞。この期間は5試合に登板し3勝無敗、防御率1.50。4月10日のオリックス戦で完全試合、さらにNPB新記録となる13者連続奪三振を達成し、同17日の日本ハム戦でも8回まで完全投球で降板するなど、3勝ながら異次元で、他を圧倒した。「中6日で投げたりとか、昨季よりも成長したところも見せることができている。こういう結果を1年間できたらと思っている」と手応えを深めて臨んだ一戦だった。

打線も佐々木朗を序盤から援護。初回にレアードの右犠飛で先制。3回には無死二塁から中村奨の右前打で加点した。なかなか追加点を奪えなかったが、8回1死三塁から佐藤がスクイズを決め、続くレアードが左中間4号ソロで突き放した。

佐々木降板後は8回を西野、9回はゲレーロが締めた。これで佐々木朗はオリックス戦は今季3戦3勝。昨季から4勝0敗となった。

また、同戦の二塁塁審を白井一行審判員が務めた。佐々木朗は4月24日、同じ舞台で、同じ相手に5回2失点で3勝目を挙げたが、2回にボール判定に対して不服そうな表情をしたところ、白井球審に詰め寄られるシーンが物議をかもしていた。その白井二塁塁審の判定に対し、オリックスが2度リクエストを試みたが、リプレー検証の結果、いずれも判定通りだった。

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ロッテ佐々木朗希が7回1失点、最速163キロで7奪三振、無傷の開幕4連勝なるか[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が13日のオリックス戦(京セラドーム)に先発。7回を6安打1失点に抑え、4勝目の権利を得て降板した。球数は86球だった。

初回は1死から宗に左前打されたが、続く紅林を二ゴロ併殺に斬り、わずか4球で無失点で切り抜けると、2回は3者凡退。リズムに乗ったかに見えたが、2点のリードをプレゼントしてもらった3回、先頭の池田の中前打から1死一、三塁のピンチを招き、福田の遊ゴロの間に三塁走者が生還、1点を失った。

それでも4回はスライダー、5回にはカーブも交えるなど、オリックス打線の狙いを外した。6回に2死二、三塁のピンチを迎えたが、バレラを145キロのフォークボールで空振り三振に斬り、拳を握った。三振は7個にとどまったが、相手が早いカウントから直球を狙ってくるのに対し、2巡目以降は配球を変えて対処。18歳の捕手、松川との呼吸も合った。

佐々木朗はこの日、3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」を初受賞。この期間は5試合に登板し3勝無敗、防御率1.50。4月10日のオリックス戦で完全試合、さらにNPB新記録となる13者連続奪三振を達成し、同17日の日本ハム戦でも8回まで完全投球で降板するなど、3勝ながら異次元で、他を圧倒した。「中6日で投げたりとか、昨季よりも成長したところも見せることができている。こういう結果を1年間できたらと思っている」と手応えを深めて臨んだ一戦だった。

打線も佐々木朗を序盤から援護。初回にレアードの右犠飛で先制。3回には無死二塁から中村奨の右前打で加点した。なかなか追加点を奪えなかったが、8回1死三塁から佐藤がスクイズを決め、続くレアードが左中間4号ソロで突き放した。

また、同戦の二塁塁審を白井一行審判員が務めた。佐々木朗は4月24日、同じ舞台で、同じ相手に5回2失点で3勝目を挙げたが、2回にボール判定に対して不服そうな表情をしたところ、白井球審に詰め寄られるシーンが物議をかもしていた。その白井二塁塁審の判定に対し、オリックスが2度リクエストを試みたが、リプレー検証の結果、いずれも判定通りだった。

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ロッテ・佐々木朗の登板試合で白井審判員が二塁塁審、4・24詰め寄り騒動以来[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗が先発試合で、白井一行審判員が二塁塁審を務めた。

佐々木朗と白井審判員が同じグラウンドに立つのは、4月24日の同カード以来。白井審判員は佐々木朗が先発した同24日の試合で、ストライク、ボールの判定に不服そうなリアクションを見せたと思われる佐々木朗に詰め寄った行動が物議を呼んだ。

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朗希、先発のオリックス戦、二塁塁審は白井審判員、あの“騒動”以来の顔合わせ[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発する13日のオリックス戦(京セラドーム)の先発メンバー発表があり、二塁塁審を白井一行審判員が務めることが発表された。

佐々木朗は4月24日、同じ舞台で、同じ相手に5回2失点で3勝目を挙げたが、2回にボール判定に対して不服そうな表情をしたところ、白井球審に詰め寄られるシーンが物議をかもしていた。

今回はその騒動以来、19日ぶりの顔合わせとなる。また、球審は橘高淳審判員で、4月10日のオリックス戦で完全試合を達成した際の球審も務めていた。

以下は、両軍の先発メンバー。

[ロッテ]
1(左)高部
2(二)中村奨
3(一)佐藤都
4(D)レアード
5(右)マーティン
6(中)岡
7(三)安田
8(遊)エチェバリア
9(捕)松川
P・佐々木朗
[オリックス]
1(中)福田
2(三)宗
3(遊)紅林
4(D)頓宮
5(一)バレラ
6(二)太田
7(左)池田
8(右)野口
9(捕)伏見
P・田嶋
[審判団]
球審・橘高
一塁・福家
二塁・白井
三塁・吉本

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[ロッテ]佐々木朗希の登板試合、あの白井審判員が二塁塁審に…アナウンスに場内どよめく[報知]

ロッテ・オリックス戦(京セラD)で白井審判員が二塁塁審を務めた。4月24日の同カードで球審を務めた際、判定に苦笑いした佐々木朗に詰め寄って物議を醸して以来の“同時出場”。試合前に名前がコールされると場内がどよめいた。

また、この日は4月10日のオリックス戦(ZOZO)で朗希が完全試合を達成した試合の球審だった橘高審判員が球審を務めた。

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堀内恒夫氏が指摘…ロッテ・佐々木朗希はこのままだと小さくまとまった投手にならないか[報知]

佐々木朗希は完全投球を続けていた時には戻っていない。本人が「三振を取らなくてもいい」「安打を打たれてもいい。勝てればいい」という投球を求めているのならそれでもいい。野球は三振を取るゲームでもないし、ボールのスピードを争う競技でもないのだから。

しかし、考えてもらいたい。ファンは160キロの快速球と、150キロのフォークを投げて相手を完璧に封じる佐々木朗を楽しみにして球場へ足を運んでいるのだ。この日の投球は確かに「好投手」と評価させる投球だった。階級で言うなら「Aクラスの上」だろう。だが、オリックス・山本由伸、ソフトバンク・千賀のような「S級」ではない。

完全試合を続けていた時に比べると、迫力がなくなっている。フォームに「力を入れた」という瞬間が見られないのだ。ストレートもシュート気味にいっている。ボールを切っていないからだ。

「疲労」を理由に1軍登録を抹消され、その後も中6日空けてもらいながら、一時の圧倒的な投球ができていない。このままだと小さくまとまった投手にならないか。もし、メジャーに行きたいのなら、160キロの球を投げる時に受ける衝撃に耐えられる体をつくらなければならない。中4日のローテーションで投げられる体にしなければならない。中6日で先発する投手など、メジャーではありえないのだから。佐々木朗希。君はそれだけ高いものを求められているのだ。

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[ロッテ]佐々木朗希、省エネ投球でトップ4勝目…ブルペン負担かけないため打たせて取り7回1失点[報知]

最後の打者・池田が中飛に倒れると、朗希は笑顔でナインとグータッチを交わした。7回86球で6安打1失点の好投。直球の最速は163キロをマークし、ハーラートップタイとなる無傷の4勝目を挙げて3、4月の月間MVP受賞に自ら花を添えた。

「真っ直ぐに対して対応がいいので、どうにか打たせて取りながら、変に抑え込もうとせずアウトを取れたらいいなと思った」。この日は守護神・益田が連投による疲労を考慮されてベンチを外れたため、朗希は思案した。ブルペンに負担をかけず少しでも長い回を投げるためのプランが省エネ投球。「へたに高望みせずアウトを取ろう」とZOZOでオリックスから19三振を奪った4月10日の完全試合とは一転、打たせて取る投球を重視した。

三振は今季で2番目に少ない7個。1つ目を奪ったのは、打者11人目の宗の空振り三振で、2イニング連続で三振がなかったのは今季初だった。それでも要所ではギアを上げた。1点リードの6回2死二、三塁でバレラをフォークで空振り三振。この日の直球の平均球速は158.7キロと前回登板からは約2キロ落ちたが、先発としての安定感は健在だった。

“因縁”の京セラDでもリベンジを果たした。4月24日の対戦で3勝目は挙げたが、先頭の福田に安打を許し17回完全投球&打者52人連続斬りがストップ。高いマウンドや慣れないドームの環境にも苦戦し、2回には白井球審に詰め寄られるなど波紋を呼んだ。「4回から高いマウンドに対しての対応の仕方をつかめたので、いい形で投げられた」と修正能力の高さも示した。

井口監督も「ランナーを置いてからしっかりとギアを上げて、いい投球ができていた」と評価。チームは3連勝を飾り4位に浮上。巻き返しへ、20歳の怪物が腕を振る。

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[ロッテ]高部瑛斗、圧巻の3盗塁、全て無死一塁で成功「盗塁からバントの方が1死三塁を作れる」[報知]

ロッテ・高部瑛斗外野手(24)が1番・左翼でスタメン出場。2安打2四球で計4出塁して3盗塁と勝利に大きく貢献した。

初回先頭で中前安打で出塁して続く中村奨の打席で二盗。3回も先頭で四球で出塁して続く中村奨の打席で二盗。8回も先頭で四球で出塁して中村奨の打席で二盗を決めた。

これら3つの盗塁はいずれも無死一塁から決めたもので、その後、犠打や進塁打で三塁に進塁した後に得点を記録した。

今季はリーグ2位の11盗塁。「足を使って、何とか先の塁にというのはありますし、(無死一塁から)バントで1アウトするよりも盗塁でそこからバントの方が1アウト三塁という形を作れるので。先に行こうという意識は常に持っているので、そこは今日は良かったかなと思います」と振り返った。

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[ロッテ]佐々木朗希「4回からいい感覚つかめた」高望みせず、敵地マウンドで見せた対応力[報知]

先発・佐々木朗希投手(20)が7回1失点の好投でリーグトップタイの4勝目を挙げた。

2点リードの3回、池田と伏見の安打で1死一、三塁のピンチを背負うと、福田の遊ゴロ併殺崩れの間に1点を失った。

それでも続く宗から145キロフォークで空振り三振を奪い、この試合打者11人目で初の奪三振。序盤の3回まで球数は35球だった。

京セラドーム大阪は4月24日、オリックス戦で先発して5回90球で2失点。白星を挙げたものの、連続完全投球が17イニングでストップするなど敵地の蒸し暑さやマウンドの傾斜に苦戦した。

この日はそれ以来の京セラドーム大阪。「いいボールがいかないことが多かったので、下手に高望みせずアウトを取ろうと思っていました。途中からしっかり高さを間違えないように、うまく修正しながら後半いい形でつかめたかなと思います」と見事に対応した。

4回以降は相手に得点を与えなかった。「最初の3回は前回同様にあまり良くなかったんですけど、4回からいい感覚をつかめて、高いマウンドに対しての対応の仕方をいいものをつかめたので、4回以降いい形で投げられたかなと思います」と振り返った。

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[ロッテ]井口監督、打線の復調に手応え「あとはマーティンがもう少し良くなってくれれば」[報知]

ロッテはオリックスに勝利して3連勝。4位に浮上した。

先発の佐々木朗が7回86球1失点の好投で、8回は西野が無失点。守護神の益田が3連投を避けるためベンチを外れ、9回はゲレーロが締めた。

打線は1番・高部が2安打2四球の計4出塁で3盗塁。2番・中村奨が適時打に進塁打、3番・佐藤都が犠打にスクイズ、4番・レアードが決勝犠飛に2試合連続ソロとつながった。

井口監督は打線について「高部が出てね、奨吾もしっかりと送ったり、今日はバントも進塁打もスクイズもですか、作戦としてきっちりできて勝てた試合だったのでこうやって勝てたと思います」と振り返った。

レアードの2試合連発については「レアードもね、仙台くらいからだいぶ、ちょっとずつ良くなってますので。外国人はうちのポイントゲッターなのでね、あとはマーティンがもう少し良くなってくれればもう少し点を取れると思うんですけどね」と打線の復調に手応えを示してマーティンのさらなる上昇に期待した。

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[ロッテ]3連勝で4位浮上、佐々木朗希が無傷の4連勝、ゲレーロ初セーブ[報知]

ロッテが3連勝。オリックスを抜いて4位に浮上した。

先発・佐々木朗希は7回86球、6安打1失点の好投でリーグトップタイの無傷の4勝目。防御率は1.47に向上した。

2連投中の守護神益田が3連投を避けるためベンチ外の中、8回は西野、9回はゲレーロが締めて来日初セーブをマークした。

打線はレアードの初回の犠飛が決勝点。1番高部が3盗塁をマークし、中村奨のタイムリー、佐藤都のスクイズ、レアードのソロと効果的に得点した。

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[ロッテ]佐々木朗希、7回86球1失点で4勝目権利、守護神益田ベンチ外のリリーフ陣で継投[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が中6日で先発。7回86球1失点と好投した。

最速163キロで無四球。7つの三振を奪い、リーグトップタイの4勝目の権利を持ってマウンドを降りた。

1点リードの6回2死二、三塁ではバレラをフォークボールで空振り三振に抑えてガッツポーズ。味方打線が8回に2点を追加して4―1となり、8回から2番手西野に交代した。

この日は2連投中の守護神・益田の3連投を避けるためベンチ外となっている。

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[ロッテ]井口監督スクイズ采配的中、続くレアードはソロ、小技大技で追加点[報知]

ロッテは2−1の8回、先頭の高部が四球で出塁。続く中村奨の打席でこの試合3盗塁目となる二盗を決めると、中村奨が進塁打の遊ゴロで1死三塁となった。

打席には3番の佐藤都。カウント1ボール1ストライクから一塁前にスクイズを決めて3点目を取った。采配が的中した井口監督は何度も拍手してたたえた。

2死走者なしとなって4番レアードが左中間に2試合連続ソロ。点差を2点に広げて佐々木朗を援護した。

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[ロッテ]佐々木朗希、ピンチでギアチェンジ、フォークで奪三振ガッツポーズ[報知]

ロッテの先発・佐々木朗希投手(20)が2−1と1点リードの6回、ピンチでギアを上げた。

2死二、三塁からバレラを初球から2球連続真ん中フォークの見逃しで追い込むと、158キロの直球を挟んで1ボール2ストライクからの4球目、内角低めに鋭く落ちるフォークボールで空振り三振。ピンチで踏ん張りガッツポーズした。

6回まで70球、最速163キロで無四球、6安打1失点に抑えている。

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[ロッテ]佐々木朗希、5回59球の好ペースで1失点、最速163キロ[報知]

ロッテの先発・佐々木朗希投手(20)は5回まで59球と好ペースで4安打1失点。三振4つを奪い、リーグトップタイの4勝目に向け2−1と1点リードで試合の前半を折り返した。

5回まででは最速163キロを計測。カーブ、スライダー、カット気味に変化するフォークも交ぜながら、出力にメリハリをつけた投球で最少失点に抑えた。

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[ロッテ]佐々木朗希、併殺崩れで1失点もリード守る、打者11人目で初奪三振[報知]

ロッテは3回までに2点を先制した。

先発の佐々木朗は3回、池田と伏見の安打で1死一、三塁のピンチを背負うと、福田の遊ゴロ併殺崩れの間に1点を失った。

それでも続く宗から145キロフォークで空振り三振を奪い、この試合打者11人目で初の奪三振。1点のリードを守った。序盤の3回まで球数は35球となっている。

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[ロッテ]1番高部瑛斗が走って2番中村奨吾がタイムリー、主将が13試合ぶり打点[報知]

ロッテは1−0の3回、先頭の1番・高部が四球で出塁。2番・中村奨の打席で初回に続いて二盗を決め、今季10個目の盗塁をマークした。

無死二塁から主将・中村奨が一塁線を破る右前適時打。4月27日の楽天戦(ZOZO)以来13試合ぶりの打点で佐々木朗に2点目の援護点をプレゼントした。

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[ロッテ]今季支配下登録の2年目左腕・佐藤奨真が14日のオリックス戦でプロ初先発「ずっと待っていた」[報知]

ロッテの2年目左腕・佐藤奨真投手が14日のオリックス戦(京セラドーム)でプロ初先発に挑む。

佐藤奨は20年育成4位で入団し、昨季はイースタン・リーグで7勝を挙げるなどアピール。直球は130キロ後半と速球派ではないが、安定感のある投球で今年の開幕前に支配下登録を勝ち取った。

3月31日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で中継ぎとして初登板しており、14日は初先発。左腕は「(1軍に)呼ばれるのをずっと待っていたので。緊張もしてるけどうれしいのが1番。まずは立ち上がりしっかり3人で終われるように。(速球派の)朗希とは違ったピッチングを見せられると思うので、そこを楽しんでもらえればと思います」と意気込んだ。

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[ロッテ]高部瑛斗、9個目の盗塁成功、相手リクエストも白井塁審が正確判定[報知]

ロッテ・高部が1番・左翼でスタメン出場。初回無死、中前安打で出塁した。

続く中村奨の打席で盗塁を試みて二塁にヘッドスライディング。セーフのタイミングも、勢い余ってベースから一瞬、手が離れ紅林がタッチにいった。

二塁塁審の白井審判員はセーフの判定。オリックス中嶋監督がリクエストしたが、リプレー検証の結果、わずかに高部が手からベースに戻るのがタッチより早く、白井塁審の判定通りセーフで盗塁成功。今季9個目の盗塁となった。

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[ロッテ]佐々木朗希が先発、完全試合と同じ橘高球審、二塁塁審に白井審判員[報知]

ロッテは佐々木朗希投手(20)が先発。両チームのスタメンが発表された。

球審は4月10日のオリックス戦(ZOZO)で完全試合を達成した時の球審だった橘高淳審判員。4月24日のロッテ・オリックス戦(京セラD)で球審として朗希への「詰め寄り騒動」で話題になった白井審判員が二塁塁審を務める。

[オリックス]
1(中)福田
2(三)宗
3(遊)紅林
4(指)頓宮
5(一)バレラ
6(二)太田
7(左)池田
8(右)野口
9(捕)伏見
P・田嶋=左
[ロッテ]
1(左)高部
2(二)中村奨
3(一)佐藤都
4(指)レアード
5(右)マーティン
6(中)岡
7(三)安田
8(遊)エチェバリア
9(捕)松川
P・佐々木朗=右

(球審)橘高(一塁)福家(二塁)白井(三塁)吉本

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オリックス・田嶋大樹−ロッテ・佐々木朗希…スタメン発表[報知]

[ロッテ]
1(左)高部、2(二)中村奨、3(一)佐藤都、4(指)レアード、5(右)マーティン、6(中)岡、7(三)安田、8(遊)エチェバリア、9(捕)松川、投=佐々木朗
[オリックス]
1(中)福田、2(三)宗、3(遊)紅林、4(指)頓宮、5(一)バレラ、6(二)太田、7(左)池田、8(右)野口、9(捕)伏見、投=田嶋

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白井一行審判員とロッテ佐々木朗希が“再会”…4・24「詰め寄り」以来、オリックス戦で二塁審判[報知]

オリックス−ロッテの先発メンバーと審判団が発表され、白井一行審判員が二塁審判を務める。

この日のロッテ先発は佐々木朗。白井審判員は4月24日のオリックス対ロッテ戦(京セラD)で、判定に不満そうな表情を見せた佐々木朗に詰め寄り、大きな波紋を呼んだ。

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[ロッテ]史上16人目の完全試合を達成した佐々木朗希が3、4月の月間MVPを初受賞、「賞はあまりもらったことなかった」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が13日、「3、4月度大樹生命月間MVP賞」を受賞した。

3年目の佐々木朗は4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で28年ぶり史上16人目となる完全試合を達成。13者連続奪三振と1試合19奪三振の日本記録を樹立するなど、異次元の投球を繰り広げた。同月17日にも8回完全投球を達成し、17イニング完全投球、打者52人連続斬りも記録した右腕が文句なしのMVPに輝いた。

受賞した佐々木朗は「初めてなのですごく嬉しいですし、チームメートにすごく感謝しています。完全試合したりとかは今後なかなかないと思うけど、たくさん試合で投げられましたし、イニングも投げられてすごくいい1ヶ月だったなと思います」と振り返った。

MVP受賞に「(受賞するイメージは)いやもう全然なかったです。賞はあまりもらったことないです…」と笑いながらも「まずは目の前の1試合1試合を一生懸命戦って、その先に(優勝が)見えてくると思うので。しっかり足元見ながら頑張っていきたいなと思います」と改めて意気込んだ。

佐々木朗はこの日行われるオリックス戦(京セラドーム)で先発する予定となっている。

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ロッテ・佐々木朗希 ハーラートップタイ4勝目、因縁京セラでオリまた返り討ち![デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が7回6安打1失点で、ハーラートップタイに並ぶ4勝目を挙げた。7三振を奪い、最速は163キロをマークした。試合前には3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」を初受賞。気分良くマウンドに上がり、好投した。オリックスからは4月10日の完全試合を含めて今季3つ目の白星となった。

これまでの力でねじ伏せる投球スタイルではなく、制球重視でオリックス打線を抑えた。佐々木朗が7回を6安打1失点、無四球の好投でハーラートップタイ、無傷の4勝目。「(相手が)真っ直ぐにすごく対応がよかったので、変に抑え込もうとせずに打たせて取ろうと思いました。1失点に抑えることができてよかった」。7奪三振と控えめながらチームを3連勝で4位浮上に導き、充実の汗を拭った。

苦手なマウンドで試行錯誤しながらも粘った。京セラドームでは前回4月24日に3勝目を挙げたがマウンドの傾斜が合わず、暑さに汗をかきながらの投球だった。この日も初三振は3回2死二塁、11人目の打者・宗から。「マウンドの相性はよくない感じでしたが、4回からいい感覚をつかめた」。

捕手の松川とはイニングごとに打ち合わせを重ね、いつもよりスライダー、カーブを多めに投じて走者を出しても粘った。4回以降は低めへの意識を徹底し無失点に抑えた。1点リードの6回2死二、三塁のピンチではバレラをフォークで空振り三振に仕留めると一回転してガッツポーズ。井口監督は「ランナーを出してから、ギアを上げていた。要所を押さえてくれた」と評価した。

この日は最速163キロも、39球の直球のうち160キロ超えは少なめの14球。いつもの奪三振ショーではなかったが「変にかわそうとはせず、打たれながらも7回までギリギリ投げることができました」と負けない投球に自身も自己評価した。

今季4勝のうち3勝はオリックス戦。必死に向かってくる相手にもひるまない。しかも開幕から49イニング被本塁打はなし。「昨年よりも球速も10キロ以上速くなって、コントロールもよくなって成長できている」。圧倒的球威に投球術も身につけてきた20歳右腕に風格も備わってきた。

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ロッテ・佐々木朗、月間MVP初受賞「すごくいい1ヶ月だった」[デイリー]

プロ野球のセ・パ両リーグは13日、3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表した。

プロ3年目で初受賞したロッテ・佐々木朗希投手(20)は会見で時折、笑みを浮かべ、喜びを語った。3、4月度は5試合に登板し3勝0敗、防御率1.50。60奪三振。「初めてなのでとても嬉しい。すごくいい1ヶ月だったと思います」。

開幕から中6日で回り4月10日・オリックス戦(ZOZO)では完全試合を達成。日本タイ記録となる1試合19奪三振もマークするなど球史に残る偉業を成し遂げた。「今後はなかなかないと思うけど、野手の援護だったり、守備でもたくさん助けられた。一生懸命やってきた中で勝つことができてよかった」。

3試合で自己最速タイの164キロをマークするなど、球速でも魅了。5月以降もローテ投手として、チームへの貢献を誓う。「昨年よりも成長したところ見せられた。こういう結果を1年通してできたら」と力を込めた。

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ロッテ・佐々木朗と塁審・白井“再会”[デイリー]

ロッテ・佐々木朗が先発した4月24日のオリックス戦(京セラ)で球審を務め、ボールの判定に不服そうなリアクションを見せた佐々木朗に詰め寄ったことが物議を呼んだ白井一行審判員が、13日の同戦で二塁塁審を務めた。佐々木朗と白井審判が同じグラウンドに立つのは“騒動”以来初。

また、この日、球審を務めた橘高審判員は4月10日に佐々木朗が完全試合を達成した際も球審を務めていた。

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朗希も大感謝、ロッテ・高部が4出塁3盗塁「先にいこうという意識は常に持っている」[デイリー]

ロッテの1番打者の高部瑛斗外野手が2安打2四球と、全打席で出塁し3得点を挙げた。

初回は中前打で出塁し、中村奨の打席で二盗を決め、レアードの犠飛で先制のホームを踏んだ。3回は四球で出塁し、再び中村奨の打席で二盗を決めると、中村奨の右前打で2点目のホームを踏んだ。この日は3盗塁とリードオフマンとしても足で貢献。「足を使ってなんとか先の塁にというのはありますし。先にいこうという意識は常にもっているので、そこはよかった」と安堵した。

安打数はリーグ2位の41。佐々木朗も新リードオフマンの活躍にヒーローインタビューで「高部さんが特にいっぱい打ってくれて走ってくれたので、本当に感謝しています」と後輩に持ち上げられる活躍をみせた。

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ロッテ・井口監督、佐々木朗希の投球術を評価「相手の食らいつく感じをうまく使えていた」[デイリー]

ロッテ・井口監督が7回1失点で4勝目を挙げた佐々木朗希投手の粘りの投球を評価した。

今季3度目の対戦で、追い込まれる前に捉えようとするオリックス打線の積極打法に苦戦。それでも失点は3回1死一、三塁から福田の併殺崩れの間の1失点のみだった。

過去2度敗戦し、3度目の正直と対策を練ってきたオリックス打線。だが、それを上回る投球で結果を残した右腕について、指揮官は「向こうは必死に食らいついてきてる感じでしたけど、朗希がそこをうまく使えてたと思います。ランナーを置いてから低めに投げて空振りも取れていた。まあいいピッチングができたと思います」と称賛した。

チームも3連勝でオリックスを抜き4位浮上。ベンチのムードも明るくなってきたが、指揮官は「変わったことは色々ありましたけど、内緒です」と冗舌に振り返った。

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ロッテ・佐々木朗希がリーグトップタイの4勝目!オリックスに3戦3勝、最速163キロ[デイリー]

ロッテが快勝。佐々木朗希投手が先発し、7回6安打1失点、7奪三振でリーグトップタイの4勝目。最速163キロをマークした。

この日は3回2死から初三振を奪うなど、いつもより奪三振のペースは少なめ。だが、3度目の対戦となったオリックスを相手に安定した投球を続けた。6回2死二、三塁ではバレラをフォークで空振り三振を奪い、ピンチを脱しガッツポーズ。2桁奪三振はならなかったが7回を投げ終え、開幕からの被本塁打記録は49イニングにまで伸びた。

オリックス戦は今季3試合目の先発で3勝。4月10日(ZOZOマリンスタジアム)の試合で完全試合を達成。再戦となった同24日は5回6安打2失点と苦しみながらも3勝目を挙げ、この日も集中打を許さなかった。

打線は高部が2安打、4度の出塁で3盗塁。8回にはレアードの4号ソロで加点するなど、効率良く得点を重ねた。

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ロッテ・佐々木朗希は7回1失点で4勝目の権利、開幕から49回被本塁打なし[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が先発し、4勝目の権利を手にし降板した。7回を6安打1失点、7奪三振。最速は163キロをマークした。

この日は3回2死から初三振を奪うなど、いつもよりも少なめも、安定した投球を続けた。6回2死二、三塁ではバレラをフォークで空振り三振を奪い、ピンチを脱しガッツポーズ。2桁奪三振はならなかったが7回を投げ終え、開幕からの被本塁打記録は49イニングにまで伸びた。

オリックス戦は今季3試合目の先発。4月10日(ZOZOマリンスタジアム)の試合で完全試合を達成。再戦となった同24日は5回6安打2失点と苦しみながらも3勝目を挙げた。

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ロッテ・佐々木朗希、わずか4球で初回無失点、全て直球[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が先発。わずか4球で初球を無失点に抑えた。

オリックス打線が積極的に初球攻撃を仕掛け、先頭の福田は初球161キロ直球で三ゴロ。続く宗には157キロを捉えられ、左前打を打たれた。だが、紅林は2球目の直球で二ゴロ併殺打に仕留めた。

今季3試合目の先発となるオリックス戦は、4月10日(ZOZOマリンスタジアム)の試合で完全試合を達成。再戦となった同24日は5回6安打2失点と苦しみながらも3勝目を挙げた。

トータルでは今季7試合目の先発。試合前の成績は3勝0敗、防御率1.50。

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ロッテ、佐々木朗先発の一戦で白井審判員が二塁塁審、騒動以来、初の同一試合出場[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が先発するオリックス戦で審判団が発表された。

4月24日に同戦の同球場で登板し、佐々木朗に詰め寄った白井審判員がこの日、二塁塁審を務める。佐々木朗は騒動となった一戦では5回2失点で3勝目を挙げた。試合後、詰め寄られたことに「僕は分からないです」と困惑の表情を浮かべていた。

佐々木朗が登板する試合で白井審判員が担当するのは、騒動以来初。

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ロッテ佐々木朗、初の月間MVP最年少で完全試合「嬉しい」[デイリー]

プロ野球ロッテの佐々木朗希投手が13日、パ・リーグの3、4月の月間MVP賞を初受賞した。史上最年少の20歳5ヶ月での完全試合など快投を続けて選出され「すごく嬉しい。一生懸命やった中で、勝つことができたので良かった」と充実した表情だった。

プロ3年目で初めて開幕から先発ローテーションに入り、4月10日のオリックス戦では史上16人目の完全試合を達成し13者連続奪三振の新記録も樹立。続く17日の日本ハム戦でも降板するまでの8回で1人も走者を許さず、史上初の2試合連続完全試合まであと一歩の力投だった。

3、4月は5試合に登板して3勝0敗、防御率1.50。

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ロッテ・佐々木朗希「すごく嬉しい。チームメートに感謝」月間MVP初受賞[デイリー]

日本野球機構は13日、3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」受賞者を発表し、ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3年目で初めて受賞した。

佐々木朗は4月10日・オリックス戦(ZOZO)で史上16度目の完全試合を達成。同月17日の日本ハム戦(ZOZO)では8回を完全投球で抑えるなど、5試合に登板し3勝0敗。防御率1.50の成績を残した。

今季初登板3月27日・楽天戦(楽天生命)から4試合連続2桁奪三振をマークするなど、圧巻の投球で応えた。会見で「初めてなので、すごく嬉しい。チームメートに感謝しています」と喜んだ。

球史に残る記録を刻んだことについては「完全試合したりとか、今後なかなかないと思いますが、たくさん試合で投げられましたし、イニングも投げられてすごいいい1ヶ月でした」と喜んだ。

日本記録となる18イニング連続無安打なども樹立し「野手の援護だったり、守備でもたくさん助けられてできた」と感謝。勝ち星にも恵まれ「一生懸命、やった中で、こういう形で勝つことができてよかったなと思います」と充実の表情で離した。

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数字にも表れるパ・リーグの“異変”、過去にもあった極端な「投高打低」の傾向[Full-Count]

◇今季のリーグ全体の防御率は3点台を切って2.92に

11日に行われた西武戦でソフトバンクの東浜巨投手がノーヒット・ノーランを達成したことが象徴するように、2022年のパ・リーグは、いわゆる「投高打低」と呼ばれる状況になっている。2021年のパ・リーグ全体の防御率が3.48だったのに対して、今季のリーグ全体の防御率は2.92。また、2021年のリーグ打率.241に対して、今季のリーグ打率も.231と、数字にも明確にその傾向が表れている。

ただし、パ・リーグにおいて投高打低の傾向が示されたシーズンは、今回が初めてというわけではない。近年では、統一球が導入されて間もない2011年と2012年はNPB全体で極端な投高打低の状況が続いていた。

今回は、その2011年と2012年における、パ・リーグの各種個人成績を紹介。「防御率」「打率」「本塁打数」の3部門におけるトップ10のランキングをもとに、当時の状況をあらためて振り返っていきたい。

まずは、2011年と2012年の防御率ランキングを見ていこう。

防御率1点台の投手は多くは生まれないものだが、2011年は4人、2012年は3人と、この2年間だけで7人がその領域に到達。また、防御率トップ10が全員防御率2点台以下という状況が、2シーズン続いていたことも特異な点だ。ちなみに、この前後の年で規定投球回に到達して防御率2点台以下だった投手の数は2010年が4人、2013年が3人だった。

◇2011年と2012年は防御率トップ10に入った投手の多くが10勝以上をマーク

個人成績としては、田中将大投手、武田勝投手、摂津正投手の3人が、2011年と2012年の2年続けて防御率トップ10入り。特に田中は2011年が1位、2012年が2位と、圧巻の成績を記録していた。

田中は2013年に24勝0敗1セーブという驚異的な成績を残したことでも知られるが、同年の防御率は1.27と、2011年と同じ水準だった。しかし、防御率1点台の投手が4人存在した2011年とは異なり、投高打低の傾向が終わった2013年における「防御率1.27」は異次元の数字。そうした環境の違いが、シーズンごとの勝利数に反映されているのも興味深い点といえる。

リーグ全体の打撃成績が低下していたということは、裏を返せば、どの投手も打線の援護がさほど期待できなかったということにもなる。だが、防御率トップ10に入った投手のうち、2011年は8人、2012年は9人が10勝以上を記録していた。

また、負け越しを作った投手も2011年は1人、2012年は2人だけ。優秀な防御率を残しさえすれば、最終的に勝ち越しを作る投手が多かったのも特徴だ。2022年も好投を続けていながら勝ち星が伸び悩んでいる投手の数は少なくないが、2011年からの2年間と同様の傾向が表れるのであれば、そうした投手達もシーズンが終わってみれば、2桁勝利や勝ち越しに手が届いている可能性は十分にありそうだ。

◇2012年の角中勝也はリーグ史上2番目に低い打率で首位打者を獲得

次に、2011年と2012年の打率ランキングを確認しよう。

2011年と2012年の3割打者の数は、それぞれ5人ずつ(打率.2997の2012年の田中賢介氏を含む)。前後のシーズンではいずれも打率.300以上の選手が10人以上いたことを考えれば、やはり打者にとっては厳しい環境だったことがうかがえる。また、2012年の角中勝也外野手の打率は.312。1950年のパ・リーグ創設後では、1976年の吉岡悟氏(打率.309)に次いでリーグ史上2番目に打率の低い首位打者だった。

ただ、その角中は投高の時代が終わった後の2016年に打率.339という高打率を残して2度目の首位打者を獲得。これだけの数字を残せるだけの高い打撃技術を持つことを証明するとともに、2012年当時の環境が打者にとって厳しいものであったという事実も改めて示していると言える。ただし、直近3年間の3割打者の数を見てみると、2019年が6人、2020年と2021年はともに4人。3割打者の数だけを見れば、当時と現在でさほど変化がない数字となっているのも確かだ。

しかし、2011年と2012年の本塁打ランキングに目を向けてみると、投高打低の度合いがより鮮明に浮かび上がってくる。

2011年は中村剛也内野手が、48本塁打という他を圧倒する数字を記録。この数字はパ・リーグ全体で記録された454本塁打のうち、実に10.57%を占めるものだった。同年のリーグ内本塁打の1割以上を1人の選手が放った事実が、当時の環境の特異さを端的に表してもいる。

同年2位の松田宣浩内野手は25本、OPS.854と、当時の状況を考えれば非常に優秀な成績を残した。ただ、ランキング3位に入った2選手がいずれも20本未満という状況は、近年のプロ野球では滅多にないレベルの低い水準だった。中村は翌2012年にも本塁打王に輝いたが、故障の影響もあり、前年から21本も本塁打を減らした。この年は誰1人として30本以上を記録できず。これは、小久保裕紀氏が28本で本塁打王を獲得した1995年以来、実に17年ぶりの事態だった。

◇投高打低の傾向が出る中で23試合で14本塁打の山川には注目

また、2012年には2桁ぎりぎりの10本の選手がトップ10に入っていたことも、いかにリーグ全体の本塁打が少なかったかを証明している。2012年は打率、本塁打の双方で、前年以上に打低の傾向が進んでしまっていた。

この期間における選手個人の活躍に目を向けると、やはり2年連続本塁打王という抜群の結果を残した中村の打撃は出色だった。そして、今季は同じ西武の山川穂高内野手が、規定打席未到達ながら、ここまで23試合で14本塁打という驚異的なペースで本塁打を量産している。2年連続で本塁打王を獲得した頃の打棒が戻りつつあるスラッガーに要注目のシーズンとなりそうだ。

スポーツ医学やセオリーといった観点も含めて、野球という競技は、この10年間において様々な面で進化を遂げている。それだけに、最終的な成績が10年前と同様の傾向を示すのか否かも含めて、今季は野球ファンにとっては、非常に興味深いシーズンとなるかもしれない。

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