ロッテは1回にマーティンの犠飛で先制し、5回は松川の適時二塁打で加点した。8回には中村奨の3ランで突き放した。石川は7回無失点で4月30日以来の4勝目。広島は1番の野間が3安打を放ったが、得点につながらなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 1 | 7 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロッテ石川歩投手(34)が、広島打線を7回散発3安打の無失点に抑え、今季4勝目を手にした。
試合後には「何勝目っすか?あ、4勝目っすか」といつも通りの飄々とした第一声。「今日はあまり良くなかったですけど」としながら、要所でコーナーにしっかり決め、相手に付けいる隙を与えなかった。
マツダスタジアムでの初めての登板。特に効果的だったのが、右打者の外角ボールゾーンからストライクに落としてくる、いわゆるバックドアのシンカー。決め球に使い、三振も多く奪った。「右打者はあれが良かったと思います。決まる時はいいですけど、決まらない時も。しっかり投げきれるように」と今後を見据えた。
「多分打てないと思いますが、打席も頑張ります」と言っていた打席では2三振に終わり「それは聞かないでください」。5回には直前に松川の適時二塁打が生まれ、喜んだ。
3回と5回は打席に入ったため、味方攻撃中にベンチ横でのキャッチボールができなかった。「やっぱ、ストレスになります」と明かしつつ「対応できたのか分からないですけど、結果的に(次の回が)ゼロだったので良かったです」とホッと一息。安定感あふれる投球で防御率は1.73となり、オリックス山岡、チームメートの佐々木朗に次ぐパ3位になった。
ロッテ石川歩投手が7回3安打で4勝目を挙げた。シンカー、カットボールが効果的に、広島打線を7回無失点に封じた。
レギュラーシーズンと違って打席に入る関係で、3回と5回はベンチ前での投球練習ができず。「対応できたのか分からないですけど、結果的にゼロだったので良かったです」と一安心。防御率は1.73となり、パ・リーグ3位に浮上した。
ロッテ松川虎生捕手(18)が、初の交流戦でさっそく価値ある仕事をした。
1点リードの5回2死一塁。広島床田からファウルを6球打ち、粘っての11球目を左中間へ運んで適時二塁打とした。球団史上初の、高卒新人の交流戦での安打。「1打席目にツーシームでやられていたので、ちょっとイメージしながら」と同じ球でやり返した。
意識は1つ。「次の回が投手からというのと高部さんからというのでは全然違うと思うので、そこだけを意識して」。8番松川がつなげば、9番はレギュラーシーズンでは打席に立たない石川に回る。前日には「DHがあるとなしでは全然違うと思います」と話していた。追加点を挙げるには長打がほしい場面で、プロ10安打目にして4本目の長打。井口監督も「本当に2点目が大きかった」と働きぶりをたたえた。
本職のリードでも、16歳年上の石川の魅力を引き出した。「パとセの打者では反応も全然違うと思うので、そういう部分をしっかり見ながら配球を」と臨んだ一戦。右打者外角からストライクに入れるシンカーを効果的に配し、セ打率1位の広島打線を沈黙させた。「2ボールになってからも、正直に真っ直ぐじゃなく、アバウトにカットボールだったりを」と感性を生かし試合を進めた。46試合を終え、スタメンマスクはこの日で25試合目。未知の交流戦でもっと大きくなる。
ロッテ松川虎生捕手(18)が、交流戦の初戦で適時打を放った。
1−0の5回2死一塁。8番松川は、ファウル6球などでフルカウントまで粘り、広島床田のツーシームを左中間への適時二塁打とした。次打者は、レギュラーシーズンでは打席に立たない投手石川。長打がほしい場面で、価値の大きな適時打となった。試合中、球団広報を通じ「1打席目にツーシームでやられていたので、ちょっとイメージしながらで直球はファウルでもいいと思って、上からバットを出すような形でイメージはしていました。何とかこの試合を勝てるように、しっかり切り替えてやっていきたいと思います」とコメントを寄せた。
ロッテの高卒新人野手が交流戦で適時打を放つのは球団史上初めてのこと。
高卒新人の松川が5回に適時安打。交流戦で打点を記録した高卒新人は16年オコエ(楽天)以来6人目。現在、松川は18歳7ヶ月。交流戦の最年少打点は12年6月17日高橋周(中日)の18歳4ヶ月だが、パ・リーグでは06年5月10日炭谷(西武)の18歳9ヶ月を抜いて最年少記録となった。
ロッテ小島和哉投手(25)が24日の広島戦(マツダスタジアム)の予告先発として発表された。
今季は好投が続きながらも、打線の援護に恵まれず、まだ1勝目を挙げられていない。今季8戦目での白星へ、球団を通じ「いつも通り、考え方を変えることなくどんな形でも試合を作ることだけを考えて必死に投げたいと思います。シーズンでは1度しか対戦することがないので、相手どうこうよりも自分のピッチングをすることをまずは1番に心掛けたいです」とコメントを寄せた。
ロッテは24日、交流戦マリーンズ応援ラップ「GRAB THE WIN」を製作し、1軍25秒間のミュージックビデオを球団公式YouTubeでこの日公開したと発表した。
動画にはロッテオリオンズ時代のマスコット「バブル坊や」が現代風にパワーアップした「BUBBLE BOY」が出演している。また「GRAB THE WIN」のメロディーにはマリーンズの交流戦限定応援歌がサンプリングされている。ZOZOマリンでの交流戦の試合前などにも球場内ビジョンなどで紹介される。
球団公式YouTubeチャンネルに公開されているURLは次の通り。https://youtu.be/BlwuHT8fdWY
ロッテ井口資仁監督(47)は24日、故障で戦線離脱中の藤岡裕大内野手(28)の1軍復帰がシーズン後半戦になる可能性があることを明かした。
昨季に規定打席をクリアした藤岡は、今季はオープン戦から調子が上がらず。開幕後も打率1割2分9厘と低迷し、井口監督は開幕前から脇腹痛を抱えていることを明かしていた。
チームはこの日から交流戦に入るが、井口監督は「藤岡はまだゲームに出られる状態ではないので、もう少しというか、かなりかかるかなと思いますね。前半戦は厳しいでしょうね。実戦から離れていますし。裕大の存在感というのは、いないのは大きいですけど」とし、今後の順調な回復を願っていた。
ロッテの石川が7回3安打無失点と快投し、4月30日以来の4勝目を挙げた。初戦で交流戦通算11勝目を挙げ「いいスタートになったと思う」と充実感をにじませた。
調子はあまり良くなかったと言うが、変化球を丁寧に投げ分けて要所を締めた。1−0の1回1死二塁では、西川を一ゴロに、マクブルームを見逃し三振に仕留めた。ともに決め球は自慢のシンカーで「あの球種が良かった。しっかり投げ切れるように日々、調整していきたい。投げる試合はしっかり抑えたい」と気を引き締め直した。
ロッテのルーキー松川が適時二塁打を放った。1−0の5回2死一塁で床田に対してファウルで粘り、11球目の甘く入ったツーシームを捉えて左中間へ運んだ。「1打席目も(同じ球で投ゴロに)抑えられていたので、上からバットを出すような形でイメージをしていた」とうなずいた。
出場した3試合連続で安打を放ち4月30日以来の打点をマーク。一時は16打席連続無安打と苦しんだが、徐々に調子を上げてきた。
市和歌山高からドラフト1位で入団。高校出新人捕手では2006年の西武の炭谷(現楽天)以来となる開幕戦先発出場を果たし、4月10日のオリックス戦では佐々木朗を完全試合達成へと導いた。初の交流戦に「雰囲気にのまれないようにやりたい」と意気込んで臨み、堂々としたプレーを見せた。
「日本生命セ・パ交流戦2022」が24日に開幕する。サンケイスポーツの12球団の担当記者がそれぞれのチームの見どころを紹介する。
切り込み隊長の荻野が帰ってくる。井口監督が今週末の1軍合流を明言。早ければ27日の阪神戦(ZOZOマリン)から復帰となる。攻撃は高部との快足コンビ≠ナ機動力が増し、湿っている打線のカンフル剤として期待がかかる。守備も、左翼・荻野、中堅・高部となって、より一層引き締まる。
一方で天候による中止さえなければ、佐々木朗は金曜日の登板が続き、交流戦では計3試合に先発予定。セ・リーグの強打者をどう攻略していくのか、注目したい。
いつ以来なのか?ロッテ・松川は「いや、覚えていないです」と即答する。実に44日ぶり。佐々木朗が完全試合を達成した4月10日のオリックス戦で3点二塁打を放って以来の適時打を記録した。
1点リードの5回2死一塁。床田の11球目のツーシームを左中間への二塁打とした。今季開幕戦で高卒新人捕手として史上3人目の先発マスクをかぶった18歳。「朗希の恋女房」として注目されているが、この日は開幕戦からコンビを組んでいる石川を7回無失点に導き、打撃でも貴重な2点目を叩き出した。
現在の打率は.159ながら、内容の濃い打席だった。3回の第1打席はツーシームを打って投ゴロ。5回は「同じ球で抑えられないように」と注意した。さらに、DH制がない敵地での交流戦とあって「2アウトだったし、(8番の自分が)後ろにつなげることが大事。次の回が投手で始まるか、1番の高部さんでは全然違う」と粘った末の快音だ。
交流戦で球団の高卒新人が過去に打席に立ったのは08年唐川だけで、松川の安打&打点はいずれも初めて。球界全体でも高卒新人捕手の適時打は06年の西武・炭谷以来2人目だ。ここまで守備力が評価されてきたが、高校通算43本塁打を誇る打力も武器。初めて訪れ「雰囲気を感じながらやっていた」という広島での一打が、大きなきっかけとなりそうだ。
松川(ロ)が5回の2打席目に適時二塁打。交流戦で、高卒新人の安打は、この日の滝沢(西)も含め10人。同じく打点は16年オコエ(楽=5打点)以来6人目となったが、ロッテの高卒新人では安打、打点ともに初めてだ。また、高卒新人が、交流戦初出場で適時打を放つのは06年5月10日ヤクルト戦の炭谷(西=現楽天)に次ぎ16年ぶり2人目となった。なお、高卒新人捕手の交流戦先発マスクは前記の炭谷(6試合)以来2人目で、開幕戦を任されたのは松川が初。
ロッテの石川が7回3安打無失点で4勝目を挙げた。「コントロールはあまりよくなかった」と振り返るが、大きなピンチもつくらず、これで交流戦通算11勝目。チームにとって交流戦開幕を完封で飾ったのは16年以来となる。
そのときの先発も石川で相手も同じ広島で7回無失点だった。「いいスタートが切れました。交流戦優勝を目指して頑張りたい。僕も投げる試合をしっかり抑えたい」と頼もしかった。
プロ野球は24日、17度目を迎える「日本生命セ・パ交流戦」が開幕した。
各チームが18試合を戦い、計108試合。勝率第1位の球団を「交流戦優勝球団」とし、日本生命保険相互会社から賞金3000万円が贈られる。
また、12球団で最も活躍した選手1人に「日本生命セ・パ交流戦MVP」として賞金200万円、セ・パ両リーグの中から選手1人ずつに「日本生命賞」として賞金100万円が贈られる。
サスペンデッドゲームはなく、予告先発制度を採用。指名打者制はパ・リーグ本拠地のみ行われる。
ロッテマリーンズは日本生命セ・パ交流戦に向けての特別企画として交流戦マリーンズ応援ラップ「GRAB THE WIN」を製作し、そのミュージックビデオ(1分25秒)を球団公式YouTubeチャンネルで5月24日の正午12時に公開したことを発表した。
動画にはロッテオリオンズ時代のマスコットである「バブル坊や」が現代風にパワーアップした「BUBBLE BOY」が出演する形で行われている。
また、「GRAB THE WIN」のメロディーにはマリーンズの交流戦限定応援歌がサンプリングされている。
「GRAB THE WIN」の歌詞は次の通り。
「千葉ロッテ長い歴史 ホームランを待つ見たい景色
客席まで響く歓声 俺ら今日もセ・リーグを倒す
日差しとライト照らす頭上は晴れて試合日和
これは遊びじゃない ただの試合じゃない
言い出したらキリないほどの情熱と魂
1日1日懸ける思いと背負うシンパシー
勝ったり勝ったり そうだ最強のバッテリー
1回2回目に焼けつける試合しっかり
視界に映る広いグラウンド注木ファインプレー
響き渡る皆の声で底から声出せ
飛ぶフライ 投げるボール
つかみ取るの全部 見に行こうぜ
集まろう/そうだ最強 我らパシフィカン
挑戦 それは簡単な事じゃない
熱狂 燃えるような熱い応援
結束 全員でやることに意味がある
プロフェッショナル
best game 勝つ為の一歩を
踏み出せ get up チャンスはつかむぞ
右 左 ボールが飛ぶ ぶんぶんぶん
ホームラン決めて スタンドも最高潮
best game 勝つ為の一歩を
踏み出せ get up チャンスはつかむぞ
右 左 ボールが飛ぶ ぶんぶんぶん
ホームラン決めて 頂点を、つかむ」
球団公式YouTubeチャンネルに公開されている。
ロッテ・井口監督が24日、マツダスタジアムでの広島戦前に、報道陣の取材に応じた。
交流戦では普段対戦しない投手との激突となるが「(攻撃に関して)あまり見ていっても仕方ないので、積極的に行こうという話はしている」とミーティングに一端を明かした。
また、離脱中の選手についても言及。脇腹を痛めている藤岡については「まだ試合に出られる状態ではない。前半戦は厳しいでしょうね」と説明。また、唐川、荻野については「唐川もかなりかかるかな。荻野に関しては週末にはいけると思う。そこまで(再発せずに)無事ならば…」と話した。
ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手が20試合ぶりの適時打をマークした。
1点リードの5回2死一塁から床田の変化球を捉え、左中間を破る適時二塁打。「打ったのはツーシームです。1打席目ツーシームでやられていたので、ちょっとイメージしながらでストレートはファールでもいいと思って上からバットを出すような形でイメージしていました」と松川。リードを2点に広げ、打点は4月30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)以来。交流戦初打点が実に20試合ぶりとなった。
ロッテの井口資仁監督が24日、広島との交流戦前に取材に応じ、離脱中の選手について言及した。
脇腹を痛め2軍での調整が続いている藤岡については「まだゲームに出れる状態ではない。かなりかかるかなという感じ。前半戦厳しいでしょうね」と説明。さらにコンディション不良で出遅れている唐川や、来週末合流予定の荻野については「荻野は週末にはいけるかな。唐川はゲームで投げれる状態じゃないのでもうちょっと、それ以上かかるかな」と前半戦復帰も厳しい状況であることを明かした。
それでも指揮官は「裕大がいないのは大きいですけど、そういう意味では他の人にもうちょっと頑張ってもらわないといけない」とチーム一丸となって交流戦に挑むことを誓った。
ロッテは24日、日本生命セ・パ交流戦に向けての特別企画として交流戦マリーンズ応援ラップ「GRAB THE WIN」を製作したことを発表した。
動画はこの日、球団公式YouTubeチャンネルで公開され、ロッテオリオンズ時代のマスコットである「バブル坊や」が現代風にパワーアップした「BUBBLE BOY」が出演している。また、「GRAB THE WIN」のメロディーにはマリーンズの交流戦限定応援歌がサンプリングされており、本拠地で行われる交流戦でも球場内ビジョン等で紹介される予定。
ロッテのドラフト1位・松川(市和歌山)が完全試合の4月10日・オリックス戦以来の適時打&好リードで、交流戦白星発進に貢献した。「相手が分からない中で、キャッチャーとして相手の弱いところを攻めていくことができました」とうなずいた。
1点リードの5回にはバットで貴重な追加点をもたらした。2死一塁。粘って床田の11球目のツーシームを捉え、左中間を破る適時二塁打。「1打席目に打ち取られたツーシームをなんとか打とうと。打てて良かった」。高卒新人の交流戦打点は球団史上初だ。
初めてプレーしたマツダで高卒新人らしからぬ落ち着きぶりを発揮した。「子供の頃から広島、阪神戦を(テレビで)見ていた。雰囲気を感じながらやれました」。攻守で躍動し、思い出深い1日となった。
ロッテの井口資仁監督が、昨年の優勝争いをした時の得点の取り方ができた打線をたたえた。初回には先頭の高部が左前打で出塁し、1死三塁からマーティンの右犠飛で先制。5回には高卒ルーキーの松川の適時二塁打で追加点を挙げ、六回は1死三塁から内野ゴロの間に大きな3点目を挙げ、リードを広げた。交流戦白星スタートとなった。
井口監督の一問一答は次の通り。
ロッテが先制、中押し、ダメ押しと効率よく得点を奪い昨年に続き交流戦初戦白星スタートとなった。
初回には1死三塁からマーティンの右犠飛。5回には高卒ルーキー松川の左中間適時二塁打で追加点。6回は中村奨の左越え3ランで突き放した。 松川は高卒ルーキーとしては16年楽天のオコエ以来となる交流戦打点となった。
先発石川は切れのある直球にシンカーを決め7回を3安打無失点で4勝目。交流戦勝利は18年6月19日の阪神戦以来。
ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手が、4月10日、佐々木朗の完全試合達成時以来の適時打を放ち追加点を奪った。
1点リードの5回2死一塁。粘って11球目、床田から左中間を破る適時二塁打。塁上で満面の笑みを浮かべた。「1打席ツーシームでやられていたので、ちょっとイメージしながらでストレートはファウルでもいいと思って上からバットを出すような形でイメージはしてました」とコメントした。
前カードソフトバンク戦では2試合連続安打を放つなど、18歳が、バットでも存在感を示した。
ロッテの井口資仁監督が交流戦試合前に報道陣の代表取材に応じ、脇腹を痛めファームで調整中の藤岡裕大内野手について前半戦中の復帰が厳しい見通しを語った。
開幕から正遊撃手として期待されたが、打撃不振により4月21日に出場選手登録を抹消。2軍での試合中に、痛めたとみられる。井口監督は「藤岡はまだ、ゲームに出られる状態にないので、もう少しというか、かなりかかるかなというか」と明かした。前半戦中の復帰についても「厳しいでしょうね」と話した。
コンディション不良により開幕2軍スタートとなった荻野については「週末にはいけるかなと思います」と改めて、27日の阪神戦から合流できる見通しを語った。
ロッテは24日、日本生命セ・パ交流戦に向けての特別企画として交流戦マリーンズ応援ラップ「GRAB THE WIN」を製作し、そのミュージックビデオ(1分25秒)を球団公式YouTubeチャンネルで本日24日の12時に公開したと発表した。
動画にはロッテオリオンズ時代のマスコットである「バブル坊や」が現代風にパワーアップした「BUBBLE BOY」が出演する形で行われている。また、「GRAB THE WIN」のメロディーにはマリーンズの交流戦限定応援歌がサンプリングされている。この動画はZOZOマリンスタジアムで行われる交流戦において試合前などにも球場内ビジョン等でも紹介される予定。
「GRAB THE WIN」の歌詞は次の通り。
「千葉ロッテ長い歴史 ホームランを待つ見たい景色
客席まで響く歓声 俺ら今日もセ・リーグを倒す
日差しとライト照らす頭上は晴れて試合日和
これは遊びじゃない ただの試合じゃない
言い出したらキリないほどの情熱と魂
1日1日懸ける思いと背負うシンパシー
勝ったり勝ったり そうだ最強のバッテリー
1回2回目に焼けつける試合しっかり
視界に映る広いグラウンド注木ファインプレー
響き渡る皆の声で底から声出せ
飛ぶフライ 投げるボール
つかみ取るの全部 見に行こうぜ
集まろう/そうだ最強 我らパシフィカン
挑戦 それは簡単な事じゃない
熱狂 燃えるような熱い応援
結束 全員でやることに意味がある
プロフェッショナル
best game 勝つ為の一歩を
踏み出せ get up チャンスはつかむぞ
右 左 ボールが飛ぶ ぶんぶんぶん
ホームラン決めて スタンドも最高潮
best game 勝つ為の一歩を
踏み出せ get up チャンスはつかむぞ
右 左 ボールが飛ぶ ぶんぶんぶん
ホームラン決めて 頂点を、つかむ」
球団公式YouTubeチャンネルに公開されているURLは次の通り。(https://youtu.be/BlwuHT8fdWY)
「まず1年間1軍のレギュラーとして出たい。その中で結果を残していかないと試合に出られないので、試合に出られる立場を確立していきたいと思います」。
開幕前のオンライン取材でこのように話していたロッテの部瑛斗は、非常に頼れる“1番打者”になってきた。
開幕から全試合で1番に座る部は24日の広島戦、2安打3得点1盗塁の活躍で勝利に貢献。安打数(53安打)と盗塁数(14盗塁)で、松本剛(日本ハム)と並びリーグトップタイに浮上した。
部は2年連続ファームで打率3割以上をマークしながら、昨季は一、2軍を何度も往復し1軍定着とはならなかった。「技術、フィジカル面、メンタル面、この3つの要素が全て揃っていなかった」と、1軍で打てなかった原因を分析し、このオフは技術、フィジカル、メンタルの向上を図った。
2月の対外試合で打率.387(31−12)と打ちまくり、オープン戦でも最後まで調子を落とすことなく、オープン戦の打率.393、22安打、5盗塁、出塁率.435はいずれも12球団トップと文句なしの成績を残し、開幕1軍をつかんだ。
開幕してからもコンスタントに安打を放ち、試合を重ねる毎にチームに欠かせない存在になってきている。ここ最近は初回の第1打席に部が出塁すると、5月13日のオリックス戦から全て得点に結びついている。
部が初回の第1打席に出塁し、先制のホームを踏んだ試合は現在5連勝中。初回の第1打席に部が出塁することで、チームに勢いをもたらしているといえる。
開幕直後は第1、2打席の出塁が少なく、3打席目以降に安打を重ねる傾向にあったが、24日終了時点では第1打席の打率が.310(42−13)と3割台に乗せてきた。
昨季は最多安打と盗塁王のタイトルを獲得した荻野貴司が“不動のトップバッター”に君臨していたが、スピード感溢れる走塁と積極的な打撃が持ち味の部も1番打者として、また荻野と違った良さを見せる。
特に13日のオリックス戦は先頭打者で出塁した初回の第1打席(中安)、3回の第2打席(四球)、8回の第4打席(四球)はいずれも盗塁を決め、ホームに生還し、これぞリードオフマンという働き。
さらに21日のソフトバンク戦も3安打2四球で全打席出塁し、先頭打者として安打で出塁した1回、8回の打席は得点につながった。24日の広島戦も2安打1四球の活躍を見せた。
“1番・部”の出塁が増えれば増えるほど、チームの得点力はさらに上がっていくはずだ。