ロッテ種市篤暉投手(24)が来年1月に米アリゾナ州で自主トレを行うことを、7日までに明かした。現地のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で約2週間、肉体強化やフォーム固めに専念する。
右肘のトミー・ジョン手術からマウンドに舞い戻った右腕は、主力投手としての完全復活へ備える。同施設は、各種測定に基づく選手個人に合ったメニューを提案するのが特長。今回の秋季練習でも、来日したスタッフがZOZOマリンを訪れ、選手達にアドバイスを行った。
19年オフにはワシントン州シアトルの同施設で腕を磨いた種市は「この腕の振りだったらこの変化球の方がいいんじゃないかとか、そういう話をします」と明かし「動画で見るより、直接行って教えてもらった方が分かりやすいのもあります」と3年ぶりの渡米を決断した。「海外で(自主トレを)やりたいのも単純にあります。モチベーションが上がりますし」と話す。
今秋のフェニックスリーグでは球の強さを取り戻すべく、吉井理人監督(57)がクローザー役で起用した。手術前は先発投手として完封勝利も挙げていた種市は、来季について「言われたところを全力で。1軍で投げられるなら、個人的にどっちでもいい。戦力になれるんだったらどっちでも」とこだわらない方針。アリゾナから勝負の1年を始める。
ロッテは7日、23年ホーム外野応援指定席マイシートをMチケットオンラインで販売すると発表した。
同シートは本拠地ZOZOマリンで主催するパ・リーグ公式戦及びセ・パ交流戦を右翼席の専用席で観戦できる年間予約席。CS、日本シリーズの優先販売などが購入特典となる。11月9日午前10時から同23日午後10時まで申込を受け付ける。詳細は球団公式ホームページにて。
日本野球機構(NPB)は7日、出場機会に恵まれない選手の移籍を活性させる「現役ドラフト」の制度規定を公表した。全部で10項目からなり、開催時期や開催方法などを定めている。
各球団は2名以上の対象選手を選択。外国人選手、複数年契約選手、FA資格選手、育成選手などは対象外。
必ず、各球団で1人は出て、1人は入る仕組みとなっている。
各球団は事前に他球団の対象選手から獲得希望選手1名を選び、議長に通知する。
暫定指名順位の決定方法が特徴に挙げられる。自球団が選んだ対象選手2人以上に対し、他球団からの獲得希望をもっとも多く集めた球団が暫定指名順位1番目となる。より人気のある選手を対象に選んだ球団ほど有利となる仕組みだ。
規定は次の通り。
日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が7日、オンラインで開かれ、2軍の構造改革を話し合った。12球団で構成した「ファーム検討委員会」からの中間報告があり、24日のオーナー会議でも議論する。
NPBの井原敦事務局長は具体的な改革案には言及せず「色々変えてもいいのではないかと議論を進めている。1つのことについて話し合っているのではなく、全体的なことを幅広く検討している最中」と説明した。
日本野球機構(NPB)は7日、出場機会に恵まれない選手を対象とした移籍制度で、12月9日に実施される「現役ドラフト」の制度規定を発表した。
各球団は12月2日午後3時までに現役ドラフトの対象選手2人以上をNPBに送付。FA資格選手、過去にFA権を行使した選手、複数年契約選手、育成選手、2023年シーズンの年俸が5000万円以上の選手(1人に限り5000万円以上1億円未満の選手を対象選手とできる)などは対象から除外される。
同ドラフトは各球団で必ず移籍が起きる仕組みとなっており、NPB・安部井寛・野球運営本部本部長補佐は「1巡目指名では、1人取って1人取られる、プラスマイナスゼロの状況を作る。2巡目(の参加)はマストではないので、1人取られただけで終わるというリスクは起こり得る」と説明した。
その上で、同補佐は「これはトレード≠ネので、野球協約通りの対応をしなければならなくなる」とし、現役ドラフトでの移籍を拒否して所属球団に残留を受け入れなかった場合は任意引退して退団となる。
もう10年以上前だと思う。「昔はよく東尾のおっさんの実家のミカン畑で遊んだんだよ」−。そんな思い出を、吉井さんから聞いたことがある。
10月18日、ロッテ・吉井理人新監督の就任会見がZOZOマリンで行われた。そこで発表されたのが、背番号「21」だった。ちなみに、現役最後の球団となった07年ロッテでは「24」を背負い、ロッテで投手コーチを務めた19〜21年は「71」だった。
では、なぜ「21」なのか。吉井監督は和歌山県出身で、箕島高校時代は本格派右腕として甲子園でも活躍し、83年ドラフト2位で近鉄に入団。最初に背負った背番号は「36」で、「11」を挟んで、1990年から「21」となった。
ミカン畑の思い出話を聞きながら、「右のエース番号は21番だと思っている」とも聞いた。21番は、母校・箕島高校の大先輩で、西武のエースとして通算251勝をマークした東尾修氏が現役時代に背負っていたものなのである。
吉井監督と東尾氏の実家はすぐ近くで、卒業した小・中・高と全て同じ。1番の憧れの存在だったのだ。ヤクルト、メッツ、オリックスなどでも21番を付けたぐらいだから、大切な番号なのだろう。
ただ、現役を引退し、背番号にあまりこだわりを持っていないと思っていたので、今回21番を選んだことは意外に感じた。会見では「本当は侍ジャパンと同じ81番にしようと思ったけど、先に付けていた人(伊志嶺コーチ)がいたので、空いている番号の中から選びました」とその理由も明かした。
「選手のときは、高校時代の先輩の東尾さんと同じ番号を付けたいと思ってプレーしていた。今はたまたま空いていて、誰も付けたがっていないので、1度、自分が付けてから、期待する選手に渡したいなと思っている」−。
そんな言葉にも21番への愛着が感じられた。
初めて行われる現役ドラフトでは、画期的な指名制度が導入される。より魅力的な選手をリストに挙げ、能力の高い選手を指名対象とさせる狙いがある。
各球団が、保留者名簿公示日となる12月2日の午後3時までにリストをNPBに提出。同9日の会議では、各球団が獲得希望選手を議長に伝え、希望球団数が最も多い選手をリストに挙げた球団が、最初の指名権を得る。選手獲得希望数が同じ場合は、ドラフト会議の2巡目の指名順が採用される。1番目の球団の後に指名を行うのは希望数が2番目の球団ではなく、1番目に選手を獲られた球団。以降も、選手を指名された球団が指名を行い、11番目の球団は12番目の球団の選手を自動的に指名する。NPBの安部井寛・野球運営本部長補佐は「1巡目指名では、1人獲って1人獲られる、プラスマイナスゼロの状況をつくる」と説明した。
1巡目を終えて2巡目の指名を希望する球団が、1巡目の逆順で2人目まで指名可能。2巡目の指名が回って来た時点で棄権することもできる。
20年9月に右肘を手術したロッテの種市が、完全復活を誓い米国でトレーニングを行う。「来年1月にアリゾナへ行って、(トレーニング施設の)ドライブラインに10日間ぐらい行こうと思ってる」と説明。動作解析を含め、ウエートトレにも積極的に取り組む。
今季は8月に2年ぶりの1軍復帰も、登板はこの1試合のみ。「海外でやれば、単純にモチベーションも上がる。来季は先発、リリーフ、どちらでもいいから戦力になりたい」と話した。
移籍の活性化を目的として初めて開催される現役ドラフトの指名方式が7日、決定した。ドラフトは12月9日に開催される。
対象選手数は契約保留選手名簿に記載された選手の中から、各球団が任意に選択した2人以上。外国人選手や複数年契約選手、FA資格選手や育成契約選手などは対象から除外される。
会議当日、予備指名による暫定の指名順位決定は以下の通り。各球団は対象選手リストの他球団所属選手の中から、獲得希望選手名1人を議長に通知。各球団の獲得希望選手名は議長から他球団に対して示される。議長は、その所属する対象選手の獲得を希望する球団数(1球団に所属する複数の対象選手が他球団から獲得を希望された場合、そののべ球団数)が多かった順番に従って決定する。選手の獲得を希望する球団数が同数の場合は、当該現役ドラフト会議が実施される年度の新人選手選択会議(ドラフト会議)第2巡目の指名順位に従って、当該球団間の先後を決定する。
各球団は本指名の第1巡目において、他球団所属選手の中から必ず1人を指名し、かつ自球団所属選手の中から少なくとも1人を指名されなければならない。
ロッテは2023年ホーム外野応援指定席マイシートを11月9日から23日までMチケットオンラインにて販売するとと発表した。
ホーム外野応援指定席マイシートは2023年にZOZOマリンで主催するパ・リーグ公式戦及びセ・パ交流戦を右翼スタンドの専用席で観戦できる年間予約席。概要は次の通り。
詳細は球団公式ホームページで確認。
日本野球機構(NPB)は7日、12月9日に開催する「現役ドラフト」の詳細を発表した。各球団が任意で2人以上の選手リストを提出。最低1人以上獲得し、1人以上他球団に移籍するシステムで2巡目まで行われる。対象選手の条件も明らかになり、原則的には年俸5000万円以上の選手やFA権を持つ選手などは除外された。手探りの状態でスタートする画期的な試みを、Q&Aでも解説する。
Q.メインとなる年俸5000万円未満の選手は各球団何人くらい?
A.公になっていない複数年契約選手も対象外になるけど、だいたい1球団40人前後だと思うよ。
Q.何人くらい移籍しそう?
A.最低12人で最高24人。どんな選手がリストに出るかによって2巡目に参加する球団数も変わりそうだね。現実的には15人程度に落ち着きそうかな。
Q.最初の得票数が同数だった時に、指名順はどう決めるの?
A.今年のドラフト会議2巡目の指名順になるんだ。1番はパ6位の日本ハムから、セ6位の中日、11番目がパ1位のオリックス、12番目はセ1位のヤクルト。
Q.会議は新人ドラフトみたいに一般の人も見られる?
A.完全非公開で、12球団とNPBでオンラインで行われる予定だよ。会議後、各球団が選手に伝えてからまとめて、NPBから移籍選手のみが発表される流れ。選手のリストも非公開。リストに入っていても結果的に移籍しない選手もいる訳だからね。
Q.移籍金は発生するの?
A.1人獲得して、2人を放出する球団も出る可能性はあるけど、その場合も移籍金はないよ。
Q.各球団の駆け引きのポイントはあるの?
A.他球団から人気の選手をリストに載せた方が、指名順はより上位になる可能性は高いよね。でも、11球団のリストに本当に欲しい選手がいるかは読めないところだね。
侍ジャパンは9、10日にオーストラリアとの強化試合(札幌D)に臨む。トップチーム初招集のロッテ・佐々木朗希投手(21)は10日の試合で先発デビュー。「今後の野球人生につながる投球をしたい」と意気込む右腕。来年3月のWBC本番での代表入りをアピールする。
この日チームは札幌に空路で移動した。オーストラリアはWBCでも1次ラウンドで対戦予定。栗山監督も「相手との探り合いもある」と話しており、データの少ない国際試合では貴重な前哨戦だ。朗希が完璧に封じれば、本番でも精神的に優位に立てる。
オーストラリアは自国リーグ選手中心の編成。プロ選手が参加した代表は07年以降10連勝だが、04年アテネ五輪で準決勝で敗れるなど2戦2敗した悲劇もあった。今季エンゼルスで大谷とともにプレーしたマイナー通算180盗塁の俊足・ホワイトフィールドらメジャー経験者もおり、中日時代に「ディンゴ」の登録名でプレーしたニルソン氏が監督、元日本ハム、巨人のマイケル中村がコーチを務めるなど日本野球を熟知している。
朗希もリベンジの思いを秘める。大船渡3年だった19年9月のU18W杯最終戦でオーストラリアに敗れた。自身は右手中指のマメの影響で登板はなかったが、高校野球生活最後の試合を戦い、当時の選手も2人選出されている。
21歳の誕生日を迎えた3日には来春のWBCへ「1日1日手を抜かず、準備をしていきたい」と決意を口にした朗希。世界に怪物ぶりを見せつけるマウンドが近づいてきた。
大船渡3年の19年、U18W杯に宮城(現オリックス)、奥川(現ヤクルト)、西純(現阪神)、森(現DeNA)らと出場。右手中指のマメで出遅れ、7戦目の韓国戦で初登板初先発。最速153キロで1回を無安打無失点だったが、右手中指のマメ再発で19球で降板した。2回からは西純、宮城らが継投したが、延長10回タイブレークでサヨナラ負け。佐々木朗は翌日のオーストラリア戦も登板しなかった。
プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)の理事会、実行委員会が7日、オンラインで行われ、出場機会の少ない選手の移籍の活性化を目指す「現役ドラフト」の制度規定が決まった。
開催は12月9日。各球団は現役ドラフトの1週間前に出す保留者名簿の中から外国人選手、FA権取得選手や育成選手などを除いた2人以上の選手のリストを提出し、最低1人以上を獲得する。
提出した選手リストの中で他球団から1番多い指名を受けた球団が、最初に指名できるシステムで、より他球団が欲しい選手を出した方が有利となる。その後は、最初に選手を獲得された球団が2番目に指名する権利を得る。基本的にそれを繰り返し12球団で入れ替えが生じる。リストや会議自体は非公開となる。
日本野球機構(NPB)と12球団が2軍の構造改革として、2024年シーズンからファームリーグに新規参入する新球団公募を検討していることが7日、分かった。24日のオーナー会議で承認されれば、具体的な「ファーム構造改革」が進んでいくことになる。
この日に行われた実行委員会後、NPB・井原敦事務局長は具体的な案は明かさず「色々変えてもいいのではないかと議論を進めている。全体的なことを幅広く検討している最中」と説明した。
現在、静岡を本拠地として設立が予定されている球団が新規参入を希望しているが、NPBは独立リーグのチームまで対象を広げ、来春をめどに参加希望球団を「公募」していく方針を確認した。
3軍制などを敷く球団が増える中で、ファームの球団数が増えれば実戦経験を多く積ませるメリットはある。一方で1シーズンを戦う人員、施設、資金などの条件を満たす球団があるかは不透明だ。12球団で構成した「ファーム検討委員会」を中心に今後も慎重に改革案が練られていく。
日本野球機構(NPB)は7日、出場機会に恵まれない選手救済の「現役ドラフト」の規定を発表した。今年は12月9日にオンラインで開催される。
今ドラフトは各球団が2人以上の対象選手をリストアップ。ドラフト当日、各球団は他球団の対象選手リストから獲得希望選手1人を選択。所属選手の獲得希望球団数が多かった順番に暫定指名順位を決定する。
1巡目は暫定順位1番目の球団が事前に希望していた選手を指名。次にその選手の所属球団が指名を行う仕組みだ。これが当該球団同士での選手交換となった場合は、暫定順位の順番に戻る。これを繰り返し、1巡目では全球団が選手を獲得し、また自球団選手が他球団へ移籍することになる。
主な開催ルールは以下の通り。
日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が7日、オンラインで開かれ、2軍の構造改革を話し合った。12球団で構成した「ファーム検討委員会」からの中間報告があり、24日のオーナー会議でも議論する。
NPBの井原敦事務局長は具体的な改革案には言及せず「色々変えてもいいのではないかと議論を進めている。1つのことについて話し合っているのではなく、全体的なことを幅広く検討している最中」と説明した。
日本野球機構(NPB)は7日、出場機会に恵まれない選手を救済する「現役ドラフト」の規定を発表した。今年の現役ドラフトは12月9日に開催される。
主なルールは以下の通り。
ロッテは7日、「2023年ホーム外野応援指定席マイシート」を11月9日から11月23日までMチケットオンラインにて販売すると発表した。
ホーム外野応援指定席マイシートは2023年にマリーンズがZOZOマリンスタジアムで主催するパ・リーグ公式戦およびセ・パ交流戦をライトスタンドの専用席で観戦できる年間予約席。2023年ホーム外野応援指定席マイシートの概要は次の通り。
詳細は球団公式ホームページで掲載。