ロッテが集中打で逆転勝ち。1−3の7回に岡のソロと中村奨の適時打で追い付き、さらに佐藤都の適時打、代打山口の2点二塁打で3点を勝ち越した。2番手の佐々木千が今季初勝利。楽天は田中将が11安打6失点で2敗目を喫した。
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東北楽天 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | x | 6 |
ロッテ打線が、前の週の対戦で完封された楽天田中将を7回に捉えた。先頭岡の3号ソロを皮切りに5安打を集めて2点差をひっくり返し、1死でマウンドから引きずり降ろした。投手交代後も代打山口が2点二塁打を放って打者一巡。井口監督は「久しぶりにつながった打線が見られました。チャンスをつくりながら進められなかったり、送れなかったり、点が取れなかったりが続いてましたんでね」。今季最多の14安打。40試合目にして初めて、先制を許した試合で逆転勝ちした。
3安打2打点した主将、中村奨は「忘れかけていた景色です」と久々のお立ち台で拍手を浴びた。開幕1週間で新型コロナに感染。症状はなかったが、思うように体の状態が戻らなかった。5試合連続安打とようやく、上を向いてきた。「チームに迷惑をかけたんで、まだまだここから。しっかりやっていかなきゃいけない」。連敗は2で止まり、首位楽天戦の勝率を4勝4敗1分けの五分とした。
ロッテは17日、佐々木朗希投手(20)の月間MVP受賞記念グッズを受注販売すると発表した。18日から29日まで、オンラインストア限定で受け付ける。
佐々木朗は3、4月に5試合に先発し、リーグトップタイの3勝、リーグトップの60奪三振の成績を残した。完全試合も達成し、3年目で初めて「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。
ラインアップは以下の通り。
ロッテは17日、サッポロビール株式会社からサッポロ生ビール黒ラベル「千葉ロッテマリーンズ缶」が限定販売されると発表した。24日発売。販売エリアは関東1都6県に山梨県、長野県を加えた9都県となる。
同社が千葉に工場を持っていることから99年に始まった企画で、今年で24年目。今年の「千葉ロッテマリーンズ缶」には「ALL FOR CHIBA」のイベントロゴと「がんばれ!千葉ロッテマリーンズ」という応援メッセージがデザインされている。
ロッテ井口資仁監督が17日、2軍調整を続けているベテラン組の現状について説明した。
過去首位打者2度の角中勝也外野手は、4月に走塁で太もも裏を痛めていた。15日のイースタン・リーグ楽天戦にDHで出場したが「まだ守備に就ける状態ではない。今週火、水、木と試合がないので、その後試合を見ながら」と説明。同じく4月に脇腹を痛めた昨季の盗塁王、荻野貴司外野手については「20日ぐらいから試合に出られる予定。その状況を見てってことですね。焦ってもまた再発するので」と話した。
また昨年10月末に右手首を手術した井上晴哉内野手に関しては「6月半ばくらいからゲーム復帰できる予定」と明かした。
ロッテの石川は9安打を浴びながらも6回3失点で耐え、勝ち負けは付かなかった。3回以外は全ての回で先頭打者の出塁を許したこともあり「何もコントロールできず、リズムをつくることができなかった」と自己評価は厳しかった。
3四死球を与えるなど本調子ではなかったが、大崩れせずに踏みとどまった。井口監督は「打たれはしたが粘ってくれた」とうなずいた。
ロッテの中村奨が5試合連続安打をマークした。0−1の3回2死一、二塁で田中将の外角低めの速球を捉えて中前へ運んだ。前回10日の対戦で完封を許した相手エースに23イニングぶりの失点をつけ「とにかくつなぐことだけを考えて打席に入った」とうなずいた。
1回の1打席目は外角低めの変化球に手を出して空振り三振に倒れ、打線も2回まで完璧に抑えられていた。3回も先頭打者の岡、エチェバリアの連続安打でつくった好機で松川が送りバントを失敗して三振に、続く高部も見逃し三振に倒れた悪い流れの中で、主将として奮起した。今季は打撃が低調だったが、ようやく調子を上げてきた。
今季40試合目。先制点を許すと、19敗1分けだったロッテが不吉なジンクスを打破した。2点を追う7回に一挙5得点。中村奨が同点の中前打、佐藤都が勝ち越しの左前打と、10日に完封を許した田中将を降板に追い込み、雪辱を果たした。
決勝打を放った佐藤都は1死一、三塁で直前にセーフティースクイズをファウルにしたが「捕手だから気持ちを切り替えるのは得意」と胸を張る。外野の前にポトリと落とした同点打の中村奨は「当たりは良くなかったけど、いいところに落ちてくれた」。運にも恵まれたが、これをきっかけにしたい。今季2度目の逆転勝利。先制されての逆転劇は初だ。今季最多の14安打で連敗を2で止めた井口監督も「久しぶりに打線がつながった」と喜んだ。
ロッテが17日、本拠での楽天戦(ZOZOマリン)に6−3と逆転勝ち。7回の同点打を含め5打数3安打2打点と活躍した中村奨吾内野手(29)は「いい所に落ちたラッキーヒットです」と喜んだ。
中村奨は相手先発・田中将から2本の同点打を含む猛打賞の活躍で勝利に貢献。今季初のホームでのお立ち台に「忘れかけていた景色です」と感慨深げ。開幕から6試合連続ハイクオリティスタート(7回以上、自責点2以下)の田中将を“攻略”し「何とか全員で粘って食らい付いてやっていこうという話があったので、全員で食らい付けた結果かなと思います」とコメント。
7回、中前にポトリと落ちた同点打については「いい所に落ちたのでラッキーヒットです」と笑顔。「今ままでチームに迷惑かけているので、明日以降もしっかり貢献していきたいと思います」と意気込んだ。
また、7回に逆転打を放った佐藤都は「いいところ抜けてくれたなと思ったので本当に嬉しかったですし、ここ2戦自分が足を引っ張っていた感じがあったので、そういった意味でも打てて良かった」とコメント。スクイズ失敗の後のタイムリーだったことについては「終わったことはしょうがないっていう風に切り替えて何とか一本というよりも、ランナーを返すためにどういう風にしたらいいか食らい付いていく気持ちを忘れずに打席に立ちました」と振り返った。
ロッテ・井口資仁監督が17日、楽天戦前に故障中のベテラン勢の状況について説明した。
首位打者2度の実績を誇る角中は、4月に太腿裏を痛めていたが、15日のイースタン・リーグ楽天戦でDHで復帰。打撃に関しては2安打をマークしたが、「試合に出始めたけど、まだ完璧ではない。守備につけない状況なので、様子を見ながらになる」と明かした。
また、昨季最多安打、盗塁王に輝いた荻野は、4月に脇腹を痛めていた。こちらの見通しについては「貴司も20日ぐらいから試合に出られそうな予定なので、その状況を見ながらになる。焦ってもまた再発するので…」と慎重に状態を見極めていく方針だ。
一方で、攻撃陣が長打不足に悩む中で、和製大砲・井上の復活も待たれる。こちらについては「6月半ばから試合復帰できる見込みになっている。まだ、先ですね」と言及した。18、19年に2年連続24本塁打をマークした井上は昨年10月に右手首を手術している。
ロッテは、サッポロ生ビール黒ラベル「千葉ロッテマリーンズ缶」が5月24日から数量及びエリア限定で販売されることを発表した。
この企画はサッポロビール株式会社が千葉県内に工場を持っていることをきっかけに1999年から始まった企画で、今年で24年目とる。
今年の「千葉ロッテマリーンズ缶」には球団の千葉移転30周年の節目に合わせてリニューアルされたスペシャルイベント「ALL FOR CHIBA」のイベントロゴと「がんばれ!千葉ロッテマリーンズ」という応援メッセージがデザインされている。
詳細は次の通り。
ロッテは5月18日から29日までマリーンズオンラインストア限定で佐々木朗希投手の3、4月度「大樹生命月間MVP賞」受賞を記念したグッズを受注販売する。
佐々木朗は3、4月度5試合に先発登板し、リーグトップタイの3勝、リーグトップの60奪三振の成績を残した。4月10日のオリックス戦では、プロ野球28年ぶり史上16人目となる完全試合を達成。プロ3年目で初受賞となった。
記念グッズは次の通り。
ハンドタオル、Tシャツ、フェイスタオル、アクリルキーホルダー、巾着、タペストリー、メタルフォトパネル。
負ければ最下位転落の可能性があったロッテは、楽天先発・田中将大を攻略して7回に一挙5点を奪って逆転勝ちした。
2点を追う7回。先頭の岡が田中将から3号ソロを放って口火を切ると、中村奨と佐藤都の連続適時打で逆転し、代打・山口の2点適時二塁打でダメ押し点を奪った。終わってみれば今季最多の14安打。先取点を奪われた試合では、今季21試合目にして初めて勝ち星をつかんだ。
10日に完封されていた田中将を7回に攻略しての逆転勝ちに井口監督は「前半なかなか点が取れなかったですけど、後半球が浮いてきたところをしっかりと捉えられたと思います」と納得。今季最多14安打を放ったことについては「最多ですか。さみしいですね。選手達も週頭にこういうゲームが出来たので、この勝ちを生かせるようにしたい」と笑っていた。
負ければ最下位転落の可能性があったロッテは、楽天先発・田中将大を攻略して逆転勝ちした。
ロッテは田中将に対して今季、4月26日には7回で1点しか奪えず、5月10日には完封負けを喫した。試合前に井口監督は「前回やられていますんで、しっかりとこれからミーティングをするんで、対策を立てていけたらと思います」と、攻略へ向けて必死に策を練っていた。
序盤の流れは悪かった。中9日で先発した石川が、2回に武藤にプロ初打点となる中前適時打を浴びて先取点を献上。3回に中村奨の中前適時打で1度は追いついたが、4回にエチェバリアの失策などもあって2点を勝ち越された。石川は毎回得点圏に走者を背負いながら6回9安打3失点(自責2)。粘投で最低限の役割は果たした。
7回は、2番手・佐々木千がこの試合初めてとなる3者凡退で抑えてリズムを作ると、直後に先頭の岡が左翼に3号ソロ。1点差に迫ると中村奨、佐藤都の2者連続適時打で一気に逆転した。さらに2死満塁で弓削から代打・山口が右翼へ2点適時二塁打。この試合の6回まで、ロッテは田中将に対して今季22イニングでわずか2点しか奪えていなかったが、7回だけで一気に5得点。田中将から11安打を放って、3度目の正直で攻略した。
8回は西野、9回は益田が楽天打線を抑えて、逃げ切った。
ロッテ打線がようやく目を覚ました。2点を追う7回に先頭の岡が3号ソロを放って口火を切ると、一挙6安打で5点を奪って逆転。今季先取点を奪われた試合では21試合目にして初めての逆転勝ちで、14安打も今季最多だった。井口監督は「久しぶりにこういうつながった打線が見られた。(14安打が)最多ですか。さみしいですね」と冗談を交えつつ表情を緩めた。
負ければ最下位転落の可能性もあった中で、難敵・田中将を攻略。10日に完封負けを喫するなど、この日の6回までは今季22イニングでわずか2得点だったが、7回に襲いかかった。指揮官は「後半、球が浮いてきたところを捉えられた」とニンマリ。バント失敗、失策で失点などミスがあった中でも、食らいついた。
荻野と角中に20日のイースタン・ヤクルト戦(戸田)で復帰の見通しが立つなど、明るい材料も増えてきた。井口監督は「この勝ちを生かせるようにしたい」と願った。
負ければ最下位転落の可能性があったロッテは、7回に一挙5点を奪って逆転した。
1−3で2点を追う7回。先頭の岡が田中将から3号ソロを放つと、打線が一気につながった。エチェバリアが左前安打を放つと、1死一塁から3者連続安打。中村奨、佐藤都の連続適時打で一気に逆転した。さらに2死満塁で3番手・弓削から代打・山口が右翼線へ2点適時二塁打を放った。田中将から11安打を放ち、6失点(自責5)が記録された。
ようやく難敵を攻略した。ロッテは田中将に対し、昨季は5試合で1勝1敗ながら防御率1.46と抑え込まれ、37イニングで6得点のみ。今季も10日に完封負けを喫するなど、この日の6回までの22イニングで2点しか奪えていなかった。2年間で59イニングで8点しか奪えていなかった右腕に1イニングで失点「5」をつけた。
負ければ最下位転落の可能性があるロッテは、岡大海中堅手の活躍で逆転につなげた。
「7番・中堅」でスタメン出場した岡。1点を追う3回先頭の1打席目に、楽天先発・田中将から左前安打を放って出塁した。すると、中村奨の中前安打で二塁から激走。際どいタイミングだったが、捕手との交錯も恐れない気迫のヘッドスライディングで本塁につっこみ、一時同点となる本塁をタッチした。
さらに2点を追う7回先頭の3打席目では、1ボールからの2球目を左翼席に運ぶ3号ソロ。すると打線は続き、1死一、二塁で中村奨が中前適時打を放って追いついた。さらに1死一、三塁で佐藤都が左前適時打で勝ち越し。6回までは田中将の前に1得点に抑えられていたが、岡の一発を起点に一気に逆転した。
先発したロッテ・石川歩投手が、6回で今季最多112球を投げて9安打3失点(自責2)で降板した。1−3で2点ビハインドの7回のマウンドには佐々木千が上がり、4勝目はならなかった。
毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球だった。初回は先頭の西川に1球もストライクが入らずに四球を与えると、1死一、三塁としたが、相手の走塁ミスもあって無失点。2回は1死一、二塁で武藤にプロ初打点となる中前適時打を浴びて先取点を献上した。3回は2死三塁で茂木を投ゴロに打ち取った。
3回裏に中村奨が中前適時打を放って追いつき、踏ん張りたいところだったが、4回も安定しなかった。不運な当たりもあって7番辰己から下位打線に3者連続安打を許し無死満塁。西川からは空振り三振を奪ったが、黒川のニゴロで味方の守備の乱れもあって2点を勝ち越された。5回は2死二塁で辰己を左邪飛。6回は1死二塁で西川と黒川を打ち取った。
今季の開幕投手を務めた石川は、7日のソフトバンク戦(ZOZO)で3回7安打5失点と乱調。中9日と間隔を空けて6連戦初戦のマウンドに立った。試合前には井口監督も「ちょっと間隔が空いたので、また良くなっているんじゃないかなと思いますし。まずは週頭にしっかりとゲームを作って長いイニングを投げることが1番大事だと思います」と期待を込めていた。
同学年の楽天・田中将とは初の投げ合い。負ければ最下位転落の可能性がある一戦で、先発としての最低限の仕事は果たした。
ロッテの一塁ベースコーチを務める伊志嶺翔大走塁コーチ兼打撃コーチ補佐兼外野守備コーチ補佐に、強烈なファウルボールが直撃するアクシデントがあった。
1−3でロッテが2点を追う6回1死一塁。田中将の初球をマーティンが強振すると、一塁コーチを務める伊志嶺コーチの右太もも付近に直撃した。ベンチからはトレーナーも飛び出して心配されたが、大事には至らず、場内からは大きな拍手が送られた。井口監督ら首脳陣は、ベンチ内で苦笑いだった。
負ければ最下位転落の可能性があるロッテは、3回に中村奨吾二塁手の中前適時打で追いついた。
楽天先発・田中将とは今季3度目の対戦。4月26日にはZOZOで7回3安打1失点、9奪三振と好投を見せつけられ、5月10日には楽天生命で4安打完封を許した。今季奪ったのは16イニングで1点だけ。試合前に井口監督も「変化球が低めに丁寧に来ているイメージ。自分達のスイングをさせてもらえなかったので、しっかりとカウント球に絞っていけたらと思います」と意気込んでいた。
2回にロッテ先発・石川が武藤に中前適時打を浴びて先取点を奪われたが、1点を追う3回。2死一、二塁の好機を作ると、中村奨が149キロ直球を中前にはじき返した。二塁走者の岡が本塁まで激走。際どいタイミングながらヘッドスライディングで本塁をタッチした。田中将から得点を奪ったのは15イニングぶりだった。
ロッテの井口資仁監督が17日、楽天戦前に取材に応じ、2軍調整中の荻野貴司外野手、角中勝也外野手の復帰の見通しについて言及した。
荻野、角中はともに肉離れでここまで1軍での出場なし。荻野は昨季自身初の全試合出場を果たし、24盗塁で盗塁王。打率2割9分6厘で最多安打にも輝いた。角中も首位打者2度と実績は十分。頼れるベテラン2人の不在が響き、昨季2位に入ったロッテはここまで5位と苦しんでいる。
角中はすでに15日の2軍戦で復帰しており、井口監督は「カク(角中)に関しては、(2軍の試合に)出始めましたけど、まだ完璧じゃない。守備もつけない状態なので、今週は火、水、木は(ファームの)試合がないので、その後の試合を見ながら。タカシ(荻野)も20日くらいから試合に出られる予定とのことなので、その状況を見ながら。焦ったらまた再発しますので、じっくり下と相談しながらです」と説明。20日からのイースタン・ヤクルト戦(戸田)での状況を見極める方針だ。
また、昨年10月に右肘を手術した井上晴哉内野手については「セイヤ(井上)は6月の半ばくらいからゲーム復帰出来る予定になっています」と復帰が1ヶ月以上先であることを明かした。
ロッテは17日、サッポロビールから「サッポロ生ビール黒ラベル『千葉ロッテマリーンズ缶』」が販売されることを発表した。
24日から数量及びエリア限定での販売。この企画は、サッポロビールが千葉県内に工場を持っていることをきっかけに1999年から始まった企画で、今年で24年目となる。
今年の「千葉ロッテマリーンズ缶」には球団の千葉移転30周年の節目に合わせてリニューアルされたスペシャルイベント「ALL FOR CHIBA」のイベントロゴと「がんばれ!千葉ロッテマリーンズ」という応援メッセージがデザインされている。
サッポロ生ビール黒ラベル「千葉ロッテマリーンズ缶」の詳細は次の通り。
ロッテは17日、18〜29日にマリーンズオンラインストア限定で佐々木朗希投手の3、4月度「大樹生命月間MVP賞」受賞を記念したグッズを受注販売することを発表した。
佐々木朗は3、4月度5試合に先発登板し、リーグトップタイの3勝、リーグトップの60奪三振をマーク。4月10日オリックス戦(ZOZO)で28年ぶりでプロ野球史上16人目となる完全試合を達成。プロ3年目で初の月間MVP賞受賞となった。
佐々木朗3、4月度「大樹生命月間MVP賞」受賞記念グッズは次の通り。
※全て税込。マリーンズオンラインストアにて18日10時00分〜29日23時59分まで受注販売を実施。商品が届くのはは7月中旬〜下旬頃を予定。生産の状況によりお届け日が前後する可能性あり。
取って打線が天敵・田中将を攻略し、今季3度目の対戦で初めて土をつけた。6回1/3で11安打を浴びせ6失点KO。井口資仁監督(47)は「ウイニングショットのあるピッチャーなので、浮いてきた球を振っていこうと。打線がしっかりつながった」。先制を許した21度目の試合で初めての逆転勝ち。打線の粘りをたたえた。
ビッグイニングは2点を追う7回。先頭の岡が左越えソロを放ち、なお1死一、二塁。中村奨がスライダーをしぶとく中前へ落とし同点。続く佐藤都も一、三塁から直球を左前へはじき返し勝ち越し。ここで田中将KO。さらにベンチが沸き返る中、2死満塁で代打・山口も右線へ2点適時二塁打を放ち一挙5点を奪った。
今季は投手陣が踏ん張る中、打線が低調だったが、今季最多14安打で連敗を2で止めた。3安打2打点の中村奨は言う。「まだまだシーズンはこれから」。4月にはコロナなどで離脱などもあり不調だったが、ここにきて5試合連続安打。復調の主将が巻き返しへ導く。
ロッテの井口監督が打線の粘りを称えた。田中将とは過去2試合の対戦では勝ち星がなく、前回10日の試合では完封負けを喫した右腕を7回途中でKO。「追い込まれたら、ウイニングショットのあるピッチャーなので、何とか早いカウントで浮いてきた球を振っていこうと。しっかりとつなげられた」と難敵を積極打法で攻略につなげた。
悪いなりにもストライク先行でくる右腕に対し、7回、先頭の岡が1ボールからファーストストライクを捉え、左越え3号ソロ。エチェバリアも初球の直球を左前打。1死一塁から高部は詰まりながらも快足を生かしてショート内野安打でチャンスを広げた。
1死一、二塁から中村奨が0−2から低め変化球に食らいつき中前へ同点適時打を放つと、佐藤都も1−2から外角直球を左前へ勝ち越し適時打。積極的に打ちにいきながらも、追い込まれたらしぶとく食らいつき、活路を見いだした。
先制された試合は0勝19敗1分けだったが、初めて先制された試合を今季ものにした。井口監督は最多の14安打に「さみしいですね」と苦笑いしつつも「こういうゲームができたのは大きい。この勝ちを生かせるように頑張りたい」と逆襲へ力を込めた。
ロッテが7回に一挙5得点を奪い、4月30日以来の2度目の逆転勝ちで2連敗でストップ。最下位の日本ハムに2ゲーム差につけた。
2点を追う7回に岡の左越え3号ソロで1点差とすると、1死一、二塁から中村奨の中前適時打で同点。さらに一、三塁から佐藤都の左前適時打で勝ち越した。前回対戦で完封負けを喫した田中将を7回途中11安打を浴びせ6失点で攻略した。
今季の先制された試合はこれまで19敗1分けだったが、21試合目で初めて勝利へとつなげた。
ロッテの中村奨吾内野手が田中将の連続無失点を22で止める適時打を放った。
3回に岡、エチェバリアの連続安打で無死一、二塁も松川が送りバント失敗。高部が見逃し三振に倒れ2死一、二塁となったが、田中将の149キロ直球を中前へはじき返した。二塁走者の岡がヘッドスライディングで本塁セーフとなり、同点とした。
5試合連続安打の中村奨は「先制された後、早めに追いつけたことは良かったです。とにかくつなぐことだけ考えて打席に入りました」とコメントした。
しかし2点を追う4回にはレアード、マーティンの連打で無死一、三塁としたが、後続が倒れ無得点に終わった。
ロッテは17日、サッポロビール株式会社よりサッポロ生ビール黒ラベル「千葉ロッテマリーンズ缶」が5月24日から数量及びエリア限定で販売すると発表した。
この企画はサッポロビール株式会社が千葉県内に工場を持っていることをきっかけに1999年から始まった企画で、今年で24年目となる。今年の「千葉ロッテマリーンズ缶」には球団の千葉移転30周年の節目に合わせてリニューアルされたスペシャルイベント「ALL FOR CHIBA」のイベントロゴと「がんばれ!千葉ロッテマリーンズ」という応援メッセージがデザインされている。
サッポロ生ビール黒ラベル「千葉ロッテマリーンズ缶」の詳細は次の通り。パッケージ:350ml缶。発売日:2022年5月24日。限定数量:1万ケース(350ml×24本換算)。価格:オープン価格。
ロッテは17日、5月18日から5月29日までマリーンズオンラインストア限定で佐々木朗希投手の3、4月度「大樹生命月間MVP賞」受賞を記念したグッズを受注販売すると発表した。
佐々木朗は3、4月度5試合に先発登板し、リーグトップタイの3勝、リーグトップの60奪三振の成績を残した。4月10日オリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)でプロ野球28年ぶり史上16人目となる完全試合を達成。プロ3年目で初の月間MVP賞受賞となった。
佐々木朗希投手3、4月度「大樹生命月間MVP賞」受賞記念グッズは次の通り。ハンドタオル:1000円、Tシャツ(サイズ:S、M、L、XL、カラー:ブラック、ホワイト):3800円、フェイスタオル:1800円、アクリルキーホルダー:600円、巾着:1000円、タペストリー:1000円、メタルフォトパネル:9500円、全て税込。
ロッテの佐々木朗希が20日にペイペイドームでのソフトバンク戦で登板することが決まった。井口監督が今月中は中6日での起用を続けるか聞かれ「その予定でいる」と答えた。20日の次は27日のZOZOマリンスタジアムでの阪神戦となる。
前回の登板は13日のオリックス戦で、7回1失点で開幕4連勝を飾った。疲労を考慮され4月下旬から出場選手登録を外れ再調整した以外は、中6日のペースで登板している。今季は4月10日のオリックス戦で完全試合を達成するなど、7試合で4勝0敗、防御率1.47。両リーグトップの78奪三振をマークしている。
5位・ロッテは、1−3の7回に打者一巡の猛攻で5点を奪い6−3の逆転勝ち。今季初めて先制を許した試合で勝利した。
かなりチグハグな序盤だった。2回に先発・石川歩が先制点を許し、3回に中村奨吾の適時打で同点に追いつくも、直後の4回に逆転され、その裏連打で無死一、三塁としたが無得点に終わった。石川は6回3失点とゲームを作ったが、毎回走者を背負う苦しい投球。
この試合の流れを変えたのが、1−3の7回に登板した佐々木千隼だった。3番・浅村栄斗から始まる打順も浅村を左飛、4番・島内宏明を遊ゴロ、5番・マルモレホスを3ボール2ストライクから最後は低めに落ちる121キロのスライダーで空振り三振、クリーンナップをわずか14球で料理した。
その裏、この回先頭の岡大海が楽天先発・田中将大からレフトへ本塁打を放ち1点差に迫ると、中村奨吾の適時打で同点。なお1死一、三塁から佐藤都志也がレフトへ適時打を放ち勝ち越し。さらに2死満塁から代打で登場した山口航輝が、楽天の3番手・弓削隼人が1ボール1ストライクから投じた外角のツーシーム逆らわずにライトへ2点適時二塁打。この回打者10人・楽天投手陣に29球を投げさせ、5点を奪い逆転に成功した。
こうなれば、あとはリリーフ陣で逃げ切るだけ。6−3の8回は西野勇士が先頭の茂木栄五郎、辰己涼介を連続三振に仕留めるなど、1回をパーフェクトリリーフ。9回は守護神・益田直也が先頭の鈴木大地に死球を与えたが、後続を打ち取り逃げ切った。
試合を振り返れば、7回に5点を奪った打線も見事だったが、その直前の7回表に佐々木が楽天のクリーンナップを三者凡退に打ち取ったのが大きかった。
6回まで先発・石川が毎回走者を背負う投球だった中、リズムよく3人で打ち取ったことで、攻撃に良いリズムを与えた。佐々木といえば、昨年のこの時期はビハインドゲームで登板し、その後に味方が逆転し白星を何度も手にしていた。
地味な役割だが非常に重要で、勢いのついた相手打線を止めるとともに、チームに流れを呼び込む投球も求められる。ここで失点すれば流れが完全に相手に傾いてしまう可能性もある大事なポジションなのだ。
ビハインドゲームでの心構えについて去年4月に行ったオンライン取材で「ビハインドだったらできる限り傷口を広げないように、そのあと逆転できるように流れが持ってこれるようなピッチングができたらいいなと思って心がけています」と語っていた。まさに、佐々木の言葉通り、チームに“流れを持っていく”投球だった。
昨季はビハインドゲームから徐々に序列をあげていき、夏場以降は勝ち試合の8回を担当した。今季は開幕に出遅れ、復帰後も新型コロナウイルス陽性判定を受け離脱。再昇格後はビハインドゲームでの登板が続いている。今季も与えられた役割で結果を残していき、勝ちパターンに返り咲きたいところ。
チームという視点でみれば、それだけリリーフ陣が充実してきたともいえる。小野郁、東條大樹、ゲレーロ、西野勇士は安定した投球を見せ、トミー・ジョン手術明けの西野は連投がなく、8回は西野、ゲレーロの両右腕が交互に担当し、守護神・益田が連投となれば、8回・西野、9回・ゲレーロという継投パターンもあった。開幕直後不安定だった“勝利の方程式問題”も解決の方向に向かっている中で、佐々木も加わることになれば、救援陣の層も厚くなる。
打線も最悪の状態を脱出して、先行して逃げ切って勝利する形が1番良いが、17日の試合のように終盤の集中打で逆転という試合が増えていけば、自然とチームも上向いていくはず。そういった意味でも、いい形で勝利した次の試合に勝つことが重要になってくる。