わたしはかもめ2022年鴎の便り(10月)

便

10月5日

[ロッテ]鳥越裕介2軍監督、木村龍治投手コーチらが今季限り退団、井口監督は2日に電撃辞任[ニッカン]

ロッテは5日、鳥越裕介2軍監督(51)からの退団申し出を受理したと発表した。

また木村龍治1軍投手コーチ(52)河野亮1軍打撃コーチ(51)清水将海1軍バッテリーコーチ(47)的場直樹1軍戦略コーチ兼バッテリーコーチ補佐(45)が契約満了で退団すると発表した。

シーズン5位に終わったロッテは2日の全日程終了後、就任5年目を終えた井口資仁監督(47)の電撃辞任が発表されていた。

同じく今季限りで退任する河合克美オーナー代行兼球団社長(70)は3日午後の報道対応では、首脳陣人事について「白紙です」とコメントしていた。

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[ロッテ]ロッテリアで「マリーンズ応援感謝セール」実施、BOSSシェーキなど6日から半額[ニッカン]

ロッテは5日、「千葉ロッテマリーンズ応援感謝セール」がファストフードチェーン「ロッテリア」で実施されると発表した。

10月6日から同12日までの7日間限定で「BOSSシェーキ」「ロッテリアシェーキ(バニラ風味)」をそれぞれ半額で販売する。詳細はロッテリア公式サイトにて。

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[ロッテ]東條大樹が右足首の関節手術、投球開始まで6週間の見込み[ニッカン]

ロッテは5日、東條大樹投手(31)が都内の病院で4日に右足首の関節手術を行ったと発表した。

手術は鏡視下右足関節後方遊離体切除術、鏡視下右足関節外側骨棘切除術および外側靱帯修復術で、術後2週間はギプス固定となる。投球開始まで6週間ほどの見込み。

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ロッテ・鳥越裕介2軍監督、木村龍治投手コーチら計4コーチが退団[サンスポ]

ロッテは5日、鳥越裕介2軍監督(51)から退団の申し入れがあり受理したと発表した。

さらに、木村龍治投手コーチ(52)、河野亮打撃コーチ(51)、清水将海バッテリーコーチ(47)、的場直樹戦略コーチ兼バッテリーコーチ補佐(45)は契約満了に伴い、退団することになった。

球団は、2日の今季最終戦となったソフトバンク戦(ZOZOマリン)後に電撃辞任≠オた井口資仁監督の余波に直面。同日に河合克美オーナー代行兼球団社長(70)も、同じく辞任表明していた。

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ロッテが応援セールを10月6日から開始[サンスポ]

ロッテが5日、「千葉ロッテマリーンズ応援感謝セール」を10月6−12日まで開催すると発表した。グループ企業のファストフードチェーン「ロッテリア」では、全店舗で一部のドリンクが半額で提供されるという。詳細は、ロッテリア公式ホームページまで。

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ロッテ・東條大樹が右足首を手術、投球開始まで6週間の見込み[サンスポ]

ロッテは5日、東條大樹投手(31)が4日に都内の病院で、右足首関節の手術=鏡視下右足関節後方遊離体切除術、鏡視下右足関節外側骨棘切除術および、外側靱帯修復術=を受けたと発表した。術後2週間はギプスで固定。投球開始まで6週間ほどかかる見込み。

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ロッテ、コーチ刷新、鳥越2軍監督退任、木村、河野、清水、的場コーチも任期満了で退団[スポニチ]

ロッテ・鳥越裕介2軍監督(51)が5日、都内で球団と話し合いを持ち、今季限りでの辞任を申し出て了承された。2日に井口監督が3年ぶりBクラスの責任を取って電撃辞任。18年から井口監督に請われ、ヘッドコーチ、2軍監督の要職に就いた鳥越氏は「5年間、結果を残せなかったから仕方ない」と話した。20年にヘッドコーチとしてリーグ2位、21年は2軍監督としてイースタン・リーグ優勝と結果を残しながら潔く決断した。

ソフトバンク時代から今宮らを育て、内野守備コーチのスペシャリストとして定評があった。ロッテでも、強打が売りの一方で、三塁守備に難があった安田を徹底的に鍛え上げ、今季ブレークした高部、山口、茶谷らを1軍に送り出していた。

球団は鳥越氏の退団と併せて、木村龍治投手コーチ(52)、河野亮打撃コーチ(51)、清水将海バッテリーコーチ(47)、的場直樹戦略コーチ兼バッテリーコーチ補佐(45)の契約満了での退団も発表。いずれも井口監督と同じ青学大出身者や古巣ダイエー時代の同僚で、来季続投が既定路線だった指揮官が球団からコーチ陣の刷新を求められ、それを拒否した背景もあった。

来季監督には生え抜きの福浦和也打撃コーチ(46)が候補に挙がるが、河合克美オーナー代行は「コーチ人事も含めて、まだ白紙」としており、今後、組閣を急ピッチで進める。

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ロッテ鳥越2軍監督が辞任、木村投手コーチ、河野打撃コーチらは任期満了で退団[スポニチ]

ロッテは5日、鳥越裕介2軍監督(51)から申し出があり、今季限りで退団することを発表した。また、木村龍治投手コーチ(52)、河野亮打撃コーチ(51)、清水将海バッテリーコーチ(47)、的場直樹戦略コーチ兼バッテリーコーチ補佐(45)は任期満了で退団する。

井口資仁監督(47)は2日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)後に行われた今季最終戦セレモニーで監督を退任することをファンの前で表明。今季、チームは69勝73敗1分けで5位と3年ぶりのBクラスだった。球団も公式サイトで「井口資仁監督より辞任の申し出があり、受理しましたのでお知らせします」と発表。後任監督については「決定次第、お知らせします」としていた。

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ロッテ今季5位で終了もファンに感謝! ロッテリアが期間限定でシェーキ半額[スポニチ]

ロッテは、グループ企業でファストフードチェーン店「ロッテリア」がチームの健闘と応援してくれたファンへの感謝を込めて、「千葉ロッテマリーンズ応援感謝セール」を10月6日から12日までの7日間限定で実施すると発表した。

「千葉ロッテマリーンズ応援感謝セール」では全国のロッテリアで通常価格280円の「BOSSシェーキ」と通常価格270円の「ロッテリア シェーキ(バニラ風味)」が各半額で提供される。(各日12時00分から営業終了時間まで)。

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ロッテ東條が右足首手術、手負いの中で今季自己最多登板と奮闘[スポニチ]

ロッテは5日、東條大樹投手が4日に東京都内の病院で右足首関節の手術(鏡視下右足関節後方遊離体切除術・鏡視下右足関節外側骨棘切除術及び外側靱帯修復術)を行ったと発表した。術後2週間はギプス固定し、投球開始まで約6週間の見込み。

プロ7年目の今季は勝ちパターンとしてブルペン陣を支え、自己最多59試合に登板し、30ホールド、防御率2.08をマーク。自身初の球宴にも選出されたが、新型コロナウイルスに感染し、辞退した。

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[ロッテ]井口資仁監督退任余波、首脳陣5人退団…鳥越裕介2軍監督&1軍コーチ4人、体制刷新へ[報知]

ロッテは5日、鳥越裕介2軍監督(51)、木村龍治1軍投手コーチ(52)、河野亮1軍打撃コーチ(51)、清水将海1軍バッテリーコーチ(47)、的場直樹1軍戦略コーチ兼バッテリーコーチ補佐(45)が今季限りで退団すると発表した。2日の今季最終戦(対ソフトバンク、ZOZO)で井口資仁監督(47)が退任を電撃発表したことに伴い体制を刷新するとみられる。

鳥越2軍監督、清水、的場両コーチは、18年の井口監督就任時にコーチングスタッフ入り。河野コーチは19年から、木村コーチは今季からコーチを務めていた。球団によると鳥越2軍監督からは退団の申し出があり、4コーチは契約満了による退団という。

球団は現在、後任監督の選定作業中。河合オーナー代行は前日4日にOBか外部かを含めて「白紙」と説明したが、球団生え抜きの福浦和也1軍打撃コーチ(46)らを候補に人選を進めていくとみられる。

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ロッテ・山口、来季以降3年連続30発に挑む、「配球をあまり読まないで」好球必打を徹底[デイリー]

ロッテ・山口航輝外野手(22)が今季チームトップの16本塁打を放った実績を糧に、来季以降の3年連続30本塁打を目標に掲げた。9月22日のオリックス戦で球団最多タイ記録となる1試合3本塁打。今季最終戦ではソフトバンクの優勝を打ち砕く逆転の決勝3ランを放つなど、飛躍の1年となった和製大砲が打線の軸を目指していく。


昨季の9本塁打から飛躍的に本塁打数が増えた要因について山口は言う。「配球をあまり読まないで、ちょっと頭に入れるぐらいがいいと思いました。ボールをぼやっと見て、甘い球が来たら、全部いくぐらいの気持ちでいくようになりました」。深く考えすぎず、シンプルに考えて投手と対峙できるようになったことが飛躍のきっかけにつながったと振り返る。

元々、飛距離はチーム屈指の部類。「芯に当たれば飛びますから」と自負するが、今季は失投を逃さずに仕留めることを命題とし、確率を高めた。「今年は余裕を持てるようになりましたし、やるべきことを整理して打席に立てている。2桁打てたということは野球人生の通過点としてよかった。ちょっと成長したところかなと思います」。右の大砲としての土台を着々と形成し、手応えをつかんでいる。

来季以降の目標は3年連続30本塁打。「やっぱり30本近くを3年ぐらい続ければ、いいバッターだと思います。そういう高い目標をしっかり持ってやることが大事。自分にプレッシャーを与えて挑む。それが変わることはない」。

将来を期待され、打順では4番が最も多く35試合を託された。4年目を終え、中軸を担いたいという意欲も芽生えてきた。「何番でも打って勝ったらうれしいんですけど、やっぱり中軸はチャンスで回ってくることが多いですし、打つか打たないかで勝敗がだいぶ変わる大事な場所と感じますし、やっぱり上位で打ちたいなと思います」。

4年目は自己最多102試合に出場。課題は1年通しての体力を身につけることと自覚する。8月は月間打率3割をキープしたのに対し、9月は打率.178と急降下。「1年戦うための体力が足りなかったのかなと。今年のオフはバットを振ることを1番大事にしていきたい。打てなくても監督に使っていただいた。この経験を来季に生かしたい」。今季限りで退任した井口監督に恩返しをするためにも、振って振って、他球団から怖がられる右の大砲になる。

山口航輝(やまぐち・こうき)
2000年8月18日生まれ、22歳。大阪府出身。183センチ、97キロ。右投げ右打ち。外野手。明桜から18年度ドラフト4位でロッテ入団。22年は9月22日・オリックス戦で1試合3本塁打、8打点。お立ち台で趣味の俳句を披露する一幕も。

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ロッテが鳥越2軍監督の退団の申し出を受理、木村1軍投手コーチらの退団も発表[デイリー]

ロッテは5日、木村龍治1軍投手コーチ、河野亮1軍打撃コーチ、清水将海バッテリーコーチ、的場直樹戦略コーチ兼バッテリーコーチ補佐が契約満了により退団すると発表した。

鳥越裕介2軍監督からはこの日、退団の申し出があり受理したことも発表した。2日には井口資仁監督(46)が辞任していた。

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ロッテ、チームトップ59試合登板の東條、右足首手術、投球再開まで6週間[デイリー]

ロッテは5日、東條大樹投手が4日に都内の病院にて右足首関節の手術(鏡視下右足関節後方遊離体切除術・鏡視下右足関節外側骨棘切除術及び外側靱帯修復術)を行ったと発表した。術後2週間はギプスで固定。投球開始まで6週間かかる見込み。

東條は今季自己最多でチームトップの59試合に登板し4勝4敗30ホールド、防御率2.08の成績を残し、勝ちパターンのリリーフ陣の一角を形成していた。

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ロッテ・応援感謝セール、全国ロッテリアで「ロッテリア シェーキ半額」[デイリー]

ロッテは5日、全国のロッテリアにて「千葉ロッテマリーンズ」の健闘と、応援したファンへの日頃の感謝を込めて「千葉ロッテマリーンズ応援感謝セール」を、10月6日から10月12日までの7日間限定で実施すると発表した。

「千葉ロッテマリーンズ応援感謝セール」では全国のロッテリアで通常価格280円の「BOSSシェーキ」と通常価格270円の「ロッテリア シェーキ(バニラ風味)」が各半額の価格で提供される(各日12時から営業終了時間まで)。詳細はロッテリア公式サイトで確認できる。

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プロの壁「ここまで捉えられないのか」、同級生の打球に焦り…ロッテ・西川僚祐、2年目の成長[Full-Count]

◇イースタン打率2位で今季終了、8月には打率.386で月間MVP

“未来の4番”を狙う大砲候補が、2軍で研鑽を積んでいる。ロッテの20歳・西川僚祐外野手はイースタン・リーグで打率2位の.276、8本塁打48打点の成績で2年目のシーズンを終えた。8月には打率.386で月間MVPも受賞。「やっと自分の中で掴んできた」と充実感を漂わせる。

ルーキーイヤーの昨季は2軍で打率.157、3本塁打15打点。東海大相模高では1年時から4番を任され、2020年ドラフト5位で入団。高校通算55本を誇るスラッガーも、プロの壁を味わった。「ここまで真っ直ぐと割り切っても、一発で捉えられないのかと、プロの違いを感じました」。今季も6月中盤までは打率は1割台。試行錯誤する日々だったが、7月以降は手応えを掴み始めた。

練習する中でふと、高校時代のバッティングを思い出した。「2年の秋にハマった打ち方、左の股関節に乗せるというのがパッと浮かんで、あの時良かったから試してみようと思って。イメージしてやってみたら結構合ってきたんです」。

重点を置いたのは軸足ではなく、前足。「構える時は左の股関節に合わせて、足を上げたら右に移動する。そうしたら体の真ん中でボールを打つことができて、それを意識したらポイントが合うようになってきました」。7月以降は打率を上げ、8月には月間打率.386、3本塁打14打点を記録。1軍出場はならなかったが、リーグ2位の打率をマークしてシーズンを終えた。

◇同期入団・山本の能力に焦り「このままだとどんどん差を付けられる」

引っ張って特大の当たりを左翼席へ叩きこむパワーヒッターだが、憧れは逆方向にある。「逆方向に打てると投手も投げるボールが減って、自分ももっと楽にバッターボックスに入ることができる」。Youtubeでプロ選手の映像がいつでも見られる時代。様々な打者の動画を見て、感覚を追い求めた。「どこの方向にもホームランを打てるバッターが好きで…」。浅村栄斗(楽天)、鈴木誠也(カブス)や、マイク・トラウト(エンゼルス)の打撃も参考にしてきた。

「自分はまだライト前とか、打ててもライトオーバーなので、もっと飛距離を出せれば嫌なバッターになれる」。打撃練習でもセンター方向を意識するイメージで打席に入っている。逆方向へ持ち前のパワーを発揮できれば、自らが目標に掲げる「3割30本」へ、一歩近づける。

意識するライバルもいる。同期入団で同い年の山本大斗外野手だ。育成で入団も、今年7月に支配下登録。同じ右の長距離砲で、9月30日のオリックス戦(京セラドーム)では1軍初出場も果たした。「山本が打つと自分も打たないといけないと思う。意識は凄くあります。去年一緒にプレーして、打球を見ていると、このままだとどんどん差を付けられると焦りを感じました。それでオフの期間、頑張ってきた」。ファームではともに上位を打って打線を牽引。1軍デビューは先を越されたが、それがまた、来季への刺激にもなる。

今季1軍で16本塁打を放った山口航輝外野手や山本ら、高卒で獲得した和製大砲が育ちつつあるロッテ。「フェニックスもありますし、今の自分よりもレベルアップした状態でキャンプインしたい」。来季は1軍の舞台で、自分の力を試すシーズンにする。

西川僚祐(にしかわ・りょうすけ)
2002年4月19日、千葉県船橋市出身。18歳。小学1年時に野球を始める。中学では佐倉シニアに所属。東海大相模高に進学し、2年夏に甲子園出場。高校通算55本塁打。2020年ドラフトでロッテから5位指名を受け入団。186センチ、98キロ。右投げ右打ち。

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部が盗塁王、佐藤都がリーグトップの盗塁阻止率、存在感を高めたロッテの“97年世代”[BASEBALL KING]

ロッテの“97年世代”の選手達が今季、大きく飛躍を遂げた。

今季ロッテの年齢構成を見ると、育成選手を含めて“97年世代”がチーム最多の11人。97年世代の選手達を入団順で紹介すると、15年のドラフトで平沢大河と成田翔が入団。19年にソフトバンクを自由契約となった茶谷健太が育成選手として加入し、同年秋のドラフトで大卒組の佐藤都志也、部瑛斗、福田光輝、育成で本前郁也、植田将太と5人がプロ入り。20年のドラフトで河村説人、そして昨年のドラフトで大卒・社会人組の廣畑敦也と八木彬が入団した。

昨年までの“97年世代”というと、1学年上の小島和哉、岩下大輝、小野郁、中村稔弥がいる96年世代、1学年下の種市篤暉、和田康士朗らがいる98年世代に比べ、1軍に定着している選手、チームの顔、中心となる選手がいなかった。

しかし、今季は違った。まず部がオープン戦で12球団トップの打率をマークすると、シーズンが開幕してからも荻野貴司が不在だった期間は1番打者を務め、8月16日のオリックス戦で自身初となる規定打席を確定させた。新型コロナウイルス陽性判定を受け離脱した時期もあったが、夏場以降も調子を落とすことなく戦い抜いた。

部はシーズン最終盤の9月に行ったオンライン取材で「よくないときもありますし、いいときもあったんですけど、それを自分の中で工夫したり、コーチとかと話し合って、もう少しこうした方がいいんじゃないかというのを、試行錯誤してどうにかいい形で試合に臨むというのをやった結果、大きな浮き沈みもなくここまでこれているのではないかなと思います」と調子を落とすことなく戦えた要因について自己分析した。

最終的には44盗塁で盗塁王のタイトルを獲得し、148安打はリーグ2位の成績を残した。“期待の若手”を卒業し、この1年でチームに欠かせないプレーヤーとなった。

プロ入りから2年守備面で課題を残していた佐藤は、二塁に送球しやすい捕球体勢を見つけ、送球が安定し、盗塁阻止率はリーグトップの.361を記録。“打てる捕手”として期待された打撃の方では、本塁打こそ8本放ったが、打率.214、31打点と確実性を欠いた。それでも代打での勝負強さは健在で、今季も代打で打率.375をマークした。

茶谷は開幕2軍スタートだったものの、6月・14試合に出場して、月間打率は.412(51−21)、18打点の活躍で6月21日に今季初昇格を果たすと、6月27日のソフトバンク戦でプロ入り後初となるマルチ安打、7月23日の日本ハム戦では自身初となる3安打、3打点の活躍を見せた。7月27日に新型コロナウイルス陽性判定を受け離脱。

8月9日に再昇格すると12日の日本ハム戦でプロ初本塁打、14日の日本ハム戦で猛打賞。「技術で打てていない。調子が悪いというのが1番です。自分の中であるのは体の開きが早くて、正直ピッチャーに対して打ちにいけていないというのが1番だと思います」と、16日のオリックス戦から9月3日のオリックス戦にかけて18打席連続無安打。

9月4日のオリックス戦の第1打席でセンター前に弾き返す安打を放つと、9・10月は打率.253(75−19)。9月2日のオリックス戦からシーズン終了までショートでスタメン出場を果たした。

振り返れば、FAで美馬学と福田秀平、新外国人選手でジャクソン(現在は退団)、ハーマン(現在は退団)を獲得した2019年オフ、同年12月の取材で松本球団本部長は「補強もしっかりしたんですけど、とにかく若い野手、投手が増えてきましたので、この辺の年代(96年、97年世代)が将来、2、3年後にでてきてくれれば」と期待を寄せた中で、3年後にあたる今季、97年世代の部が今季完全なレギュラーとなり、佐藤、茶谷もレギュラーに近い存在になった。

ただ厳しいことをいえば、今季11人いた97年世代で、ポジションを掴んだのは部のみ。球団が掲げる“常勝軍団”となるためには、“97年世代”の選手だけでなく、1人でも多くの若手選手が1軍定着、レギュラーを獲得する必要がある。今季以上に若手が成長した姿を見せ、来季こそ新監督のもとで歓喜の秋を迎えたい。

[97年世代]
<投手>
八木彬
97年5月26日生
成績:22試 0勝0敗 22回1/3 振21 防3.63
河村説人
97年6月18日生
成績:4試 2勝0敗 19回 振9 防3.32
本前郁也
97年10月2日生
成績:12試 3勝2敗 56回 振40 防4.66
廣畑敦也
97年12月3日生
成績:30試 0勝1敗2H 36回2/3 振29 防4.91
成田翔
98年2月3日生
成績:46試 3勝0敗1S 39回2/3 振27 防2.27 ※
<捕手>
植田将太
97年12月18日生
68試 率.220 本1 点11 盗0 出塁率.289 ※
佐藤都志也
98年1月27日生
118試 率.214 本8 点31 盗5 出塁率.260
<内野手>
福田光輝
97年11月16日生
13試 率.167 本0 点1 盗0 出塁率.318
平沢大河
97年12月24日生
13試 率.148 本0 点3 盗1 出塁率.250
茶谷健太
98年1月16日生
57試 率.248 本1 点9 盗1 出塁率.322
<外野手>
高部瑛斗
97年12月11日生
137試 率.274 本3 点38 盗44 出塁率.324

※はファーム成績

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