7月20日7月20日ロッテが3連勝。2−3の5回に中村奨の2点二塁打、井上の適時打で3点を奪う。7回は山口の8号2ランで突き放した。石川は6回4安打3失点にまとめて6勝目。西武は先発のエンスが6回途中6失点と踏ん張れなかった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 埼玉西武 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 |
| 千葉ロッテ | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 1 | 2 | 0 | x | 8 |
ロッテ益田直也投手（32）が西武の主砲山川に4球連続で直球を投じ、最後5球目も151キロ直球で空振り三振にした。
4点リードの9回無死、走者なし。最終回のマスクを託した加藤匠馬捕手（30）のリードを、8回までマスクをかぶっていた松川虎生捕手（18）はベンチでじっと見ていた。
山川には第1打席で本塁打を打たれた。その後も、変化球主体で攻めていた。先輩バッテリーの直球勝負の意図を、松川は試合後にしっかり確認した。「僕もしっかり見習いながら、この直球が明日の打席（の配球）につながると思うので、そこはしっかり学んで、勉強していきたいと思います」と口にした。
高卒ルーキー捕手としては史上3人目の開幕スタメンマスクをかぶり、佐々木朗の完全試合でもバッテリーを組んだ。球宴にもファン投票で選出されるなど、華やかな部分が注目されるが、確固たる正捕手の座はまだ遠い。「何とか1点差のところでしっかり任される捕手になれるように頑張りたいと思います」。4月30日の日本ハム戦（ZOZOマリン）を最後にもう3ヶ月近く、勝利試合でのフルイニング出場を、捕手としての“完投勝利”をしていない。
井口資仁監督（47）は以前「最後はベテランで」と説明し、試合終盤、特に9回は加藤や柿沼にマスクを譲ることが多かった。
それでもこの日のように、ベンチから見るものも教材に学び続ける。打席もそうだった。2週間前の対戦では2三振を喫した西武エンスに、2安打でやり返した。
「前回はああいう形で2三振だったので。後手に回って、待って待って見た中で三振だったので。それより、自分のポイントを合わせられるところで振ったことがああいう結果につながったと思います」。
見送り、見極めた分だけ、自分のポイントに合わせやすかった。5回は初球の直球を、6回は4球目のスライダーを、いずれもレフトへ引っ張った。
特に5回の安打は「70球を超えると真っ直ぐも落ちてくると言われていましたので」というエンスの、まさに71球目に初球からアジャストした。続く荻野の安打、高部の犠打、中村奨の2点適時二塁打も、いずれも初球攻撃。18歳の思考と積極性が、中盤の逆転の起点になった。
センターから右方向への打球が多かったが、これで安打は3本連続で引っ張り。「自分のポイントで打ててきているんじゃないかと思います」と、ここに来て打撃でも力を示し始めている。「もっともっと体のキレを出していけるように」。バテるどころか、学びを成功につなげ始めてさえいる。当たり前のように1軍の勝利に貢献する18歳捕手が、もうすぐ前半戦を終える。
ロッテが3連勝で貯金生活に戻った。
5回に松川、荻野の連打、高部の犠打、中村奨の2点適時二塁打が全て西武エンスの初球を捉え、逆転に成功。直後の井上の適時打も含めると、わずか6球で4安打3得点の波状攻撃となった。4番安田が右肩痛で欠場。
中村奨は「何とかみんなで何とかカバーしたいなと思って」と振り返った。井口監督の監督通算300勝まで残り1勝となった。
ロッテ松川虎生捕手がマルチ安打をマークした。
前回対戦で2三振を喫した西武エンスに、引っ張りの2安打でリベンジ。「前回は後手に回って待って待っての三振だったので、今回は自分で振りに行けたことが良かったです」と振り返った。
4点差だったが9回のマスクは加藤に交代。「1点差のところでしっかり任される捕手になれるように頑張りたいです」とディフェンス面でのさらなる成長も誓っていた。
ロッテが波状攻撃に成功した。1点を追う5回、先頭の松川の安打、荻野の安打、高部の犠打、中村奨の逆転2点適時二塁打は4連続でいずれも初球だった。さらに井上もファーストストライクを適時打。6球で4安打3得点し、ひっくり返した。2点適時打、1イニング2適時打はいずれも9試合ぶり。中村奨は「みんなが自分に回してくれたので、自分も（井上）晴哉さんにつなぎたいという気持ちで」と振り返った。
ロッテ二木康太投手（26）が22日の西武戦（ZOZOマリン）に先発する。
前回14日の西武戦（ベルーナドーム）では2失点だったものの、4回2/3での降板になり、負け投手になった。
この日は前日調整し「同じライオンズ相手に先週の前回登板で5回もたずに降板をしてしまい、悔しい思いをしてしまったので、今回は何とか1イニングでも長く粘り強く丁寧に投げて、チームの勝利に貢献をしたいと思っています」とコメントした。
今季は途中、腰痛での離脱期間もあり、ここまで5試合に先発。2勝を挙げている。
ロッテ荻野貴司外野手（36）の足が、西武のディフェンスを攪乱した。
1点を追う3回無死の第2打席、西武エンスから安打で出塁。2番高部の三塁前への犠打が一塁上でアウトかセーフか微妙なタイミングになり、西武の一塁山川が一塁塁審にアウトをアピール（結果はそのままアウト）。荻野はそのスキを突いて無人の三塁へ走り、山川は三塁へ送球するも、西武内野陣の三塁カバーは間に合わず（記録は山川の失策）。三塁へ滑り込んだ荻野はそのまま、同点のホームへ向かった。
昨季の盗塁王は、上半身のコンディション不良でこの2試合はスタメンから外れていたものの、17日のソフトバンク戦（ZOZOマリン）ではプロ通算250盗塁を達成。この日も第1打席で出塁し、さっそく盗塁を決めた。判断力も含め、自慢の走塁は健在だ。
日本野球機構（NPB）と国際協力機構（JICA）は20日、16年に両機構で締結した開発途上国における野球普及、振興の連携協力を再延長したと発表した。期間は3年。
NPBが作成した指導用教材をJICA事業で利用する。NPBがJICA事業に人材を派遣したり、NPB主催の講習会にJICA海外協力隊員を受け入れたりもする。
ロッテは20日、場内アナウンス担当の谷保恵美さんの通算2000試合担当の記念グッズを受注販売すると発表した。
ピンク色の生地を使用した記念マフラータオルには「2000試合担当致しました〜」というアナウンスをイメージした文言や記念ロゴに加え、谷保さん直筆の「感謝ハートたにほ〜♪」とのメッセージがプリントされている。
Tシャツなどその他ラインアップも含め、7月31日まで球団オンラインストアで受け付ける。発送は9月中旬以降の見込み。
91年8月9日のロッテ−日本ハム（川崎）で初めて場内アナウンスを担当した谷保さんは、今年7月17日ソフトバンク戦で通算2000試合に達した。
ロッテは20日、小野晋吾1軍投手コーチ（47）が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。
前日19日に発熱のため病院で受診、PCR検査を行った結果、陽性判定を受けた。現在、隔離療養を行っている。
ロッテ・中村奨が3試合連続で決勝点を叩き出し、3日連続のお立ち台に上がった。
序盤からシーソーゲームの中、1点を追う5回1死二、三塁から左翼へ逆転2点二塁打を放った。「昨日まで4番を打っていた選手が欠場したので、何とかカバーしたいと思っていた。みんなで頑張れた」と振り返った。
7月に入り4番に固定されていた安田が試合前に右肩の不調を訴えて欠場した。オーダーは変更となったが、代役で今季初4番に入った井上も5回に中前適時打を放ち、三塁で先発出場した茶谷も好守を連発した。
チームは3連勝で、8日ぶりの貯金1。通算300勝に王手とした井口監督も「明日は球宴前、本拠地最後の試合なのでしっかりと勝ちたい」と引き締め直した。
プロ野球では20日、各球団で新型コロナウイルスの陽性者が相次いで発表された。
セ・リーグでは巨人が大勢投手、菊地大稀投手が新型コロナウイルス陽性と診断されたと発表した。さらにこの日の試合後、菅野智之投手、中田翔内野手、岡本和真内野手、元木大介ヘッドコーチ、阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチら、選手、コーチ、スタッフの計38人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。大勢、菅野、中田、岡本和、丸の5選手は26、27日行われる球宴に選出されている。また、広島では堂林翔太内野手、マクブルーム内野手が、阪神では育成選手の伊藤稜投手の陽性が発表された。
パ・リーグでは日本ハムが山田勝彦バッテリーコーチら5人の陽性を発表。山田コーチは新庄剛志監督の感染により19日から監督代行を務めており、木田優夫2軍監督が監督代行を務めた。他に池田隆英投手、上川畑大悟内野手、アルカンタラ内野手、スタッフ1人が陽性となった。西武は中山誠吾内野手と中田祥多ファームバッテリーコーチが陽性、ロッテは小野晋吾投手コーチの陽性を発表した。
20日だけで球界全体で発表された陽性者は50人以上。この事態にファンからは「オールスターに出る巨人の選手ほとんどアウト？」「オールスターどうなるんだ…」「オールスター中止の方がいいんじゃね？」「オールスターないかもなあ」などと、球宴に対する不安の声が多数あがっていた。
ロッテ・中村奨吾内野手がヒーローインタビューで、「ファインプレー」を披露した。
5回に逆転2点二塁打をマークし、3試合連続決勝打で、3日連続でお立ち台に上がると、インタビュアーから「これで井口監督が通算300勝を達成となりました！」と振られた。
予想外の質問に、一瞬、戸惑った表情を浮かべたが、「1勝でも多く、自分達選手が、監督の勝利数を重ねてもらえるように頑張りたいと思います」といぶし銀の対応だった。
実はこの白星で、井口監督の勝利数は通算299勝。1勝分のフライングとなったが、慌てることなく、冷静に対応するところは、グラウンドのプレーと同様だった。
「4番・三塁」を担ってきたロッテ・安田尚憲内野手が右肩違和感を訴えて欠場しながらも、代役達が大活躍を見せた。
1点ビハインドの5回には中村奨の左中間への2点適時二塁打で逆転すると、今季初めて4番に入った井上も中前適時打で続いた。
守備では三塁でスタメン起用された茶谷が4回に外崎の痛烈な三遊間への打球をダイビングキャッチし、続く中村のボテボテの打球を素早く処理するなど、輝きを放った。
これには井口監督も「安田はスタートに入っていたけど、練習中に肩の違和感があって…。投げる方が厳しいということで、急遽茶谷になった。いい守備が2つあったし、打つ方でもしっかりと四球をとって、いい役割を果たしてくれた」と称えていた。
ロッテは名物ウグイス嬢・谷保恵美さんの場内アナウンス2000試合担当を記念したグッズの受注販売をマリーンズオンラインストア限定で31日まで行う。
谷保さんは7月17日のソフトバンク戦（ZOZOマリン）で場内アナウンス担当2000試合（初担当試合は1991年8月9日の日本ハム戦、川崎球場）を達成。ピンク色の生地を使用した記念マフラータオルには「2000試合担当致しました〜」というアナウンスをイメージした文言や2000試合担当記念ロゴなどに加えて、谷保さんが直筆した「感謝 たにほ〜♪」というメッセージがプリントされている。
ボイスラバーストラップはチャーム中央付近のボタンを押すと谷保さんの声が再生されるグッズで、2020年9月の担当30周年の際にも販売して大人気となったアイテムとなる。
ロッテは20日、小野晋吾投手コーチが19日に体調不良（発熱）を訴え、病院でPCR検査を受けたところ、新型コロナウイルス陽性だったことを発表した。現在、隔離療養を行っている。
ロッテは20日、場内アナウンス担当・谷保恵美さんの通算2000試合記念グッズの受注販売を開始したことを発表した。
谷保さんは17日のソフトバンク戦（ZOZOマリン）で場内アナウンス担当通算2000試合を達成。記念グッズのマフラータオルには「2000試合担当致しました〜」というアナウンスをイメージした文言やロゴなどに加えて、谷保さん直筆の「感謝?たにほ〜♪」というメッセージがプリントされている。
さらに昨年も販売し、大人気となった中央ボタンを押すと谷保さんの声が再生されるボイスラバーストラップも再販。他にもTシャツやアクリルキーホルダーなど盛りだくさんで、販売はマリーンズオンラインストアで20日から31日まで受注する。
ロッテは20日、小野晋吾1軍投手コーチが新型コロナウイルス陽性判定を受けたことを発表した。
同コーチは19日に体調不良（発熱）を訴えたため病院で受診。PCR検査を行った結果、陽性判定となった。現在は隔離療養を行っている。
ロッテのドラフト1位・松川（市和歌山）が6月8日・中日戦以来、3度目の2安打で打線に火を付けた。
ともにエンスから左前打を放ち「自分のポイントで打ててきている。夏だからこそキレを出して頑張りたい」。逆転勝ちで3連勝とし、監督通算300勝にあと1勝となった井口監督は「（松川は）1番、若いですから。若さです」と頼もしそうに話した。
ロッテの主将・中村奨吾内野手が、自身も驚きの3試合連続となるお立ち台で、スタンドを盛り上げた。
5回にエンスから左中間へ逆転適時二塁打を放ち、3試合連続の決勝打。4番の安田が右肩違和感を発症して欠場したことを、エネルギーに変えたという主将はお立ち台に上がり「昨日まで4番を打っていた選手が欠場したので、何とかみんなでカバーしたいと思っていた。野手陣で頑張れたかなと思います」と絶叫した。
5月には打率2割台前半に苦しんだキャプテンも、4試合連続打点と復調。「好調かどうかは分からないですけど、思い切って積極的に打てている」と、納得の表情で振り返った。
ロッテが3試合連続逆転勝ちで3連勝を飾り首位ソフトバンクに2.5差と接近した。
5回には先頭で高卒ルーキー松川が左前打で出塁し、中村奨の適時二塁打などで逆転。6回にも1死二塁から松川が左前打を放ち荻野の犠飛で突き放した。
6月8日以来の3度目のマルチ安打で打撃で貢献した松川に井口監督は「1番、若いですから。若さです」とニンマリ。
チームもワースト借金9から貯金1に。打線の粘りで監督通算300勝まであと1勝となった井口監督は「球数を投げさせながら、足を使ってつないでいく野球ができたんじゃないかな。荻野の2点目の走塁も大きかったです。ああいううちの野球をやっていけたら」と打線のつながりに加え、相手のスキを突く走塁ができ喜んだ。
ロッテの中村奨吾内野手が、前夜に続き逆転打を放ち、エンスを攻略した。
1点ビハインドの5回、先頭の松川が左前打で出塁し、荻野の左前打などで1死一、二塁。エンスの変化球を捉えて、左中間を破った打球はワンバウンドでフェンスを越えた。
前夜19日の西武戦は左翼席へ逆転の7号3ランを放ったキャプテンは17日・ソフトバンク戦から4試合連続打点。この日も価値ある仕事を果たした。
ロッテは20日、谷保恵美さんの場内アナウンス2000試合担当を記念したグッズの受注販売をマリーンズオンラインストア限定で7月31日まで行うと発表した。
谷保恵美さんは7月17日・ソフトバンク戦（ZOZOマリンスタジアム）にて場内アナウンス担当2000試合を達成した。（初担当試合は1991年8月9日・日本ハム戦、川崎球場）。ピンク色の生地を使用した谷保恵美さん場内アナウンス担当2000試合担当記念マフラータオルには「2000試合担当致しました〜」というアナウンスをイメージした文言や2000試合担当記念ロゴなどに加えて、谷保恵美さんが直筆した「感謝 たにほ〜」というメッセージがプリントされている。
ボイスラバーストラップはチャーム中央付近のボタンを押すと谷保さんの声が再生されるというグッズで、2020年9月の担当30周年の際にも販売して大人気となったアイテム。
記念グッズの詳細は次の通り。
マフラータオル：1700円、ボイスラバーストラップ（スタジアムバージョン、日常バージョン）：1800円、Ｔシャツ（サイズ：S、M、L、XL、カラー：ホワイト、ブラック、ピンク）：3800円、アクリルキーホルダー：600円、全て税込。