ロッテから戦力外通告を受けた西巻賢二内野手(23)が、8日に仙台市の楽天生命パークで開催されるプロ野球合同トライアウトに参加することが4日、分かった。
福島県出身の西巻は仙台育英(宮城)時代に甲子園でもプレーし、17年ドラフト6位で楽天に入団。19年で退団し、入団テストを経て20年からはロッテでプレー。二遊間を守れる選手ながら昨季は1軍出場がなく、今季も2試合の出場に終わっていた。
10月22日に戦力外通告を受けた際は、今後を未定としていたが、現役続行を目指す方針を固めた。今季はイースタン・リーグで外野守備につくなど幅を広げており、学生時代からプロ入り直後にかけてプレーした仙台で、培った技術をアピールする。
ロッテは4日、育成ドラフト2位指名の飯塚・白浜快起投手(3年)に、福岡・飯塚市内の同校で指名挨拶を行った。
榎スカウト部長と担当の福沢スカウトが出席。白浜は「指名挨拶を終えて、実感がわいてきました。1日でも早く支配下登録となり1軍で登板するのが目標です。角度のあるストレートで空振りが取れる投手を目指したいです」とコメントした。
ロッテは4日、今季中に国内FA(フリーエージェント)権を取得していた中村奨吾内野手(30)が権利を行使せず、来季もチームに残留すると発表した。
キャプテンを務める中村奨をめぐっては今季、とても印象的なシーンがあった。7月9日のオリックス戦(ほっともっと神戸)の8回裏。リリーフ登板したゲレーロが投じた163キロ直球が、オリックス紅林のヘルメットを直撃した。
ゲレーロが危険球退場となった1球をきっかけに、両軍がホーム付近で一触即発の空気になった。明らかに動揺するゲレーロを投手コーチ達が落ち着かせる中、中村奨は脇目もふらずに不穏な場の中心へ。強いアクションで言葉を発する相手首脳陣を正面からなだめた。最後はそのまま、オリックス選手達の中に入り収束させていった。
他のロッテ勢の誰よりも前に出た。20年オフに中村奨をキャプテンに指名した井口前監督は「選手の先頭に立ってしっかり引っ張って欲しい。背中だけというより、言葉でも伝えて欲しい」と期待した。普段は大声で引っ張るタイプのリーダーではなく、首脳陣はそういう変化も求めていた。
ただ、ピンチでこそ人の本質が現れる。1人で最前線へ向かった背中に、感銘を受けた後輩選手もいた。若手投手や故障から復活した投手がマウンドで苦しんでいる時、声をかけるのはもちろん、無理な体勢から本塁封殺を狙う場面もある。就任時に「絶対的な成績を残してやっていけば、それを見てくれる人もたくさんいると思う」とリーダー像を話していたが、目立たない場面でもチームを支えている。
残留が発表されたこの日は、球団を通じて「まだ優勝できていないので、このチームで優勝をしたいという思いが強いですし、今はその思いがより強くなりました」とコメントした。派手なアピールや言葉で表現するタイプではない。縁の下のパワフルキャプテン。中村奨吾の残留はロッテにとって大きい。
ロッテは4日、今季中に国内FA(フリーエージェント)権を取得していた中村奨吾内野手(30)田村龍弘捕手(28)がいずれも権利を行使せず、来季も残留すると発表した。
投手コーチを務める侍ジャパンに現在合流している吉井理人新監督(57)は、球団を通じ「ものすごく嬉しいです。2人とも頼りにしています。年齢的にもまだまだパフォーマンスが上がる時期。より高いところを目指して一緒にやっていけたらと思っています。ともに頑張りましょう」とコメントを寄せた。
吉井監督が侍合流で不在中は、福浦新ヘッドコーチが秋季練習を任される。高部、安田が成長を見せたが、チーム全体ではまだまだ打撃力が課題。「スパイクをはいたら歯で楽ですからね」と、若手陣にアップシューズを履いて全力で振らせる練習をさせ、下半身主導のスイングを染みこませている。「何とか1点でも多く取れるように」と今季5位からの巻き返しへ意気込んでいた。
「2022ユーキャン新語・流行語大賞」の「ノミネート語30」が4日、発表され、ロッテ佐々木朗希投手(21)を表現する「令和の怪物」もノミネートされた。
プロ3年目の今季、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)でNPB28年ぶり、史上16人目の完全試合を達成。13者連続奪三振の日本記録も樹立し、国内のみならず海外でも話題になった。
佐々木朗は岩手・大船渡高3年の19年4月6日午後2時25分、奈良県内で行われた高校日本代表1次候補合宿の紅白戦で、横浜・内海貴斗内野手(現・法大3年)に対し、国内高校生史上最速となる163キロをマークした。
当時は同年4月1日に新元号「令和」が発表されたばかりで、5月1日の施行を控える段階だった。新元号ムードが高まっていた中での史上最速に、野球界も騒然。翌7日の日刊スポーツでは記事で「平成の最後に163キロの衝撃音が響いた。」とし「令和の怪物の誕生だ。」とネーミングして報じている。
なお佐々木は当時、令和の元号について「イニシャルが同じR(朗希=ROUKI)なんで。新しいなと思います」と話していた。
日本の未来を背負う若き投手陣トリオがそろって東京ドーム入りした。4日、ロッテ佐々木朗希投手(21)、オリックス宮城大弥投手(21)、中日高橋宏斗投手(20)が並んでグラウンドに姿を見せた。U−18日本代表でもチームメートだった佐々木朗と宮城に2年目の高橋宏も加わり、会話をしながらストレッチなどで体を動かした。
5日には栗山ジャパンで初の対外試合となる日本ハム戦が「侍ジャパンシリーズ2022」として行われる。
ロッテは4日、田村龍弘捕手(28)が今季中に取得した国内FA権を行使せず、来季も残留すると発表した。
大阪府出身の田村は光星学院(青森=現・八戸学院光星)から12年ドラフト3位でロッテに入団。プロ12年間で通算843試合に出場。18年には全試合出場するなど、若き正捕手として活躍してきたが、今季は松川や佐藤都らの台頭もあり、わずか2試合の出場に終わっていた。
田村は球団を通じ「マリーンズ残留を決めました。ここまで10年もお世話になっている球団ですし、吉井監督に球場でお会いした時に『田村の権利だから田村が決めればいい。ただ、ワシとしては残って欲しいなあ』と言っていただいたこと、チームメート、特に投手陣に残って欲しいと言われたことが素直に1番嬉しく、残留することを決めました」とコメントし「個人的には今年1年、成績を残せなかったのは事実。皆様の期待に応えられませんでした。来年、しっかりと期待に応えて、田村はまだいけるという姿を見せたいです。また、今年は悔しい1年となりファームでの生活が長い中で、今年まで2軍監督を務められた鳥越さんに『初心に戻って頑張ろう』といつも声をかけていただいていました。今年1年、ファームで過ごしてきた悔しさを来年に全てぶつけて結果を求められながらチームの核となれるように頑張ります」と意気込んだ。
ロッテは4日、中村奨吾内野手(30)が今季中に取得した国内FA権を行使せず、来季も残留すると発表した。
兵庫県出身の中村奨は天理(奈良)から早大を経て、14年ドラフト1位でロッテに入団。今季までのプロ8年間で通算991試合に出場し、18年から21年は4年連続全試合出場。21年からはキャプテンを務め、不動の二塁手としてチームの中核を担ってきた。
中村奨は球団を通じ「FAを行使せずに残留をすることを決めました。松本球団本部長の熱い思いを聞かせていただき、残る決意が固まりました。マリーンズに縁があって入団させていただき今年で8シーズンが終わりました。まだ優勝できていないので、このチームで優勝をしたいという思いが強いですし、今はその思いがより強くなりました。吉井監督にも残留をする旨をお伝えした時『ヨッシャー、頼むぞ!』とすごく喜んでいただき、嬉しかったです。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントを寄せた。
日米争奪戦の切り札は、至極の1杯だったりして。ロッテのロベルト・オスナ投手(27)の去就が注目されている。
6月に途中入団後、リリーバーとして格の違う投球を続けた。
オスナ自身は来季について「お互いいい話ができてここに残れたら嬉しいです」とロッテへの思いを示す。一方でまだ若く、太平洋をまたぐ争奪戦になる可能性も。ロッテファン達が残留を強く願う中でこの8月、SNS上に1つのハッシュタグが出現した。
「#オスナに食べて欲しいラーメンの写真を上げるタグ」。
オスナが自身や球団のSNSで、遠征先でラーメンを食べる写真を頻繁に紹介した。そこに目を付けたファンがいた。SNS上のやりとりで、タグを作った理由を尋ねた。
「勢いで作りました。遠征好きなロッテファンは色々な場所のラーメンを知っている方が多いので、盛り上がるだろうなと。いつかオスナ選手本人に届いて日本のラーメンをもっと好きになってくれたら」。
出現から3ヶ月近くたった今、このタグとともに400杯を超えるラーメン画像が紹介されている。本拠地・海浜幕張の人気店はもちろん、日本列島津々浦々から。ロッテ残留への思いを添えるツイートも増え、あたかも“ラーメン署名”のように使われている。
本人がそんな熱いタグの存在を認知しているかは不明ながら、球団SNSには「マリーンズファンダイスキ!!」と感謝を寄せて帰国した。冷え込む季節、母国メキシコでもラーメンをすするオスナの決断はいかに。ホカホカ署名は果たして去就に影響するのか。私も個人的に好きな岩手・久慈市の「らーめんの千草」の画像を貼り付けた。鶏のうまみが絶妙な一杯だ。
ロッテ中村奨吾内野手(30)と田村龍弘捕手(28)がともに今季取得した国内FA権を行使せず、来季もロッテでプレーすることが4日、決定的となった。
中村奨は今季はコロナ療養の期間のみ戦列を離れたが、昨季までは4年連続で全試合に出場。不動の二塁手としてチームを支えている。田村も今季は2試合の出場に終わったが、16年にはベストナインを獲得。18年には全試合出場を果たすなど、まだ20代ながら豊富な経験がある。長くセンターラインを支えてきた2人には、それぞれ他球団も獲得へ向けて高い関心を示していたものの、ロッテも全力で慰留を進めてきた。ともにチームへの愛着も深く、吉井理人新監督(57)が指揮をとる来季も残留に。今後の契約更改交渉をもって、正式に来季契約となる。
ロッテの育成ドラフト2位・白浜快起投手(18)=福岡・飯塚高=が4日、飯塚市内の同高で、榎康弘スカウト部長と担当の福沢洋一スカウトから指名挨拶を受けた。身長192センチ右腕の白浜は「角度のあるストレートで空振りが取れる投手を目指したいです。1日でも早く支配下登録となり、1軍で登板するのが目標です」とコメントした。
ロッテが4日、佐々木朗希投手(21)に対する「千葉県知事賞」の表彰式を11月20日のファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」(ZOZOマリン)で行うと発表した。表彰式は午後1時45分頃からグラウンド上で行われ、熊谷俊人知事が来場し、賞状や記念品が授与されるという。
同賞は、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)での完全試合達成などの功績をたたえ、6月3日に千葉県から発表されていた。表彰理由は「スポーツ活動を通じ、広く県民に敬愛され、社会に明るい希望と活力を与えるとともに、千葉県の名を高めることに寄与したと認められるため、『千葉県知事賞』の授与を決定しました」としていた。
今季は打撃コーチを務めたロッテの福浦和也ヘッド兼打撃コーチが4日、ZOZOマリンスタジアムで行われている秋季練習で精力的に指導し「やるからには優勝しないといけない。試合に勝てるよう頑張っていきたい」と表情を引き締めた。
「数は少なくても全力で振らせたい」と量より質を求め、バットのヘッドスピード向上を目指している。打撃練習では下半身の動きをより意識させるため、スパイクではなく底が平らなアップシューズで取り組ませた。
今季5位に沈んだチームの再建へ「個々のレベルを上げ、1、2点多く取れるように。そういう野球をしていかないと勝てない」と危機感を口にした。
ロッテは4日、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した中村奨吾内野手(30)が権利を行使せずに残留すると発表した。球団を通じ「このチームで優勝をしたいという思いが強い。吉井監督に残留をお伝えした時、すごく喜んでいただき嬉しかった」とコメントした。
今季は4月に新型コロナウイルス感染で離脱し、5年連続の全試合出場は逃したが138試合に出場、打率2割5分7厘、12本塁打、68打点だった。
同じく今季国内FA権を取得した田村龍弘捕手(28)も権利を行使せずに残留し「今年成績を残せなかった悔しさを来年にぶつけて、田村はまだいけるという姿を見せたい」と意気込んだ。
ロッテは4日、今季中に国内FA権を取得した中村奨吾内野手(30)と田村龍弘捕手(28)が、いずれも権利を行使せず、来季残留すると発表した。
主将を任され正二塁手とし、打率.257、12本塁打、68打点をマークした中村奨は「このチームで優勝をしたいという思いが強くなりました。吉井監督に残留すると伝えた時“ヨッシャー、頼むぞ!”と喜んでいただき、嬉しかったです」と球団を通じてコメントした。今季2試合の出場に終わった田村も「まだ田村はいけるという姿を見せたい」と意気込んだ。
侍ジャパンの投手コーチも務める吉井監督にとっても朗報で「2人とも頼りにしています。年齢的にもまだまだパフォーマンスが上がる」と喜んでいた。
ロッテは佐々木朗希投手に対する「千葉県知事賞」の表彰式を11月20日にZOZOマリンで開催するファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」で行うと発表した。
表彰式は午後1時45分頃からグラウンド上での実施予定で、熊谷俊人千葉県知事が来場し、賞状や記念品が授与される。
「千葉県知事賞」は4月10日のオリックス戦で完全試合などを達成した功績を称えて、6月3日に千葉県から発表されたもの。
なお、表彰理由は以下の通り。「佐々木投手は、令和4年4月10日に行われたパシフィック・リーグ公式戦において、28年ぶりの完全試合、日本プロ野球史上における連続奪三振の新記録(13者連続奪三振)や1試合当たり奪三振数の最多タイ記録(19奪三振)を達成したほか、翌試合でも好投し、社会的に大きな話題となりました。これにより、スポーツ活動を通じ、広く県民に敬愛され、社会に明るい希望と活力を与えるとともに千葉県の名を高めることに寄与したと認められるため、『千葉県知事賞』の授与を決定しました」。
ロッテは4日、今季国内FA権を取得した中村奨吾内野手(30)と田村龍弘捕手(28)が権利を行使せず、来季も残留することを発表した。
昨季まで4年連続全試合出場を果たした中村奨は、今季開幕直後に新型コロナウイルスで一時離脱したが、不動の二塁手として138試合に出場し打率.257、12本塁打、68打点、15盗塁をマーク。球団を通じ、「FAを行使せずに残留をすることを決めました。松本球団本部長の熱い思いを聞かせていただき、残る決意が固まりました。マリーンズに縁があって入団させていただき今年で8シーズンが終わりました。まだ優勝できていないので、このチームで優勝をしたいという想いが強いですし、今はその想いがより強くなりました。吉井監督にも残留をする旨をお伝えした時、“ヨッシャー、頼むぞ!”と凄く喜んでいただき、嬉しかったです。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントした。
また、今季はわずか2試合出場と不本意なシーズンとなった田村は「ここまで10年もお世話になっている球団ですし、吉井監督に球場でお会いした時に“田村の権利だから田村が決めればいい。ただ、ワシとしては残って欲しいなあ”と言っていただいたこと、チームメート、特に投手陣に残って欲しいと言われたことが素直に1番嬉しく残留することを決めました。個人的には今年1年、成績を残せなかったのは事実。来年、しっかりと期待に応えて、田村はまだいけるという姿を見せたいです。また、今年は悔しい1年となりファームでの生活が長い中で、今年まで2軍監督を務められた鳥越さんに“初心に戻って頑張ろう”と、いつも声をかけていただいていました。今年1年、ファームで過ごしてきた悔しさを来年に全てぶつけて結果を求められながらチームの核となれるように頑張ります」とコメントした。
吉井監督も「2人とも頼りにしています。年齢的にもまだまだパフォーマンスが上がる時期。より高いところを目指して一緒にやっていけたらと思っています。共に頑張りましょう」と喜んでいた。
ロッテは4日、佐々木朗希投手に対する「千葉県知事賞」の表彰式を20日のファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」で行うことを発表した。
この「千葉県知事賞」は4月10日の完全試合など、佐々木朗の功績を称えて、6月3日に千葉県から発表。「スポーツ活動を通じ、広く県民に敬愛され、社会に明るい希望と活力を与えるとともに千葉県の名を高めることに寄与した」として当日は熊谷俊人千葉県知事が賞状や記念品を授与する予定。
ロッテの吉井理人監督が4日、FA権を行使せず残留を決めた中村奨吾内野手、田村龍弘捕手に向け、球団を通じメッセージを送った。
3日から侍ジャパンの投手コーチとしてトップチームに合流している指揮官は「ものすごく嬉しいです。2人とも頼りにしています。年齢的にもまだまだパフォーマンスが上がる時期。より高いところを目指して一緒にやっていけたらと思っています。共に頑張りましょう」とコメント。常勝軍団を目指し、ともに戦い抜くことを誓った。
ロッテは4日、田村龍弘が今季取得したFA権を行使せず残留することを発表した。
この日、田村は球団を通じ「ここまで10年もお世話になっている球団ですし、吉井監督に球場でお会いした時に『田村の権利だから田村が決めればいい。ただ、ワシとしては残って欲しいなあ』と言っていただいたこと、チームメート、特に投手陣に残って欲しいと言われたことが素直に1番嬉しく残留することを決めました。個人的には今年1年、成績を残せなかったのは事実。皆様の期待に応えられませんでした。来年、しっかりと期待に応えて、田村はまだいけるという姿を見せたいです。また、今年は悔しい1年となりファームでの生活が長い中で、今年まで2軍監督を務められた鳥越さんに『初心に戻って頑張ろう』と、いつも声をかけていただいていました。今年1年、ファームで過ごしてきた悔しさを来年に全てぶつけて結果を求められながらチームの核となれるように頑張ります」とコメントした。
ロッテは4日、中村奨吾内野手と田村龍弘捕手が今季取得したFA権を行使せず残留することを発表した。
中村奨は8年目の今季も不動の二塁手として138試合に出場。12本塁打、68打点、打率2割5分7厘をマークし、主将としてチームを牽引してきた。シーズン後は二遊間補強として調査していた球団もあり、行使を熟考していたが、残留を決めた。
田村は10年目の今季、コンディション不良に悩まされ1軍出場2試合に終わったが、19年までは正捕手として5年連続で100試合以上に出場。その実力と経験、さらには投手からの信頼も厚いことを球団は高く評価しており、重要な戦力、若手の手本としても期待している。
中村奨はこの日球団を通じ「FAを行使せずに残留をすることを決めました。松本球団本部長の熱い想いを聞かせていただき、残る決意が固まりました。マリーンズに縁があって入団させていただき今年で8シーズンが終わりました。まだ優勝できていないので、このチームで優勝をしたいという想いが強いですし、今はその想いがより強くなりました。吉井監督にも残留をする旨をお伝えした時、『ヨッシャー、頼むぞ!』とすごく喜んでいただき、嬉しかったです。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントした。
ロッテの育成ドラフト2位・白浜快起投手(18)=飯塚高=が4日、福岡県飯塚市内の同校で榎康弘スカウト部長と福沢洋一担当スカウトから指名挨拶を受けた。
白浜は192センチ、87キロの長身で、恵まれた体格から最速145キロを投げ込む右腕。今夏の福岡大会で4強に導いた。「指名挨拶を終えて、実感が湧いてきました。1日でも早く支配下登録となり1軍で登板するのが目標です。角度のあるストレートで空振りが取れる投手を目指したいです」と意気込みを語った。
ロッテは4日、佐々木朗希投手が「千葉県知事賞」を受賞し、表彰式を11月20日に、ZOZOマリンスタジアムで開催するファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」で行うと発表した。
表彰式はグラウンド上での実施を予定。熊谷俊人千葉県知事が来場し、賞状や記念品が授与される。「千葉県知事賞」は4月10日オリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)での完全試合達成などの佐々木朗希投手の功績を称え、6月3日に千葉県から発表されたもの。
表彰理由は次の通り。「佐々木投手は、令和4年4月10日に行われたパシフィック・リーグ公式戦において、28年ぶりの完全試合、日本プロ野球史上における連続奪三振の新記録(13者連続奪三振)や1試合当たり奪三振数の最多タイ記録(19奪三振)を達成したほか、翌試合でも好投し、社会的に大きな話題となった」。
ロッテは4日、今季国内FA権を取得した中村奨吾内野手、田村龍弘捕手がFAを宣言せずに残留が決まったと発表した。
中村奨は不動の二塁手として、今季138試合に出場。複数球団がシーズン中、獲得調査を進めていたが、「FAを行使せずに残留をすることを決めました。松本球団本部長の熱い思いを聞かせていただき、残る決意が固まりました」と球団の誠意に感謝した。
さらに続けて「マリーンズに縁があって入団させていただき今年で8シーズンが終わりました。まだ優勝できていないので、このチームで優勝をしたいという思いが強いですし、今はその思いがより強くなりました。吉井監督にも残留をする旨をお伝えした時、『ヨッシャー、頼むぞ!』と凄く喜んでいただき、嬉しかったです。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」と来季へと意気込んだ。
田村捕手は今季2試合の出場にとどまったが「マリーンズ残留を決めました。ここまで10年もお世話になっている球団ですし、吉井監督に球場でお会いした時に『田村の権利だから田村が決めればいい。ただ、ワシとしては残って欲しいなあ』と言っていただいたこと、チームメート、特に投手陣に残って欲しいと言われたことが素直に1番嬉しく残留することを決めました」とコメントした。
2人の残留の知らせに、吉井理人監督は球団を通じ「ものすごく嬉しいです。2人とも頼りにしています。年齢的にもまだまだパフォーマンスが上がる時期。より高いところを目指して一緒にやっていけたらと思っています。ともに頑張りましょう」と来季の活躍を期待した。