32年ぶりの「ロッテのカネやん」だ。ロッテ・ドラフト5位の浦和学院・金田優太内野手(17)がさいたま市の同校で指名挨拶を受けた。
183センチの大型遊撃手は「鳥谷(敬)さんのように1番は試合に出続けたい」と意気込んだ。球団で金田姓は、91年の金田正一監督以来。「知ってます。400勝投手。すごいとしか言えない」と予習済み。プロでは投手兼任から内野手に専念するが、偉大な名跡に恥じぬ活躍を狙う。
ロッテのドラフト5位、浦和学院・金田優太内野手(17)が26日、さいたま市の同校で指名挨拶を受けた。「実感が湧いてきました。自分を高く評価していただいて、ありがたい。将来性を買われていると思う。基礎、体づくりをメインにやっていきたい」と意気込んだ。
投手も兼任していた183センチ、83キロの大型遊撃手だ。目標は球団OBの鳥谷敬氏。「鳥谷さんのように、1番は試合に出続ける選手になりたい」と目を輝かせた。
榎康弘スカウト部長は「3拍子そろったスケールの大きい内野手。投手もやっていて、肩も強い。小さくまとまらず、球界を代表する選手になって欲しい」と期待していた。
コンビニから大舞台へ。ロッテのドラフト4位、日本通運・高野脩汰投手(24=関大)が26日、都内の同社本社で指名挨拶を受けた。
榎康弘スカウト部長、中川隆治スカウトから指名理由の説明を受けると「僕の長所を聞いたり、どういう評価をされたか聞いた。投げ方が独特なので、そこを伸ばそうと思った。(ロッテは)佐々木朗希投手や藤原、松川と若い選手が活躍している。流れに乗りたい」と笑顔を見せた。
ドラフト会議で指名を受けた瞬間は、さいたま市浦和の寮近くにあるファミリーマートにいた。5球団から調査書が届いていたが「アイスコーナーのところで中継を見ていた先輩から知りました。会議を見るのが怖くて。2年前に指名漏れしたので現実逃避してました」。関大ではリーグ戦10勝を挙げるも、肘を痛めて3年秋から4年春は不振に陥った。そのためプロ志望届を出すも「99%(指名は)ないと思っていた」が、少なからぬショックを受けていた。
日本通運に進み、大きく成長した。筋力トレーニングに力を入れ、体重は76キロから88キロと12キロも増やした。球種も直球とスライダーの2種類から、フォークを覚え、スライダーをカーブ気味のものと2種類を投げ分けるようにした。「ボールに伝わる力が大きくなった。投球の幅が広がった」と実感している。
元レッドソックスの岡島秀樹に似た、独特のフォームだ。高いところから投げ下ろし、リリースの瞬間は捕手を見ていない。「打者のインパクトは見えていない。幸い(打球で)致命傷は負ってないです」。高校1年の夏、甲子園を見て「水色のチーム。右投げで担ぎ投げっぽく投げていた」という投手をまねした。そこから「(フォームが)抜けなくなった」が、これが特徴となった。
榎スカウト部長は「ダイナミックで間もあるし、スライダー、フォークもあるので即戦力として活躍して欲しい。上が強くて、腕が遅れてきて、打者がタイミングを取りにくい」と評価。チームで不足している左の中継ぎとして期待した。
ロッテのドラフト4位は、縁起のいい順位だ。初芝清、渡辺俊介、益田直也ら、次々と名選手に育っていった。「勝手に(指名が)あっても6位ぐらいかなと思っていました。僕も当たりと言われるようにやっていきたい」と意気込んだ。
ロッテのドラフト5位・金田優太内野手(17)=浦和学院高=が26日、埼玉・さいたま市内の同高で榎康弘スカウト部長、担当の中川隆治スカウトから指名挨拶を受けた。報道陣との一問一答は以下の通り。
ロッテからドラフト5位で指名された金田優太(埼玉・浦和学院高)内野手が26日、同高で指名挨拶を受け「少しだが実感が湧いた。期待を裏切らないように精一杯頑張りたい」と決意を語った。
投手経験もあるが、プロでは遊撃手で勝負する構え。「自分は将来性を買ってもらっていると思う。即戦力ではなく、1年目はプロの選手に負けない体づくりをメインにしたい」と段階を踏んで力をつけていく姿を思い描いた。
ロッテのドラフト4位・高野脩汰投手(24)=日本通運=が26日、東京都千代田区内の同社で榎康弘スカウト部長、担当の中川隆治スカウトから指名挨拶を受けた。報道陣との一問一答は以下の通り。
ロッテにドラフト4位で指名された高野脩汰投手(24=日本通運)が都内の同社で指名挨拶を受け、ドラフト当日の珍エピソードを語った。
同僚らと中継を見ながら運命の瞬間を待ちそうなものだが、この男は違った。指名の瞬間いたのはさいたま市内の合宿所近くのコンビニ。「アイスクリームのコーナーにいたら、(一緒に行った先輩たちが)騒いでいた。(指名が)本当でびっくりした」と何も購入せずに帰ったという。
2年前の関大時代は指名漏れ。「会議を見るのが怖かった。現実逃避していた感じです」と明かすなど、性格は繊細だ。目標を聞かれても「新人…王?」と今にも消えそうな声だった。それでもマウンドでは「思い切り投げれば、だいたい結果はついてくる」と一変する。元レッドソックス・岡島秀樹氏のようなノールック投法で、奪三振能力も高い。中継ぎで即戦力と期待される。ロッテの「ドラ4」といえば、初芝清氏、渡辺俊介氏らが活躍。「僕も当たりと言われたい」と目を輝かせた。
ロッテにドラフト5位で指名された金田(浦和学院)は、阪神、ロッテで活躍した鳥谷敬氏を目標に掲げた。
同校で指名挨拶を受けた投手もこなす強肩強打の大型内野手は「遊撃手で勝負したい。鳥谷選手のように、1番は試合に出続けられる選手になりたい」。1年目は将来を見据えて「体づくりをメインにやっていきたい」と1939試合連続出場した球団OBのレジェンドに近づくためのプランを明かした。
ロッテからドラフト5位で指名された浦和学院の金田優太内野手が26日、さいたま市の浦和学院で、榎康弘スカウト部長と中川隆治担当スカウトから指名挨拶を受けた。
強肩強打の遊撃手として期待される金田は「プロ野球選手になるんだと少し実感が湧きました。目標はずっと試合に出続けられる選手です」と、目標には阪神、ロッテで活躍した鳥谷敬の名前を挙げた。
プロ1年目は体づくりと基礎練習に取り組む意向で、全試合フル出場できる頑丈なボディーを目指す。「期待を裏切らないようにこれから頑張ります!」と気合も十分だった。
ロッテからドラフト4位で指名された日本通運・高野脩汰投手(24)が26日、東京都内の同社で、榎康弘スカウト部長、中川隆治スカウトと対面し、指名挨拶を受けた。
最速147キロを誇り、真上から投げ下ろすダイナミックなフォームが特徴的な左腕は「指名を受けてからは“やってやろう”と思っていたが、その思いが強くなった」と喜んだ。
榎スカウト部長は「左の中継ぎが今年不足していたので、そこにマッチしてくれたら中盤以降のゲームプランが立てやすくなる」と、威力抜群の直球に、鋭く落ちるフォークで奪三振率も高く、即戦力として期待した。
ドラフト当日はコンビニエンスストアで、指名された瞬間を迎えた。「寮から最寄りの、ファミリーマートで、アイスクリームのコーナーの近くにいた。(関大だった)2年前に指名漏れしていたので、現実逃避していた」と、ユニークなエピソードも披露した。
ロッテにドラフト4位で指名された日本通運・高野脩汰投手(24)が26日、都内の同社で指名挨拶を受けた。
183センチ、87キロと恵まれた体格の持ち主で上からたたきつけるダイナミックなフォームが魅力。最速147キロの直球に加え、鋭く沈むフォークが武器で日本通運ではリリーフとして13試合に登板し4勝2敗、防御率2.29をマーク。2020年にプロ志望届けを提出しながらも指名漏れを経験した左腕が念願の夢をかなえた。
当日のドラフト会議は、緊張と現実逃避から野球部寮の近くにあるファミリーマートでアイスを買いに行っていたという高野。一緒にコンビニに行っていた先輩からロッテに4位指名を受けたことを知らされ「(周りが)騒いでいて、信じていなかったので、ノリかなと思って。本物でびっくりだった」と笑った。
榎スカウト部長は「起用法は入ってからチームが決めるが、我々スカウトとしても左の中継ぎが今年不足していない状態があった。そこにマッチしてくれたら中盤以降のゲームプランが立てやすくなるのかな」と即戦力として期待し、高野は「ロッテは佐々木朗希とか藤原、松川、すごい若い選手が活躍しているイメージで、その流れに僕も乗っていきたいなと思います。目標は、新人…王…かな」と控えめに目標を挙げた。
ロッテからドラフト4位指名を受けた高野脩汰投手(24)=日本通運=が26日、都内で榎スカウト部長、中川担当スカウトから指名挨拶を受け、今季限りで現役引退する“能見投法”で新人王を目指すと宣言した。
関大時代の2年前に指名漏れを経験した左腕は念願のプロ入りを果たした。「投げ方が独特なので、あまりない角度から落ち球で空振りを取るスタイルを曲げないでいきたい。目標は新人王です」と意気込んだ。
独特の左腕が遅れてでるフォームは今季引退した能見を研究してつくり上げたものだ。榎スカウト部長は「打者はタイミングが取りづらく高めで空振りが取れる。左の中継ぎが不足していたので、活躍すれば、ゲームプランが立てやすくなる」。即戦力リリーフとしての活躍を願った。
ロッテからドラフト5位指名を受けた金田優太内野手=浦和学院=が26日、同校を訪れた榎康弘スカウト部長、中川隆治担当スカウトから指名挨拶を受けた。
金田内野手は今春の選抜甲子園大会では「3番・遊撃」として打率6割を超える打撃で活躍。投げても最速143キロの強肩内野手は「今日指名挨拶を終えて、プロ野球選手になるんだと少し実感が湧きました。目標はずっと試合に出続けられる選手です!期待を裏切らないようにこれから頑張ります!」と意気込みを明かした。
ロッテからドラフト4位指名された高野脩汰投手(24)=日本通運=が26日、都内の日本通運本社で榎康弘スカウト部長、中川隆治担当スカウトから指名挨拶を受けた。
最速147キロの直球に、日本通運入社後に習得したフォーク、スライダーが武器の左腕は「今日、指名挨拶をいただいて、やってやろうという気持ちが強まりました。ロッテは若い選手が活躍しているイメージなので、その流れに乗っていきたい」と意気込んだ。
関大4年時ではプロ入りを志望していたが、指名漏れを経験。ドラフト会議当日は指名されないことも予想し、さいたま市内の寮のコンビニにいた。指名された瞬間はアイス売場で野球部のチームメートから聞かされた。「会議を見るのがすごく怖かった。指名された瞬間は信じられなかった」と喜んだ左腕は目標は「新人王」と力を込めた。
2020年、2021年とパ・リーグ2位だったロッテ。今季は優勝が期待されたが、69勝73敗1分けで5位に終わった。チーム総得点は昨年の584点から、今季501点に激減。助っ人野手陣の不振も響いた。ここではロッテ外国人選手の今季成績を振り返る。
昨季27本塁打を放ったマーティンの不振は大誤算だろう。4月末時点での成績が打率.131、1本塁打。5月1日に抹消された。5月12日に再登録されるも7月3日に再び抹消。8月上旬に復帰したが、8月28日に3度目の抹消となると、同28日に家族の事情により帰国した。
昨季チームトップの29本塁打を放ったレアードも状態が上がらなかった。打率.189はNPB在籍8年間でワーストだった。名手エチェバリアも76試合にとどまった。外国人枠の関係で登録抹消されるなど不運も重なった。
ロメロは4月までの4登板で2勝0敗、防御率0.34と抜群のスタートを切った。5月29日の阪神戦から7月6日の日本ハム戦まで5連勝を飾る活躍も見せたが、終盤に失速。8月9日のソフトバンク戦から4連敗で幕を閉じた。
身長203センチの巨漢、ゲレーロは160キロ超の剛球を武器に勝利の方程式の一角を担った。最速は7月9日オリックス戦で投じた163キロだったが、紅林のヘルメットに当たり危険球による退場処分を受けた。
オスナはアストロズ時代の2019年に38セーブでタイトルを獲得するなどメジャー通算155セーブをマークした“本物”。6月9日に加入が発表され、6月24日にNPBデビュー直後はセットアッパー、8月中旬以降は抑えを任された。8月11日から9月23日にかけて14試合連続無失点を記録するなど、無双ぶりは際立った。