わたしはかもめ2022年鴎の便り(5月)

便

5月27日

千葉ロッテ0−1阪神(ZOZOマリン)

阪神は9回に佐藤輝の11号ソロで試合の均衡を破った。ウィルカーソンは8回5安打無失点で3連勝の4勝目。9回は岩崎が締めて逃げ切り無失点リレー。ロッテは佐々木朗が6回4安打無失点と好投したが、打線が援護できなかった。

123456789R
阪神0000000011
千葉ロッテ0000000000

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[ロッテ]佐々木朗希「質的にはすごくひどかった」それでも6回無失点、阪神打線封じる[ニッカン]

プロ初勝利の思い出として胸に刻まれた一戦からちょうど1年。ロッテ佐々木朗希投手(20)が再び阪神打線と相まみえた。

完璧な立ち上がりだった。速球でファウルを打たせ、緩急で打ち取る。2番中野への決め球162キロはほぼど真ん中。それを全く反応させず見逃し三振に仕留めた。初回、真っ直ぐとフォークだけで上位3人を抑え込んだ。

しかし徐々に、抜け球が増えた。「投球の内容自体はそんな悪くなかったんですけど、思うようなボールを投げられなかったりとか、質的にはすごくひどかったなと思います」。左打者を7人並べた相手打線に対し、走者を置くと直球がシュート回転して右に流れた。逆球、暴投もあった。制球、打者の手元での球威に改善の余地を見いだした。

昨年の5月27日。同じ日、同じ阪神戦でプロ初白星を挙げた。嬉しさと同時に反省も残った。5回で7安打され、4失点。勝ちがついたのは味方が打ってくれたからともいえる。あの日も「自分の納得のいく球をあまり投げられなかった」と言った。

ただ1年前と違うのは、本塁を守り切った。6回90球でマウンドを降りるまで、4度得点圏に走者を背負ったが1点も与えなかった。昨年適時打を打たれた4番佐藤輝は3打数無安打、2三振に抑えた。「1発のある打者なので丁寧に投げられた。悪いなりにも点を与えないようにできました」と成長を感じている。

両リーグトップの6勝目を手にすることはできなかった。だが黒星もまたつかなかった。安定感に変わりはない。

ロッテ佐々木朗希の今季成績
月日相手球場登板勝敗投回球数安打三振四死失点自責球速スコア
03-27楽天楽天生命先発68640102331645●6
04-03西武ZOZO先発89930131111634○2
04-10オリックスZOZO完封910500190001646○0
04-17日本ハムZOZO先発810200140001630●1
04-24オリックス京セラ先発5906045221646○3
05-06ソフトバンクZOZO先発69160111111643●5
05-13オリックス京セラ先発7866070111634○1
05-20ソフトバンクペイペイ先発6974093111648○1
05-27阪神ZOZO先発6904070001630●1
計9試合5勝0敗61330941299防1.33

◇佐々木朗希の全投球

打順選手名球数球種球速SB結果
1回=14球
1近本1直球160F
2直球161F
3フォーク147二ゴ
2中野4直球160F
5フォーク146
6直球159
7直球162三振
3大山8フォーク147
9フォーク147
10直球162F
11直球162
12直球163F
13フォーク148
14フォーク147三ゴ
2回=16球
4佐藤輝15直球158
16フォーク145
17直球161
18フォーク146三振
5糸井19直球162F
20直球159
21直球161F
22フォーク149三振
6糸原23カーブ132
24直球161左安
7高山25直球160
26直球159
27直球161
28直球159
29直球160
30直球163三ゴ
3回=15球
8島田31直球156F
32直球155
33直球158F
34直球162F
35フォーク146F
36フォーク147F
37直球161三振
9長坂38直球160
39直球161
40直球160中飛
1近本41カーブ132
42直球159F
43フォーク150
44直球161
45直球160三振
4回=14球
2中野46直球156F
47直球154
48フォーク145F
49フォーク146投失
3大山50直球159暴投
51直球161
52直球160
53直球161三ゴ
4佐藤輝54フォーク146
55フォーク148
56直球161
57直球162
58フォーク150
59直球161二ゴ
5回=19球
5糸井60直球158
61フォーク143
62直球158
63フォーク145
64直球161F
65直球159F
66フォーク146二ゴ
6糸原67直球159
68フォーク145左安
7高山69直球157
70直球158
71直球159
72直球156F
73フォーク144F
74フォーク145三振
8島田75フォーク140
76直球154
77直球157中安
9長坂78直球160二直
6回=12球
1近本79直球157
80直球159
81直球160遊飛
2中野82直球160F
83直球160
84直球159左安
3大山85フォーク143
86フォーク145三ゴ
4佐藤輝87直球162F
88フォーク144
89フォーク147
90フォーク145三振

S=ストライク、B=ボール、F=ファウル、空=空振り

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[ロッテ]佐々木朗希プロ初白星から丸1年「点を与えないよう」同じ阪神相手に状態悪くても0封[ニッカン]

プロ初勝利の思い出として胸に刻まれた1戦からちょうど1年。ロッテ佐々木朗希投手(20)が再び阪神打線と相まみえた。

完璧な立ち上がりだった。速球でファウルを打たせ、緩急で打ち取る。2番中野への決め球162キロはほぼど真ん中。それを全く反応させず見逃し三振に仕留めた。初回、真っ直ぐとフォークだけで上位3人を抑え込んだ。

しかし徐々に、抜け球が増えた。「投球の内容自体はそんな悪くなかったんですけど、思うようなボールを投げられなかったりとか、質的にはすごくひどかったなと思います」。左打者を7人並べた相手打線に対し、走者を置くと直球がシュート回転して右に流れた。逆球、暴投もあった。制球、打者の手元での球威に改善の余地を見いだした。

昨年の5月27日。同じ日、同じ阪神戦でプロ初白星を挙げた。嬉しさと同時に反省も残った。5回で7安打され、4失点。勝ちが付いたのは味方が打ってくれたからとも言える。あの日も「自分の納得のいく球をあまり投げられなかった」と言った。

ただ1年前と違うのは、本塁を守り切った。6回90球でマウンドを降りるまで、4度得点圏に走者を背負ったが1点も与えなかった。昨年適時打を打たれた4番佐藤輝は3打数無安打、2三振に抑えた。「1発のある打者なので丁寧に投げられた。悪いなりにも点を与えないようにできました」と成長を感じている。

両リーグトップの6勝目を手にすることはできなかった。だが黒星もまた付かなかった。安定感に変わりはない。

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[ロッテ]ウィルカーソン打ち崩せず井口監督「ミーティングはしましたけど」9回ソロ被弾に泣く[ニッカン]

ロッテは粘投した佐々木朗希を援護できなかった。打線は、コンディション不良から回復したベテラン荻野が今季1軍初昇格。3回、5回、6回と好機をつくったが、阪神ウィルカーソンから決定打を放てなかった。

井口資仁監督は「緩急で打ち取らせていく投球だったので、しっかりとミーティングはしましたけどね、攻略できなかったです」。1点も取れず、9回に益田が被弾したソロ1発に泣いた。

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[ロッテ]佐々木朗希6回無失点も白星逃す「質良くなかった」シュート回転外に抜ける場面目立つ[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)は、ベンチで阪神佐藤輝の打球を見送った。9回1死走者なしで、守護神の益田が中堅後方バックスクリーンへ均衡を破るソロを打たれた。

佐々木朗自身は、6回4安打無失点で勝ち負けはつかなかった。四死球は与えなかったが、左打者の内角を狙ったボールがシュート回転し、外に抜ける場面が目立った。4安打は全て左打者に打たれたもの。うち3本が左前打。抜けた球をコンパクトなスイングで逆方向に運ばれた。ただ、得点圏に走者を抱えてから踏ん張った。

2回2死二塁では、高山を163キロで三ゴロ。4回1死三塁では、佐藤輝を161キロで二ゴロ(打者走者も挟殺)。5回2死一、二塁では、長坂を160キロで二直。そして、6回2死三塁では、佐藤輝を145キロフォークで空振り三振に仕留めた。3者凡退は初回と3回の2イニングだけだったが、ホームは踏ませなかった。

「今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったのでしっかり修正してもっと良い投球が出来るように頑張ります」と冷静に振り返った。阪神は昨年の交流戦でプロ初勝利を挙げた相手。1年がたち「完全試合達成」の称号も得た。着実に進化を遂げている。打線の援護がなく白星はつかなかったが、好投手ウィルカーソンを相手に一歩も引かなかった。

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[ロッテ]6回無失点の佐々木朗希に援護なし…守護神益田が佐藤輝明に決勝弾浴び敗戦[ニッカン]

ロッテが、佐々木朗希投手(20)の登板試合を落とした。佐々木朗は6回4安打無失点と好投したが、打線の援護なく、9回に守護神・益田が阪神佐藤輝に決勝弾を浴びた。

佐々木朗は四死球は与えなかったが、左打者の内角を狙ったボールがシュート回転し、外に抜ける場面が目立った。4安打は全て左打者に打たれたもの。うち3本が左前打。抜けた球をコンパクトなスイングで逆方向に運ばれた。ただ、得点圏に走者を抱えてから踏ん張った。

2回2死二塁では、高山を163キロで三ゴロ。4回1死三塁では、佐藤輝を161キロで二ゴロ(打者走者も挟殺)。5回2死一、二塁では、長坂を160キロで二直。そして、6回2死三塁では、佐藤輝を145キロフォークで空振り三振に仕留めた。3者凡退は初回と3回の2イニングだけだったが、ホームは踏ませなかった。球団を通じ「今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったのでしっかり修正してもっと良い投球が出来るように頑張ります」とコメントした。

阪神は昨年の交流戦でプロ初勝利を挙げた相手。1年が経ち「完全試合達成」の称号も得た。着実に進化を遂げている。自身の交流戦初戦については「特別な意識はなく、これまでと変わらずストライク先行の投球でチームの勝利に貢献出来るように投げたい」と話していた。打線の援護がなく6勝目は手にできなかったが、阪神の好投手ウィルカーソンを相手に一歩も引かなかった。

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[ロッテ]佐々木朗希6回7奪三振無失点「投球の質は良くなかった」打線援護なく勝ち負けつかず[ニッカン]

ロッテ先発の佐々木朗希投手(20)は6回4安打無失点で降板した。得点は与えなかったが、味方打線の援護がなく勝ち負けはつかなかった。球数は90球。7奪三振で、四死球はなかった。

「今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったのでしっかり修正してもっと良い投球が出来るように頑張ります」。

4安打は全て左打者に打たれた。うち3本が逆方向。コンパクトに捉えられ、得点圏に走者を抱えたが、そこで踏ん張った。5回2死一、二塁では、長坂を160キロで押し込み二直。6回2死三塁では4番の佐藤輝を迎えたが、フォークで空振り三振に仕留めた。

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[ロッテ]佐々木朗希5回終え78球0封6奪三振、木村コーチ「良い感じで投げている」[ニッカン]

ロッテ先発の佐々木朗希投手(20)は5回を終え78球、3安打無失点、6奪三振。最速は163キロ。

序盤の投球に、木村龍治投手コーチ(51)は「特に言うことがありません。今日もすごくバランスが良く、良い感じで投げていると思います。ランナーが出た時の対左バッターでちょっとシュート回転した球が何球か出ているので、その辺を修正できればもっともっとスムーズにいくかなと思います。しっかり頑張ってもらいたいです」とコメントした。

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[ロッテ]佐々木朗希2回に初安打許す、阪神糸原に161キロ左前へ運ばれた[ニッカン]

ロッテ先発の佐々木朗希投手(20)は2回2死から初安打を打たれた。

2死走者なしから、阪神糸原に161キロを左前に運ばれた。コンパクトなスイングで逆方向へ、はじき返された。ただ、次の高山は三ゴロで得点は与えなかった。

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約7割が引退後の生活に不安、最大要素は「進路」12球団若手186選手にNPBアンケート[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は27日、選手のセカンドキャリアに関するアンケート結果を発表した。昨秋のみやざきフェニックス・リーグに参加した12球団の選手を対象に実施したもの。

213人に配布し、186人から回答を得た(回収率87.3%)。無記名によるアンケート記入方式で実施。平均年齢22.7歳、在籍平均年数3.0年。回答者の平均年俸は625万円。

引退後の生活に不安を感じている選手は123人(66.1%)で、最大の不安要素は「進路」だった。

引退後にどのような仕事をしてみたいかでは、「やってみたい」と答えた回答割合上位5位は次の通り。

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[ロッテ]荻野貴司が今季初1軍登録「ようやく戻ってきた。色んな意味で厚みが増す」井口監督[ニッカン]

ロッテ荻野貴司外野手(36)が27日、今季初めて1軍に出場登録された。

コンディション不良で開幕に出遅れ、4月9日のイースタン・リーグ楽天戦(ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉)では脇腹を痛めた。昨季1番打者として全試合に出場し、盗塁王も獲得したベテランの復帰。井口資仁監督はこの日の阪神戦(ZOZOマリン)前に「ようやく戻ってきた。これでまたね、色んな意味で厚みが増すと思いますし、しっかりと攻撃もできると思います」と話した。

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[ロッテ]打ち上げ花火、7月から9月の主催公式戦24試合、8・28楽天戦は1000発の花火[ニッカン]

ロッテは27日、7月から9月の主催公式戦24試合(ZOZOマリン)で打ち上げ花火を行うと発表した。

各試合で約200〜300発の打ち上げを予定。8月28日の楽天戦は「MARINES HANABI NIGHT」と題して、試合終了後に1000発の花火を打ち上げる。

対象試合は以下の通り。

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ロッテ・佐々木朗、6回0封7K、ちょうど1年前…プロ初勝利時4失点の虎打線に成長見せつけた[サンスポ]

思い出の阪神戦で、成長した姿を見せつけた。ロッテ・佐々木朗希投手(20)は6回4安打無失点、7奪三振の好投も、打線の援護がなく、0−0のまま2番手・東條にマウンドを譲った。

「投球内容は悪くなかったけど、自分の思うようなボールを投げられず、質的にはひどかったなと思います」。

ちょうど1年前の5月27日、阪神戦(甲子園)でプロ初勝利を飾った。右腕は「交流戦といえば昨年、甲子園での交流戦で、プロ初勝利を記録できたことが思い出深いです」と、気分よく試合に臨んだ。

観衆2万2418人の前で、4番・佐藤輝から2三振を奪うなど、相手の中軸を無安打に封じた。勝ち星(5)、勝率(10割)、奪三振(94)いずれも12球団トップ。5回4失点の1年前と比べて、「悪いなりにも、点を与えないようにできました」と自身の成長を口にした。

この日から160キロ超えの速球を連発する剛腕と、最高速度160キロを誇る京成電鉄「京成スカイライナー」が合体≠オた。90球中、58球の直球を投げ、最速163キロで160キロ超えは何と30球。内野席の横長ビジョンに何度もコラボ映像≠ェ流れた。

観衆2万2418人の前で、4番・佐藤輝から2三振を奪うなど、相手の中軸を無安打に封じた。勝ち星(5)、勝率(10割)、奪三振(94)いずれも12球団トップ。5回4失点の1年前と比べて、「悪いなりにも、点を与えないようにできました」と自身の成長を口にした。

この日から160キロ超えの速球を連発する剛腕と、最高速度160キロを誇る京成電鉄「京成スカイライナー」が合体≠オた。90球中、58球の直球を投げ、最速163キロで160キロ超えは何と30球。内野席の横長ビジョンに何度もコラボ映像≠ェ流れた。

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ロッテ・佐々木朗から2安打の阪神・糸原は「真っ直ぐをファウルにしないように、1球で仕留める」[サンスポ]

阪神は9回、佐藤輝明内野手(23)が益田直也投手(32)から放った11号ソロが決勝点となり、1−0でロッテに競り勝った。注目の佐々木朗希投手(20)との対戦は6回無得点。打者22人で4安打7三振で四球はゼロだった。2回2死無走者から左前にチーム初安打を放った糸原健斗内野手(29)は「真っ直ぐをファウルにしないように、1球で仕留めるというのは意識していたので1球目から真っ直ぐを、とらえられたのはよかったかなと思います」とコメント。5回にも左前打を放っており、「結果的には点は取れなかったですけど、比較的とらえられたのかなと思いますね」と振り返っていた。

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[指揮官一問一答]ロッテ・井口監督は佐々木朗について「しっかりと投げてくれた」、6回無失点も打線の援護なく[サンスポ]

ロッテが同一カード初戦を落とした。佐々木朗希投手(20)が先発し、6回4安打無失点、7奪三振の好投。しかし、打線の援護に恵まれず6勝目はならなかった。試合後、代表取材に応じた井口資仁監督(47)の一問一答は以下の通り。

≫打線が援護できなかった。
井口監督
「なかなか点を取れなかった。」
≫相手先発、ウィルカーソンについて。
井口監督
「緩急で打ちとる。しっかりとミーティングしたが、攻略できなかった。」
≫佐々木朗の投球について。
井口監督
「しっかりと投げてくれた。途中から少し抜けている球があったので、あの辺が限界かな。」
≫荻野が昇格した。
井口監督
「貴司がきて、いいつながりができればと思っている。明日以降しっかりとやっていきます。」
≫好機で2併殺。
井口監督
「しっかりと(打てる)ゾーンを上げられていない。チャンスだからこそ上げなくてはいけない。その辺を徹底してやっていきたい。」

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ロッテ・荻野、今季初出場で安打、井口監督「ようやく戻ってきた」[サンスポ]

ロッテの荻野が先発で今季初出場し、初安打を放った。0−0の6回1死無走者で、打線が打ちあぐねたウィルカーソンから遊撃内野安打。コンディション不良により出遅れ、ここまで2軍での調整が続いていたが、出場選手登録されてすぐに好結果を出した。

昨季はプロ12年目で初めて全試合出場を果たし、初タイトルとなる最多安打と盗塁王を獲得した。36歳になってもスピードに衰えはなく、今季も1番打者として期待されていたが、復帰がずれ込んでいた。井口監督は得点力不足に悩んでいただけに「ようやく戻ってきた。色んな意味で厚みは増すし、しっかりと攻撃できると思う」と歓迎した。

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ロッテ・佐々木朗希、6回4安打無失点で降板、打線の援護なく勝ち星つかず[サンスポ]

ロッテの佐々木朗が開幕6連勝を懸けて先発。阪神打線を6回4安打無失点7奪三振に抑えて、球数90球で降板した。ロッテはチャンスを作るもあと1本が出ず、6回を終えて0−0のまま。佐々木朗に勝ち星はつかなかった。

佐々木朗は1回、近本を二ゴロ、中野を見逃し三振、大山を三ゴロに抑え、完璧な立ち上がり。2回は佐藤輝を空振り三振、続く糸井も見逃し三振に仕留めたが、糸原に左前打を浴び、この日初安打を許した。糸原は盗塁を成功させて二塁へ。阪神が得点のチャンスを作るも、佐々木朗が高山を三ゴロに打ち取った。3回は島田を空振り三振、長坂を中飛、近本を見逃し三振と、3人で終わらせた。

4回は中野を投ゴロに打ち取ったが、佐々木朗がファンブル。自身のエラーで先頭打者を塁に出すかたちとなった。その後、1死三塁で4番・佐藤輝と対決。二塁手へのゴロとなり、捕った中村奨が本塁へ送球。三塁走者をタッチアウトにすると、その間に二塁を回っていた佐藤輝もタッチアウトとし、併殺で切り抜けた。

5回は糸井を二ゴロに仕留めた後、この日唯一安打を浴びた糸原との対決。高めに浮いたフォークを合わせられて、再度左前に運ばれた。高山を空振り三振に仕留めた後、島田に中前打を浴びたが、長坂を二直に打ち取り、無失点に抑えた。6回は中野の左前打などで2死三塁とされたところで、4番・佐藤輝と3度目の対決。追い込んだ後、フォークで空振り三振に仕留めた。この回を終えて佐々木朗は降板。6回4安打無失点7奪三振だった。

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若手選手の約66%が引退後の生活に「不安あり」、不安の最大要素は「進路」、NPB発表[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は27日、若手選手を対象とした「セカンドキャリアに関するアンケート」の結果を発表した。

対象となった選手は昨年10月11日〜11月1日に開催された「みやざきフェニックス・リーグ」に参加していた12球団の選手213人で、90%近い186人(平均年齢22.7歳、平均年俸625万円)が回答した。

無記名のアンケート記入方式で実施され、引退後の進路について「不安がある」は123人(66.1%)、「不安はない」が21人(11.3%)、「どちらともいえない」が42人(22.6%)だった。

「不安がある」の要素としてもっとも多かったのが「進路」で「収入面」「やりがいの喪失」と続いた。また引退後のやりたい仕事として最多は「会社経営者」で次に「高校野球の指導者」。以降は「一般企業」「スカウト、スコアラー」「球団職員」となっていた。同アンケートは「フェニックス・リーグ」への参加選手のみを対象としているため、NPBに所属する全ての選手の調査結果ではない。

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ロッテ・朗希、6回零封も無援…「質的にはひどい」直球のシュート回転目立つも無四球7K[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗は6回4安打無失点、7奪三振と好投したが、打線の援護がなく交代した。0−0の9回に守護神・益田が佐藤輝に決勝ソロを浴び、接戦を落とした。

3年目右腕にとって、昨年5月27日の甲子園でプロ初勝利を飾ってから、ちょうど1年後に阪神と再戦。1年前は最速154キロ、この日は163キロを計測したが「自分の思うような球は投げられなかった。質的にはひどい。コントロールとか、球威とかはなかった」と直球がシュート回転する場面も目立った。

それでも、昨季は適時打を許した佐藤輝から2三振を奪うなど「悪い中でも点を与えないようにできたのは良かったかな」。6勝目は逃したが、ストライクゾーンで勝負して無四球、無失点にまとめ、非凡さを改めて示した。

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伊東勤氏、ロッテ・朗希は高低差駆使し阪神・佐藤輝を圧倒、課題は直球の抜け球[スポニチ]

◇伊東勤 視点

佐々木朗は2度、三塁に走者を背負うピンチを招いたが、いずれも佐藤輝をねじ伏せ無失点。主砲との勝負を完全に支配していた。

4回1死三塁の場面。フォークを2球続けて1−1。ここから捕手の松川が中腰になり161キロの高め直球で空振りを誘い、4球目もつり球を投げて2−2となった。5球目は150キロのワンバウンドになるフォーク。この球を佐藤輝は簡単に見逃した。佐々木朗と松川はそれを見逃さない。佐藤輝のフォーク狙いを読みとって6球目は161キロの直球。詰まらせて二ゴロに仕留めた。高低差をつかって追い込み、最後までまともにバットを振らせなかった。

6回2死三塁では162キロ直球でファウルを打たせるとフォークを3球続けて空振り三振。若いバッテリーの観察眼の鋭さと配球の狙いを共有できる能力の高さには改めて驚かされた。

ただ一点、走者を背負ったときに出る直球の抜け球は不安材料。球数は増えるし、カウントを悪くして狙い打たれる。今後の課題だろう。

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昨季引退のプロ野球選手、半数以上が球界“残留”、NPBが進路調査結果発表[スポニチ]

日本野球機構(NPB)は27日、昨年限りで戦力外通告を受けた選手と現役を引退した選手の進路調査結果を発表した。

143人のうち半数以上の79人(55.24%)が監督やコーチ就任、球団職員などへの転身で12球団内に残った。平均在籍年数は7.3年は最近5年間で最も短く、平均年齢27.8歳も最も若かった。

また、現役の若手選手へのセカンドキャリアに関するアンケートの結果も発表。昨秋のフェニックス・リーグに参加した選手中、186人が回答し、引退後にやってみたい仕事では4年連続で会社経営者が19.9%でトップだった。次いで高校野球の指導者、一般企業に就職、球団職員の順となった。

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ロッテ、守護神の益田が佐藤輝に痛恨被弾で敗れる、朗希の6回無失点の好投生かせず[スポニチ]

ロッテは27日の阪神戦で0−1で敗れ、借金6となった。

0−0で迎えた9回。4番手で登板した守護神の益田は、1死から迎えた佐藤輝に対し、フルカウントからの7球目のシンカーをバックスクリーンに運ばれた。低めのボールゾーンへの1球をうまく運ばれ、益田もマウンド上でぼう然とするしかなかった。

打線も、この試合から荻野が1軍に復帰。開幕から1番を張ってきた高部との1、2番コンビを形成。その2人が安打を放つなどチャンスメークしたが、ホームベースが遠かった。先発の佐々木朗は6回無失点と好投したが、その投球をチームの勝利に結びつけることはできなかった。

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ロッテ朗希「投球の質は良くなかった」反省も、ZOZO無双継続の防御率0.49、平均球速159.5キロ[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が27日の阪神戦(ZOZOマリン)に先発し、6回4安打無失点で7三振を奪ったが、打線の援護なく0−0のまま降板。開幕から無傷の6勝目はお預けとなった。

佐々木朗は降板後に広報を通じ「今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったので、しっかり修正してもっと良い投球ができるように頑張ります」と反省を口にした。それでもこの試合でも直球の平均球速は159・5キロ。前回登板となった20日のソフトバンク戦の161.1キロには及ばなかったが、これでZOZOマリンでは、37回を投げ自責点はわずかに2、防御率は0.49となった。

佐々木朗は昨年5月27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利。5回7安打4失点で最速は154キロだった。あれからちょうど1年。異次元の成長を続ける姿をみせつけた。

[今季の直球の平均球速]
3月27日 楽天戦:157.7キロ
4月3日 西武戦:159.5キロ
4月10日 オリックス戦:159.8キロ
4月17日 日本ハム戦:159.7キロ
4月24日 オリックス戦:159.0キロ
5月6日 ソフトバンク戦:160.6キロ
5月13日 オリックス戦:158.7キロ
5月20日 ソフトバンク戦:161.1キロ

大リーグでは、スタットキャストが本格導入された15年以降の歴代先発投手の1試合速球系平均球速のトップは21年6月5日のデグロム(メッツ)がマークした100.4マイル(161.5キロ)。2位はグリーン(レッズ)が22年4月16日ドジャース戦でマークした100.2マイル(161.2キロ)。20歳の右腕は世界のトップに着実に近づいている。

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ロッテ佐々木朗希、最速163キロ、6回4安打無失点7Kの好投も、無援に泣き無傷6勝目はお預け[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が27日の阪神戦(ZOZOマリン)に先発。6回4安打無失点と好投したが、打線の援護なく、同点のまま降板して6勝目はお預けとなった。

初回を3者凡退で立ち上がり、2回2死二塁では、高山をこの日最速となる163キロ直球で三ゴロに仕留めた。大きなピンチを迎えたのは4回だった。先頭の中野を一塁線前の力のないゴロに打ち取ったが、佐々木朗が処理をあせってボールを弾いて今季初失策。続く大山の初球が暴投となり、ピンチを広げてしまう。1死三塁で4番の佐藤輝を迎えたが、161キロ直球で二ゴロに仕留め、飛び出した三塁走者をアウトに。さらに三本間に三塁走者が挟まれている間に、佐藤輝は二塁ベースを回ったが、ここでも挟殺プレーとなり、佐藤輝もアウトとなった。

セットポジションからの投球、特に左打者の際に球が外角に抜ける場面も目立ったが、5回2死一、二塁のピンチもしのぎ、6回2死三塁でも佐藤輝をフォークボールで空振り三振。4番を封じ、スコアボードにゼロを並べた。球数は90球だったが、井口監督は7回から2番手に東條をマウンドに送った。

佐々木朗は昨年5月27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利を挙げた。5回7安打4失点で最速は154キロだった。あれからちょうど1年。白星こそならなかったが、1年ですごみを増した姿を見せつける好投だった。

佐々木朗(6回を4安打無失点)
「今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったので、しっかり修正してもっと良い投球ができるように頑張ります。」

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ロッテ佐々木朗希、今季初失策も阪神の走塁ミスに助けられる、4回まで1安打無失点[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が27日の阪神戦(ZOZOマリン)に先発した。

初回を3者凡退で立ち上がり、2回に2死から糸原に左前打され、盗塁で得点圏に走者を背負ったが、高山を163キロ直球で三ゴロに仕留めた。大きなピンチを迎えたのは4回だった。先頭の中野の打球は一塁線前の力のないゴロとなったが、佐々木朗がボールを弾いて今季初失策。続く大山の初球が暴投となり、ピンチを広げてしまう。1死三塁で佐藤輝を迎えたが、161キロ直球で二ゴロに仕留め、飛び出した三塁走者をアウトに。さらに三本間に三塁走者が挟まれている間に、佐藤輝は二塁ベースを回ったが、ここでも挟殺プレーとなり、佐藤輝もアウトとなった。相手のミスにも助けられる形で、佐々木朗は4回まで1安打無失点の好投を続けている。

佐々木朗は昨年5月27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利。5回7安打4失点で最速は154キロだった。あれからちょうど1年。「交流戦最初の登板になりますが、特別な意識はなく、これまでと変わらずストライク先行の投球でチームの勝利に貢献したい」と話した通り、スコアボードにゼロを重ねた。

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佐々木朗希、2回「完全試合まであと22人」直後に糸原打「早すぎる〜泣」「あかん阪神優勝してまう」[スポニチ]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が27日、阪神戦(ZOZOマリン)に先発。この日も初回から160キロ台を連発。上々の立ち上がりを見せたが2回に糸原に左前打を打たれた。

交流戦初登板となる佐々木朗希。試合前から「完全試合」のワードがトレンド入りする注目のマウンドとなった。

初回は14球で3者凡退斬り。最速は163キロと上々のスタートを切った佐々木朗希は2回も4番・佐藤輝、5番・糸井と連続三振に斬りとエンジン全開。SNS上でも「エグい!」「これは打てない!」「完全試合まであと22人」などの声が上がっているさなかに6番・糸原が佐々木朗希のストレートを逆方向にうまく捉え左前打とした。

2度目の完全試合を期待していたファンにとってはあっけない“夢”の幕切れ。阪神ファンにとっては大きな一打となり「2回でもう佐々木朗希の完全試合&ノーノーを阻止するとは今日の猛虎打線は一味違う」「完全試合免れた!」「早すぎる〜泣」「糸原ぁぁぁぁぁ!ナイスバッティング!」「もう終わっちゃった」「ストレートには強い糸原!あの佐々木朗希を打った男!これは外せなくなりましたね〜笑」「完全阻止!!!!!!!!!!!」「佐々木朗希の完全試合阻止してるやんwwwwwwwwwwwwwwwwあかん阪神優勝してまう」「完全試合阻止したので実質勝ち」「あの佐々木朗希から安打…実質優勝では?」など歓喜と悲鳴の声が交錯。「完全試合阻止」もトレンド入りした。

佐々木朗希は3回までに安打は糸原に打たれた1本だけで5つの三振を奪っている。

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ロッテ、7・16ソフトバンク戦から主催試合で花火、8・28楽天戦は「花火ナイト」で200発以上も![スポニチ]

ロッテは7月16日のソフトバンク戦から9月4日のオリックス戦の計24試合の主催公式戦で、ZOZOマリンで花火を打ち上げることを発表した。

各試合で約200発から300発ほどの打ち上げを予定しているが、その中でも8月28日の楽天戦は「MARINES HANABI NIGHT」と題し、試合終了後に1000発の花火を打ち上げる。

その他、試合における打ち上げ時間などの詳細は後日球団公式ホームページにて発表する。

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[ロッテ]堀内恒夫氏、佐々木朗希がすごさ見せつけるも「0−0の90球で交代とは、信じられないね」[報知]

佐々木朗のすごさを改めて見せつけた投球だったな。当然だが、走者を出すとクイックで投げた。とたんにボールが抜け始めた。クイックで足を上げるタイミングと、腕が上がってくるタイミングが合わない。腕が遅れて出てくるから、ボールが抜けてしまうのだ。阪神もその辺を突いて、「足でかき回す」という狙いがみえる攻撃をした。

しかし、佐々木朗の才能がここから顔を出す。抜け球でも打たれない。普通の投手はボールが抜けたり、逆球になったりすると、スピードと力が落ちるが、佐々木朗の抜け球、逆球はスピードも力も全く変わらない。この球で打者を打ち取っていくのだから、恐ろしい。

その昔、金田正一という投手がいた。「三塁まで走者をやってもええ。点さえやらなきゃええのや」とうそぶいて、クイックどころか、牽制もしなかった。走者がいても、ワインドアップして投げたことがある。佐々木朗にもそれくらいの感覚で投げてもらいたいよ。

それにしても、スコアが0−0で、90球で交代とは信じられないね。チームの勝利を優先させたとしても、続投ではないのか。100歩譲っても、あと1イニングは投げられたと思う。いったい、どこまで過保護なんだよ。こんな交代の仕方をしていたら、200勝なんてできないよ。

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[ロッテ]佐々木朗希は年下女房・松川虎生の存在で精神的に余裕出た…担当記者が「見た」[報知]

ロッテの佐々木朗は、阪神打線を相手に6回4安打無失点、7奪三振。思うように制球できない場面も見られたが、粘り強く投げホームは踏ませなかった。昨年、同じ阪神を相手に甲子園で挙げたプロ初勝利から、ちょうど1年。この日は援護がなく勝ち負けはつかなかったが、右腕の成長と変化を、担当の小田原記者が「見た」。

プロ初勝利を挙げた昨年の5月27日からちょうど1年。朗希は格段に成長を遂げた。

昨年5月27日の阪神戦(甲子園)の最速は154キロ。この日の最速は163キロと1年で10キロ近くの球速アップ。昨年のプロ初勝利を挙げた試合後は、「自分のペース、タイミングがあると思うので、しっかり自分が活躍できる時に向けて準備をしていけたら」と控えめにコメントしていた右腕は、1年の時を経て完全試合を成し遂げるまでに進化。肉体的な強化、制球力はもちろん、その背景には精神的な余裕が出てきたことが大きいようにみえる。

普段から試合では感情をむき出しにするタイプではないが、昨年に比べるとマウンド上での表情は豊か。今年は投げる際に「おりゃ」と声が聞こえて来たこともあれば、ピンチの場面で三振に仕留めると、「よっしゃー!」と感情をはじけさせるようになった。それを演出しているのが女房役の松川。今季3年目になる朗希だが、1軍の投手陣ではまだ最年少。年下の松川の入団に「いやぁ〜、自分から挨拶しなくていいのが楽ですね」と、2月のキャンプ中に本音を明かしたのが印象的だった。

朗希と松川は選手ロッカーも隣。野球に関するコミュニケーションはもちろん、試合前には「今日、松川何本打つやろな」と、後輩を“イジる”こともあるという。松川は2歳上の朗希を「お兄ちゃん的存在」と話しており、2人の関係性は兄弟のようなもの。この日も4回、無死一塁で大山への初球が暴投になるなど、3球続けて直球が抜けたところで、松川がタイムをかけマウンドへ。一呼吸入った佐々木朗は、大山を三ゴロに打ち取った。続く1死三塁、佐藤輝を二ゴロに打ち取り、三塁走者と打者走者を続けて挟殺しダブルプレーでピンチを切り抜けた際は、“よくやった”と言わんばかりに、朗希は笑顔で松川のおしりをたたいた。

朗希の技術的な成長はもちろんだが、こうした2人の信頼関係が形となって快投を生んでいる。この日は、走者を許しながらも6回4安打無失点。打線の援護がなく勝敗はつかなかったが、精神的にも昨年とは一回りも二回りも成長した右腕の、粘り強い好投だった。

◇阪神4−6ロッテ(21年5月27日・甲子園)

[佐々木朗希のプロ初勝利VTR]
ロッテは荻野の先頭弾で先制も、朗希は2回、佐藤輝、アルカンタラの適時打で逆転を許す。3回は味方の失策も絡み1失点すると、5回には四球と自身の暴投でピンチを背負い、5番・サンズの適時打で計4失点。5回まで94球を投げ7安打4失点(自責3)5奪三振でマウンドを降りた。しかし6回、チームは角中の同点2点適時打などで一挙3点を奪い逆転。勝利投手の権利が舞い込み、大船渡高時代にかなわなかった甲子園で念願のプロ初勝利を挙げた。

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[ロッテ]佐々木朗希6勝お預け「質的には本当にひどかった」けど6回無失点7奪三振[報知]

ロッテの佐々木朗は、阪神打線を相手に6回4安打無失点、7奪三振。思うように制球できない場面も見られたが、粘り強く投げホームは踏ませなかった。昨年、同じ阪神を相手に甲子園で挙げたプロ初勝利から、ちょうど1年。この日は援護がなく勝ち負けはつかなかった。

試合を終えた朗希の表情は曇っていた。昨季、同じ5月27日にプロ初勝利を挙げた阪神を相手に、6回4安打無失点7奪三振。打線の援護に恵まれず6勝目を逃し、「質的には本当にひどかった。(松川の)要求通り投げられなかったので申し訳なかった」と、厳しく自己分析した。

この日は直球のシュート回転が目立ち、球数もかさんだ。前回登板で72.2%だったストライク率はこの日67.8%。最速は163キロを2度マークしながらも、平均球速は前回登板より1.5キロ遅い159.6キロだった。

「なかなか修正できなかった」と悔やんだが、それでも要所は抑えた。4回と6回には、走者を三塁に置いた状況で4番・佐藤輝との対戦。4回は二ゴロに打ち取り、6回は145キロのフォークで空振り三振に仕留め、得点は許さなかった。「一発のあるバッターなのでしっかり丁寧に投げられた。(1年前に比べて)悪いなりにも点を与えないようになったし、そういったところはよかった」。チームは9回に益田が被弾して敗れたが、1年間の進化を示した朗希の90球だった。

佐々木朗希の今季投手成績
月日相手(球場)登板勝敗投回安打三振四死失点自責
03-27楽(楽)先発64010233
04-03西(Z)先発83013111
04-10オ(Z)完封90019000
04-17日(Z)先発80014000
04-24オ(京)先発5604522
05-06ソ(Z)先発66011111
05-13オ(京)先発7607011
05-20ソ(ペ)先発6409311
05-27神(Z)先発6407000
9登板5勝0敗、防1.3361330941299

◇佐々木朗希の投球内容

6回90球、打者22人、4安打、7奪三振、四死球なし、無失点
直球59球(65.6%)
直球空振り7球/59球(11.9%)
フォーク29球(32.2%)
フォーク空振り7球/29球(24.1%)
カーブ2球(2.2%)
直球平均球速=159.6キロ
イニング別直球平均球速
1回161.3キロ
2回160.3キロ
3回159.5キロ
4回159.4キロ
5回158.0キロ
6回159.6キロ
直球最速=163.0キロ
直球最遅=154.0%
全体ストライク率=67.8%(ストライク61、ボール29)

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[ロッテ]井口監督、佐々木朗希6回90球無失点交代に「あの辺が限界かな」[報知]

ロッテは0−1完封負けで借金6となった。

今季5勝0敗の佐々木朗希投手(20)は6回90球、4安打7奪三振、無四球無失点と好投。防御率は1.33に向上した。

0−0の7回から2番手東條に交代となり6勝目はお預けとなった。

井口監督は6回での交代について「しっかりと放ってくれましたけど、ちょっと途中から抜けている球があったので。あの辺が限界かな」と話した。

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[ロッテ]井口監督、完封負けの打線に「しっかりゾーンを上げられていない」[報知]

ロッテは0−1完封負けで借金6となった。

今季無敗の先発・佐々木朗希投手(20)は6回90球、4安打7奪三振無四球で無失点と好投したが、味方打線が援護できず。0−0の9回、守護神の益田が佐藤輝に中越えソロを浴び、これが決勝点となった。

打線は阪神の先発ウィルカーソンの前に8回5安打無得点、9回は岩崎の前に沈黙した。4回無死一塁でレアードが遊ゴロ併殺、5回1死一、三塁で松川が遊ゴロ併殺。6回1死一、二塁からはレアードが右飛、佐藤都が中飛に倒れた。7回以降は走者を出せず9者連続凡退でゲームセットとなった。

好機であと一本が出なかった打線について井口監督は「しっかりとゾーンを上げられていないので、チャンスだからこそ上げなくてはいけない。その辺を徹底してやっていきたい」と指摘。ウィルカーソンについては「緩急で打ちとる。そういう投球だったので、しっかりとミーティングしたが、攻略できなかった」と振り返った。

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[ロッテ]佐々木朗希が好投も0−1完封負けで借金6、守護神・益田直也が決勝弾浴びる[報知]

ロッテは0−1完封負けで借金6となった。

今季無敗の先発・佐々木朗希投手(20)は6回90球、4安打7奪三振無四球で無失点と好投。打線が援護できず0−0の状態で降板。6勝目はお預けとなった。

0−0の9回、守護神の益田が佐藤輝に中越えソロを浴び、これが決勝点となった。

打線は阪神の先発ウィルカーソンの前に8回5安打無得点と沈黙。9回は岩崎の前に3人で抑えられた。

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[ロッテ]佐々木朗希は6回無失点も援護なく6勝目ならず 「球の質は良くなかった」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が90球を投げ、6回4安打7奪三振無失点と好投も、打線の援護に恵まれず6勝目はお預けとなった。

この日の最速は163キロ。前回登板のストライク率は72.2%だったが、この日のストライク率は67.8%と降下。右腕は「今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったのでしっかり修正してもっと良い投球が出来るように頑張ります」とコメントした。

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[ロッテ]佐々木朗希6回無失点で降板、6勝目はお預け、防御率1.33、直球平均159.6キロ[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発。6回90球、4安打7奪三振無失点と好投して降板した。

打線が阪神の先発ウィルカーソンの前に6回まで得点できず。0−0で降板となり佐々木朗の今季6勝目はお預けとなったが、無敗はキープ。防御率は1.33に向上した。

直球の平均球速は159.6キロだった。

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[ロッテ]佐々木朗希、6回7K無失点、ピンチで佐藤輝明を三振ガッツポーズ[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発。

0−0の6回2死三塁、佐藤輝をフォークで空振り三振に抑えるとグラブをたたいてガッツポーズした。

6回まで90球、4安打7奪三振無失点と好投している。

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[ロッテ]佐々木朗希、松川タイムでギアチェンジ0封、阪神は痛恨の走塁ミス[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発。

0−0の4回、先頭中野の投ゴロをはじいて自らの失策で出塁を許す。続く大山の初球159キロがすっぽ抜けて松川が捕球できず暴投で無死二塁となった。

大山に対して3球連続で直球が抜けたところで捕手の松川がタイムをかけてマウンドへ。佐々木朗に声をかけて一呼吸入れた。

朗希はギアチェンジ。大山を三ゴロに抑えてその間に1死三塁となると、佐藤輝は160キロ超え連発で追い込み最後は二ゴロ。スタートを切った三走・中野は三本間に挟まれて粘りながらタッチアウトとなった。

この間に打者走者が先の塁に進塁できれば、中野がベンチのサインでゴロでスタートを切った後に挟まれて粘った走塁が生きることになるが、ここで佐藤輝が中途半端に二塁を回って飛び出し、二、三塁間に挟まれてタッチアウト。

阪神からすれば佐藤輝の痛恨の走塁ミスで好機をつぶす形となり、佐々木朗はピンチを脱した。

初回から抜群の立ち上がりを見せた。

先頭・近本を160キロ、161キロファウルで追い込み3球目の147キロフォークで二ゴロ。

2番・中野はカウント1−2から内角162キロ直球で空振り三振。

3番・大山には163キロを計測し、フルカウントから最後はフォークで三ゴロ。

初回は14球で3者凡退に抑えた。

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[ロッテ]「2番・左翼」で荻野貴司が今季初出場、球場からは大歓声[報知]

脇腹を痛め出遅れていたロッテの荻野貴司外野手が今季初昇格し、「2番・左翼」でスタメン出場。

開幕から「1番・左翼」に定着していた高部がこの日「1番・中堅」でコールされるとスタンドはざわつき、「2番・左翼」に荻野が発表されるとファンは大歓声。割れんばかりの拍手で荻野の今季初出場を祝福した。

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ロッテ・佐々木朗希が猛虎打線と激突、阪神の先発はウィルカーソン…スタメン発表[報知]

[阪神]
1(中)近本、2(遊)中野、3(一)大山、4(三)佐藤輝、5(指)糸井、6(二)糸原、7(左)高山、8(右)島田、9(捕)長坂、投=ウィルカーソン
[ロッテ]
1(中)高部、2(左)荻野、3(二)中村奨、4(指)レアード、5(一)佐藤都、6(右)マーティン、7(遊)エチェバリア、8(三)安田、9(捕)松川、投=佐々木朗

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ロッテ・佐々木朗6勝目お預け、本調子じゃなくても6回0封、佐藤輝に雪辱2K[デイリー]

結果は残しても、投じたボールには全く納得がいかなかった。交流戦初登板のロッテ・佐々木朗が6回を4安打無失点7奪三振と力投。最速163キロを2度マークしたが、リーグ単独トップの6勝目はお預けとなった。

「内容自体は悪くなかったんですけど、ボールの質的にはすごくひどかったと思います。振り返って色々と見直していきたい」。反省が口をついた。

4回には中野の投ゴロを捕球し損ね失策と、らしからぬプレーもあった。それでも悪い時でもゲームメークするのが今年の朗希。ちょうど1年前、甲子園でプロ初勝利を飾った阪神をゾゾに迎え、昨年適時打を浴びた佐藤輝には自然とギアが入った。

2回2死からはフォークで空振り三振。4回も二ゴロに抑え、6回2死三塁では162キロの直球でファウルさせ、最後は宝刀フォークで空振り三振。左翼に陣取った阪神ファンにため息をつかせた。「一発のあるバッターなので丁寧に投げました。悪いなりにも(抑えられて)よかった」。成長の跡もしっかりと残した。

前回20日のソフトバンク戦は直球の球速平均が161.1キロも、この日はあまり見られない154キロの直球もあり、平均球速は159.5キロにとどまったと言えるのは異次元の投球を続ける朗希だからこそ。不敗神話は継続する令和の怪物。次戦巨人戦は、修正して勝利をつかむ。

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ロッテ佐々木朗希、直球の平均速度は159.5キロ「手元での強さ、球威はあまりよくなかった」と猛省[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が最速163キロの直球をマークし阪神打線を6回を4安打無失点に抑えながらも、猛省した。

3回まで毎回の5奪三振をマーク。昨年の交流戦で適時打を浴びた佐藤輝は3打数無安打2三振と抑え込んだが、この日の投球について「投球の内容自体は悪くなかったんですけど、自分の思うようなボールを投げられなかったり、質的にはすごくひどかったなと思います」と悔しがった。

2回までに163キロを2度マークしたが、この日は滅多に見られない154キロの直球もあり、前回ソフトバンク戦は直球の平均球速が161.1キロだったが、この日は直球の平均球速が159.5キロと異次元の投球を続ける右腕としては物足りなかったのか「コントロールとか、手元での強さ。球威はあまりよくなかったのかなと」と振り返った。

次回は中6日で6月3日の巨人戦先発が有力視される。「しっかりコンディションを整えて、次回に臨みたい」と修正を誓った。

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ロッテ・佐々木朗希は6回無失点でも反省コメント「投球の質は良くなかった」[デイリー]

先発したロッテ・佐々木朗希投手は6回4安打無失点、7奪三振で降板した。味方打線の援護がなく、ハーラー単独トップとなる6勝目はならなかったが、先発の役割を十二分に果たした右腕。だが本人は「投球の質は良くなかった」と反省点を口にした。

序盤は3回までに5奪三振をマークするなど、抜群の立ち上がりを見せた右腕。だが中盤以降、右打者のインサイドへ抜けるボールが目立つようになり、ピンチを背負った。

それでも要所を締めて無失点。「今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったので、しっかり修正してもっと良い投球ができるように頑張ります」とコメントした。

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ロッテ・佐々木朗希は6回無失点も6勝目ならず、勝率10割は継続へ[デイリー]

先発したロッテ・佐々木朗希投手は6回4安打無失点、7奪三振で降板した。味方打線の援護がなく、ハーラー単独トップとなる6勝目はならなかった。

初回は1死から中野を162キロ直球で見逃し三振。続く大山は147キロフォークで三ゴロに抑え三者凡退に抑えた。2回に糸原に161キロ直球を左前打されたが、高山を163キロ直球で三ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。

4回は自身の今季初失策からピンチを広げたが、阪神の走塁ミスにも助けられて無失点。6回2死三塁では佐藤輝をフォークで空振り三振に仕留めてスコアボードにゼロを刻むと、球数が90球に達したところで降板となった。

中盤以降、右打者のインサイドへシュート気味に抜けるボールが多くなるなど、決して本調子とは言えない中でもきっちりと阪神打線をゼロに抑えた佐々木朗。2盗塁を許すなど足で揺さぶられる場面もあったが、平然と後続を打ち取った。

白星こそ逃したが、今季は5勝0敗で勝率10割を継続。先発の役割は十二分に果たした。

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1軍初昇格のロッテ・荻野がヒヤリ、二塁ベース付近で転倒[デイリー]

コンディション不良により、今季初の1軍昇格となったロッテのベテラン・荻野貴司外野手に6回、ヒヤリとするシーンがあった。

1死から内野安打で出塁すると、続く中村奨の左前打で荻野は三塁を狙って勢いよく二塁ベースを蹴った。

しかしバランスを崩し、アンツーカーを越えたところで転倒。すぐさま起き上がって二塁へ戻ると、心配するベンチに向かった「大丈夫!」とジェスチャーを送っていた。

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ロッテ・佐々木朗希が今季初失策も、5回3安打無失点の快投[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が4回に今季初失策で出塁を許したが、味方の落ち着いた守備で無失点に抑えた。

先頭の中野をフォークで投前へのボテボテのゴロに打ち取ったが、捕球し損なって、失策が記録された。さらに打者大山に初球に暴投で二進を許し、その大山を三ゴロの間に1死三塁に。続く佐藤輝は二ゴロで三本間に挟まれた中野をアウトにし、さらに二塁を回った打者の佐藤輝もタッチアウト。二、三塁間に挟み併殺に仕留め、この回を無失点に抑えた。

5回も2死一、二塁のピンチを招いたが、長坂を打ち取り5回まで無失点に抑えた。

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ロッテ・佐々木朗希が立ち上がりから奪三振ショー、3回までで早くも5K[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が先発し、抜群の立ち上がりを見せた。2回に中軸の佐藤輝、糸井を連続三振に仕留めるなど3回までに奪った9つのアウトのうち、半数以上の5つを三振で奪った。

2回2死から糸原に左前打を許し、ディレイドスチールなどで得点圏へ走者を進めてしまったが、落ち着いて高山を打ち取り、立ち上がりのピンチを切り抜けていた。

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プロ野球の若手選手、引退後にやってみたい職業「会社経営者」が4年連続1位[デイリー]

日本野球機構(NPB)は27日、21年現役若手選手への「セカンドキャリアに関するアンケート」結果を発表。引退後のやってみたい仕事では4年連続で会社経営者がトップとなった。

アンケートは昨秋の宮崎フェニックス・リーグに参加したプロ野球12球団の選手を対象に行われた。186人が回答し、123人(66.1%)が引退後の生活に不安を感じているとした。

不安要素は進路とし、やってみたい仕事の1位は会社経営者(独立・起業)で19.9%。続いて高校野球の指導者、一般企業に就職(会社員)、12球団のスカウトやスコアラー、12球団の営業担当などの球団職員の順となった。

やってみたい仕事は17年までは高校野球指導者が5年連続で1位だった。

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ロッテが7月16日・ソフトバンク戦からZOZOで毎試合300発の花火[デイリー]

ロッテは27日、ZOZOマリンスタジアムで開催される7月16日・ソフトバンク戦から9月4日・オリックス戦の計24試合の主催公式戦にてZOZOマリンスタジアムで花火を打ち上げることが決まったと発表した。

各試合で約200発から300発ほどの打ち上げを予定している。その中でも8月28日・楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)では「MARINES HANABI NIGHT」と題して、試合終了後に1000発の花火を打ち上げる。その他試合における打ち上げ時間等の詳細は球団公式ホームページにて後日、発表する。

花火打ち上げ日程は次の通り。

ZOZOマリンスタジアム 花火打ち上げ日程
7月16〜18日:ソフトバンク戦、7月19〜21日:西武戦、7月29〜31日:オリックス戦、8月9〜11日:ソフトバンク戦、8月12〜14日:日本ハム戦、8月23〜25日:西武戦、8月26〜28日楽天戦、9月2〜4日・オリックス戦、全24試合。

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