わたしはかもめ2022年鴎の便り(10月)

便

10月1日

[田村藤夫]ロッテの二木康太投手は2軍戦7回1失点をどう受けとめるか[ニッカン]

◇イースタンリーグ:ロッテ2−1日本ハム(鎌ケ谷)

田村藤夫氏(62)は、ロッテの二木康太投手(27)のピッチングに注目した。


二木のピッチングは7回3安打1失点、5奪三振1四球。ホームランによる失点のみという内容だった。1軍で数字を残している二木であれば、ファームで7回1失点は驚く結果ではない。本来なら1軍で投げているべき投手というのが私の感想だった。

最速145キロ。外角の低め中心で、そのコースの出し入れで抑えるピッチングだった。ロッテの1軍は二木のように球速は150キロ未満も、制球を備えた右投手が多い。佐々木朗希以外はほぼ同じタイプと言える。石川や美馬は右打者の内角にシュートを見せながら、幅のあるピッチングが身上。それに比べると、二木は右打者の内角へのボールが少ない。

この試合での内容を見ると、見逃し三振を4個奪っている。フォークで空振りを奪って追い込み、直後の真っ直ぐを、フォークと同じ高さに正確に投げ見逃しという攻め方は良かった。そうした精度があるからこそ、1軍レベルの投手と言える。

唯一の失点となったのは3回、左打者宮田に対しカウント2−2から内角への真っ直ぐが甘く入り、ホームラン。その前のボールでフォークで空振りを奪っており、内角低めにしっかり投げきって見逃しを奪う狙いと感じたが、甘く入ってしまった流れだろう。

今の二木はファームでの7回1失点を、どう自己分析すべきか。そこが大切だと感じる。数字としては無難な結果だが、打たれた内容をよく振り返る必要がある。言うまでもないが、内角は制球を間違えれば長打になる確率が高い。対して外角は甘くなっても、反対方向のシングルヒットで済むことも多々ある。

勝負に行く内角球は、失投は許されない。そういう注意深さを確認して投げているかどうか。そこの部分が曖昧になっていれば、それこそ1軍でも同じミスを重ねるだろう。失投はどんな質の高い投手でも1試合の中で必ず何球かはあるもの。それが、例えばオリックス山本のように、球速があれば、失投だとしてもファウルなど打者の打ち損じで九死に一生を得ることができる。

しかし、二木の球威ならばそうはいかない。そこをよく自覚した上で点差、イニング、打者を確認した上で、慎重に投げなければならない。宮田は7番打者。今後の二木のことを考えると、非常にもったいない1発であり、この失投に懲りなければ、同じことが繰り返されるのではと、やや気にかかる。

チャンスをつかむために、アピールする若手投手と、二木では置かれた立場は違う。ある一定の信頼は得ているはずだ。その信頼を失わないよう、ファームであっても即失点につながる失投は厳に注意すべきだ。

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[ロッテ]小島和哉「最後の試合の先発を任される。絶対に勝つ」2日ソフトバンク戦先発[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(26)が2日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発する。「シーズン143試合目、最後の試合の先発を任されることになるので、絶対に勝つという強い気持ちを持ってマウンドに上がりたいと思います」と意気込んだ。

白星に恵まれずに、あと4回2/3で規定投球回到達ながら、3勝11敗で迎える最終戦。チームも5位が確定しているが白星で締めたい。

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ロッテ・小島がソフトバンクとの今季最終先発に「本拠地で勝って終われるように」[サンスポ]

ロッテ・小島和哉投手(26)が、2日の本拠地・ZOZOマリンでの最終戦となるソフトバンク戦に先発する。ここまで23試合に登板し、計138回?を投げて、3勝11敗、防御率3.12。クオリティスタート(6イニング以上を投げ、自責点3以下)は15度ながら、打線の援護に恵まれなかった。

左腕は、「レギュラーシーズン143試合目、最終戦の先発を任されたので、絶対に勝つという強い気持ちを持って、マウンドに上がりたいと思います。最後にZOZOマリンスタジアムで勝って終われるように、精一杯頑張ります」と、意欲を口にした。

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ロッテ・小島、最終戦白星締めだ「絶対に勝つという強い気持ちで」[デイリー]

2日・ソフトバンク戦(ゾゾ)に先発するロッテ・小島が1日、白星締めを誓った。

今季最終戦を託された左腕はここまで3勝11敗、防御率3.12。5回を投げきれば2年連続規定投球回到達となる一戦に向けて「絶対に勝つという強い気持ちを持ってマウンドに上がりたい。マリンスタジアムの試合を勝って終わるようにしたい」と意気込みを明かした。

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ロッテ・小島、2日今季最終ソフトバンク戦先発「絶対勝つという強い気持ち」[デイリー]

ロッテ対ソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)の予告先発が1日、発表され、今季最終戦のロッテは小島和哉投手が務めることになった。

開幕ローテ入りを果たした左腕は今季23試合に登板し3勝11敗、防御率3.12。規定投球回到達もかかる。「シーズン143試合目、最後の先発を託されるということになるので、絶対勝つという強い気持ちをもってマウンドに上がりたいと思います。最後、ZOZOマリンスタジアムで勝って終われるように精一杯頑張ります」とコメントした。

1日の結果次第ではソフトバンクの優勝がかかる試合となるが、チーム、自身の勝利へと闘志を燃やした。

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