わたしはかもめ2022年鴎の便り(8月)

便

8月26日

千葉ロッテ2−0東北楽天(ZOZOマリン)

ロッテが3連勝した。3回に荻野のソロで先制し、8回に安田の適時二塁打で加点。佐々木朗は7回3安打無失点8奪三振で8勝目。救援陣も踏ん張り無失点リレー。楽天は打線が散発3安打で岸の6回1失点の好投を生かせなかった。

123456789R
東北楽天0000000000
千葉ロッテ00100001x2

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[ロッテ]かつて佐々木朗希達をマネて松ぼっくり野球で遊んだ子供が東北の夢かなえた[ニッカン]

東北のDNAが人知れずつながった。22日、夏の甲子園で仙台育英(宮城)が東北勢初優勝。3年前には岩手・大船渡高で全国を目指していた佐々木朗は「頑張ってると思うので、はい」と話すにとどめたが、彼の歩みは確実に次世代へと受け継がれている。

8年8ヶ月前、13年12月にさかのぼる。東日本大震災で被災した三陸の少年野球チームによる大会「リアスリーグ」の決勝戦が、当時のQVCマリンフィールドで行われた。猪川野球クラブの朗希少年はその日、初めてマリンのマウンドを踏んでいる。

前夜に大船渡市役所をバスで出発し、車中泊で訪れた。早朝の到着で、まだ球場に入れない。当時のチームメートの母親が、暇を持てあました子供達の光景を鮮明に覚えている。

「小さい子達が付き添いで5〜6人、一緒に来ていて。うちの子とかが朗希君達お兄ちゃん組のマネをして、野球ごっこを始めたんです」。

松の木の太い枝がバット。ボール代わりを探せば、マリン周辺に松ぼっくりが無数に落ちていた。投げて打ってワイワイして。

「何だか、すごく良いシーンで。あの雰囲気は今でも忘れません。野球が大好きだっていう思いが、こうやって大船渡の次の世代にどんどんつながっていくんだなって」。

松ぼっくりを追い掛けて、スタンドで朗希お兄ちゃん達を応援していた子供達の1人が、当時小2の仁田陽翔君。背番号17、仙台育英の左腕として東北の夢を1つかなえた。

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[ロッテ]佐々木朗希3被弾から1週間、楽天に7回0封でやり返す「風ない中しっかり落とせた」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)に輝きが戻った。1週間前に6回5失点だった楽天打線を、この日は7回8奪三振無失点に抑え、チームトップタイの8勝目を挙げた。相棒の松川虎生捕手(18)が右肩痛で欠場する中、同期入団の佐藤都志也捕手(24)とのコンビも抜群だった。チームは53試合ぶりに完封勝ちし、後半戦初の3連勝。剛球復活は上位への足掛かりになる。


汗をぬぐった佐々木朗は晴れやかだった。「今回は何とか、自分の力でゼロに抑えてチームを勝ちに導けるようにと思って投げました」。楽天打線に3被弾してから1週間、7回無失点でやり返した。

高湿のマリンは珍しく無風だったが、フォークは強烈に落ちた。「よく風の有無でフォークの落ちは、と言われると思いますけど(風が)ない中でしっかり落とせたので、そういったところはよかったです」。小深田は空振り後に左足に当て、銀次は飛び跳ねるように空振りさせた。

相棒松川が欠場も、約1年3ヶ月ぶりに組んだ佐藤都とも息を合わせ組み立てていく。「特に大きくは(配球を)変えずに。球自体が良かったので、その中でしっかり止めてくれたり、いいリードしてくれたので」と同期入団の先輩に感謝した。右足につる気配が出た7回で降板も、唐川、オスナも好投しチームとして6月9日以来の9イニング完封勝利。残り30試合、剛腕が上向きになったのはロッテにとって大きい。


佐藤都志也捕手が今季初めて佐々木朗をリードした。松川が右肩痛でスタメンに。「久々で大丈夫かなと。ブルペンでフォークを2球(後逸を)やっちゃって。迷惑かけないかなと」と不安も感じつつ試合に入ったが「何とかいいリズムでできました」と無失点投球に導いた。「完全試合した時くらいの出力とキレがあったんじゃないかと思います」と、同期入団の剛腕の好投を喜んでいた。

安田(自身初の1試合4安打)
「久しぶりにグラウンドを駆け回ってヘトヘトになりました。明日も朗希が安心して見られるように、打撃陣が頑張っていきたいと思います。」

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[ロッテ]佐々木朗希は「想像を超えた完成系」1年3ヶ月ぶりバッテリー佐藤都志也が導いた0封[ニッカン]

ロッテ佐藤都志也捕手(24)が一息ついた表情で代表取材に姿を見せた。

「どうしようかな、どうしようかな、しかなかったんですけど、結果こうやって試合が終わって、ホッとした感じです」。

松川の右肩痛が判明し、前日25日のうちにはスタメンマスクが内定していた。念入りに情報交換をした。そして、ブルペンへ。2球、フォークをそらした。 「ゲレーロとかオスナも速いですけど、朗希はフォークの精度がやっぱりすごいので。止められるかなと。自分の技術面で大丈夫かなと思っちゃって。迷惑かけないか、大丈夫かなと。試合になったら(ミットに)入って良かったです」。

速くて落差のあるフォークを、ワンバウンドしても横にずれても止め切り、佐々木朗の無失点投球をリードしていった。

佐々木朗がプロ初勝利を挙げた昨年5月27日の阪神戦(甲子園)以来、約1年3ヶ月ぶりのバッテリー。「去年と比べてコントロールが全然違うので。インコースに真っ直ぐいっても、今日は投げ切ってくれてましたし。シュートすることもなく。自分の想像を超えた、完成系の投球だったと思うので」と驚いた。

同期入団バッテリーを志すが、今は後輩の松川が相棒を務めている。4月の完全試合から1ヶ月後、思いを聞く機会があった。

「朗希自身が投げやすそうにしている感じはあると思うので。後輩というのもあると思うんですけど、気を使わないというか。本当に、何か安心して投げているように感じるので、そういう安心感が自分にもあれば、っていう感じはすごく思いますね」。

でも自分は自分。後輩の魅力を引き出すために、言うべきことは言う。この日も途中、カーブを入れたいと伝えた。「朗希のペースだけでは制御しきれない部分があると思うので、そこはやっぱり(カーブを)行きたいと自分の口からも言うことで、朗希に植え付けさせたのは良かったんじゃないかと思います」。結果、ゼロで導いた。

松川の状態について、井口監督は試合後に「来週くらいに復帰してくれればと思います」と話している。残り30試合、上位進出へ負けられない段階で佐藤都のスタメンマスクが増える可能性がある。

「負けられない試合が続くと思うので。楽天戦も、このあとのソフトバンクも。何が何でも、相手より1点多く取った状態で勝ちを取って行ければと思うので。そこだけを考えて」。

フル回転で戦う。

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[ロッテ]佐々木朗希8勝目「今日はいい形」無風もフォークは強烈、直球に力感、7回無失点8K[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が7回3安打無失点、8奪三振の好投で、今季8勝目を挙げた。

1週間前の19日に6回5失点だった楽天に、見事にやり返した。「今回は何とか、自分の力でゼロに抑えてチームを勝ちに導けるようにと思って投げました。どっちかといったら、自分の投げる球を今日はいい形で投げられたかなと思います」と自分らしさを取り戻したことを喜んだ。

直球に力感がみなぎり、フォークに懸河の落差が伴う。1回1死、2番小深田をそのフォークで空振り三振にした。スライダー回転で左打者の小深田に向かい、空振りさせ、左足首に当てた。開始早々、試合を支配した。

この日を迎えるまで7勝3敗だったしかしQS(6投球回以上、自責点3以内)で白星を挙げたのは、2ヶ月以上前、6月22日西武戦(ZOZOマリン)にまでさかのぼる。7月早々に血マメをつぶしたこともあるが、4月に完全試合を達成した時のような圧倒ぶりはしばらくなかった。

珍しく無風のマリンは、降雨後で湿度が90%近く。うちわが揺れるスタンドを見ながら、汗を何度も手でぬぐう。無風なのにフォークは強烈。4回、5番銀次を三振にした魔球も、銀次の体へ迫る。ベテランは跳ねるように空振りした。「よく風の有無でフォークの落ちは言われると思いますけど、(風が)ない中でしっかり落とせたので、そういったところはよかったです」。昨年5月以来のバッテリーとなった佐藤都が、懸命にショートバウンドを止める。勢い良く試合を進めていった。

7回を終えたところで91球、右足をつり始めていたこともあり交代し、井口監督とグータッチした。ペナントレースも残り30試合。「まずはケガなく回ることが大事だと思うので、その中で、しっかり結果を出していかないといけないです」と引き締めた。

荻野(先制本塁打)
「何とか入ってくれて良かったです。いつも朗希からプレッシャーかけられるんですけども、明日もしっかり打てるように頑張りたいと思います。」

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[ロッテ]佐々木朗希ばり…フリーアナ袴田彩会「ドキドキソワソワ」左足高々ノーバン始球式[ニッカン]

フリーアナウンサー袴田彩会(31)がロッテ−楽天21回戦(ZOZOマリン)で始球式を務めた。

この日は球団オフィシャルスポンサーで、今年で創立22周年を迎える株式会社ライブズの冠協賛試合として行われ、背番号22のピンストライプで登場。元ロッテ里崎智也氏(日刊スポーツ評論家)のYouTubeチャンネル「Satozaki Channel」でアシスタントを務める袴田は、この日の先発佐々木朗希投手(20)のように左足を高々と上げるフォームから、打者を務めた荻野にノーバウンド投球。場内をわかせた。

袴田は大役を終え「今は率直に良いボールが投げられて、嬉しくてとても爽快な気分です。リリーフカーに乗る時はドキドキソワソワしていたのですが、手を振ってくれていたファンの皆さんの声援のおかげで、これまでの始球式の中で一番落ち着いて投げることができました」と笑顔。佐々木朗のモノマネについては「セットポジションに入った時にファンの方がちょっとざわついてくれていたので、ファンの方にも始球式を楽しんでもらえたかなと思います」と振り返っていた。

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[ロッテ]佐々木朗希が先発でも松川虎生がスタメン外れた、右肩打った模様、佐藤都志也が先発[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(47)が26日、楽天戦(ZOZOマリン)の試合前に報道陣の代表取材に応じ、この日のスタメンマスクに佐藤都志也捕手(24)を起用することを明かした。

この日は佐々木朗希投手(20)が先発する。ここまで17試合の登板では、いずれもドラフト1位の松川虎生捕手(18)がバッテリーを組んで来たが、松川は24日の西武戦(ZOZOマリン)の8回、中村奨の適時打で二塁から生還した際にヘッドスライディングで右肩を打ったもよう。井口監督は「虎生はちょっとヘッドスライディングして、肩の感じがあまり良くないので、様子を見ながら」と説明。重い症状ではないとしたものの、捕手強化で江村直也捕手(30)も1軍登録を受け、捕手4人制となった。

佐々木朗が同期入団の佐藤都と実戦でスタメンバッテリーを組むのは、プロ初勝利を挙げた昨年5月27日の阪神戦(甲子園)以来。練習試合なども含めると、33試合ぶりとなる。

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[ロッテ]福田秀平、今季中の復帰難しい見通し、井口監督「来シーズンまた頑張って欲しい」[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(47)が26日、負傷で戦線離脱した福田秀平外野手(33)の今季中の実戦復帰が難しい見通しであることを明かした。

福田秀は24日の西武戦(ZOZOマリン)の右翼守備で好プレーを見せながらも負傷退場。25日に左肩関節前方脱臼と診断され、出場選手登録を抹消されていた。

井口監督はこの日、福田秀と会ったことを明かした上で「診断的には今季は難しいのかなというところですかね。彼のああいうプレーでチームの流れが変わったので、ありがとうという話をして。とにかく早く治して、今季は難しいと思いますけど、来シーズンまた頑張って欲しいなと思います」と復活を願っていた。

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[ロッテ]「弱虫ペダル」とコラボ、山下大輝氏、代永翼氏がスタメン読み上げ[ニッカン]

ロッテは26日、自転車ロードレースアニメ「弱虫ペダルLIMIT BREAK」とのコラボグッズの販売を開始したと発表した。

「弱虫ペダル」は千葉県を舞台にした物語で、この日からの楽天戦(ZOZOマリン)ではコラボイベントも開催。アニメキャストから小野田坂道役の声優・山下大輝氏、真波山岳役の声優・代永翼氏が来場し、試合前のスタメン読み上げなどを行う。27日楽天戦は原作者の渡辺航氏が来場し、球場外周ボールパークステージでトークショーなどを行う。今回のコラボグッズには小野田坂道他キャラクター5人がデザインされている。ラインアップは巾着、Tシャツ、各種タオルなど。

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[ロッテ]2軍落ちから復活登板果たした鈴木昭汰…横浜高で甲子園出場の7歳離れた弟からの刺激[ニッカン]

ロッテ鈴木昭汰投手(23)が今季初先発した。4回途中3失点だった。低めコーナーを球威豊かに突いたが、わずかなズレでの四球から崩れた。

井口資仁監督(47)は「自分の思った真っ直ぐをどんどん放って勝負している姿は、点は取られましたけど、いい形で映ったんじゃないかなと思います」と持ち味を出したことに一定の評価は与えた。

20年ドラフト1位左腕は、プロ2年目は開幕直後にリリーフで失敗が続き、防御率16.20での2軍落ち。「最初はもう、思い出したくないっすね」というほどの状況から球威を戻し、夏場に戻ってきた。

1軍への道筋に、大きな刺激があった。横浜(神奈川)に通う弟の楓汰さん(2年)が夏の甲子園への出場を決め、敗れた2回戦の聖光学院(福島)戦では1/3イニングのみながら、マウンドにも上がった。兄は練習中。試合後にダイジェストの動画で勇姿を見た。

「弟なんで、注目というか結果は気になっていたので。投げて、負けちゃったっすけど、何て言うんですかね、やる場は違えど、刺激をもらえたっていうか。僕ももっと頑張らないとなっていう気持ちがすごく、弟を見てて強くなりました」。

学年でいうと7つ離れている。鈴木が常総学院(茨城)を卒業し、法大に進学してから、もう一緒には暮らしてはいない。会うのは帰省時くらい。「だからもう、いつの間にか背が抜かされて。弟は182、183センチあるので」と笑う。 大学時代にキャッチボールはしたが、まだ弟相手に本気で投げることははばかられた。そんな弟が、どんどん大きくなっていった。

「年が離れすぎている分、野球で刺激をもらうことがなかったので。高校生になって、大人と子供の野球感が近づいたじゃないですけど。野球の話もできるようになって。刺激はすごくもらってますね」。

甲子園では初戦の前に連絡し、敗れた後はLINEもした。「ありがとう、頑張る、の塩対応ですね」と笑った。なかなか会えなくても、それぞれの世界で腕を振る。

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ロッテ・佐々木朗希、フォーム修正7回8K無失点8勝「自分の球が投げられた」[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が8三振を奪い、7回3安打無失点の快投でチームトップに並ぶ8勝目。チームの3連勝に貢献し、Aクラス入りへ望みをつないだ。

「自分の球が投げられた。前回登板から映像でフォームをみながら良くないところを修正し、いい形になった」。

最速161キロの直球を軸にカーブを効果的に使い、武器のフォークボールをストライクゾーンいっぱいに操った。球数は91球ながら、7回を投げ終えて右足がつり始めたため降板。それでも向上心と地道な取り組みが実を結び、勝利の瞬間はベンチ最前列で手をたたいて喜びを爆発させた。

開幕から16試合にわたってバッテリーを組んできたドラフト1位・松川(市和歌山高)が右肩の違和感を訴え、この日の捕手は佐藤都。2020年のドラフト1、2位によるバッテリーはプロ初勝利を挙げた21年5月27日の阪神戦(甲子園)以来で、「(配球などは)大きく変えなかった。しっかり(ボール球を)止めてくれて、いいリードをしてもらった」と感謝した。

前回19日の楽天戦(楽天生命パーク)で7勝目を挙げたが、3本塁打を喫し、6回を自己ワーストの5失点。「前回は打線に助けてもらった。何とか自分の力でゼロに抑えて、チームを勝利に導きたかった」と充実感に浸った。

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ロッテ・荻野貴司が先制5号ソロ「朗希を援護できるように気を引き締める」[サンスポ]

ロッテ・荻野貴司外野手(36)が「1番・左翼」で先発出場し、先制5号ソロを放った。0−0、3回1死走者なし。相手先発、岸の初球を左翼のホームランラグーン席に運んだ。球団広報を通じて、「打ったのはチェンジアップだと思います。大事な先制点が取れてよかったです。次の打席でも、(味方先発の佐々木)朗希を援護できるように気を引き締めていきます」とコメントした。

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ロッテD1位・松川虎生捕手が右肩の違和感でベンチスタート[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(18)=市和歌山高=が、右肩の違和感で26日の楽天戦(ZOZOマリン)でスタメンから外れた。

24日の西武戦(ZOZOマリン)の8回2死二塁。松川は、中村奨の中前適時打で二塁からヘッドスライディングで生還した際に負傷した。井口資仁監督(47)は26日の全体練習後に、「虎生はスタートではないです。大事を取ってというところです」と説明した。

この日の先発は7勝中の佐々木朗。松川はここまで、佐々木朗が先発した全16試合でバッテリーを組んできた。

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左肩関節前方脱臼のロッテ・福田秀平の今季復帰が絶望的、井口監督明かす[サンスポ]

ロッテ・福田秀平外野手(33)が左肩関節前方脱臼で、今季中の復帰が絶望的となったことが判明した。井口資仁監督(47)が26日の楽天戦(ZOZOマリン)の前に「診断的には今季は難しいのかなというところです。早く治して来シーズンに向けて頑張って欲しい」と説明した。

福田は24日の西武戦(ZOZOマリン)の7回の守備で、フェンスに激突しながら好捕した際に、左肩を痛めて負傷交代した。指揮官は「今日秀平と話して、あのプレーからチームの流れが変わって勝てたので、ありがとうと伝えました」と明かした。

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ロッテ・朗希、新相棒と8勝!同期・佐藤都とプロ初勝利以来のタッグ「思い切り投げることができた」[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗が「凄み」を取り戻した。5試合ぶりに立てた7回のマウンド。「自分のボールをいい形で投げ切れた」と銀次から126キロカーブで見逃し三振を奪うと、前回対戦で右越えソロを浴びた鈴木大を三ゴロ、最後は小郷をフォークで一ゴロに仕留めた。

7回3安打無失点。珍しく無風で蒸し暑い本拠のマウンドで「汗っかきなんで、大変でした」と最後は右足がつりそうになったが、8奪三振で8勝目。白星こそついたが19日の対戦でプロ最多3被弾するなど、6回5失点と苦しめられた楽天打線を抑え込んだ。

7月1日楽天戦で右手中指のマメをつぶし、4回で降板。前半戦の残り試合を登板回避した。初出場した球宴のさなか、井口監督に誓った。「後半戦は中6日でいきたい。フルで頑張ります」。20歳の直訴。ところが後半戦3試合で13失点と気持ちは空回りしていた。ビデオを見直して「思っている動きと違う部分があった」とフォームを修正。この日の直球の平均球速は157.8キロで前回より2キロ以上も上がり、本来の切れを取り戻した。

開幕から16戦連続でバッテリーを組んだ松川が右肩違和感を訴え、佐藤都とプロ初勝利を挙げた昨年5月27日の阪神戦(甲子園)以来のバッテリーを組んだ。序盤はフォークが切れ味抜群。初回1死では小深田が空振り三振した上に左足に直撃したほど。4回以降は120キロ台のカーブを増やして相手打線を翻弄した。「思い切り投げることができた」と4歳上の同期入団捕手に感謝した。

井口監督も「素晴らしい投球だった」とチームを3連勝に導いた右腕を称えた。プロ初の2桁勝利も射程圏。宮城・仙台育英の初優勝など夏の甲子園での東北勢の躍進にも「頑張っている」と刺激をもらった。20歳の右腕は「まずはケガなく(ローテーションを)回ること。その中で結果を出したい」と表情を引き締めた。

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ロッテ・佐藤都、朗希を好リード!中盤以降カーブ主体で楽天打線翻弄!松川離脱の危機救った[スポニチ]

ロッテ・佐藤都が佐々木朗を好リードした。試合前のブルペンでは「止められるか不安だった」というフォークを前半から多投させ、左打者が並んだ打線に対し内角直球も駆使した。

序盤に浅村、炭谷に投じた速いスライダーに「反応がなかった」ことで中盤以降はカーブ主体で緩急をつける柔軟さも。昨オフの契約更改の席で「朗希の球を受けたい」と話していた24歳が松川離脱の危機を救った。

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袴田彩会アナ、佐々木朗ばり豪快フォームで見事ノーバン始球式、「とても爽快な気分です」[スポニチ]

フリーアナウンサーの袴田彩会(31)が26日、ロッテ−楽天戦(ZOZOマリン)で始球式を行い、豪快なフォームから見事な投球を見せた。

元ロッテの里崎智也氏のYouTubeチャンネル「Satozaki Channel」でアシスタントを務めている袴田がリリーフカーに乗って、手を振りながら登場。里崎氏が現役時代に付けていた背番号22のユニホームを着て、黒スカートにスパッツという姿でマウンドに上がった。

マウンドに上がると、両手を挙げる独特なセットポジションから、つま先が頭より高くなった豪快な足上げから投じたボールはノーバウンドでキャッチャーのミットへと届いた。袴田はジャンプして大喜びした。

また、豪快な投球フォームから見事なノーバウンド投球に球場はどよめき、ベンチから見つめていたロッテの井口監督も拍手で祝福していた。

始球式を終えた袴田は「今は率直に良いボールが投げられて、嬉しくてとても爽快な気分です」と振り返り「リリーフカーに乗る時はドキドキソワソワしていたのですが、手を振ってくれていたファンの皆さんの声援のおかげで、これまでの始球式の中で1番落ち着いて投げることができました」とご満悦の様子。

また、この日ロッテの先発だった佐々木朗の投球フォームをマネたことについては「セットポジションに入った時にファンの方がちょっとざわついてくれていたので、ファンの方にも始球式を楽しんでもらえたかなと思います」と振り返った。

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ロッテ佐々木朗「思い切り投げることができた」同期・佐藤都とつかんだ2ヶ月ぶり本拠地白星[スポニチ]

若きエースが2ヶ月ぶりZOZOマリンを沸かせた!ロッテ・佐々木朗希投手(20)が、26日の楽天戦(ZOZOマリン)に先発し、7回3安打無失点、8三振を奪う好投を披露。6月22日西武戦以来、約2ヶ月ぶりの本拠地での白星となる今季8勝目をつかんだ。

「しっかりリードしてくれて、思い切り投げることができた。コントロールも良かったし、フォークもいいところにいってくれた」。

同期とつかんだ白星だった。これまで今季全16試合でバッテリーを組んできた松川が、肩のコンディション不良のため、スタメン落ち。昨年5月27日阪神戦(甲子園)以来となる佐藤都とのコンビとなったが、心配は無用だった。19年ドラフト1位&2位バッテリーは、初回から最速161キロの直球と落差の大きいフォークボールを軸に凡打を積み上げると、5回以降は、二塁を踏ませない快投。7回91球3安打無失点、8奪三振で本拠地2ヶ月ぶりの白星を挙げた。

7勝目を挙げたものの5失点と不本意な内容だった19日の楽天戦から修正し、納得の表情。「ここ最近、いいピッチングができていなかったので…。特に(5失点も今季7勝目を挙げた)19日の楽天戦では打線に助けてもらっていたので、今日は何とか自分の力で0に抑えて勝ちに導けるようにと思っていた」。さあ2桁勝利へ、佐々木朗の逆襲が始まった。

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ロッテ佐々木朗、最速161キロ、7回零封でロッテ3連勝導いた、本拠地では2ヶ月ぶりの8勝目[スポニチ]

ロッテは26日、楽天に2−0で競り勝ち3連勝。19日に投げ合った岸と2週連続の先発対決となった先発の佐々木朗が、7回91球3安打無失点、8三振を奪う好投。荻野の先制5号ソロなどの打線の援護を受け、6月22日西武戦以来、約2ヶ月ぶりの本拠地での白星となる8勝目を挙げた。

昨年5月27日阪神戦(甲子園)以来となる佐藤都とのバッテリーでも佐々木朗はいつも通りの投球。初回、最速161キロの直球と落差の大きいフォークを軸に2三振を奪うと、5回以降は二塁すら踏ませない投球で、楽天打線を7回3安打無失点に抑え、8三振を奪った。

若きエースの熱投に打撃陣が応える。3回1死、荻野がレフトへ先制5号ソロ。8回2死一塁では安田がこの日4本目の安打となる適時二塁打で追加点を挙げ、投手陣を援護した。

8回は唐川、9回はオスナが無失点に抑えロッテは3連勝。佐々木朗は約2ヶ月ぶりの本拠地での白星となった。

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ロッテ佐々木朗、7回零封8K最速161キロ、フォーク切れ切れ!約2ヶ月ぶり本拠地白星へ8勝目の権利[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が、26日の楽天戦(ZOZOマリン)に先発し、7回3安打無失点、8三振を奪う好投を披露。6月22日西武戦以来、約2ヶ月ぶりの本拠地での白星となる今季8勝目の権利を得て、2番手の唐川へバトンを渡した。

イレギュラーな事態にも動じなかった。これまで今季全16試合でバッテリーを組んできた松川が、肩のコンディション不良のため、スタメン落ち。昨年5月27日阪神戦(甲子園)以来となる佐藤都とのコンビとなったが、心配は無用だった。初回から160キロをマークし、先頭の西川は159キロ直球で捕邪飛、小深田、浅村はともに落差の大きいフォークボールで連続三振に仕留めた。3回2死一、二塁のピンチでも小深田をフォークで空振り三振に抑えると、小さくガッツポーズをした。

打線の援護も心強かった。3回1死、1番の荻野が先制5号ソロ。早々の援護を受け、リズムをつかむと、5回以降は最速161キロの直球と切れのあるフォークを軸に、二塁を踏ませない好投を見せ、7回91球3安打無失点8奪三振でマウンドを降りた。

今季、楽天戦には4試合に登板し1勝1敗ながら、防御率は5.48とカード別ワーストだった。前回、楽天と対戦した19日の試合(楽天生命)でも勝ち星こそ挙げたが、プロ初の1試合3本塁打を喫するなど6回95球を投げ、5安打5失点と不本意な内容だった。

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ロッテ佐々木朗、楽天戦は佐藤都と初バッテリー、松川のコンディション不良で[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗が今季初めて佐藤都とのバッテリーで先発することになった。開幕から16試合連続で、完全試合を達成した4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)でもマスクをかぶっていた松川が、肩のコンディション不良のため。

井口監督は「(松川)虎生は肩の感じがあまりよくないので。大事を取って。(佐藤都には)対朗希のなかでバッターをしっかり見ながら配球して欲しい。朗希も投げたい球っていうのは自分の選択肢があるので、捕手がどう引っ張っていくか」と話した。

佐々木朗は今季17試合目の先発で8勝目がかかる。前回登板も楽天戦(楽天生命)で3被弾するなど6回5失点ながら7勝目を挙げている。

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ロッテが人気アニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」とコラボイベント開催[スポニチ]

ロッテが「弱虫ペダル LIMIT BREAK」とのコラボイベントを26日の楽天戦(ZOZOマリン)から開催。コラボグッズを販売する。また、アニメキャストから小野田坂道役の声優・山下大輝、真波山岳役の声優・代永翼が来場し、試合前のスタメン読み上げや5回裏ZOZOマリンスタジアム名物・花火打ち上げのカウントダウンなどを行う。

27日の楽天戦(ZOZOマリン)は「弱虫ペダル」原作者の渡辺航が来場し、球場外周ボールパークステージにてトークショーを開催する。また試合開始前の始球式、5回表後にはロッテ応援イラストをライブで描き上げる。

「弱虫ペダル」は千葉県を舞台にした自転車ロードレースの物語でアニメやマンガが好きな高校生・小野田坂道が自転車競技部の仲間と出会い、ロードレースの世界で成長していく姿を描いた大人気作品。今回の「弱虫ペダル LIMIT BREAK」コラボグッズのTシャツ、フェイスタオル、タペストリーには「弱虫ペダル」の小野田坂道他5人のキャラクターが描かれデザインされている。

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[ロッテ]佐々木朗希、夏休みラス投で7回0封8勝「いいところに投げられた」前回自己最悪3被弾のリベンジ[報知]

「金曜朗希ショー」夏休み最終上映は、後半戦最長の7回を3安打8奪三振で無失点。ロッテ・佐々木朗希投手(20)が三塁も踏ませずに8勝目をつかむ痛快ドラマだった。

同じ楽天と中6日の再戦。前回は勝ったとはいえ、自己ワーストの3被弾で6回5失点と不本意な投球だったが、今度は舞台が違う。今季9試合で3勝1敗、防御率0・73の本拠地ZOZOで、初回から躍動した。

最速160キロと球速は抑え気味も、「今日はいいところに投げられた」と、140キロ台のフォークとスライダー、130キロ前後のカーブを安定した制球で投げ込む。この日のマリンは、フォークを落とし、直球に伸びを加えるとされる名物の強風がほとんど吹かなかったが、「風がないのにフォークがよく落ちた。(中間の)フォーム修正がうまくいったのかな」と、満足そうに91球を振り返った。

開幕から助演男優賞級の好リードで主人公の朗希を助けてきた松川が、右肩の違和感でベンチスタート。今季17試合目で初めて佐藤都とバッテリーを組んだ。4歳年上ながら、気心の知れた同期入団の兄貴分。「しっかりリードしてくれました」と、“初共演”を感じさせない名コンビぶり。試合前に「朗希には投げたい球がある。その中で都志也がどう配球するか」と話した井口監督の心配をよそに、時には首を振って意思を貫いた。蒸し暑い無風のマウンドで右足がつり、7回で降板も、シナリオ通りの快勝劇だった。

いよいよ最終章の9月を迎える。登板はあと5試合程度。2ケタ勝利まであと2つ、シーズン規定投球回(143)まで33回2/3と、大きな目標が視野に入った。もちろんチームのCS進出もかかる。完全試合で話題を独占した第1章「衝撃の春」、中指のマメという思わぬ敵に遭遇した第2章「苦闘の夏」に続き、飛躍のプロ3年目を締めくくる完結編「勝負の秋」は近日公開。お楽しみに!

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[ロッテ]佐々木朗希は7回3安打無失点、8勝目の権利持ち降板[報知]

今季8勝目を目指して先発したロッテの佐々木朗希投手は、後半戦最長の7回を3安打無失点に抑え、勝利投手の権利を持って降板した。

勝ったとはいえ6回5失点だった前回19日の楽天戦(楽天生命)から中6日の再戦は、立ち上がりから最速160キロの直球と140キロ前後のフォークを軸に安定した投球。右肩の違和感でベンチスタートの松川虎生捕手に代わり、今季17試合目で初バッテリーを組んだ佐藤都志也捕手とのコンビネーションも問題なく、三塁を踏ませることなく91球で7回を投げ抜いた。

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ロッテ・佐々木朗希−楽天・岸孝之…スタメン発表[報知]

[楽天]
1(中)西川、2(遊)小深田、3(二)浅村、4(指)島内、5(一)銀次、6(三)鈴木大、7(右)小郷、8(左)渡辺佳、9(捕)炭谷、投=岸
[ロッテ]
1(左)荻野、2(中)高部、3(二)中村奨、4(指)山口、5(一)井上、6(三)安田、7(右)岡、8(捕)佐藤都、9(遊)小川、投=佐々木朗

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[ロッテ]アニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」コラボ商品を発売[報知]

ロッテは26日、自転車ロードレースを題材にした人気アニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」とのコラボグッズの販売を開始した。

同日から楽天戦(ZOZO)で実施される同作品とのコラボイベントに合わせて、Tシャツ、巾着、フェイスタオル、タペストリー、トートバッグなどを発売する。詳細は球団HPで。

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ロッテ・佐々木朗、映像チェックで体調の異変察知、入念な準備で好調維持[デイリー]

ロッテの佐々木朗は7回を投げ3安打無失点。8奪三振の力投で8勝目。6月22日以来の無失点勝利だ。この日のゾゾはほぼ無風。蒸し暑さの中、納得のいく投球ができた。「すごい汗っかきなので、すごく大変でした。前回から修正してしっかり、投げられました」。充実の汗を拭った。


開幕から160キロ超の直球を武器に勝ち星を積み重ねる佐々木朗。好調の秘訣は、確立された準備を入念に行い、良質のコンディションを維持して投げていることに尽きる。

球団のアナリスト・スコアラーグループ担当者は言う。「相手のことよりも、まず自分をしっかり見つめて登板に向かっている印象です。配球が偏らないようにとか、自分のスタイルを持って行動していますね」。20歳ながら何をすべきかを自分で考え、日々に取り組む姿勢に感心する。

相手打者を入念に分析して臨む投手もいるが、佐々木朗の場合はデータ偏重にならない程度に相手打者の映像を頭に入れ、自分の投球フォームの映像を入念にチェックする。「疲れがある中で投げているとか、見て感じることもある」と右腕。体調の異変をいち早く察知するためにも映像分析は必要なのだ。

4月10日に完全試合を達成できたことについては「(捕手の)松川を信じて投げられたことです。三振は狙っていないので」と明かした。この日は松川は欠場したが、相手の分析は女房役に任せ、自身は投げることに集中する。それがここまでの結果に表れている。

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ロッテ・佐々木朗8勝目、雪辱の7回0封8K、今季初佐藤都とバッテリーで快投[デイリー]

勝利が決まると、ロッテの佐々木朗は嬉しそうに両手を突き上げた。7回を投げ3安打無失点。8奪三振の力投で8勝目。6月22日以来の無失点勝利だ。この日のゾゾはほぼ無風。蒸し暑さの中、納得のいく投球ができた。「すごい汗っかきなので、すごく大変でした。前回から修正してしっかり、投げられました」。充実の汗を拭った。

今季全16試合バッテリーを組んできた松川が右肩違和感のため欠場。佐藤都と昨年5月27日・阪神戦以来のコンビを組んだ。最速161キロの直球にフォークを主体に五回まで毎回奪三振。佐藤都の要求通りに投げたからこそ抑え込めた。5回2死。西川を内角158キロ直球でバットをへし折り一ゴロ。「都志也さんがしっかりフォークを止めてくれましたし、いいリードをしてくれました」。女房役への感謝を忘れなかった。

本拠地でのリベンジに燃えていた。前回19日、制球が甘くなりプロワースト1試合3被弾を浴びた楽天戦から中6日。微妙な投球フォームの狂いを修正するため入念にチェックした。改善が実り「自分のボールをしっかり投げられた」とうなずいた。

これからが本領発揮だと誓う。球宴期間中に井口監督と会談し「後半戦、投げる試合は全て勝てるようにしたい」と指揮官の前で決意を明かした朗希。後半2連勝も「しっかり結果を出していかないといけない。コンディションを整えることを優先しながら、調整していきます」と表情を引き締めた。チームを上位へ押し上げるためにも勝ち続ける。

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ロッテ・安田尚憲「ヘトヘトになりました」、プロ初の4安打に照れ笑い[デイリー]

ロッテの安田尚憲内野手が、5年目でプロ初の4安打とダメ押し適時打で大暴れした。

2回と4回に右前打を放つと、6回にも右中間へ二塁打。19日の楽天戦では岸から右越えソロを放っており、この日も3安打とキラーぶりを発揮。ノリノリの背番号5は8回2死一塁から、安楽の直球をはじき返す適時二塁打で大きな追加点を奪った。

2本の二塁打を含む4安打。決勝弾の荻野とともにお立ち台に上がり、「(4安打は)1軍ではたぶん初だと思います」と照れ笑い。「久しぶりにグラウンドを駆け回ってヘトヘトになりました。明日も朗希が安心して見ていられるようにバッター陣が頑張っていきたい」と活躍を誓った。

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3連勝のロッテ・井口監督、佐々木朗をリードした佐藤都に「いい配球をしてくれた」[デイリー]

ロッテが佐々木朗、唐川、オスナの完封リレーで7月23日以来の3連勝。井口監督は8勝目を飾った佐々木朗、佐藤都との息の合ったバッテリーを評価した。

先発の佐々木朗は前回19日の楽天戦では4四死球、1試合ワースト3被弾から、中6日。「(投球)フォームのビデオを見ながら、よくなかったところを修正できた」と手応えをつかみ7回を3安打無失点。井口監督は「今日は、変化球でうまくカウントを整えられていましたし、非常に素晴らしい投球だった」と評価した。

過去16試合の登板でバッテリーを組んだ松川が右肩違和感で欠場。昨年5月27日、阪神戦でプロ初勝利を挙げて以来のバッテリーを組んだ佐藤都の配球面についても「佐藤都志也も公式戦では初めてだったんですけど、いい配球をしてくれたと思います。結果としてしっかり抑えられた」と、佐々木朗の良さを引き出したと喜んだ。

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ロッテ・荻野貴司、朗希登板日にまたホームラン「いつもプレッシャーかけられる」[デイリー]

ロッテの最年長、荻野貴司外野手が佐々木朗登板日にまた本塁打を打ち、チーム後半戦初の3連勝に導いた。

3回に初球の変化球を捉えた打球は左翼ホームランラグーンへ飛び込む決勝弾を放った。佐々木朗登板日は8月10日・ソフトバンク戦に続き今季2本目。昨年も10本塁打のうち、朗希の登板日に4本塁打を放っているベテランは、8勝目を挙げた佐々木朗とともにお立ち台に上がった。

「毎回、本当にいつも頼もしいなと思いながら見ています」と喜んだが、16歳年下右腕から次戦も打ってくれと快音を要求され、苦笑い。「いつも朗希からプレッシャーをかけられるんですけども、明日もしっかり打てるように頑張ります」と、自身に重圧をかけていた。

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ロッテ・佐々木朗希が7回無失点8奪三振で8勝目、前回3被弾の楽天にリベンジ快投「修正できた」[デイリー]

ロッテが3連勝を飾った。先発の佐々木朗希投手が7回を91球3安打無失点8奪三振の好投で8勝目をあげた。

佐々木朗は松川が右肩違和感のため、佐藤都と昨年5月27日・阪神戦以来バッテリーを組んだ。微風で蒸し暑さの中、汗をかきながら直球は最速161キロをマーク。切れ味鋭いフォークを武器に楽天打線を翻弄した。

前回19日の楽天戦ではプロ初の1試合3被弾で自己ワーストタイ5失点。打線の援護を受け7勝目をあげたが、リベンジを誓っていた。ヒーローインタビューでは「いい投球ができてなくて、前回も打線に助けてもらった。今日は何とか自分の力でチームを勝ちに導けるようにと思っていた。前回からうまく修正していいところに投げられたかなと思います。コントロールも前よりよかったですし、フォークもいいところに落ちてくれた」と、充実した表情で振り返った。

打線は3回に荻野が5号先制ソロ、8回には安田が適時二塁打で2点をあげた。

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ロッテ・佐々木朗希が7回無失点8奪三振、8勝目権利もって降板、前回初3被弾の楽天相手に快投[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が先発し、7回を91球3安打無失点8奪三振の好投で8勝目の権利を手にしマウンドを降りた。微風で蒸し暑さの中、汗をかきながら最速は161キロをマークした。

松川が右肩違和感のため、佐藤都と昨年5月27日・阪神戦以来バッテリーを組んだ。

初回は1死後、小深田、浅村をそれぞれフォークで空振り三振を奪い3人で抑えた。2回も3人で仕留め、3回1死から渡辺佳に中前打を浴び初安打を許したが、2死一、二塁では小深田をフォークで空振り三振で無失点で切り抜け、5回2死からは西川を158キロ直球でバットをへし折り二ゴロ。女房役の佐藤都とグータッチし、ベンチへと下がった。

前回19日の楽天戦ではプロ初の1試合3被弾で自己ワーストタイ5失点。打線の援護を受け7勝目をあげたが、「次は自分の力で勝てるように頑張りたい」とリベンジを誓っていた。見事に快投で応えた。

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ロッテ・松川、右肩違和感で佐々木朗とのバッテリー外れる、代わりに佐藤都、今季全16試合でコンビも[デイリー]

ロッテの松川虎生捕手が右肩の違和感でスタメンから外れた。佐々木朗とは今季全16試合の登板でバッテリーを組んできたが、24日の西武戦で本塁ヘッドスライディングの際に右肩を強打し大事を取ることになった。井口監督は「肩の感じがちょっと、あまり良くないので、ちょっと様子を見ながらです」と説明した。

佐藤都がスタメンマスクをかぶることが決定。井口監督は「対朗希の中で打者をしっかり見ながら配球して欲しい」と期待を込めた。

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フェンス激突で左肩脱臼のロッテ・福田秀平、井口監督「今季復帰は難しいのかな」[デイリー]

左肩関節前方脱臼のため25日に出場選手登録を抹消されたロッテ・福田秀平外野手が、今季中の復帰が厳しい見通しであることが分かった。

福田秀は24日・西武戦(ZOZO)で7回の守備でフェンスに激突しながら好捕。そのまま負傷交代した。井口監督は「まあ、診断的には今季は難しいのかなと言うところですかね」と無念さをにじませた。

負傷後、話し合いの際には「ああいうプレーで流れが変わって、ありがとうという話はしました」と明かした井口監督。今後について「とにかく早く治して、来シーズンまた頑張って欲しい」と早期完治を祈った。

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ロッテがアニメ「弱虫ペダル」とのコラボイベントを開催、26日からの楽天戦で[デイリー]

ロッテは26日、「弱虫ペダル LIMIT BREAK」コラボイベントを開催する26日の楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)から、マリーンズストアにて自転車ロードレースを題材にしたアニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」とのコラボグッズを販売開始したと発表した。

「弱虫ペダル」は千葉県を舞台にした自転車ロードレースの物語でアニメやマンガが好きな高校生・小野田坂道が自転車競技部の仲間と出会い、ロードレースの世界で成長していく姿を描いた作品。26日はアニメキャストから小野田坂道役の声優・山下大輝、真波山岳役の声優・代永翼が来場し、試合前のスタメン読み上げや5回裏ZOZOマリンスタジアム名物・花火打ち上げのカウントダウンなどを行う。27日は「弱虫ペダル」原作者の渡辺航が来場し、トークショーを開催する。

また試合開始前の始球式、5回表後には渡辺がマリーンズに向けた応援イラストをライブで描き上げる。

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佐々木朗希は最近なぜ打たれる?専門家が現状を分析「1つの正念場を迎えている」[Full-Count]

◇完全試合の速球は平均159.8キロ、直近19日は平均155.5キロ

ロッテの佐々木朗希投手が、26日に本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われる楽天戦に先発する。前回登板の19日の同カード(楽天生命パーク)では、打線の援護を受けて今季7勝目を挙げたものの、6回95球で自己ワーストタイの5失点。初めて1試合3本塁打を浴びた。プロの打者が佐々木朗の剛球に慣れてきた証しなのか?現役時代にヤクルト、日本ハムなど4球団で捕手として活躍した野球評論家・野口寿浩氏が分析した。

中継の解説者として19日の前回登板を見つめた野口氏は「(3被本塁打5失点の)1番の要因は、佐々木朗の調子自体が良くなかったことでしょう。ストレートの球速も出ていなかったと思います。佐々木朗と言えば、われわれもファンも相手打者も、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で完全試合を達成した時を思い浮かべてしまう。あの時のスピードを想定して打席に入れば、遅く感じるかもしれません」と指摘した。

完全試合を達成した時の佐々木朗は9回105球を投げ、約61.9%の65球がストレート、約32.4%の34球がフォーク、他にスライダーとカーブが3球ずつだった。ストレートは最速164キロ、平均は約159.8キロに達していた(スピードが表示されなかった3球は除外)。

それに比べると、19日の楽天戦でのストレートは最速161キロで、平均球速は約4キロダウンの約155.5キロ。球種の割合はストレートが約64.2%の61球、フォークが約34.7%の33球、他にスライダーが1球で、大差はなかった。

「どんな投手でも毎試合絶好調という訳にはいきませんが、佐々木朗の場合、開幕から1シーズンを通して先発ローテで回るのは初めての経験で、ちょうど疲れが出やすい時期ではある。自分のコンディションをどう整えていくか、1つの正念場を迎えているとは言えると思います」と野口氏は見る。

◇26日登板の楽天戦防御率は5.48だが、ZOZOマリンでは同0.73を誇る

楽天との相性の悪さも気になるところだ。25日現在で7勝3敗、防御率2.29をマークしているが、楽天戦に限ると4試合1勝1敗、防御率5.48と極端に悪化する。楽天打線が効果的な対策を立てているのか、単なるめぐり合わせなのかは分からないが、野口氏は「楽天の打者は佐々木朗を全く嫌がっていない、自信を持って打席に入っている印象は受けました」と言う。

前回対戦では、初回に島内に161キロを右翼線へ先制適時三塁打されたのをはじめ、茂木に右翼席へ2ラン、浅村に逆方向の右翼席へソロ、鈴木大にも右翼席へソロを献上した。

今季は球場によっても、成績に差が出ている。本拠地ZOZOマリンでは9試合3勝1敗、防御率0.73を誇るが、敵地では7試合4勝2敗、防御率4.69。特に楽天の本拠地・楽天生命パークでは3試合1勝1敗、防御率6.75と最も苦手にしている。

ZOZOマリンでは、中堅から本塁方向へ強風が吹くことが多く、これがネット裏のスタンドに当たり、グラウンドレベルでは投手にとってアゲンストの風になると言われている。野口氏は「投手がコツをつかむと、この風を利用して、ストレートは伸び、変化球は変化が大きくなります。佐々木朗も、本人が意識しているかどうかは分かりませんが、ZOZOマリンでは球場の特性を生かした投球ができていると思います」とうなずく。

今回は得意のZOZOマリンで快投を披露するか。抑えても打たれても、令和の怪物はファンの目を引きつけ、議論を呼ばずにはおかない。

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