西武は2回にオグレディのソロで先制。7回は古賀が右前適時打、8回は山田が左前適時打を放って加点した。先発で5回無失点のエンスから小刻みな継投で反撃を許さなかった。ロッテは序盤の2度の満塁機を生かせなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
埼玉西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | x | 3 |
ロッテが今季14度目の0封負けを喫した。西武エンス相手に1回2死満塁、3回無死満塁、4回2死二、三塁とたびたび好機をつくったが、4回までに8残塁。
井口資仁監督は「球数投げさせて、いい形でつないだんですけど、得点圏で自分達の打撃ができなければ攻略したとは言えない」と拙攻を嘆いた。5回以降は二塁を踏めず。腰痛から復帰して7回2失点と好投した石川を援護できなかった。
マイナビオールスターゲーム2022(26日=ペイペイドーム、27日=松山)の監督推薦選手が13日に発表され、ロッテからは益田直也投手(32)と東條大樹投手(30)が選出された。
益田は今季34試合に登板して0勝1敗21セーブ。5度目の選出となり「正直、選ばれると思っていなかったので選んでいただき嬉しく思います。去年は打たれているので、今年は何とかいいパフォーマンスが出せるように頑張りたいと思います。そしてオールスターを楽しみたいと思います」とコメント。
初選出の東條は、ここまで39試合に登板して2勝2敗22ホールド。「初出場なのですごく嬉しいです。前半戦いい結果が出て、こうして選んでいただけるまでになったことを嬉しく思いますし、光栄なことだと思います。選んでいただき、感謝をしたいです。当日は初めての舞台で楽しみながらプレーできたらと思います」と喜んだ。
ロッテは16日からのソフトバンク戦、29日からのオリックス戦、8月12日からの日本ハム戦(いずれもZOZOマリン、全9試合)で、A6サイズのオリジナルステッカーを先着配布すると13日、発表した。
対象試合は「心躍る、夏のボールパーク。」をコンセプトとしたイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」として開催される。ステッカーはスマートフォンに貼り付けられる素材でできている。今季ロッテ勝利時に行う、照明を落としてライトを点灯させたスマートフォンを振る演出の際、ライト部分に貼り付けることで、イベントのキーカラーであるライトパープルの幻想的な空間をつくり出せる。
またこの9試合は、ロッテはチームカラーの黒をベースに、夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーとなった「BLACK SUMMER ユニホーム」を着用して試合に臨む。
ロッテの谷保恵美さん(56)がZOZOマリンの場内アナウンサーとして、早ければ16日のソフトバンク戦で通算2000試合担当に到達する。野球人生の原風景には、5月に逝去した父直政さん(享年87)の姿が浮かんでくる。
時は70年代、帯広。真夏になる度、谷保家のテレビは少女によって占領されていた。連日流れる、高校野球の甲子園大会の中継。5歳下の弟、寿彦さん(50)が証言する。
「姉は1日4試合、朝から晩までテレビの前でスコアを付けていました。これ、わが家では普通で。家が菓子問屋なので、お菓子を食べながら。よく祖母に怒られてましたね」。
姉は笑う。
「これが楽しいんですよ。朝8時に始まるじゃないですか。テンテレテンテレと。あの歌とともに1日が始まるんですよ」。
スポーツ店でスコアブックを入手し、記入方法は独学で。途中から球種も付け始めた。
父はその頃、甲子園に導いた帯広三条高の監督を退任していた。家のテレビは父のチャンネル権発動に伴い、毎晩ナイター中継。「ドリフの土曜日以外は、子供は8時に寝なさいっていう時代。平日は王さんが本塁打打ったら寝なさい、みたいな毎日でしたね」。
父は家業に励みつつ、高校野球地方大会のテレビ解説の仕事もしていた。事前取材へと、十勝エリアの各校に出向く。当たり前のように付いていく。「普通は親って、子供の遊びに合わせて付き合ってくれるじゃないですか。じゃなくて、親の都合に合わせて私はくっついて歩いてたので」。窓を開けて、車でじっと待つ。練習の様子は車から見えたり見えなかったり。車内まで聞こえてくるカキンカキンの金属バット音は、40年以上たった今でもハッキリ思い出せる。
中学の教室で、女子達は「たのきんトリオ派」と「荒木大輔派」に二分されていた。その中で。「荒木大輔さんを大好きな人がいっぱいいたんですけど、私はセカンドでキャプテンの、マリーンズで例えると(中村)奨吾選手のような選手をすごく応援してたんですよ」。昼休みに学校を抜け出し、近所で高校野球を見ることもあった。
「壁紙だけは女子っぽかった」(寿彦さん談)という自室に戻れば、本棚には週刊ベースボール、ドカベン、キャプテン…と野球文献がずらり。自室の床に硬球が転がっていた理由は、姉にも弟にもいまだに分からない。その硬球とグラブで「弟にキャッチボールさせてた、みたいな」と姉は笑う。中学時代にもう1つ弟に「させていた」ことがある。思春期の彼女には、今の仕事の原点ともいえるアナザーワールドがあった。
ロッテ・石川歩投手(34)が先発し、7回5安打4三振2失点で4敗目(5勝)を喫した。打線は2度の満塁の好機などで凡退。試合後、代表取材に応じた井口資仁監督(47)の一問一答は以下の通り。
ロッテの石川は7回2失点と試合をつくったが、4敗目を喫した。腰痛の影響で6月15日に出場選手登録を外れ、1ヶ月以上間隔が空いてのマウンドとあって「全体としては悪くなかった」と手応えを口にした。
2回にオグレディにソロを浴び、7回は古賀に適時打を許したが、それ以外は持ち味のシンカーが光った。打線が3回に無死満塁で無得点に終わるなど援護なく白星にはつながらなかったが、井口監督は「緩急を使いながら今日は良かったと思う」と好評価だった。
ロッテは2度の満塁機をつぶすなど4回までに8残塁。5回以降は2つの併殺打など拙攻も繰り返し、今季14度目の零敗を喫した。
序盤こそコースを見極め、3回には2四球を絡めて無死満塁の好機をつくったが、相手先発のエンスの前に安田、佐藤都が連続三振で、レアードも一飛。勝率5割に戻った井口監督は「絶好機で自分達の打撃ができなければ攻略したとはいえない」と厳しい表情だった。
ロッテは序盤に2度の満塁機を潰すなど4回までに8残塁。5回以降は2つの併殺打など拙攻で今季14度目の零敗を喫した。初回2死満塁ではレアードが二ゴロ。3回無死満塁では安田、佐藤都が連続三振。レアードが一飛に終わった。
中盤以降は相手継投の前に打線が沈黙。井口監督は「チャンスはあったが、そこで1本出せなかった。絶好機に自分達の打撃ができなければ攻略したとはいえない」と厳しい表情。チームは貯金を失い、勝率5割に逆戻りとなった。
ロッテ・東條大樹投手(30)が監督推薦で初の球宴出場が決まった。今季中継ぎで39試合登板でチーム最多22ホールド。7年目で大ブレーク中の右腕は「初出場なので凄く嬉しいです。前半戦良い結果が出て、こうして選んでいただけるまでになったことを嬉しく思いますし光栄なことだと思います。選んでいただき、感謝をしたいです。当日は初めての舞台で楽しみながらプレーできたらと思います」とコメントした。
また34試合登板で21セーブの益田直也投手(32)は5度目の選出。「正直選ばれると思っていなかったので選んでいただき嬉しく思います。去年は打たれているので今年は何とか良いパフォーマンスが出せるように頑張りたいと思います。そしてオールスターを楽しみたいと思います」と意気込んだ。
ロッテは「心躍る、夏のボールパーク。」をコンセプトとした夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」を開催。7月16日〜18日・ソフトバンク戦、同29日〜31日・オリックス戦、8月12日〜14日・日本ハム戦(いずれもZOZOマリンスタジアム、全9試合)で、イベントロゴやライトパープルのフィルムなどをレイアウトしたA6サイズのオリジナルステッカーを配布すると発表した。
オリジナルステッカーは各入場ゲート等の配布専用ボックスに9試合合計13万5000枚設置され、先着で受け取り可能。ステッカーはスマートフォンに貼り付けられる素材で製作されている。
ライトパープルのフィルムは、チーム勝利時にZOZOマリンスタジアムで行っている球場照明を落としてファンにライトを点灯させたスマートフォンを振ってもらうという演出の際に、スマートフォンのライト部分に貼り付けて使用することで、イベントのキーカラーであるライトパープルの幻想的な空間を作り出せるようにデザインされている。
なお、「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」が開催される全9試合において、チームはマリーンズカラーのブラックをベースにしたシンプルかつスタイリッシュなデザインで、夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーとなった「BLACK SUMMER ユニホーム」を着用して試合に臨む。
ロッテは西武の投手陣を前に計6安打無得点に封じられ、今季14度目の零封負け。勝率は5割に逆戻りした。
この日は腰痛から復帰した石川が約1ヶ月ぶりに1軍登板。97球を投げ7回5安打2失点の粘投を見せたが打線が援護できなかった。
井口監督は「チャンスはありましたけどそこで1本出せなかったと言うところじゃないですかね。球数投げさせていい感じでつないだけど、結局ランナー(を置いた)、得点圏、絶好機に自分達のバッティングできなければね。攻略したとは言えない」と嘆いた。
ロッテの石川歩投手が7回5安打2失点の好投でマウンドを下りた。
石川は6月15日に腰痛のため出場選手登録を抹消。2軍で2度の登板を重ね、この日約1ヶ月ぶりに復帰した。
2回にはオグレディに先制ソロを献上したが、この日は自慢のシンカーにカーブを織り交ぜ、7回まで走者を出しながらも5安打2失点、97球の好投。だが打線が2度も満塁の好機を逃すなど、7回までに5安打無得点と石川を援護できず、勝ち投手の権利を得られないまま降板となった。
ロッテは13日、16〜18日のソフトバンク戦、29〜31日のオリックス戦、8月12〜14日の日本ハム戦(いずれもZOZOマリン)で、オリジナルステッカーを配布することを発表した。
当日は夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」を開催。オリジナルステッカーは各入場ゲート等の配布専用ボックスに9試合合計13万5000枚設置され、先着で受け取りが可能。
このステッカーはスマートフォンに貼り付けられる素材で製作されており、スマートフォンのライト部分に貼り付けて使用することで、イベントのキーカラーであるライトパープルの幻想的な空間を作り出せるようにデザインされている。また選手は夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーとなった「BLACK SUMMER ユニホーム」を着用して試合に臨む。
「マイナビ・オールスターゲーム2022」(7月26日・ペイペイドーム、27日・松山)の監督選抜選手が13日、発表された。
ロッテからは益田直也投手、東條大樹投手が選出された。
益田は守護神としてここまで34試合に登板し7ホールド、21セーブをマーク。4年連続で20セーブ以上を挙げるなどチームを牽引している。東條は中継ぎとして39試合に登板。ここまで2勝2敗、22ホールド、防御率1.67を誇る。
今回で5度目の出場となる益田は「正直選ばれると思っていなかったので選んでいただき嬉しく思います。良いパフォーマンスが出せるように頑張りたいと思います。そしてオールスターを楽しみたいと思います」とコメント。
初出場となる東條は「初出場なのですごくうれしいです。前半戦良い結果が出て、こうして選んでいただけるまでになったことを嬉しく思いますし光栄なことだと思います。選んでいただき、感謝をしたいです。当日は初めての舞台で楽しみながらプレーできたらと思います」とコメントした。
ロッテ・石川は7回2失点と試合をつくったが、4敗目を喫した。
腰痛の影響で1ヶ月以上間隔が空いてのマウンドだったが、「全体としては悪くなかった」と手応えを口にした。打線の援護なく白星にはつながらなかったが、井口監督は「緩急を使いながら今日は良かったと思う」と好評価だった。
「マイナビ・オールスターゲーム2022」の監督選抜選手が13日、発表され、ロッテからは益田直也投手と東條大樹投手の2選手が監督推薦にて選出された。
5度目の出場となる益田は「正直、選ばれると思っていなかったので選んでいただき嬉しく思います。去年は打たれているので今年はなんとか良いパフォーマンスが出せるように頑張りたいと思います。そしてオールスターを楽しみたいと思います」とコメント。
初出場の東條は「初出場なので凄く嬉しいです。前半戦良い結果が出て、こうして選んでいただけるまでになったことを嬉しく思いますし光栄なことだと思います。選んでいただき、感謝をしたいです。当日は初めての舞台で楽しみながらプレーできたらと思います」と意気込んだ。
日本野球機構(NPB)は13日、「マイナビオールスターゲーム2022」(7月26日・福岡ペイペイドーム、同27日・松山坊っちゃんスタジアム)での最後の出場1枠を決めるプラスワン投票の開催要項を発表した。
投票は14日0時〜20日23時59分までの日程でNPBの公式サイトにて実施。セ、パ両リーグから1人ずつが選出される。
投票対象選手は今季の支配下登録選手で、球宴のファン投票、選手間投票、監督推薦によって選出されていない選手。その中で12日までに投手として5試合以上登板または10イニング以上に登板、野手は10試合以上出場または20打席以上の出場を満たしている選手となる。
選出選手は22日16時に発表され、今年の球宴出場全選手が決定する。
日本野球機構(NPB)は13日、「マイナビオールスターゲーム2022」(7月26日・福岡ペイペイドーム、同27日・松山坊っちゃんスタジアム)で行われるホームランダービーについてファン投票などの開催要項を発表した。
出場選手のファン投票は14日0時〜20日23時59分までの日程で、NPB公式サイトにて行われる。投票対象選手は球宴出場選手で、12日時点で7本塁打以上、または昨季15本塁打以上を記録した選手で両リーグから4人ずつが選出。ファン投票結果は22日16時に発表される。
ホームランダービーは8選手がトーナメント形式で対戦。2分間球数無制限で本塁打数を競い、同点の場合は1分間の延長戦を行う。球宴第1戦前に第1ブロックの準々決勝、準決勝を、第2戦前に第2ブロックの準々決勝、準決勝と決勝戦を開催。優勝者には賞金100万円が贈られる。
ロッテは13日、「心躍る、夏のボールパーク。」をコンセプトとした夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」を開催する7月16〜18日・ソフトバンク戦、7月29〜31日オリックス戦、8月12〜14日・日本ハム戦(いずれもZOZOマリンスタジアム、全9試合)にて、イベントロゴやライトパープルのフィルムなどをレイアウトしたA6サイズのオリジナルステッカーを配布すると発表した。
オリジナルステッカーは各入場ゲート等の配布専用ボックスに9試合合計13万5000枚配布され、先着で受け取り可能。このステッカーはスマートフォンに貼り付けられる素材で製作されている。特にライトパープルのフィルムは、今季マリーンズ勝利時にZOZOマリンスタジアムで行っている球場照明を落としてマリーンズファンにライトを点灯させたスマートフォンを振ってもらうという演出の際に、スマートフォンのライト部分に貼り付けて使用することで、イベントのキーカラーであるライトパープルの幻想的な空間を作り出せるようにデザインされている。
なお、「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」が開催される全9試合において、千葉ロッテマリーンズはマリーンズカラーのブラックをベースにしたシンプルかつスタイリッシュなデザインで、夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーとなった「BLACK SUMMER ユニホーム」を着用して試合に臨む。
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |||||
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氏名 | 球団 | 背番 | 氏名 | 球団 | 背番 | |
津臣吾 | 東京ヤクルト | 22 | 監督 | 中嶋聡 | オリックス | 78 |
矢野燿大 | 阪神 | 88 | コーチ | 井口資仁 | 千葉ロッテ | 6 |
原辰徳 | 巨人 | 83 | 石井一久 | 東北楽天 | 99 | |
◎青柳晃洋 | 阪神 | 50 | 先発投手 | ◎☆佐々木朗希 | 千葉ロッテ | 17 |
◎湯浅京己 | 阪神 | 65 | 中継投手 | ◎又吉克樹※ | 福岡ソフトバンク | 14 |
◎☆大勢 | 巨人 | 15 | 抑え投手 | ◎松井裕樹 | 東北楽天 | 1 |
S.マクガフ | 東京ヤクルト | 37 | 投手 | 山本由伸 | オリックス | 18 |
高橋奎二 | 東京ヤクルト | 47 | 山岡泰輔 | オリックス | 19 | |
菅野智之 | 巨人 | 18 | 東條大樹 | 千葉ロッテ | 20 | |
戸郷翔征 | 巨人 | 20 | 益田直也 | 千葉ロッテ | 52 | |
栗林良吏 | 広島 | 20 | 岸孝之 | 東北楽天 | 11 | |
床田寛樹 | 広島 | 28 | 則本昂大 | 東北楽天 | 14 | |
大野雄大 | 中日 | 22 | 東浜巨 | 福岡ソフトバンク | 16 | |
R.マルティネス | 中日 | 92 | L.モイネロ※ | 福岡ソフトバンク | 35 | |
伊勢大夢 | 横浜DeNA | 13 | 大関友久 | 福岡ソフトバンク | 42 | |
伊藤大海 | 北海道日本ハム | 17 | ||||
増田達至 | 埼玉西武 | 14 | ||||
平良海馬 | 埼玉西武 | 61 | ||||
水上由伸 | 埼玉西武 | 69 | ||||
◎☆木下拓哉 | 中日 | 35 | 捕手 | ◎☆松川虎生 | 千葉ロッテ | 2 |
中村悠平 | 東京ヤクルト | 27 | 森友哉 | 埼玉西武 | 10 | |
坂倉将吾 | 広島 | 31 | ||||
◎中田翔 | 巨人 | 10 | 一塁手 | ◎☆山川穂高 | 埼玉西武 | 3 |
☆D.ビシエド | 中日 | 66 | ||||
◎☆牧秀悟 | 横浜DeNA | 2 | 二塁手 | ◎☆浅村栄斗 | 東北楽天 | 3 |
◎☆村上宗隆 | 東京ヤクルト | 55 | 三塁手 | ◎野村佑希 | 北海道日本ハム | 24 |
☆宗佑磨 | オリックス | 6 | ||||
◎☆坂本勇人 | 巨人 | 6 | 遊撃手 | ◎☆今宮健太 | 福岡ソフトバンク | 6 |
山田哲人 | 東京ヤクルト | 1 | 内野手 | 牧原大成 | 福岡ソフトバンク | 36 |
大山悠輔 | 阪神 | 3 | ||||
中野拓夢 | 阪神 | 51 | ||||
岡本和真 | 巨人 | 25 | ||||
◎佐藤輝明 | 阪神 | 8 | 外野手 | ◎☆柳田悠岐 | 福岡ソフトバンク | 9 |
◎☆塩見泰隆 | 東京ヤクルト | 9 | ◎☆吉田正尚 | オリックス | 7 | |
◎近本光司 | 阪神 | 5 | ◎☆松本剛 | 北海道日本ハム | 12 | |
☆丸佳浩 | 巨人 | 8 | 島内宏明 | 東北楽天 | 35 | |
☆佐野恵太 | 横浜DeNA | 7 | ||||
DH | B.レアード | 千葉ロッテ | 54 | |||
☆Y.グラシアル | 福岡ソフトバンク | 27 |
「前半戦良い結果が出て、こうして選んでいただけるまでになったことを嬉しく思いますし光栄なことだと思います。選んでいただき、感謝をしたいです」。
プロ7年目のロッテ・東條大樹が監督選抜で、自身初となるオールスターに出場することが決まった。
18年終盤に思い切り投げすぎないこと。力の入れ具合を上手く見つけられたこと、19年に入ってから体の使い方、余分な力を入れずに投げられるようになったことで1軍に定着し、54試合に登板して大ブレイク。しかし、昨季はわずか5試合・防御率5.40で、4月21日の日本ハム戦を最後に1軍登板がなく、シーズンの大半をファームで過ごした。
昨年の8月に30歳となり、30代に突入。「年齢もそうですし、体の状態もそうですし、色んなものを含めて少しずつ変えていっています」と年齢に応じて臨機応変に対応する。19年当時は体の使い方、余分の力を入れずに投げていたが現在は「体幹の力を使って投げることを意識してやっています」とのことだ。
今季を迎えるにあたって、シーズンオフの自主トレでは、「ストレートあってのピッチングなので、ストレートの強さは意識してやっていました」とストレートの強化に励んだ。
期待の若手が多く、春季キャンプはB組みスタート。練習試合、オープン戦でも1軍の登板機会がなかなか巡ってこなかった。
それでも、オープン戦も終盤となった3月16日の広島とのオープン戦で1軍の実戦初登板を果たすと、昨年2軍で過ごすなかで高校時代以来久しぶりに投げ好感触を掴んだカーブ、右打者だけでなく左打者にも大きく曲がるスライダー、力強いストレートで1回、10球、0被安打、1奪三振とインパクトの残る投球を見せた。
開幕1軍を勝ち取ると、ビハインドゲームで結果を残し、徐々に勝ち試合での登板を増やしていき、5月4日の西武戦以降は勝ちゲームの7回を担当している。4月27日の楽天戦から6月1日のヤクルト戦にかけて15試合連続無失点に抑え、現在も5試合連続無失点中だ。
開幕から安定した投球を続ける要因にストレートの強さが戻ったこともそうだが、これまで課題にしていた左打者を抑えられるようになったことも大きい。ストレート、スライダー、カーブ、そしてシンカーをうまく投げ分け、左打者の被打率.208(77−16)と抑え込む。
今季ここまでの活躍が認められ、プロ7年目にして初めて掴んだ夢舞台。「当日は初めての舞台で楽しみながらプレーできたらと思います」。リーグ2位の39試合に登板し、勝ち試合だけでなく時にビハインドの7回にもマウンドに上がるなど、後半戦に向けて疲労も気になるところだが、オールスターを楽しみながらセ・リーグの強打者たちをねじ伏せて欲しい。