ソフトバンクが快勝した。3回に2点を先取し、4回に甲斐の1号3ラン、5回は中村晃が2戦連発となる7号3ランを放ち、7回も加点した。千賀が6回無失点で11勝目。ロッテは投打で振るわず、2試合連続の零敗を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 2 | 3 | 3 | 0 | 2 | 0 | x | 10 |
ロッテは0−10の大敗でCSが遠のいた。ソフトバンク千賀に対して5回まで10個のフライアウトを重ね、一方で小島ら投手陣が3被弾で8失点では、勝ち目はなかった。
井口監督は「先に取られて、その後本塁打で8点ですか。1発で3点3点っていかれると…」とガックリ。残り5戦で借金3。勝率5割フィニッシュにも黄信号だ。
ロッテ佐々木朗希投手(20)が26日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発する。
今季のペナントレース最終登板になる見込みで、プロ3年目で自身初となる2ケタ勝利もかかる。今回は首脳陣も明確な球数制限などを設けない見込み。チームはCS進出へ負けられない状況にあり「絶対に勝つという強い気持ちをもってマウンドに上がりたいと思います。全力で頑張ります」とコメントした。
5位ロッテが連敗し、CS進出が遠のいた。
前日24日にソフトバンク板東に完封負けを喫した打線は、この日も千賀ら3投手の継投に1点も奪えなかった。千賀からは2回以降は毎回安打を放ちながら、5回まで喫したアウトのうち10個がフライアウト(三振4、内野ゴロ1)。
攻略の糸口を作れず、今季3度目となる2試合連続での完封負けを喫した。先発の小島和哉投手(26)は快調に滑り出したものの3回、4回に不運な出塁もあって合計5失点。リリーフ陣も続けて被弾し、終始ソフトバンクに圧倒された。
これでシーズンは残り5試合となり、67勝70敗1分けの借金3に。CS進出の可能性は残しているものの、勝率5割でのフィニッシュにも黄信号がともった。
ロッテ小島和哉投手(26)は大一番でも流れを引き寄せられなかった。
今季、この試合前までは22試合に先発し、防御率2点台ながら打線の援護とかみ合わず、3勝10敗と白星が伸び悩んでいた。登板前日の24日には「非常に重要な1戦になると思いますし、1点でも少なく長い回を投げることだけ考えて粘り強く頑張りたいと思います」と意気込んでいた。
言葉通り、カットボールを中心に球が走り1回、2回とテンポ良く抑えていった。しかし3回、周東のバント安打で無死から出塁されると、三森に先制打を許し、さらに牧原大に技ありの安打を許し、2点目を奪われた。
4回は中村晃にボテボテの内野安打で出塁され、2死を奪うも、周東への勝負球カットボールに審判の手が挙がらない。直後、9番甲斐に3ランを浴び、中盤までに5失点。今季、黒星が先行しながらQS(=クオリティースタート、投球回6回以上、自責点3以内)を15度達成していた左腕だったが、ソフトバンクに一気に流れを持っていかれてしまった。試合中、球団広報を通じ「大事な試合で結果が出せず、ただただ悔しいです」とだけコメントした。
V逸はすでに決定し、CS進出へも負けられない段階にある。しかし小島の2番手として投げたルーキー八木彬投手(25)も5回、中村晃に2日連続の3ランを浴び、点差を8点に広げてしまった。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が、26日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に自身初の10勝目を懸けて先発する。25日は試合前練習でキャッチボールなどで軽めに調整し、レギュラーシーズンの最終登板に向けて「絶対に勝つという強い気持ちを持ってマウンドに上がりたい」と意気込んだ。
ソフトバンクと今季4度目の対戦は、5月に無安打無得点を記録した東浜との投げ合いになる。前回14日の日本ハム戦で9勝目を挙げた翌日に疲労の影響で出場選手登録を外れたが、井口監督は「あまり球数の制限はしない。チームがこういう状態(2試合連続零封負け)なので連敗を止めて欲しい」と期待した。
ロッテは2試合連続、今季20度目の零封負け。先発の小島和哉投手(26)は4回6安打5失点で11敗目(3勝)を喫した。
3回に3長短打などで2失点し、4回は今季本塁打がなかった甲斐に3ランを被弾した。左腕は「大事な試合で結果が出せず、ただただ悔しい」と唇をかんだ。井口監督は「最初の2失点はいいとしても、その後の一発がもったいなかった」と指摘した。この時点で試合のない3位西武と2.5ゲーム差となり、逆転CSが苦しくなった。
前日にリーグ優勝の可能性が消滅し、ここからCS進出の新たな目標を目指して戦っていかなくてはならないところだったが、ロッテ打線は千賀からチャンスをつくりながら得点できず、2試合連続となる今季20度目の零敗を喫した。
投手陣も先発・小島が甲斐の3ランを浴びるなど、4回5失点で降板すると、2番手・八木も中村晃に3ラン、3番手・坂本は今宮に2ランと歯止めが利かなかった。井口監督は「接戦となる展開に持ち込まなくてはいけなかったが…」と苦しい胸の内を明かした。
これでCS圏内まで2.5ゲーム差と遠のいた。ただ、諦める訳にはいかない。26日のソフトバンク戦は、佐々木朗希が先発する。指揮官は「これでおそらく、今季最後の先発になる。明日は投球制限がないと思うので、チームもこういう状態なので、連敗を止めて欲しい」と、3年目右腕に期待を込めた。
羽田空港の保安検査場で女性保安検査員に暴行を加えたとして、現行犯逮捕された元プロ野球選手の村田兆治さん(72)が25日に釈放され、東京都内で本紙の取材に応じた。
「子供達に夢と希望を伝授しながら、行動は責任を持ってやっているつもりだった。(女性が)前にきたから“どいて”と。まさか、それが暴力になるとは。触れたのは事実は事実だから…」。
村田さんは、そういって23日午後2時前に起きた一件を振り返った。携帯電話が金属探知機に何度か引っかかったことに腹を立て、右手で左肩を押したとされる。さらに「新聞紙を切り抜く」ためにスーツケースに入れたままだったハサミも事を大きくしてしまった。
この2日間、外部と連絡を取ることはできなかったが、多くの人から着信やメールが送られてきた。「(長年バッテリーを組んだ)袴田は涙声で“よかったですね。兆さん”と。今日も羽田空港でファンに“僕も2日ぐらい食事できませんでした。村田さんはそういう人じゃない”と。それはありがたい言葉だった」。その上で、改めて「相手に謝ることと、皆さんにも謝らないといけない」と思いを強くした。「魔が差したというか、私の至らぬ点がありました。子供達にも申し訳ない。言動と行動が一致しない部分はあった」と頭を下げた。
今後については「もうすぐ73歳。75、76で(離島甲子園の活動を)やめようと思っていたけど、人生に引退はない。子供達のために80まで頑張る。そこでもらったお金を(これまで通り)寄付していきたい。老体にムチを打って骨が折れるかも分からない」。
通算215勝の偉大なるレジェンドは、今回の一件を大いに反省し、これからも野球界に身をささげる所存だ。
先発の小島が甲斐に3ランを浴びるなど4回6安打5失点で降板。打線は計7安打無得点と今季3度目となる2試合連続の完封負けを喫した。
小島は3回に三森の適時打で先制を許すと、2点ビハインドの4回には2死一、二塁から甲斐に痛恨の3ランを浴び4回6安打5失点で降板。2番手で登板した八木、3番手の坂本もそれぞれ本塁打を浴びるなど流れを止められず、リーグワーストタイの11敗目を喫した。一方の打線は、四球と安打で得点圏のチャンスを作るも10残塁と後続が倒れ得点ならず。
2試合連続の完封負けに井口監督は「千賀は長打が出る投手ではないので、そこをどうつないでいくかというところだけ。ああやって先に2点取られて、そのあと8失点。(甲斐、中村晃の)1発で3点、3点っていかれるとなかなかゲーム的にもきつくなってくる」と悔やんだ。
チームは2連敗で借金は3。再びCSがかすんできたが、26日は佐々木朗が先発。「今シーズンおそらく最後の登板になると思うので。本人の2ケタ(勝利)もかかってますし、どのくらい投げれるかなと。チームもこういう状態なのでしっかりと連敗を止めて欲しい」と右腕の好投を期待した。
ロッテの佐々木朗希投手が今季10勝目をかけて26日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発する。
前回の14日・日本ハム戦(ZOZOマリン)では予定通りの5回を投げきり4安打1失点で9勝目をマーク。疲労が蓄積し、回復が遅れていることから翌日に出場選手登録を抹消されたが、24日の試合前にはブルペンで投球練習。状態は万全なようで、この日もキャッチボールで最終調整した右腕は「絶対に勝つという強い気持ちをもってマウンドに上がりたいと思います。全力で頑張ります」と意気込んだ。
チームは前夜のソフトバンク戦に敗れ17年連続のV逸が決定したが、チームの逆転CS、そして自身初の2ケタ勝利を目指し、今季ラスト登板に挑む。
ロッテ・小島は4回に甲斐に左越え1号3ランを浴びるなど4回5失点で降板。打線も千賀の前にあと1本が出ず2試合連続零封負けでCS進出が遠のく連敗となった。
今季11敗目を喫した左腕に井口監督は「相手が千賀ですし、先に点を取られて3点、3点ではゲームはきつくなる」と残念そうに話した。
ロッテの佐々木朗希投手がチームの連敗ストップへ26日・ソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発する。
9月14日・日本ハム戦で9勝目を挙げた後、疲労回復優先のため出場選手登録を抹消。この日、チームはソフトバンクに2連敗。中11日空けての登板となる。
井口監督は「今シーズン、おそらく最後の登板になると思います。本人の2桁(勝利)もかかってますし、あんまり(球数の)制限はないと思うのでどれだけ投げられるかというところですかね。チームがこういう状態なので、しっかりと連敗を止めて欲しいと思います」。快速球右腕に負の流れを変える投球を期待した。
ロッテの小島和哉投手が4回を投げ6安打5失点で降板。8月28日・楽天戦以来の4勝目はならず「大事な試合で結果が出せず、ただただ悔しいです」とコメントした。
2回までは粘り無失点に抑えていたが、3回、先頭の周東に三塁前へバント安打を決められると1死二塁から三森の右翼線適時二塁打を打たれた。さらに牧原大への左前適時打で2失点目を許した。
4回は先頭中村晃の三塁へ強いゴロを安田がはじいて(記録は安打)出塁を許すと、2死一塁から周東に四球を与え一、二塁。甲斐には高めの直球を左翼テラス席へ運ばれる痛恨の1号3ラン。思わずしゃがみこんだ。
この日の登板前まで防御率は2点台を維持していたが、3点台へと降下。ソフトバンク戦のプロ初勝利もならなかった。
ロッテの佐々木朗希投手が先発する26日・ソフトバンク戦に向けてペイペイドームで最終調整した。
ストレッチ後、外野では投球フォームを確認しながらキャッチボールなどをこなした。26日はシーズン最終登板となる見込みで、高卒3年目で初の10勝を懸けての登板となる。「絶対に勝つという強い気持ちを持ってマウンドに上がりたいと思います。全力で頑張ります」とコメントした。