わたしはかもめ2022年鴎の便り(10月)

便

10月2日

千葉ロッテ5−3福岡ソフトバンク(ZOZOマリン)

ロッテが逆転勝ち。0−2の6回に山口が逆転の16号3ランを放ち、7回には中村奨と安田の適時二塁打で2点を加えた。2番手の岩下が今季初勝利。9回はオスナが締めた。ソフトバンクは2番手の泉が打たれ、リーグ優勝を逃した。

123456789R
福岡ソフトバンク1001000103
千葉ロッテ00000320x5

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[ロッテ]平沢大河がイースタン・リーグ首位打者獲得「来年は1軍の舞台で結果を」[ニッカン]

ロッテ2軍が2日、イースタン・リーグの全日程を終え、平沢大河内野手(24)が打率2割7分8厘で首位打者のタイトルを獲得した。

仙台育英(宮城)で甲子園準優勝など活躍し、15年ドラフト1位で入団。プロ7年目の今季は1軍で開幕スタメンに起用されるも、5月以降は2軍の中心打者としてプレーしていた。

タイトルを獲得し「シーズン当初は1軍でスタートしましたが、なかなか結果が出なかった中、しっかりと努力を重ねて、やってきたことを日々続けてきたことが結果につながってうれしく思います。来年は1軍の舞台で今年のイースタン・リーグでの成績以上の結果を出せるように頑張ります」とコメントした。

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[ロッテ]小島和哉が2年連続で規定投球回クリア、最終戦で5回投げ、チーム唯一の到達者に[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(26)が2年連続で規定投球回をクリアした。

規定まで残り4回2/3の状態で、シーズン最終戦となったこの日の先発マウンドへ。5回を投げて達成し、チーム投手陣唯一の到達者となった。

昨季にプロ初の10勝を挙げ、プロ4年目の今季は新たな背番号14で臨んだ。しかし開幕から好投を続けるものの打線の援護がなく、白星に恵まれない状態に。シーズン初勝利は10試合目の登板となった6月10日のDeNA戦(ZOZOマリン)だった。

この日は5回2失点で、防御率は3.14に。年間成績は3勝11敗と大きく負け越したが、個人防御率ではリーグ6位に入った。

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[ロッテ]井口監督が退任を電撃発表、18年就任から5位→4位→2位→2位→5位[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(47)が2日、今季限りで退任することを電撃発表した。ソフトバンク戦の後、3万人近いファンの前で、涙をこらえながらマイクで発表した。「最終的には自分自身というか、球団と色々話し合いながら、今日試合前に直前に決まったという感じでした」と振り返り「なかなか選手にも伝えられなくて、ああいう場でしかなかったですけど」と詫びた。後ろに並ぶ選手達も動揺したのか、言葉を交わし合う場面もあった。

17年オフに現役引退し、今年で就任5年目を迎えていた。球団は2025年に常勝軍団になることを掲げ、佐々木朗ら若手育成と勝利を両輪に、プロジェクトを進めていた。続投は既定路線と思われていたが、就任時に経営陣から託された「5年後に優勝を」を達成できず責任を問われる形になった。最後は胴上げされたが「そこを道半ばで外れてしまうというのは選手達にも本当に申し訳ない」と話した。自身の今後は「何もないです。未定です」と話すしかなかった。

その後、経営責任をとる形で河合克美社長兼オーナー代行(70)も退任を表明した。監督も経営の現場トップも後任は白紙。ロッテに衝撃が走った。

ロッテ井口監督の年度別成績
勝率順位
1859813.4215
1969704.4964
2060573.5132
21675719.5402
2269731.4865
32433830.489
井口資仁(いぐち・ただひと)
1974年(昭49)12月4日、東京都生まれ。国学院久我山−青学大を経て96年ドラフト1位でダイエー入団。01、03年盗塁王。ベストナイン、ゴールデングラブ賞各3度。04年オフにダイエーを退団し、ホワイトソックス入団。加入1年目に88年ぶり世界一に貢献。フィリーズ、パドレスを経て09年ロッテ移籍。13年に日米通算2000安打。17年現役引退し、翌年からロッテ監督。178センチ、91キロ。右投げ右打ち。

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[ロッテ]田村龍弘が国内FA権の行使を検討、昨季まで841試合出場でインサイドワークに定評[ニッカン]

ロッテ田村龍弘捕手(28)が今オフに国内FA権の行使を検討していることが2日、分かった。

昨季まで通算841試合に出場し、16年にはベストナインを獲得。18年には全試合出場を果たしたが、プロ10年目を迎えた今季はルーキー松川や佐藤都が多くマスクをかぶり、1軍ではわずか2試合の出場に終わった。

昨年は左脇腹などを痛めたものの、すでにコンディションに問題はない。田村はロッテに強い愛着を持つ一方で出場機会も求めており、親しい関係者には「他球団の評価も聞いてみたい」と話している。球団は例年通り、FA宣言しての残留を認める方針。引き出しの豊かなリードなどが他球団からも評価されており、決断が注目される。

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[ロッテ]山口航輝、ソフトバンクファンを黙らせる逆転3ラン「何とかしたい気持ちだけ」[ニッカン]

ロッテ山口航輝外野手(22)がひと振りでパ・リーグの筋書きを変えた。

2点を追う6回1死一、二塁。ソフトバンク泉から右翼席へ16号逆転3ラン。満員のZOZOマリンは、誰もがその意味を知る。白い右翼席は瞬時にして興奮に満ち、ソフトバンクの優勝を見届けに来た左翼席や三塁側は、静まりかえった。

「前の打席でチャンスで打てなかったので、この打席もまたチャンスで回してもらったので、何とかしたい気持ちだけでした」。

ベンチへ戻り、息を整えながら振り返った。これを待っていた。期待の高卒4年目スラッガー。9月22日のオリックス戦では1試合で3発8打点の驚異的な打棒を見せた。右への長打が売りだが、井口監督は「今年はライトに飛んでないですからね、大きいのは」と指摘していた。最後の最後で、理想の一打を放ってみせた。

高部(44盗塁で盗塁王獲得)
「今年ダメだったら終わりなんじゃないかという気持ちでスタートして、逆境じゃないですけど、そういう気持ちがこのシーズンにつながったのかなと思います。」

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ロッテファンぺこぱ松陰寺太勇「え?」井口資仁監督の突然の退任発表に絶句も感謝つづる[ニッカン]

プロ野球ロッテの熱烈なファンであることを公言する、ぺこぱ松陰寺太勇(38)が2日夜、ツイッターを更新。同日のソフトバンク戦に5−3で勝った試合の後、今季限りで退任することを発表した、井口資仁監督(47)に感謝のメッセージを送った。

「2022年千葉ロッテマリーンズに関わる全員ありがとう!!!また来年がんばろー!!!そして井口監督長年マリーンズを引っ張ってくれてありがとうございました!!!」

松陰寺は、ロッテが5回に逆転したソフトバンク戦の最中に

「プロ野球オモロ!!!!」

とツイートしていたが、井口監督の突然の退任発表時には

「え?」

とつづった。絶句したとみられるが、それでも井口監督に感謝し、同監督5年目の今季は5位に終わったロッテに

「マリーンズ!ファイティン!!!」

とエールを送った。

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[ロッテ]オスナ今季ラスト登板で10セーブ目、働き盛りの27歳、今オフは日米争奪戦も[ニッカン]

ロッテのロベルト・オスナ投手(27)が9回表、万雷の手拍子に送られ、今季ラスト登板に向かった。

いつものように右翼ポール際のブルペン出入り口から姿を見せると、リリーフカーに乗らず、登場曲「Toco Toco To」に乗ってマウンドへ走って向かい、しっかりと今季10セーブ目を挙げた。

元メジャーのセーブ王は今季途中にロッテに加入。後半戦は安定感抜群のクローザーとしてセーブを重ねた。150キロ台中盤の直球とカットボールなどを軸とし、27歳で働き盛りの右腕。今オフは日米争奪戦になる可能性があり、ロッテファンも“残留へ”の思いを熱い手拍子に乗せた。

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[ロッテ]高部瑛斗44盗塁で盗塁王獲得「思い切って挑戦する気持ち」148安打もリーグ2位[ニッカン]

ロッテ高部瑛斗外野手(24)がシーズン44盗塁で、自身初の盗塁王を獲得した。

昨季まで4盗塁だったものの、プロ3年目の今季は荻野貴司外野手(36)の出遅れもあり、開幕からレギュラーに定着。2位以下に大差をつけての初タイトルになった。「思い切って挑戦する気持ちとか、1つ1つのプレーを大事にしてきた結果だと思います」と胸を張った。

主に1番打者、2番打者を任され、得点力不足に悩むチームを引っ張った。盗塁以外でもリーグ3位の608打席に立ち、それぞれ同2位の148安打に66得点。飛躍の1年になった。「後がない気持ちで、本当に今年ダメだったら終わりなんじゃないかなという気持ちでキャンプをスタートして。逆境じゃないですけど、そういう気持ちがこのシーズンにつながったのかなと思います」と振り返った。

昨年は24盗塁の荻野、和田康士朗外野手(23)が西武源田、日本ハム西川(現楽天)と並んで盗塁王に。ロッテからは2年連続での盗塁王となった。

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[ロッテ]井口資仁監督が退任「今日決まったこと、選手にも伝えられなくて」ファンの前で発表[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(47)が2日、全日程を終了し、今季限りの退任を発表した。ソフトバンク戦に勝利後、セレモニー内で突如、7秒間沈黙した。顔を少しゆがめ、言った。

「残念ではありますが、ここをもってシーズンを終了してしまったこと、3年ぶりにBクラスになってしまったこと、これは本当に私の責任だと思っています。2025マリーンズプロジェクトに向けて、突き進んで参りましたが、道半ばではありますが、私は今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを移していきたいと思います」。

2年連続2位からの、就任5年目での5位。チーム打率2割3分1厘は、球団史上ワーストだった。「結果が出なかったことというのは本当に申し訳ない気持ちでいますし、ファンの人も歯がゆい気持ちではいたと思います」。挨拶の冒頭、右翼席の一部からブーイングもあった。退任発表後、ごく一部から拍手も起きた。

退任が決まったのは、この日の試合前。「今日決まったことだったんでね、なかなか選手にも伝えられなくて、ああいう場でしかなかったですけど」。同じように退任を表明した、河合克美代表取締役社長兼オーナー代行(70)らとの話し合いで決まったばかりだったという。

その言葉の真実を証明するかのように、井口監督の後ろに並んでいた選手達も動揺を隠せなかった。左端にいた佐々木朗は、監督が退任を発表した瞬間、ぴくっと体を動かし、隣の選手の方を見るほどだった。

「育成」と「勝利」の両輪でチーム作りを進めてきた。ただ就任時、オーナーからは「来年優勝しなくてもいい、5年後には優勝してくれ」と託されたという。その中で「頂点を、つかむ。」とスローガンに掲げての5位低迷。河合オーナー代行は「優勝ということに対する思いと、それができなかったことへの責任を重く捉えている、というのが今日の先ほどの監督の言葉であると思います」と説明した。球団は「井口監督より辞任の申し出があり、受理しました」と広報発表している。

井口監督は「道半ばではありますが、私は今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを移していきたいと思います」とファンに話し、その後の報道対応では「ここまで本当に若い選手をしっかり育てながらやってきたのでね、彼らがもうひと花ふた花咲かせられるように」と期待を託した。監督も、現場の経営トップも、後任未定。優勝をめぐってわきにわいた、2022年のパ・リーグ最後の日。ロッテに衝撃が走った。

井口資仁(いぐち・ただひと)
1974年(昭49)12月4日、東京都生まれ。国学院久我山−青学大を経て96年ドラフト1位でダイエー入団。01、03年盗塁王。ベストナイン、ゴールデングラブ賞各3度。04年オフにダイエーを退団し、ホワイトソックス入団。加入1年目に88年ぶり世界一に貢献。フィリーズ、パドレスを経て09年ロッテ移籍。13年に日米通算2000安打。17年現役引退し、翌年からロッテ監督。178センチ、91キロ。右投げ右打ち。

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[ロッテ]松川虎生プロ1年目1軍で完走、高卒新人の完走は89年の谷繁以来33年ぶり快挙[ニッカン]

ロッテ松川虎生捕手(18)がプロ1年目を1軍で完走した。この日の最終戦もマスクをかぶり、76試合に出場した。

昨秋ドラフト1位で市和歌山から入団し、石垣島春季キャンプから1軍で猛アピール。3月25日の楽天戦(楽天生命パーク)では高卒新人としてはNPB史上3人目となる開幕スタメンマスクの座を手にした。4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)では佐々木朗とのバッテリーで完全試合を達成し、さらに脚光を浴びた。

その後は途中交代も増えたものの、2軍戦には調整で1試合に出場したのみ。9月以降は勝ち試合でも9イニングを任されることが増え、1度も出場選手登録を抹消されることがなく、シーズンを終えた。開幕1軍登録された高卒新人がシーズン1度も抹消されずに完走したのは、89年谷繁元信(大洋)以来33年ぶりとなる快挙だった。

打撃面では満塁機での適時打が目立ったものの、打率は1割7分3厘に終わった。高校通算で43本塁打を放っているが、記念すべきプロ初本塁打は来季以降に持ち越しとなった。

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[ハプニング]ZOZOマリンで他球場の実況流れざわめき「4回表バファローズ、先頭が出ます」[ニッカン]

ロッテの本拠地ZOZOマリンに他球場の実況音声が流れるハプニングがあった。

3回1死、ロッテの攻撃は9番松川。カウント2−1からの4球目をファウルにしたところで、場内に「4回表、バファローズ、先頭が出ます」と音声が響き、ざわめきが起きた。

宮城・仙台の楽天生命パークでは楽天−オリックスが試合中。4回表は逆転Vを狙うオリックスの攻撃で、無死から1番福田が安打を放っていた。

ソフトバンクとオリックスの勝敗次第で、どちらがリーグ優勝するかが決まる。「10・2」大一番ならでは(?)のハプニングだった。

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ロッテ・井口監督、電撃辞任、球団続投方針一転、セレモニーで表明、選手らも唖然…河合オーナー代行も辞任[サンスポ]

ロッテ・井口資仁監督(47)が2日、ソフトバンクとの今季最終戦(ZOZOマリン)後のセレモニーで辞任を電撃的に表明した。

「3年ぶりにBクラスになり、私の責任だと思っています。私は今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを移したいと思います」。

言葉を詰まらせ、ファンの前で言い切った。スタンドは騒然、コーチ陣、選手らも唖然とするばかり。益田らが近寄って胴上げを促すと指揮官は断り続けたが、最終的にホーム付近で6度、宙に舞った。スタンドにねぎらいの言葉は響き、涙を流すファンもいた。

球団は、来季も続投を要請する方針を固めていた。しかし、この日の試合前に話し合いを持ち、辞任の申し入れを受け入れた。さらに、河合克美オーナー代行兼球団社長(70)も責任を負う形で辞任を発表した。

主将の中村奨は、指揮官の突然の辞意表明に「本当にセレモニーまで知らなくて、びっくりしている。現役の時からお世話になっていた。井口監督になってレギュラーにしてもらった。本当に感謝しかない」と頭を下げた。

井口監督は「今日決まったこと。なかなか選手にも伝えられなくて、ああいう場でしかいえなかった」と説明した。球団側は後任について白紙を強調したが、2019年限りで現役を引退し、現在は1軍打撃コーチを務める生え抜きの福浦和也氏(46)らを候補に、早急に選任する。

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ロッテ・高部瑛斗が初の盗塁王に、「1つ1つのプレーを大事にしてきた結果」[サンスポ]

ロッテ・高部瑛斗外野手(24)が2日、パ・リーグの全日程を終え、44盗塁で初タイトルとなる盗塁王が決まった。

「盗塁を積み重ねてきたことが評価されてうれしいです。思いきって挑戦し、1つ1つのプレーを大事にしてきた結果だと思います」。

今季最終戦には「1番・中堅」で先発出場。第1打席は空振り三振。第2打席は中飛。第3打席は右翼フェンス直撃の二塁打。第4打席は捕前犠打を決めた。

3年目で大ブレーク。137試合に出場し、打率.274はリーグ7位で、3本塁打、38打点。快足の荻野と1、2番を組み、ファンの間では荻ベー≠ニ親しまれた。

チームへの貢献度を問われ「僕というよりも、周囲の人に支えてもらったという感じが強いです」と謙虚に明かした。

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ロッテ・井口監督が電撃辞任表明、最終戦セレモニーの挨拶で「次の指揮官にバトンを移していきたい」[サンスポ]

ロッテはソフトバンクとのレギュラーシーズン最終戦に勝ち、69勝73敗1分けの5位で全日程を終えた。試合後の本拠地最終戦のセレモニーで井口資仁監督(47)はAクラス入りを逃した責任を取り、今季限りで辞任することを表明した。

「ファンの皆さま、今シーズン熱い声援ありがとうございました。昨年、一昨年と2位。今年こそ頂点をつかむということでキャンプインしてシーズンをスタートしました。残念ではありますが、ここをもってシーズンを終了してしまったこと、3年ぶりにBクラスになってしまったこと。これは私の責任だと思っています。『2025マリーンズプロジェクト』に向けて突き進んできましたが、道半ばではありますが、私は今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを移していきたいと思います。私事ですが、マリーンズで現役9年、監督で5年、計14年。本当にファンの皆様と一緒に戦い、応援していただき本当にありがとうございました。ここにいる若い選手達、1日1日、1歩1歩成長しています。長い目で見守っていただき、来年、再来年、そしてその先と飛躍することを期待しましょう。1年間ありがとうございました。」

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ロッテ・山口航輝が逆転の16号3ラン、「何とかしたい気持ちだけでした」、ソフトバンクファンから悲鳴[サンスポ]

ロッテ・山口航輝外野手(22)が「6番・右翼」で先発出場し、右翼ホームランラグーン席に逆転の16号3ランを放った。

0−2の6回1死一、二塁。2番手・泉の外角高めに浮いた3球目をたたいた。9月28日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来の一発。優勝マジック「1」としているソフトバンクファンから悲鳴が上がった。目の前での胴上げを阻止しようとする意地を見せた。

球団広報を通じて「打ったのはストレートです。チャンスで回ってきた前の打席で打てなかった。この打席もまたチャンスで回してもらったので、何とかしたい気持ちだけでした」とコメントした。

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ロッテ・井口監督、ナインも知らなかった電撃辞任!GM就任も、福浦コーチの昇格有力[スポニチ]

ロッテの井口資仁監督(47)が2日、ソフトバンクとのシーズン最終戦(ZOZOマリン)後の挨拶で辞任を電撃表明した。日米通算2254安打をマークした井口監督は、現役を引退した翌年の18年から指揮を執り、20年から2年連続で2位となったが、就任5年目の今季は5位に終わった。河合克美オーナー代行兼球団社長(70)も辞任する意向を示した。

試合後の今季最終戦セレモニー。シーズン終了の挨拶で、井口監督は「今年こそ頂点をつかむとキャンプインし、シーズンをスタートしました。3年ぶりのBクラスとなってしまったことは、私の責任だと思っています。今季限りで退任させていただき、次の指揮官にバトンを託したい」と驚きの決断を表明した。スタンドからは悲鳴が響いた。ナインにも知らされておらず、球場全体が異様な雰囲気となった。

2年連続リーグ2位となり、今季は優勝候補にも挙げられた。「頂点を、つかむ。」をチームスローガンに掲げ、優勝だけにこだわった。ところが、開幕直後から歯車がかみ合わない。高卒ルーキーの松川を開幕スタメンで起用し、3年目・佐々木朗が4月に完全試合を達成するなど、新たな風を球界に送り込んだ一方で、打線の核となるはずだったレアード、マーティンが極度の不振に陥った。

就任5年目。17年限りで現役を引退し、翌18年からコーチ経験がないまま指揮を執った。河合オーナー代行は、5年前に重光昭夫オーナー(当時オーナー代行)と「来年優勝しなくてもいい。5年後には優勝して欲しい」と約束したことを振り返り、「私も責任を取って辞めます」と話した。

当初は来季も井口監督の続投で調整され、球団内では既定路線となっていた。そんな中で、指揮官は「(退任は)今日決まったことなので、なかなか選手にも伝えられず、あの場で言うしかなかった。最終的には球団と色々話し合いながら、試合直前に決まった感じ」と衝撃の事実も明かした。

今後は球団に残り、ゼネラルマネジャー(GM)などフロント職のトップを務める可能性もある。セレモニーの最後には現役9年を含めて、計14年間も身にまとったピンストライプのユニホーム姿で6度、胴上げされた。

後任候補には、福浦和也打撃コーチの名前も挙がる。ロッテ一筋で26年プレーして通算2000安打をマークし、ファンからの支持も絶大だ。19年引退後はコーチとして井口野球を支えてきた。河合オーナー代行は「今後は監督人事も含めて白紙」と話すにとどめたが、後任人事の動向も注目される。

井口資仁(いぐち・ただひと)
1974年(昭49)12月4日生まれ、東京都出身の47歳。国学院久我山から青学大を経て、96年ドラフト1位(逆指名)でダイエー(現ソフトバンク)入団。01、03年に盗塁王。二塁手でベストナイン、ゴールデングラブ賞をそれぞれ3度受賞。05年からホワイトソックスに移籍。フィリーズなどを経て、09年にロッテで日本球界復帰。13年に日米通算2000安打を達成し、17年に現役引退。18年からロッテ監督に就任した。右投げ右打ち。
福浦和也(ふくうら・かずや)
1975年(昭50)12月14日生まれ、千葉県出身の46歳。習志野ではエース兼4番を務めるも甲子園出場なし。93年ドラフト7位でロッテ入団。1年目の94年シーズン途中に打者に転向。97年に1軍初出場し、01年に首位打者。01〜06年に6年連続打率3割以上をマークした。18年に兼任コーチとなり、同年9月22日の西武戦で球団3人目、平成最後の2000安打達成。19年に現役引退。20年に2軍ヘッド兼打撃コーチを務め、今季は1軍打撃コーチ。左投げ左打ち。

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ロッテ・中村奨、FA権行使は未定、井口監督の辞任は知らず「本当に感謝」[スポニチ]

試合後、今季国内FA権を取得したロッテ・中村奨が取材対応。井口監督の辞任について「セレモニーまで知らなかった」と神妙な表情を浮かべた。

自身の去就については「今終わったばかりで何も考えていないけど、FA権を取れるまで使ってくれた井口監督には本当に感謝している」と口にした。また、6月から加入して29試合で防御率0.91と活躍したオスナは「ここに残ることができれば嬉しいが、かなわなければ他の選択肢を探さないといけない」と話した。

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ロッテ、助っ人野手全員退団か?オスナ、ゲレーロ、ロメロとは残留を前提に交渉へ[スポニチ]

ロッテのレアード、マーティンが今季限りで退団の可能性が高くなった。

来日8年間で213発のレアードは今季15本塁打も、打率.189。過去2年間で52発をマークしたマーティンも打率.163、9本塁打で、家族の事情で8月下旬に帰国した。エチェバリアを含めた野手助っ人は、今後の交渉次第で総入れ替えとなる。オスナ、ゲレーロ、ロメロとは残留を前提に交渉を進めるが、オスナは他球団との争奪戦となることも想定される。

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ロッテ・井口監督、ナインも知らなかった電撃辞任表明「今日決まったことなので」[スポニチ]

ロッテの井口資仁監督(48)が2日、今季限りで辞任することを発表した。今季最終戦となったソフトバンク戦(ZOZOマリン)後に行われたセレモニーで、「3年ぶりのBクラスとなったのは、全て私の責任です。今季退任して次の指揮官にバトンを託したい」と表明した。

スタンドのファンからは悲鳴が起こり、スタジアムは異様な雰囲気に。指揮官はセレモニー後に取材に応え、「(退任は)今日決まったことなので、なかなか選手にも伝えられず、あの場で言うしかなかった」と明かした。試合前に球団と話し合い、自ら申し出たという。

これを受けて球団は公式サイトで「井口資仁監督より辞任の申し出があり、受理しましたのでお知らせします」と発表。後任監督については「決定次第、お知らせします」とした。

井口監督は18年から指揮を執り20年、21年は2年連続2位と躍進。今季はドラフト1位・松川を開幕スタメンに据えるなど若手を積極起用したが、マーティン、レアードなど助っ人は不振。69勝73敗1分けで5位と3年ぶりのBクラスに終わった。

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ロッテが発表「井口監督より辞任の申し出があり、受理しました」、後任は「決定次第、お知らせ」[スポニチ]

ロッテは2日、5年間に渡ってチームの指揮を執った井口資仁監督(47)が今季限りで退任すると発表した。

球団公式サイトで「井口資仁監督より辞任の申し出があり、受理しましたのでお知らせします」と発表。後任監督については「決定次第、お知らせします」とした。

井口監督は2日、ソフトバンク戦(ZOZOマリン)後に行われた今季最終戦セレモニーで「残念ではありますが、Bクラスになったことは私の責任。今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを託したい」とファンの前で退任を表明。18年から指揮を執り20年、21年は2位と躍進。今季はドラフト1位・松川を開幕スタメンに据えるなど若手を積極起用したが、マーティン、レアードなど助っ人は不振。69勝73敗1分けで5位と3年ぶりのBクラスに終わった。

また、指揮官はオリックスが優勝を決めたことには「しっかりとした投打の軸があるチームだった。チャンスで吉田正に回ると、必ず点が入った。その前に走者を出さないのが、我々の課題だったが、うまくできなかった。そういうチームに、うちも仕上げないといけない」と語った。

井口資仁(いぐち・ただひと)
1974年(昭49)12月4日生まれ、東京都出身の47歳。青学大では東都大学リーグ記録の通算24本塁打。96年に逆指名でダイエー(現ソフトバンク)入団。04年オフにホワイトソックスに移籍し、フィリーズ、パドレスを経て09年にロッテで国内復帰。13年に日米通算2000安打を達成。17年限りで現役を引退し、18年から監督に就任した。今季は就任5年目で2年契約2年目だった。監督としては、20年、21年が2位となったがリーグ優勝はならなかった。

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「激動の10・2パ最終戦」オリ大逆転優勝、ソフトV逸、井口監督突然の退任発表…SNS上にも驚きの声[スポニチ]

パ・リーグ最終戦でオリックスが楽天を下し、大逆転でリーグ連覇。有利に見えたソフトバンクがまさかのV逸。さらに衝撃的だったのがロッテ井口監督の突然の退任発表だった。

SNS上でも「何か今日は色んなことがあった。ダイエー時代から応援してた井口、ユニホームを脱ぐ マジック1のソフトバンクを差し置いて オリックス優勝」「オリックス優勝は嬉しかったけど、井口監督の退任を聞いて、寂しくなっちゃった夜」「仕事終わったらオリックスが連覇しててロッテの井口監督退任。ついていけてない…」「うたた寝から起きたらオリックス優勝とか井口監督退任とか情報量が多すぎるねんけど」と“激動の10・2パ最終戦”に驚いた声が多く上がった。

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オリとソフトのパ優勝争い…鍵握ったロッテ「勝っても負けても憎まれ役」などとSNSで話題に[スポニチ]

オリックスが2日、逆転で2年連続14回目のパ・リーグ制覇を遂げた。この優勝争いの鍵を握ったロッテに、ネットでは「勝っても負けても憎まれ役」との声が寄せられた。

ソフトバンクのリーグ優勝の条件は、ロッテに勝つか引き分ける。オリックスの優勝条件は勝利した上で、ソフトバンクが負ける。オリックスが勝つという条件を含みながらもロッテが勝てばソフトバンクファンが泣き、ロッテが負ければオリックスファンが泣く。自チームの勝敗が優勝を左右する状況にあった。

これに対して、SNSでは「ロッテは勝っても負けても憎まれ役になるもんね」「勝ったらソフトバンクに憎まれる 負けたらオリックスに憎まれる」などと指摘する声が相次いだ。

1988年10月19日、川崎球場にてダブルヘッダーで行われた「近鉄−ロッテ」戦を回想するファンも。近鉄が連勝すればリーグ優勝、どちらかに負けるか引き分けで西武が優勝。2試合目で引き分け、ロッテは近鉄の優勝を阻止した。「あの時も憎まれ役はロッテだった」「勝っても負けても憎まれ役はロッテの歴史です」などとつぶやいていた。

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[パ個人タイトル確定]オリ由伸、史上初の2年連続投手4冠、西武山川が本塁打と打点の初の2冠[スポニチ]

パ・リーグは30日、各地で3試合を行い、今季の全日程を終え、個人タイトルが確定した。

投手では、オリックスの山本由伸投手(24)が最優秀防御率、最多勝利、勝率、最多奪三振の史上初となる投手4冠を達成。野手では、日本ハムの松本剛外野手(29)が初の首位打者、最後までもつれた打点では、西武の山川穂高内野手(30)が獲得。本塁打とあわせ、自身初の2冠となった。

◇パ・リーグ個人タイトル一覧

[野手]
首位打者
松本剛(日).347…初受賞
最多安打
島内宏明(楽)161…初受賞
最多本塁打
山川穂高(西)41…3年ぶり3度目
最多打点
山川穂高(西)90…初受賞
最高出塁率
吉田正尚(オ).447…2年連続2度目
最多盗塁
部瑛斗(ロ)44…初受賞
[投手]
最優秀防御率
山本由伸(オ)1.68…2年連続3度目
勝率第1位
山本由伸(オ).750…2年連続2度目
最多勝利
山本由伸(オ)15…2年連続2度目
最多セーブ
松井裕樹(楽)32…3年ぶり2度目
最優秀中継ぎ
水上由伸(西)35…初受賞
平良海馬(西)35…初受賞
最多奪三振
山本由伸(オ)205…3年連続3度目

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ロッテ井口監督が突然の退任発表、最終戦後挨拶で表明「Bクラスになったことは私の責任」[スポニチ]

ロッテの井口資仁監督(47)が2日、ソフトバンク戦(ZOZOマリン)後に行われた今季最終戦セレモニーで監督を退任することを発表した。

井口監督は「残念ではありますが、Bクラスになったことは私の責任。今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを託したい」とファンの前で表明した。18年から指揮を執り20年、21年は2位と好成績を収めたが、今季は69勝73敗1分けで5位と3年ぶりのBクラス。マーティン、レアードなど助っ人が不振で貧打に苦しんだ。シーズン後半には安田、山口ら若手が台頭してきたがチーム浮上とはならなかった。

井口資仁(いぐち・ただひと)
1974年(昭49)12月4日生まれ、東京都出身の47歳。青学大では東都大学リーグ記録の通算24本塁打。96年に逆指名でダイエー(現ソフトバンク)入団。04年オフにホワイトソックスに移籍し、フィリーズ、パドレスを経て09年にロッテで国内復帰。13年に日米通算2000安打を達成。17年限りで現役を引退し、18年から監督に就任した。今季は就任5年目で2年契約2年目だった。監督としては、20年、21年が2位となったがリーグ優勝はならなかった。

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簡単にソフトバンクの胴上げは許さない!ロッテ山口が逆転3ラン[スポニチ]

ロッテ・山口航輝外野手が6回に逆転3ランを右翼席のホームランラグーンに運んだ。

打線は5回まで、板東の前に無得点。前回対戦だった9月24日はプロ初完封を許しており、相性の悪さも際立ったが、6回からソフトバンクが継投に出ると、2番手・泉から山口が今季16号となる一発を放った。

「打ったのはストレートです。前の打席でチャンスで打てなかったので、この打席もまたチャンスで回してもらったので、何とかしたい気持ちだけでした」。

今季最終戦はソフトバンクが引き分け以上ならば、2位オリックスの結果に関わらず、リーグ優勝が決まる一戦。試合前の井口監督も「胴上げを阻止したい」と意気込んでいた。

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[ファーム情報]イースタン全日程終了、楽天高田孝が投手3冠、ロッテ平沢が打率.278ながら首位打者[スポニチ]

イースタン・リーグは2日、今季の全日程を終了した。楽天が2年ぶりに優勝し、2位以下はロッテ、巨人、ヤクルト、西武、日本ハム、DeNAの順となった。

個人タイトルは次の通り。

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オリックス連覇にパ・リーグ5監督も“降参”「投打でエース、4番が軸」「野球を知り尽くしている監督」[報知]

優勝マジックを1としていたソフトバンクがロッテに敗れ、楽天を下したオリックスが逆転で2年連続14度目(阪急時代含む)のパ・リーグ優勝を決めた。連覇はイチローを擁した仰木彬監督時代の1995、96年以来26年ぶり。首位との最大11.5ゲームをはね返した。同率で並び、当該球団間の対戦成績によって優勝が決定したのはNPB史上初。首位3日での優勝は最少となった。12日から本拠地でクライマックスシリーズ(CS)最終ステージ(オリックスにアドバンテージ1勝)に臨む。

◇5球団監督が“参りました”

ソフトバンク・藤本監督
「投手陣がいいですよね。先発も中継ぎも、パ・リーグで1番そろっているんじゃないかなと思います。」
西武・辻監督
「投手陣が素晴らしく、点を取ることができなかった。昨年優勝したことが経験となり、選手達に自信もあった。」
楽天・石井監督
「投打のしっかりとしたチームで、周りを固める選手も安定感があって、1年間の中ですごく安定感があった。」
ロッテ・井口監督
「投打でエース、4番が軸になって回っていた。吉田正に回れば必ず点が入る。今年もよくやられた。」
日本ハム・新庄監督
「気がついたら負けてる感じでした。中嶋監督は頭がいいんでしょうね。野球を知り尽くしている監督。」

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[ロッテ]井口資仁監督が急転辞任「今日の試合直前に決まった」…後任候補に福浦和也コーチ、里崎智也氏ら[報知]

ロッテは2日、井口資仁監督(47)から辞任の申し出があり、受理したと発表した。本拠でのソフトバンクとの今季最終戦後のセレモニーで「今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを移していきたいと思います」と突然明かして、球場は騒然となった。

18年に監督に就任し5年目の今季は3年ぶりのBクラスとなり、5位でシーズンを終了。球団は来季も続投要請する方針を固めていたが、井口監督は「最終的には自分自身というか、球団と色々話し合いながら今日の試合直前に決まった。大変ではあったけどいい経験をさせてもらったし、選手達にはここまでやってきたことを来年以降もやって欲しい」と説明し、言葉を詰まらせた。

球団は今後については未定としたが、OBからの人選となれば福浦和也1軍打撃コーチ(46)、里崎智也球団スペシャルアドバイザー(46)らが候補に挙がるとみられる。また河合オーナー代行兼社長も「3期続けて赤字。当然、経営責任を問われるべき」と今季限りでの退任を表明した。

井口資仁(いぐち・ただひと)
1974年12月4日、東京都生まれ。47歳。青学大から96年にダイエーを逆指名し、ドラフト1位で入団。2005年にWソックスに移籍し、フィリーズ、パドレスを経て09年にロッテで日本球界に復帰。13年に日米通算2000安打。日本17年限りで現役を引退し、18年から監督に就任。今季が就任5年目だった。

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[ロッテ]高部瑛斗が初の盗塁王獲得、球団歴代3位の44盗塁「周りの人に支えられながら、周りの人と一緒に達成できた」[報知]

ロッテの高部瑛斗外野手が今季44盗塁をマークし、初の盗塁王のタイトルが決定した。

昨季はイースタン・リーグで盗塁王(28盗塁)を獲得した高部はプロ3年目の今季、中堅手のレギュラーに定着。137試合で148安打3本塁打38打点、打率2割7分4厘をマークし44盗塁でのタイトル獲得となった。

「まずここまで44という数字を積み上げられてきたことが収穫だと思いますし、やってきたことが評価されるのはうれしく思います。本当に今年ダメだったら終わりなんじゃないかなって言う気持ちでキャンプスタートして、そういう気持ちがこのシーズンにつながった。僕が走るにしても次のバッターが頑張ってくれたりするから走れる。僕の貢献ではなくて周りの人に支えられながら、周りの人と一緒に達成できたという方が強いです」と感謝を口にした高部。

それでも「僕が1番気にしているのは打率。ヒット数とか、もちろん今回の盗塁数もそうですけど、そういうところに置いてもう一段階、もう二段階レベルアップすることがこれから大事になっていく。満足することなくやっていこうと思います」と来季へ向け意気込んだ。

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[ロッテ]井口資仁監督が退任へ「今シーズンで退任させていただきます」[報知]

ロッテの井口資仁監督が、本拠地での最終戦セレモニーで今季を持って退任することを発表した。

試合後のスピーチで「昨年一昨年と2位となり、今年こそ頂点をつかむということでキャンプインしシーズンスタートしました。残念ではありますがここをもってシーズンを終了してしまったこと、3年ぶりにBクラスで終わってしまったこと、私の責任だと思っています。2025マリーンズプロジェクトに向けて突き進んで参りましたが、一半ばではありますが、私は今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを移していきたいと思います」などと挨拶。

球場はまさかの退任宣言に悲鳴が起きた。最後はホームベース上で6度、宙を舞い球場を後にした。

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[ロッテ]小島和哉が2年連続の規定投球回到達「1球の大事さ、1球の重要性がすごく勉強になった」[報知]

ロッテの小島和哉投手が2年連続の規定投球回に到達した。

この日の試合前まで投球回が138回1/3だった左腕は初回、三森に先頭打者弾を浴び先制点を献上すると、4回には柳田に左翼ホームランラグーンへのソロを浴び2失点。5回は3者凡退に抑え、2点ビハインドのまま5回6安打2失点でマウンドを降りた。小島は「優勝がかかっているチームを相手に引かずにとにかく引かずに攻める気持ちでマウンドに上がって、良かった所もあれば、悪かった所もありました。この試合を含め1年を通して1球の大事さ、1球の重要性がすごく勉強になりました」とコメントした。

昨季は146回を投げ自身初の規定投球回に到達。今季もこれで143回1/3となり2年連続の規定投球回に到達したが、勝ち星は3勝にとどまった。

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ロッテ・小島和哉−ソフトバンク・板東湧梧…スタメン発表[報知]

[ソフトバンク]
1(二)三森、2(遊)今宮、3(中)牧原大、4(右)柳田、5(指)デスパイネ、6(一)中村晃、7(左)グラシアル、8(三)周東、9(捕)甲斐、投=板東
[ロッテ]
1(中)高部、2(左)藤原、3(指)中村奨、4(三)安田、5(一)井上、6(右)山口、7(二)池田、8(遊)茶谷、9(捕)松川、投=小島

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ロッテ井口監督、電撃辞任表明で後任白紙、「次の指揮官にバトンを」スタンドどよめき[デイリー]

ロッテの井口資仁監督(47)が2日、ZOZOマリンスタジアムで今季最終戦終了後のセレモニーで辞任する意向を明かし、球団も受理した。後任については白紙の状況だ。

最終戦を勝利で締めたが、最後はマリーンズファンの前で辞意を表明した。「3年ぶりにBクラスになってしまったことは、本当に私の責任だと思っています。道半ばではありますが、今シーズンをもって退任させていただき、次の指揮官にバトンを移したいと思います」。スタンドからどよめきが起こった。

20年から2年連続2位で迎え今季は優勝を自身の命題に掲げていた。しかし69勝73敗1分けの5位となり責任を取る形となった。今後については未定で「ゆっくり休みたい」と話した。試合終了後、河合克美オーナー代行も辞任する意向を示した。

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ロッテ、高部が44盗塁で初の盗塁王獲得、「挑戦する気持ちがシーズンにつながった」[デイリー]

ロッテ・高部瑛斗外野手が、44盗塁を決め2位の日本ハム・松本剛に23差をつけ、初の盗塁王を獲得した。

今季限りで辞任を表明した井口監督の下で花開き、外野のレギュラーに定着し137試合に出場。安打数もリーグ2位となる148安打をマークした。

「ここまで44という数字を積み上げられたことが評価されたのは嬉しく思います。思い切り挑戦する気持ちだとか、このシーズンにつながった」と喜びをかみ締めた。

来季以降に向けては「1番、気にしているのは打率、ヒット数、全てにおいてレベルアップすることが大事」とさらなる高みを目指した。

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ロッテ・河合克美オーナー代行が辞任「本気で優勝を取りにいき、それができなかった」[デイリー]

ロッテの河合克美オーナー代行兼社長が2日、今季限りでの辞任を表明した井口資仁監督に続き、今季限りでの自身の退任を発表した。

河合オーナー代行は井口監督とともに「頂点を目指すというのは一緒に決めたこと」と井口監督監督就任5年目の5カ年計画で、今季は優勝を命題としていたという。

18年から現職に就いた河合オーナー代行は自身の進退について、「当然、経営責任を問われるべきということを考え、退任を決めました。本気で優勝を取りにいき、我々もそれを目指して事業として展開している訳ですが、それができなかった」と明かした。

2日の今季最終戦、ソフトバンク戦(ZOZOマリン)の試合終了後に行われたセレモニーで井口監督はファンの前で、「道半ばではありますが、今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを移していきたいと思います」と辞任を表明した。

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ロッテ、井口監督辞任に中村奨「セレモニーまで知らなかったのでびっくりしている」[デイリー]

ロッテの主将・中村奨吾内野手が今季最終戦終了後、井口資仁監督の突然の辞任表明に驚き、無念さをにじませた。

対戦相手の優勝がかかったソフトバンク戦は7回に追加点となる左線適時二塁打を放つなど、最終戦勝利に貢献した。しかしセレモニーで井口監督が辞任を表明。「本当にセレモニーまで知らなかったので、びっくりしている。本当に感謝しかない」と言葉を詰まらせた。

今季は4月に国内FA権を取得。「今、終わったばかりなので、何も考えていないですし、FA権を取れるまで使ってもらった監督には感謝したい。本当に何も考えてない」と話した。

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ロッテ井口監督が辞意最終戦後に表明[デイリー]

プロ野球ロッテの井口資仁監督(47)は2日、ソフトバンクとのシーズン最終戦後の挨拶で「今季限りで退任して、次の指揮官にバトンをつなぎたい」と辞意を表明した。

米大リーグでもプレー経験があり、日米通算2254安打をマークした井口監督は、現役引退後の2017年10月に就任。20年にはパ・リーグ2位となり、チームを16年以来のクライマックスシリーズ進出に導いた。昨季も2位だったが、今季は5位に終わった。

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ロッテ・井口監督が突然の辞任表明、涙ながらに「次の指揮官にバトンを移したい」球場騒然[デイリー]

ロッテは井口資仁監督が試合後、ファンの前で辞任を表明した。

就任5年目の今季はシーズン5位。試合後にファンの前で行った挨拶で目に涙を浮かべ、言葉に詰まりながら「残念ではありますが、ここをもってシーズンが終了してしまったこと、3年ぶりにBクラスになってしまったことは私の責任と思っています。2025マリーンズプロジェクトに向けて突き進んで参りましたが、道半ばではありますが、今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを移していきたいと思います」と語り、球場がどよめいた。

井口監督は18年から監督を務め、5位、4位、2位。そして昨季は僅差の2位に終わり、今季こそVを目指したが5位に終わった。球団は若手育成の手腕も評価して続投要請するとみられていたが、一転の辞任表明。指揮官はファンに感謝の思いを伝えたうえで「そして、ここにいる若い選手達は一歩一歩成長しています。長い目で見守って頂き、来年、再来年、その先と飛躍することを期待しましょう」と、ファンに呼びかけた。

試合後は選手を中心にホームベース付近で胴上げされ、笑顔も見せた。ファンからも大きな拍手を浴びた。

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ロッテ、山口が胴上げ阻止へ逆転16号3ラン!「何とかしたい気持ちでした」[デイリー]

ロッテの山口航輝外野手が目の前の胴上げ阻止へ2点を追う6回に逆転3ランを放った。

1死一、二塁。高めの直球を捉えた打球は右翼ホームランラグーン席へ飛び込んだ。チームトップとなる16号3ラン。超満員のマリーンズファンの右翼席が総立ちになった。2試合ぶりのアーチが貴重な本塁打となった。

4回の好機で凡退していた山口は、「前の打席でチャンスで打てなかったので、この打席もチャンスで回してもらったので、何とかしたい気持ちだけでした」とコメントした。

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ロッテ、ソフトバンク優勝決定の大一番はチケット完売[デイリー]

ロッテは今季最終戦で優勝決定試合となるソフトバンク戦のチケットが14時までに完売したと発表した。当日券を含め、今後の販売は行わない。

ZOZOマリンスタジアムでのチケット完売は5月6日・ソフトバンク戦以来3回目となる。

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ロッテ・佐藤都志也、リーグトップの盗塁阻止率.361でシーズンを終える![BASEBALL KING]

大卒3年目のロッテ・佐藤都志也が、盗塁阻止率リーグトップの.361でシーズンを終えた。

“打てる捕手”として期待を受けて入団したが、昨季までの2年間は打撃で存在感を示す一方で、守備面に課題を残した。今季は開幕からエンニー・ロメロ、小島和哉が先発のときにスタメンマスクを被り、ロメロが先発の時はシーズン通してほぼマスクを被った。

その中でも際立ったのが、盗塁阻止率の高さ。4月6日の日本ハム戦で今季初めて盗塁を刺すと、6月5日の巨人戦から6月17日の日本ハム戦にかけて盗塁を6回連続で刺し、6月17日の日本ハム戦では0−4の4回に浅間大基、松本剛と1イニングに2つの盗塁を刺した。

盗塁を連続で刺していた6月11日に行ったオンライン取材で佐藤は、「1個刺せるとよかったと思うところもあるんですけど、キャッチングというか捕る位置が前で捕らず、受け身にならず、ちょうど自分のなかで“ここで捕ったら”という部分で捕れている。それが1番リズムよく、テンポよく送球できているのが要因なのじゃないかなと思います」と自己分析。スローイングをしやすいキャッチングを見つけたことで、セカンドへのスローイングの安定につながった。

前半は盗塁阻止率.441の炭谷銀仁朗(楽天)に次ぐ、リーグ2位の.422で終え、後半戦に入ってから雨天中止となった8月13日に盗塁阻止率.436でリーグトップに浮上。翌日森友哉(西武 盗塁阻止率.429)に抜かれて2位(.424)に後退も、8月17日に再び森に変わってリーグトップとなった。

8月20日の楽天戦で1試合に4盗塁を決められ盗塁阻止率が.397に下がったがリーグトップのまま。その後、盗塁阻止率がリーグ2位になった時期もあったが、9月19日の日本ハム戦で盗塁を1つ刺して、盗塁阻止率.361でリーグトップになり、最後までトップの座を守りシーズンを終えた。

ただ、8月14日の日本ハム戦、9月3日のオリックス戦ではダブルスチールを許せば、8月14日の日本ハム戦で盗塁を刺した後、次に盗塁を刺したのが9月19日の日本ハム戦と後半戦は盗塁を阻止する場面が減った。

リーグトップの盗塁阻止率を誇るなど、守備面でも一定の成長を見せたが課題はまだまだある。8月までは佐藤と高卒ルーキーの松川虎生の併用でスタメンマスクを被る形だったが、リーグ優勝、CS争いが熾烈になった勝負の9月以降は松川が捕手としての先発出場が多かった。来季以降も捕手として出場するためには、攻守のレベルアップに加え、1年間1軍で戦う体力をつける必要がある。捕手の競争レベルが今季以上に高くなれば、チームも今季以上の成績が残せるはずだ。

[パ・リーグ盗塁阻止率ランキングトップ3]
1位:.361 佐藤都志也(ロッテ)
2位:.343 甲斐拓也(ソフトバンク)
3位:.339 炭谷銀仁朗(楽天)

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