ロッテは1回にレアードの押し出し四球と岡の犠飛で先行し、3回にエチェバリアの2点打で加点した。佐々木朗は6回4安打1失点で9三振を奪い、負けなしでリーグトップタイの5勝目。ソフトバンクは千賀が4回4失点と崩れた。
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千葉ロッテ | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 8 |
福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ロッテ佐々木朗希投手(20)がソフトバンク千賀滉大投手(29)との“最速164キロ右腕対決”を力強く制した。直球の平均球速161.1キロは自己最高値。初の平均100マイル(約160.93キロ)超えとなった。フォークと45球ずつを投げ分け、強力打線を6回9奪三振1失点に封じた。リーグ最多タイの5勝、同最多の87奪三振、さらに防御率1.47は21日夜にもリーグトップに立つ。投手優勢のパを象徴する3冠右腕として、交流戦に君臨する。
最速164キロ右腕の164キロに、屋根が開くドームがどよめいた。2点の援護をもらった初回2死、3番柳田への勝負球だった。文句なしの1球にバットが空を切る。「点を取ってもらって思い切って投げることができたので」。公式戦では福岡初登板。挨拶代わりにしては、あまりにも強烈すぎる1球だった。
この164キロが、今季早くも200球目となる160キロ台だった。フォークの比率がやや高く、直球が引き立つ。試合で投じた45球の平均球速は、ついに100マイルを超えた。直球のうち160キロ台が約91%。「しっかり投げれば、そんなに球速も落ちずに投げられているので。あとはこれを1年間を通して維持できるように」。また1つグレードを上げた感さえある。
2回には159キロが、バントの構えをする今宮を空振りさせた。現役最多犠打を誇る職人でも対応できない。3回にはサインミス。カーブを要求したつもりの松川に160キロを投げた。ミットを微妙にかすめ、首元付近の防具に直撃。松川が「気付いたらここにボールがありました」と30センチ前を指すヒヤリの1球。佐々木朗もマウンド下で15秒ほど固まる。その後はミスなし。強い信頼関係で試合を進めた。
勝ち星と奪三振はリーグトップに立った。防御率もついに1.50を割り、オリックス山岡が規定投球回未達になる21日夜にもリーグ1位に浮上する見込み。一時的に3冠右腕となる。「勝ち星とか勝率は打線の援護が関わってくるので。僕の力よりも後ろの投手や野手陣の力が大きい。そこが今、かみ合ってくれているので」と5勝0敗の今に感謝。華々しく続く金曜朗希ショーは交流戦に入り、このまま順調に調整できれば相手は阪神に巨人。好投手ぞろいのパの顔として、セ界に佐々木朗希を示す。
直球自慢のロッテ佐々木朗希投手(20)は、フォークもすごみを増している。20日のソフトバンク戦は45球を投げ、その平均球速は145.6キロをマーク。実戦デビューした1年前の5月16日西武戦では、139.4キロだった。
1年間で6キロの増速。写真で確認すると、握りを変えている。昨年はボールの縫い目が最も狭くなる場所に、平行するように挟んでいた。今年は一転、縫い目が狭くなる場所に直交するように挟む。大きな落差から、鋭い落差へ。指先感覚も生かしながら時にはスライダーのような、時にはシュートのような横への動きを付ける。バリエーション豊かな魔球は、昨季の空振り率は平均2割程度だったものの、今季は約4割に一気に上昇。平均160キロ前後の直球とほぼ2球種で、1軍の打者たちに力勝負を挑めるようになった。
フォークの好調ぶりについて本人は「感覚的なところなのでなかなか言い表せられなかったりするんですけど、いい感覚をこうオフからつかんで、それをしっかりものにできている部分があるので」と説明する。以前には「その時その時に感じるものを、しっかり表現できたらいいなと思います」と話したこともある感性の世界。この日は自己最速タイの、150キロフォークで柳田を空振りさせた。球数が90球を超えてもフォークが148キロを計測するなど、握力のスタミナを感じさせる。
ロッテ佐々木朗希投手(20)がソフトバンク千賀滉大投手(30)との“最速164キロ右腕対決”を力強く制した。直球の平均球速161.1キロは自己最高値。初の平均100マイル(約160.93キロ)超えとなった。フォークと45球ずつを投げ分け、強力打線を6回9奪三振1失点に封じた。リーグ最多タイの5勝、同最多の87奪三振、さらに防御率1.47は21日夜にもリーグトップに立つ。投手優勢のパを象徴する3冠右腕として、交流戦に君臨する。
ロッテ松川虎生捕手(18)が、佐々木朗希投手(20)の今季8戦目もしっかりリードした。
5月6日のソフトバンク戦では、序盤に佐々木朗の直球を早いカウントで狙われた。「前回に初球を大体まっすぐで打たれてましたので、何とか目線をずらしてというか、そういう部分は意識して入りました」。
初回、1番三森には直球、フォーク、直球、フォークの組み立て。3番柳田の初球には早々カーブを入れた。2回裏は直球4球に対し、フォークが11球。これまでにはあまりない配球で、佐々木朗の総合力を引き出していった。
第1打席で初球160キロをあっさりと安打にされた4番グラシアルには、第2打席ではスライダー、スライダー、カーブと徹底した配球。「逃げていく球で、フォークも生きてくると思うので」と要所を押さえながら、試合をプランニングしていった。
2回の打席ではソフトバンク千賀に対しフルカウントとし、最後は154キロ直球を右前安打にした。「2度目の対戦でしたので、何とかこう、フォークも頭に入れながら自分の形で。追い込まれてから右方向に打てたのかなと思います」。日々懸命に先発投手陣をリードする中で、17打席ぶりの安打にホッとしていた。
ロッテ打線がソフトバンク千賀を攻略し、先発の佐々木朗を援護した。3回、追加点となるエチェバリアの2点適時打が効いた。「うまくバットに当たってくれたよ」と喜ぶ助っ人は、勢いに乗って今季初の3安打。井口監督も「最初から割り切って入っていけたと思う」と評価した。8回2死からエチェバリアら下位打線が粘っての3点追加も大きかった。
ロッテは1回にレアードの押し出し四球と岡の犠飛で先行し、3回にエチェバリアの2点打で加点した。佐々木朗は6回4安打1失点で9三振を奪い、負けなしでリーグトップタイの5勝目。ソフトバンクは千賀が4回4失点と崩れた。
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ロッテ佐々木朗希投手(20)がリーグトップタイ5勝目を挙げた。6回4安打1失点、9奪三振、2四球1死球。球数は97だった。
チームに勝利を呼ぶ投球をしても、まずは野手への感謝、そして反省の言葉を続けた。
「今日は早い段階で点を取ってもらったので思い切って投げることができました。ちょっとコントロールに苦しんでしまってイニングを稼げなかったので、次回はしっかり修正できるように頑張ります」。
味方打線が4回までに4点をプレゼントしてくれた。早めの援護もあり、2回無死一、二塁、4回2死満塁と得点圏に走者を背負っても、慌てることなく後続を断った。ただ、中盤以降、高めに抜ける場面があり、ファウルで粘られた。最少失点に抑えたとはいえ、6回で交代したことをよしとしなかった。
それでも、敵地で強烈なインパクトを残した。直球が走った。初回から160キロ台を連発。2死走者なしからは、柳田を自己最速タイ164キロで空振り三振。さすがの強打者も振り遅れ気味のスイングだった。この日の97球のうち、直球は45球。91.1%にあたる41球が160キロ台だった。平均球速161.1キロをたたき出した。そこに最速150キロのフォーク、さらにカーブ、スライダーを織り交ぜ、的を絞らせなかった。
登板前日「チームが勝つためにマウンドで一生懸命、頑張りたいと思います。思いは、ただそれだけです」と話していた。その思いをマウンドで体現。千賀との豪腕対決を制し、交流戦前最後のカードの初戦をものにした。
ロッテ佐々木朗希投手(20)は6回4安打1失点で、勝利投手の権利を持って降板した。9奪三振、2四球1死球、球数は97だった。「今日は早い段階で点を取ってもらったので思い切って投げることができました。ちょっとコントロールに苦しんでしまってイニングを稼げなかったので、次回はしっかり修正できるように頑張ります」と話した。
初回から160キロ台の直球を連発。柳田を自己最速タイ164キロで空振り三振に仕留め、3者凡退の立ち上がりだった。
打線は3回までに4点をプレゼント。佐々木朗は2回は無死一、二塁、4回は2死満塁を招いたが、後続を抑え、得点を与えなかった。
6回に先頭の牧原大に三塁打を打たれ、続く柳田の一ゴロの間に1点を失った。だが、この1点のみに抑えた。
序盤の投球に、木村龍治投手コーチ(51)は「非常に良いですね。前回、前々回の時より力が抜けていてリリースの瞬間にうまく力を入れることが出来ていると思うし、バランス良く投げられているので制球も安定していると思う。このまま粘り強く投げていってほしい」とコメントした。
ロッテ松川虎生捕手(18)が佐々木朗希投手(20)の160キロ直撃を受けた。
4−0で迎えた3回裏。ソフトバンク先頭の真砂への初球だった。160キロが構えたミットをすり抜け、松川の首元に当たった。サイン違いとみられる。判定は見逃しストライクだった。
松川のマスクがずれるほどの衝撃。マウンドの佐々木朗は驚いた表情を見せた。松川は大事に至らずプレー続行。苦笑いを浮かべていた。
ロッテ佐々木朗希投手(20)は自己最速タイの164キロをマークし、初回を3者凡退に抑えた。1番三森を右飛、2番牧原大を空振り三振、3番柳田を空振り三振。
計13球で終えたが、うち直球は6球。球速は、160キロ、160キロ、163キロ、163キロ、163キロ、164キロと全て160キロ台だった。
初回の最速164キロは、カウント1−2から柳田を空振り三振に仕留めたもの。外角に決まる1球に、さすがの柳田も振り遅れ気味の空振りを喫した。
両軍の先発が、初回から160キロ超を計測した。1回表、ソフトバンク千賀滉大投手(29)が3番マーティンへの6球目に160キロ。(結果は四球)。その後も2度計測した。1回裏にはロッテ佐々木朗希投手(20)が、3番柳田への4球目に164キロをマークした(結果は空振り三振)。両投手の最速は、ともに今季計測したNPB4位の164キロ。剛腕2人が、開始早々に快速球で競演した。
千賀と佐々木朗の初対決は、6日のZOZOマリン。千賀は5回3失点、佐々木朗は6回1失点も、両投手に勝敗はつかなかった。
試合は1回表にロッテが先制。1死満塁でレアードが押し出し四球と、岡の中犠飛で2点を奪った。
ロッテ打線がソフトバンク先発の千賀滉大投手から初回に2点を先制した。
先頭高部が初球を左前打。2番中村は2球目を左越え二塁打とし、開始わずか3球で無死二、三塁をつくった。
3番マーティンが四球で塁を埋める。4番佐藤都は遊飛に倒れたが、5番レアードが押し出し四球で、まず1点。フルカウントまでいったが、最後はフォークにバットを止めた。さらに、6番岡が中堅へ犠飛を放った。
ロッテの先発は佐々木朗希投手(20)。5勝目を目指す右腕に、いきなり2点をプレゼントした。
ロッテ井口資仁監督(47)は、ペイペイドームの屋根が開いて行われる20日のソフトバンク戦について「僕は何回かありましたけど」と、97年から04年までプレーしたダイエー時代を振り返った。
井口監督は「あんまり記憶ないですね」としながら「ホームランがちょっと出ずらくなったりとかはね、ありましたけど」と回想。「夜に関しては気持ちいいくらいじゃないですかね。我々は常に外でやってますから」。本拠地ZOZOマリンでの地の利を口にした。
この日は佐々木朗希投手(20)がソフトバンク千賀滉大投手(29)と投げ合う。最速164キロ右腕の対決に「2人でね、あの。見てる人は今日、楽しいんじゃないですか」とニヤリ。屋根が開くことでの球速への影響については「球速は別に変わらないんじゃないですか。元々出やすい球場なので」と話した。
6日にZOZOマリンで初対戦。佐々木朗が自己最速タイの164キロを出し、千賀も初回に160キロを出す投げ合いとなった。ともに勝敗付かず。佐々木朗は6回を被安打6、奪三振11、1失点と好投し、4勝目の権利を残して降板したが、抑えの益田が9回、代打中谷に同点2ランを許した。千賀は5回を被安打8、奪三振5、3失点。試合は延長11回にグラシアルの適時打などで2点を勝ち越したソフトバンクが5−3で勝った。
ロッテ井口資仁監督(47)は20日、ソフトバンク戦(ペイペイドーム)の試合前取材に応じた。
故障で離脱していた荻野貴司外野手(36)がこの日、イースタン・リーグのヤクルト戦(戸田)で1番DHで実戦復帰。2本の二塁打を打った。井口監督は「2本、今のところ打ってましたね。今日はDHなんで。荻野に関してはもうちょっとかかるかなっていう。体的にまだ万全じゃないところがあるので、来週の週末くらいかなと思ってますけど」と説明。「貴司は守れないと上がれないと思うので」と実戦守備も重ねた上での1軍昇格プランを説明した。
また、19日は1軍練習に参加した角中勝也外野手(34)は「もう少し実戦感覚が欲しいということだったので」(井口監督)と、この日はイースタン・ヤクルト戦に3番DHで出場。「明後日くらいから考えています」と22日に1軍合流する可能性に言及した。
角中は昨季、交流戦で4番起用もあった。「代打陣も今調子もそこまで調子いい訳じゃないですし、DHも調子いい訳じゃないですし、1人いてくれると。2人帰ってくれればなおいいですけどね。ずっと待ってるんですけど」とベテラン陣の今後の合流に期待を寄せた。
戦列を離れていたロッテ荻野貴司外野手(36)が、2軍公式戦で実戦に復帰した。
1軍合流間近だった4月9日のイースタン・リーグ楽天戦(泉)で脇腹を痛めた荻野は、この日は1番DHでスタメン出場。初回、ヤクルト丸山の外角直球をファーストスイングで右翼への二塁打とし、幸先よい復帰戦となった。
また、同時期に足を痛めて、先日2軍戦で復帰したばかりの角中勝也外野手(34)も3番左翼でスタメン出場。初回1死二塁で打席に立ち、フルカウントから四球を選んでチャンスを広げた。後続が倒れ、初回の先制点とはならなかった。
井口資仁監督(47)は4月11日、日刊スポーツなどの取材に対し、2人が4月の2軍楽天戦の試合中に負傷したことを明かし「いずれにしろ、すぐは2人とも合流できる状態ではないです」と答えていた。
164キロ連発で開幕5連勝!ロッテ・佐々木朗希投手(20)が20日、ソフトバンク9回戦(ペイペイドーム)に先発し、6回4安打1失点で開幕から負けなしでリーグトップタイとなる5勝目を挙げた。自己最速タイの164キロを5度計測するなど、直球の平均球速は驚異の161.1キロをマーク。千賀滉大投手(29)との投げ合いを制し、チームを8−1の勝利に導いた。
うなりを上げる快速球で観衆3万6956人をくぎ付けにした。佐々木朗は9三振を奪い、6回4安打1失点で無傷の5勝目。ハーラートップタイに躍り出た。
「(直球の)球速は速くなり、質もよくなっている中でいい結果がでている。変化球もよくなっているので、それもいいのかなと思います」。
気温24.6度。この日は開閉式の屋根を開ける「ルーフオープンデー」だった。心地いい海風が吹き込む敵地で、立ち上がりから攻めた。1回2死。3番・柳田を自己最速タイの164キロで空振り三振に斬った。
2回2死の柳町からは6者連続三振。自己最速タイの164キロを計5度も計測し、97球中45球投げた直球の平均球速は161.1キロを計測した。史上最年少で完全試合を達成した4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)の159.8キロを大きく上回った。勝利数に加えて勝率、奪三振数もリーグトップだ。
力投とは対照的に「早い段階で点を取ってもらったので、思い切って投げることができました」と打線に感謝した佐々木朗。3年目で異次元の投球を続ける剛腕には、恵まれた肉体が備わっていた。ロッテとコンディショニングなどでアドバイザリー契約を結ぶ、「4スタンス理論」の先駆者、廣戸(ひろと)聡一氏(60)が肉体の秘密を明かした。
佐々木朗は体幹や背骨に柔軟性があり、背筋はトップアスリートと比べても特にしなやかで、骨盤の可動域も広い。投球のメカニズムに適しており、柔らかい肋骨と肩甲骨も一定方向に動かすことが可能で、リリースポイントがより打者側になるという。
投球動作に入る前に首の付け根、骨盤、足元が軸(直線)≠ニなる姿勢を取ることもできる。廣戸氏は「これこそ、子供達に見習ってもらいたい。正しい姿勢から投げることで、最大のパフォーマンスを引き出せる」と力説した。
2度目の対決で4回4失点で降板した千賀にも投げ勝った。井口監督は「しっかりと自分のカウントを整えた。千賀に投げ勝ったのは大きい」と目を細めた。次回登板は順調に調整が進めば27日の阪神戦(ZOZOマリン)の予定。金曜ローキ(朗希)ショー≠ヘ続く。
サイン違いに騒然となった。佐々木朗が3回先頭の真砂の初球に160キロの直球でストライクを奪った。しかし、マスクを被ったD1位・松川(市和歌山高)はカーブを要求していたため、反応できずに剛球がミットをかすめて左首元付近を直撃。ルーキーは「ちょっとびっくりしました。もうボールがここ(目の前)にあった」と目が点。右腕はその後も痛みをこらえてリードした松川を「すごいっす」とたたえた。
2戦連続カード勝ち越しを狙うロッテが快勝。先発の佐々木朗希投手(20)が6回4安打1失点9奪三振の好投で、負けなしの今季5勝目を挙げた。佐々木朗のヒーローインタビューは以下の通り。
ロッテのエチェバリアが今季初の3安打を放ち、佐々木朗を援護した。2−0の3回2死2、三塁では2点適時打。千賀の低めの変化球を左前へ運び「とにかくちゃんスだったし、走者をかえすことができて良かった。うまくバットに当たってくれた」と喜んだ。
4−1の8回2死無走者では松本の高めの速球を左前へ運んだ。この回3点の猛攻の口火を切り、打線を活気づけた。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が6回4安打1失点9奪三振の好投で、負けなしの今季5勝目を挙げた。佐々木朗は降板後に「今日は早い段階で点を取ってもらったので思い切って投げることができました。ちょっとコントロールに苦しんでしまってイニングを稼げなかったので、次回はしっかり修正できるように頑張ります」とコメントした。対するソフトバンクは千賀滉大投手(29)が先発し、4回6安打4失点で負け投手となった。
登板前のロッテ・佐々木朗の今季成績は7試合に登板し、4勝(0敗)。防御率は1.47。勝ち星、勝率10割、78奪三振といずれもリーグ1位を記録している。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)は20日、ソフトバンク戦に先発し、6回4安打1失点でリーグトップタイの5勝目を挙げた。千賀滉大投手(29)との2度目の投げ合いが注目されたが、最速164キロを5球投げ、直球の平均球速は161.1キロと自己最速をマーク。歴代大リーグ記録と比較しても遜色のないスピードを誇示し、実績十分の先輩右腕に堂々と投げ勝った。
佐々木朗が160キロをマークしても、誰も驚かなくなってしまった。4回1死で柳田を簡単に2ストライクに追い込むと、外角高めの164キロ直球を見せた後に、150キロフォークで空振り三振だ。6回4安打1失点、9奪三振で今季5勝目。試合前には千賀との164キロ対決と注目されたが、4回4失点で降板した相手のエースも、打線も圧倒した。
「(千賀との投げ合いは)2度目なので気にすることなく、打者に集中して投げた。序盤に点を取ってもらって、思い切って投げることができた。打線に感謝しています」。
自己最速タイとなる164キロを計5度マークし、この日の直球の平均球速は自己最速を更新する161.1キロとなった。日本球界を飛び越えて、メジャーでもトップクラス。計測システム・スタットキャストによる記録が残る2015年以降、最速記録である21年6月にデグロム(メッツ)がマークした161.5キロにも肉薄し、歴代3位タイに相当する数字となった。
それでも3年目右腕は「直球に強さはあったけれど、コントロールが全然よくなかった。そういうところは修正したい」と3四死球を反省した。以前はシュート回転する直球も目立ったが、そんな課題も減少。球速と制球の両方を追い求める理想も実現しつつある。
4月10日のオリックス戦で完全試合を達成し、相手チームによる研究・分析も一気に進んだ。佐々木朗も「簡単にヒットを打たれるのはもったいない。なるべく相手が考えていない球を投げながら、苦しいカウントにならないよう意識しています」と包囲網の先を行こうと思考を巡らす。
2回2死の柳町から4回2死の柳田まで6者連続三振をマークしたが、6人中4人は初球フォークから入った。直球狙いの打者を逆手に取る作戦も成功している。球団の先発投手では16年涌井以来となる開幕5連勝。リーグトップタイの勝ち星に加え、奪三振数(87)、勝率(10割)と投手3冠をキープした。力強さが増す直球に加え、変化球とのコンビネーションも深まる。どこまで進化するのか、怪物のポテンシャルを測ることは、まだ誰にもできない。
20歳の佐々木朗が無傷の5連勝。ロッテ投手の開幕5連勝以上は、先発では16年涌井(現楽天)の5連勝以来だ。ソフトバンク戦は初勝利。自身のカード別勝利数を見るとオリックス、楽天、西武、阪神に次ぐ5球団目の勝利で、パで白星なしは日本ハムだけとなった。
ロッテ・佐々木朗を好リードした松川は「前回(ソフトバンクと)対戦した時は、初球の直球を打たれていたので、目線をずらしたりとか考えた」と振り返った。
3回先頭・真砂の初球はサインミスで、160キロを捕球できず首付近に受け「びっくりしたけど、大丈夫です」。痛みはなく、打撃でも2回に千賀から右前打をマークしてご機嫌の様子。佐々木朗も「カーブのサインだったらしいですけど…。大事に至らなくて良かったです」と苦笑いしていた。
この試合の佐々木朗はいいイニングと冷やっとするイニングが混在していた。良かったのは初回と3回。初回の柳田の打席では初球カーブから入って最後は164キロの直球で空振り三振。3回は真砂をフォークで空振り。甲斐と三森は164キロで見逃しと空振りで3者連続三振。千賀の直球が速く見えなかったほど、ポイントでギアを入れたときの佐々木朗の直球の質は他のエース級より明らかに一段階上だ。
ただ4回の内容はいただけない。簡単に2死を取った後、グラシアルに中前打。中村晃にはカウント0−2と追い込んだ後の3球目、フォークが高めに浮いて痛打された。今宮にも同2―2からフォークが抜けて死球。有利なカウントの時にボール球で打ち取らないともったいないし無駄な球数もかさむ。救援陣の出来を考えるとベンチはもう1イニング投げてほしかったと思う。100球で7回、次回以降の課題になる。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が20日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発。自己最速タイとなる164キロを5球計測するなど、6回を投げ4安打1失点、9奪三振でリーグトップタイの5勝目を挙げた。規定投球回数に達している投手で開幕から無敗は佐々木朗ただ1人。87奪三振、勝率10割とともにリーグ3冠を守り、防御率1.47もリーグ2位となった。
初回に2点を先制してもらった立ち上がり。先頭の三森の初球に160キロをマークするなど、右飛に打ち取ると、牧原は163キロ直球を3球続け、最後はフォークボールで空振り三振。3番の柳田も164キロ直球で空振り三振に仕留めた。初回は6球投じた直球すべて160キロ以上を記録した。
4回2死から2安打1四球で満塁のピンチを招いたが、続く柳町を二ゴロに打ち取った。5回まで6者連続三振を含む8三振。中でも柳田には、4回の第2打席では150キロフォークで空振り三振と初回に続いて三振を奪った。6回先頭の牧原に右翼線三塁打され、3打席目となった柳田の一ゴロの間に1点を失ったが、4−1とリードを保ち救援陣にバトンを渡した。
それでも佐々木はヒーローインタビューで「早い段階でたくさん点をとってもらったので、思い切って投げることができました。あんまりコントロールが良くなくて、球数もかさんで、あまりイニングも投げられなかったので、次回は長いイニングを投げられるように頑張りたいと思います」と反省が口をついた。スタンドから「ナイスピッチング」の声が飛んでも、表情を崩すことはなかった。
これで開幕から無傷の5連勝となったが、その要因を問われ「打線の援護です」と即答した佐々木。「次回はもっといいピッチングできるように頑張ります。ありがとうございました」と締めくくった。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が20日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発。自己最速タイとなる164キロを5球計測するなど、6回を投げ4安打1失点に抑えてリーグトップタイの5勝目を挙げた。規定投球回数に達している投手で開幕から無敗は佐々木朗ただ1人。87奪三振、勝率10割とともにリーグ3冠を守り、防御率1.47もリーグ2位となった。
初回に2点を先制してもらった立ち上がり。先頭の三森の初球に160キロをマークするなど、右飛に打ち取ると、牧原は163キロ直球を3球続け、最後はフォークボールで空振り三振。3番の柳田も164キロ直球で空振り三振に仕留めた。初回は6球投じた直球全て160キロ以上を記録した。
4回2死から2安打1四球で満塁のピンチを招いたが、続く柳町を二ゴロに打ち取った。5回まで6者連続三振を含む8三振。中でも柳田には、4回の第2打席では150キロフォークで空振り三振と初回に続いて三振を奪った。6回先頭の牧原に右翼線三塁打され、3打席目となった柳田の一ゴロの間に1点を失ったが、4−1とリードを保ち救援陣にバトンを渡した。7回東條、8回ゲレーロ、9回は八木とつないだ。
打線も初回にレアードの押し出し四球と岡の中犠飛、3回にはエチェバリアの左前2点打など千賀を打ち、佐々木朗を援護。さらに8回には2死から5連打で3得点、9回には佐藤の右越え1号ソロが飛び出し、試合を決めた。
佐々木朗はソフトバンクの千賀と今季2度目のマッチアップ。プロ初対戦となった6日のZOZOマリンでは、6回6安打1失点11奪三振で、5回8安打3失点の千賀を上回ったが、延長戦となり勝敗はつかなかった。一方の千賀も前回13日の日本ハム戦(札幌ドーム)で自己最速を3キロ上回る164キロをマークし、「164キロ右腕対決」として注目が集まった一戦。佐々木は降板後に「今日は早い段階で点を取ってもらったので思い切って投げることができました。ちょっとコントロールに苦しんでしまってイニングを稼げなかったので、次回はしっかり修正できるように頑張ります」と話したが、4回4失点の千賀に対し、辛坊強い投球で投げ勝った。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が20日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発。6回を投げ4安打1失点と好投し、リーグトップの5勝目の権利を得て、救援陣へバトンを渡した。球数は97球だった。
初回に2点を先制してもらった立ち上がり。先頭の三森の初球に160キロをマークするなど、右飛に打ち取ると、牧原は163キロ直球を3球続け、最後はフォークボールで空振り三振。3番の柳田も164キロ直球で空振り三振に仕留めた。初回は6球投じた直球すべて160キロ以上を記録した。
4回2死から2安打1四球で満塁のピンチを招いたが、続く柳町を二ゴロに打ち取った。5回まで6者連続三振を含む8三振。中でも柳田には、4回の第2打席では150キロフォークで空振り三振と初回に続いて三振を奪った。6回先頭の牧原に右翼線三塁打され、3打席目となった柳田の一ゴロの間に1点を失ったが、4−1とリードを保ち、先発の役割を果たした。
佐々木朗はソフトバンクの千賀と今季2度目のマッチアップ。プロ初対戦となった6日のZOZOマリンでは、6回6安打1失点11奪三振で、5回8安打3失点の千賀を上回ったが、延長戦となり勝敗はつかなかった。一方の千賀も前回13日の日本ハム戦(札幌ドーム)で自己最速を3キロ上回る164キロをマークし、「164キロ右腕対決」として注目が集まった一戦。4回4失点の千賀に対し、辛坊強い投球で上回った。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が20日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発。5回まで3安打無失点と好投している。
初回に2点を先制してもらった立ち上がり。先頭の三森の初球に160キロをマークするなど、右飛に打ち取ると、牧原は163キロ直球を3球続け、最後はフォークボールで空振り三振。3番の柳田も164キロ直球で空振り三振に仕留めた。初回は6球投じた直球全て160キロ以上を記録した。
4回2死から2安打1四球で満塁のピンチを招いたが、続く柳町を二ゴロに打ち取った。5回まで6者連続三振を含む8三振。中でも柳田には、4回の第2打席では150キロフォークで空振り三振に打ち取るなど、2打席連続三振に封じている。
佐々木朗はソフトバンクの千賀と今季2度目のマッチアップ。プロ初対戦となった6日のZOZOマリンでは、6回6安打1失点11奪三振で、5回8安打3失点の千賀に投げ勝ったが、延長戦となり勝敗はつかなかった。一方の千賀も前回13日の日本ハム戦(札幌ドーム)で自己最速を3キロ上回る164キロをマークし、「164キロ右腕対決」として注目が集まった一戦となった。
ロッテ・佐々木朗希投手の160キロが、女房役の松川虎生捕手の顔面を直撃した。
3回、先頭・真砂への初球だった。外角に構えた捕手ミットに目がけて投げ込んだが、松川は変化球を予測していたかのような動きで反応できず、そのままに剛速球はマスクをかぶる顔面に突き刺すようにぶつかった。
これには、マウンド上の佐々木朗も一瞬動きがとまったが、大きな問題もなく、すぐにプレーは再開。サインミスと思われる。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が20日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発。同球場では初めての登板となったが、初回から自己最速タイの164キロをマークし、3者凡退に抑えた。
初回に2点を先制してもらった立ち上がり。先頭の三森の初球に160キロをマークするなど、右飛に打ち取ると、牧原は163キロ直球を3球続け、最後はフォークボールで空振り三振。3番の柳田も164キロ直球で空振り三振に仕留めた。初回は6球投じた直球全て160キロ以上を記録した。
佐々木朗はソフトバンクの千賀と今季2度目のマッチアップ。プロ初対戦となった6日のZOZOマリンでは、6回6安打1失点11奪三振で、5回8安打3失点の千賀に投げ勝ったが、延長戦となり勝敗はつかなかった。一方の千賀も前回13日の日本ハム戦(札幌ドーム)で自己最速を3キロ上回る164キロをマークし、「164キロ右腕対決」として注目が集まった一戦となった。
ロッテ・角中勝也外野手が20日、今週末中にも1軍昇格する見通しとなった。
下半身のコンディション不良から2軍で調整していたが、この日のイースタン・リーグのヤクルト戦で左翼守備にも就いたことで、井口監督が「今日、明日ぐらい(は2軍の試合に出て)で明後日ぐらいからかな」と言及した。
また、脇腹を痛めている荻野もDHで出場したが、指揮官は「タカシ(荻野)は守れないと上がれないので。来週末ぐらいかなとは思っています」と口にした。
佐々木朗が恐ろしいまでの進化を見せた。直球の平均球速は161.1キロ。45球投げた直球の91.1%にあたる41球が160キロを超えた。昨年の初登板から9.9キロ速くなり、4月10日の完全試合からも1.3キロ上回った。
このスピードは圧巻の数字だ。18日(日本時間19日)に、大谷がレンジャーズ戦でマークした直球の平均球速は158.7キロ。大谷はメジャー5年目でこの試合が最速だったが、その数字さえ佐々木朗には遠く及んでいない。
メジャーのデータ分析サイト「スタットキャスト」によると、今季の直球の平均球速の最速はブレーブスのS・ストライダー投手(23)の158.7キロ。しかも、同右腕は救援登板しかないから驚きだ。先発ではレッズのH・グリーン投手(22)の158.4キロ。もはや世界でも敵なしの球速帯ということになる。
当然のように、NPBでは頭1つ抜けていることも証明した。この日投げ合ったのはNPB屈指の速球派右腕・千賀の直球の平均球速は154.6キロだった。最速は160キロで、佐々木朗の平均にも及ばなかった。さらにお化けフォークを持つ千賀ですら空振りは6個(7.9%)だけだったが、佐々木朗は18個(18.6%)。直球とフォークとほぼ2つの球種のみながら、手玉に取っている。
9イニングあたりに換算した四球数も、千賀の3.34、大谷の2.11に対して1.31。「速いだけ」、「三振が取れるだけ」ではなく制球力も抜群。20歳で今なお成長を続けている右腕は、1人だけ別世界にいると言える。
ロッテの佐々木朗希投手が、異次元の投球でリーグトップの5勝目を挙げた。自己最速タイの164キロを5度たたき出すなど、6回4安打1失点、6者連続奪三振を含む9K。直球の平均球速は驚異の161.1キロで、この日投げ合った千賀(ソフトバンク)や、18日に渡米後最速をマークした大谷(エンゼルス)の平均159キロをはるかにしのぐ数値だった。プロデビューした21年5月から、1年で何と10キロも上昇。底知れぬ能力を示した。
開放された屋根からのぞき込む夜空が、佐々木朗を後押ししているようだった。「(千賀とは)前回もやっているので相手バッターに集中しながら。点を取ってもらって思い切って投げることができた」。初回2死から164キロで柳田を空振り三振に仕留めると、敵地が“金曜朗希ショー”の舞台に変わった。自己最速の164キロを5度マークし、6回を97球4安打1失点。6者連続を含む9奪三振でリーグトップタイの5勝目を挙げた。
また一歩、進化した姿を見せた。2回2死から6連続K。6人目の柳田へのウィニングショットは、何と150キロのフォークだった。6回に内野ゴロの間に1点を献上したが、平均球速161.1キロと衝撃的な投球を披露した。
昨季のデビュー戦だった5月16日の西武戦(ZOZO)から1年が経った。その試合の最速は154キロ。1年間で一気に約10キロアップしたことになる。背景にはあるのは地道なトレーニングと体の合致。大船渡高3年時に骨密度が低く、大人の骨になりきれていないことが発覚した。骨、筋肉、関節、靱帯がスピードに耐えられなかった。1年目の20年5月のシート打撃では160キロを2度計測も、やはり体が耐えられず。右肘コンディション不良により体作りへとかじを切った。
その期間でランニングやチューブトレーニングなど基礎体力強化に専念。体重は変わっていないというが、力強さが明らかに増し、豪快な腕の振りと体が合致しはじめた。朗希自身も「最近はコーナーに投げられたりとか、スピンのきいた球速、質、制球ともにいいボールが増えている。しっかり投げればそんなに球速も落ちずに投げられるのかな」と実感しており、デビュー戦で66.4%だったストライク率はこの日、72.2%まで上昇。スピードに耐えうる肉体と並行して、技術も身につけて3年目の今季を迎えた。
それでも「強さはあったけどコントロールが全然だめ。球数も多かったしイニングを稼げなかった」と貪欲に課題を挙げた。蒸し暑くて得意ではないとするドーム球場の屋根が開放される“幸運”も味方につけ、20歳の大器がまたも無限の可能性を示した。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が20日、ソフトバンク戦(ペイペイD)で先発し、リーグ最多に並ぶ無傷5勝目を手にした。6回で97球を投げて、4安打1失点、9奪三振。最速は自己最速タイとなる164キロを計測した。試合後のヒーローインタビューの一問一答は以下の通り。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が20日、ソフトバンク戦(ペイペイD)で先発し、リーグ最多に並ぶ無傷5勝目を手にした。6回で97球を投げて、4安打1失点、9奪三振。最速は自己最速タイとなる164キロを5球も計測し、直球の平均球速は自己最速の161.1キロだった。防御率は1.47。先発したソフトバンク・千賀にも投げ勝った。
2点の援護をもらった初回。先頭の三森を右飛に打ち取ると、2死から柳田から、自己最速タイ164キロ直球で空振り三振を奪った。2回は無死一、二塁のピンチを背負ったが、相手の走塁ミスもあり、最後は2死三塁で柳町を空振り三振。3回は3者連続三振を奪った。4回2死まで3イニングをまたいで圧巻の6者連続三振。直球、フォークのコンビネーションがさえた。
4回2死から、連打と死球で2死満塁。それでも最後は柳町をニゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。投げ合ったソフトバンク先発・千賀は、4回76球、6安打4失点、2三振で降板。最速160キロを計測したが、マウンドを先に降りた。
4点リードの5回は三振こそ奪えなかったが、3者凡退。5勝目の権利をつかんだ。6回は先頭の三森に右翼線への三塁打を浴びると、続く柳田の一ゴロの間に1点を失った。グラシアルにも四球を与えたが後続を抑えた。球数が「97」となり、7回からはマウンドを救援陣に託した。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が20日、ソフトバンク戦(ペイペイD)で先発。6回で97球を投げて、4安打1失点、9奪三振で降板した。最速は自己最速タイトなる164キロを5球も計測。無傷5勝目の権利をつかみ、防御率は1.47となった。
2点の援護をもらった初回。先頭の三森を右飛に打ち取ると、柳田からは自己最速タイ164キロ直球で空振り三振を奪った。2回は無死一、二塁のピンチを背負ったが、相手の走塁ミスもあり、最後は2死三塁で柳町を空振り三振。3回は3者連続三振を奪った。4回2死まで3イニングをまたいで圧巻の6者連続三振。直球、フォークのコンビネーションがさえた。
だが、4回2死から連打と死球で2死満塁。それでも最後は柳町をニゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。投げ合ったソフトバンク先発・千賀滉大投手(29)は、4回76球、6安打4失点、2三振で降板。最速160キロを計測したが、マウンドを先に降りた。
4点リードの5回は三振こそ奪えなかったが、3者凡退。5勝目の権利をつかんだ。6回は先頭の三森に右翼線への三塁打を浴びると、続く柳田の一ゴロの間に1点を失った。グラシアルにも四球を与えたが後続を抑えた。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が20日、ソフトバンク戦(ペイペイD)で先発した。
2点の援護をもらった初回。先頭の三森を右飛に打ち取ると、2死から柳田から、自己最速タイ164キロ直球で空振り三振を奪った。2回は無死一、二塁のピンチを背負ったが、相手の走塁ミスもあり、最後は2死三塁で柳町を空振り三振。3回は3者連続三振を奪った。4回2死まで3イニングをまたいで圧巻の6者連続三振。直球、フォークのコンビネーションがさえた。
だが、4回2死から連打と死球で2死満塁。それでも最後は柳町をニゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。投げ合ったソフトバンク先発・千賀滉大投手(29)は、4回76球、6安打4失点、2三振で降板。最速160キロを計測したが、マウンドを先に降りた。
4点リードの5回は三振こそ奪えなかったが、3者凡退。5回を投げ終えて76球で3安打無失点、8奪三振と好投を見せ、5勝目の権利をつかんでいる。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が20日、ソフトバンク戦(ペイペイD)で先発した。投げ合ったのは千賀滉大投手(29)。6日以来、2度目の最速164キロ右腕対決となった。
1回表、千賀は制球が安定せずに先頭から2者連続安打を浴びると、レアードに押し出し四球、岡の中犠飛で2点の先取点を献上。2点の援護点をもらった佐々木朗は、先頭の三森を右飛。牧原大、柳田からは2者連続で空振り三振を奪って3者凡退で抑えた。柳田から三振を奪った外角の直球は自己最速に並ぶ164キロをマークした。
千賀は2回表も走者を許したが、2死一、二塁でマーティンを一ゴロに打ち取った。直後、佐々木朗は先頭のグラシアルに初安打となる右前安打を許し、続く中村晃に四球を与えたが、相手の走塁ミスなどもあり、最後は2死三塁で柳町から空振り三振を奪って切り抜けた。
3回は千賀が2死二、三塁でエチェバリアに左前2点適時打を浴びてリードが4点となった。すると、佐々木朗は真砂、甲斐、三森を3者連続三振。2回からイニングをまたいで圧巻の4者連続三振となった。
4回は千賀が立ち直ってこの試合初の3者凡退。佐々木朗は牧原大、柳田から連続三振を奪って6者連続三振としたが、グラシアルに2打席連続安打となる中前安打を許した。さらに中村晃が中前安打、今宮に死球で2死満塁。それでも最後は柳町をニゴロに打ち取った。
千賀は5回のマウンドに上がらず、4回76球、6安打4失点、2奪三振で降板し、マウンドには2番手右腕・レイが上がった。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が20日、ソフトバンク戦(ペイペイD)で先発した。投げ合ったのは千賀滉大投手(29)。6日以来、2度目の最速164キロ右腕対決となった。
1回表、千賀は制球が安定せずに先頭から2者連続安打を浴びると、レアードに押し出し四球、岡の中犠飛で2点の先取点を献上。2点の援護点をもらった佐々木朗は、先頭の三森を右飛。牧原大、柳田からは2者連続で空振り三振を奪って3者凡退で抑えた。柳田から三振を奪った外角の直球は自己最速に並ぶ164キロをマークした。
千賀は2回表も走者を許したが、2死一、二塁でマーティンを一ゴロに打ち取った。直後、佐々木朗は先頭のグラシアルに初安打となる右前安打を許し、続く中村晃に四球を与えたが、相手の走塁ミスなどもあり、最後は2死三塁で柳町から空振り三振を奪って切り抜けた。
3回は千賀が2死二、三塁でエチェバリアに左前2点適時打を浴びてリードが4点となった。すると、佐々木朗は真砂、甲斐、三森を3者連続三振。2回からイニングをまたいで圧巻の4者連続三振となった。
6日にZOZOマリンで初対戦した際には、両者勝敗はつかず。佐々木朗は6回91球で6安打1失点で11三振を奪い、勝利投手の権利はつかんでいた。千賀は5回69球で8安打3失点、5奪三振。佐々木朗は今季、何度も最速164キロをマークしているが、千賀は13日の日本ハム戦(札幌D)で自己最速を更新する164キロを記録した。
試合開始前の時点で佐々木朗は今季7試合に登板して4勝無敗、防御率1.47。千賀は8登板で3勝1敗、防御率1.24をマークしていた。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が20日、ソフトバンク戦(ペイペイD)で先発した。投げ合ったのは千賀滉大投手(29)。6日以来、2度目の最速164キロ右腕対決となった。
1回表、千賀は制球が安定せずに先頭から2者連続安打を浴びると、レアードに押し出し四球、岡の中犠飛で2点の先取点を献上。2点の援護点をもらった佐々木朗は、先頭の三森を右飛。牧原大、柳田からは2者連続で空振り三振を奪って3者凡退で抑えた。柳田から三振を奪った外角の直球は自己最速に並ぶ164キロをマークした。
千賀は2回表も走者を許したが、2死一、二塁でマーティンを一ゴロに打ち取った。直後、佐々木朗は先頭のグラシアルに初安打となる右前安打を許し、続く中村晃に四球を与えたが、相手の走塁ミスなどもあり、最後は2死三塁で柳町から空振り三振を奪って切り抜けた。
6日にZOZOマリンで初対戦した際には、両者勝敗はつかず。佐々木朗は6回91球で6安打1失点で11三振を奪い、勝利投手の権利はつかんでいた。千賀は5回69球で8安打3失点、5奪三振。佐々木朗は今季、何度も最速164キロをマークしているが、千賀は13日の日本ハム戦(札幌D)で自己最速を更新する164キロを記録した。
試合開始前の時点で佐々木朗は今季7試合に登板して4勝無敗、防御率1.47。千賀は8登板で3勝1敗、防御率1.24をマークしていた。
ロッテの佐々木朗希投手(20)が20日、ソフトバンク戦(ペイペイD)で先発した。投げ合ったのは千賀滉大投手(29)。6日以来、2度目の最速164キロ右腕対決となった。
1回表、千賀は制球が安定せずに先頭から2者連続安打を浴びると、レアードに押し出し四球、岡の中犠飛で2点の先取点を献上。2点の援護点をもらった佐々木朗は、先頭の三森を右飛。牧原大、柳田からは2者連続で空振り三振を奪って3者凡退で抑えた。柳田から三振を奪った外角の直球は自己最速に並ぶ164キロをマークした。
6日にZOZOマリンで初対戦した際には、両者勝敗はつかず。佐々木朗は6回91球で6安打1失点で11三振を奪い、勝利投手の権利はつかんでいた。千賀は5回69球で8安打3失点、5奪三振。佐々木朗は今季、何度も最速164キロをマークしているが、千賀は13日の日本ハム戦(札幌D)で自己最速を更新する164キロを記録した。
試合開始前の時点で佐々木朗は今季7試合に登板して4勝無敗、防御率1.47。千賀は8登板で3勝1敗、防御率1.24をマークしていた。
ロッテの井口資仁監督が20日、ソフトバンク戦(ペイペイD)前に取材に応じ、故障で2軍調整中の角中勝也(左太もも肉離れ)と荻野貴司(脇腹肉離れ)について言及した。
「カク(角中)は今日守ってますので今週末、明後日から考えている」と早ければ22日から1軍に合流する予定であることを明言。角中は19日の楽天戦(ZOZO)の1軍練習に合流していたが、即登録はされず「本人の中でもう少し実戦感覚が欲しいということだったので。今日は下(2軍)で出て、明後日(22日)くらいかなと。投手の関係で入りそうな所はあるので」と指揮官は説明した。
一方の荻野はこの日、イースタン・ヤクルト戦(戸田)で「1番・DH」で出場。2安打2打点の活躍を見せたが、「荻野はもうちょっとかかる。体的にまだ万全じゃないところがあるので来週末くらいかなと。(荻野)貴司は守れないとダメだと思うので」と守備での出場を重ねた後に、合流させる方針を明かした。
令和の怪物が風格すら漂う投球でスタンドのファンを魅了した。佐々木朗が自己最速タイの164キロを5度マークし、6回を4安打1失点、9奪三振。ハーラートップタイとなる開幕5連勝を飾った。勝率10割に87奪三振もリーグトップ。2位の防御率1.47も、山岡が21日に規定投球回未達となるため、実質投手部門4冠だ。
「今回は真っ直ぐを打たれることがなかった。松川にうまくリードしてもらいながら投げることができました。打線のおかげです」。仲間に感謝した。
公式戦初のペイペイドーム。「ルーフオープンデー」で屋根が開いた様相の違う“屋外グラウンド”でフォークも鋭く落ちた。直球45球のうち160キロ超えは41球。平均球速でも大台を超えた快速球で、初回から“金曜朗希奪三振ショー”が開演した。
2回2死から6者連続三振。4回2死から6人目の柳田には最後は自己最速タイの150キロフォークで空振り三振を奪った。まさに、力で圧倒した。
4月下旬に疲労除去のための抹消期間を経て、さらにパワーアップしている姿を見せる怪物。「普段からトレーナーの方々に体調を整えてもらっているおかげ。いいコンディションで投げている」。ベンチでアドバイスをもらう女房役の松川を含め、スタッフへの感謝を忘れない。
交流戦前最後の登板で無傷の5連勝。次回は27日・阪神戦先発が有力だ。「次はもっと長いイニングを投げたい」。万全の状態で完投も視野に、本拠地で猛虎打線を封じる。
ロッテの佐々木朗希投手が6回を4安打1失点。自己最速タイの164キロをマークし開幕から無傷の5連勝を飾った。
直球は最速164キロ。フォークの最速も150キロと、球威で圧倒した。2回2死から6者連続三振を奪いながらも初回2死から柳田にはカーブを交えて追い込むと最後は164キロ直球で空振り三振。緩急自在の投球で3打数無安打に抑え込んだ。試合後は「配球だったりとか、強いボールを投げられていたので、色んな面でうまくかわしながらできて、よかったと思います」と振り返った。
井口監督は「よかったですね。しっかりと自分のカウントを整えられたと思います。千賀に投げ勝ったのは大きいと思います」と敵のエースに勝ち、3連戦初戦で勝利に導く投球を評価した。
ロッテのエチェバリア内野手が覚醒し、今季初の3安打2打点1盗塁と大暴れした。
3回に千賀の低めのカットボールを左前へはじき返す2点打。「とにかくチャンスだったしランナーを返すことができてよかった。うまくバットに当たってくれたよ。ラ、パンテーラ。ガオー!」と上機嫌で振り返った。
6回にもレイのツーシームをはじき返し左前打。8回2死から左前打を放ち、この回の3得点につなげた。
一時は打率1割台まで下がったが、打率.236と復調。相手のタッチを2度かわす“神走塁”、好守でもチームをもり立てた。
井口監督は「エチェが初回から割り切って、入っていけたと思う。まあまあ、千賀に対してはみんな割り切って入っていけるので、こういう形でこれからもいけたら」と、野手陣に結果を恐れず、迷いなく振っていくことを進めた。
ロッテ・佐々木朗希投手が6回1失点の力投で5勝目を挙げた。
剛腕の表情が固まった場面は3回。真砂に対し、初球160キロの剛速球を投げ込んだ。だが、松川は変化球のタイミングでミットを構え、そのまま、プロテクターをした胸元にズドンと当たった。「カーブのサインだったらしいですけど」。
ヒヤリとする1球となり、佐々木朗、打者の真砂ともあ然。衝撃でマスクもずれたが、大事には至らなかった模様で、治療をすることもなくプレーを続行した。
一瞬、松川も驚いた表情をみせたが、試合の流れを止めることなく再開。平然とする様子に、佐々木朗も「すごいっす」と感嘆した。出場を続けた女房役に、「今のところ大事に至らなくて」と安堵の表情だった。
ロッテが快勝。佐々木朗希投手が6回4安打1失点でリーグトップタイ、無傷の5勝目を挙げた。
勝ち星は5勝、通算87奪三振、勝率10割の投手部門3冠。フライデー朗希が交流戦を前に、しっかり勝ち星を挙げた。
ソフトバンク・千賀と、今季2度目の剛腕対決。初回、柳田を164キロで空振り三振。二回柳町から6者連続三振もマークした。自己最速タイの164キロを5球もマーク。直球45球のうち、41球が160キロを超えた。
打線が初回、3回に2点ずつを援護。佐々木朗は「今日は早い段階で点を取ってもらったので思い切って投げることができました。ちょっとコントロールに苦しんでしまってイニングを稼げなかったので、次回はしっかり修正できるように頑張ります」とコメントした。
ロッテ・佐々木朗希投手が先発し、6回4安打1失点で開幕5連勝の権利を手にし降板した。自己最速タイの164キロを5球もマーク。直球45球のうち、41球が160キロを超えた。
ソフトバンク・千賀と、今季2度目の剛腕対決。初回、柳田を164キロで空振り三振。二回柳町から6者連続三振もマークした。
勝てば勝ち星は5勝、通算87奪三振、勝率10割の投手部門3冠。フライデー朗希が交流戦前を完璧に締めた。
佐々木朗は「今日は早い段階で点を取ってもらったので思い切って投げることができました。ちょっとコントロールに苦しんでしまってイニングを稼げなかったので、次回はしっかり修正できるように頑張ります」とコメントした。
ロッテ・エチェバリアが驚異の身体能力を発揮した。
6回、1死一塁で二盗を試みたが、タイミングは完全にアウト。遊撃手の今宮がベースの手前でタッチを試みたが、エチェバリアは体をよじるようにかわした。
判定はアウトとなったが、ロッテがリクエスト。スロー映像でエチェバリアがかわす様子が映し出されると、騒然となった。
エチェバリアは3回にも挟殺プレーで一塁手・中村のタッチを直前でかわすなど、“神走塁”を連発。中継の松中信彦氏も「守備も走塁もやばいですね。身体能力が高い」と驚いていた。
ロッテ・松川が佐々木朗とのバッテリーでサイン違いにより、160キロの剛速球を胸元に受ける場面があった。
場面は3回。真砂に対する初球160キロの剛速球。松川は変化球のタイミングでミットを構えたが、そのまま、プロテクターをした胸元にズドンと当たった。
ヒヤリとする1球に、佐々木朗、松川本人、真砂ともあ然。衝撃でマスクもずれたが、大事には至らなかった模様で、治療をすることもなくプレーを続行した。
中継で解説を務めた松中信彦氏も「このサインミスは…。これは怖いですね。大丈夫ですかね」と絶句した。イニング間にはバッテリーで話し合う様子もみられた。
ロッテの佐々木朗希投手が先発。快速球を連発し、2回2死から4者連続三振でソフトバンク打線を抑えた。
初回を自己最速タイの164キロをマークし、三者凡退に。2回2死三塁で柳町をフォークで空振り三振。3回は先頭、真砂をフォークで空振り三振。続く甲斐は最速タイの164キロ直球で見逃し三振。さらに三森を164キロ直球で空振り三振。3回は直球8球はいずれも160キロ超えをマークした。
3回の味方の攻撃ではエチェバリアの左前2点適時打で4点をリードし乗りに乗った。
ロッテの井口監督が、下半身のコンディション不良などで2軍で調整中の角中勝也外野手について今週末にも、1軍に合流させるプランを明かした。
15日の2軍戦で実戦復帰しているベテランはこの日はイースタン・ヤクルト戦で左翼の守備に就き2打席、立った。井口監督はコンディションは問題ないことを明かし「現状、あとは実戦の感覚だけなので、明後日ぐらいにどうかなと。入りそうな感じはある」と、最短で22日に1軍に合流させる可能性を示唆。過去2度の首位打者を獲得しているベテランに打線のテコ入れとなることを願った。
また、指名打者で出場中の荻野について指揮官は「もうちょっと、時間がかかる。守れないと上がれないので」と、状態を見極めていく方針を示唆した。