ロッテが3連勝。4回に安田の適時打などで2点を先取し、8回にも安田がソロを放ち加点した。石川は8安打を浴びながら6回無失点で7勝目を挙げた。ソフトバンクは今季14度目の零敗。8敗目の石川は6四死球と制球に苦しんだ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 |
福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
プロ野球選手会は8月31日、日本野球機構(NPB)と事務折衝を行い、今オフからの導入を進めている「現役ドラフト」の規定について、大筋で合意した。
9月の実行委員会でNPB側が詰める部分が残っており、それを選手会が了解すれば、導入が正式に決まる。12月中旬に開催する。各球団2人以上の対象選手を選び、全球団で選手の入れ替えが起きるようにすることで、出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させる。選手会の森忠仁事務局長は「球団からどのような選手が出てくるかが、1番注目したいところ」と話した。
打った瞬間に本塁打と分かるロッテ安田尚憲内野手(23)の放物線は、優に右翼フェンスを越えた。
2点をリードした8回、試合を決定づける6号ソロになった。「自分の中でいいスイングができたので。カーブかスライダーに体がうまく止まって、いい反応ができたと思います」。この4試合で3発。文句なしの1発が続く。
飛距離が伸びてきた。差し込まれての左飛も、フェンス手前まで届くようになった。「しっかりバット振れてるのが1番だと思いますし、初球からタイミング合わせて振れてるので、差し込まれることも減ってきたと思います。いい構えができていると思うので」と自己分析する。
プロ1年目の10月に放ったプロ初本塁打も、このドームだった。右中間のテラス席に入った。2年前の開幕前夜のこと。落下地点を指さし「(テラス席に入って)誰かがそのままキャッチしたと思います」と笑って振り返っていた。
当時は、広いドームのフェンス越えについては「できることなら越えたいです」と話していた。その年のCSでも千賀のフォークを見事に本塁打にしたが、惜しくも数10センチ、フェンス越えには足りなかった。
プロ5年目、じっくりと確かな成長を刻む。「リラックスしながらも力強さも出ているので、この構えを忘れずにやりたいと思います。力の入れ具合がしっくりきているので」。頼れるポイントゲッターになってきた。
ロッテ石川歩投手(34)はじっと、中村奨吾内野手(30)を見つめていた。
空気が変わりやすい6回、先頭野村勇の強いゴロを中村奨がしっかりと止めた。目が合う前で見つめ、合うと右手でOKポーズを交わし合った。
石川は「感じは良かったんですけど、コントロールがあまり良くなかったですね」。
今季初のペイペイドームはそんな状況ながら、松川のリードや、内野陣の好守もあり、しっかりとスコアボードに0を並べた。
今季は腰痛で一時離脱したが「終わったことですし、しゃあないんで」と今できることに集中する。優勝戦線から大きく離された状況から、ようやく借金を2まで圧縮してきた。
「中継ぎがいいので、しっかり試合作って、長いイニング投げられれば」。
先発の仕事に集中するだけ−。淡々とした石川は取材を終えると、安田の取材の輪を眺めだした。珍しいシーン。温かい眼差しでじっと見る。安田も気になる。目が合う。ニヤリ。それが2度、3度。
安田が報道陣に昨夜食べたものを問われた。
「ハンバーガー食べました!」。
元気よく答えた。一体、何が違ったのだろうか。石川は温かい目のまま、何も言わず、輪を離れてバスへ向かった。
ロッテ安田尚憲内野手(23)が8回、だめ押しの6号ソロを放った。泉のスライダーを完璧に右翼席へ放り込んだ。ここ5試合は19打数11安打3本塁打と大当たり。「しっかりバット振れてるのが1番だと思いますし、いい構えができていると思うので、継続できたらなと思います」と笑顔だった。
石川対決はロッテ石川歩投手がソフトバンク石川柊太投手を制した。「今日はカットボールが良かったっす」。勝負どころでアウトローにカットボールを配し、6回被安打8ながらゼロで乗り切った。
本拠地マリンの先発が続き、魔球シンカーが強風で威力を増すことも多かった。この日はドーム球場。「今日はちょっとフォームを変えていった感じだったので、それもあって(変化が)違ったのかなと思いますけど」。浮きがちになるシンカーの危うさを相棒松川が嗅ぎ取り、カットボールを軸に7勝目を手にした。
ソフトバンク石川には“無風”が効いた。今季3戦はいずれもマリンで、対戦打率は1割3分9厘。井口監督は「特に前回は強風の中で変化球にてこずってましたけど、今日は風もないですし、しっかり絞っていけた」。借金も2に圧縮。ロッテに風が吹き始めた。
ロッテ美馬学投手(35)が9月1日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発する。
ベテランはこの日、ペイペイドームで前日調整。球団を通じ「自分自身、良い投球が続けられているので、その投球が続けられるように。後半戦、みんなしんどい時なので、少しでも長いイニングを投げて、中継ぎの負担を減らせればと思います」とコメントした。
今季はここまで15試合に登板し、6勝6敗となっている。ソフトバンクはレイの予告先発が発表されている。
ロッテ小川龍成内野手(24)が、好判断でピンチの芽をつんだ。
9番遊撃でスタメン出場し、1回無死二塁。ソフトバンク2番野村勇のゴロを捕球すると、三塁へ進塁しようとした二塁走者今宮を補殺にしようと、三塁へ送球。遊→三→遊の挟殺で速やかにタッチアウトにすると、そのまま二塁ベースカバーの中村奨に送球し、二塁進塁を狙った打者走者野村勇をアウトにした。
プロ2年目の今季は、遊撃でのスタメンがこの日で16試合目。国学院大では3年時で大学日本代表に選ばれ、当時の高校日本代表戦でも遊撃を守っていた。
プロ野球選手会は31日、日本野球機構(NPB)と事務折衝を行い、今オフからの導入を進めている「現役ドラフト」の規定について、大筋で合意した。森忠仁事務局長は「前回の事務折衝で投げていた部分の回答をもらった。規定は、大筋で合意できる内容だった」と話した。今後、9月の実行委員会でNPB側が詰めた内容を選手会が了解すれば、今オフからの実施が正式に決まる。12月中旬に開催する。
「現役ドラフト」は、出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する制度。各球団2人以上の対象選手を選び、全球団で選手の入れ替えが起きるようにする。以前から議論は進められていたが、一部球団の反対やコロナ禍で協議が止まっていた時期もあった。森事務局長は「かなり時間が経ちましたけど、やっとスタートできるかなという感じ。あとは球団からどのような選手が出てくるかが、1番注目したいところ」と話した。
事務折衝では、選手会に登録されている約900人の代理人に対し、選手会が9月1日より研修を実施することも報告された。球界のことを理解してもらうのが目的。
ロッテは9月に千葉県内で開催する主催のイースタン・リーグ公式戦各試合で中学生以下先着500人にキッズキャップをプレゼントすると発表した。
当日の観戦チケットを持っていることを条件に子供達にプレゼントされるキッズキャップは、ホーム用キャップと同じデザインで、サイズを調整することも可能。
9月11日DeNA戦(袖ケ浦市営球場)、同23日巨人戦(浦安市運動公園野球場)、同24日巨人戦(佐倉市長嶋茂雄記念岩名球場)の計3試合が対象になる。いずれも試合終了後には選手と子供達の交流イベントを開催する予定(イベント開催可否、内容、参加方法等の詳細は後日球団公式ホームページにて発表)。
これらの活動は、ロッテ選手が中心となって行う社会貢献活動を球団がパートナー企業とともにサポートする社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として実施される。
敵地・ペイペイドームが凍りついた。ロッテ・安田尚憲内野手(23)が8回、6号ソロでチームの3連勝に貢献した。
「打席では、リラックスしながら力強さも出ている。このいい構えを忘れずにやっていきたい」。
2−0の8回、先頭で登板直後の右腕、泉のスライダーを右翼席にほうり込んだ。4回1死一、三塁には先制の左前適時打で、5試合連続の安打を記録したスラッガーが2打点の活躍だった。
8月27、28日の楽天戦では5年目で初の2試合連弾を放った。スイング時に頭が上下動するため、体重移動を修正。「できるだけ横に移動するイメージでやっている。今は良いスイングができている」と声を弾ませた。
博多入り後の8月30日の夜は、チームメートのレアード、オスナと「USバーガー」でハンバーガーを完食。「レアードの行きつけで、シェフがアメリカ人で英語しか飛び交っていない。めちゃくちゃうまい」と至極の一品をバットに注入した。
井口監督は「安田はいい状態をキープしている」と目を細め、チームの3カード連続勝ち越しに、「早く借金を返して上位争いをしたい」と意欲を示した。
ロッテ・安田尚憲内野手(23)が「6番・三塁」で先発出場。2−0の8回先頭で、貴重な追加点となる6号ソロを放った。登板直後の泉の3球目を右翼席に運んだ。
4回1死一、三塁には先制となる左前適時打を放った。球団広報を通じて「打ったのはフォーク(ボール)です。チャンスで回してもらい、何とか先制点を取りたいと思っていました。いいところに打球も落ちてくれてよかったです」とコメントしていた。
ロッテの安田が0−0の4回1死一、三塁で適時打を放ち、5試合連続の安打を記録した。石川の低めのフォークボールをバットの先にうまく当てると、三塁手の頭上をわずかに越えて左翼線へ運び「チャンスで回してもらったので何とか点を取りたいと思っていた。いいところに打球も落ちてくれて良かった」と安堵した。
8月27、28日の楽天戦ではプロ5年目で初の2試合連発をマークするなど好調が続く。体重移動を見直したことが効果的だったようで「できるだけ横に移動するイメージでやっている。今は良いスイングができていると思うので、継続させたい」と意気込んでいる。主砲候補がシーズン終盤で調子を上げてきた。
ロッテの安田が絶好調だ。4回1死一、三塁でフォークをバットの先で拾い、左翼線に先制打。「バットは折れました。打球がどこに飛んだのかも分からないぐらい」という幸運な安打で流れを呼び込み、8回には右翼に6号ソロを放った。
最近5試合で19打数11安打の打率.579、8打点、3本塁打。福岡入りした前夜はレアードとオスナに連れられてハンバーガーを堪能。肉食でパワーを蓄えた効果を発揮した。
歩VS柊太の「石川対決」は17年8月8日以来だったが、2度目も歩に軍配が上がった。ロッテ・石川が6回8安打無失点で、7月20日以来42日ぶりの7勝目を飾った。
立ち上がりは制球に苦しんだが、投げ合う相手を見て「今日はあまり状態が良くなかったと思うので、粘っていれば点を取ってくれると思った」。3回以外は毎回走者を背負ったが、要所を締めて粘った。
チームは3連勝で3カード連続勝ち越しとなり、借金は2となった。普段は口べたな石川だが、敵地でのヒーローインタビューで「1つでも上に行けるように頑張ります」と力強かった。
井口監督も「石川が試合をしっかりとつくってくれた。まだ借金があるので早く返して上位に加わりたい」と勝負の9月をにらんだ。
ロッテ・石川歩投手が「石川対決」を制した。
6回を投げて8安打を浴びたが、要所を締める内容で無失点。7月20日の西武戦以来となる今季7勝目を飾った。
「感じはよくなかった。コントロールがあまりよくなかったですね。その中で松川がうまくリードしてくれたと思います」。
この日はソフトバンクの先発も石川だった。「石川対決」は過去は1度だけ。17年8月8日、そのときはロッテの石川歩が6回1/3で7失点ながら勝利投手となっていた。
これで「石川対決」は5年越しの2連勝となった。
ロッテは9月に千葉県内で開催するマリーンズ主催のイースタン・リーグ公式戦各試合にて当日の観戦チケットをお持ちの中学生以下500人にキッズキャップを先着でプレゼントすると発表した。
配布するキッズキャップはホーム用キャップと同じデザインで、サイズ調整も可能。対象試合は、9月11日DeNA戦(袖ケ浦)、9月23日巨人戦(浦安)、9月24日巨人戦(佐倉)の計3試合となっている。試合終了後には選手と子供達の交流イベントを開催する予定。
なお、これらの活動は、社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として実施される。
ロッテの安田が止まらない。最近4戦3発となる6号ソロを含む2安打2打点。直近5試合の打率は5割7分9厘という無双ぶりでチームを3連勝に導いた。
絶好調男は運も味方につけた。両軍無得点の4回1死一、三塁。バットの先に当たり、「バットも折れてて、正直どこに飛んだか分からなかった」という打球が左翼線ギリギリにポトリ。「いいところに飛んでくれてラッキーでした」と笑った。攻撃の流れを作ると、2点リードの8回には泉のスライダーを完璧に振り抜き、ダメ押しソロを右翼席に運んだ。
移動日だった前日は福岡市内でレアードとオスナとハンバーガーを食べてリフレッシュ。「英語しか飛び交ってないお店だったけど、美味しい」とパワーに変えて見せた。「リラックスしながらも力強さは出ているので。その構えを忘れずにやりたい」。チームは3カード連続勝ち越し。勝負の9月も、この男が主役になる。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が31日、オンラインで行われ、現役ドラフトの制度案について大筋合意した。12球団が指名対象となる2人以上の選手リストを提出し、最低1人以上獲得、1人以上が他球団へ移籍する方式となる見込み。今後細部を詰めて正式決定し、12月上旬に実施する。
選手会は出場機会の少ない選手のチャンス拡大のため、19年から現役ドラフトの導入をNPB側に提案してきた。選手会の森忠仁事務局長は「かなり時間がたちましたけど、やっとスタートできるかなという感じです。あとは球団が選手を選ぶということなので、どのような選手が出てくるか注目したい」と話した。
1970〜72年の選抜会議や90年のセレクション会議など、過去にも全球団でトレードの会議を行ったことはあるが、「現役ドラフト」として行われるのは史上初めて。選手会は制度開始後、修正すべき点があれば、その都度話し合ってより良いシステムに修正していく方針を示した。
ロッテが完封リレーで3連勝を飾り、3カード連続の勝ち越しを決めた。
4回に安田の適時打で先制すると、2点リードの8回には再び安田が右翼席へ6号ソロ。先発の石川は8安打を許しながらも6回無失点の好投を見せ、その後は唐川、ゲレーロ、オスナの完封リレーでソフトバンクに勝利。石川は今季7勝目を挙げた。
井口監督は「しっかりと石川がゲーム作ってくれた。後ろ(リリーフ)がしっかりしてるので6回まで投げられれば十分」と労った。チームは3連勝で借金2とし、首位・西武までは5.5ゲーム差に。「そうはいってもまだ借金があるので。しっかり返して上位争いに加わっていけるように」と指揮官は気を引き締めた。
ロッテの美馬学投手が9月1日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発する。
前回の24日・西武戦(ZOZOマリン)では104球を投げ5回4安打1失点。勝ち星は付かなかったものの、チームの勝ち越しを呼び込む力投を見せた。「自分自身良いピッチングが続けられているのでそのピッチングが続けられるように。後半戦みんなしんどい時なので少しでも長いイニングを投げて、中継ぎの負担を減らせればと思います」と意気込んだ。
日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)の事務折衝が31日、オンラインで行われた。
前回3日の事務折衝で現役ドラフトについて選手会側からNPB側に報告し、今回はNPB側がそれについて回答した。
選手会の森忠仁事務局長は「現役ドラフトの回答をいただいて、大筋合意できる内容だったかなと思います。かなり時間がたちましたけど、やっとスタートできるかなという感じ。あとは球団が選手を選ぶということなので、どのような選手が出てくるか注目したいところです」と話した。
各球団が任意で2名以上の選手リストを提出し、最低1人以上獲得、1人以上が他球団へ移籍する方式となる見込み。1970〜72年の選抜会議や90年のセレクション会議など、過去にも全球団でトレードの会議を行ったことはあるが、「現役ドラフト」としては12月上旬に史上初めて行われることになる。
ロッテは31日、9月に千葉県内で開催するイースタン・リーグ公式戦各試合で中学生以下500人にキッズキャップを先着でプレゼントすることを発表した。
対象となるのは当日のチケットを所有する中学生以下。配布するキッズキャップはホーム用キャップと同じデザインでサイズを調整することも可能なキャップとなっている。配布の対象試合は、9月11日のDeNA戦(袖ケ浦)、同23日・巨人戦(浦安)、同24日・巨人戦(佐倉)の計3試合。試合終了後には選手と子供達の交流イベントも開催する予定となっている。
絶好調のロッテ・安田がまた、豪快アーチを放った。8回、泉のスライダーを振り抜き右翼席へダメ押しの6号ソロ。ここ5試合で3本塁打の若武者は「体がうまく止まって、いい反応で打てました。しっかりとバットも振れていますし、構えの段階でいい構えができている」と自信満々に答えた。
今は何をやってもうまく行く心境か。4回1死一、三塁ではバットの先に当たった打球が左前に落ちて先制打に。5戦連続安打となり「正直、どこに飛んだか分からなかったんですけどね。ラッキーです」と笑った。
チームも3カード連続勝ち越しで5位ながら首位と5.5ゲーム差。「しっかりと上位争いに加わっていけるように」と井口監督。上昇ムードで勝負の9月を勝ち抜く。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が31日、オンライン形式で開催された。出場機会に恵まれない選手救済の「現役ドラフト」の規約について大筋合意に至り、今年12月上旬の実施が確実となった。
今後は12球団側が9月の実行委員会で細部を詰め、選手会が了承して正式決定となる。選手会・森事務局長は「やっとスタートできる。あとは球団からどのような選手が出てくるかが、1番注目したいところ」と話した。
ロッテの安田尚憲内野手が先制打とダメ押し本塁打を放ち2安打2打点で、鷹狩り2連勝に貢献した。
4回に左前適時打を放ち先制後、8回には泉のスライダーを迷いのないスイングで振り抜いた。打球はホームランテラスを越え、右翼席まで運んだ。
ここ5試合で3本塁打。19打数11安打、打率.579と、同級生で同じドラフト1位のヤクルト村上級の活躍。「どの打席でも、やることは一緒です。自分の中でいいスイングができている」とニコリ。5年目の背番号5に自信が芽生えてきた。
ロッテが完封リレーで3連勝。後半戦初となり3カード連続勝ち越しを飾った。
4回に安田の適時打で先制し、8回も安田が右越え6号ソロ。先発石川が6回無失点で抑えると、ここにきて盤石なリリーフ陣が仁王立ち。7回は唐川が3人で抑え、8回はゲレーロが三者連続三振。最後はメジャーのセーブ王のオスナが無失点で6セーブ目を挙げた。
5位ながら首位西武が敗れ5.5差に。井口監督は「しっかりとゲームを作ってくれた。後ろがしっかりしているので(石川は)6回まで投げられれば十分」と投手陣を称えた。8月を終え、勝負の9月を前に「まだ、借金があるので、しっかり上位争いに加わっていけるように」と借金2の完済へ力を込めた。
ロッテの石川歩投手が6回を投げ8安打を浴びながらも無失点に抑え、ソフトバンク“石川対決”に投げ勝った。
初回に2安打を浴びたが無死二塁から小川の好判断で二走の今宮をアウトに。この回を無失点で抑え、5回まで無失点。6回は明石、デスパイネに連続安打を浴びるも1死一、二塁からグラシアルをシンカーで遊ゴロ併殺打に。この日、右肩違和感から復帰した松川とバッテリーを組み息の合った呼吸でソフトバンク打線にホームを踏ませなかった。
7勝目の権利を手にした石川は「感じは良くなかったんですけど。コントロールがあまり良くなかったですね。その中で松川がうまくリードしてくれたと思います。もう1、2回いければよかったんですが、しょうがないですね」と後輩松川の好リードのおかげと振り返った。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が31日、オンライン形式で開かれ、選手会側は代理人による契約更改交渉がさらに幅広く行われるために、選手会に代理人登録をしている弁護士らへ研修を行うことを12球団側に報告した。
00年から代理人を使っての契約更改交渉がスタートしているが、代理人は日本弁護士連合会所属の日本人弁護士に限ることや、1人の代理人が複数選手を担当することが認められないなどの制約もあり、広がりを見せていない。
現在、選手会への代理人登録は約900人。選手会・森事務局長は「選手会で9月1日から、その人たちに向けて研修を行っていくことを12球団に報告した。しっかり代理人をやる方にも球界のことを理解してもらいたい」と説明。球界での代理人業務の理解を深め、選手、球団側が代理人交渉を行いやすい環境を作っていく考えだ。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が31日、オンラインで行われ、現役ドラフトの制度案について大筋で合意した。今後、12球団の実行委員会で細部を詰めて正式決定し、12月上旬に実施する。
12球団が指名対象となる選手を2人以上出し合い、各球団が獲得する選手を指名していく方式。選手会の森忠仁事務局長は「どのような選手が出てくるか、というのが1番注目したいところ」と話した。
ロッテは31日、9月に千葉県内で開催するマリーンズ主催のイースタン・リーグ公式戦各試合にて当日の観戦チケット持参者中学生以下500人にキッズキャップを先着でプレゼントすると発表した。
配布するキッズキャップはホーム用キャップと同じデザインで、サイズを調整することも可能なキャップ。配布の対象試合は、9月11日・DeNA戦(袖ケ浦市営球場)、9月23日・巨人戦(浦安市運動公園野球場)、9月24日・巨人戦(佐倉市長嶋茂雄記念岩名球場)の計3試合。
なお試合終了後には選手と子供達の交流イベントを開催する予定(イベント開催可否、内容、参加方法等の詳細は後日球団公式ホームページにて発表)。なお、これらの活動は、マリーンズの選手が中心となって行う社会貢献活動を球団がパートナー企業と共にサポートする社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として実施される。