昨年10月末に右手首を手術したロッテ井上晴哉内野手(33)の今季初昇格が近づいてきた。
6月14日の2軍戦で実戦復帰し、直近3試合は11打数5安打(2本塁打)と状態を上げつつある。井口監督も「井上は調子いいんで、考えていきます」と明言。1軍復帰となれば、一塁または代打としての起用が見込まれ、同じ長距離砲のレアードや山口とポジションを争うことになりそうだ。
打撃不振で3日に出場選手登録を抹消されたロッテのレオネス・マーティン外野手(34)が、復調へ向けて2軍でミニキャンプを張る。
井口監督は「残りの2ヶ月、2ヶ月半でもしっかり爆発してもらわないと困る。ミニキャンプでもして、しっかり(状態を)上げてくれたら」と説明。交流戦明けは17打数0安打と苦しむ助っ人に再昇格への期限は設けず、シーズン佳境で実力を発揮してもらうための時間を与えた。
プロ野球は今季ここまで試合時間が短くなっている。
12球団と日本野球機構(NPB)による理事会・実行委員会などが4日、開かれ、各委員会が中間報告を行った。ゲームオペレーション委員会は、交流戦終了時点の平均試合時間が昨季より6分短い3時間5分と報告。NPB井原敦事務局長は「投高打低の試合内容が短縮に影響しているのでは」と分析した。1試合平均投球数は前年より10.4球少ない283.3球となっている。選手関係委員会は、プロ野球選手会と折衝を続けている現役ドラフトについて報告。同事務局長は「(12球団の)意見はまとまった。お互い最終形に至るまでやっていく」と折衝を続ける考えを示した。
プロ野球選手会が、野球振興事業として「マクドナルド野球・ソフトボール体験会サポートプロジェクト」を実施する。
学童世代の野球・ソフトボールの競技人口が大きく減少している現状を鑑み、各学童チームにより実施されている体験会をより魅力的な内容としていくための応援企画。公募により全国から12チームを選び、各チームに現役プロ野球選手を派遣、野球やソフトボールの楽しさを体感してもらう。
派遣日は、12月10、17、18日のいずれか。全国47都道府県が対象で、応募資格は全日本軟式野球連盟、日本ソフトボール協会に登録のある学童チーム。応募は8月31日までで、方法は選手会ホームページ内に記載。
ペナントレースも折り返し地点を過ぎた。2軍では若手選手たちがシーズン中の1軍昇格を目指し、炎天下で励む。
プロ2年目のロッテ西川僚祐外野手(20)は昨年と同じように三振が多いものの、今年は夏を前に長打が一気に増えてきた。スラッガーとして将来を期待される右打者に、オンラインインタビューで手応えを尋ねた。
6月30日の夕方、すっかり日焼けした西川は、汗を拭きながら「すいませんっ!!」と精悍な顔つきでオンライン上に現れた。
その1時間ほど前に、ベンチ前で笑顔が弾けていた。イースタン・リーグの日本ハム戦(ロッテ浦和)。育成選手、山本大斗外野手(19)がサヨナラ本塁打を放った。同期入団、同じ外野手、同じ右打者。ライバルの活躍にも、悔しい気持ちはなかった。
「試合に勝ったことは1番大きいです。嬉しい気持ちもありますし、自分ももっと打ちたい、負けてられない気持ちも。あらためて頑張ろう、というのが出てきました」。
仲間の成功を、混じり気のない笑顔でたたえる。東海大相模(神奈川)時代からの明るさ、前向きなハートはプロでも健在だ。
とにかく明るい。とにかく振る。プロ1年目の昨季はイースタン・リーグの最初の12試合で20打席10三振。2年目の今季は同期間で44打席16三振。「自分の納得いかない、簡単に言えば内容の悪い三振。何もできていない、バットを振りにいけていない三振も多かったと思います」と五里霧中の春が2年続いた。
だが、今年はちょっと違う。5月に入ると安打が目立ち始め、開幕当初は1割少々しかなかった打率が、7月4日時点で2割2分9厘をマーク。取材直前の12試合は23打数9安打で打率3割9分1厘。三振はわずか3つ。安打9本のうち本塁打1本、二塁打4本と打ちまくった。
「6月に入ってからの三振は、去年や今年の始まりとは内容が違うというか。ぎりぎりまでしっかり投手と勝負して。手も足も出ない三振ではなくなってきていると思います」。
外角の見極めに苦労し、高めをうまくさばけなかった昨季。その2点にも大きな改善があり、先輩スラッガーの井上晴哉内野手(33)を彷彿させる高弾道も増えてきた。
「自分の打てるスライダーのイメージができたり、直球も外側がまだ遠く感じたりする日もありますけど、しっかりコースに逆らわないで打ててるんじゃないかなと思います」。
この突然の変化には何があったのだろうか。
「フルスイングでとにかく遠くへ飛ばすことを、朝の打撃練習からやっているので。打席でもどんどん振っていけるようになったのが1番の変化だと思います。1球1球とにかく、全球ホームラン狙って、打撃練習は試合と同じくらい思い切り振って」。
通算55本塁打をかっ飛ばした東海大相模時代、兄が成田山新勝寺で買ってきた「勝」と書かれた木のお守りを太い首にかけ「何とかして勝ちたい」と必死のプレーの連続だった。2つあったお守りは高校の後輩にあげた。今は欲を強くせず、目の前のフルスイングだけに専念する。
「1打席に集中して、最後まで戦えれば結果もついてきますし、もっと自分のプレーの幅も広がると思うので。今は欲を捨てて、相手と、投手と勝負できればと思います」。
そう思いを口にした次の日。イースタン・リーグDeNA戦(横須賀)の9回。西川はDeNA砂田のスライダーをフルスイングで引っ張った。場外へ消えていくような決勝2ラン。山本大斗ら仲間達は喜び、最後は“アジャ”井上に尻をポーンと叩かれた。
ロッテ・井口監督が3日に出場選手登録を抹消されたマーティンについて言及。1軍再登録の時期を問われ「よくないと(1軍に)上げても意味がない」と無期限ファーム調整≠示唆した。昨季27本塁打を放った助っ人は来日4年目の今季、出場57試合で打率.161、7本塁打、21打点。指揮官は「本当に爆発してもらわないと困る。スタメンで出られる状態ではないので、(2軍戦で)しっかりと打席数をこなして欲しい」と奮起を促した。
日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が4日、オンラインで開かれ、小委員のゲームオペレーション委員会から、今季の交流戦終了時点での1試合平均時間は3時間5分との報告があった。
昨季の同時期より6分短く、ゲームオペレーション委員会は「投高打低傾向によるものではないか」と分析している。
日本野球機構(NPB)と全日本野球協会は4日、「野球伝来150年 プロアマ記念試合」として8月1日に神宮球場で開催される「U−23NPB選抜」対「大学・社会人選抜」の出場選手を発表した。
U−23NPB選抜には根尾、森木、達、清宮らがメンバー入り。大学・社会人選抜には矢沢、山田、蛭間らが名を連ねた。出場選手は以下の通り。
長年にわたって議論されてきた「現役ドラフト」を、今オフに実施することが確実になった。日本野球機構(NPB)側が提案していた制度案を、6月29日の労使事務折衝で検討。日本プロ野球選手会側も制度案での大きな隔たりはなかった。今後は実施時期など詳細を詰める。これまで実現しなかった同制度には、どんな問題点があったのか。出場機会に恵まれない選手の移籍の活性化を目的とした同制度の実施に向けた舞台裏に迫った。
「現役ドラフト」については、6月2日のNPBと選手会との事務折衝で、全球団が移籍を実施することを前提とした制度案をNPB側が提示。同29日の事務折衝で、選手会側と大きな隔たりはないことが確認された。
出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させることが目的の同制度。今回の案は、実施時期は12月初旬の保留者名簿提出後で、12球団が外国人やFA選手らを除いた中から指名対象選手を2人以上出し合い、各球団が獲得選手を指名するというもの。選手会は開催時期を遅らせるよう修正点をNPB側に伝えた上で、今月26日の臨時大会で選手らの意見を確認してNPB側と細部を詰めるが、選手会・森忠仁事務局長は「必ず各球団で誰かが出て誰かが入るような設計」と制度案を好意的に受け止めている。
これまで「現役ドラフト」については、長い時間をかけて議論されてきた。20年3月には各球団が8人ずつの指名対象選手を出し合ってシーズン中に実施する案が12球団で承認直前まで行ったが、全会一致を得られず継続審議となった。その後はコロナ禍もあって選手会側へ提示する制度案もまとまらず、議論は一時停滞。ここで実施へ向けて1つの障害となっていたのが、開催時期だった。
当初、NPB側の案に設定されていたシーズン中の8月。オフの戦力外通告の前であるため、選手会には「戦力外となる予定の選手が指名対象の大半を占めるのではないか」という懸念があった。一方で、3軍もなく全体の選手数が少ない一部の球団から「特定ポジションの人数が減って2軍戦が組めなくなる恐れがある」と指摘する声もあった。例えば内野手を複数指名された球団が、代わりの内野手を獲得できなかった場合。シーズン後半のこの時期は故障者も予想され、デメリットが大きかった。
問題点となっていたその開催時期が、保留者名簿提出後とされたことで選手会側との交渉も含めて議論は大きく前進。6月2日の事務折衝に出席した会沢翼選手会長(広島)も「選手にとって凄くプラスなことが多い」と強調。開催時期を遅らせる修正点も選手の契約交渉を考慮してのもので、開催の妨げにはならない。
ただ、保留者名簿提出後の実施でも少なからず懸念は残る。各球団が、力がありながら出場機会に恵まれない選手を指名対象とするかどうか。「この選手は環境を変えてあげれば活躍できる」という現場の指導者の声をよく聞くが、そういう選手が実際に指名リストに挙がるか。実施までに「現役ドラフト」により実効性を持たせる議論が求められるのは確かだろう。
「現役ドラフト」の参考になっているのは、大リーグで実施されている「ルール5ドラフト」。マイナーに埋もれた人材を再発掘する制度で「MLB規約第5条」で規定されているため、この名称が付いた。毎年12月のウインターミーティング最終日に開催される。メジャー出場の前提となる40人枠から外れ、入団時に19歳以上だった選手は4年、18歳以下は5年経過した選手が対象。3A選手獲得の場合は、所属球団に補償金10万ドル(約1350万円)を支払い、1シーズンの間ベンチ入りの26人枠に入れる義務がある。外す場合は罰金を払い、旧球団へ復帰させる。
実行委員会が4日、オンラインで開かれた。現役ドラフトに関しては、12球団案に対し先月29日に選手会側から出された提案内容について各球団の意見を取りまとめ、双方で検討を重ねていくことを確認した。また、交流戦終了時点で12球団の1試合平均時間が昨季より約6分間短縮されていると報告された。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「投高打低傾向の試合内容が、短縮に影響しているのではと分析されていた」と説明した。
実行委員会とともに臨時12球団代表者会議が開かれ、6月25日から新型コロナウイルス感染者が相次いで2試合が延期となったソフトバンクを疫学の専門家が調査する方針を確認した。「具体的な指摘をいただくと、それが感染対策の改善につながると考えている」と井原事務局長。Jリーグと共同で設置した新型コロナウイルス対策連絡会議に出席後、斉藤惇コミッショナーも「専門の先生方の意見もあり、徹底的な疫学調査をしていただく」と話した。
ロッテ・井口監督が、打撃不振で2軍調整中のマーティンについて「絶好調になって帰ってきて欲しい。下(2軍)で打席数をこなして、ミニキャンプでもして(状態が)上がってくれたら」と長期離脱も視野に入れた。
ここまで打率.161、7本塁打。3日に今季2度目となる出場選手登録の抹消となった。マーティンに代わる主軸候補に、指揮官は「井上は調子がいい」と、2軍戦13試合で3本塁打を放っている9年目の大砲の名前を挙げた。
日本野球機構(NPB)と全日本野球協会(BFJ)は8月1日に神宮軟式グラウンド、同室内球技場で年中4歳児、年長5歳児の計100人と保護者を対象とした野球体験イベントを開催。その参加者を募集する。なお同イベントは同日、神宮球場で行われるプロ・アマ記念試合「U23NPB選抜−大学・社会人選抜」を記念して行う。
ロッテが4日、大正製薬株式会社の「リポビタンD 千葉ロッテマリーンズ限定ボトル」が数量限定で販売開始されたと発表した。
この企画は17年から6年連続で、22年版の新デザインのラベルには、白と黒のチームカラーと伝統のピンストライプに衣装がリニューアルされた球団公式マスコットのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんが登場している。
「リポビタンD 千葉ロッテマリーンズ限定ボトル」は大正製薬株式会社の通販サイト「大正製薬ダイレクト」にて、1箱10本セット 1606円(税込、送料無料)で販売されている。
ロッテと大正製薬株式会社は本拠地ZOZOマリンスタジアムのバックネット裏グラウンドレベルにある特別観戦エリアを「ファイト イッパーツ!リポビタンシート」と呼称するエリアネーミングライツ契約を締結しているほか、荻野貴司外野手と藤原恭大外野手が同社「リポビタン for Sports」のサポートアスリートを務めている。
8月1日に行われる「野球伝来150年プロ・アマ記念試合」(神宮)で対戦するU−23NPB選抜と大学・社会人選抜の出場メンバーが4日、日本野球機構(NPB)と全日本野球協会(BFJ)から発表された。
侍ジャパン・栗山英樹監督(61)が指揮するU−23NPB選抜には、中日・根尾昂投手、日本ハム・清宮幸太郎内野手らが選出された。新人では5人が選ばれた。
栗山監督にとって代表ユニホームでの初采配となる。
ロッテのドラフト2位・池田来翔(らいと)内野手(22)が5日、スポーツ報知のオンラインインタビューに応じた。ルーキーイヤーの今季はキャンプから猛アピール。2月の練習試合で打率3割2分4厘をマークするなど強烈なインパクトを残し、不動の二塁手レギュラー・中村奨を脅かす存在として期待された。ファームでは40試合に出場し2本塁打、打率2割4分8厘をマークし、23日に行われるフレッシュオールスター(長崎ビッグNスタジアム)にも選出。期待のルーキーに現在の心境や後半戦にかける思いを聞いた。
日本野球機構(NPB)と12球団は4日、オンラインで理事会、実行委員会を開催した。実行委員会では今季交流戦終了までの平均試合時間の報告があり、昨季より6分短縮され3時間5分となっている。
NPBの井原事務局長は「交流戦終了時点まで今季の平均試合時間は3時間5分。昨年と比べて6分間の短縮となっています。投高打低傾向の試合内容が時間の短縮に影響しているのではないかという分析をしておりました」と説明した。
日本野球機構(NPB)と12球団は4日、オンラインで理事会、実行委員会を開催した。理事会では2024年からの新たな統一球について報告があった。NPBの井原事務局長は「24年に統一球のメーカーさんとの契約が新しくなる。オープンコンペの準備を進めています。現在4社」と説明した。
今後について同事務局長は「秋から、キャンプ、練習の時に実際に4社のボールを使っていただいて、投げた、打った感覚を選手の皆さんに確認していただく作業をしながら、24年からの統一球については決めていく」と話した。
ロッテは4日、大正製薬から「リポビタンD 千葉ロッテマリーンズ限定ボトル」数量限定で販売開始されたことを発表した。
この企画は2017年から6年連続で行われている企画で、今年の新デザインには、リニューアルされた球団公式マスコットのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんが登場。「リポビタンD 千葉ロッテマリーンズ限定ボトル」は大正製薬の通販サイト「大正製薬ダイレクト」で1箱10本セット 1606円(税込み、送料無料)で販売される。
またロッテと大正製薬はエリアネーミングライツ契約を締結しているほか、荻野貴司外野手と藤原恭大外野手が同社「リポビタン for Sports」のサポートアスリートを務めている。
プロアマ記念試合「U−23NPB選抜 対大学・社会人選抜」(8月1日・神宮)の出場選手が4日に発表され、ロッテからは安田尚憲内野手と藤原恭大外野手が選出された。
今季でプロ5年目の安田はここまで56試合に出場し2本塁打、打率2割5分1厘。藤原は32試合に出場し打率1割7分6厘と調子は上がっていないが、走攻守でアピールを続けて行く。
U−23NPB選抜は侍ジャパンの栗山監督が指揮を執る。
ロッテ・井口監督は4日、打撃不振で3日に2軍落ちしたマーティンに無期限で再調整させるプランを明かした。
4年目の今季は57試合の出場で打率.161、7本塁打、21打点と苦しんでいる。「下でしっかり、打席数をこなしてミニキャンプでもして、絶好調になって帰ってきて欲しい」と願った。
日本野球機構(NPB)と全日本野球協会(BFJ)は4日、野球伝来150周年のプロアマ記念試合が行われる8月1日に、明治神宮外苑軟式グラウンドおよび室内球技場で年中(4歳児)、年長(5歳児)合計100人と保護者を対象にした野球体験イベントを開催すると発表した。
募集期間は4日から25日まで。先着申し込み順で参加者を決定し、定員に達し次第、募集終了となる。応募方法など詳細は野球伝来150周年特設サイト内の応募ページ(https://ux.nu/5EG2w)で。
一般社団法人日本プロ野球選手会(理事長・丸佳浩=巨人)は4日、野球振興事業として「マクドナルド 野球・ソフトボール体験会サポートプロジェクト」を実施すると発表した。
これは学童世代の野球、ソフトボールの競技人口減少を受け、公募により全国から12チームを選び、各チームにプロ野球選手を派遣し、野球やソフトボールの楽しさを体感してもらうというプロジェクトだ。
派遣時期は12月10日(土)、17日(土)、18日(日)のいずれか。募集対象地域は全国47都道府県で、選ばれる12チームは複数チームによる合同開催も可となっている。
募集期間は4日から8月31日まで。応募方法の詳細などは選手会公式サイト内の応募ページ(https://jpbpa.net/project2022-01/)で。
ロッテは4日、大正製薬株式会社より「リポビタンD 千葉ロッテマリーンズ限定ボトル」が本日から数量限定で販売開始されたと発表した。
この企画は2017年から6年連続で行われている企画で、2022年版の新デザインには、今シーズン開始前に、スッキリとした表情や白と黒のチームカラーと伝統のピンストライプに衣装がリニューアルされた球団公式マスコットのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんがラベルに登場している。
「リポビタンD 千葉ロッテマリーンズ限定ボトル」は大正製薬株式会社の通販サイト「大正製薬ダイレクト」にて1箱10本セット 1606円(税込、送料無料)で販売されている。
なお、千葉ロッテマリーンズと大正製薬株式会社は本拠地ZOZOマリンスタジアムのバックネット裏グラウンドレベルにある特別観戦エリアを「ファイト イッパーツ!リポビタンシート」と呼称するエリアネーミングライツ契約を締結しているほか、荻野貴司外野手と藤原恭大外野手が同社「リポビタン for Sports」のサポートアスリートを務めている。
ロッテのファームの救援陣がかなり安定している。6月1日以降のファーム救援防御率は2.30だ。
6月以降、ファームのリリーフ陣はほとんどの投手が結果を残しているが、そのなかでも成田翔は4月27日の巨人戦から15試合・13回2/3を投げて無失点だ。被安打も5月29日のDeNA戦で伊藤裕季也にショートへの内野安打を許したのを最後に、1本も許していない。
成田は6月30日に行ったオンライン取材で好調の要因について「スライダーが自分のなかでしっくりきている。そのスライダーでカウントだったり、自分の思うように操れているのかなと思います」と自己分析した。
左打者だけでなく、課題にしていた右打者に対しても5月以降許した安打は打者22人と対戦し、伊藤裕に打たれた内野安打1本のみ。スライダーとシュートの2球種を軸に、左、右打者ともに内外への投げ分けができている。
同じ左投手でいえば、山本大貴も6月は10試合・10イニングを投げて、防御率0.90。6月8日の巨人戦で今季初セーブを挙げると、19日のヤクルト戦から5試合連続セーブ中。これまではどちらかというと、制球に不安定な部分があったが、6月の与四球は10イニングでわずかに1つ。走者がいないときはリズム良く投げ、投球テンポが抜群に良くなった。
5月28日に1軍登録を抹消された昨季セットアッパーを務めた佐々木千隼も、6月は9試合・9イニングを投げて、防御率1.00。14日の西武戦で失点したが、16日の西武戦から6試合連続無失点中。7月3日のDeNAとの2軍戦では、3−2の10回裏に登板し、1イニングを13球、1被安打、無失点に抑えセーブを挙げた。佐々木は降格後、イニングまたぎの登板はなく、全て1イニングの投球となっている。
その他、田中靖洋も6月は6試合・6イニングを投げ、防御率1.50、3日のDeNA戦に先発した廣畑敦也も6月は7試合・10イニングを投げて防御率0.90だった。唐川侑己も6月23日の楽天戦で復帰し、ここまで2試合・2イニング、被安打0に抑えている。
1軍のブルペン陣は守護神・益田直也、セットアッパーの東條大樹、ゲレーロをはじめ、小野郁、西野勇士、オスナなどもおり、不安定だった春先に比べて充実してきている。とはいえ、長いシーズン何が起こるか分からない。リーグ優勝に向けて、リリーフ陣の出来不出来は近年重要な要素の1つになっている。そういう意味では、ファームからの突き上げも必要だ。引き続き1軍からいつ声がかかっても良いように準備をしていて欲しいところだ。