わたしはかもめ2022年鴎の便り(8月)

便

8月10日

千葉ロッテ3−4福岡ソフトバンク(ZOZOマリン)

ソフトバンクは2回、柳田のソロと川瀬、甲斐の連続スクイズで3点を先行し3−1の8回に牧原大の適時打で加点した。東浜が7回1失点で6月8日以来の7勝目。ロッテは3連敗。佐々木朗が6回3失点で2連敗の3敗目を喫した。

123456789R
福岡ソフトバンク0300000104
千葉ロッテ0010000113

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[ロッテ]佐々木朗希が今季初連敗で3敗目「単調なフォーム、単調なボール、そこが打たれた原因」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が今季初連敗を喫し、チームも3連敗で自力Vの可能性が消えた。佐々木朗はソフトバンク東浜との「完全試合男VSノーヒッター」の投げ合い。6回5安打3失点(自責2)で先にマウンドを降りた。

2回、先頭の柳田に先制ソロを浴びた。1死から連打で二、三塁とすると、投前へのスクイズを後逸。自らの失策(記録は犠打と失策)で2点目、なおも一、三塁からスクイズで3点目を失った。「2回だけ単調なフォーム、単調なボールになり、そこが打たれた原因だと思います」。

崩れたのは2回だけだった。「その後はしっかり修正できて、いい形で投げることができました」と直球とフォークで立て直し、3回以降に許した出塁は単打1本のみ。4回2死からの5者連続を含む10三振で、奪三振を今季7度目の2ケタに乗せた。最速は160キロを計測した。

だが打線が東浜を攻略できなかった。チームは後半戦2勝9敗と、早くも3度目の3連敗。3安打した荻野、新型コロナから復帰した高部の1、2番は好調だ。井口監督は「早い回で相手先発を捉えたい。3、4、5番が何とかかえしてくれれば」と中軸の奮起を期待した。

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[ロッテ]佐々木朗希6回3失点今季初の連敗で3敗目「完全試合VSノーヒッター」対決敗れる[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が6回5安打3失点(自責2)で降板し、今季初の連敗で3敗目(6勝)を喫した。91球を投げ、直球の最速は160キロ。ソフトバンク東浜との「完全試合VSノーヒッター」の投げ合いに敗れ、6月22日の西武戦以来、3試合連続で勝利から遠ざかる。

序盤は自らの失策が失点につながった。

1回は11球で3者凡退の立ち上がりだったが、続く2回に3点を失った。先頭の柳田にスライダーを右翼席へ運ばれ先制点を献上。1死後に2連打で1死二、三塁とすると、投前へのスクイズを後逸。自らの失策(記録は犠打と失策)で2点目を失った。なおも1死一、三塁からスクイズを決められ、この回だけで被安打4、3失点を喫した。

3回は持ち直して中軸を3人切り。牧原を158キロ見逃しで3球三振とし、前の打席で本塁打された柳田にはフォークで二ゴロを打たせた。デスパイネからはフルカウントの7球目、外角低め158キロでこの日3つめの三振を奪った。

4回は2死から川瀬に中前打されたが、続く甲斐を4連続直球後のフォークで見逃し三振に仕留めた。この甲斐から6回1死の柳田まで、5者連続三振をマーク。周東はフォークで、今宮、牧原、柳田は直球で空を切らせた。

6回は3者凡退締め。デスパイネを三ゴロに打ち取った後、最後に中村晃を159キロで空振り三振として、奪三振を今季7度目の2ケタに乗せた。

徐々に調子を上げたが、2点ビハインドのまま、この回限りで降板。チームもソフトバンク東浜を打ち崩せなかった。

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[ロッテ]佐々木朗希6回3失点で降板「失点した2回だけ単調なボールに」柳田に被弾[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)は6回5安打3失点(自責2)で降板し、7勝目はつかめなかった。91球、直球の最速は160キロだった。

中6日の先発マウンド。ソフトバンク東浜との「完全試合VSノーヒッター」の投げ合いとなった。

1回は11球で3者凡退の立ち上がり。直球でソフトバンク周東を中飛、今宮を三ゴロに仕留め、牧原はフォークで空振り三振に仕留めた。

2回、先頭の柳田にスライダーを右翼席へ運ばれた。1死後に2連打で1死二、三塁とすると、投前へのスクイズを後逸。自らの失策(記録は犠打と失策)で2点目を失った。なおも1死一、三塁からスクイズを成功され、この回だけで被安打4、3失点。直球は160キロを計測した。

3回は持ち直して中軸を3人切り。牧原を158キロ見逃しで3球三振とし、前の打席で本塁打された柳田にはフォークで二ゴロを打たせた。デスパイネからはフルカウントの7球目、外角低め158キロでこの日3つめの三振を奪った。

4回は2死から川瀬に中前打されたが、続く甲斐を4連続直球後のフォークで見逃し三振に仕留めた。この甲斐から6回1死の柳田まで、5者連続三振をマーク。周東はフォークで、今宮、牧原、柳田は直球で空を切らせた。

6回は3者凡退締め。デスパイネを三ゴロに打ち取った後、最後に中村晃を159キロで空振り三振として、奪三振を今季7度目の2ケタに乗せた。

2点ビハインドのまま、この回限りで降板した。佐々木朗は「失点した2回だけ単調なフォーム、単調なボールになり、そこが打たれた原因だと思います。その後はしっかり修正できて、いい形で投げることができました」と振り返った。

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[ロッテ]荻野貴司が通算1000安打達成「通過点だとは思いますが素直に嬉しい」プロ13年目[ニッカン]

ロッテ荻野貴司外野手(36)が史上313人目となる通算1000安打を達成した。

3点を追う3回2死二塁、ソフトバンク東浜から左翼線へ適時二塁打を放った。プロ13年目、通算979試合目での到達となった。

「打ったのはカットボールかスライダーですかね。チャンスだったので、とにかくランナーをかえそうと思って打ちました。(1000安打を)達成できたことは通過点だとは思いますが、素直に嬉しいです。これからもまた1本1本、打っていきたいです。それがチームの勝利につながる1本になればいいと思います」とコメント。

グラウンドへ三木が持って出てきた記念ボードを、照れ笑いを浮かべながら受け取った。

通算1000安打=荻野(ロッテ)
10日のソフトバンク16回戦(ZOZOマリン)の3回、東浜から左二塁打を放って達成。プロ野球313人目。初安打は10年3月20日の西武1回戦(西武ドーム)で涌井から。

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[ロッテ]28日楽天戦でBLACK SUMMERユニホームを着用、試合終了後には花火1000発[ニッカン]

ロッテは10日、28日の楽天戦(ZOZOマリン)でBLACK SUMMERユニホームを着用すると発表した。同日は試合終了後に1000発の花火を打ち上げる。

BLACK SUMMERユニホームはチームカラーの黒をベースにしたシンプルかつスタイリッシュなデザインで、夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーになっている。着用日は12日から始まる日本ハム3連戦までの予定だったが、好評のため28日も追加となった。当日は球団公式ファンクラブ「TEAM26」有料会員の先着1万人に、球場外周ブースでBLACK SUMMERユニホームを配布する。

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[野村弘樹ウイニングショット]若さが出たロッテバッテリー、冷静さあれば防げた追加点[サンスポ]

佐々木朗は2回に若さが出てしまった。先頭の柳田に変化球を右翼席へ運ばれたが、柳田が変化球を狙っていたとは思えず、交通事故≠フようなものだ。1点は仕方ないと切り替えなければいけなかった。

しかし、1死から中村晃への初球、続く柳町には2ボールからストライクを取りに行った真っ直ぐが甘く入り、連打を浴びた。二、三塁から川瀬と甲斐に連続スクイズを決められて、さらに2失点。ソフトバンクらしい強弱をつけた攻撃にやられた。ボール球から、あるいは変化球から入る冷静さがあれば、追加点は防げたかもしれない。

チームにとって黒星は痛いが、捕手の松川を含めて、若いバッテリーはいい経験をしたと思う。2回以外は文句なし。完全試合を含む5勝を挙げた4、5月の好調時まではいかなくても、調子は戻りつつある。まめを気にする素振りもなく、次回に期待したくなる投球だった。

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ロッテ・佐々木朗は6回10K3失点も3敗目[サンスポ]

ロッテは競り負け、3連敗。佐々木朗は試合を作ったものの6回3失点で3敗目(6勝)を喫した。

大粒の汗を流し、右腕を振った。ロッテ・佐々木朗が先発し、6回を91球、5安打3失点(自責点2)で降板。傷口を最小限にとどめた。

「失点した2回だけ単調なフォーム、単調なボールになり、そこが打たれた原因だと思います。その後はしっかり修正できて、良い形で投げることができました」。

落とし穴は2回だった。先頭の柳田に先制ソロを浴び、1死後、中村晃に左前打、柳町に右中間二塁打を許して二、三塁。続く川瀬と甲斐に連続スクイズを決められ、この回3点を失った。

しかし、やられっぱなしで終わらないのが佐々木朗だ。3回以降は立ち直り、4回2死一塁から、5者連続を含む、計10個の奪三振ショー。最速は160キロを計測し、回を追うごとに調子を上げた。

「1イニングでも長く投げられるように頑張ります」と臨んだが、2点リードを許してマウンドを降りたため、後半戦初勝利となる7勝目はならなかった。順調に調整を進めて、次回17日のオリックス戦(ほっと神戸)のマウンドに備える。

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ロッテ・荻野が通算1000安打達成「通過点だと思う」[サンスポ]

ロッテの荻野がプロ13年目で通算1000安打を達成した。0−3の3回2死二塁で東浜のカットボールを左翼線へ適時二塁打し「チャンスだったのでとにかく走者をかえそうと思って打った。1000本安打を達成できたことは通過点だと思うが、素直に嬉しい」と振り返った。

連続安打を5試合に伸ばすと、6回に先頭打者で左前打、1−4の8回も先頭打者で藤井の高めの速球を捉えて左翼席へ3号ソロを運び、7月23日以来の3安打をマーク。チームは惜敗しただけに「1本1本を打って、それがチームの勝利につながれば良い」と話した。

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佐々木朗希でロッテ自力V消滅、2回に連続スクイズ決められ…遠い後半戦初勝利、圧巻10Kも「2回だけ単調に」[サンスポ]

後半戦初勝利は、3日に続いて再びお預けとなった。ロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発し、6回5安打3失点(自責点2)で3敗目。チームも3連敗で、自力優勝の可能性が消滅した。

「失点した2回だけ単調なフォーム、単調なボールになり、そこが打たれた原因だと思います」。

2回先頭の柳田に先制ソロを浴び、1死後、中村晃に左前打、柳町に左中間二塁打を許して二、三塁。続く、川瀬と甲斐に連続スクイズを決められ、この回3点を失った。

上空の風速が10メートルを超えるなか、3回以降は「しっかり修正できて、良い形で投げられた」と立ち直った。4回2死一塁から5者連続を含む、計10個の奪三振ショー。最速は160キロを計測した。

「投手を援護してあげられなかった」と井口監督。右腕は本来の姿を取り戻すべく調整を進めて、次回17日のオリックス戦(ほっと神戸)のマウンドに備える。

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ロッテ・朗希、連続スクイズ決められ…6回3失点で3敗目、チームは3連敗で自力V消滅[スポニチ]

右手中指のマメをつぶしてから復帰2度目の登板になったロッテ・佐々木朗が、6回5安打3失点で3敗目を喫した。初回から制球に苦しみ、2回先頭の柳田には3球目のスライダーを右翼席に運ばれた。自ら「失点した2回だけ単調なフォーム、単調なボールになりそこが打たれた原因」と分析したように、連打でさらに1死二、三塁を招いた。ここで川瀬のスクイズ処理を焦って失策。さらに甲斐に連続スクイズを決められ、3失点となった。

井口監督が「切り替えができた」という3回以降は無失点。5打者連続奪三振をマークするなど、最速160キロ直球とフォークを主体に2桁10三振を奪った。復調の兆しを見せたのは収穫だが、自身2連敗。チームも3連敗で自力優勝の可能性が消滅した。

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ロッテ・荻野、通算1000安打達成「通過点だが素直に嬉しい」[スポニチ]

ロッテの荻野が0−3の3回2死二塁で東浜から左翼線二塁打を放ち通算1000安打を達成。6回には左前打、8回には左越え3号ソロを放ってサイクル安打に王手もかけたが9回は四球に終わった。

「1000安打は通過点だが素直に嬉しい。1本1本がチームの勝利につながればいい」と区切りの一打を振り返った。

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牛島和彦氏、ロッテ・朗希は球種の選択誤った、追い風マリンでカーブやスライダーは曲がらない[スポニチ]

◇牛島和彦 視点

佐々木朗は立ち上がり、球種の選択を誤った。試合前から中堅から本塁方向に9メートルの強い風が吹いていた。ZOZOマリンのこの風向きは高めにカーブやスライダーを投げると曲がらない。初回、今宮に投げたスライダーはいずれもボールになり、2回先頭の柳田の初球カーブは外角高めに大きく外れた。1−1からの3球目。制球が利かないスライダーが真ん中に入って右翼スタンドに運ばれた。デスパイネ以降はスライダーを封印したが今度は甘く入った直球を早いカウントで狙い打ちされた。連続スクイズであっという間の3失点は痛すぎた。

ただ3回以降は直球とフォークの組み立てに変え、思い切って腕を振っていた。6回、柳田には160キロで内角をえぐって最後は外角低めの158キロで空振り三振。圧巻の投球だった。もうマメの不安はない。次回以降の完全復活に期待したい。

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ロッテ朗希「失点した2回だけ単調なフォーム、単調なボールに」、10奪三振も6回3失点で3敗目[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手が今季15試合目の先発は6回5安打3失点で3敗目を喫した。

「失点した2回だけ単調なフォーム、単調なボールになりそこが打たれた原因」と2回先頭の柳田には3球目のスライダーを右翼席に運ばれた。これが今季パ・リーグ打者に浴びた初本塁打。交流戦の巨人・岡本和、DeNA・牧に続いて3本目だった。さらに1死二、三塁で川瀬のスクイズ処理に焦り、失策。ピンチを広げ、甲斐に連続スクイズを決められ3点目を失った。

3回以降は無失点で5打者連続など最速160キロ直球で今季7度目の2桁10三振を奪ったが、球宴明け2連敗。チームも3連敗を喫した。

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ロッテ朗希は東浜との“ノーノー先発対決”に敗れ3敗目、5者連続含む10Kも2回の3失点響く[スポニチ]

ロッテは10日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に3−4で敗れ、3連敗で借金5となった。先発の佐々木朗希投手(20)は、ソフトバンクの東浜巨投手(32)とのノーヒットノーラン達成者による先発対決で、6回5安打3失点、10奪三振の力投を見せたが、今季3敗目(6勝)となった。

4月10日のオリックス戦で完全試合を達成した佐々木朗に対し、東浜は5月11日の西武戦でノーヒットノーランを達成。佐々木朗は3日の楽天戦は6回途中5失点でKO。右手中指のマメをつぶし、約1ヶ月ぶりの登板だった。その前回登板からどう修正するか注目された。

0−0の2回先頭で迎えた柳田に対し、1ボール1ストライクからの3球目、内に入ったスライダーを右翼席にライナーで運ばれた。今季3本目の被本塁打となったが、打たれたのは6月3日の巨人・岡本和と、6月11日の牧とセ・リーグの打者2人だけ。パ・リーグの打者には今季初被弾となった。また柳田には昨年6月24日の対戦で本塁打されており、同一選手に複数本塁打されたのは初めてだった。さらに、1死二、三塁のピンチで川瀬の投前スクイズを捕球できず、自らに失策がついて2点目、続く甲斐にも投前スクイズを決められ、この回計3点を失った。

それでも、3回以降は直球とフォーク主体の投球で立ち直った。4回2死一塁から6回1死まで5者連続三振。結局6回まで91球を投げ、5安打3失点で10三振を奪った。

打線は3回に荻野が通算1000安打目となる左翼線適時二塁打。さらに、荻野は8回に左越え3号ソロと気を吐いた。9回も2死満塁から1点を返し、なおも2死満塁で一打逆転サヨナラのチャンスだったが届かず。佐々木朗にプロ通算10勝目をプレゼントできなかった。

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ロッテ佐々木朗希は5者連続含む10奪三振の力投もプロ通算10勝目お預け、6回5安打3失点[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が10日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発。ソフトバンクの東浜巨投手(32)とのノーヒットノーラン達成者による先発対決で、6回5安打3失点、10奪三振の力投を見せたが、今季7勝目、プロ通算10勝目はお預けとなった。

4月10日のオリックス戦で完全試合を達成した佐々木朗に対し、東浜は5月11日の西武戦でノーヒットノーランを達成。佐々木朗は3日の楽天戦は6回途中5失点でKO。右手中指のマメをつぶし、約1ヶ月ぶりの登板だった。その前回登板からどう修正するか注目された。

0−0の2回先頭で迎えた柳田に対し、1ボール1ストライクからの3球目、内に入ったスライダーを右翼席にライナーで運ばれた。今季3本目の被本塁打となったが、打たれたのは6月3日の巨人・岡本和と、6月11日の牧とセ・リーグの打者2人だけ。パ・リーグの打者には今季初被弾となった。また柳田には昨年6月24日の対戦で本塁打されており、同一選手に複数本塁打されたのは初めてだった。さらに、1死二、三塁のピンチで川瀬の投前スクイズを捕球できず、自らに失策がついて2点目、続く甲斐にも投前スクイズを決められ、この回計3点を失った。

それでも、3回以降は直球とフォーク主体の投球で立ち直った。4回2死一塁から6回1死まで5者連続三振。結局6回まで91球を投げ、5安打3失点で10三振を奪ったが、打線の援護は3回の1点のみで、東浜よりも先にマウンドを降りた。

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ロッテ荻野貴司が通算1000安打、ボード運ぶ三木に照れながら「早く!早く!」のゼスチャー[スポニチ]

ロッテの荻野貴司外野手(36)が10日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で史上313人目の通算1000安打をマークした。

0−3と3点を追う3回2死二塁からソフトバンク先発の東浜のカウント1ボールからの2球目を左翼線へ運ぶ適時二塁打。同僚の三木がボードを持ってくる際には、照れながら「早く、早く」のゼスチャー。本拠地観衆の声援にボードを掲げて応えた。

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ロッテ佐々木朗希、柳田に先制ソロ浴びる、今季パ打者に初被弾、さらに連続スクイズで2回に計3失点[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が10日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発。ソフトバンクの東浜巨投手(32)とのノーヒットノーラン達成者による先発対決となった。

4月10日のオリックス戦で完全試合を達成した佐々木朗に対し、東浜は5月11日の西武戦でノーヒットノーランを達成。佐々木朗は前回3日の楽天戦は6回途中5失点でKO。右手中指のマメをつぶし、約1カ月ぶりの登板となったが、7月のオールスター戦登板も含めて復帰3戦目で、初回はわずか11球で3者凡退に抑えた。

ところが、0−0の2回先頭で迎えた柳田に対し、1ボール1ストライクからの3球目、内に入ったスライダーを右翼席にライナーで運ばれた。

今季3本目の被本塁打となったが、打たれたのは6月3日の巨人・岡本和と、6月11日の牧とセ・リーグの打者2人だけ。パ・リーグの打者には今季初被弾となった。また柳田には昨年6月24日の対戦で本塁打されており、同一選手に複数本塁打されたのは初めてとなった。

さらに、1死二、三塁のピンチで川瀬の投前スクイズを捕球できず、自らに失策がついて2点目、続く甲斐にも投前スクイズを決められ、この回計3点を失った。

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ロッテ、28日の楽天戦後に花火1000発打ち上げ!当日はBLACK SUMMERユニホーム着用[スポニチ]

ロッテが28日の楽天戦(ZOZOマリン)でBLACK SUMMERユニホームを着用し、試合終了後に1000発の花火を打ち上げると発表した。

BLACK SUMMERユニホームはチームカラーの黒をベースにしたシンプルかつスタイリッシュなデザインで、夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーになっている。着用日は12日から始まる日本ハム3連戦までの予定だったが、好評のため28日も追加となった。当日は球団公式ファンクラブ「TEAM26」有料会員の先着1万人に、球場外周ブースでBLACK SUMMERユニホームを配布する。

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ロッテ種市が11日・ソフトバンク戦に740日ぶり先発「楽しみより緊張している」[スポニチ]

ロッテ・種市篤暉(あつき)投手(23)が、11日のソフトバンク戦に先発する。ZOZOマリンスタジアムで前日練習を終えた右腕は「楽しみより緊張している。抑えないといけない気持ちが大きい」と引き締めた。

3年目の19年に8勝を挙げ、若きエース候補に躍り出たが、20年9月に右肘の靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。リハビリを経て、20年8月1日の楽天戦以来740日ぶりの1軍マウンドになる。

「変化球はだいぶいい。結果が出るように頑張りたい」という種市。2軍では11試合で、3勝1敗、防御率2.70。「まだ1軍の打者と対戦していないが、ある程度投げられると思う」と直球150キロ超の豪腕復活に自信を見せた。

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[ロッテ]佐々木朗希6回10K3失点力投も3戦白星なしで自力V消滅…2者連続スクイズに足スクわれた[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が10日、ソフトバンク戦(ZOZO)に中6日で先発し、6回3失点10奪三振と力投も、本拠地での今季初黒星を喫した。6月22日の西武戦(ZOZO)を最後に3試合白星なし。首位の西武が引き分けチームは自力Vが消滅したものの、次回以降につながる怪物の高い修正力を片岡優帆記者が「見た」。

試合序盤の佐々木朗を見て、珍しく制球が定まっていない印象を受けた。158キロの直球を引っかけてショートバウンド、フォークやカーブが左打者の外角高めに大きくすっぽ抜ける場面もあった。好調時には見られないシーンだった。

左翼から右翼方向に吹く最大風速12メートルの強風の影響も少なからずあったと推察する。2回、柳田にカーブを右翼席へ運ばれた。その後1死二、三塁から川瀬、甲斐の2者連続スクイズで計3失点。川瀬のバントは本塁にグラブトスを試みるも後逸して、オールセーフで失策が記録された。ZOZOでは今季9試合目の先発で、初の複数失点だった。

ただ、ここから怪物が本領を発揮した。「2回だけ単調なフォーム、単調なボールになり、そこが打たれた原因だと思う。その後はしっかり修正できて良い形で投げることができた」との言葉通り、3回以降二塁を踏ませず。4回2死一塁の甲斐から5者連続三振を奪った。そのうち今宮、牧原大、柳田は直球で空振り三振。最速160キロ。相手を圧倒する本来の朗希だった。

高い修正能力は数字で見ても明らかだった。ストライク率は2回まで63%に対し3回以降は77%に上昇。荒れ気味だった序盤から立て直し、終わってみれば6回無四球にまとめ、今季7度目の2ケタとなる10奪三振を記録した。

完全試合のような無双状態でなくても、試合中に試行錯誤しながら試合を作ったのは今後への貴重な財産になる。チームは後半戦2勝9敗で借金5。打線が投手を援護できない試合が多いが、この日の朗希は確かな手応えを得て降板したに違いない。進化を続ける怪物に白星がつく日も近いだろう。

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[ロッテ]自力優勝消滅、今季102試合目、首位西武と7ゲーム差で借金5[報知]

ロッテがソフトバンクに連敗。後半戦は2勝9敗で借金「5」となった。

日本ハムと引き分けた首位西武とのゲーム差は7に広がり、102試合目で自力優勝が消滅した。

今季はここまで48勝53敗1分け。3位の楽天と4ゲーム差、2位ソフトバンクと5.5ゲーム差と踏ん張りどころを迎えている。

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[ロッテ]井口監督「中軸がもう少ししっかり」2番高部がバントも返せず、クリーンアップに奮起求める[報知]

ロッテがソフトバンクに連敗。後半戦は2勝9敗で借金「5」となった。

2点ビハインドの6回、先頭の荻野が安打で出塁。ここで2番高部が送りバントを決めたが、東浜の前に3番中村奨が空三振、4番井上は右飛に倒れた。

1番荻野の猛打賞となるソロ、2番高部の適時内野安打で終盤に反撃して1点差に迫ったが、あと一歩及ばなかった。

井口監督は「もう少し早い回でしっかりと相手の先発をとらえたいところですけどね。1、2番はしっかり出てますのでね、中軸がもう少ししっかりしてくれると点は入ると思いますけど。1、2番がいい状態でいるので、その後3、4、5番が返してくれればと思います」とクリーンアップに奮起を求めた。

この日は3番中村奨、4番井上、5番レアードだった。

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[ロッテ]連敗で借金5、後半戦2勝9敗、佐々木朗希が力投も打線あと一歩及ばず[報知]

ロッテがソフトバンクに連敗。後半戦は2勝9敗で借金「5」となった。

先発の佐々木朗は2回に柳田のソロと2者連続スクイズで3失点したが、その後は5者連続三振など力投して追加点を阻止。6回91球3失点、無四球で10奪三振も、本拠地ZOZOマリンで今季初黒星がついた。

打線は3回に荻野が通算1000安打となる適時二塁打。2点を追う6回無死一塁で高部が犠打で送った後に中村奨、井上が凡退。7回無死一塁では岡がヒッティングで二ゴロ、その後も後続が倒れ、先頭打者の出塁を得点につなげられなかった。

8回に荻野がソロを放ち2点差。9回2死満塁、モイネロから高部の適時内野安打で1点差に迫るも、あと一歩及ばなかった。

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[ロッテ]佐々木朗希6回91球3失点で降板、10Kも6月以来の7勝目お預け[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発。6回91球5安打3失点で、1−3の7回から継投に入り、6月22日の西武戦以来の7勝目はお預けとなった。

中堅から本塁方向に風速10〜12メートルの強風が吹く中、2回に先頭柳田にソロを浴びた。1死後に連打で二、三塁のピンチを招くと、8番川瀬のスクイズを本塁にグラブトスしようとして後逸でオールセーフ(記録は犠打失策で打点あり)。

なお一、三塁で9番甲斐にスクイズを決められ、2者連続スクイズでこの回3点目を失った。

それでも、その後は圧巻の投球。160キロの直球に力があり、5者連続を含む10奪三振で、追加点を与えなかった。

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[ロッテ]荻野貴司1000安打達成、史上313人目、球団最年長36歳9ヶ月で到達[報知]

ロッテ・荻野貴司外野手(36)が史上313人目の通算1000安打を達成した。

0−3の3回2死二塁、東浜から左翼線への適時二塁打で達成。三木から記念ボードを手渡された。

プロ初安打は2010年3月20日の西武戦で涌井から。36歳9ヶ月での1000安打達成は球団最年長での到達となった。

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[ロッテ]佐々木朗希、今季初の2戦連続3失点、柳田ソロ、2者連続スクイズで先制許す[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発。6月22日の西武戦以来の7勝目を目指してマウンドに上がった。

中堅から本塁方向に風速10〜12メートルの強風が吹く中、2回に先頭柳田にソロを浴びた。1死後に連打で二、三塁のピンチを招くと、8番川瀬のスクイズを本塁にグラブトスしようとして後逸でオールセーフ(記録は犠打失策で打点あり)。

なお一、三塁で9番甲斐にスクイズを決められ、2者連続スクイズでこの回3点目を失った。

佐々木朗は前回3日の楽天戦(楽天生命)で6回途中5失点。2試合連続3失点以上は今季初となった。

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[ロッテ]佐々木朗希、風速12Mの強風ZOZOマリンで先発、6月以来の7勝目なるか[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発。6月22日の西武戦以来の7勝目を目指してマウンドに上がる。

この日のZOZOマリンスタジアムは、中堅から本塁方向に風速10〜12メートルの強風が吹いている。

ソフトバンクの先発は東浜。両先発投手に強風がどう影響するのかも、勝負のポイントになりそうだ。

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ロッテ・佐々木朗希−ソフトバンク・東浜巨…スタメン発表[報知]

[ソフトバンク]
1(中)周東、2(遊)今宮、3(二)牧原大、4(右)柳田、5(指)デスパイネ、6(一)中村晃、7(左)柳町、8(三)川瀬、9(捕)甲斐、投=東浜
[ロッテ]
1(左)荻野、2(中)高部、3(二)中村奨、4(一)井上、5(指)レアード、6(右)岡、7(三)安田、8(遊)エチェバリア、9(捕)松川、投=佐々木朗

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[ロッテ]チームトップ8勝のロメロ登録抹消、高部瑛斗がコロナ陽性から復帰[報知]

ロッテは10日、ロメロ投手の出場選手登録を抹消した。次回登板に向けて再調整の時間を設ける。

今季17試合に登板して8勝6敗、防御率2.92で、勝利数チームトップ。9日のソフトバンク戦(ZOZO)で6回10奪三振3失点で敗戦投手となっていた。

この日は新型コロナ陽性から高部が1軍復帰。代わりに福田秀が登録抹消となった。

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[ロッテ]大好評ブラックユニホーム8・28楽天戦でも着用、試合後は花火、逆転優勝へファンと一丸[報知]

ロッテは10日、試合終了後に1000発の花火を打ち上げる8月28日の楽天戦(ZOZOマリン)で「BLACK SUMMERユニホーム」を着用することになったと発表した。

同ユニホームはマリーンズカラーのブラックをベースにしたシンプルかつスタイリッシュなデザイン。夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーとなっている。

ここまで5試合で着用し、8月12日からの日本ハム3連戦まで着用予定だったが、大好評のため追加で8月28日の楽天戦でも着用することになったという。

また、当日は球団公式ファンクラブ「TEAM26」有料会員の先着1万人にBLACK SUMMERユニホームをZOZOマリンスタジアム球場外周正面特設ブースで渡す予定。悲願の逆転優勝へチームファン一丸となって戦っていく。

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ロッテ・佐々木朗、得意ゾゾで今季初3失点、最速160キロ&10Kも連敗で3敗目[デイリー]

悔やまれる魔の2回となった。ロッテ・佐々木朗希投手(20)が6回5安打3失点(自責2)。最速160キロの直球で10三振を奪ったが、自身今季初の連敗で3敗目を喫した。「失点したのは2回だけ。単調なフォーム、単調なボールになり、そこが打たれた原因だと思います」。

10メートル以上の強風の中、初回は三者凡退と完璧な滑り出しだったが、2回、先頭の柳田に甘く入ったカーブを捉えられた。パ・リーグ打者相手に今季初被弾。これで気落ちしたのか、1死二、三塁から川瀬の投前へのスクイズを捕球できずに後逸。自らの失策も重なって2失点目。さらに甲斐にもスクイズを決められ、重い3点を失った。

ゾゾでは過去8試合、1失点以下に抑える無双の強さを誇っていたが、3失点は今季初。4回2死の甲斐から6回先頭の柳田まで5者連続三振。右手マメを気にする素振りもなく快投を続けただけに「その後はしっかり修正できて良い形で投げられた」と朗希。この教訓を次につなげると誓った。

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ロッテ、失策絡みで3失点の佐々木朗に井口監督、「自分のミスだったりで3点に」[デイリー]

ロッテは9回2死満塁から1点差まで追い上げたが、最後は中村奨が空振り三振に倒れ、反撃も及ばず。先発佐々木朗が8月3日楽天戦に続き、3敗目。後半戦は4カード連続負け越しで借金5となった。

中6日先発の佐々木朗は初回を三者凡退に抑えたが、2回に柳田の右越えソロで先制されると、川瀬にスクイズを決められ、自身の失策も絡んでさらにピンチを広げてしまった。続く甲斐にも2者連続スクイズを決められ、3失点。3回以降は立ち直ったが、失策からの3失点に井口監督は「自分のミスだったりで3点になってしまったので、ああいうところをしっかり1個ずつ取れるようになれればいいと思いますけど」と9人目の野手としての守りも求めた。

それでも3回以降は立ち直り四回2死から5連続三振を奪うなど圧巻の投球には井口監督も、「切り替えはしっかりできたと思います」と評価。次回のマウンドに期待した。

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ロッテ・佐々木朗は6回3失点「失点したのは2回だけ」連続スクイズ許した序盤悔やむ[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が8月3日・楽天戦から中6日で先発し、6回を5安打3失点、10奪三振で降板。最速は160キロをマークしたが、6月22日・西武戦以来の7勝目はお預けとなった。

風速11メートル以上の強風の中で、初回は3者凡退も、2回に先頭の柳田に先制の右越えソロを許した。さらに1死二、三塁から川瀬にスクイズを決められ、捕球できなかった佐々木朗には失策でついてピンチを広げた。続く甲斐にもスクイズを決められ、この回3点を奪われた。

佐々木朗は「失点したのは2回だけ。単調なフォーム、単調なボールになり、そこが打たれた原因だと思います。その後はしっかり修正できてよい形で投げることができました」とコメントした。

3回以降は立ち直り直球にフォーク、スライダーで奪三振ショー。5回は周東をフォークで空振り三振、今宮は159キロ直球で空振り三振を奪うと、最後は牧原大を158キロ直球で空振り三振。4回2死の甲斐から6回先頭柳田まで5者連続奪三振を記録したが、2回の3失点が響いた。

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ロッテ、36歳荻野が通算1000安打達成、「素直に嬉しい。これからも」[デイリー]

ロッテの荻野貴司外野手がNPB133人目の通算1000安打を放った。

3回2死二塁から東浜の変化球を引っ張って左翼線を破る適時二塁打。二塁走者の安田が本塁を踏んだ。「チャンスだったので、とにかくランナーを返そうと思って打ちました。達成できたことは素直に嬉しいです。これからも1本、1本打っていきたいです。それがチームの勝利につながる1本になればいいと思っています」とコメントした。

場内アナウンスで記録を告げられると、二塁上で記念の「1000安打」ボードを高々と掲げた。プロ13年目、36歳の遅咲きでの偉業達成となった。

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ロッテ、佐々木朗が連続スクイズ決められる、柳田に先制弾許し、2回に3失点[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が8月3日・楽天戦から中6日で先発。2回に柳田に右越え15号ソロを浴び、先制を許した。

風速10メートル以上の強風の中で、初回は2死から牧原大をフォークで空振り三振を奪い、3者凡退に抑えたが、2回は先頭の柳田に初球カーブがすっぽ抜けてボール。2球目に158キロ直球でストライク。3球目に投じたスライダーを完璧に捉えられた。柳田には昨年6月24日以来の被弾となった。

さらにソフトバンクは1死二、三塁から8番・川瀬がスクイズを敢行。投前に転がった打球はグラブをかすめて後ろに転がり、佐々木朗に失策がついた。続く9番・甲斐も1死一、三塁から連続スクイズを成功。佐々木郎はこの回3点を失った。

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ロッテ、28日・楽天戦で「BLACK SUMMERユニホーム」追加で着用[デイリー]

ロッテは10日、試合終了後に1000発の花火を打ち上げる8月28日・楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)にBLACK SUMMERユニホームを着用すると発表した。

BLACK SUMMERユニホームはマリーンズカラーのブラックをベースにしたシンプルかつスタイリッシュなデザイン。夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーとなっている。

ここまで5試合で着用し、8月12日からの日本ハム3連戦まで着用の予定だったが、好評のため追加でピンストライプユニホーム着用予定だった28日の楽天戦でも着用する。また、当日は球団公式ファンクラブ「TEAM26」有料会員の先着1万人にBLACK SUMMERユニホームをZOZOマリンスタジアム球場外周正面特設ブースで配布する。

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ロッテ、種市が11日・ソフトバンク戦で740日ぶり1軍復帰、「緊張はしています」[デイリー]

20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を行ったロッテの種市篤暉投手が11日・ソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)で先発する。

今季はイースタン・リーグで11試合に登板し36回2/3を投げ3勝1敗、防御率2.70、40奪三振の成績を残し、先発枠を勝ち取った。20年8月1日・楽天戦先発以来、740日ぶりの1軍復帰となる。

ZOZOマリンでキャッチボールなどで調整した右腕は「ある程度、戻ってきているので、ファームでやってきたことを意識せずに頑張りたい」と意気込んだ。

厳しいリハビリを乗り越え、術後の経過も順調という右腕は「楽しみというよりはちょっと、緊張はしています。抑えないといけない気持ちが大きいかなと思います」と表情を引き締めた。

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2軍公式戦でデビューを果たしたロッテ・永島田輝斗「課題がまだまだあると感じました」[BASEBALL KING]

◇2軍公式戦デビュー

「公式戦ということで、刺激があったという感じがします。また、ソフトバンク戦は真っ直ぐオンリーで対決したんですけど、昨日の試合は変化球をまじえて対戦しました。まず、中継ぎということでマウンドに慣れるところからスタートしないといけないなというのが一歩目だと思っています」。

7月31日のソフトバンクとの2軍練習試合で実戦デビューしていたロッテの育成ルーキー・永島田輝斗が9日の巨人との2軍戦で、初めて公式戦のマウンドに上がった。

2−12の9回に登板し、先頭のウレーニャを143キロのストレートで二ゴロに仕留め、公式戦初のアウトを奪う。この時、ウレーニャの打球が永島田の足に直撃し一旦ベンチに下がる。再びマウンドに戻ってきたが、香月一也、秋広優人に連続四球を与えたところで降板となった。

「自分の持ち味である真っ直ぐが走っていなかった。そういうところでは課題がまだまだあるなと感じました」。

9日の登板では右打者のウレーニャに対して三塁側プレート、左打者の香月、秋広に対しては一塁側プレードを踏んで投げていた。何か意図があったのだろうか−。

「最初は三塁側の方を使っていたんですけど、深く掘れていて自分の足場が合いませんでした。なので、一塁側の方を使って、自分の球が投げられるように工夫しました」と臨機応変に対応。特に右打者に対して三塁側プレート、左打者に一塁側プレートと使い分けている訳ではなく、普段は三塁側プレートを踏んで投げているとのことだ。

また、ウレーニャの打球が永島田に直撃したが、「大丈夫です」と特に問題なく10日の試合前練習にも参加した。

◇ストレートの精度アップを目指す

永島田は9日の巨人との2軍戦では12球中11球がストレートで、香月への初球のみスライダーを投じた。

スライダー、フォーク、カーブの3球種を持ち球にしているが、「その3つを投げ分けたいなというのはあるんですけど、9日の試合で分かったようにストライクが入らず真っ直ぐで苦戦しました。まずは真っ直ぐでコントロールがついて、その中で1球種、スライダーだったらスライダーだったり、フォークだったらフォークでその2球種で勝負していきたいというのが今の思いです」と、変化球よりもストレートに力を入れている。

ストレートの精度を上げるために、「練習の中でネットスローを入れて見たり、自分で壁当てをしにいったりとか、シャドーして自分のフォームがしっかりできている確認しながら毎日練習頑張っています」と工夫を凝らす。

また高校時代は「横の時間を長くタメの時間を作らないと速い球を投げられないと思ったので、そういうところを意識して重点的に行ってきました」と春季キャンプの取材で話していたが、現在も「それも継続しながら新たなことにも挑戦しているという感じです」とプライオボールを使ったトレーニングや、チューブで肩周りのトレーニングなどを新たに取り入れた。

「今は真っ直ぐなので、変化球よりまずは、真っ直ぐのコントロールをつけないといけないので、真っ直ぐの質を上げているなという感じです」。

◇体重もアップ

体づくりに関しては「入寮した時は(体重が)83とか85くらいしかなかったんですけど、90キロまで体重があがって筋肉量もどんどん増えてきた。ウエイトをやっている効果が出てきているのかなと思います」と手応えを掴む。

高校時代にあまり行ってこなかったウエイトトレーニングも、「この筋肉に効かせなければいけないということも分かってきました。結構勉強になっています」と話す。

その一方で、「まだ下半身ががっちりしていないです。ピッチャーは下半身だと思うので、ウエイトと投げることが連動されるように、ウエイトもしっかりやっています」と自身の課題点にも向き合っている。

「1イニングでも多く投げさせてもらえるようにするためには、コントロールをよくしなければ試合に投げられない。しっかりと人より練習して頑張っていきたいと思います」。プロのスタートを切った永島田が今後、どのような成長曲線を描くか今から楽しみだ。

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