わたしはかもめ2022年鴎の便り(10月)

便

10月16日

[ロッテ]佐々木朗希、大谷らとの共闘熱望「一緒に戦うことができたらすごくいい経験に」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が16日、ZOZOマリンでの秋季練習に参加し、報道陣に対応した。

佐々木朗はまずは強化試合でのアピールを目指す。「(シーズン終了から)1ヶ月以上空いた中での試合なので、ケガないようにしなきゃいけないので。集中力を切らさないように」と調整を進め、今週末以降にブルペン投球も再開する見込み。

WBC代表入りすれば、テレビ観戦することもあったエンゼルス大谷らメジャー組とチームメートになる可能性も。「日本にいるメンバーは試合で近くで見たりとかあるんですけど、メジャーの方々は見たことがないので。近くで見たいという気持ちもありますし、もし一緒にチームとして戦うことができたらすごくいい経験になると思うので」と夢の舞台を待ち望んでいた。

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[ロッテ]走り込む佐々木朗希が青を群青に変える、5位の悔しさバネにさらなる高出力へと始動[ニッカン]

走り終えたロッテ佐々木朗希投手(20)が、青い外野ラバーフェンスにもたれ掛かる。背中の汗で、青が群青色に変わる。ZOZOマリンのポール間往復走。「チーム全体としては、来シーズンに向けた基礎的な体力づくりだったりをやっているので」。投手陣7人で9往復した。

笑顔は序盤で消える。65秒、63秒、65秒、66秒、68秒…。1往復ごとに2分間のインターバルを経て、再び出発する。5本を終えると5分間の小休憩。6本目は76秒だった。「投げる体力とは別だと思うので」としつつ「シーズン後半にあまりトレーニングできていない中で、シーズンが終わってからも空いた中で、少しずつそういうところを戻していく段階のトレーニングだと思います」と話した。1度休み、落として、11月に控える侍ジャパン強化試合へと徐々に上げていく段階にある。

2月、実戦初球がいきなりプロ入り後最速の161キロを記録した。3月末、自身のシーズン開幕登板でも自己最速を更新する164キロを投げた。4月には13者連続奪三振を含んでの完全試合を達成し、その後も160キロ台を連発。「開幕前に立てた目標より、もっと上にいけると思えるようないいスタートだったので」と自身で振り返るほどだった。

しかし前半戦最後に右手指のマメをつぶすと、しばし登板間隔が空き、出力も落ちた印象だった。

「シンプルに体力的にもきつい部分はあったので。その中でもどっちかと言ったら、春先が良かったという風な感じかなと思っているので。いい形に少しでも近い状態で後半戦を回れたら、もっといい成績になると思うので、高い出力を維持できるようにしたいなと思っています」。

大逆転CSへ導けず、チームは5位に終わった。監督も代わる。「5位に終わってしまって、本当に悔しい思いをしたので」。9勝4敗、防御率2.02。先発ローテーション1年目としては十分な数字にも映るが「最後はそういうところをクリアできなかったので。数字的なものだったり、立場だったりとか」。立場、と言った。「色々な数字でチームの中心になれるように、と思っています」と自覚も十分だ。

体力強化にマメ対策、フィールディング。見えた課題にしっかり向き合うオフにする。もちろん、努力は見えないところでも続ける。「もっとタフな体作りを今はしています」。前半戦だけで160キロ台が324球。前人未到をやってのけたような高出力の維持へ、少々長くなったオフシーズンを有効活用する。

ポール間の往復走は、数をこなすたび誰も言葉が出ず、走り終えると座り込む。佐々木朗も6本目76秒の後は77秒、80秒と、だんだん苦しくなっていく。汗が染める群青もどんどん大きくなる。ラスト1往復、9本目。最後に絞り出した。78秒。前を走る先輩二木に食らいつき、思いを姿勢で示した。

○…ロッテ佐々木朗はまずは強化試合でのアピールを目指す。「(シーズン終了から)1ヶ月以上空いた中での試合なので、ケガないようにしなきゃいけないので。集中力を切らさないように」と調整を進め、今週末以降にブルペン投球も再開する見込みだ。WBC代表入りすれば、テレビ観戦することもあったエンゼルス大谷らメジャー組とチームメートになる可能性も。「日本にいるメンバーは試合で近くで見たりとかあるんですけど、メジャーの方々は見たことがないので。近くで見たいという気持ちもすごくありますし、もし一緒にチームとして戦うことができたらすごくいい経験になると思うので」と夢の舞台を待ち望んでいた。

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[ソフトバンク]ブルペン強化狙いロッテ・オスナを調査へ、日米で争奪戦の可能性も[ニッカン]

ソフトバンクが、ロッテのロベルト・オスナ投手(27)の獲得調査に動くことが16日、分かった。

元メジャーのセーブ王であるオスナは、今季途中にロッテに加入。29試合で4勝1敗10セーブ、防御率0.91と安定感ある成績を残した。今オフは大リーグ復帰を含めて、日米での争奪戦が予想されるが、ブルペン強化をもくろむソフトバンクも、その動向に注目している。

今季在籍した外国人選手では、コリン・レイ投手(32)、ジュリスベル・グラシアル内野手(37)、アルフレド・デスパイネ外野手(36)が退団となる可能性もある。複数年契約のリバン・モイネロ投手(26)、フレディ・ガルビス内野手(32)、カーター・スチュワート投手(22)は残留の見込み。

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[ロッテ]吉井理人新監督の密着動画が注目「映像から陽気な人と分かる」16日昼で6万回の再生[ニッカン]

ロッテ吉井理人新監督(57)の密着動画が注目を集めている。

10月10日から宮崎県でのフェニックスリーグを視察中。球団公式YouTubeでは、その始動初日の動画をアップしており、16日昼時点で約6万回の再生となっている。

動画には「ベンチに腰掛けて、監督の実感がわいたのか笑っている吉井監督がかわいい(笑)」「選手の青空ミーティングいいですね」「映像から陽気な人と分かる」「試合後に選手から選手にディスカッションする取り組みはとても良いと思った」「関西のおじさんという感じ」「この動画を見ただけで来季が楽しみ」など160件超のコメントが寄せられている。

球団は今後も新チームの様々な舞台裏動画をアップしていく予定としている。

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[ロッテ]佐々木朗希、吉井新監督に「1年目2年目は助けてもらった、来年はプレーで貢献を」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が16日、秋季練習後に報道陣に対応し、吉井理人新監督(57)についてコメントした。

2日の試合後、井口資仁前監督(47)が最終戦セレモニー内で退任を電撃発表した際は、体をぴくっと反応させた。「突然の発表だったのですごくビックリしました」とあらためて振り返った。

一方で、吉井理人新監督(57)はプロ1年目、2年目の1軍投手コーチだった。自身の育成計画策定、実行に大きく携わった人物でもある。「1年目から一緒にいたので、すごくコミュニケーションは取れていますし、また監督として違う立場で一緒に戦っていくので、しっかり。1年目、2年目は近くで色々助けてもらったので、来年は1年間、プレーで貢献できたらなと思っています」と活躍を誓っていた。

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[ロッテ]佐々木朗希、5位に悔しさも「個人としては目標に近い形」侍は「自分の力を試す機会」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が16日、ZOZOマリンでの秋季練習に参加し、報道陣に対応した。

この日はランニング系のメニューなどで汗を流した。「チームとしてはBクラス、5位に終わってしまって、本当に悔しい思いをしたので、そういう悔しさを持ちながら来年に向けて今は練習を始めてて。個人としては開幕前に立てた目標に近い形でシーズンを過ごすことができたので、そこは良かったかなと思います」。2ケタ勝利にも、防御率1点台にも、規定投球回到達にもあと1歩。ただ、シーズン序盤は160キロ台を連発し、完全試合も達成するなど、すごみを示したプロ3年目になった。

「完全試合があったり、打たれてしまう試合もあったり、離脱もあったりとか、本当に良かったところ悪かったところが出たシーズンだったと思うので。その中で波をいかに少なく戦い続けるかがすごく大事だなと思いましたし、来年はそういうのが必要になってくると思うので。いい投球ができたことに関しては自信をもって、あとは課題と向き合ってこのオフはトレーニングしたいと思います」。

11月には侍ジャパンの強化試合も控える。「強化試合なので、しっかり自分の力を試す機会だと思うので、まずはケガなく自分のプレーをしたいなと思います」と見据えていた。

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[ロッテ]広畑敦也インタビュー前編、全力投球ルーキーが駆け抜け味わったプロ野球選手1年目[ニッカン]

ロッテは3年ぶりにCS進出を逃し、吉井理人新監督(57)の下、来季の巻き返しを図る。昨秋ドラフト3位で入団した広畑敦也投手(25=三菱自動車倉敷オーシャンズ)は今季、リリーフで30試合に登板。宮崎のフェニックスリーグでは先発適性も試されている。社会人野球出身で発信力も強いルーキー右腕は、プロ野球選手としての1年目に何を感じたか。日刊スポーツのオンラインインタビューで思いを話した。2回に分けてお届けする。


広畑は、吉井新監督が見守るフェニックスリーグ・オリックス戦に先発登板し、初球から自己最速に近い150キロを投げ込むような投手だ。喋りも抜群の立ち上がり。最初に「思い描いていたプロ野球との違いは?」と問うと、いきなりエンジン全開だ。

「そこに関しては難しく考えていないです。簡単に言うと『甘い球は打たれるな』というのが1番の印象ですね。アマチュア時代はコースを狙ったりしなくても、そこまでコントロールを細かく気にしなくても、自分の力で押し込んでいく投球でもある程度抑えられたのは多かったので。プロ野球に入ってからはコースに投げないと、コースに投げても打たれるんですけど、コースに向かってしっかり強い球を投げなきゃいけないとやってて1番思うのはそこですかね」。

今季は36回2/3を投げ、防御率4.91。被本塁打は5本ながら、チームにとってダメージの大きな局面での1発が多かったことも確かだ。即戦力リリーフとして開幕1軍に入るも4月下旬に失点がかさみ、2軍再調整へ。ただ夏場に1軍再昇格後は安定感が増した。このインタビューを行ったのは9月20日のこと。前日19日の日本ハム戦(札幌ドーム)では4回無失点のロングリリーフに成功した。

「特にここ1ヶ月、自分の状態がすごくいいというか、納得いってる状態なので。フィジカル、メンタル、テクニカルが自分の1番いい状態でマッチしているのが投球につながっているのかなと。昨日に関しては全球種しっかり使って、自分の理想の投球をできたんじゃないかなと思います」。

カットボールやカーブを交え、ストライク先行で強気に押すスタイル。2軍で何を変えてきたのか。

「細かい部分がすごく多いんですけど…過去やって来た動作ですとか、コンディショニングの部分で動作をもう1度見つめ直して、しっかり回数重ねてトレーニングする時間を2軍ではもらえたので。特にフォームを変えたとかはなくて、自分の今までやってきたことをゆっくりじっくり、2カ月で積み重ねて。丁寧にこつこつは地道で分かりにくいし、見つめ直したり磨いたりってすごく抽象的な言葉ばかりになっちゃうんですけど、そういったところが1番自分には合っているというか。160キロじゃなくても、145キロでも打たれないまっすぐを大学、社会人とずっと求めてきたので。それをもう1回できたのが1番結果につながっている部分と思います」。

見つめ直し、作り直す時間。やはり、それを1軍でやることは難しいことなのだろうか。

「1軍ではキャッチボールやブルペンで投げる時間は多くなるんですけど、それは試合に入るための準備になっちゃうので。自分の投球より試合で相手を抑えることだけに集中しなきゃいけないのが1軍だと思うので。練習の時間でもやれることはやってるんですけど、もっともっと。今は1軍でもそういう時間を自分の中で作って。やる時間が増えてきたというか、慣れてきて、こういう流れの中でこれができるなというのが分かってきて、今になって慣れてきたというか」。

社会人野球時代とは決定的に違う、この1年間。終えてみて、思う。

「やっぱり決定的に違うのは、毎日結果を出さなきゃいけないというところですね。毎日、勝敗ついちゃうので」。

野球に専念し、野球で結果を出す今。1年前までは、必ずしもそういう生活ではなかった。全国的に知られる岡山・水島コンビナートの一角での日々。昼間も全力で突っ走っていた。(後編へつづく)

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ロッテ・佐々木朗希、WBCで大谷&ダルビッシュとの共闘熱望「いい経験になる」[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が16日、ZOZOマリンスタジアムでの秋季練習後に取材に応じ、来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でパドレスのダルビッシュ有(36)、エンゼルスの大谷翔平(28)両投手との共闘を熱望した。佐々木朗は11月開催の強化試合(対巨人、日本ハム、オーストラリア)で結果を残し、日本人メジャーリーガーとの共演を目指す。

日本が誇るダルビッシュ、大谷とともに日の丸を背負う−。佐々木朗は3年目のシーズンを終えても、モチベーションが高い。

「日本にいるメンバーは試合で近くで見たことがある。メジャーの方達は見たことがないので、近くでみたいし、もし一緒のチームで戦うことができたら、いい経験になると思います」。

来年3月の夢舞台に立つには、翌11月開催の強化試合で結果を残す必要がある。「しっかり自分の力を試す機会。まずはけがなく自分のプレーをして、選ばれるようにしたい」と決意を込めた。

岩手・高田小時代の2009年3月、侍ジャパンはWBCでダルビッシュ(日本ハム)、田中(楽天)らを擁して、2大会連続で世界一に輝いた。「テレビで見て、すごく印象に残っています」と振り返る。

シーズン中は、球場入り後にメジャー中継があると吸い寄せられた。全体練習前に「タイミングが合えば見ている。すごいなと思います」。力、技、スピードのぶつかり合い。WBCでは、そんな度肝を抜かれた相手が待つ。

10日に始まった秋季練習では、体力づくりに励み、この日も外野ポール間を走り込んだ。「しっかり休んで1回、落とした。(強化試合までに)集中力を切らさず上げていきたい」と右腕。明確な目標に向けて爪を研ぐ。

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ロッテ・吉井新監督の動画再生回数が約6万回に到達[サンスポ]

ロッテが16日、マリーンズ公式You Tubeチャンネルに更新した吉井理人新監督(57)の動画再生回数が、約6万回に達したと発表した。初采配を振るった10日の教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」での試合前後のようすを、広報カメラが追った。視聴者から「映像から陽気な人とわかる」「関西のおじさんという感じ」「この動画を見ただけで来季が楽しみ」など、160件を超えるコメントが寄せられている。

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[一問一答]ロッテ・佐々木朗希が侍ジャパンの強化試合「しっかり自分の力を試す機会だと思う」[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が16日、ZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習に参加し、走り込みなどで汗を流した。練習後、報道陣の取材に応じた一問一答は以下の通り。

≫侍ジャパンへの意気込み。
佐々木朗
「強化試合はしっかり自分の力を試す機会だと思うので、まずはけがなく自分のプレーをしたいです。」
≫指導を受けた吉井ピッチングコーディネーターが新監督に就任した。
佐々木朗
「(自身の入団)1年目から一緒にいたので、すごくコミュニケーションも取れている。監督として違う立場で戦っていくが、1、2年目は近くで助けてもらったので、来年はシーズンを通して貢献できたらいいなと思います。」
≫秋季練習の内容。
佐々木朗
「チーム全体としては、来季に向けた基礎体力作り。個人としても、自分ができるトレーニングをしています。来年に向けて、もっとタフな体作りをしています。」
≫レギュラーシーズンを振り返って。
佐々木朗
「チームとしては5位で終わり本当に悔しい思いをした。個人としては、開幕前に立てた目標に近い形で過ごすことができたので、よかったかなと思います。」
≫収穫と課題。
佐々木朗
「完全試合(4月10日)があり、打たれたり、離脱もあり、良かったことや、悪かったところがでたシーズンだった。その中で、(好不調の)波をいかに少なく戦い続けることが大切だと感じました。いい投球に関しては自信を持って、このオフは課題と向き合ってトレーニングをしたいです。」

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ロッテ・朗希、来春WBCで大谷をダルを「凄く近くで見たい」、まずは11・9強化試合で「アピールを」[スポニチ]

今季は完全試合も達成したロッテ・佐々木朗希投手(20)が16日、秋季練習が行われたZOZOマリンで報道陣に対応し、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で同僚となる可能性がある大谷翔平投手(28=エンゼルス)、ダルビッシュ有投手(36=パドレス)らと世界一を目指すことを熱望。まずは侍ジャパンの強化試合で、先発が有力視される11月9日のオーストラリア戦(札幌ドーム)で結果を残す。

オフであって、オフではない。佐々木朗には来春のWBC出場という大きな目標があるからだ。イチロー、松坂ら偉大な先人達が世界一を目指して魂のプレーを展開した大舞台。今回は大谷、ダルビッシュらメジャー組も参戦して、ドリームチームが結成される可能性もある。怪物右腕は言葉に力を込めた。

「日本にいるメンバーは試合で見ているけどメジャーの方達は(直接)見たことがないので、凄く近くで見たいという気持ちもある。もし一緒に戦うことができるなら、凄くいい経験になる」。

超一流の技術を肌で感じる絶好の機会。シーズン中も時間があればメジャー中継をチェックし、同じ岩手出身の大谷らのプレーに熱視線を送った。11月の強化試合はWBCに向けたサバイバル。本大会出場は天井知らずの潜在能力を、さらに高めることにもつながるだけに「アピールをしなくてはならない立場。まずは自分のレベルアップにつなげ、自分のパフォーマンスを出すことがチームのためになる、という気持ちでやりたい」と誓う。

自己最多の9勝を挙げた3年目のシーズンが終わり2週間が経過した。この日はポール間走や体幹強化で汗を流し「1度休んだので状態をもう1度上げている段階」と説明。完全試合、球宴初出場など濃密な1年を「良かったところと悪かったところが出たシーズン」と振り返る。最速164キロを連発した開幕当初に比べ夏以降は球速も落ちただけに「体力的にきつい部分があった。少しでも(前半に)近い形で後半も回れたら、もっといい成績になる」と課題は明白。「波を少なく戦うことが大事。課題と向き合ってトレーニングしたい」と見据える。

侍ジャパンが前回の世界一に輝いた09年WBC。決勝の韓国戦でイチローが延長10回に中前2点打を放ったシーンは今も目に焼き付いている。あの日に夢を与えられた少年は日本を代表する投手となり、11月3日で21歳となる。強化試合を見据え、今週中にもブルペン投球を再開する予定。「選ばれた時にしっかり結果を出せるようにしないといけない」。日の丸を背負う覚悟は、もうできている。

◇吉井新監督への恩返し誓う

佐々木朗は入団2年目まで投手コーチで、侍ジャパンの投手コーチも務める吉井新監督について「1年目から一緒にやっているのでコミュニケーションもとれている。近くで助けてもらったのでプレーで貢献したい」と恩返しを誓った。来春の本大会でもメンバー入りした際は調整法を把握している指揮官は心強い存在となりそう。またシーズン最終戦だった2日のソフトバンク戦後に電撃辞任を発表した井口監督については「突然の発表だったので、びっくりした」と振り返った。

◇佐々木朗の22年

入団3年目で初めて開幕ローテーション入り。3月27日の楽天戦で自己最速を更新する164キロをマークし、4月10日のオリックス戦では史上16人目、歴代最年少での完全試合を達成。13者連続奪三振はプロ野球新記録、1試合19奪三振はタイ記録だった。同17日の日本ハム戦でも8回まで完全投球。3・4月度の月間MVPも初受賞した。その後は7月1日の楽天戦で右手中指のマメをつぶし、疲労蓄積などでの出場選手登録抹消もある中、9月14日の日本ハム戦で9勝目。今季は20試合で9勝4敗、防御率2.02で終えた。

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ロッテ朗希、井口監督辞任に「突然でびっくり」、吉井新監督の就任には「プレーで貢献したい」[スポニチ]

ロッテの佐々木朗希投手が16日、ZOZOマリンで行われている秋季練習中に取材対応した。今季最終戦となった2日のソフトバンク戦後に、井口監督が電撃退団を表明したことや、入団当初から投手コーチとして指導してもらった吉井新監督について言及。さらには、侍ジャパンのメンバーとして強化試合に挑む意気込みも明かした。以下は一問一答。

≫今季を振り返って、どんなシーズンだったか?
佐々木朗
「チームとしてはBクラス、5位に終わってしまって、本当に悔しい思いをした。悔しさを持ちながら、今は来年に向けて練習を始めている。個人としてはシーズンの前に立てた目標を、近い形で達成することができたので、よかったかなと思います。」
≫完全試合も達成するなどしたが、その中でも課題はあったか?
佐々木朗
「完全試合があったり、打たれてしまう試合もあったり、離脱もあったり、本当によかったところと、悪かったところが出たシーズンだった。その中で、波をいかに少なく戦い続けるかがすごく大事だなと思いました。来年は、そういうものが、もっと必要になってくると思うので、いい投球ができたことは自信を持って、あとは課題と向き合って、このオフはトレーニングをしたいと思います。」
≫秋季練習の目的は?
佐々木朗
「チーム全体としては来季へ向けた基礎的な体力づくりだったり、個人としても自分でできるトレーニングを来年に向けてやっている。シーズンを戦った中で体力はついてくると思っているけど、もっとタフになれる体づくりをしています。」
≫体幹、ランニングなど強度高いものをやっているが、自分で課してやっているのか?
佐々木朗
「自分でメニューを決めている訳ではないんですが、質だったり、そこは来季に向けて今季の悔しさを持ちながらやっています。」
≫チームとしては井口監督が退任した。
佐々木朗
「突然の発表だったので、びっくりしました。(辞めることは)知らなかったです。」
≫吉井新監督になるが、新体制をどう捉えているか?
佐々木朗
「1年目から一緒にやっているので、すごくコミュニケーションをとれているし、また監督として違う立場で、一緒に戦っていくので、1、2年目に近くで助けてもらったので、来年は1年間、プレーで貢献できたらなと思っています。(吉井新監督とは)まだ話はしていないです。」
≫今後は侍ジャパンが控えているが?
佐々木朗
「強化試合なので、しっかりと自分の力を試す機会だと思うので、ケガなく自分のプレーをしたいと思っています。」

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[ロッテ]佐々木朗希、WBCで大谷翔平やダルビッシュ有を「近くで見たい。一緒に戦えれば」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が16日、来春WBCでの大谷、ダルビッシュとの共闘を熱望した。ZOZOでの秋季練習に参加した右腕は「メジャーの方達を近くで見たい気持ちもありますし、もし一緒にチームとして戦うことができるのならすごくいい経験になる。まずは自分が選ばれるように頑張ります」と、まずはトップチームに初選出された11月の強化試合でのアピールを誓った。

憧れのダルビッシュや同じ岩手出身の大谷の参戦が見込まれるWBC。同僚となれば、朗希にとってトップチームで日の丸を背負って戦う貴重な経験になるのはもちろん、さらなる飛躍のきっかけにもなる。そのためにも11月の強化試合は「まずはアピールしないといけない立場」。09年のWBCは日本の優勝の瞬間をテレビ観戦。夢に見た舞台へ立つ権利をもぎ取る。

ロッテは侍ジャパンで投手コーチも務める吉井氏が新監督に就任。「1、2年目は(投手コーチとして)近くで色々助けてもらったので来年は1年間プレーで貢献できたら」と恩返しを誓った。19日以降にブルペン入りし、強化試合へ万全な準備をしていく。

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[ロッテ]吉井理人新監督のみやざき・フェニックスリーグでの舞台裏を公開[報知]

ロッテの吉井理人新監督の動画が球団公式YouTubeチャンネルで約6万再生回数と話題を集めている。

動画は初采配となったみやざきフェニックス・リーグでの様子を撮影した内容となっており160件を超えるコメントが寄せられている。ロッテでは今後も新チームの様々な舞台裏動画をアップしていく予定。

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[ロッテ]佐々木朗希、吉井新監督に「プレーで貢献したい」11月の侍強化試合へ「自分の力を試す機会」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が16日、ZOZOマリンで行われた秋季練習後に取材対応した。

チームは今季3年ぶりのBクラスに終わったが、朗希は20試合に登板し9勝4敗、防御率2.02をマーク。4月には完全試合を達成するなど飛躍の1年となった。「チームとしてはBクラス、5位に終わってしまって悔しい思いをしたけど、そういう悔しさを持ちながら来年に向けて今は練習始めている。個人としては開幕前に立てた目標に近い形でシーズンを過ごすことが出来たのでそこは良かったかなと思います」と振り返った。

一方でシーズン最終戦セレモニーで井口前監督が突然の退任を発表。これには「すごくびっくりしました」と明かしたが、吉井新監督の就任には「1年目から一緒にいたので、すごくコミニュケーション取れていますし、これからは監督として違う立場で一緒に戦って行く。1、2年目に近くで色々助けてもらったので来年は1年間プレーで貢献出来たらなと思います」と意気込んだ。

11月には侍ジャパンの強化試合も控えている右腕。「強化試合なのでしっかり自分の力を試す機会だと思う。まずはケガ無く自分のプレーをしたいなと思います」と着々と準備を進めている。

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[ソフトバンク]ロッテ・オスナの動向注視…メジャー通算155セーブ右腕、グラシアルは退団も[報知]

ソフトバンクが、ロッテのロベルト・オスナ投手(27)の動向を注視していることが15日、分かった。今年6月にメキシカンリーグから日本球界入りしたメジャー通算155セーブ右腕は29試合で4勝1敗10セーブ、防御率0.91。ロッテが残留を要請する方針だが、交渉がまとまらなければ、争奪戦に発展することが予想される。

日本シリーズ進出を逃したチームでは今季、開幕から守護神を務めた森が不振で4月中旬に2軍降格。以降はモイネロが抑えに定着し、自己最多の24セーブを挙げた。しかし、モイネロが9回に回ったことで中継ぎ左腕は嘉弥真1人に。森は来季の先発転向を見据えており、リリーフ陣の強化は重要課題の1つだ。

また、今季の助っ人陣では37歳のグラシアルと来季の契約を結ぶか微妙な状況で、キューバ政府との交渉次第では退団する可能性もある。同じくキューバ政府案件のデスパイネや、今季再加入したレイの去就は流動的。来季が3年契約2年目のモイネロ、2年契約2年目のガルビス、6年契約5年目のスチュワートは残留する見込みだ。

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ロッテの佐々木朗希が今季総括「波を少なくし、戦い続けたい」[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が16日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習後に「個人としては開幕前に立てた目標と近い形でシーズンを過ごすことができた。波をいかに少なくして戦い続けられるかがすごく大事だなと思った」とプロ3年目の今季を総括した。

自己最速164キロをマークし、4月10日には28年ぶりとなる完全試合を史上最年少で達成。20試合に登板し9勝4敗、防御率2.02、リーグ2位の173奪三振と飛躍の年になった。だが、シーズン後半には息切れもあり「体力的にきつい部分はあった。高い出力を維持できるようにしたい」と体づくりを課題に挙げた。

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ロッテ・佐々木朗、WBC出たい、大谷、ダルらと対面熱望「必ずいい経験になる」[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が16日、ZOZOマリンで行われた秋季練習に参加。来年3月に開催されるWBC出場へ意欲を示した。エンゼルス・大谷翔平投手(28)、バドレス・ダルビッシュ有投手(36)ら日本人メジャーリーガーとの対面も熱望。代表選出された11月の侍ジャパン強化試合で快投し、WBCへ弾みをつけると意気込んだ。

最高レベルの投手が集うドリームチームで、ともにプレーしたい。佐々木朗が来春のWBC出場へ強い意欲を示した。

「日本にいる方は近くで見ることはありますけど、メジャーの方達は見たことはないので、近くで見たい気持ちはあります。まずは自分が選ばれるように頑張りたいです」。

今季も試合前の空き時間には、岩手の大先輩、大谷らのメジャー中継を視聴。ダルビッシュがポストシーズンでメッツ・シャーザー、ドジャース・カーショーに投げ勝った姿にも「本当にすごいなと思います」と尊敬の念を抱く。「もし一緒のチームになったら必ずいい経験になると思う」と目を輝かせた。

メンバー選出された11月の侍ジャパン強化試合に「自分を試す機会。ケガなくプレーしたい」と全力を尽くす覚悟だ。今季ラスト登板となった9月26日・ソフトバンク戦後は休養を取り、10日から秋季練習に参加。この日のポール間往復走では先頭を走り「今は上げている段階。集中力を切らさないようにやっている」と意気込む。

今季は20試合に登板。昨季の3勝を大きく上回る9勝を挙げ「個人としては目標に近い形で過ごせた」と話す一方で、チームは5位に終わり「悔しいシーズンだった」と唇をかんだ。4年目となる来季はWBCで大きな勲章を得て、シーズンでもチームを上位へ押し上げる投球を見せることが使命だ。

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ロッテ・佐々木朗、井口監督辞任「突然の発表でびっくり」[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が16日、2日の今季最終戦セレモニーでの井口監督の辞任表明に「突然の発表だったので、すごいびっくりしました」と自身も知らなかったことを明かした。

また、吉井新監督については入団1、2年目に投手コーチとして指導を受けており「近くで助けていただいたので、来年はプレーで貢献できたら」と恩返しを誓った。

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ロッテ「吉井さんめちゃお茶目」球団公式で新監督の舞台裏動画が反響[デイリー]

ロッテは16日、「宮崎フェニックス・リーグ」の吉井理人新監督の舞台裏などの様子を撮影した動画をマリーンズ公式YouTubeチャンネルにアップし、約6万再生回数を超えたと発表した。

吉井新監督は10日のフェニックス・リーグ初戦の阪神戦でベンチ入り。「ベンチに腰掛けて、監督の実感が湧いたのか笑っている吉井監督が可愛い(笑)」、「選手の青空ミーティングいいですね」、「1人1人に挨拶返しているの良い人すぎる」、「映像から陽気な人とわかる」、「試合後に選手から選手にディスカッションする取り組みはとても良いと思った」、「笑いが出るツッコミが良いですね」、「関西のおじさんという感じ」、「この動画を見ただけで来季が楽しみ」、「吉井さん めちゃお茶目」など160件を超えるコメントが寄せられている。

ロッテは今後も新チームの様々な舞台裏動画をアップしていく予定。動画のURLは(https://www.youtube.com/watch?v=CMUndaRFqBo&t=20s)

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ロッテ・佐々木朗希、吉井新監督との来季への思い語る、井口監督退任は「すごくびっくり」[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が16日、ZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習に参加。外野のポール間を先頭で積極的に走り込みなど、精力的に汗を流した。

今季は4月10日・オリックス戦で完全試合を達成するなど20試合に登板し9勝4敗、防御率2.02の成績を残した。「完全試合もあったり、打たれてしまったりとかもあったけども、よかったところも悪かったところもあった」と振り返った。

しかし、チームは5位に終わったことには厳しい表情で振り返った。「チームとしてはBクラス5位に終わってしまって、ほんとに悔しい思いをしたので、そういう悔しさをもちながら、来季に向けて今は練習を始めています。個人としても来年に向けてのタフな体づくりをしています」と、悔しさをバネに秋季練習に励んでいることを明かした。

3年間、お世話になった井口監督の退任には「突然の発表だったので、すごくびっくりしました」と振り返ったが、吉井新監督は投手コーチで指導を受けたこともあり「1年目から一緒にいたので、すごくコミニュケーションとれてますし、また監督として違う立場で一緒に戦っていくので、来年は1年間プレーで貢献できたら」と4年目の来季へ向けて気を引き締めた。

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202X年「里崎智也社長」、「サブローGM」体制へ加速、福浦次期監督は「内定」、オールロッテ化に“女帝”のカゲ[デイリー新潮]

◇吉井監督は「繋ぎ」

プロ野球ロッテは10月7日に吉井理人新監督(57)の就任を発表した。前任が井口資仁監督、その前は伊東勤元監督で、3人連続で“外様”監督となる。2012年限りで退任した西村徳文元監督を最後に、生え抜き監督は出ていない。しかし、この系譜の裏では、着々と「ロッテ回帰」が進行しているという。吉井監督の後継監督に、今回のコーチ人事で打撃コーチからヘッド兼打撃コーチに昇格した福浦和也氏(46)の就任が内定しているからだ。

「重光(昭夫)オーナーは、吉井監督の下でヘッドとして投打両方を見させることで、いつ監督になってもいいように準備している。吉井監督には、(来春の)WBCの日本代表投手コーチ兼務を認めており、監督不在中は福浦氏に監督業を学ばせる格好の機会となる」(球団関係者)

井口前監督の電撃退任の直後は、福浦コーチの監督昇格が有力視されていた。ふたを開けてみれば、昨季までの投手コーチ時代に井口氏との確執も囁かれた吉井氏に白羽の矢が立った。

「2人は佐々木朗希の起用法や継投などで意見が対立し、吉井さんはピッチングコーディネーターという新たなポストに外された。球団としては佐々木をルーキーの時から指導してきた経験があり、辞めさせるには惜しい人材だった。チーム外にいても佐々木の育成への意見を求めるなどしてきた。佐々木は今季、完全試合を達成したとはいえ、ローテーションは大きく間隔を空けて起用している状態で、真に一本立ちするまでにはもう少し時間がかかる。オーナーにしてみれば、吉井さんはそこまでは日本球界の至宝の面倒を見ろということだろう」(古参のチーム関係者)

監督としての資質以上に、一選手である佐々木の育成を優先した異例の監督人事だった。そして佐々木が“完成品”になった時、満を持して福浦監督の登板−。これがオーナーサイドの理想的なシナリオのようだ。

◇サブロー、里崎両氏とオーナー夫人の親密な関係

福浦氏は地元・千葉の習志野高校からロッテに入団した。チーム一筋にプレーし、「幕張の安打製造器」の異名を取るほどの巧みなバットコントロールを持ち味に、通算2000安打の快挙を達成。ロッテを象徴する名球会選手で、チームの“顔”に相応しいことは確かだ。

福浦政権が誕生すれば里崎智也氏(46)とサブロー氏(46)、同学年の2人がフロント入りし、現役時代を共にした福浦氏をサポートするのではないかとみるチーム関係者は少なくない。それぞれの引退後、里崎氏は球団社長、サブロー氏はゼネラルマネジャーへの転身の夢を口にしている。

現在、里崎氏はメディアやYouTubeなどで活躍する。一方でサブロー氏は20年から楽天のファームディレクターとしてフロント業の経験を積んでいる。

「元選手が球団社長になったことは聞いたことがないが、里崎はYouTuberとして成功を収めるなどしており、経営的なセンスは感じられる。サブローは現役時代にフロントとの対立から巨人にトレードされるという苦労も経験済みで、現場のことは知り尽くしている。十分に責任あるポジションを任せられる年齢にもなってきている」(NPB元球団社長)

夢物語のような「里崎社長・サブローGM」体制に、信憑性を持たせているのが重光オーナー家との親密な関係性だ。中でもオーナー夫人が、2人を可愛がってきたことはチーム内では周知の事実になっている。

◇「井口降ろし」でロッテ回帰

それを裏付ける出来事が今シーズン途中にあった。

一部週刊誌が、里崎氏やサブロー氏らが福浦氏を通じ、オーナー一族に接触して井口体制転覆のクーデターを企てていると報じた。直後に里崎氏は自身のYouTubeチャンネルで、この事実を否定した上、オーナーサイドとは福浦氏を介さずとも直接やり取りできることを明かしている。

「(里崎氏は)引退後も定期的にオーナー家とは情報交換しているようで、(チーム関係者の間では)やはりそうだろうなとなった。オーナー家もチームの内情を把握する上で、それを知る有力OBは貴重な情報網と重宝してきた。しかもサブロー氏と里崎氏は現役時代から井口氏と折り合いが悪かった。批判的な意見を含めた井口体制への長年にわたるこうした評価は、オーナー家が井口氏を見限る判断材料になったのではないか。クーデターは言い過ぎにしても、2人が意図せずとも影響を及ぼした側面はあると言える」(前出の球団関係者)

井口前監督はダイエー(現ソフトバンク)時代に関係が深かった瀬戸山隆三元社長がメジャーからの復帰を要請し、将来の監督手形を切ってロッテ入りしていた。その通りに監督就任し、その後はダイエー時代の盟友中心に組閣した。「ダイエーや(井口氏の出身の)青学大の色が強くなり過ぎていた。オーナー家はいずれロッテの生え抜き中心に戻し、正常化しないといけないとなっていたのではないか」(前出のスタッフ)

今回の監督交代で、フロントまで一気に生え抜き組に入れ替えると、それこそ里崎氏やサブロー氏らによる陰謀説が取り沙汰されることは必至だった。穏便に福浦次期監督を含めた3人を中心とした「オールロッテ化」を図るため、吉井新体制でワンクッションを置いたようにも見える。

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