わたしはかもめ2022年鴎の便り(5月)

便

5月30日

[ロッテ]佐々木朗希“金曜朗希ショー”継続、OP戦で巨人岡本和真に満塁被弾のリベンジ誓う[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)がリベンジの一戦に挑む。次回先発について井口資仁監督(47)が30日、あらためて「金曜日に行く予定にしています」と6月3日の巨人戦(東京ドーム)で先発マウンドへ送ることを明言。5週連続の“金曜朗希ショー”になる。

指揮官の目にも象徴的なシーンだった。「彼の中でもリベンジっていうところがあると思うので」。3月18日のオープン戦。4回まで失策による1失点に抑えながら、5回に2死満塁のピンチ。巨人岡本和に159キロを投じ、中堅右への逆転満塁弾とされた。試合後には「あそこはシーズンに入ったらしっかり抑えなきゃいけない場面」と引き締め直す勝負になった。

あれから2ヶ月半。今や完全試合を達成し、球界を代表する投手の1人になった。井口監督も「あの時は1番良くなかった朗希ですからね。自分の中でも色々考えてやると思うし」と期待を寄せる。開幕後はのべ220人の打者と対戦し、許した本塁打は0本。すごみを増した球で、空を切らせる。


佐々木朗が巨人戦で打席に立つ。昨季は阪神アルカンタラに2つの見逃し三振を奪われた。大船渡高では通算12本塁打。高校時代には「打席数が少ないので」と話すなど、打撃への自信も見え隠れさせた。仙台育英(宮城)のグラウンドではバックスクリーン直撃弾を放ち、高3夏の県大会4回戦の盛岡四戦でも延長12回に自ら決勝2ランを放つなど、印象的な1発が多かった。

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[ロッテ]石川歩がヤクルト戦に先発「良い打者が多い打線なので、低めに集めていきたい」[ニッカン]

ロッテ石川歩投手(34)が31日のヤクルト戦(神宮)に先発する。

今季は9試合に先発し、うち7試合でQS(クオリティースタート、6回以上、自責点3以内)を達成するなど安定。前回24日の広島戦(マツダスタジアム)でも7回3安打無失点と危なげなかった。

5勝目を狙うマウンドへ「しっかり長いイニングを投げられるように頑張ります。前回同様に打者1人1人を抑えていく気持ちで。良い打者が多い打線なので、しっかり低めに集めていきたいです」とコメントした。

また、5月21日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)以降、登板間隔が空いている美馬学投手(35)も、ヤクルト3連戦で先発する見込みだ。

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[ロッテ]バットでも“金曜朗希ショー”?佐々木朗希、高校時代は通算12本塁打、3日巨人戦[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)がリベンジの一戦に挑む。次回先発について井口資仁監督(47)が30日、あらためて「金曜日に行く予定にしています」と6月3日の巨人戦(東京ドーム)で先発マウンドへ送ることを明言した。


佐々木朗が巨人戦で打席に立つ。昨季は阪神アルカンタラに2つの見逃し三振を奪われた。大船渡高では通算12本塁打。高校時代には「打席数が少ないので」と話すなど、打撃への自信も見え隠れさせた。仙台育英(宮城)のグラウンドではバックスクリーン直撃弾を放ち、高3夏の県大会4回戦の盛岡四戦でも延長12回に自ら決勝2ランを放つなど、印象的な1発が多かった。

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[ロッテ]「マーくん」「つば九郎」デザイン、タオルなどヤクルトとのコラボグッズ販売開始[ニッカン]

ロッテは30日、5月31日からの日本生命セ・パ交流戦ヤクルト3連戦(神宮)に合わせ、ヤクルトとのコラボグッズの販売を開始したと発表した。

ロッテのマスコット「マーくん」とヤクルトのマスコット「つば九郎」がコラボデザインされている。ラインアップはフェイスタオル、Tシャツなど。球団オンラインストアとマリーンズストアミュージアム店で販売されている。

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[ロッテ]プレーは一生懸命“角中節”好調な角中勝也、凡時徹底浸透し思い強まる「あとは優勝」[ニッカン]

ロッテに頼れるベテランが合流した。

昨季全試合に1番でスタメン出場した荻野貴司外野手(36)だ。そして、もう1人。角中勝也外野手(35)も、荻野同様に故障から回復し、1軍に今季初昇格した。

「2軍で首位打者とろうと思って頑張ってたんですけど」。

1軍に昇格し、報道対応でのほぼ開口一番、こんなブラックが出るから“角中節”は今季も好調だ。昨季まで交流戦通算で192安打。今季29日時点でそれを3本増やしており、出塁率の高さから、29日の阪神戦(ZOZOマリン)では荻野と1、2番を組んだ。

過去2度の首位打者獲得−。角中の代名詞になっているが、グラウンドでそれ以上に目に入るのが一生懸命さだ。とにかく、全力で走る。セカンドゴロを打ち、悔しそうなアクションをしながらも、一塁は全力で駆け抜ける。

「元々、結構抜いてたっす」。

昨年、インタビューした際にあっさりと明かした。シーズンを通してのコンディション維持の目的もあった。では、今はなぜ。

「今は完全にチームとして、凡事徹底はやっていこうという風になっているので」。

凡時徹底。井口監督や鳥越2軍監督が中心になり、すっかりチームに浸透しているという。「後輩から先輩にも『ちゃんと走ってください』って言えるのが普通になったと思います。昔は違う雰囲気もあったんですけど」。

プロ16年目、そんな空気が醸成され「本当にあと、優勝だけなんですよ」という思いが強まる。「正確に言ったら自分の目標、優勝じゃなくて優勝旅行なんすけど」。照れ隠しか本音かはさておき、いつもプレーは一生懸命だ。ソフトバンク松田のように猛烈に引っ張る主将タイプではない。いつも輪の最前列で時に熱心に、時に楽しそうにチームに加わるのが、角中の味わいだ。時にブラックな角中節も含め、比較的おとなしい若手が多いロッテでは強烈な個性。ここまでなかなか勢いづけていないチームには、こういう存在が必要だ。

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[ロッテ]ライバル松川虎生の活躍は「素直にすごい」谷川唯人は捕手でも外野でも奮闘を誓う[ニッカン]

プロ野球選手は全てが順調な訳ではない。ロッテ谷川唯人捕手(20)は20年育成ドラフト1位で立正大淞南(島根)から入団し、1年目の春に腰の椎間板ヘルニア摘出手術を受けた。プロ2年目の今季、苦しみながらもようやく2軍でプロ初安打。1年後輩の松川虎生捕手(18=市和歌山)の活躍も直視しながら、自らの奮闘を誓う。オンラインインタビューで現状を尋ねた。


競争の世界だ。20歳になったばかりの谷川にとって、同じポジションでドラフト1位の18歳松川の活躍は、どう映っているのだろう。その現実について「あまり(現実を)認めたくはないですけど」と苦笑いの前置きをしつつも、谷川は堂々と話した。

「素直にすごいとは思います。周りの先輩方も、松川を褒めているのは聞くので。1年目で1軍であれだけ活躍するのは、素直にすごいなと思います」。

近い年代。捕手のレギュラーポジションは1つしかないから、分かりやすいことこの上ない「ライバル」になる。その好敵手が、佐々木朗希投手(20)の完全試合をサポートした。もちろん、見た。

「(捕手として)あれくらいゲームを作れて、140キロ台後半のフォークも止めたりするので。すごいなと思います」。

その佐々木朗と向き合う谷川の姿があった。1年前の石垣島春季キャンプ。ブルペン投球で捕手を務めた。「ベース付近での球の伸びと勢いがものすごかったです」と明かしていた。守備力を評価されての育成指名。順調なスタートに見えたものの、腰を痛めた。寮長や先輩から「手術するなら早めの方が」「支配下目前の時にケガをしたら大変」と背中を押され、4月には手術を受けた。

そこから1年。谷川は今、外野手としてイースタン・リーグの公式戦に出場している。荻野、角中、菅野らが故障し、チーム全体として外野手が足りていない現状で、足と肩がある谷川がスタメンで使われる機会が増えた。「安打も少しですけど出てきたので、投手の球筋や球自体には慣れている部分はあるとは思います」と手ごたえは日に日に増している。

打席でももがいていた。開幕から19打席連続でノーヒットだった。

「去年は自分はあまり試合経験もなかったので、首脳陣の方々からは『経験すれば打てる』とずっと言われてたんですけど、かといって安打が出ないというのは落ち込んで。さすがに20打席近く打てなかったら、というのはあったので。でも、どうにかというのは常に思っていました」。

19打席のうち、10打席が三振だった。ただ、谷川自身は、手も足も出ない状況では決してないと感じていた。

「映像とかを見ても、ボール球に手を出しちゃうので。だから結局、自分が苦しくなるっていう感じですかね」。

4月17日のヤクルト戦(戸田)で、20打席目にしてようやくレフト前へ初安打。その後はマルチ安打も2度、記録している。

「意識的なものは変わりました。真っ直ぐに打ち勝てるだけのスイングと下半身。やっぱり、真っ直ぐを打ち返さないと抑えられるなというのはあったので、真っ直ぐをきれいにセンターに打ち返すというのは意識してやりました」。

4月21日、西武戦(ロッテ浦和)で放った自身初のサヨナラ安打は、まさに狙い通りの打球だった。

同じくディフェンスを売りにする柿沼、植田が育成入団からの支配下契約をつかんでいる。谷川もまずはそこが目指すところだ。

「ゴールラインじゃないですけど、どこまでいけば支配下してもらえるレベルなのかというのが分からないので」。

少しばかりの不安を感じるのは、誰しも同じこと。このオフに背番号122をもう少し軽く−。「前半戦のうちにファームで結果を出してアピールしておかないといけないと思っています」。捕手でも外野でも。とにかく、谷川唯人の名を売りたい。

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今週の金曜ロウキショー≠ヘ『巨人への復讐』、ロッテ・佐々木朗、3・18オープン戦では岡本に満塁弾…4回2/3を5失点[サンスポ]

今週の金曜ロウキショー≠ヘ『巨人への復讐』をお届けする。

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が6月3日の巨人戦(午後6時、東京ドーム)に先発する。登板を明言した井口資仁監督(47)は30日、G倒を後押しした。

「あの時は1番よくなかった朗希ですから。彼の中でもリベンジというところがあると思う」。

指揮官が口にしたあの時≠ニは、3月18日に臨んだ巨人とのオープン戦(東京ドーム)。令和の怪物は、岡本和に満塁本塁打を浴びるなど4回?を5失点で降板した。

完全試合を含む開幕5連勝と波に乗って迎える再戦で雪辱を狙う。白星はリーグトップタイで、防御率1.33は同1位。井口監督は「100球近くで7回まで放って欲しい」と期待した。巨人のホームゲームでDH制がないため、今季初めて打席に立つ。昨年の交流戦では2打席2三振。プロ初安打の期待も懸かる。

27日の阪神戦では6回無失点。白星に結びつかなかったが、阪神打線を圧倒した。次は巨人。セ・リーグ伝統球団の打線をねじ伏せる。

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7・23フレッシュオールスターは午後6時開始[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は30日、長崎市の長崎県営球場で7月23日に開催するフレッシュオールスターゲーム、イースタン・リーグ選抜−ウエスタン・リーグ選抜の試合開始時間を午後6時とすると発表した。出場選手は6月27日に発表される。

入場券は5月31日から先行発売され、一般販売は6月7日から。詳細はNPB公式サイトで。

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ロッテ・佐々木朗希の大船渡高校時代恩師、登板回避させたあの夏に戻れても「同じ決断を下します」[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗の大船渡高時代の監督である国保陽平氏(35=現・同校野球部部長)が、スポニチ本紙の取材に応じた。教え子の3年目の飛躍に際して思いを語るとともに、論議を呼んだ3年前の岩手大会決勝の登板回避について、現在の心境も口にした。


史上最年少での完全試合、164キロ連発など、「令和の怪物」は驚きの成長曲線を描いている。しかし、恩師の国保氏は「サイズもあって(高校時代は)骨も出来上がっていなかった。可能性はあると思っていました」と穏やかな笑みをたたえながら話した。昨年末に母校で自主練習を行った佐々木朗と再会。「“40歳くらいまでやりたい”っていつも言っているみたいなので、40歳になっても同じ球をコンスタントに投げ続けられるようにと願っています」と期待を寄せた。

19年7月25日、花巻東との岩手大会決勝で故障防止を理由に佐々木朗を起用せず、2−12で敗戦。「もし、あの日に戻れるなら?」の問いに国保氏は即答した。

「同じ決断を下します。3年間を一緒に過ごしてきて、積み重ねてきたものをひっくるめて判断しました。当時のベストの判断なので同じ状況にタイムマシンで戻っても、その状況は変わらないので同じ決断が下されるということです」。

ただ、こうも付け加えた。「決勝で投げさせなかったから今、活躍しているという直接の因果関係はないと思う。それはそれとして、今、力強い球をいっぱい投げられていることはとても素晴らしいこと」。投げさせた場合はどうだったか。それを誰も知ることはできないが、右腕は今季、大きく花開いた。

現在、大船渡では弟の怜希(2年)が「1番・遊撃」を担っている。春季県大会で8強入りに貢献して今夏のシード権を獲得。3年前に届かなかった聖地に向け、国保氏は「1つ1つ勝っていけば甲子園が見えてくる。そこに向けて選手を頑張らせたい」と新たな夏を見据えた。

国保陽平(こくぼ・ようへい)
1987年(昭62)3月14日生まれ、盛岡市出身の35歳。盛岡一(岩手)から筑波大に進学。卒業後はクラブチームや米独立リーグで主に外野手としてプレー。帰国後、17年に大船渡野球部の監督に就任した。現在は部長を務める。

◇佐々木朗の19年夏の登板回避

大船渡のエース兼4番として、岩手大会準決勝まで4試合に登板。計435球を投げ、2完封含む3完投をマークしたが、疲労蓄積やコンディション面を考慮した国保監督の判断で、花巻東との決勝は登板回避。打者としても最後まで出番はなく2−12で大敗し、同校35年ぶりの甲子園出場の夢が途絶えた。国保監督は、本人には当日朝に伝えたといい「3年間で(この試合が)1番壊れる可能性があると思った。故障を防ぐため」と説明した。

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ロッテ・佐々木朗希、6・3巨人戦先発へ、球団投手初の交流戦本塁打に期待[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が、6月3日の巨人戦(東京ドーム)で今季初めて打席に立つ。井口監督が次回登板も中6日で先発させる方針を示した。DH制がない敵地では「9番」で起用される見込み。過去2度の優勝を誇るなど交流戦を得意とするチームだが、交流戦で投手による本塁打は過去にない。大船渡時代に高校通算13本塁打を放った怪物右腕には、球団初の快挙も期待される。

「元祖・怪物」江川卓、「平成の怪物」松坂大輔の打撃も良かったが、「令和の怪物」も凄い。元日付の本紙のインタビューで「高校通算は13本塁打ぐらい。今年はバカスカ打ちます!」とユーモアを交えて宣言していた佐々木朗が、打棒を披露する時がきた。

次回登板について、井口監督は「予定通り、金曜です」と27日の阪神戦から中6日で、6月3日の巨人戦に先発させる方針を明かした。セ・リーグ本拠地での交流戦とあって打席に入る。

プロ通算成績は2打数2三振。初勝利を飾った昨年5月27日の阪神戦(甲子園)でアルカンタラから2打席とも見逃しの3球三振を喫した。しかし、これは参考外。「僕の中では投手だったので、見逃すつもりだった」とバットを振るつもりも最初からなかった。今年は違う。今月初旬には交流戦に備えて室内練習場で打撃練習に励む姿が、球団ツイッターで紹介された。

初代王者となった05年には小林宏之が3二塁打で3打点を挙げるなど活躍したが、交流戦ではパ球団の中でロッテと楽天に本塁打を放った投手がいない。佐々木朗には球団初の快挙も期待される。

長いリーチを生かした打撃は意外性がある。大船渡時代は4番を務め、3年夏の岩手大会の盛岡四との4回戦では延長12回に右翼席へ決勝2ランも放った。公立進学校で2桁本塁打は立派といえる。

もちろん、今季6勝目を狙う投球も大きな期待が寄せられる。特に3月18日の巨人とのオープン戦では岡本和に満塁本塁打をバックスクリーン右へと運ばれた。「令和の名勝負」にも注目が集まる。井口監督も「朗希の中でもリベンジという思いはあると思う。打撃も期待してください」と、交流戦ならではの醍醐味(だいごみ)を楽しみにしていた。

◇交流戦投手で本塁打過去7人

交流戦で投手として出場し本塁打を打った選手は過去7人。球団別ではオリックス、日本ハム、ソフトバンクが各2人、西武1人となっており、ロッテ、楽天とセの投手はまだ打っていない。なお、投手登録だった大谷(日)は交流戦で2本塁打したが右翼とDHでの出場時のもの。投手出場時の一発はなかった。

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31日からロッテVSヤクルト交流戦、マーくん×つば九郎のコラボグッズも発売[スポニチ]

ロッテは5月31日から6月2日に神宮で開催されるヤクルト戦に合わせて、ヤクルトのマスコット「つば九郎」とロッテのマスコット「マーくん」がコラボしたグッズを製作し、マリーンズオンラインストアとミュージアム店で販売を開始した。

交流戦コラボフェイスタオル「対戦デザイン」は、投手のつば九郎と打者のマーくんがゲーム風に対戦するデザインとなっている。なお、神宮に隣接したヤクルトOfficial Goods Shopでは投手がマーくん、打者がつば九郎に入れ替わったデザインのフェイスタオルが販売されている。

コラボグッズの一覧は次の通り。

フェイスタオル:1900円、Tシャツ:3900円、巾着:1200円、アクリルキーホルダー:700円、全て税込。

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[ロッテ]佐々木朗希、6・3巨人戦登板、「100球近くで7回までは放って」井口監督が最低ライン設定[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が中6日となる6月3日の巨人戦でリベンジに挑む。井口監督はこの日「予定通り金曜に行く」と改めて登板を明言。東京Dでの登板は3月18日の巨人とのオープン戦以来2度目で、「朗希には100球近くで7回までは放って欲しい」と、“最低ライン”を設定。球数が少ないままテンポ良くいけば、さらに長いイニング、そして完投も十分に見えてくる。

2ヶ月半ぶりのリベンジも忘れていない。オープン戦では4番・岡本和に満塁弾を浴びるなど、5回途中5失点で降板。井口監督は「あの時は1番良くなかった(時期の)朗希ですからね。自分の中でも色々考えてやると思うし、彼の中でもリベンジっていうところがあると思う」と、完全試合を達成するまでに成長を遂げた右腕の思いを代弁。

ちなみに、公式戦で打席に立つのは昨年5月27日の阪神戦(甲子園)以来約1年ぶり。その時はバットを一切振らず2三振だったが、指揮官は「じゃあ期待しましょうか」と笑いつつ、高校時代は主軸を張った怪物をあおった。

今季無傷の5勝、防御率1.33と圧倒的な投球が続く朗希はこの日、ZOZOで体を動かして週末に備えた。「6・3」を歴史に刻むべく、“金曜朗希ショー”が東京Dで開演する。

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[ロッテ]つば九郎×マーくんの交流戦コラボグッズを発売[報知]

ロッテは30日、31日から始まるヤクルトとの交流戦に向け、「つば九郎」と「マーくん」がコラボしたグッズの販売を開始したことを発表した。

コラボフェースタオルの「対戦デザイン」は、投手のつば九郎と打者のマーくんがゲーム風に対戦するデザインとなっており、この日からマリーンズオンラインストアとミュージアム店で販売。他にはTシャツ(3900円)や巾着(1200円)、アクリルキーホルダー(700円)など4アイテム(全て税込み)がそろっており、グッズは全て「マーくん&つば九郎デザイン」と「対戦デザイン」の2デザインにて展開している。

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佐々木朗、巨人戦登板へオープン戦の雪辱狙う[デイリー]

ロッテの佐々木朗が6月3日に東京ドームでの巨人戦に先発する。井口監督が「予定通り金曜(3日)でいく」と明言した。巨人とは3月18日のオープン戦で対戦し、4回2/3を5失点と崩れた。完全試合を含む開幕5連勝と波に乗って迎える再戦で雪辱を狙う。

オープン戦では岡本和に甘く入った速球を満塁本塁打された。井口監督は「1番良くなかった朗希ですから」とその時の投球内容を振り返り、「彼の中でもリベンジっていうところがあると思う」と期待した。

巨人のホームゲームで指名打者制がないため、今季初めて打席に立つ。昨年の交流戦は2打席2三振。プロ初安打の期待も懸かる。

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ロッテ・石川歩、31日先発へ「バッター1人1人を抑えていく気持ちで」[デイリー]

ロッテの石川歩投手が30日、先発する31日のヤクルト戦に向けてZOZOマリンスタジアムでの投手練習に参加した。

前回マツダでの広島戦は7回を3安打無失点に抑え、4勝目を挙げた石川。神宮の先発マウンドは18年5月以来4年ぶり。当時は7回2/3を5安打1失点に抑え、勝利投手となった。打席では中前打も放ち、思い出深い日になった。

「しっかり長いイニングを投げられるように頑張ります。前回同様にバッター1人1人を抑えていく気持ちでいきたいと思います。良い打者が多い打線なので、しっかり低めに集めていきたいです」と力を込めた。

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ロッテ・佐々木朗、満塁弾浴びた巨人・岡本和にリベンジだ!今交流戦初打席にも期待[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手(20)の次回先発が6月3日の東京ドーム・巨人戦になることが30日、内定した。同球場では3月18日のオープン戦で4回2/3を5安打5失点で降板しており、井口監督は雪辱の投球を期待した。

開幕から無傷の5連勝の朗希が次回も中6日で先発し、強力打線に挑む。井口監督は「金曜日の予定です」と明かした。

前回の東京ドームでは初めてのマウンドに苦心した。今年のオープン戦、公式戦を通じて唯一浴びた本塁打が岡本和の満塁弾。指揮官は「あの時は1番良くなかった朗希だった。色々考えていると思うし、リベンジという思いがあるはず」と井口監督。佐々木朗も「いい勉強になった」と話しており、今回は全力で抑え込む。

指揮官は打撃でも期待を寄せる。昨年の阪神戦は2打数無安打。今交流戦で初めて打席に立つ朗希に「まあ、期待しましょうか」とニヤリ。自分を助ける打撃ができれば、勝利にも大きく近づく。

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7・23、フレッシュ球宴、阪神・森木、巨人・大勢、ロッテ・松川らが推薦選手に[デイリー]

日本野球機構(NPB)は30日、フレッシュオールスターの開催要項を発表した。7月23日18時から長崎・ビッグNスタジアムで開催される(予備日は24日13時から)。

イースタンの監督はロッテの鳥越裕介氏が、コーチは巨人・二岡智宏氏と楽天・三木肇氏が務める。ウエスタンは阪神・平田勝男氏が監督を、ソフトバンクの小久保裕紀氏と中日・片岡篤史氏がコーチを務める。

両リーグから21人ずつを選出。出場選手の発表は6月27日。先発メンバーは試合前日の7月22日に発表される。

この日は推薦選手が発表され、阪神からはドラフト1位の森木大智投手ら6人を選出。イースタンでは巨人のドラフト1位大勢投手、ロッテ・松川虎生捕手、日本ハム・北山亘基投手も名を連ねた。

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ロッテ、主力野手が復帰、若手は奮起を![BASEBALL KING]

開幕から貧打に喘いでいたロッテ打線だが、ここへきて昨季最多安打と盗塁王に輝いた荻野貴司、首位打者の経験を持つ角中勝也が復帰した。荻野は復帰した5月27日の阪神戦から3試合連続安打中で、29日の阪神戦では今季初めて1番で先発。角中も5月22日に1軍昇格すると、同日のソフトバンク戦に代打で安打、スタメン出場した3試合は全て安打を放っている。

荻野、角中が復帰し、レアードも打率こそ.213だが、8本塁打はリーグ3位タイ、27打点もリーグ4位、キャプテン・中村奨吾も20日のソフトバンク戦から28日の阪神戦にかけて8試合連続出塁、開幕から状態が今一つで現在もまだまだ本調子とはいえないマーティンも3試合連続出塁中と、打線を支える中堅、ベテラン選手達が復帰、復調しつつある。この先の戦いに向けて明るい材料だ。

その一方で、開幕からチャンスのあった若手選手達はより一層奮起する必要がある。現状ではレギュラーを掴んだと呼べる若手は、開幕から50試合連続で1番を務め、現在リーグトップの15盗塁、リーグ2位の57安打を記録する部瑛斗のみ。勝負強い打撃と捕手、一塁をこなす大卒3年目の佐藤都志也、開幕から石川歩、佐々木朗希、美馬学などが先発のときにマスクをかぶるドラフト1位ルーキーの松川虎生もスタメンで出場することが多い。

そのほかの若手選手は昨季からそうだが、単発でいい働きを見せるもそれを継続することができず、なかなか先発での出場を増やすことができていないのが現状だ。

外野は主力選手が復帰し、マーティンの状態が戻れば、ポジションが固まりつつある中で、内野は引き続きチャンスがある。特に三遊間は藤岡裕大が現在1軍登録抹消中で、出場する選手に応じてエチェバリアが三塁、遊撃を守っており、三塁、遊撃のどちらかで若手選手がアピールすればポジションをモノにできる状況だ。1軍にいる若手内野陣でいえば、安田尚憲、小川龍成は全力でポジションを掴み取りたいところ。

安田はプロ入りから2年間はみっちり2軍で鍛え、2年目の19年にはファームで本塁打、打点のタイトルを獲得し、3年目に1軍定着と順調にステップアップしているように見えたが、昨季の後半辺りから成長速度が落ちついてしまっている。

成長過程の選手に対して過去の話をするのは大変失礼ではあるが、19年、ロッテ浦和球場で行われた巨人との練習試合で、ライト防球ネットを越える特大の本塁打を記者席から見たときに、数年後は1軍で何本も特大のアーチを描いてくれるだろうというワクワク感があった。長打、そして勝負所での一打という部分に期待したい。

昨季も開幕直後に打撃不振でファームに降格し、7月に再昇格を果たして7・8月の月間MVPに輝いた藤原恭大、秋口に存在感を示した佐藤、山口航輝の例があるように、まだまだ半分以上試合は残っており、この先一気にポジションを掴む若手が出てくる可能性も十分に考えられる。若手野手の成長速度に物足りなさを感じてしまうファンも多いと思うが、何かを掴もうと選手達は試行錯誤している。シーズンが終わったときに1人でも多く、1軍で自身の居場所を掴んだ選手がいることを願うばかりだ。

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[千葉魂]千葉ロッテ・小沼、感謝のプロ初勝利、夢舞台つかんだ苦労人[千葉日報]

ウイニングボールを嬉しそうに手にした。5月26日のカープ戦(マツダスタジアム)で勝利投手となったのは小沼健太投手。育成選手としてマリーンズ入りして今年3月に支配下登録をされたばかり。独立リーグで4年。BCリーグ茨城に所属時の2019年と20年にはタイガースの宜野座キャンプに派遣され、打撃投手のアルバイトを務めるなど下積みを積んできた苦労人がNPB初勝利を挙げた。

「初勝利をしてドラフトで指名された時、支配下登録された時と同じくらい色々な人から連絡をいただきました。周りの人に支えられて、今ここにいて、こうやって勝つことが出来たので感謝をしたいです」。

初勝利から一夜明けた小沼は感謝の言葉を並べた。広島でのカープとの交流戦を終えると本拠地ZOZOマリンスタジアムに戻ってタイガースとの3連戦。キャンプで打撃投手を務めた縁もあり、試合前には多くのタイガース関係者からも祝福された。


タイガースのキャンプで忘れられないのはティー打撃でボールをあげる手伝いをしている時に投げるのが怖くなったことだ。「いいところに投げなくてはいけないと意識しすぎてしまった」と振り返る。「もうちょっと上に」と考えて投げると頭の横を通過してしまったり、身体に当たってしまったり。失敗する怖さを感じるようになってしまった。そんな時に声をかけてくれたのが福留孝介外野手(現ドラゴンズ)だった。他のスタッフから苦しんでいると聞いて声をかけてくれ、率先してティー打撃の際の手伝い役に指名をしてくれた。

「毎日、福留さんにティー上げをしました。最初はボールを膝に当ててしまったこともあったのですが、『いいよ、いいよ』と笑いながら言ってくれるうちに、少しずつ克服できるようになりました」と当時の想いを振り返り、感謝をした。

次第に色々と話をする機会も増えた。「ピッチャーは腕をしっかりと振って、思いっ切り投げたらいい」。シンプルだが、そのようにアドバイスを受けたことが印象的だ。


交流戦はまだまだ続く。福留が在籍するドラゴンズとはZOZOマリンスタジアムにて6月7日からの3連戦が組まれている。

「福留さんはさすがに自分の事を覚えていないと思いますよ」と小沼は言うが、そんな2人が同じ舞台に立ち、対戦をする可能性があるというのがプロ野球の面白さであり魅力だ。

プロ野球の夢を追い求めて独立リーグで4年を過ごした。4年目には一般企業への就職も考えるようになっていたという若者が今、大きな夢をつかもうとしている。

「毎日、野球を仕事にできる幸せを感じながら過ごしています。今ここにいるのは色々な人のおかげ。本当に感謝です」と小沼。

千葉県出身。夢を諦めず、様々な人の優しさに支えられながら今、この夢舞台に立っている。プロのマウンドに立てる幸せを全身に感じながら魂のボールを投じるマリーンズの背番号「50」に注目だ。

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