わたしはかもめ2022年鴎の便り(9月)

便

9月14日

千葉ロッテ8−1北海道日本ハム(ZOZOマリン)

ロッテは0−1の5回に中村奨の犠飛、井上の適時打、安田の2点二塁打で4点を奪い逆転。6回にも高部の適時三塁打などで4点を加えた。佐々木朗が5回を4安打1失点で6三振を奪い9勝目。日本ハムは打線のつながりを欠いた。

123456789R
北海道日本ハム1000000001
千葉ロッテ00004400x8

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[ロッテ]佐々木朗希が示した新たな凄み「直球速く見せよう」と能力駆使しストライク率8割超[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が9勝目を挙げ、自身初の2ケタ勝利に王手をかけた。ただ「勝ち星にあまり一喜一憂するのは投手としてなかなかメンタル的に難しいところがあると思うので。そこよりも、まずは自分にできる仕事をやった上で付いてくるものだと思うので」と派手なことは言わなかった。 疲労回復のため、中11日での先発。首脳陣も5回での交代を想定した。その中で試合開始21秒後、いきなり快音を食らった。日本ハム1番木村に先頭打者本塁打を被弾。本塁打、中前打、左飛、右前打と4者連続で外野に飛ばされたあたりからギアチェンジ。「直球を張ってきている中で、今日の直球の状態だとなかなかいつも通りいかないなと思ったので」。スライダーなどの比率を増やし、「どうにか直球を速く見せながら投げようと思いました」と能力をフル回転。4安打6三振でまとめ上げた。最速は降板直前に3球投じた159キロだった。 1年のゴールが見えてきた。「まずはケガなく1年間最後まで投げきることを目標にしながら、次も調整したいなと思います」と見すえる。前半戦13試合で324球投げた160キロ台は、後半戦6試合では14球にとどまる。万人受けの派手さはないものの、この夜も人知れず打ち立てた。ストライク率81%。これは大船渡高3年時以降の公開された60試合では自己最高値となる。新たなすごみを示し、Aクラスを必死に目指すチームに価値ある白星をもたらした。

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[ロッテ]佐々木朗希、開始21秒で被弾「最低限の仕事できた」5回4安打1失点6Kで9勝目[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が5回4安打6三振で9勝目を挙げた。

初回、佐々木朗が捉えられた。試合開始の21秒後、日本ハム1番木村に投じた154キロ外角直球を振り抜かれた。バックスクリーン左に飛び込んだ。プロ入り後初の先頭打者本塁打の被弾。「もう負けが許されない状況なので、チームが勝てるように頑張ります」。前日に発した意気込みに、いきなりの衝撃。苦い顔をした。 疲労回復が遅れ、中11日の登板に。初回、4打者連続で打球が外野へ飛んだ。前半戦13試合で324球投げた160キロ台は、この日を含めた後半戦6試合では14球にとどまる。井口監督は今回の登板間隔を空けたことに「初めてのローテーションですし、なかなか疲労感が抜けないというところはあると思うので」と話していた。1年のゴールが見える一方、体は雄弁だ。 5回に味方が4点取って逆転した。しかし、6回のマウンドには西野がいた。投手交代のアナウンスに場内がどよめく。「先制点は取られてしまいましたが、その後何とか抑えることができて、最低限の仕事はできたかなと思います。あとはチームの勝利を信じて腹から声出します」。5回58球のマウンドを終えると、その後は救援陣が無失点に抑え、9勝目を手にした。

井上の闘志に火がついた。同点に追いついた直後の5回2死一、三塁。直前に4番山口が死球を受け「山口の死球の後だったので燃えていました」と追い込まれながらも左前にしぶとく勝ち越し適時打を運んだ。6回には右翼線へ適時二塁打を放ち2安打2打点。1、2打席目はともに三振を喫しており、中盤でようやく相手投手陣を攻略した。負けられない戦いが続く中で「明日も勝てるように一生懸命頑張ります」と丁寧に話した。
中村奨(6回の二盗で通算100盗塁)
「(井上)晴哉さんとかが打ちたい気持ちを抑えて待ってくれたりしたおかげで、この数字までたどりついたと思います。」

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[ロッテ]佐々木朗希が10勝王手「野手の皆さんに助けられ」プロ初先頭打者弾浴びるも9勝目[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が5回1失点で今季9勝目を挙げた。 疲労回復のため中11日での先発となったこの日は、初回に日本ハム木村に先頭打者弾を浴びたものの、その後は変化球を多めに配し、58球で予定されていた5回を投げ終えた。 次回先発で10勝目を狙う佐々木朗はお立ち台で「野手の皆さんに助けられながらここまできたので、次もいいピッチングができるように頑張りたいと思います」と話した。 ロッテの高卒投手が入団3年目以内に2ケタ勝利を挙げると、75年の三井雅晴投手以来、47年ぶりとなる。

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[ロッテ]中村奨吾プロ通算100盗塁を達成、今季12個目、18年にはシーズン39盗塁を記録[ニッカン]

ロッテ中村奨吾内野手(30)がプロ通算100盗塁を達成した。 6回2死三塁からの第4打席で四球で出塁すると、続く山口の4球目に今季12個目となる盗塁に成功し、捕手の悪送球でそのまま三塁へ進んだ。 中村奨は今季でプロ8年目。プロ初盗塁は15年5月20日の西武戦でマーク。18年にはシーズン39盗塁を記録している。

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[ロッテ]山口航輝バット放り出し鋭い眼光、鈴木の初球が左脇腹付近直撃、前日も手首付近に死球[ニッカン]

ロッテ山口航輝外野手(22)がファイティングポーズを見せた。 5回2死三塁、日本ハム鈴木の初球が左わき腹付近に当たった。するとバットを放り出し、鈴木に向けて鋭い眼光を。日本ハムの捕手清水が慌ててなだめた。 山口は前日13日の第1打席にも、上沢の初球が手首付近に当たっており、伏線になった可能性はある。 山口の死球でチャンスを広げると、この日2三振の井上晴哉内野手(33)が追い込まれながらしぶとく勝ち越し適時打を放った。試合中、球団広報を通じ「山口の死球の後だったので燃えていました」とコメントした。井上は8月28日の楽天戦(ZOZOマリン)でも、山口の死球直後に本塁打を放っている。 その後、安田尚憲内野手(23)も2点適時二塁打を放ち、5回終了で4−1とした。

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[ロッテ]佐々木朗希プロ初の先頭打者弾浴びる、開始直後4人連続で外野まで運ばれたのも初[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)がプロ入り後初の先頭打者本塁打を浴びた。 疲労回復のため中11日での先発となったこの日、初回に日本ハム1番の木村に2球目の154キロ直球を、バックスクリーン左へ放り込まれた。 佐々木朗が初回先頭打者弾を浴びるのは、プロ入り後の実戦45試合目にして初めて。大船渡高3年時に公開された対外試合15試合を含めても初めて。 木村に被弾後、2番清宮は中前安打、3番近藤は左飛、4番松本剛は右前安打だった。試合開始直後に4人連続で外野まで運ばれたのも、プロ入り後初となった。

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[ロッテ]2軍が9・20にルートインBCリーグ選抜と交流試合、浦和球場で無観客[ニッカン]

ロッテは14日、9月20日に2軍がルートインBCリーグ選抜と交流試合を行うと発表した。 ロッテ浦和球場で午後1時開始予定。無観客で行い、雨天などで中止になった場合は振替試合は行わない。

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ロッテ・佐々木朗希、5回1失点9勝で2桁王手、3位まで3差!CSまだ諦めん[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が14日、日本ハム20回戦(ZOZOマリン)に先発し、5回4安打1失点、6奪三振で9勝目。3年目で自身初の2桁勝利に王手をかけた。58球でマウンドを譲ったが、次回登板を見据えた予定通りの降板。パ・リーグ5位のチームは8−1で勝利して3位・西武に3ゲーム差とし、クライマックスシリーズ(CS)進出に望みをつないだ。 試合の始まりも、終わりも佐々木朗が話題をさらった。5回を投げ、無四球の4安打1失点で9勝目。チームにCS進出の可能性を残した。 「何とか最少失点で抑えられて、どうにか最低限の仕事ができてよかったです」。 1回、試合開始を告げる「プレーボール」のコールが耳に残る中、先頭の木村に2球目を被弾。マウンド上で振り向くと、大きな飛球が中堅左に着弾した。観衆1万8975人の前で、高めに浮いた154キロの直球を仕留められた。先頭打者本塁打を浴びるのは自身初だった。 だが、ただでは終わらないのが佐々木朗。2、3回は三者凡退で切り抜け、リズムに乗った。最大の武器である160キロ超の直球はなく、最速は159キロ。2回以降は変化球主体に切り替え「相手が直球を張ってきた。直球がいつも通りいかなくて、うまくかわしながら投げた」。スライダー、フォークで的を絞らせず、臨機応変に試合をつくった。 前回2日のオリックス戦(ZOZOマリン)から疲労の蓄積を考慮され中11日のマウンドだった。58球で降板し、故障が心配されたが、試合後に井口監督は「予定通り5回まで。次回登板に向けていいリカバリーをして欲しい」と今後を見据えた降板だったと明かした。 味方打線も佐々木朗の踏ん張りに応え、5回裏に4点を奪って逆転し、勝利投手の権利が転がり込んだ。投手陣は西野、益田、佐藤奨と無失点でつないだ。右腕は「中継ぎの皆さんにも助けられた」と感謝した。 ついに大台の10勝目に王手をかけた。球団で高卒3年目以内の2桁勝利となれば、1975年の三井雅晴以来、47年ぶりの快挙。4月10日のオリックス戦(同)では史上最年少で完全試合を達成するなど、数々の記録を塗り替えた男なら、サラリとやってのけそうだ。 「自分の仕事をして(記録が)ついてくれば」と令和の怪物=Bチームは5位ながら3位・西武とは3ゲーム差。残り14試合。登板機会に全て勝ち、チームのCS進出につなげたい。

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ロッテ・井上、佐々木朗を援護「何とかしたいと思っていた」[サンスポ]

ロッテの井上が2安打2打点で、勝利に貢献した。2日のオリックス戦は佐々木朗が1失点完投も、打線が零敗。「前回は朗希を援護できなかった。何とかしたいと思っていた」と今度こそはの思いがにじんだ。 0−1の5回に中村奨の犠飛で追い付き、なお2死一、三塁から勝ち越し打を放った。「あの打席は打った感触とか覚えていない。気持ちで打った」と興奮気味だった。

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ロッテ・佐々木朗が5回6K4安打1失点で9勝目[サンスポ]

ロッテは0−1の5回に中村奨の犠飛、井上の適時打、安田の2点二塁打で4点を奪い逆転。6回にも高部の適時三塁打などで4点を加えた。佐々木朗が5回を4安打1失点で6三振を奪い9勝目(4敗)を挙げた。 マウンド上で振り向くと、大飛球が中堅左に着弾した。ロッテ・佐々木朗が1回、先頭の木村に先頭打者弾を浴びた。 観衆1万8975人の前で、高めに浮いた154キロの直球を仕留められた。試合開始のコール「プレーボール」が耳に残る中、わずか2球で先制点を許した。 2、3回は三者凡退で切り抜け、リズムに乗った。武器の160キロ超えはなく、この日の最速は159キロ。好投を続けていたが5回を58球、4安打6三振1失点で、降板を告げられた。 前回2日のオリックス戦(9回1失点)から、疲労蓄積を考慮され中11日のマウンド。降板理由は、アクシデントではなく、次回登板に向けてのリカバリーを優先したとみられる。 交代後は「先制点は取られましたが、その後は何とか抑えることができ、最低限の仕事はできたかなと思います。あとはチームの勝利を信じて腹から声を出します」と熱い思いを口にした。 味方打線が5回に、2四死球と3長短打などで4点を奪い、逆転に成功。援護に恵まれ、右腕に勝利投手の権利が転がり込んだ。

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ロッテ・朗希「付いてくるもの」わずか58球で10勝王手、球団高卒3年目以内達成なら47年ぶり[スポニチ]

プロ3年目で、ロッテ・佐々木朗が10勝に王手をかけた。球団では高卒3年目以内で2桁勝利となれば、75年三井雅晴以来、47年ぶりとなる。先発投手として、何としてもクリアしたい数字に映るが、「勝ち星に、あまり一喜一憂するのは投手としてはメンタル的に難しい。まずは自分の仕事をした中で、付いてくるものと思っている」と冷静だった。 当初は10日の楽天戦に登板予定だったが、疲労が抜けないことから、中11日となった。初回に自身初となる先頭打者弾を木村にバックスクリーン左へ運ばれた。この日は最速159キロ。走らない直球を狙われたが、2回以降は変化球を軸とし、5回4安打1失点、6奪三振と粘った。 わずか58球での交代だが、井口監督は「予定通り。5回をめどに考えていた」と明かす。マウンドを降りた際は0―1だったが、その裏に打線が一挙4得点。日本ハム戦は8回完全で交代した4月17日には勝てなかったが、5回限定登板で今季9勝目。この白星でパ全5球団制覇となった。 順当ならば、今季は残り2試合の登板見込み。「ケガなく1年間最後まで投げきることを目標に調整したい」。現在123回1/3で、規定投球回数まで残り19回2/3と厳しいが、目標としていた昨季63回1/3の倍は達成できそうだ。

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牛島和彦氏、ロッテ・朗希、いきなり失点も自分の体調把握し修正できた[スポニチ]

◇牛島和彦 視点

ロッテ・佐々木朗の立ち上がりは不安いっぱいだった。フォームに迫力と粘りがない。いつもなら足を上げ、一度股関節に体重を乗せて“タメ”をつくって、粘りながら体重移動していくが、先頭・木村の打席から体重移動に粘りがなく、すぐにフォームがほどけてしまう。直球も変化球も打者を押し込めず、木村に一発を食らい清宮、松本剛にもはじき返された。 どれだけ失点してしまうのかと思ったが、1死一、二塁で上川畑に対したところから本来のフォームを取り戻し、連続三振で切り抜けた。2回以降はいつもの佐々木朗に戻り、フォークが落ち、直球の切れも出た。 立ち上がりは疲労から、体全体を使って投げることに不安があったのかもしれない。そこから自分の体調を把握し、修正。5回を1失点にまとめてしまう。内容が詰まった58球、9勝目だった。

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ロッテ朗希「野手に助けられながらここまできた」シーズン10勝目へ「次もいいピッチングができるように」[スポニチ]

ロッテは14日、本拠地・ZOZOマリンで日本ハムと対戦し、8−1で逆転勝利。先発した佐々木朗希投手(20)は5回58球を投げ1失点の粘投で今季9勝目(4敗)を挙げ、2桁勝利に王手をかけた。 お立ち台では「今日は野手の皆さんだったり、中継ぎのピッチャーに助けてもらったので、嬉しかった」と安堵した表情を見せながら感謝を伝えた。 初回、いきなり木村に先頭弾を浴びたものの「先制を許してしまったんですけど、どうにか粘りながら5回まで投げ切ることができてよかった」と、被弾後は落ち着きを取り戻して5回1失点の投球だった。 58球のうち23球がストレートと、変化球を多めにした投球に「うまく変化球でかわしながら投げられた」と納得。今季9勝目となり、2桁の10勝目に王手をかけた佐々木朗は「野手のみなさんに助けられながらここまできた。次もいいピッチングができるように頑張りたい」と次回登板での2桁勝利を狙う。

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ロッテ朗希、10勝王手、先頭打者弾浴びるも5回1失点6Kで9勝目、日本ハムから勝利でパ5球団制覇[スポニチ]

ロッテは14日、本拠地・ZOZOマリンで日本ハムと対戦し、8―1で逆転勝利。先発した佐々木朗希投手(20)は5回58球を投げ1失点の粘投で今季9勝目(4敗)を挙げ、2桁勝利に王手をかけた。また今季パ・リーグ5球団全てのチームから勝利を挙げた。 4月17日に8回無安打14奪三振の快投以来の対戦となった日本ハムに対して初回、1番の木村に先頭打者本塁打を浴びる立ち上がり。出鼻をくじかれた佐々木朗はその後、清宮らに安打を許して1死一、二塁のピンチも連続三振を奪い最少失点で切り抜けた。 2回以降はリズムを取り戻し、ストレートの球速も初回157キロから5回に159キロと尻上がりに調子を上げてスコアボードに0を並べた。佐々木朗の好投に、日本ハム先発・鈴木を打ちあぐねていた打線が5回に捕まえた。 先頭の茶谷が四球で出塁すると、荻野が三塁強襲の内野安打で一、二塁。高部が犠打で走者を送り、中村奨が左犠飛で同点。続く山口は左肘付近の死球で2死一、三塁となり、井上が左前打で逆転に成功した。 続く安田が右翼後方へ大きな当たりを放つと、右翼手・木村が一度は打球をグラブに収めたものの、落としてしまう幸運打で一走の井上が一気に本塁へ生還し2点を追加した。さらに6回には2死から荻野が二塁打、高部が三塁打、井上が二塁打と3長打に四球と失策が絡み4点を奪い8−1と試合を決めた。 4−1となった6回のマウンドに佐々木朗の姿はなく、5回わずか58球での降板となった。佐々木朗の降板後は西野、益田、佐藤奨の継投で逃げ切った。佐々木朗は今季9勝目となり、プロ初の10勝に王手をかけた。

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ロッテ朗希、今季9勝目へ5回1失点も毎回の6K「勝利を信じ腹から声出し」58球で降板、最速159キロ[スポニチ]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が14日、日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発し、5回1失点だった。 4月17日に8回無安打14奪三振の快投以来、今季2度目の対戦となった日本ハムに対して、変化球中心の投球で粘った。先頭打者の木村に対して1ボールから投じた2球目の154キロの外角高めストレートをバックスクリーンに運ばれ、先頭打者本塁打を浴びた。その後、清宮らに安打を許して1死一、二塁のピンチも連続三振を奪い最少失点で切り抜けた。 2、3回と3者凡退でリズムを取り戻し、4回は自身の失策で走者を許したが無失点。5回には先頭の清水に中前打を許し、犠打で1死二塁と得点圏に走者を許しところでギアを上げた。先頭弾を許した木村に対してフォーク、スライダー、スライダーで3球三振に仕留め、清宮にはこの日最速159キロのストレートで投ゴロに打ち取り吠えた。 佐々木朗の粘投に応えたい打線は、5回に中村奨が1死二、三塁から左犠飛で同点とし、井上が2死一、三塁から左前打を放ち逆転に成功。さらに安田が右二塁打を放ち、この回一挙4点を奪い日本ハム先発・鈴木を攻略した。今季9勝目(4敗)の権利を手にした佐々木朗は5回58球を投げ1失点で毎回の6奪三振も降板。58球のうちストレートは23球と少なく、最速は159キロだった。
佐々木朗希(5回被安打4・失点1)
「先制点は取られてしまいましたが、その後何とか抑えることができて最低限の仕事はできたかなと思います。あとはチームの勝利を信じて腹から声出しします。」

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ロッテ佐々木朗、わずか2球で失点、プロ入り後初の先頭打者弾許す[スポニチ]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が14日、日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発登板し、プロ入り後初の先頭打者弾を許した。 4月17日に8回無安打14奪三振の快投以来の対戦となった日本ハム。パ・リーグ5球団で唯一白星を挙げていない相手に初回の先頭・木村に対して1ボールから投じた2球目の154キロの外角高めストレートを捉えられた。 打球はバックスクリーンに飛び込み、先制の先頭打者本塁打を浴びた。立ち上がりに出鼻をくじかれた佐々木朗は続く清宮と松本に安打を許し1死一、二塁とピンチを招いたが、上川畑、石井を連続三振に仕留めて最少失点で切り抜けた。

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[ロッテ]佐々木朗希、初の10勝王手、5回4安打1失点わずか58球降板、最速159キロも不調[報知]

まさかの降板に球場はどよめきに包まれた。ロッテの佐々木朗が5回4安打1失点、わずか58球で降板。この日の最速は159キロで5回まで毎回の6奪三振、9勝目の権利は手にしていたが早すぎる降板だった。 井口監督は試合後「次回の登板も含めて、5回というところを目安にしていました」と説明した。初回、先頭の木村にプロ初となる先頭打者弾を被弾。「今日の直球の状態だといつも通りいかないなと思ったので、うまくかわしながらできた」と2回以降は変化球を軸に相手打線を打ち取った。 この日のストライク率は前回登板から8%上昇の82%。しかし最速は159キロで直球での空振りはわずか1球。9回1失点と完投した前回登板から中11日と間隔を空けたが、本来の直球の精度には戻っていない。先発機会は多くても残り2回。規定投球回に残り19回2/3と、到達は絶望的となった。それでも早期降板を決めたのは、激しいCS争いの中で、無理をせず次回登板へコンディションを整えさせる狙いもありそうだ。 打線の援護に助けられ自身初の2ケタ勝利に王手をかけた右腕は「野手に助けられてここまで来た。勝ち星に一喜一憂するのは投手としてメンタル的に難しい。まず自分の仕事をしていきたい」。チームは借金2とし3位・西武に3ゲーム差。総動員で勝ち抜いていくしかない。

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[ロッテ]佐々木朗希5回58球降板は「予定通り」井口監督が説明[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が5回4安打1失点、わずか58球で降板したが、打線の援護もあり今季9勝目をマーク。自身初の2ケタ勝利に王手をかけた。 この日は初回、先頭の木村にプロ初となる先頭打者弾を浴びたがその後は立て直し5回まで4安打1失点6奪三振の力投。最速は159キロだった。 だが6回に西野がコールされると球場はどよめきに包まれた。わずか58球での降板にアクシデントが心配されたが、井口監督は試合後「予定通りです。次回の登板も含めて、5回というところを今日は目安にしていました」と説明。次回登板は再びコンデイションを見ながら定めていくことを明かした。

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[ロッテ]佐々木朗希が5回1失点、わずか58球で降板「最低限の仕事はできたかな」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が5回4安打1失点、58球で降板した。 この日は先頭の木村にプロ初となる先頭打者弾を浴びたがその後は立て直し5回まで4安打1失点6奪三振。5回を投げ終えベンチに戻った朗希は木村投手コーチと何か言葉を交わし、そのままベンチ裏へと下がった。6回に2番手として西野がコールされると球場からはファンのどよめきがわき起こった。 佐々木朗は前回登板で9回1失点で完投しており、疲労を考慮してこの日は中11日のマウンドだったが、早すぎる降板。右腕は「先制点は取られてしまいましたが、その後何とか抑えることができて最低限の仕事はできたかなと思います」とコメントした。

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ロッテ・佐々木朗希−日本ハム・鈴木健矢…スタメン発表[報知]

[日本ハム]
1(右)木村、2(一)清宮、3(左)近藤、4(指)松本剛、5(遊)上川畑、6(二)石井、7(中)アルカンタラ、8(捕)清水、9(三)佐藤、▽投=鈴木
[ロッテ]
1(左)荻野、2(中)高部、3(二)中村奨、4(右)山口、5(一)井上、6(三)安田、7(指)角中、8(捕)佐藤都、9(遊)茶谷、▽投=佐々木朗

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ロッテ・佐々木朗、初の10勝王手、疲労度考慮で5回1失点「最低限の仕事」[デイリー]

逆転CSへ望みをつなぐ力投で応えた。疲労回復を優先し、中11日で臨んだマウンド。ロッテ・佐々木朗希投手(20)が5回を4安打1失点。負けられない重圧をはねのけ、9勝目を手にした。 「何とか最低限の仕事はできました。野手の皆さん、中継ぎの皆さんに助けられました」。 最速159キロの直球。160キロ超えはなく、初回は木村に直球を捉えられ、プロ初の先頭打者本塁打を浴びた。「どうにかストレートを速く見せようとした」。2回以降は踏ん張った。フォークをうまく配球し、5回まで毎回6三振を奪った。初回の1失点のみに抑え、逆転勝利を呼び込んだ 井口監督は5回降板について、今季初めてローテで回っている疲労度を考慮したことを明かし、「予定通り投げてくれたのは大きい」とねぎらった。 残りは2、3試合の先発が見込まれる中、高卒3年目で初の10勝も見えてきた。「終盤になって全員が全員、万全じゃない。その中で出続けることが大事。勝ち星は自分の仕事をやった上でついてくる」と佐々木朗。チームと自身の白星へ、冷静に直球を投げ込む。

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ロッテ・井上が2安打2打点、朗希の9勝目アシスト「何とかしたかった」[デイリー]

ロッテ・井上晴哉内野手が決勝打を含む2安打2打点を挙げ、佐々木朗の9勝目に貢献し、安堵した。 5回。中村奨の犠飛で同点となり、なおも2死一、三塁から左前へ適時打を放ち勝ち越し。6回にも右翼線を破る適時二塁打を放った。 2日のオリックス戦では1失点完投の佐々木朗を援護できずに敗戦投手となったことに「前回、朗希が登板している時に援護できなかったので、何とかしたかった。打ち方どうのこうのよりは気持ちでした」。8月下旬から5番に定着しているベテランはホッとした表情で勝利の余韻に浸った。

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ロッテ・佐々木朗、5回58球での継投は「予定通り」井口監督説明「次回登板含め目安に」[デイリー]

ロッテが快勝。先発・佐々木朗希投手(20)は5回4安打1失点6奪三振で今季9勝目を飾った。わずか58球での継投に場内はどよめいたが、試合後、井口監督は早々の継投について「予定通り」と明かした。 佐々木朗は初回、木村にプロ初被弾となる先頭打者本塁打をバックスクリーン左へ運ばれ先制点を許したが、直後に一、二塁のピンチをしのぐと、以降は安定。フォークを制球よく決め5回まで毎回三振を奪う力投。先頭打者弾の失点のみに抑えた。最速は159キロ。6回が始まるところで交代がアナウンスされると、球場内はどよめきに包まれた。 井口監督は「予定通りです。次回登板も含めての5回というところを、今日は目安にしていました」と説明。15日の西武戦へ向けた意気込みを問われると「本拠地の試合も少なくなってきている。何とか、上位チームにしっかりと戦っていきたい」と力を込めた。 マウンドを引き継いだ西野、益田、佐藤奨も無失点。佐々木朗は試合後、ヒーローインタビューで「野手の皆さん、中継ぎ投手の皆さんに助けてもらったのですごく嬉しいです」と笑顔で感謝した。

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ロッテ・佐々木朗が9勝目「皆さんに助けてもらった」投打かみ合い快勝、対日本ハム初星[デイリー]

ロッテが投打かみ合い快勝。先発・佐々木朗希投手(20)が9勝目を飾った。パ球団唯一勝ちがなかった日本ハムから初白星となった。 初回、木村にプロ初被弾となる先頭打者本塁打をバックスクリーン左へ運ばれ先制点を許したが、直後に一、二塁のピンチをしのぐと、以降は安定。フォークを制球よく決め5回まで毎回三振を奪う力投。先頭打者弾の失点のみに抑えた。 打撃陣は5回に固め打ちで4得点し、逆転に成功。佐々木朗に9勝目の権利をもたらすと、降板後の6回にも猛攻で4点を追加した。 試合後はヒーローインタビューで「野手の皆さん、中継ぎ投手の皆さんに助けてもらったのですごく嬉しいです。先制許してしまったんですけど、どうにか粘りながら5回まで投げきることができてよかったです。うまく変化球でかわしながら投げられた」と振り返った。

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ロッテ・佐々木朗が5回58球で降板、場内どよめき、先頭被弾も9勝目権利「最低限」[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)がわずか58球、5回4安打1失点6奪三振で降板した。最速は159キロ。交代がアナウンスされると、球場内はどよめきに包まれた。 初回は波乱の幕開けとなった。木村にプロ初被弾となる先頭打者本塁打をバックスクリーン左へ運ばれ先制点を許した。直後1死一、二塁のピンチをしのぐと、2回以降は立ち直った。フォークを制球よく決め5回まで毎回三振を奪う力投。先頭打者弾の失点のみに抑えた。 「先制点は取られてしまいましたが、その後何とか抑えることができて最低限の仕事はできたかなと思います。あとはチームの勝利を信じて腹から声出します」。 チームは5回裏に中村奨の左犠飛で同点。さらに井上の左前適時打で逆転に成功。佐々木朗は今季9勝目の権利を手にしている。

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ロッテ・山口が死球で怒、捕手の清水が止める、不穏なムードに球場騒然[デイリー]

ロッテ・山口航輝外野手(22)が背中付近に死球を受け、怒りをにじませる場面があった。 5回の攻撃で2死三塁、鈴木健矢投手(24)の初球を左腰付近に受け、バットを放り投げてマウンドをにらみつけた。すぐに捕手の清水が止めに入ったが、ロッテ側からは森脇コーチらがベンチを出て球場は騒然。日本ハム野手陣もマウンドに集まり、不穏な空気が漂った。 山口は前日13日の同戦でも第1打席で上沢から死球を受けている。

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ロッテ・佐々木朗希、プロ初の先頭打者本塁打浴びる、日本ハム・木村に[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)がプロ初の先頭打者本塁打を浴びた。初回、日本ハムの先頭・木村へ投じた2球目、高めの154キロ直球をバックスクリーン左へ運ばれた。 佐々木朗はこれが19試合目の登板で、9月2日・オリックス戦、9回1失点完投から中11日。ここまで8勝を挙げており、8月19日楽天戦以来の3試合ぶりの被本塁打。今季7度目の被弾で、先頭被弾はプロ初だった。 初回は清宮、松本剛に安打を許し1死一、二塁のピンチとなったが、上川畑を見逃し三振。石井をフォークで空振り三振に抑え、1失点で切り抜けた。

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日本一の20分後に戦力外「マジか」、ロッテの“苦労人”茶谷健太、育成からの再起[Full-Count]

◇1軍で遊撃の座を狙う茶谷、4年前にソフトバンクを戦力外に

苦汁の日々を送った男が、ブレークの兆しを見せている。ロッテの茶谷健太内野手は、7月に月間打率.389を記録。藤岡裕大内野手の離脱もあり、8月に入ってからは2年目の小川龍成内野手と遊撃のポジションを争っている。まだ24歳だが、すでに戦力外通告、育成契約も経験した苦労人だ。

山梨の帝京第三高から2015年ドラフト4位でソフトバンクに入団。投手として指名されたが、バッティングの潜在能力を買われてプロ入り後に内野手に転向。2017年に1軍デビューし、初打席で楽天の則本昂大からプロ初安打を放った。

2018年は2軍で87試合に出場し打率.246、3本塁打19打点の成績を残したが、1軍出場機会はなかった。チームは日本シリーズで広島を破って日本一に輝いたが、第6戦が終わってわずか20分後に、携帯が鳴った。「戦力外しかないなと」。この時期に球団事務所に呼び出される意味は分かっていた。

「正直、高卒3年目で怪我もしていなかったので、自分の中で『マジか』というのはありました」。

悔しさはもちろんあったが、1番は驚きだった。毎年多くの選手をドラフト指名するソフトバンク。選手層は厚く、選手個々には結果がシビアに求められる。同期で、同じく高卒の黒瀬健太内野手、小澤怜史投手にも戦力外が通告されていた。2人は育成で再契約。茶谷にも育成契約が打診されたが、環境の変化を求めて断りを入れた。

「もう1回、仕切り直しじゃないですけど、やるからには環境を変えたいというのが1番でした。もう1度新たな気持ちで頑張りたいとということで断らせていただきました」。

◇背番号124で再スタート、今岡2軍監督には感謝

獲得に名乗りを上げたロッテと育成契約を結び、背番号124を着けて再起を図った。2019年は今岡誠2軍監督(当時)の下、2軍で開幕スタメン起用されるなど、チーム2位の118試合に出場した。

「他球団から来て、育成で入った選手を開幕から使ってもらったのは感謝しかないです」。

ある時、今岡監督が自分に言及している記事を見かけた。「茶谷はやる気がないように見えるけど、本当はちゃんとやっている」。もちろん、手を抜いていた訳ではないが、どうしても、雰囲気がネガティブに受け取られることがあった。過去に指導者から「やる気がないのか」と言われたこともあった中で、内面を見てくれていたのが嬉しかった。

「(練習時は)いつも遠くから見ている感じですけど、しっかり見てくださっているんだなと。恩返ししたい気持ちは強いです」。直接コミュニケーションを交わすことは少なかったが、自分を理解し、周りと平等に評価してくれたことに感謝の気持ちを抱く。

2軍で打率.271、6本塁打48打点を記録し、そのオフに支配下登録となった。昨季は怪我もあって1軍出場がなかったものの、今季は2軍で打率.316を記録し、6月に1軍昇格を果たした。8月12日の日本ハム戦(ZOZOマリン)では、7年目で初本塁打も放った。8月下旬にはヒットの出ない試合が続いたが、これも経験。「こういう時をいかに短くできるかだと思っています」。守備力は誰もが認めるところ。打撃で結果を残すため必死にバットを振り続ける。

茶谷健太(ちゃたに・けんた)
1998年1月26日、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。帝京第三高から2015年ドラフト4位でソフトバンクに入団。2017年にはプロ初安打を記録。2018年は1軍出場がなく、シーズン終了後に戦力外に。2019年はロッテと育成契約を結び、同年オフに支配下登録された。今季は8月12日の日本ハム戦(ZOZOマリン)でプロ初本塁打を放つなど、1軍でアピールを続ける。身長186センチ、体重90キロ。右投げ右打ち。

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