わたしはかもめ2022年鴎の便り(9月)

便

9月24日

福岡ソフトバンク6−0千葉ロッテ(PayPayドーム)

ソフトバンクがロッテ戦の勝ち越しを決めた。板東が5安打に抑え込み、プロ初完封で3勝目を挙げた。1回に三森の先頭打者本塁打で先制、2−0の4回には中村晃の3ランなどで4点を加えた。ロッテは優勝の可能性がなくなった。

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[ロッテ]V逸決定も井口監督「まだまだ違う意味のチャンスある」目標は3年連続CS進出へ[ニッカン]

ロッテのV逸が決まった。先発二木が4回途中6失点KO。ソフトバンク板東を相手に初回に併殺で逸機した打線は、今季19度目の完封負けを喫した。

打力不足が顕著な課題で、対戦経験の少ない投手に封じられるケースも今季は目立った。井口監督も「今日はどんどんストライク放ってきていて、そこを積極的にあまりいけなかった」と消極さに苦言を呈した。「頂点を、つかむ。」とスローガンに掲げた就任5年目も優勝ならず。シーズンは残り6試合に。「まだまだ違う意味のチャンスはありますので」と3年連続でのCS進出へ目標を切り替える。

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[ロッテ]137試合目でリーグ優勝完全消滅、リリーフ不安定で終盤は致命的1発目立つ/投手編[ニッカン]

ロッテのリーグ優勝の可能性が、シーズン137試合目で消滅した。残り6試合を全勝しても、最終的な勝率でオリックスを上回ることができない。

井口資仁監督(47)就任5年目の今季は「頂点を、つかむ。」をスローガンに始動したが、長らく5位に低迷。CS進出の可能性も残るものの厳しいシーズンとなった。V逸の原因を投打に分けて振り返る。

◇リリーフ陣不調

試合終盤の不安定さが響いた。20年、21年と2年連続2位に入った。20年は唐川→沢村(20年オフに退団)→益田、21年は佐々木千→国吉→益田と7〜9回に送り出す投手が固まり、必勝リレーとしてしっかりと機能していた。

3連投NGなど吉井投手コーチ(現・投手コーディネーター)が定めて運用していたものの、それでも前年までの疲労蓄積は顕著だった。今季は唐川、佐々木千がコンディションの問題で出遅れ、国吉も開幕直後から乱調。再調整になると、2軍公式戦ではアウト1つも取れず7失点することもあるなど精彩を欠いた。

そんな中で、サイドスローの東條が台頭。5月前後からホールド数を着々と増やし、初の球宴にも選ばれた。しかし、球宴直前に新型コロナウイルスの陽性判定で一時離脱。チームは7月に多くの離脱者を出したが、得点力不足の打線を考えると、リードした状態で相手の攻撃をあと2回まで持っていける東條の離脱は戦略的に大きく響いてしまったといえる。

前半戦ラストに白星を重ね、東條不在ながら貯金状態で迎えた後半戦のスタート。4投手の継投で8回まで3点をリードし、守護神益田が9回にオリックス杉本に同点3ランを浴びた。延長12回の末に敗れ、オリックスに後半戦3連敗スタート。8月中旬までに3連敗、4連敗もあり、8月11日は益田はソフトバンク今宮に再び決勝被弾した。

益田は井口監督就任2年目の19年からクローザーに固定され、17年(38試合)を除けば、プロ入り以降全ての年で50試合以上に登板している。選手会長でもあり、存在感は大きい。簡単に外せないポジションながら、今季はセーブ数以上に印象的な失敗が増えていた。井口監督は8月11日の敗戦後に「チームのクローザーなのでこういう負け方をするとどうしても響くというか、ずるずるいってしまいがちで」と話し、その後決断。新戦力オスナにリード時の9回を託し、益田は再調整後、様々な局面でリリーフしている。

◇最後は先発層にも課題

先発陣は24日時点で76度のQS(クオリティースタート=6投球回以上、自責点3以内)を達成し、試合を作ってきた。3月末から9月末まで143試合を大きな中断なく進める3年ぶりのシーズン。短期的にローテ投手の登録抹消も入れつつ、中堅・若手の先発層の経験強化を図ってシーズンを進めていた。

吉井氏に代わり、今季から木村投手コーチが1軍チーフ格に入った。巨人でトレーニング指導の経験もあり、短期決戦が肝になる社会人野球のコーチも経験。長いシーズンで時に選手にケアをほどこしつつ、確かな行動力と入念なコミュニケーションでコンディション管理を行ってきた。ただコロナ禍での予期せぬ離脱もあって、全てはうまくいかず。シーズン終盤ではベテラン美馬の奮闘は光っているものの、シーズン初完走間近の佐々木朗の登板が減り、石川も上半身のコンディション不良、ロメロも左肩の張りで戦線離脱に。野手同様、そこを救う選手層が継続的な課題だ。

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[ロッテ]137試合目でリーグ優勝が完全消滅、レアード、マーティンの不調で得点力に苦しむ[ニッカン]

ロッテのリーグ優勝の可能性が、シーズン137試合目で消滅した。残り6試合を全勝しても、最終的な勝率でオリックスを上回ることができない。

井口資仁監督(47)の就任5年目の今季は「頂点を、つかむ。」をスローガンに始動したが、長らく5位に低迷。CS進出の可能性も残るものの厳しいシーズンとなった。V逸の原因を投打に分けて振り返る。

◇主軸の大不振

22年シーズンの特性として「3月末〜9月末の通年で143試合が行われる3年ぶりのシーズン」というものがあった。コロナ禍での直近2年間、ロッテはリリーフ投手の登板間隔を管理しながら、僅差を勝ってきた。だからこそ、今季はいかに「延長戦に入らずに勝利し、リリーフ陣の消耗を減らせるか」がカギの1つになっていた。

それだけに、得点力不足で試合終盤に優位に立ちづらい状況は痛かった。選手層は決して厚くなく、井口監督もシーズン中に「打てないのは去年からですけど、今年は守り勝ててない」とこぼしている。打力が他球団に劣るからこそ、ブランドン・レアード内野手(35)、レオネス・マーティン外野手(34)の両主軸にかかるものが大きかった。ところが開幕からともにバットが湿り、マーティンは複数回の2軍調整を経験し、すでに8月下旬に家庭の事情で離日している。

昨季は両助っ人で合計1044打席に立ち、56本塁打、170打点をたたき出していた。それが今季は24日時点で計659打席で24本塁打、73打点。昨季ともに0.8を超えたOPS(長打率+出塁率)は、今季は0.6前後。特に長打率は2人とも1割以上落としており、長打率リーグワーストの主要因となった。

マーティンは優勝がかかった昨季終盤、故障を押しての出場となっていたが、2人のコンディションについて井口監督は「全然大丈夫だと思います」と不調の最中でも話していた。変則の与座が先発した5月5日西武戦(シーズン30試合目)ではともにスタメン落ち。7月2日楽天戦(同74試合目)ではエチェバリアも含め、助っ人打者が初めてスタメンから姿を消し、9月以降はそれが当たり前のようになった。

◇遅れた荻野の合流

故障がちのプロ生活を送ってきた荻野が、昨季初めて全試合に出場し大きく貢献した。その反動もあり、今季は1軍合流が5月下旬となった。荻野合流までの約50試合は3年目高部が台頭し安打や走塁を重ねたものの、出塁率の点ではまだ荻野には及ばず。打力低下は著しく、4月14日ソフトバンク戦から同20日西武戦まで5連敗し、うち4試合が完封負け。長い5位生活の始まりとなった。

井口監督は「自分達の野球をしないと勝てない」と言葉を重ねた。安打や四死球で出塁し、盗塁や犠打で進め、適時打が出なければ内野ゴロや犠飛でも1点をもぎ取っていく。森脇ヘッドコーチとともに複雑なサインを出しながら、攻撃スタイルを徹底した。結果的に盗塁数と犠飛数は12球団トップを走るものの、苦労してつないだ1点2点が、被本塁打1本で一瞬にして無に帰す試合が何度もあった。今季チーム最多18安打が飛び出したのは、背水の135試合目。投打がかみ合って進む時期がなく、優勝には必須となる大型連勝の流れを作れなかった。

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[ロッテ]井口資仁監督、引退決めた明石健志にはなむけの言葉「最後の姿を見れて良かった」[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(47)が、今季限りで現役引退するソフトバンク明石健志外野手(36)にはなむけの言葉を贈った。

明石は03年ドラフトでダイエー(当時)に入団しており、05年にメジャー挑戦した井口監督は、04年シーズンで明石と接点があった。「健志の最後の姿を見れて良かったなと思います。試合前に和田と2人でダイエーのユニホームを着て写真撮っているのを見て、懐かしいなと思って」と振り返った。

和田には「昨日の投球ならあと5年はできる」と伝えたという井口監督は、明石には「ここからの野球人生もしっかりあると思いますので。森脇さん(現・ロッテヘッドコーチ)が本当に厳しいコーチだったと言っていたんで、お前もそれくらいになれと言っておきました」と激励したことを明かした。

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[ロッテ]優勝の可能性が消滅、井口監督「被弾が多い投手なので…」先発二木に厳しい口調[ニッカン]

ロッテの二木は6四死球と制球を乱し、3回途中を8安打6失点で4敗目を喫した。流れをつくれず、チームの優勝の可能性も消滅し「無駄な四死球が多かった」と悔やんだ。

3回までは要所を締めて何とか踏ん張っていたが、0−2の4回2死一、二塁で中村晃に3ランを浴び、なお2死二塁で今宮に適時打を許してKO。井口監督は「被弾が多い投手なので、そういうところを気を付けてやっていかないといけない」と厳しい口調だった。

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[ロッテ]2軍が連覇ならず、1軍と同日にV逸決定、平沢大河、西川僚祐が首位打者争い[ニッカン]

ロッテ2軍のイースタン・リーグ連覇はならなかった。くしくも1軍と同じ24日、V逸が決定した。

この日の巨人戦(佐倉)は雨天中止。ここまで102試合を消化し56勝43敗3分けと大きく勝ち越しているものの、この日で楽天2軍が貯金を25まで伸ばし、優勝を確定させた。

今季はプロ7年目の平沢大河内野手(24)と同2年目の西川僚祐外野手(20)が、ともにリーグ首位打者争いに加わっている。同2年目の山本大斗外野手(20)もリーグ本塁打王を狙える位置にいるなど、鳥越裕介2軍監督(51)らの指導の下、若い打者達が力をつけている。

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[ロッテ]優勝が消滅、二木が4回途中6失点KO、今季19度目の完封負け、CSも黄信号[ニッカン]

5位ロッテのリーグ優勝の可能性が、今季137試合目で完全消滅した。シーズン残り6試合に全勝しても、オリックスが残り3試合に全敗した場合の勝率を上回れない。

この日は先発した二木が初回、1番三森に初球をいきなり先頭打者本塁打にされ、4回には2死後に走者をためて中村晃に6号3ラン。4回途中6失点KOで、首脳陣の期待を裏切った。打線は初回に連打が生まれるも、4番安田が併殺打に。2回以降はソフトバンク先発の板東に気持ちよく投げさせてしまい、今季チームで19度目の完封負けを喫した。

開幕早々からレアード、マーティンの両助っ人が振るわず、得点力に苦しんだ1年。9月に入り、安田や井上を中心にようやく打線の状態が上がってきたものの、シーズン終盤はリリーフ陣が痛恨の失点を喫する場面が増えた。投打がかみ合う期間がないままにV逸となった。

これで67勝69敗1分けの借金2になった。残り6試合で3位楽天とは試合終了時点で1.5ゲーム差ではあるものの、後半戦はまだ4位にも浮上できていない現状もある。就任5年目の井口資仁監督(47)は来季続投が既定路線となっているものの、今季は3年連続でのCS進出に黄信号がともっている。

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[ロッテ]二木康太4回途中6失点KO「むだな四死球が多かった」敗れればV逸一戦で試合作れず[ニッカン]

ロッテ二木康太投手(27)は3回2/3で6失点KOされ、期待を裏切った。

敗れればV逸が確定する試合で、初回にいきなり、ソフトバンクの1番三森に初球を先頭打者本塁打にされ、その後も満塁とされるなど、初回だけで31球を要する苦しい立ち上がり。2回にも満塁を作られ、柳田の適時二塁打で2点目を許した。

3回は無失点でしのぎ、4回も2死を奪ったものの、そこから二塁打と敬遠でピンチを作り、5番中村晃にまたしても初球直球を3ランにされた。さらに連打で6失点し、交代を告げられた。背番号18の意地を見せられず、試合中に球団広報を通じ「無駄な四死球が多かったですし、長打を打たれてはいけないところと自分でも分かっている場面で打たれてしまったというのが…」とコメントした。

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ロッテ、19度目零封負けでV消滅、二木が乱調6失点[サンスポ]

パ・リーグ5位のロッテは首位のソフトバンクに敗れ、リーグ優勝の可能性が完全に消滅した。先発の二木が3回?を6失点、6四死球(4四球、2死球)と乱調で、役割を果たせなかった。

「長打を打たれてはいけないと分かっていたが、打たれてしまった」。

唇をかんで振り返ったのは0−2の4回2死一、二塁の場面。中村晃に投じた初球、甘い141キロの直球を捉えられた。続く今宮にも左前適時打を許して降板。打線は板東の前に5安打無得点で、今季19度目の零封負けを喫した。

球団は井口監督の来季続投を要請する方針を固めている。指揮官は「まだまだ違う(クライマックスシリーズ進出の)チャンスがあるので、残りの(6)試合に挑む」と気を引き締めた。

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[指揮官一問一答]ロッテのリーグ優勝の可能性が消滅、井口監督「まだまだ違う(CS進出の)チャンスがある」[サンスポ]

ロッテが今季19度目の零封負けを喫し、リーグ優勝の可能性が消滅した。先発した二木康太投手(27)が、6四死球と制球を乱し、4回途中を8安打6失点で4敗目を喫した。試合後、代表取材に応じた井口監督(47)の一問一答は以下の通り。

≫リーグ優勝の可能性が消滅した。
井口監督
「まだまだ違う(CS進出の)チャンスがあるので、何とか残りの試合をやっていきます。」
≫先発した二木の投球内容について。
井口監督
「1回の入り方や、前回登板も一発を打たれた。4回に初球の直球を被弾?そこはバッテリーを含めてです。直球で押せる投手ではないので、制球力が生命線になると思います。」
≫2番手・広畑が抑えた。
井口監督
「広畑は前回も、長いイニングを抑えてくれた。」
≫相手先発の板東に零封された。
井口監督
「ミーティングをしっかりやって臨んだが、少し(的を)絞れなかった。まだチャートをみていないが、思った以上にゾーンが広かったかなと思うので、反省しながらみたいです。」
≫いつもの板東とは違った。
井口監督
「あまり変わらないと思います。ストライクをどんどん投げられて、積極的にいけなかった。」
≫親交のある、ソフトバンク・明石健志内野手(36)の引退試合だった。
井口監督
「健志の最後の姿をみられてよかった。これからの野球人生もあるので、期待しています。試合前に、和田とダイエー時代のユニホームを2人で着て、写真を撮影している姿をみて、懐かしいなと思いました。」

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ロッテ、リーグVの可能性消滅、二木が6失点KOで今月4度目の5割復帰挑戦失敗[スポニチ]

ロッテは今季137試合目で、リーグ優勝の可能性がなくなった。先発の二木が3回2/3を8安打6失点KO。打線も板東にプロ初完封を許し、今月4度目の勝率5割復帰挑戦も失敗に終わった。再び借金2となったが、CS圏内となる3位の可能性は残る。

井口監督は「まだ違う意味でチャンスはある。しっかりとやっていきます」と目標を切り替えて、残り6試合に全力を尽くす。

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ロッテ井口監督が引退するソフトB明石に「厳しいコーチになれ」と激励、和田には「あと5年できる」[スポニチ]

ロッテ・井口資仁監督が、引退試合となった現役最後の打席で、投手を強襲する内野安打を放ったソフトバンク・明石健志内野手をねぎらった。「最後の姿を見られてよかったし、試合前に和田と二人でダイエーのユニホームを着て写真を撮っているのを見て、懐かしいなと思いました」と愛弟子の勇姿を見守った。

この日はライバルチームの指揮官と選手として対峙したが、井口監督にとって、現役時代に一緒に自主トレで汗を流し合ってきた仲間だった。「“ここからの野球人生をしっかり”と伝えました。“森脇さんが本当に厳しいコーチでした”と言っていたので、“おまえもそれくらいになれ!”と言いました」と笑った。

また、最後のダイエー戦士となる左腕・和田についても「あと5年はやれると言いました。昨日の投球ならば、あと5年はできる」と、プロ野球人生のスタートを切った古巣の後輩にエールを送った。

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ロッテが137試合目で優勝消滅、井口監督「違う意味でチャンスはまだまだある」[スポニチ]

137試合目。今季6試合を残し、ロッテが今季リーグ優勝できる可能性は完全消滅した。

先発の二木が初回、先頭・三森に初球弾を浴びると、4回途中で6失点KO。打線も板東にプロ初完封を許し、井口監督は「ミーティングはしっかりとしたが、チャートをまだ見ていないが、思ったよりもストライクゾーンが広くて、積極的に打ちにいけなかった。まだまだ、違う意味でチャンスはあるので、何とかしっかりとやっていきます」と、ここからCSを目標に戦っていくことを口にした。

昨季まで2年連続リーグ2位で、今季は優勝候補とみられていたが、開幕直後から打線の核となるマーティン、レアードが極度の不振に陥り、故障でリードオフマンの荻野が出遅れたことも響いた。

投手陣も佐々木朗希が完全試合を達成するなど、大きな話題があった一方で、昨季勝ちパターンを担った佐々木千隼、国吉、唐川が不調で、メジャーで守護神を務めたオスナをシーズン途中で獲得し改善を図ったが、年間を通してみれば、ブルペン事情は厳しかった。

荻野が1軍合流した交流戦から、高部、山口、安田ら若手が徐々に活躍し、チームの状態を上向かせたが、劇的な変化を生むまでには至らなかった。

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[ロッテ]勝利の方程式、オスナとゲレーロに残留要請へ[報知]

ロッテがロベルト・オスナ投手(27)とタイロン・ゲレーロ投手(31)の両外国人右腕に来季残留を要請する方針であることが24日、分かった。

アストロズ時代の19年に最多セーブ(38セーブ)に輝いたオスナは6月に加入。150キロ超の直球とカットボールを抜群の制球力で操り、不振の益田に代わって抑えに定着した。今季は27登板で4勝0敗9セーブ、防御率0.64と実績通りの投球を見せている。

来日1年目の最速164キロ右腕のゲレーロも49登板で3勝3敗3セーブ、24ホールドで防御率3.52をマーク。球団は両右腕とも来季に欠かせない戦力と判断し、今後交渉を進める見通しだ。

またレアード、マーティンら他の助っ人もシーズン後に今後に向けた話し合いを行う。チームはこの日17年連続のV逸が決定したが、残り試合での逆転CSを目指しながら、並行して来季のチーム編成を進める。

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[ロッテ]17年連続V逸が決定、井口資仁監督「違う意味でまだチャンスはある」[報知]

ロッテがソフトバンクに計5安打無得点と完敗。今季はあと6試合を残し、優勝の可能性が完全消滅した。

この日は先発の二木が初回から三森に先頭弾、4回には中村晃に3ランを浴びるなど4回途中6失点KO。打線はソフトバンク・板東に計5安打無得点とプロ初完封を許した。井口監督は「ミーティングはしっかりやってきたけどちょっと絞れなかった。思った以上にストライクゾーンが広かったし、今日はストライクどんどん放ってきてたので積極的にいけなかった」と冷静に分析した。

20年、21年と2年連続2位とし烈な優勝争いを繰り広げたが、今季は開幕からレアード、マーティンが不振に陥り、主軸が定まらず。昨季、勝ちパターンとして奮闘した佐々木千、唐川、国吉などの救援陣も不調で、終盤は守護神・益田も安定感に欠けた。今季途中に獲得したオスナは勝ちパターンに定着しチームを牽引したが、リーグ優勝には届かなかった。

指揮官は「違う意味でまだまだチャンスはありますので、何とか頑張って行きます」と逆転CSに向け切り替えた。

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[ロッテ]ソフトバンクに完敗で優勝可能性が完全消滅、17年連続V逸決定[報知]

ロッテがソフトバンクに5安打無得点と完敗。優勝の可能性が完全消滅し、17年連続でのV逸が決定した。

この日は先発の二木が三森に先頭打者本塁打を浴びると、2回には柳田の適時打、4回には2死から中村晃の3ランなどを浴び4回途中6失点KO。打線はソフトバンク・板東を最後まで攻略できず完封を許した。

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[ロッテ]二木康太が4回途中6失点KO、ソフトバンク打線につかまる[報知]

ロッテの先発・二木康太投手がソフトバンク打線に4回途中まで8安打を浴び6失点とKOされた。

この日は初回に三森に先頭打者本塁打を浴びると、2回には柳田の適時打で2失点。4回は2死二塁からデスパイネを敬遠した直後の中村晃に3ランを浴びた。なおも2死から牧原、今宮に連打され6失点目。2死一塁としたところで交代が告げられた。

この時点で球数はすでに96球。3回2/3、8安打6失点でマウンドを降りた。

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ソフトバンク・板東湧梧−ロッテ・二木康太…スタメン発表[報知]

[ロッテ]
1(中)高部、2(左)角中、3(二)中村奨、4(三)安田、5(一)井上、6(指)荻野、7(右)山口、8(捕)佐藤都、9(遊)茶谷、投=二木
[ソフトバンク]
1(二)三森、2(三)周東、3(右)柳田、4(指)デスパイネ、5(一)中村晃、6(中)牧原大、7(遊)今宮、8(左)柳町、9(捕)甲斐、投=板東

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元ロッテ・村田兆治容疑者、暴行疑いで現行犯逮捕、羽田空港保安検査場で女性検査員に[デイリー]

羽田空港の保安検査場の女性検査員に、肩を手で押すなどの暴行を加えたとして、警視庁東京空港署は23日、暴行の疑いで、元プロ野球選手の村田兆治容疑者(72)を現行犯逮捕した。「肩を押していない」と容疑を否認している。

逮捕容疑は23日午後、羽田空港第1ターミナル北ウイングの保安検査場で、30代の女性検査員の左肩を右手で押すなどした疑い。署によると、検査員にけがはなかった。村田容疑者は保安検査場の金属探知機に何度も引っかかっていた。

空港関係者によると、携帯電話を手にしていたため、金属探知機が反応したとみられる。空港職員は「保安検査場の前にある空港出口を出た時に、男の方が警察の方に取り調べのようなものを受けて、そのまま連行されていくのは見ました」と証言。直後、空港内に騒然とした様子などはなかったという。

村田容疑者は25日に北海道芦別市の芦別市民球場で行われる野球イベントに参加予定で、主催者は「対応を検討中」としている。マサカリ投法≠ニ称されたダイナミックな投球フォームから繰り出される力強いストレートを武器に、ロッテ一筋で通算215勝をマークして名球会入り。2005年には野球殿堂入りを果たした。近年は野球振興活動を中心に、精力的な活動を行っていた。

村田兆治(むらた・ちょうじ)
1949年11月27日生まれ、72歳。広島県出身。現役時代は右投げ右打ちの投手。福山電波工(現近大福山)から67年度ドラフト1位で東京(現ロッテ)入団。「マサカリ投法」と呼ばれた独特の投球フォームで75〜76年に2年連続で最優秀防御率。81年には最多勝とベストナインを獲得。
83年に痛めた右肘の手術(トミー・ジョン手術)を受けたが、85年に17勝を挙げカムバック賞を受賞。89年には3回目の最優秀防御率。90年限りで現役引退。最多奪三振4回、最多セーブ1回。通算成績は604試合215勝177敗33セーブ、防御率3.24。148暴投はプロ野球歴代1位。2005年野球殿堂入り。

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ロッテ井口監督、引退する愛弟子明石の最後の安打に「健志の最後の姿を見られてよかった」[デイリー]

ロッテの井口資仁監督が今季限りで引退するソフトバンク・明石健志内野手にねぎらいの言葉をかけた。

指揮官がダイエー在籍最終年の04年に明石が入団。現役時代はオフの自主トレをともにしてきた仲。この日の引退試合も最後の安打を敵ではあるが、見ることができた。「健志の最後の姿を見られて良かった」と振り返った。

試合前には明石、左腕の和田といったダイエー時代の仲間と談笑。「ここからの野球人生も、しっかりあるので頑張って欲しい。森脇さん(現ロッテヘッド兼内野守備走塁コーチ)を本当に厳しいコーチでしたと言っていたので『おまえもそれくらいになれ!』と言いました」と、第2の明石育成を期待した。

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ロッテ、優勝が完全消滅、17年連続でのV逸、打線沈黙、先発二木は4回途中KO[デイリー]

ロッテがソフトバンクに敗れ、22年シーズンの優勝の可能性が完全消滅した。

先発二木が初回に三森に先頭打者本塁打を浴び、2回にも柳田に適時二塁打を浴び2失点目。4回には中村晃に右越え6号3ランを許しこの回無念の降板となった。

打線も初回1死から角中、中村奨の連打で一、二塁の好機を作ったが安田が二ゴロ併殺打で無得点に終わると、2〜6回まで3者凡退に倒れるなど、板東を捕まえきれなかった。今季は「頂点をつかむ。」とスローガンを掲げ、05年以来のリーグ制覇を目指してきたが、17年連続でのV逸となった。

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ロッテ・二木、4回途中6失点KO、CS争いに暗雲「無駄な四死球が多かった」[デイリー]

ロッテの二木康太投手が、2本塁打を浴びるなど3回2/3を投げ6四死球、8安打6失点でKOされ3勝目を逃した。降板後は「無駄な四死球が多かったですし、長打を打たれてはいけないところと自分でも分かっている場面で打たれてしまったというのが…」と声を絞り出した。

初回、いきなり三森への初球、甘く入った142キロ直球を右翼テラス席へ運ばれる先頭打者本塁打を被弾。2回にも柳田に右翼線を破る適時二塁打で2点目を許した。

4回は2死から柳田に右線二塁打を浴びると、前打席で死球で出塁を許したデスパイネを申告敬遠し中村晃との勝負を選択したが、初球、真ん中付近の直球を右翼席へ運ばれ6号3ランを被弾した。さらに今宮に左前適時打を許したところで、マウンドを降りた。

4回途中降板ながら96球を要する苦しい内容で、CS争いをするチームの力になれなかった。

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