オリックスが無失点リレーで3連敗を阻止した。復帰した山本が4月9日以来の4勝目。要所を締めて8回を投げ、1回の連打と失策による1得点を守った。ロッテはプロ初先発した佐藤奨の6回1失点の好投に報えず、4連勝を逃した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
オリックス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 1 |
敗れはしたものの、プロ初先発のロッテ佐藤奨真投手(23)が“らしさ”を存分に発揮した。
初回、オリックス福田、宗の連打で1点を先制されたものの(岡の失策があり自責点は0)、そこからが真骨頂。相手のタイミングを外しながら、凡打の山を築いた。「2回以降はいい意味でシンプルにフォームを修正できたのがよかったかなと思います」。本来のリズムを取り戻し、術中にはめた。
直球は全体の約3割にとどまり、その平均球速は135.1キロ。チェンジアップやスローカーブを巧みに使いながら、強い当たりを許さなかった。6回で90球を投げ、ハーフスイングも含めて奪った空振りは12個。球界を代表する本格派のオリックス山本由伸投手が奪った8回11個の空振りを、個性を存分に生かして上回った。
終わってみれば、以降は1本も安打を許さず。当初は5イニングを想定していた首脳陣も、6回まで託すほどの好投だった。「(試合)後半のような形で入りからいけたら、もっといい投球ができると思うので。次からそこを意識してやってみたいと思います」。佐々木朗が160キロ台を投げ込んだ翌日に、対極のスタイルで攻める先発候補が台頭した。
ロッテ井口資仁監督(47)が、試合後に嶋田三塁塁審から退場処分を受けた。9回、最後の打者となったエチェバリアの7球目、外角低めのボールがストライクと判定され、見逃し三振となったシーンについて抗議したため。
試合後に退場宣告をした嶋田塁審、責任審判の吉本塁審が報道陣に対応し、嶋田塁審は「私が放送で言ったのは本来ストライク、ボールに関して、監督がベンチを出ることはダメなので。そのあとに警告を1回しているんですね。そのあとに異議を出したので退場を出した、退場とした、ということですね」と説明した。
ロッテ井口資仁監督(47)が9回、退場処分となった。試合後、退場を宣告した嶋田三塁塁審と吉本責任審判(二塁)が、報道陣に対応した。質疑は以下の通り。
ロッテ井口資仁監督(47)が、試合後の審判へ侮辱的な発言で退場処分となった。9回、最後の打者となったエチェバリアの7球目、外角低めのボールがストライクと判定され、見逃し三振となったシーンについて抗議したとみられる。
最近では14年9月2日阪神戦の中畑監督(DeNA)がある。1点リードの9回1死満塁、阪神今成の左前打で2者が生還しDeNAのサヨナラ負けとなったが、中畑監督が本塁クロスプレーのセーフ判定に猛抗議。球審に体当たりして退場処分を受けた。
他には、91年8月6日ダイエー戦で大島(日本ハム)が9回2死から三振と判定されたハーフスイングに激高して審判を突いて退場。97年7月10日近鉄戦で東尾監督(西武)が9回2死からの牽制アウトを不服とし二塁塁審へ暴行を働いて退場。
08年4月27日阪神戦では、クルーン(巨人)がサヨナラ押し出しとなったボール判定に対して球審に暴言を吐いて退場している。ロッテ井口資仁監督(47)が、試合後に嶋田三塁塁審から退場処分を受けた。9回、最後の打者となったエチェバリアの7球目、外角低めのボールがストライクと判定され、見逃し三振となったシーンについて抗議したため。試合後に退場宣告をした嶋田塁審、責任審判の吉本塁審が報道陣に対応し、嶋田塁審は「私が放送で言ったのは本来ストライク、ボールに関して、監督がベンチを出ることはダメなので。そのあとに警告を1回しているんですね。そのあとに異議を出したので退場を出した、退場とした、ということですね」と説明した。
この日の審判団は球審福家、一塁塁審白井、二塁塁審吉本、三塁塁審嶋田だった。ベンチを出る井口監督に対し、福家球審が手を差し出し静止。その後に他の審判団も集まってきた。井口監督は審判を指差すなど強い抗議をし、森脇ヘッドコーチらが制止する場面もあった。
井口監督は「ボールがストライクでね。みんな頑張ってましたからね」と報道陣に対応。「ボールはボールなのでね。それはもう、退場になっても、チームがこうやってつないでいるところなので。別に僕が退場だろうが、それは構わないんで。しっかりジャッジして欲しいっていうことを言っただけです」と声を震わせた。井口監督の退場は2度目で、選手時代はなかった。
ロッテのエンニー・ロメロ投手(31)が、15日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に先発する。
前回先発した8日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では4回7安打6失点と打ち込まれたものの、しっかりと調整してきた。
今季はここまで防御率2.12。「明日はストライクゾーンにしっかりアタックし、アグレッシブにいきたいと思っているよ。チームの勝利をたぐり寄せるために全力を尽くすよ」と、ボール先行となった前回からの巻き返しへ意気込んでいた。
ロッテは14日、千葉市出身の人気料理研究家リュウジ氏監修の「ALL FOR CHIBA」限定グルメを、本拠地ZOZOマリンで販売すると発表した。
5月17日からの楽天3連戦などでの限定グルメとなり、スタミナマリン丼と塩マリン唐揚げが球場内の複数店舗で販売される。
リュウジ氏は著書が累計110万部に達する人気料理研究家。「今日食べたいものを今日作る!」をコンセプトに、SNSで日夜更新する「簡単・爆速レシピ」が話題を集めている。
ロッテ・井口資仁監督(47)が試合終了後に退場を宣告された。9回2死一、二塁でエチェバリアの打席。フルカウントからの見逃しストライク判定に猛抗議した。「侮辱的な発言」を理由に退場処分となった。
ロッテは3月に支配下登録された2年目左腕の佐藤奨真投手(23)がプロ先発し、6回2安打1失点(自責点0)で初黒星を喫した。
専大から2021年育成ドラフト4位で入団。90球を振り返り「初回は緊張したけど、2回以降はリズムよく、自分の投球ができました」と胸を張った。指揮官は「奨真はしっかりとゲームをつくってくれた」とたたえた。
最後の1球が大騒動に発展した。ロッテは反撃の好機を逸して連勝が3でストップ。井口資仁監督(47)が、判定をめぐって試合終了後に退場を宣告される後味の悪い幕切れとなった。
「別に僕が退場になろうが構わない。しっかりジャッジして欲しいということを言っただけです」。指揮官が振り返ったのは0−1の9回2死一、二塁の場面。エチェバリアへのカウント3−2からの外角低め直球がストライクと判定され、ゲームセットに。井口監督はベンチを出て審判団に強く抗議。「侮辱的な発言」を理由に退場処分となった。
京セラドームでのオリックス戦といえば4月24日。ボールの判定をめぐって佐々木朗が、この日は一塁塁審を務めた白井球審に詰め寄られ騒動となった。試合後、三塁の嶋田哲也塁審は報道陣に「本来ストライク、ボールに関して監督がベンチを出てはいけない。警告を1回して、その後に異議を唱えたので退場にした」と経緯を説明した。
ロッテの井口資仁監督(47)が審判団に対して侮辱的な発言をしたとして退場処分を受けた。
問題となったのは1点を追いかける9回2死一二塁で最後の打者となったエチェバリアへのストライク判定。エチェバリアはフルカウントからオリックス・平野佳の外角低めの直球を悠然と見逃したが、判定はストライクでゲームセット。四球を確信していたのか、納得いかないエチェバリアは球審へ向かって両手を広げ、激高しながらベンチへ戻ると今度は井口監督が福家球審へ詰め寄った。
井口監督は険しい表情で審判団へ抗議。引き揚げる際に何か激しい口調で言葉を発すると退場を宣告され、マイクで場内に「ロッテの井口監督を侮辱的な発言で退場といたします」と説明された。後味の悪い幕切れとなった。
しばらくたっても怒りは一向に収まらない。侮辱的発言で19年以来2度目の退場処分を受けたロッテ・井口監督は報道陣に「ボールはボールなので。僕が退場だろうと構わないのでしっかりジャッジして欲しいということを言っただけです」と一気にまくし立てた。
0−1の9回2死一、二塁。一打同点の好機でフルカウントからエチェバリアへの7球目がストライク判定となるとベンチから飛び出して猛抗議した。ストライク、ボールの判定に対して審判団に抗議する権利は監督にはないが、福家英登球審の注意を受けても引き下がらない。森脇ヘッドコーチらが間に入ったが抗議を続け、嶋田哲也三塁塁審から「侮辱的発言」で退場処分が下った。すでに試合終了後だったが、責任審判の吉本文弘二塁塁審は「退場に値する発言がありました」とし、嶋田塁審も「警告は1回している」と処分の正当性を主張した。
問題となった最後の外角低め直球はエチェバリアも四球を確信し判定に怒りの反応を見せていた。もちろん、判定が覆ることはなく、指揮官は「みんなが頑張っていた。チームがつないでいるところなので」と悔しがった。
京セラドームでは4月24日の試合で判定に不服そうな佐々木朗の態度に対し、白井一行球審がマウンドに詰め寄って議論を呼んだばかり。白井審判員はこの試合は一塁塁審だった。審判団との相性が最悪の球場で1点が遠い展開となり、連勝は3でストップした。
ロッテの井口監督が試合終了後に審判への侮辱行為で退場。自身の退場は19年9月9日ソフトバンク戦以来2度目で、ともに監督となって以降だ。なお、これまで、試合終了後に監督が退場となったケースは、83年6月28日近鉄戦の大沢啓二(日=暴力行為)、91年8月6日ダイエー戦の大島康徳(日=暴力行為)、97年7月10日近鉄戦の東尾修(西=暴力行為)、14年9月2日阪神戦の中畑清(D=暴力行為)らがある。
育成から今年3月に支配下登録された佐藤奨真投手(23)が、プロ初先発で6回2安打1失点(自責0)と好投。相手エース山本由伸と堂々投げ合った。
「緊張があった」という初回に連打と味方の失策で1点を失ったが、2回以降は左腕から100キロ台前半のカーブと110キロ台のチェンジアップを有効に使って凡打の山を築いた。
初回の1球目に101キロのカーブを投じた。前日の先発が佐々木朗希だったことを受け、「昨日朗希が真っ直ぐを弾き返されていたので初球いったらカーブ見逃してくれるかなと思って投げた。ボールになってしまったが」と振り返った。
関東第一では楽天・オコエ瑠偉の1学年下、専大を経て20年育成ドラフト4位でロッテ入り。佐藤奨は「これからもアピールしたい」と意気込んだ。
ロッテの井口資仁監督(47)が、9回2死一、二塁の場面でエチェバリアの見逃し三振の判定に抗議。試合終了後の審判へ侮辱的な発言で退場処分を受けると、ネット上では「選手を守るため矢面に立った感ある」「あれで明日以降チームの士気が上がるかも」と監督の抗議を“擁護”する声が上がった。
この日の審判団は球審が福家審判員、一塁が白井審判員、二塁が吉本審判員(責任審判)、三塁が嶋田審判員。京セラドームでは今年の4月24日の試合で、先発登板した佐々木朗が見せた判定に不服そうな態度から球審だった白井審判員にマウンドに詰め寄られ、物議を呼んでいた。
井口監督はエチェバリアの7球目、フルカウントから外角低めのボールがストライクと判定され試合終了となると、怒りの収まらないエチェバリアの前に出て主審に抗議。最後は井口監督が指を指しながら発した言葉が“侮辱的”と判断され退場処分となった。
この後味の悪い敗戦にネット上では「あれは完全にボール球だった。誤審判定VRするようになればいいのに」「これだけ遺恨を残すならストライクゾーン判定に機械を導入すべきタイミングでは無いですかね」「審判もミスあるのは分かってるんだし、そこはミス認めて謝ってほしい」「オリ党ですが最後のボールは直後満塁かと思う一球でしこりのこる勝利になってしまいました」と判定について様々意見が飛び交った。
試合後にはYAHOO!リアルタイム検索で「井口監督」がトレンド入するなど、この判定について議論が白熱。退場となった井口監督については「井口監督の退場って珍しいな」「まーた審判に振り回されたのか…井口監督ドンマイです」「井口監督の支持やチームの士気が上がった感ある。負けて勝つという事になるかもしれん」「井口監督も選手を守るためにあえて退場になる道を選んだのかもしれませんね。怒っているようで、意外と冷静かもしれません」「選手を守るため矢面に立った感ある。理不尽だけど仕方ない」と批判よりも抗議を“支持する”声が多く上がった。
中には「井口監督を止めたの白井塁審って聞いて、ちょっと笑ってしまった」「白井塁審が止めるとかw」「因縁ある白井塁審が激怒するマーティンなだめててワロタ」と一塁塁審の白井審判がロッテベンチの怒りをなだめるシーンに注目するファンの声もあった。
ロッテの井口資仁監督(47)が、9回2死一、二塁の場面でエチェバリアの見逃し三振の判定に抗議。審判へ侮辱的な発言で退場処分を受けた。
井口監督はエチェバリアの7球目、フルカウントから外角低めのボールがストライクと判定され、ベンチを出て抗議を続けた。
この日の審判団は球審が福家審判員、一塁塁が白井審判員、二塁塁が吉本審判員(責任審判)、三塁が嶋田審判員。
京セラドームでは今年の4月24日の試合で、先発登板した佐々木朗が見せた判定に不服そうな態度から球審だった白井審判員にマウンドに詰め寄られ、物議を呼んでいた。
ロッテのエンニー・ロメロ投手(31)が、15日のオリックス戦(京セラドーム)に先発する。
この日は前日の試合で4勝目を挙げた佐々木朗らとフィジカルトレーニングなどで汗を流した。
前回先発した8日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では4回7安打6失点。開幕から5試合キープした0点台の驚異の防御率は2.12となったが「明日はストライクゾーンにしっかりアタックし、アグレッシブにいきたいと思っているよ。チームの勝利をたぐり寄せるために全力を尽くすよ」と、強気な投球を予告した。
ロッテは「地元・千葉のために戦う」、「これまでも、そしてこれからも千葉と共に」というコンセプトのもと5月17日〜19日の3日間の楽天戦(ZOZOマリン)で「ALL FOR CHIBA」スペシャルイベントを開催。千葉県千葉市出身で人気料理研究家リュウジ監修のもと「ALL FOR CHIBA」限定グルメとしてスタミナマリン丼と塩マリン唐揚げを販売すると発表した。
今回の3日間は特産品のプレゼント、物産品が購入できる特設ブースを球場外周正面に開設、千葉県内ご当地キャラクターの来場なども行われる。
ロッテの井口資仁監督が審判への侮辱的な発言で退場処分を受けた。
問題の場面となったのは1点を追う9回2死一、二塁。一打逆転の場面で打席にはエチェバリア。フルカウントからの外角球を見逃し四球かと思われたが、球審・福家がストライク判定。見逃し三振に倒れゲームセットとなった。ストライク判定に対しエチェバリアもその場で怒りを表すと、井口監督がベンチを出て審判へ抗議。怒りの表情で審判員を指さし何かを告げると、三塁の嶋田塁審が「井口監督の侮辱的な発言により退場処分とします」とアナウンスし、球場は騒然となった。
試合後、責任審判の二塁・吉本塁審と三塁・嶋田塁審が取材に応じ「本来ストライクボールに関して監督がベンチを出ることはダメ。ベンチを出て近づけば警告なので、(その時に)球審の福家が警告を1回している。その後にまた(嶋田塁審に)異議を唱えたので退場としました」と説明した。
球場アナウンスは“侮辱的な発言”とされたが退場の基準は警告の後に再び異議を唱えたこと。嶋田塁審は「放送を短く言うためで、(野球規則の)言葉を使えば長くなるので。ストライクボールの判定に対して、異議を唱えたと、そこまで説明すれば分かりやすかった」と振り返ったが、「言葉的なことは言えない。退場に値する発言がありました」と責任の吉本塁審も井口監督の侮辱的な発言もあったことは事実とした。
15日の監督の出場については「それはNPBの方から。私らが決めることはできない」と説明。退場処分についてはゲームセット後でも対象となり、井口監督が退場処分を受けるのは選手時代を通じて2度目となった。
ロッテの井口資仁監督が14日、京セラドームで行われたオリックス戦、0−1で敗戦が決まった直後、審判団に侮辱的発言をしたとして退場処分を受けた。9回、最後の打者となったエチェバリアの7球目、外角低めのボールがストライクと判定され、見逃し三振となったシーンについて、帰り際の審判団への抗議が暴言ととられた模様だ。試合終了後の退場処分は珍しく、2014年9月2日、阪神戦でのDeNA・中畑清監督以来ぶり。
プロ初先発となったロッテの2年目左腕・佐藤奨真投手が6回2安打1失点の好投。初勝利とはならなかったが、粘りの投球でオリックス打線を1失点に抑えた。
初回に福田、宗の連打に味方の失策が絡み先制点を献上したが、2回以降は立て直し5回まで4イニング連続で3者凡退。6回には先頭の伏見に四球を与えたものの、多彩な変化球に緩急を付けた投球でオリックス打線を打ち取り6回まで2安打1失点。この日の最速は139キロだった。
だが打線がオリックス・山本に対し7回まで4安打無得点と左腕を援護できず。プロ初先発で白星はつかめなかったが、堂々の先発デビューをかざった。
ロッテは14日、17〜19日の楽天戦(ZOZOマリン)で千葉市出身の人気料理研究家・リュウジさん監修の「ALL FOR CHIBA」限定グルメを販売することを発表した。
この3日間は「地元・千葉のために戦う」、「これまでも、そしてこれからも千葉と共に」というコンセプトの「ALL FOR CHIBA」スペシャルイベントを開催。特産品のプレゼント、物産品が購入できる特設ブースを球場外周正面に開設し、千葉県内ご当地キャラクターも登場する。
料理研究家・リュウジさん監修の限定グルメはスタミナマリン丼(1000円)、塩マリン唐揚げ(650円)の2種(全て税込)。球場内複数の飲食店舗で販売予定。
ロッテ・井口監督が試合終了後、審判団に対する侮辱的な発言で退場処分を受けた。9回2死一、二塁。エチェバリアの打席でフルカウントから外角低めの直球を福家球審がストライクと判定してゲームセット。これに激高した指揮官は三塁ベンチ前で審判団に指を指しながら猛抗議、直後に退場を宣告された。場内は一時騒然となった。
京セラドームでの騒動は、4月24日の試合で佐々木朗に白井球審が詰め寄って以来、今季2度目。この日は一塁塁審を務めた白井審判員が間に入り、井口監督をなだめようとするシーンも見られた。
嶋田審判員は野球規則8・02により裁定したことを強調。「ストライクボールに関して監督がベンチを出ることはダメなんです。1度警告を出したが、その後も異議を唱えたので退場としました」と説明した。
19年9月9日のソフトバンク戦以来、2度目の退場となった井口監督は「しっかりジャッジをして欲しいと言っただけ。別に僕が退場だろうが構わない」とぶ然とした表情。納得のいかない判定での敗戦で連勝も3でストップ。後味の悪さだけが残った。
ロッテ・井口資仁監督が14日、オリックス戦(京セラドーム大阪)でのストライク判定に異議を申し立て、試合後に退場処分を受けた。井口監督にとっては19年以来、2度目の退場処分。
近年はリクエストの導入もあり、退場者の数も減少。今季はDeNA・大和が審判への侮辱行為、巨人・ビエイラが危険球で退場となっている。
過去、プロ野球通算退場回数で最も多いのは近鉄、巨人、オリックスでプレーしたタフィー・ローズ氏の14回(パ−11回、セ−3回)。続いて広島や楽天で監督したマーティ・ブラウン氏の12回(セ−8回、パ−4回)。監督だけの回数ではブラウン氏がトップだ。
日本人では金田正一氏(パ−6回、セ−2回、監督−6回、選手−2回)と落合博満氏(セ−7回、パ−1回、監督−6回、選手−2回)が8回で並んでトップ。
プロ野球退場回数は以下の通り。
ロッテの井口監督が14日、オリックス8回戦(京セラドーム大阪)の終了後、審判員への侮辱行為により退場処分を受けた。場内アナウンスで退場理由について「侮辱的発言」と説明された。
0−1の9回2死一、二塁でエチェバリアが見逃し三振で試合終了。この判定に憤った井口監督が審判員に異議を唱えるなどした。ボール、ストライクの判定について異議を唱えるために監督がベンチを離れることは許されず、審判員によると警告した上での退場だった。
3月22日に支配下登録されたロッテ・佐藤奨真投手がプロ初先発し6回を2安打1失点(自責0)に抑える好投で応えた。
初回は福田、宗に連打を浴びるなどで先制を許したが、2回以降はカーブ、チェンジアップを駆使しオリックス打線を無失点に封じた。最速139キロも直球を制球よく投げた。
初勝利はお預けとなったが、同級生の山本と投手戦を演じ「初回は緊張もあって、うまくコントロールできなかったんですけど、2回以降は自分の投球ができました。緩急がうまく使えました」と納得した。
開幕直後は中継ぎで1試合に登板。今後の先発ローテ定着について「回の頭からいけるのは嬉しかった。これからもどんどんアピールしていきたいです」。ロメロ、小島に続く先発左腕へ意欲をみせた。
ロッテ・井口監督が試合終了後、審判団に侮辱的な発言で退場となった。
井口監督の退場は19年9月9日のソフトバンク戦以来2度目で、ロッテの二木の投球がグラシアルをかすめて死球と判定された際に、バットを振るジェスチャーを示して抗議し、禁止行為として退場が宣告された。
試合終了後の退場の例としては、DeNAの中畑清元監督が2014年9月2日の甲子園での阪神戦で、9回逆転サヨナラ負けとなった場面での本塁クロスプレーで阪神・マートンの突入をセーフとした判定に抗議。球審に胸で体当たりをして試合終了後に退場処分となっている。
ロッテ・井口監督が試合終了後、審判団に対する侮辱的な発言で退場となった。
指揮官が激怒したのは1点を追う9回2死一、二塁。エチェバリアがフルカウントからの1球を見逃し三振。主審・福家はストライク判定で、オリックスの勝利が決まった。
エチェバリアが激怒した後、井口監督もベンチから飛び出し、三塁ベンチ前で審判に詰め寄った。結局、抗議は続き、最後は井口監督が指をさしながら言葉を発したことで、侮辱行為で退場処分に。審判団は場内説明で「ロッテ、井口監督を侮辱的な発言で退場に致します」と説明した。
球審は福家審判。試合後、嶋田審判員、吉本審判員が報道陣に対応した。嶋田審判員は「本来、ストライクボールに関して監督がベンチを出ることはダメなので、そのあとに警告を1回出しているんですよ。その後に異議を唱えたので退場としました」と説明。ストライク、ボールの判定への異議は野球規則で禁じられており、試合後についても「これは関係ないです。ゲーム後でも」と語った。
ロッテのエンニー・ロメロ投手が先発する15日のオリックス戦に向けて、京セラドームで調整した。
開幕から4試合ナイターで登板し2勝0敗。防御率0.34の安定した成績を残していたが、5月1日・日本ハム戦から佐々木朗に代わり日曜デーゲーム登板となってから連敗と苦戦。「明日はストライクゾーンにしっかりアタックし、アグレッシブにいきたいと思っているよ。そしてチームの勝利を手繰り寄せるために全力を尽くすよ」と力を込めた。
ロッテ・井口監督が試合終了後、審判団に侮辱的な発言で退場となった。井口監督の退場は19年9月10日、ソフトバンク戦以来2度目。
指揮官が怒りを表したのは、1点を追う9回2死一、二塁。打席にはエチェバリアだった。フルカウントからの、外角球を主審・福家は一瞬間を置いて、ストライク判定。これで、オリックスの勝利が決まった。
しかし、エチェバリアは納得がいかず、主審に手を広げるなど、大きなジェスチャーで抗議。井口監督もベンチから飛び出し、三塁ベンチ前で審判に詰め寄った。ただ、ストライク判定には、リクエストなどの制度はなく、審判陣は制止。それでも、怒りは収まらず、両手を挙げるなど、抗議は止まらなかった。
レアードやマーティンも怒りを表していた。結局、抗議は続き、最後は井口監督が指をさしながら言葉を発したことで、侮辱行為で退場処分に。最後の最後に、後味の悪い敗戦となった。
審判団は場内説明で「ロッテ、井口監督を侮辱的な発言で退場に致します」と説明した。球審は福家審判。一塁塁審の白井審判が止めに入る様子もみられた。試合後、嶋田審判員が報道陣に対応し、「本来、ストライクボールに関して監督がベンチを出ることはダメなので、そのあとに警告を1回出しているんですよ。その後に異議を唱えたので退場としました」と語った。
試合後に退場となったのは、14年9月3日のDeNA−阪神、DeNA・中畑監督が審判員への暴力行為で退場となった例がある。
ロッテの佐々木朗希投手が14日、ハーラートップタイの4勝目を飾った13日・オリックス戦から一夜明け、京セラドームで調整した。
この日はウォームアップ前にゲレーロ、ロメロらと談笑し、外野でほかの投手陣とともにストレッチなどを入念に行った。前夜は86球投げ、7回を6安打1失点、7奪三振と好投。今後も先発ローテで回っていく見込み。
ロッテは14日、「地元・千葉のために戦う」、「これまでも、そしてこれからも千葉と共に」というコンセプトのもと5月17〜19日の楽天3連戦(ZOZOマリンスタジアム)にて「ALL FOR CHIBA」スペシャルイベントを開催し、千葉県千葉市出身で料理研究家リュウジさん監修のもと「ALL FOR CHIBA」限定グルメとしてスタミナマリン丼と塩マリン唐揚げを販売すると発表した。
料理研究家リュウジさん監修「ALL FOR CHIBA」限定グルメ商品は次の通り。
スタミナマリン丼(1000円)、塩マリン唐揚げ(650円)。全て税込で、球場内複数の飲食店舗で販売予定。
3日間は特産品のプレゼント、物産品が購入できる特設ブースを球場外周正面に開設。千葉県内ご当地キャラクターの来場などが行われるなどのイベントも行われる。