わたしはかもめ2022年鴎の便り(10月)

便

10月3日

[ロッテ]レアード帰国、4年目今季は打率1割8分9厘、15本塁打と低迷、交渉次第では退団も[ニッカン]

ロッテのブランドン・レアード内野手(35)が3日、米国へ帰国した。

在籍4年目の今季は打率1割8分9厘、15本塁打と低迷。球団はロベルト・オスナ投手(27)への大型契約も検討しており、推定年俸3.2億円のレアードは、同2億円で今季不振だったレオネス・マーティン外野手(34)とともに苦しい立場。交渉次第では退団の可能性もありそうだ。タイロン・ゲレーロ投手(31)もこの日、米国へ帰国した。

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[ロッテ]井口資仁監督「ちょっとゆっくりしたいと思います」球団公式YouTubeで今後を言及[ニッカン]

今季限りでの辞任を表明したロッテ井口資仁監督(47)が3日、球団公式YouTubeに登場した。

動画撮影は辞任を表明した2日夜。「(現役時代と合わせ)14年間ここに通ったのが明日から通わなくなると思うとちょっと寂しいけど、また試合観戦に来ようかなと思います」とし「22歳からずっとユニホーム着っぱなしなので、ちょっとゆっくりしたいと思います」と今後を言及。かねてGM職への夢も明かしていたが今回は退団する見込みだ。1週間後には秋季練習も始まる予定で、球団は後任選定に着手している。

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[ロッテ]レアードが羽田発サンフランシスコ行き、ゲレーロは成田発シカゴ行きで帰国[ニッカン]

ロッテは3日、ブランドン・レアード内野手(35)が羽田発サンフランシスコ行きで、タイロン・ゲレーロ投手(31)が成田発シカゴ行きで、それぞれ帰国したと発表した。

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[ロッテ]ファン感謝デー3年ぶり有観客で11・20開催、写真撮影会やサイン会なども実施予定[ニッカン]

ロッテは3日、11月20日にファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」をZOZOマリンで行うと発表した。今回は3年ぶりに有観客で行うことも、併せて発表した。

同イベントは全席指定席で開催し、イベント概要及びチケット情報は10月中旬に球団公式ホームページなどで発表予定。新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行いながら、写真撮影会やサイン会などのファンサービスイベントも実施する予定。

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[ロッテ]退任の井口監督、ファンへ動画で感謝のメッセージ、今後は「ちょっとゆっくりしたい」[ニッカン]

ロッテは3日、球団公式YouTubeで電撃退任が決まった井口資仁監督(47)のメッセージを公開した。

就任5年間で優勝できなかったことで、前日2日の全日程終了後、ファンの前で退任を発表。その後、益田や荻野、井上ら選手によって本塁上で6度、胴上げされた。

監督室での映像では「5年間、監督として力不足でしたけど、本当に応援ありがとうございました」とファンに向けて感謝。「(現役時代と合わせ)14年間ここに通ったのが明日から通わなくなると思うとちょっと寂しいけど、また試合観戦に来ようかなと思います」と振り返った。

今後については「22歳からずっとユニホームを着っぱなしなので、ちょっとゆっくりしたいと思います」と話した。

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ロッテ・レアードとゲレーロが離日[サンスポ]

ロッテは3日、レアードとゲレーロが離日したと発表した。加入4年目のレアードは打撃不振の影響で、今季は112試合に出場して打率1割8分9厘、15本塁打の48打点に終わった。1年目のゲレーロは49試合に登板し、3勝3敗3セーブ、防御率3.52だった。

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ロッテが11月20日にファン感謝デー、3年ぶり有観客で開催[サンスポ]

ロッテが3日、ファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」を11月20日にZOZOマリンスタジアムで開催すると発表した。当日は3年ぶりに有観客で行う。全席指定で、イベント概要およびチケット情報は、10月中旬に球団公式ホームページなどで発表する。新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行いながら、写真撮影会やサイン会などのファンサービスも実施予定。

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ロッテ・井口監督電撃辞任の舞台裏で何が?受け入れられなかった“コーチ刷新”[スポニチ]

電撃発表の裏に、何が起こっていたのか−。ロッテ・井口資仁監督(47)が2日、今季最終戦となったソフトバンク戦後の挨拶で、3年ぶりのBクラスとなった責任をとり、今季限りでの辞任を表明。就任5年目の今季は5位と低迷も、6年目となる来季続投は既定路線だった。井口政権を20年から取材してきた横市勇記者(51)が、その舞台裏に迫った。

今季最終戦セレモニー。井口監督がファンにあいさつのためマイクの前に立つと、容赦ないやじとブーイングが起こった。昨年まで2年連続リーグ2位と躍進しながら、勝負の就任5年目は期待外れの5位。「3年ぶりのBクラスになったことは、私の責任。今季限りで退任して、次の指揮官にバトンを託したい」。悲鳴と同時に、拍手も起こった。異様な光景だった。

ほとんどの球団関係者が辞任を知らなかった。「最終的には試合直前に決まった」と指揮官。来季続投の流れで実際、補強策や選手起用などの構想も練っていた。監督就任時に「5年後には絶対優勝して欲しい」と重光昭夫オーナー代行(現オーナー)と約束。常勝を目標に「2025プロジェクト」も掲げていた。

だが、風向きが変わったのは今季最終戦当日。球団から6年目の条件としてコーチ陣の刷新を求められた。古巣ダイエー時代の同僚や母校・青学大出身者が多く「野球観が同じ人達を集めた」という指揮官が、のみ込める条件ではなかった。これが、電撃辞任の決断につながった。

球団運営は「事業」と「チーム」が両輪。強いチームをつくり、ファンが集まり、事業が回る。そんなビジョンを井口監督と描いたが、同じく辞任の意向を示した河合克美オーナー代行兼球団社長は「コロナがあったと言いながらも、3期連続赤字。読みが甘かった」と言った。球団と現場の2トップが同時に去る非常事態となった。

コーチ、選手達も、ファン同様、セレモニーまで指揮官の決断は知らなかった。井口監督の就任当初から苦楽を共にしてきたあるコーチも「コーチ室に戻ってからも、みんなが戸惑っていた」と驚きを隠せなかった衝撃の1日。監督室はその夜、荷物が全て運び出され、きれいに片付けられていた。

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ロッテ・朗希、侍ジャパン初選出!11月の強化試合で[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が11月に強化試合を行う侍ジャパンに選出されることが3日、分かった。高校日本代表の経験はあるがトップチームは初。

3年目の今季は4月10日のオリックス戦で完全試合を達成するなど9勝をマークした。来春のWBCを見据え11月5日に日本ハム、翌6日に巨人と強化試合(いずれも東京ドーム)、同9、10日にオーストラリアと対戦する侍ジャパン。「日の丸を背負って投げられる選手になりたい」と話していた右腕がメンバーに名を連ねる。

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合同トライアウト11・8、楽天生命パークで開催決定[スポニチ]

日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が3日開かれ、戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトを11月8日に楽天生命パークで行うことを決めた。

また、来季から大リーグが導入する、塁間に3人を置く守備シフトの禁止や、投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」などについて、ルール内容を確認。NPBの井原敦事務局長は「実際に導入したMLBの状況を確認しながら(NPBでの導入)検討はその後」とした。Jリーグと合同で行われた新型コロナウイルス対策連絡会議では、PCR検査の緩和などが確認された。

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ロッテが3年ぶりに有観客でファン感謝デー開催[スポニチ]

ロッテは11月20日にファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」を有観客にてZOZOマリンで開催すると発表した。

全席指定席で開催し、イベント概要及びチケット情報は10月中旬に球団公式ホームページなどで発表予定、ファン感謝デーを有観客で開催するのは3年ぶりとなる。

新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行いながら、写真撮影会やサイン会などのファンサービスイベントも実施する予定。

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[ロッテ]レアードが退団へ、来日1年目のゲレーロは残留を前提に交渉[報知]

ロッテのブランドン・レアード内野手(35)が退団する可能性が高いことが3日までに分かった。昨季チームトップの29本塁打を放った大砲は来日8年目の今季は開幕から不振が続き15本塁打、48打点、打率1割8分9厘と低迷。球団はシーズン後に、今後について話していく見通しを示していたが、このまま退団する可能性が高い。

また、レアードとともにこの日に帰国が発表されたゲレーロは、来日1年目の今季で勝ちパターンに定着し、49試合で3勝3敗3セーブ、3ホールド、防御率3.52をマークするなどチームを支えた。球団は残留を前提に交渉を進めていく。

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[ロッテ]ブランドン・レアード、タイロン・ゲレーロが帰国[報知]

ロッテは3日、ブランドン・レアード内野手とタイロン・ゲレーロ投手が米国に帰国したことを発表した。

昨季29本塁打をマークしたレアードは今季、開幕から不振が続き112試合に出場し15本塁打、48打点、打率1割8分9厘と低迷していた。

来日1年目のゲレーロは今季勝ちパターンに定着し49試合に登板。3勝3敗3セーブ、3ホールド、防御率3.52をマークするなどチームを支えた。9月10日の楽天戦で左足首を痛めた影響で離脱したが球団は右腕に対し、残留要請する方針を固めている。

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[ロッテ]11月20日にファン感謝デーを開催 、3年ぶりに有観客で[報知]

ロッテは3日、11月20日に行われるファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」を有観客で開催することを発表した。

ファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」は全席指定席で開催し、イベント概要及びチケット情報は10月中旬に球団公式ホームページ等で発表予定。ファン感謝デーを有観客で開催するのは3年ぶりで、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行いながら、写真撮影会やサイン会などのファンサービスイベントも実施する。

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11・8合同トライアウト開催、「現役ドラフト」は7日に最終協議の予定[デイリー]

日本野球機構(NPB)と12球団は3日、臨時代表者会議および機構理事会と実行委員会をオンラインで開催。午前中にJリーグと合同の新型コロナ対策連絡会議の内容を受け、来季について定期検査ではなく有症状者のみに検査を行う方式など、国内の感染状況に即した検査体制を模索することを確認した。

また、今年の12球団合同トライアウトを11月8日に楽天生命パーク宮城で実施することを確認。出場機会に恵まれない選手救済の「現役ドラフト」に関しては、7日の選手会との事務折衝で最終の詰めの協議を行う予定だ。

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ロッテ、ファン感謝デー3年ぶり有観客開催[デイリー]

ロッテは3日、11月20日にファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」を有観客にてZOZOマリンスタジアムで開催すると発表した。

ファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」は全席指定席で開催。イベント概要及びチケット情報は10月中旬に球団公式ホームページ等にて発表する予定。ファン感謝デーを有観客で開催するのは3年ぶり。新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行いながら、写真撮影会やサイン会などのファンサービスイベントも実施する予定。

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ロッテ、“1つ先の塁”を狙う走塁意識の高さ、井口監督が指揮を執った5年でチーム全体に浸透[BASEBALL KING]

◇2年連続でリーグトップのチーム盗塁

ロッテの井口資仁監督が2日に辞任したが、17年10月の就任会見で掲げた“機動力野球”は、この5年間で確実にチーム全体に浸透した。

井口監督は17年10月に行われた就任会見で、「走れる選手が非常に多いと思っていますので、もっともっと足を使った野球をやっていきたい。足に関しては好不調というのはないので、もう少し機動力を使った野球を増やせていけば、持ち味が発揮できるのではないかと思います」と宣言。

当時のロッテには足の速い選手はいたが、14年からチーム盗塁数は3年連続リーグ5位、17年はリーグ3位の78盗塁だった。井口監督が就任した1年目はリーグ2位のチーム盗塁数124、ホームランラグーンを設置した19年はリーグ4位の75盗塁と減少したが、20年以降は20年がリーグ3位の87盗塁、21年(107盗塁)と22年(132盗塁)は2年連続でチーム盗塁数が100を超え、リーグトップとなり、21年は荻野貴司と和田康士朗、22年は部瑛斗が盗塁王に輝いた。

スタメンでは荻野、部、中村奨吾、ベンチには足のスペシャリスト和田、岡大海が控えるなど、とにかく走れる選手が増え、21年と22年は2桁盗塁をマークした選手がチーム内に5人いた。

[21年22年に2桁盗塁をマークした選手]
21年:荻野(24盗塁)、和田(24盗塁)、中村奨(12盗塁)、岡(11盗塁)、藤岡(10盗塁)
22年:部(44盗塁)、荻野(15盗塁)、中村奨(15盗塁)、岡(12盗塁)、和田(11盗塁)

◇1つ先の塁を狙う積極走塁

“盗塁”だけでなく得点を挙げるためには相手の守備のミス、相手の隙を突いて1本の安打で俊足を飛ばして一塁走者や二塁走者などがホームへ還ってきたり、浅い外野へのヒットも相手の守備の動きを見て打者走者が一気に二塁へ陥れるなど、高い“走塁力”が得点に繋がることもある。

井口監督が就任した2018年以降、1本の安打で1つ先の塁を狙う積極的な走塁がチーム内で徹底され、“1つ先の塁”を狙うことが当たり前のような感覚になってきている印象を受けた。シーズン後半ショートのレギュラーで出場することの多かった茶谷健太は「(1つ先の塁を狙う走塁を)意識していたというより、チーム全体でやっています。みんな一緒だと思います」とコメントした。

今季は、相手選手の“捕球体勢”を見て内野フライでも三塁から生還するというシーンが何度かあった。5月8日のソフトバンク戦、3−8の6回1死一、三塁でレアードの打球はショートとレフトの間のフライとなり、ショートが後ろ向きでキャッチしているのを見て三塁走者の菅野剛士が生還。

7月9日のオリックス戦でも0−2の4回無死一、三塁で安田尚憲が三遊間後方に放ったフライをショートがランニングキャッチし、捕球体勢が悪かったのを見て三塁走者の部がホームインした。

9月23日のソフトバンク戦では、5−3の10回1死三塁で角中勝也の二飛で、前進守備で前目に守っていた二塁手が背走しながらキャッチ。捕球体勢を見て、三塁走者の部がスタートを切りホームイン。

部は6月に行ったオンライン取材で「(1つ先の塁を狙う意識は)もちろんしています。簡単にヒットが出るものではないと思うので、何とか走塁で1点取れたら強いと思います。全力でいくことで生まれる1点もある。そこは井口監督が大切にしている部分。僕達も期待に応えられるようにと思ってやっています」と話した。

相手のミスを見逃さず、次の塁を狙い得点に繋げることも多かった。5月24日の広島戦では6−0の9回無死一塁、エチェバリアの打席中に岡が二塁盗塁を試みると、捕手が後逸。その間に一気に三塁を陥れる好走塁と好判断(記録は二塁盗塁、捕逸の間に三塁進塁)。岡は小川の犠飛でホームインし、ちなみに無安打での得点だった。

岡は「1つ先というのは常に狙っていますし、向こうの送球、少しの隙、小さなミスを見逃さないようにそこを突かれたら向こうもダメージがありますし、勢いがつく走塁だと思うので、そういうのは大事にしています」と口にした。

5月26日の広島戦では、佐藤都志也が0−1の2回無死走者なしの打席、一塁へ強烈なゴロを放ち、一塁・マクブルームがファンブルしている間に全力疾走し一塁セーフを勝ち取り(記録は一失)、続くレアードが逆転2ランに繋げたこともあった。

佐藤は走塁について「ファームのときからワンバウンドゴーというのは徹底されていますし、タッチアップでも浅いフライ、風が強い日、捕る体勢が不安定なときにある程度、足があるということが自分のなかでもある。1つ先の塁を狙えるようにと思ってやっています」と常に1つ先の塁を意識した走塁が内野安打を勝ち取ったといえる。

◇ファームでも根付く走塁意識

茶谷や佐藤が話したように、“1つ先の塁を狙う”意識は1軍だけでなく、ファームでも徹底されている。育成選手の村山亮介は4月に行ったオンライン取材で、「打球判断と第二リードをしっかり大きくとるということを徹底してやっています」と話しており、走塁練習に注目してみると、大きくリードを取り、打撃練習中の谷川唯人が放った打球にあわせて、試合を想定して全力でスタートを切ったり戻ったりしていた。

4月8日の楽天との2軍戦では、1−2の3回1死一、二塁で西巻賢二の一塁後方のファウルフライで一塁手の捕球体勢を見て、二塁から三塁へタッチアップということもあった。4月に行ったオンライン取材で「千葉ロッテに入団してから走塁の練習もかなり増えて、そういう意識も自分の中ですごく芽生えているんじゃないかなと思っています。日頃の練習が試合にいきているんだと思います」と、日々の積み重ねが成果として現れた瞬間だった。

◇足が遅い選手も先の塁へ

チーム全体で次の塁を狙う走塁が徹底されていることで、足が速いとはいえない選手達も、積極的に次の塁を狙っているのがロッテの武器だ。

井上は「足が遅いというところはあるんですけど、それは多分盗塁だけだと思う」と話す。「走塁というのは相手の隙というか動き次第でなんとでもなる。走塁ではみんなと一緒にできるように自分で心がけています。あいつ無理か、行けないかではなくて、行ってみてトライというのはまだまだやっています」と、8月26日の楽天戦、1−0の8回2死一塁で安田が左中間に放った安打で、一気に一塁から生還した走塁は見事だった。

安田は7月6日の日本ハム戦、1−2の4回無死二、三塁から井上の右犠飛で三塁走者に続き二塁から三塁にタッチアップ。佐藤の中犠飛で勝ち越しのホームを踏んだ。

安田は「自分は足が速くないので、できることは限られているんですけど、その中で最大限努力していきたいと思っています」と話した結果が、7月6日の日本ハム戦のような走塁に繋がったといえそうだ。

井口監督が指揮した5年間は四死球で出塁し、犠打で走者を進め、1本の安打で生還すると、打てない、点がなかなか取れないなかで、選手1人1人の走塁への意識の高さでなんとか1点をもぎとってきた。見ているファンからしたら一発長打が少なく、足を絡めた攻撃で地味に映ったかもしれない。

またチームとしてはマーティン、レアードといった外国人選手に依存していた“長打力”という課題はある。山口が今季チームトップの16本塁打を放ち、安田も8・9月の2ヶ月で7本のアーチを描くなど、シーズン自己最多の9本塁打と長打の打てる若手も育ってきた。井口監督の時に磨いた“足を絡めた攻撃”に加え、新監督のもと時に本塁打も出る打線になれば、確実に今よりも得点力がアップするはずだ。この5年間取り組んだ“高い走塁への意識”が無駄ではなかったことを、新監督のもとで得点という形で証明して欲しい。

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