ロッテが逆転サヨナラ勝ちで4連勝した。2−4の9回に代打岡の2点適時打で追い付き、高部の右前適時打で勝負を決めた。土肥が3年ぶりの勝利。西武は6回に中村の3点二塁打でリードしたが、抑えの平良が崩れ3連敗を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3x | 5x |
ロッテが劇的なサヨナラ勝利で4連勝し、就任5年目の井口資仁監督(47)が監督通算300勝に到達した。
2−4の9回、難攻不落の西武平良海馬投手(22)から1死満塁を作り、代打の岡大海外野手(31)の2点適時打で同点に。再び1死満塁にすると、高部瑛斗外野手(24)がサヨナラ打を放った。
平良には20年11月8日の対戦で2得点したのを最後に、18試合連続で得点できていなかった。クイックからの150キロ台後半に、走者を1人出すのが精一杯という試合も多かった。井口監督は「みんなが割り切って、真っ直ぐにしっかりと入りに行きながら、しっかりとボール球を選んでくれて、本当にいい形でつながったと思います」と9回の攻撃を振り返った。
先頭の山口がボールに流れるスライダーをしっかり見極めて四球を奪うと、佐藤都が安打。レアードが中飛で山口を三塁に進めると、エチェバリアもフルカウントからの低めぎりぎりの直球をしっかり選び、満塁を作った。「どうしてもボール球を振ってしまいがちな投手なんですけど、我慢しながら」と指揮官。粘って粘って呼び込んだ。
今季は開幕早々、同じく難攻不落のソフトバンク・モイネロから得点した。森も攻略した。得点力不足に悩む中で、相手の必勝リレーに食らいつくケースが増えている。「ある意味、そういう投手に対してはしっかりと割り切って入って行けてるのかなと。去年から結構7、8、9回って打線がつながっていたりするので、そういう割り切りで常に自分たちが入って行ければ、もっといいチーム打率にいけるんじゃないかなと思います」と井口監督は分析する。
そのチーム打率2割2分2厘は12球団ワースト(いずれも21日終了時点)ながら、タフな試合を粘って競り勝ち、貯金2、首位と2.5ゲーム差の4位にいる。監督通算300勝にも井口監督は「何勝というよりはチームの優勝ということが目標」とキッパリ。ペナントレースを9イニングに換算すると、まだ6回裏の途中だ。粘って粘って、最後に持っていく。ロッテがロッテらしくなってきた。
ロッテ土肥(どひ)星也投手(27)が約3年ぶりとなる白星を挙げた。 2点ビハインドの9回表に、今季初登板のマウンドへ。満塁のピンチを作りながら何とか無失点でしのぐと、その裏にチームがサヨナラ勝ち。7月7日の七夕生まれで「星也」と名付けられた左腕に、その19年7月7日のバースデー白星以来の勝利投手になった。
今季は2軍投手陣に故障者が目立つこともあり、ここまでイースタン・リーグでチーム最多の67イニングに登板。先発もリリーフもこなしながら、1軍登板の機会を待っていた。
ロッテ佐々木朗希投手(20)と松川虎生捕手(18)がテレビCMデビューすることが22日、明らかになった。
9月20日に新発売されるロッテのスポーツ用ガム「GEAR」のCMで、26日のテレビ朝日系列「マイナビオールスターゲーム2022 第1戦」内で先行オンエアとなる。ロッテ選手のテレビCM出演は06年の渡辺俊介投手以来。
4月20日のオリックス戦(ZOZOマリン)では完全試合を達成した若きバッテリーが、普段のトレーニングの一環でガムをかみ、未来へ準備し続ける様子が描かれる。
佐々木朗は「すごく緊張したのですが、楽しくできて良かったです。見つめ合うところは笑いをこらえるのに必死でした」と、松川は「初めてこのような撮影に参加させていただいて、すごく楽しい時間にできたかなと思います」と撮影の感想を口にしている。
ロッテ井口資仁監督(47)の監督通算300勝は、劇的に舞い込んだ。2点を追う9回、20年シーズンから18試合連続で無得点と苦しむ西武平良を攻め、最後は高部瑛斗外野手(24)が1死満塁での初球をサヨナラ打にした。4連勝に「最高です」とお立ち台で笑った高部は「思い切り行けて良かったです」と胸を張り、ファンを沸かせた。
チームで唯一全試合出場を続ける高部に、井口監督は昨年は5度、2軍再調整を通達した。2軍では圧倒的な数字を残しても、1軍で結果を出せない。「去年はどの球でも追いかけ回していた」と厳しく見ていた巧打者が、今年は得点力不足の打線を何度も活気づける。「前の荻野を、いい見本を見ながらやっているのがいいのかなと思います」と成長を喜ぶ。
2年連続2位。キャンプ前から「今年は若手も結果を出さなくちゃいけない年」とし、安田を開幕1軍から外す決断もした。選手達と悩み、もがきながら、最大借金9から貯金2まで盛り返した。もちろん300勝は通過点。「何勝というよりチームの優勝が自分自身の目標なので、選手達、ファンの皆さんと一緒につかみとれるように」。ロッテが乗ってきた。
ロッテ岡大海外野手が値千金の同点打を放った。2点を追う9回1死満塁で代打で登場。西武平良に追い込まれながら「とにかく後ろの打者につなぐ気持ちで」と変化球をレフトへ転がし、走者2人を迎え入れた。昨年はサヨナラ本塁打を2発放ち“ヒロミナイト”と呼ばれたが、今季もサヨナラにつながる大仕事だった。
ロッテが2点差以上を逆転サヨナラ勝ちしたのは、20年8月20日ソフトバンク戦(2点差)以来。相手の西武平良は、過去の自責点3以上が19年8月2日オリックス戦(失点4、自責点4)20年7月19日楽天戦(失点3、自責点3)の2度しかなかった投手。セーブがつく条件下では自責点3以上が1度もなかった平良を攻略した。
ロッテが土壇場でひっくり返した。
2点を追う9回、西武の守護神平良に対し、1死満塁のチャンスを作ると代打岡大海外野手(31)がレフトへ同点の2点適時打を放った。さらに1死満塁で高部瑛斗外野手(24)がサヨナラ打を放った。
ロッテ打線は平良から得点したのは20年11月8日以来(2得点)で、実に19試合ぶりの得点となった。
プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は21日、オーナー会議を開き、元経団連会長で現在は関西電力の取締役会長を務める榊原定征氏(79)を15代となる次期コミッショナーに内定した。まずは8月8日付でNPB顧問に就任。新コミッショナーとしては11月のオーナー会議で正式決定し、12月5日に就任する。
榊原氏は東レで社長・会長を務めた。東京証券取引所出身の斉藤惇コミッショナー(82)に続き、ビジネス界出身となる。斉藤コミッショナーが昨年11月、内々に退任の意向を表明。コミッショナー選考委員会が設置され、水面下で13人の候補が挙がった。行政や司法の人物もいたが、オーナー会議議長の巨人山口オーナーは「次期コミッショナーに期待する役割を議論した。NPBの事業拡張に取り組むことが重要ではないかという意見が大勢を占め、企業経営の経験豊富な方が望ましいとなった」と説明。コロナ禍で侍ジャパン事業を扱うNPBエンタープライズは昨年、5億4100万円の赤字だった。
元東レ役員の小泉慎一(74)倉持修祥(65)両氏もNPB入りし新コミッショナーを支える。事務局強化も図り、プロ野球界のかじ取りを託す。
ロッテは21日、河野亮1軍打撃コーチ(51)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。
19日に1軍コーチが1人、陽性判定になったことを受け、20日にPCR検査を行っていた。無症状で現在、隔離療養を行っている。
ロッテ山口航輝外野手(21)は今季、ZOZOマリンでは89打数27安打の打率3割3厘。本塁打8本のうち6本が本拠地でのもので、6発はチームトップ。前半戦最後の本拠地での一戦で今日も打つか。
ロッテは8月26日からの楽天3連戦(ZOZOマリン)でアニメ「弱虫ペダルLIMIT BREAK」とのコラボイベントを開催すると発表した。
「弱虫ペダル」は千葉県が舞台の自転車ロードレース物語。8月26日の楽天戦はアニメキャストから小野田坂道役で声優の山下大輝、真波山岳役の代永翼が来場し、試合前の午後5時35分頃からスタメン読み上げや、5回裏の花火打ち上げのカウントダウンなどを行う。27日は「弱虫ペダル」原作者の渡辺航氏が来場し、球場外周ボールパークステージにて午後3時10分頃からトークショーを開催する。また午後4時42分頃から始球式、5回表後には渡辺先生がマリーンズに向けた応援イラストをライブで描き上げる。
コメントは以下の通り。
ロッテの二木は2−1の6回1死満塁で中村に走者一掃の二塁打を浴びてKOされた。チームは逆転サヨナラ勝ちしたものの、5回1/3で6安打4失点の投球内容に「余計な一発もあった。悔しい」と肩を落とした。
序盤から飛ばし、8三振を奪っただけに、悔やまれる突然の乱調。「状態が良かっただけに、もったいない投球になってしまった」と反省した。
ロッテが9回に2点差を跳ね返して逆転サヨナラ勝ち。井口資仁監督(47)の監督通算300勝を劇的に飾った。
2−4の9回。山口の四球、佐藤都の中前打、エチェバリアの四球などで1死満塁のチャンスを作る。ここで代打・岡が左前への2点適時打を放ちまず同点。さらに荻野の四球で再び1死満塁にすると、高部が初球を右前に運び、土壇場で試合をひっくり返した。
高部は6月26日のオリックス戦以来のサヨナラ打。お立ち台では「最高です!チーム全員でつないでくれた。何としても打とうと思った。初球から狙っていた。思い切りいけた。よかったと思います」と興奮気味だった。
チームとしては、今季5度目のサヨナラ勝ちで4連勝。貯金は今季最多タイの「2」になった。監督通算300勝となった井口監督は「みんなでつないで粘って、いい形で3連戦を終えられた。チームとしても、いい状態になってきている」と手応えいっぱい。
首位ソフトバンクとの2.5ゲーム差を執念でキープした形。大混戦のパ・リーグだが、どこまでも食らいついていく。
プロ野球12球団のオーナー会議が21日開かれ、斉藤惇コミッショナー(82)に代わる次期コミッショナーに、東レ株式会社会長、日本経団連会長などを務めた榊原定征氏(79)が内定した。11月24日のオーナー会議で正式決定し、12月5日に就任する。
2017年7月に就任した斉藤コミッショナーから22年12月をもって退任したいとの意向が示され、オーナー会議は昨年12月に巨人、阪神、DeNA、オリックス、西武、日本ハムの6球団オーナーによる選考委員会を設置した。
今年5月に12球団のオーナー、オーナー代行による拡大委員会を開き、13人の候補者の中から榊原氏を第一候補とし、同氏からも内諾を得た。就任までの間、同氏には日本野球機構(NPB)の顧問を委嘱する。
会見で議長の山口寿一・巨人オーナー(65)は榊原氏を選んだ理由について「選考委員会で次期コミッショナーに期待する役割を議論し、NPBの事業拡張に取り組む重要性が大勢を占めた。企業経営の経験が豊富な人が適任となり、全会一致で相談しようとなった」と説明。新体制をサポートするため、元東レ副社長の小泉慎一・DeNA常勤監査役(74)、元東レ・メディカル専務の倉持修祥(65)の両氏がNPB顧問として事務局入りすることになった。
また、NPBエンタープライズから21年1〜12月の収支報告があり、国際試合が開催できなかったことなどにより、純損益は5億4100万円の赤字だった。事務局からは、今年の新型コロナウイルス感染拡大防止に関する取り組みが報告された。
ロッテ・井口監督はちょっと照れたようにメモリアルボードを掲げた。就任5年目で球団史上7人目となる通算300勝だ。
「1勝でも多く積み上げたいが、何勝というよりも、チームの優勝が目標。選手たち、ファンの皆さんと一緒につかみ取りたい」。
こんな結末が待っていたとは−。2点を追う9回。マウンドには難攻不落の平良がいた。1死満塁で代打・岡が同点の左前2点適時打。さらに再び満塁とし今度は高部が初球を右前へ運んだ。
今季5度目のサヨナラ勝ち。平良から得点したのは20年11月8日以来2年ぶりで、普段は冷静な指揮官も興奮した。「みんな、打席の中で割り切って、真っ直ぐを狙いながらボール球を選んでくれた」。先頭・山口をはじめエチェバリア、荻野は追い込まれてからフルカウントまで粘り四球を選び攻略した。
高部は6月26日のオリックス戦に続く、自身2度目のサヨナラ打。「凄い歓声と、チームメートがベンチから飛び出してきてくれて嬉しかった」と振り返った。
試合前の円陣。井上が「まだ通過点ですけど…」と叫んで、指揮官に300勝目をプレゼントしようと呼びかけた。4連勝で今季最多タイの貯金2。3位楽天にゲーム差なしと迫った。
プロ野球のオーナー会議は21日、次期コミッショナーに元経団連会長の榊原定征氏(79)の就任を決めた。12月5日付で就く。昨年11月に斉藤惇コミッショナー(82)が今年いっぱいで退任する意向を示し、コミッショナー選定委員会で次期候補を選出した。
榊原氏は東レの社長などを歴任。14年6月〜18年5月は経団連会長を務めた。野球日本代表が東京五輪を除く国際試合を行えず、事業会社「NPBエンタープライズ」は昨年、赤字が5億4100万円。経営手腕も見込まれ、事業立て直しなどが期待される。8月8日からNPB顧問を委託。また補佐役として東レ幹部だった小泉慎一氏と倉持修祥(おさみつ)氏にもNPB顧問を委託する。
オーナー会議議長の巨人・山口寿一オーナーは「NPBの事業拡張に取り組んでいただくことが重要という意見が大勢を占めた」と説明した。
ロッテ佐々木朗、松川の完全試合バッテリーがテレビCMに初起用される。ロッテ本社の新製品スポーツ用ガム「GEAR」が9月20日に全国発売されるのに先立ち、バッテリー編を制作。26日のテレビ朝日系「マイナビオールスターゲーム2022第1戦」内で先行オンエアする。
CMでは、普段のトレーニングの一環として、ガムを噛みながら、未来に向かって準備する様子が描かれている。2人で見つめ合うシーンもあり、佐々木朗は「笑いこらえるのに必死でした」と振り返っている。
ロッテは21日、西武とZOZOマリンで対戦し、劇的な逆転サヨナラで4連勝。井口資仁監督(47)は就任5年目で通算300勝を達成した。これでチームは3位・楽天とゲーム差0となった。
ロッテ打線がいきなり西武先発・今井を攻め立てた。初回、四死球も絡めて1死満塁のチャンスをつくると、山口が遊ゴロの間に走者が還り1点を先制。なお2死一、三塁から佐藤都が中前に適時打を放ち2−0とする。
先発の二木は3回まで1安打6奪三振と上々の立ち上がり。しかし4回、1死走者なしで山川に左翼スタンド上段まで届く特大のソロ本塁打を浴び1点を返されると、6回には1死満塁で中村に走者一掃の二塁打を打たれ2−4と逆転を許し、5回1/3を6安打4失点で無念の降板となった。
打線は2回以降は得点を奪うことができない。しかし9回、西武守護神・平良を相手に1死満塁と逆転サヨナラのチャンスを迎える。すると代打・岡が三遊間を抜ける適時打を放ち4−4の同点に追いつく。なお1死一、二塁で荻野が四球を選び再び満塁。最後は高部が初球のカットボールを右前にはじき返す決勝打。劇的なサヨナラ勝ちに殊勲の男は「最高です!チャンスでまわしてくれたので何とか打ってやろうと思っていた」と振り返った。
節目のメモリアル勝利を飾った指揮官は試合後、「みんなつないで粘りながら塁を埋めてくれて、代打の岡もしっかりと打ってくれましたし、最後の高部も初球をしっかり打ってくれた」と、最後まで諦めずに勝利を手繰り寄せたナインを称賛した。
9回に5番手で今季初登板した土肥は19年以来の嬉しい白星が転がり込んだ。
ロッテは21日、河野亮打撃コーチが前日にPCR検査を受け、新型コロナウイルス陽性だったことを発表した。症状はなく、現在は隔離療養を行っている。
プロ野球のオーナー会議が21日に行われ、次期コミッショナーに元経団連会長の榊原定征氏(79)が内定したことが発表された。
12月5日付で就任する。17年に就任した斉藤惇コミッショナーは昨年11月、今年12月で退任する意向を示していた。オーナー会議ではそれを受けてコミッショナー選考委員会を設置。次期コミッショナーの選考を行ってきた。5月に後任候補を榊原氏に一本化。本人からも内諾を得たという。
ロッテは8月26、27日の楽天戦(ZOZOマリン)で、自転車ロードレースを題材にしたアニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」とのコラボイベントを開催すると発表した。
「弱虫ペダル」は千葉県を舞台にした自転車ロードレースの物語でアニメやマンガが好きな高校生・小野田坂道が自転車競技部の仲間と出会い、ロードレースの世界で成長していく姿を描いた大人気作品。8月26日の楽天戦(ZOZOマリン)はアニメキャストから小野田坂道役で声優の山下大輝さん、真波山岳役の代永翼さんが来場し、試合前の午後5時35分頃から「MARINES STARTING LINEUP」の読み上げや5回裏ZOZOマリンスタジアム名物・花火打ち上げのカウントダウンなどを行う。
27日の楽天戦(ZOZOマリン)は「弱虫ペダル」原作者の渡辺航氏が来場する。球場外周ボールパークステージにて午後3時10分頃からトークショーを開催する。
また、試合開始前の午後4時42分頃から始球式、5回表後には渡辺氏がマリーンズに向けた応援イラストをライブで描く。
ロッテの佐々木朗希投手(20)と松川虎生捕手(18)がともに初めてテレビCMに起用されることが21日、分かった。ロッテのスポーツ用ガム「GEAR」が9月20日から新発売されることに先立ち、新テレビCM「Battery」編を制作。今季、完全試合を達成した若きバッテリーが普段のトレーニングの一環としてガムを噛む様子が描かれている。
噛んでいる間の硬さの変化が少なく、長時間噛み応えが続く新商品で、ロッテ選手のテレビCM出演は06年の渡辺俊介投手以来16年ぶり。22日からユーチューブのロッテ公式アカウントなどで公開され、26日のテレ朝系「マイナビオールスターゲーム第1戦」中継内で先行オンエアする。
劇的な幕切れに本拠地が沸いた。9回に2点差を追いつき、なお1死満塁。高部が平良の初球カットボールを右前に運んで試合を決めた。「チームメート全員がつないでくれて、チャンスで回してくれた。何とか打ってやろうという気持ちでした」。ロッテが土俵際で驚異的な粘りを見せて逆転サヨナラ勝ち。西武に同一カード3連勝とし、井口監督の監督通算300勝が最高の形で決まった。
9回1死満塁から藤岡の代打に岡を起用。ベンチには経験豊富な左の角中も残っていた。「(平良の)真っ直ぐをしっかりとらえられる岡の方がいいんじゃないかと」と迷わず決断した結果、同点の左前2点適時打。采配が的中した。
本来ならマーティン、レアードの助っ人コンビが中軸で打線を引っ張る形が理想だが、現状は不振などで機能していない。それでも中村奨、山口、佐藤都ら日本人が奮闘。井口監督が掲げる粘って、つなぐ攻撃がナインに浸透している。
4連勝で貯金「2」として球宴まで残りは敵地札幌での2試合。前半戦の勝率5割以上ターンが確定し、首位との2.5ゲーム差を死守した。「優勝が目標。選手たちと一緒に積み上げていきたい」と井口監督。大混戦のパ・リーグの中、全員一丸で大きな1勝をつかんだ。
東レ社長や経団連会長を歴任した関西電力会長の榊原定征氏(79)が21日、プロ野球の次期コミッショナーに内定した。同日開催されたオーナー会議で全会一致で承認された。11月のオーナー会議で正式決定し、12月5日に就任する。
斉藤惇コミッショナー(82)が昨年末、22年限りで退任する意向を表明。巨人・山口オーナーを座長に選考委員会が設置され、13人の候補から一本化された。山口オーナーは選考理由を「事業拡張に取り組んでいただくことが重要といった意見が大勢を占めた。企業経営の経験の豊富な方が望ましいのではないかとなった」と説明。同時にNPB事務局の強化を図るため、榊原氏が社長を務めていた東レの元役員2人を補佐役として新体制を支える。榊原氏は8月8日からNPB顧問に就任する。
ロッテは2−4と2点を追う9回、西武の平良から1死満塁の好機を作ると、藤岡の代打・岡が同点の左前2点適時打を放った。
ベンチには角中もいたが井口監督は「角中の選択肢もありましたけど、真っ直ぐをしっかり捉えられる岡の方がいいんじゃないか」と采配が的中した。
さらに1死満塁とし、高部が右前にサヨナラ打。9回に3得点の劇的逆転サヨナラ勝ちで西武に同一カード3連勝を飾った。貯金は「2」となり、首位と2.5ゲーム差を死守した。
今季のスローガンは「頂点を、つかむ。」。井口監督は監督通算300勝について、「選手達、ファンの皆さんの声援で勝てている。何とか1勝でも多く積み上げていきたい。目標はチームの優勝。選手、ファンの皆さんと一緒につかみ取れるように頑張っていきたい」と話した。
ロッテは2−4と2点を追う9回、西武の平良から1死満塁の好機を作ると、9番の途中出場・藤岡の代打で岡が同点の左前2点適時打を放った。
さらに1死満塁とし、高部が右前にサヨナラ打。9回に3得点の劇的サヨナラ勝ちで西武に同一カード3連勝。貯金を「2」とした。
ロッテは2−4と2点を追う9回、西武の平良から1死満塁の好機を作ると、9番の途中出場・藤岡の代打で岡が起用された。
三遊間をしぶとくゴロで破って左前に運んで2者生還し、同点の2点適時打。井口監督の采配が的中し、6回途中4失点の先発・二木の黒星が消えた。
ロッテ・レアードが「7番・DH」で出場。初回2死一、三塁から遊ゴロに倒れると、2点を追う9回無死一、二塁では中飛に倒れた。
レアードは今季チーム最多の12本塁打を放っているが、これでシーズンの打率が1割9分9厘となり、ついに1割台に突入。7月は45打数5安打、打率1割1分1厘、0本塁打、長打なしと深刻な打撃不振が続いている。
ロッテは二木康太投手(26)が中6日で先発。6回途中93球6安打4失点で降板した。
3回まで毎回の6奪三振で無失点と好スタート。2点リードの4回に山川にソロを浴びるも、この回も2つの三振を奪った。
2−1の6回、1死満塁から中村に中堅フェンス直撃の走者一掃3点二塁打を浴び2−4と逆転を許して降板となった。
前回14日はベルーナドームで同じ西武戦に先発し、5回途中2失点で敗戦投手になっていた。1週間後の再戦でリベンジを期してマウンドに上がったが、今季3勝目はお預けとなった。
ロッテは21日、河野亮1軍打撃コーチが新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。
前日20日にPCR検査を行った結果、判明した。無症状で現在、隔離療養を行っている。
19日に小野晋吾投手コーチが陽性判定になったことを受けてPCR検査を行っていた。
ロッテのアデイニー・エチェバリア内野手(33)が21日、出場選手登録された。
6月20日に外国人枠との兼ね合いもあって登録抹消になって以来、1ヶ月ぶりの1軍昇格となった。
ロッテは前日20日の西武戦(ZOZO)で安田尚憲内野手(23)が右肩の痛みのため欠場。この日は試合前練習に参加して患部の状態を確認した。
ロッテは21日、8月26日と27日の楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)で、自転車ロードレースを題材にしたアニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」とのコラボイベントを開催すると発表した。現在首位と2.5ゲーム差。悲願の優勝に向けて真夏の熱戦を盛り上げ、チームはギアを上げていく。
「弱虫ペダル」は千葉県を舞台にした自転車ロードレースの物語。アニメやマンガが好きな高校生・小野田坂道が自転車競技部の仲間と出会い、ロードレースの世界で成長していく姿を描いた大人気作品。
8月26日の楽天戦はアニメキャストから小野田坂道役で声優の山下大輝さん、真波山岳役の代永翼さんが来場し、試合前の17時35分頃から「MARINES STARTING LINEUP」の読み上げや5回裏ZOZOマリンスタジアム名物・花火打ち上げのカウントダウンなどを行う。
同27日の楽天戦は「弱虫ペダル」原作者の渡辺航先生が来場し、球場外周ボールパークステージで午後3時10分頃からトークショーを開催。また、試合開始前の始球式、5回表後には渡辺先生がマリーンズに向けた応援イラストをライブで描き上げる。
ロッテの佐々木朗希投手と松川虎生捕手がロッテ・スポーツ用ガム「GEAR」のCMで初出演する。
9月20日に新発売されることに先立ち、新TVCM「Battery」編を製作。完全試合を達成したバッテリーが普段のトレーニングの一環として、ガムをかみ、未来に向かって準備し続ける様子を描いている。
ロッテ選手のTVCM出演は06年に出演した渡辺俊介以来。佐々木朗は「TVCMの撮影自体が初めてだったので、すごく緊張したのですが、楽しくできてよかったです」。松川は「初めてこのような撮影に参加させていただいて、すごく楽しい時間ができたかなと思います」と振り返った。
新CMは26日の「マイナビオールスターゲーム2022 第1戦」で先行オンエアされる。
プロ野球のオーナー会議が21日、開催された。
議長を務めた巨人・山口オーナーは会議後の会見で、球宴出場者にも多数の新型コロナウイルス陽性者が出る中、代替選手で予定通りに球宴を開催する考えを示した。会議の中で開催可否の議論はなかったとした上で「オールスター戦は必ず行う。各オーナー、同じ考えだと思う」と説明。その後の日本野球機構(NPB)と12球団による臨時実行委員会後でも、NPB・井原事務局長は12球団の確認事項として「代わりの選手で試合は行う」と話した。
プロ野球のオーナー会議が21日、開催され、次期コミッショナーに東レ株式会社会長や日本経団連会長を務めた関西電力会長の榊原定征氏(79)の就任が全会一致で内定した。
昨年11月に斉藤惇コミッショナー(82)から22年12月での退任意向が示され、巨人・山口オーナーを議長とするコミッショナー選考委員会を設置。昨年12月から候補者選考を始め、13人の候補から榊原氏に一本化。本人の内諾を得て、この日の就任内定に至った。
山口オーナーは「次期コミッショナーに期待する役割を議論し、NPBの事業拡張の取り組みが重要という意見が大勢を占めた」と選出理由を説明。榊原氏は8月8日付で日本野球機構(NPB)顧問に就任。11月のオーナー会議で正式決定後、12月5日に就任となる。
ロッテ・高部が振り抜いた打球が一、二塁間を破ると、いつも冷静な井口監督がバンザイして大喜びした。今季5度目のサヨナラ勝ちで、球団では濃人渉に並ぶ、史上7人目の監督通算300勝を達成した。
「選手、ファンの皆さんの声援で勝てているので、何とか1勝でも多く積み上げていきたい。何勝と言うより優勝したい」と喜びをかみ締めた。常々言っている諦めない姿勢が難攻不落の平良攻略につながった。「みんな我慢しながら、粘ってくれた」。9回1死満塁。代打・岡の左前適時打で同点。なおも1死満塁から高部がケリをつけた。
試合前の円陣では井上が「まだ通過点。勝ちましょう!」とゲキを飛ばし今季5度目の4連勝。指揮官が求める勝利への貪欲な姿勢が選手に浸透してきた。
ロッテが2点差の9回に平良を攻略し、劇的サヨナラ勝利で4連勝。井口監督が監督通算300勝を達成した。
球団では史上5人目となる300勝。記念ボードを掲げた指揮官は「何勝というより、チームの優勝が目標」と先を見据えた。
5月は打線の低調に苦しみ最大13.5差をつけられていたが、4連勝はいずれも逆転勝ち。7月に入って好調の打線が、平良攻略につなげた。井口監督は「本当にいい投手なので、何とかみんながつなぎながら、粘りながらと塁を埋めてくれました。代打、岡が打ってくれましたし、最後の高部も初球をしっかり打ってくれて、本当にいいライオンズ3連戦だった」。西武戦3連勝を飾った選手を称えた。
ロッテが逆転サヨナラ勝ちで今季5度目の4連勝。井口資仁監督が監督通算300勝を挙げた。
2点を追う9回。先頭の山口が四球を選び、佐藤が中前打で続く。レアードは中飛も、エチェバリアが四球で満塁。岡の左前2点適時打で追いつくと、荻野が四球で再び満塁から、最後は高部が右前へサヨナラ打を放った。
先発の二木は5回1/3を6安打8奪三振で4失点。5番手で1回を2安打無失点でしのいだ土肥が今季初勝利を挙げた。
試合後のヒーローインタビューで高部は、「最高です!チャンスで回してくれたので、何とか打とうと思っていた。思い切りいけて良かった。(オールスターまで)残り2試合も勝てるように全力でプレーします」と声を弾ませた。
ロッテの二木康太投手が6回に中村に逆転打を浴び、7月8日・オリックス戦以来の3勝目はならなかった。
初回のアウトは全て三振。最速146キロの直球にスライダー、フォークを織り交ぜ、山川にソロ本塁打を許したものの、4回まで毎回8奪三振と力投した。だが1点リードで迎えた6回、1死満塁から中村に中堅フェンスを直撃する走者一掃の二塁打を浴び、肩を落とした。
19年6月以来の2桁奪三振の期待もかかったが、6回は制球が甘くなり西武打線に捕まった。「悔しいです。余計な一発もありましたし、最後、打たれたこともそうですが、先頭バッターを出してしまったこと、満塁にしてしまったことなど、状態が良かっただけにもったいないピッチングになってしまいました」と降板後、反省して振り返った。
プロ野球のオーナー会議は21日、次期コミッショナーに元経団連会長の榊原定征氏(79)の就任を決めた。第15代として12月5日付で就く予定。昨年11月に斉藤惇コミッショナー(82)が今年いっぱいで退任する意向を示し、コミッショナー選考委員会で次期候補を選出した。
選考委員会の座長を務めた巨人の山口寿一取締役オーナーは「企業経営の経験が豊富な方が望ましい」と話し、日本野球機構(NPB)の事業拡大へのかじ取り役として期待を寄せた。
榊原氏は東レの社長などを歴任し、2014年6月から18年5月まで経団連会長を務めた。
プロ野球のオーナー会議が21日、行われ、次期コミッショナーに元経団連会長の榊原定征氏(79)の選任を内定したと発表した。
昨年11月の時点で斉藤コミッショナーから22年12月でのコミッショナー退任の意向が示され、NPBはセ・パ両リーグ3球団ずつのオーナーで構成されるコミッショナー選考委員会を設置。巨人・山口オーナーが座長を務め、阪神・藤原オーナー、DeNA・南場オーナー、オリックス・宮内オーナー、西武・後藤オーナー、日本ハム・畑オーナーが昨年12月の第1回から計5回の委員会を開催したという。
今年5月に12球団オーナーによる拡大選考委員会を開き、選考の結果、榊原氏に候補を一本化。本人から内諾を得たという。
11月24日のオーナー会議での正式決定を経て、12月5日の就任となる見込み。就任に先駆けて、8月8日付けでコミッショナー顧問に就任する。
榊原氏は神奈川県出身で東レ株式会社の社長、会長などを歴任。2014年6月から18年5月まで経団連第13代会長を務めた。
ロッテは8月26〜27日・楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)にて自転車ロードレースを題材にしたアニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」とのコラボイベントを開催すると発表した。
「弱虫ペダル」は千葉県を舞台にした自転車ロードレースの物語でアニメやマンガが好きな高校生・小野田坂道が自転車競技部の仲間と出会い、ロードレースの世界で成長していく姿を描いた大人気作品。8月26日・楽天戦はアニメキャストから小野田坂道役で声優の山下大輝、真波山岳役の代永翼が来場。試合前の17時35分頃から「MARINES STARTING LINEUP」の読み上げや5回裏ZOZOマリンスタジアム名物・花火打ち上げのカウントダウンなどを行う。
27日楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)は「弱虫ペダル」原作者の渡辺航先生が来場される。渡辺航先生のコメントは次の通り。
「始球式で投げさせていただきます漫画家の渡辺航です!千葉を舞台に自転車で活躍する漫画を描いている縁もあってマリーンズを応援させていただきます!ケイデンスを上げて全力で投げて盛り上げたいと思います!」。
ロッテは21日、河野亮1軍打撃コーチが20日にPCR検査を行った結果、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。
症状はなく現在、隔離療養を行っている。河野コーチは19日に1軍コーチ1名が陽性判定となったことを受けてPCR検査を行っていた。この件については、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら対応を行う。