わたしはかもめ2022年鴎の便り(11月)

便

11月23日

[ロッテ]山口航輝「扱えればめちゃくちゃ飛ぶ」バットも自主トレ弟子入り西武山川仕様に[ニッカン]

ロッテの山口航輝(22)が“相棒”も山川仕様に近づける。来年1月の自主トレで弟子入りする西武山川穂高から、3本のバットをもらって秋季練習に臨んでいた。920グラムと重く、遠心力で飛距離アップが期待できる。「扱えればめちゃくちゃ飛びます。今度工場に行くんで、自分に合ったバットを探してきたい。山川さんのくらいでいこうと思ってます」。こだわりのバットで、本塁打数を増やしにかかる。

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[ロッテ]村田修一氏を来季1軍打撃コーチに招聘、巻き返しへ課題の得点力向上託す[ニッカン]

ロッテが来季の1軍打撃コーチとして、今季まで巨人で1軍打撃コーチを務めた村田修一氏(41)を招聘することが23日、分かった。近く発表される予定。

2年連続2位で迎えた今季は、チーム打率が球団史上ワーストの2割3分1厘。シーズン5位低迷の原因となった。吉井理人監督(57)が就任し、来季の巻き返しへ得点力向上は必須。山口ら和製大砲候補の完全開花も含め「男・村田」に重要任務が託される。


ロッテにまた新たな風が吹く。打力不足に悩んだ前政権が終わり、誰が打撃部門を立て直すか−。最重要ポイントの1つだった。これまでロッテとは縁がなかったセ界の大砲、村田氏に白羽の矢が立てられた。

球団史上ワースト打率はマーティン、レアードの不振が主因ではあった。4月に3試合連続で完封負け。補うべき若手も育ちきらず、助っ人の復調を待つしかない苦しい1年だった。今季、22歳の山口が16本塁打。ロッテの選手が高卒4年目以内に2桁本塁打を放ったのは、31年ぶりだった。和製大砲がなかなか育たないのは、球団にとって根深い問題でもあった。

OBではない村田氏が新たな血を注ぐ。福浦新ヘッドとともに、未経験のパ・リーグで喫緊の課題解決にあたる。同時に横浜、巨人でプロ通算360本塁打の理論と経験は、スラッガーの卵たちにこの上ない“教材”だ。山口や今季飛躍した高部以外にも、安田や藤原らが完全開花を待つ。打力次第で正捕手獲得に一気に近づく松川にとっても、大きな存在になりうる。今季2軍戦で長打を量産し、福浦ヘッドに「2人はずばぬけていた」と言わせた高卒2年目の“ダイナマイト”こと山本や、西川も村田氏と同じ右打者だ。

球団には3年後の25年に常勝軍団を作るビジョンがある。助っ人外国人の成績に大きく左右されない、基盤の強いチーム作りへ。村田氏へのミッションは、勝利と育成を両立させる重要なものになる。「男・村田」が力強く請け負う。

村田修一(むらた・しゅういち)
1980年(昭55)12月28日、福岡県生まれ。東福岡では投手で98年甲子園に春夏連続出場。日大で野手転向し、東都リーグ歴代2位の通算20本塁打。02年ドラフト自由枠で横浜入団。07、08年本塁打王。11年オフにFAで巨人へ移籍し12年からリーグ3連覇に貢献。17年オフに巨人を自由契約。18年はBC栃木でプレーし、同年限りで現役引退。ベストナイン4度、ゴールデングラブ賞3度。08年北京五輪、09年WBC日本代表。引退後は19〜22年巨人コーチ。177センチ、92キロ。右投げ右打ち。

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[ロッテ]育成3位の富士宮東・勝又琉偉が年俸230万円で契約「3年以内に支配下」背番129[ニッカン]

ロッテから育成ドラフト3位で指名を受けた富士宮東高・勝又琉偉(るい)内野手(3年)が23日、富士宮市内で契約に臨んだ。支度金300万円、年俸230万円(金額は推定)で合意。背番号は「129」に決まった。

交渉後は、終始笑顔。ピンストライプのユニホームにも初めて袖を通し「すごく格好良い。このユニホームで、1日でも早くプレーしたいです」と目を輝かせた。

今後は来月上旬に都内での入団発表会見、来年1月には入寮と新人合同自主トレが控える。本格的な始動に向け、現在は主に打撃強化に力を入れているという。対戦したい投手には、オリックスの絶対的エース・山本由伸(24)の名前を挙げた勝又。「3年以内に支配下(登録)になり、球団の顔として、夢を与えられるような選手になっていきたいです」と、改めて決意を語った。

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[ロッテ]田村龍弘「22」→「27」に背番号変更、鈴木昭汰は「35」→「47」[ニッカン]

ロッテは23日、背番号の変更を以下の通り発表した。

また育成で再契約を結んだ土肥星也投手(27)の背番号は「121」、古谷拓郎投手(22)は「124」に決まった。

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[ロッテ]江村直也の契約更改会見が何だかしみる、プロ12年目ベテランの達観と意地と思いやり[ニッカン]

11月に彼の話を聞くのが、何だか楽しみになっている。

夕暮れ間際のZOZOマリンの記者会見場に「すみません、遅くまで」と入ってきた。ロッテ江村直也捕手(30)は優しい表情をしている。16日、ダウン査定での契約更改を済ませ、プロ12年目を終えた。

1軍はおろか、2軍でも出場が減った。そんな自分を一切飾らない。「率直に情けないですよね。僕は若い時にいっぱいチャンスをもらっているので、実際のところ、そこでつかめなかった僕が悪いですし」という達観ぶりだ。

自虐で終わらないのがプロフェッショナル。「試合に出なくても現地でやることはありますし、試合途中から行けと言われても行ける準備が絶対あると思うので。そこは欠かさず毎試合やっていました。いつ行けと言われてもいいように意識してやっていました」。当たり前のようでも、万人ができることではない。こういう一生懸命さを愛する江村ファンは多い。

ムードメーカーでも知られる。20日のファン感謝デーでは毒舌解説の先輩角中から「江村って、大阪桐蔭なんすか?」といじられ、会場がわいた。空気を変えられる選手。江村が1軍になかなかいなかった、この3年間。元々おとなしめの選手が多く、ロッテベンチは静かなことが多かったように思う。

「そこら辺はまぁね…自分がベンチにいたらもちろん声は出したり、アホやったりということはありましたけど。やっぱり野球選手は試合に出てなんぼなので。声出すのはもちろん大事なことだと思います」。

試合に出てなんぼ−。1度、ロッテ浦和球場でホームベース周辺の土を入れ替えていた時に、江村も立ち会っていた場面を見た。直後にそのことを尋ねると「プロ野球選手は、1軍で試合に出てなんぼなので」と真顔で答えられた。大阪桐蔭から入団し12年。「何げない一言がすごく心に響いたり。僕も色々投手の人に声掛けられて救われたことがいっぱいあったんで」。明るいノリと、愚直なまでの真剣さ。多くの経験が江村直也という捕手を形成したのだろう。

12年目が終わった。

「やっぱ、すごいですよね。一瞬で、すぐ12年たったという感じですよね。元々伊東さんに使っていただいて、そこからあれでしたけど。年々試合に出られなくなっているということはあるので。来年もうひと花咲かせたいですよね」。

色紙にも「花咲かす」と書いて、ダウン更改なのに自分から白い歯を見せた江村は、最後まで報道陣の存在を気にかけてくれる。

「毎年言ってますけど、来年もこの席で会見できるように頑張りますね」。

そう言って帰っていった。あ、そういえば…と1年前に会見場に入ってきた時のことを思い出した。

「寒い中、皆さん、お疲れさまです。ありますか、質問。えっ、あります?本当っすか!?」。

花咲かせた顔が楽しみだ。

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ロッテの育成D3位・勝又琉偉の背番号は129に決定「とにかくやってやろう!という気持ちです」[サンスポ]

ロッテの育成ドラフト3位・勝又琉偉(るい)内野手(18)=富士宮東高=が23日、静岡・富士宮市内の「割烹旅館たちばな」で入団交渉に臨み、支度金300万円、年俸230万円(いずれも推定)で契約を結んだ。背番号は129に決まった。

勝又は、「とにかくやってやろう!という気持ちです。まずは体作りから、1日でも早く支配下登録をしてもらえるように頑張っていきます。そして、子供達に夢を与えられるような選手になりたいです。ロッテで好きなお菓子はパイの実です」とコメントした。

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ロッテ・田村龍弘の背番号が「22」→「27」、鈴木昭汰は「35」→「47」に変更[サンスポ]

ロッテが23日、育成2選手を含む計6選手の新背番号を発表した。

田村龍弘捕手(28)が「22」→「27」。投手では、坂本光士郎(28)が「27」→「36」、鈴木昭汰(24)は「35」→「47」、土居豪人(22)は「69」→「65」に変更となった。

育成契約の投手では、土肥星也(27)が「121」、古谷拓郎(22)は「124」に決まった。

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ロッテ・田村、22から27に背番号変更[サンスポ]

ロッテは23日、背番号の変更を発表し、田村は22から27、坂本が27から36、土居は69から65、鈴木は35から47となった。育成契約になった土肥は121、古谷は124に決まった。

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ロッテ・山口、バット改良で来季30発目指す、西武・山川のバットもらい「めちゃくちゃ飛びます」[スポニチ]

今季チームトップの16本塁打をマークしたロッテの山口が、バット改良に乗り出す。

このオフに自主トレで弟子入りする西武・山川からバットを3本もらったといい「オフはこれで打っています。めちゃくちゃ飛びます。今度、バット工場に行くので、基本は山川さんのバット仕様にするつもり」と明かした。約920グラムで重く、長いタイプだが、来季30発を目指し「ちょっと短くして、重さも少し削りたい」と工夫するつもりだ。

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ロッテ、来季打撃コーチに村田修一氏、内野守備コーチに金子誠氏を招聘[スポニチ]

ロッテの来季の打撃コーチに村田修一氏(41)、内野守備コーチに金子誠氏(47)が就任することが23日、分かった。今季巨人で打撃兼内野守備コーチを務めた村田氏は現役通算360本塁打を誇り、打線の長打力アップを求められる。また、日本ハムで野手総合兼打撃コーチを担った金子氏には、ゴールデングラブ賞を3度受賞した技術を伝えることで守備力強化が期待される。

吉井監督の電撃就任から6週間。チーム改革の全体図が見えてきた。未発表の打撃コーチには、現役時代に横浜(現DeNA)と巨人で活躍し本塁打王に2度輝いた村田氏、内野守備コーチには日本ハムで遊撃と二塁でゴールデングラブ賞に計3度輝いた金子氏が就任する。

指揮官は「プロなので勝たないと意味がない。勝ちにこだわったプレーができる選手を育てたい」と就任1年目からリーグ優勝を誓う。福浦ヘッド兼打撃コーチ、サブロー2軍監督らの生え抜き組に加え、足りない部分は他球団の大物OBを外部招聘。最強ハイブリッドで目標へ突き進む。

20、21年のリーグ2位から、今季5位へと転落した最大の原因は長打力不足。リーグ5位のチーム打率.231ながら、機動力を駆使して同3位の501得点は立派だが、リーグ5位の97本塁打に終わった。レアードとマーティンの退団は決定的。今季16本塁打の山口、9本塁打の安田らの若手育成や、ベテラン・井上の再生が重要だ。巨人での現役時代には岡本和が背中を追って5年連続30本塁打以上の強打者に成長し、コーチとしては中田の復活に尽力した村田氏は、うってつけの存在といえる。

侍ジャパンではヘッド兼打撃コーチとして東京五輪の金メダルに貢献した金子氏は、現役時代には二遊間での巧みなポジショニングに定評があった。流れを読む能力が抜群で、日本ハム一筋だったが、千葉県我孫子市出身という縁もある。日本ハムの投手コーチも務めた吉井監督とは、16年には一緒に日本一を達成した。目指す野球も熟知。守備面で最高の参謀となりそうだ。

村田修一(むらた・しゅういち)
1980年(昭55)12月28日生まれ、福岡県出身の41歳。東福岡から日大を経て、02年ドラフト自由獲得枠で横浜(現DeNA)入団。07、08年に本塁打王に輝き、11年オフに巨人にFA移籍。17年に戦力外通告を受け、18年はBC栃木でプレー。同年限りで現役引退。08年北京五輪、09年WBC日本代表。NPB通算成績は1953試合で1865安打、打率.269、360本塁打、1123打点。引退後は巨人の2軍、1軍でコーチを務めた。右投げ右打ち。
金子誠(かねこ・まこと)
1975年(昭50)11月8日生まれ、千葉県出身の47歳。常総学院から93年ドラフト3位で日本ハム入団。3年目の96年に打率.261、リーグ最多の38犠打で新人王。09年には7試合連続二塁打のプロ野球記録を樹立した。14年に現役引退。通算成績は1996試合で1627安打、打率.256、84本塁打、620打点。04年にはアテネ五輪に出場。15〜22年は日本ハムの1軍コーチを務め、17年以降は日本代表のコーチも担った。右投げ右打ち。

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ロッテが背番号変更!田村は「27」、鈴木は「47」に![スポニチ]

ロッテは23日、背番号の変更を発表した。

来季から田村龍弘捕手は「22」→「27」、坂本光士郎投手は「27」→「36」、土居豪人投手は「69」→「65」、鈴木昭汰投手は「35」→「47」となる。

なお、育成契約の土肥星也投手の背番号は「121」、古谷拓郎投手は「124」に決まった。

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[ロッテ]金子誠氏をコーチに招聘…我孫子出身、吉井監督とともに日本ハムでコーチ経験、野手陣立て直す[報知]

ロッテが、金子誠氏(47)を来季のコーチとして招聘することが23日、分かった。

金子氏は現役時代、日本ハム一筋21年で1996試合に出場し、通算1627安打。二塁、遊撃で計3度のゴールデン・グラブ賞に輝いた守備の名手でもあった。14年に引退し、15年からは日本ハムでコーチに就任し今季は野手総合兼打撃コーチを務めたが今季限りで退任。17年からは侍ジャパンのコーチも務めて、19年プレミア12、21年東京五輪ではヘッド兼打撃コーチとしてともに優勝に導いた。

吉井理人新監督(57)が就任したロッテは、05年以来のリーグ制覇へ、野手陣の立て直しが急務。藤原、安田、山口ら有望な若手が多いが、殻を破れずにいる現状もある。チーム打率2割3分1厘、97本塁打はともにリーグ5位。千葉・我孫子市生まれという地元出身の金子氏が、日本ハムでともにコーチを務めた新指揮官を支えていくことが期待される。

金子誠(かねこ・まこと)
1975年11月8日、千葉・我孫子市生まれ。47歳。茨城・常総学院高から93年ドラフト3位で日本ハムに入団。内野手として96年新人王、99年はベストナイン。ゴールデン・グラブ賞は3度受賞。2004年にはアテネ五輪日本代表に選出され銅メダル。14年に現役を引退し、15〜22年は日本ハムコーチを務めた。右投右打。

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[ロッテ]4選手が背番号を変更、FA行使せず残留の田村龍弘は「27」、鈴木昭汰「47」に[報知]

ロッテは23日、4選手の背番号が変更することを発表した。

国内FA権を行使せずに残留を決めた田村龍弘捕手(28)は、「22」から「27」に変更。背番号「27」といえば、かつて巨人・森、西武・伊東、ヤクルト・古田、中日・谷繁ら名捕手がつけた、捕手になじみの深い番号だ。

今季途中にヤクルトからトレードで加入した坂本光士郎投手(28)は「27」から「36」、今季1軍登板のなかった土居豪人投手(22)は「69」から「65」、20年ドラフト1位ながら今季は6登板に終わった左腕の鈴木昭汰投手(24)は「35」から「47」に変更となった。

また、育成契約となった土肥星也投手(27)の背番号は「121」、古谷拓郎投手(22)は「124」に決まった。

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ロッテ、村田修一氏を打撃コーチで招聘へ、若手の打力向上を目指す[デイリー]

ロッテが来季の打撃コーチとして、今季限りで巨人を退団した村田修一氏(41)を招聘することが23日、明らかになった。

チームの得点力アップへ、通算1865安打の実績を買われた。村田氏は今季、巨人の1軍打撃兼内野守備コーチを務め、若手育成にも尽力してきた。ロッテでは今季16本塁打を放つなど成長著しい右の大砲候補の山口や、成長途上の安田らを独り立ちさせたいチーム事情があり、村田氏に白羽の矢を立てた。

現役時代から高い向上心を持ち、黙々とバットを振り、360本塁打をマークした同氏。パ・リーグでは初めてのコーチ業となるが、個々の長所を伸ばす方針で若手の打力向上を目指す。ポジションについては最終調整中だが、1軍打撃コーチが有力視されている。

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ロッテ、育成ドラ3勝又が仮契約「とにかくやってやろうという気持ち」[デイリー]

ロッテの育成ドラフト3位・勝又琉偉内野手(18)富士宮東=188センチ、78キロ=のもとへ23日、榎康弘スカウト部長、小林敦担当スカウトが静岡県富士宮市内を訪れ、支度金300万円、年俸230万円で契約した。(金額は推定)。背番号は129に決まった。

勝又内野手は「とにかくやってやろう!という気持ちです。まずは体作りからですが、1日でも早く支配下登録してもらえるように頑張っていきます。そして子供達に夢を与えられるような選手になりたいです。ロッテで好きなお菓子はパイの実です」とコメントした。

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ロッテ、田村龍弘、鈴木昭汰ら4選手が背番号変更[デイリー]

ロッテは23日、23年シーズンの背番号の変更を発表した。

発表された4選手は以下。

なお育成で再契約の土肥星也投手の背番号は「121」、古谷拓郎投手の背番号は「124」に決まった。

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解説陣が語るロッテ・佐々木朗希の凄さ[BASEBALL KING]

ロッテの佐々木朗希は3年目の今季、プロ野球ファンを大いに沸かせる1年となった。

プロ3年目の今季、初登板となった3月27日の楽天戦で自己最速となる164キロを計測すると、4月10日のオリックス戦ではプロ野球史上16人目となる完全試合達成&NPBタイ記録となる1試合19奪三振を記録。続く17日の日本ハム戦でも8回を無安打に抑える投球を見せるなど、3・4月は5試合に先発登板して、リーグトップタイの3勝、リーグトップの60奪三振の成績を残し、プロ3年目で初の月間MVPを受賞。

5月3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル』に出演した野村弘樹氏は佐々木のストレートについて「ベース盤で非常に強いんだと思います。スピン量も含めてですけど、ベース盤で勝負しなきゃとよくいうじゃないですか、スピードガンは手元のスピードなので、そこで勝負すると、甘く入ると打たれる。ベース盤上で力があるのでファウルを打たせたり、空振りが取れるんだと思います」と分析。フォークについても「真っ直ぐを打とうとすると真っ直ぐがファウルになる。真っ直ぐに合わせると落とされる。フォークを待っていても打てない」と話した。

5月以降は、6月3日の巨人戦で5回5失点、8月3日の楽天戦、8月19日の楽天戦で5点を失うこともあったが、シーズントータルで見ると規定投球回に届かなかったものの、129回1/3を投げて9勝4敗、防御率2.02、リーグ2位の173奪三振を記録した。

9月2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神−巨人戦』で解説を務めた山本昌氏は「調子良ければ、すごいピッチングをする可能性のあるピッチャー。完全試合をやった次の試合でも8回完全をやって、最近なんで打たれるんだと僕も聞かれるんですけど、そんなにずっと調子の良いピッチャーはいない。逆に佐々木朗希くんというのは絶好調で上がったときには、そういうチャンスがあるピッチャーということですよね」と絶賛し、「イコール力があるんですけど、先発投手は調子が悪い時にマウンドに上がることが多いんですね。調子が良いのは年間3、4試合なので、普通か悪いかです」と話していた。

5月6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた若松勉氏は「完全試合をテレビで見ていたんですけど、いやあ〜打てないですね。やっぱり、真っ直ぐは速い、フォークもストレートのようにストンと落ちる訳ですから、これは打てないな。それでスライダーとカーブ、何を狙っていいかわからないですね」と打者目線でその凄さについて語った。

来季どのような投球を見せるか今から楽しみだ。

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ロッテ、リーグワーストの「536」失点、課題は4回と5回[BASEBALL KING]

◇1廻り目は抑えるも…

今季ロッテのチーム防御率はリーグ4位の「3.39」だったが、失点数はリーグワーストの「536」だった。

4回の「73」失点が最も多く、次いで5回の「72」失点と、先発投手で言えば、2廻り目の打順で失点する傾向が多かったことがわかる。確かに石川歩(12失点)とロメロ(21失点)はイニング別で最も失点が多かったのが4回で、オールスター明けはエース級の働きを見せた美馬学も、イニング別では5回(11失点)の失点が1番多かった。ちなみに昨季は6回の76失点がイニング別ではワーストだったが、今季は56失点と改善。

[ロッテイニング別失点]
1回:67
2回:49
3回:49
4回:73
5回:72
6回:56
7回:48
8回:67
9回:42
10回:7
11回:5
12回:1

特にロメロは、7月24日の日本ハム戦で初回に4点を失ったが、基本的には1回が8失点、2回が3失点、3回が5失点と1廻り目は抑える傾向にあった中で、2廻り目の4回に失点が目立った。5月1日の日本ハム戦は、3回まで打者9人をパーフェクトに抑えながら、4回に先頭の近藤健介に三塁の失策で出塁を許すと、石井一成に2点適時二塁打、アルカンタラに3ラン、打者一巡して近藤に適時打を浴びるなど、このイニングだけで8点を失い降板。

5月1日の日本ハム戦だけでなく、5月22日のソフトバンク戦でも3回まで1安打に抑えながら、4回に柳田悠岐に2ラン、柳町達に適時二塁打を打たれ、3点を失い敗戦投手に。勝利投手になったが8月2日の楽天戦も3回までノーヒットに抑えながら、4回に失点している。また夏場以降は、2廻り目まで何とか抑えながら、突如6回に失点することもあった。

◇8回は「67」失点

8回の「67」失点も気になるところ。今季は開幕してから“勝ち試合の8回”にゲレーロ、西野勇士、オスナなど様々な投手が起用され、最後まで固定することができなかった。

7回までリードしながら、8回に“勝ちパターン”のリリーフが打たれ敗れたという試合もあった。6月2日のヤクルト戦は、打線が初回に3点を先制し、先発・小島和哉が6回1失点、7回に登板した東條大樹が1点を失いながらも、3−2で8回へ。この回から登板したゲレーロが先頭の川端慎吾にセンター前に運ばれると、続く山田哲人に四球、村上宗隆を空振り三振に仕留めるも、オスナ、内山壮真に適時打を浴びるなど5失点で敗戦投手になった。

9月11日の楽天戦でも、3回まで先発・岸孝之にノーヒットに抑え込まれた打線が4回に2点を挙げ、先発・小島和哉も7回まで無失点に抑え、“勝利の方程式”で逃げ切るだけという展開に持ち込みながらも、8回に登板した唐川侑己が小深田大翔に逆転の3ランを浴びた。

そのほかにも、8回に同点に追いつかれ、9回以降に失点し敗れる試合もあった。2年連続2位となった昨季までは、終盤のリードを強力なブルペンで逃げ切ってきたが、今季は8回の男だけでなく、夏場に益田直也からオスナに抑えが交代するなど最後までリリーフ陣に苦労した。

投手陣に関しては、全体の層は厚くなってきているが、先発、リリーフともに突き抜けた存在、絶対的な存在が少ない印象。投手陣の出来、不出来が、ロッテの上位進出にカギを握ってくるだけに来年は充実した投手陣を作り上げて欲しいところだ。

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「本人以上に面白い」、バット掲げて猛ダッシュ…激似の“鳥退治モノマネ”に場内爆笑[Full-Count]

◇盛り上がりを見せた「ものまね天下一武道会」

ロッテは20日、ZOZOマリンスタジアムでファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」を開催。5つ目の企画として行われた「ものまね天下一武道会」では、選手によるハイレベルなモノマネが続々と披露され、チームメートとファンの爆笑を誘った。その中でも、佐藤都志也捕手が披露したモノマネは「1番笑った」「本人以上に面白い」とファンも興味津々だ。

選手達がクジを引いた名前の選手を即興でモノマネする「ものまね天下一武道会」では、種市篤暉投手がバットを極端に短く持った荻野貴司外野手の真似をするなど盛り上がりを見せる中、黒組の佐藤都は「角中勝也」の紙を引いた。開始のドラが鳴ると、バットを頭の上に掲げて小走りの動きを見せた。9月20日(ZOZOマリン)の試合で、球場に入り込んだ鳥を追い払った角中をモノマネした。

その後、角中の特徴的な打撃フォームも披露し、場内からは笑いが。この場面を「パーソル パ・リーグ」が公式ツイッターで動画を公開すると、「よく見てるな、都志也」「打席のくそ似てる」「上手すぎる」「他球団ファンですがこれは爆笑した」と大反響だった。

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