わたしはかもめ2022年鴎の便り(11月)

便

11月24日

[ロッテ]堂安律に似ている安田尚憲「日の丸背負えるのはかっこいい」FW町野とは履正社の同期[ニッカン]

堂安似のロッテ安田尚憲内野手(23)がサッカー日本代表にエールを送った。

前夜のW杯ドイツ戦でゴールを決めたMF堂安に顔が似ていると、以前からチーム内で評判に。「僕も見たらまあ似てるなと思った」と自他ともに認めるそっくりぶり。FW町野は履正社の同期で隣のクラスだった。「日の丸を背負えるのは見ていてやっぱりかっこいい。僕も、まずはチームで成績残すことが前提だと思うので、来季はしっかり活躍できるようにやりたい」と刺激にした。

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24年から2軍で2球団増、オーナー会議で承認、安価な費用で参加認める方針、来春にも公募開始[ニッカン]

プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は24日、オーナー会議を開き「野球のすそ野を広げるために 〜ファーム・リーグの拡大を図るNPBビジョン〜」を承認した。24年シーズンからイースタン、ウエスタンで計2球団、増やす構想。新球団は既存12球団のフランチャイズ以外の府県を本拠地とし、来春にも公募を開始したい考えだ。議長の巨人山口寿一オーナーは「手の挙がったところを審査させていただき、再来年の2軍リーグ開幕までに実現を図っていきたい」と話した。

東京に本社を置くハヤテインベストメントが静岡市を本拠に、24年からのイースタン加盟を申し出たことで、ファーム検討委員会による議論が進められた。今後は小委員会を設置し具体的な詳細を詰めるが、新球団は2軍のみのため、ドラフト会議には参加しない。既存12球団への移籍をどうするかは検討課題。一方で、従来の新規加盟とは異なる「参加」という考えに基づき、預かり保証金など、野球協約が定める計30億円よりは安価な費用で新規参加を認める方針だ。

独立リーグと連絡協議会を設置し、意見交換を行っていくことも決まった。また、来年のオーナー会議議長は西武後藤高志オーナーが務める。

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[ロッテ]ドラ3田中晴也、憧れ佐々木朗希と「1日でも早く肩を並べてローテに」背番号は35[ニッカン]

プロ野球ドラフト会議でロッテ3位指名の日本文理・田中晴也投手(18)が24日、新潟市内で仮契約を交わした。契約金5000万円、年俸600万円。背番号は「35」に決まった。

ロッテのユニホームに袖を通して帽子をきっちりかぶると、田中は自然と笑顔になった。「(着心地は)いいです」。仮契約を交わし「より一層、プロ野球選手になれたという実感が芽生えてきた」。背番号は35。「いい背番号をいただいた。早く活躍して『35番は田中晴也、いい投手』と思われるように結果を出したい」と気を引き締めた。

追いかける存在がいる。憧れ続ける佐々木朗希だ。「1日でも早く肩を並べて(先発)ローテーションに入れるように」。榎康弘スカウト部長(50)も「25年に常勝軍団を作ることを掲げている。そこで活躍して欲しい」と期待した。最速150キロの直球にはこだわりを持つ。「分かっていても三振が取れる直球が理想」と田中。それを身に付ければ佐々木の背中に近づく。

将来の目標は「日本を代表する投手になって世界で活躍すること」。9、10日は野球日本代表の強化試合、23日はサッカーW杯の日本戦を寮でチームメートとともにテレビ観戦した。日の丸を背負う選手のすごみは、最高の刺激になった。「すごく準備をして、ああいう舞台で結果が出るのだと思う。自分も日本を背負える投手に早くなりたい」。プロの世界に身を投じる決意をしっかりと固めた。

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[ロッテ]オスナがWBCでメキシコ代表としてプレーへ、今季途中加入で4勝10セーブ[ニッカン]

ロッテでシーズン途中から抑えを務めたロベルト・オスナ投手(27)が、来春ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でメキシコ代表としてプレーする意向であることが24日、分かった。

MLB公式サイトのヘクター・ゴメス記者がツイッターに投稿した。ロッテに移籍1年目の今季は、4勝1敗10セーブ9ホールド、防御率0.91と活躍した。

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[ロッテ]村田修一氏が打撃コーチ就任、「なめんなよ!」に中学生も爆笑の親分肌エピソード[ニッカン]

◇こんな人

ロッテは24日、村田修一氏(41)が来季の1軍打撃コーチに就任すると発表した。これまで縁のなかったロッテで、パ・リーグで、重要任務を担う。

1度だけ、その指導ぶりを取材したことがある。18年12月2日、名門東海大相模のグラウンドもほど近い神奈川・座間市民球場に姿を見せた。市内6校の中学生に野球教室を行った。

まだ現役引退した直後だった。中学生との実戦練習では自ら三塁守備に入り、セーフティーバントをジャンピングスローで阻止。三本間の封殺も成功した。二塁走者としては左前打で挙生還。「レフト、なめんなよ!!まだ走れるんだぞ!!」と絶叫し、会場中が抱腹絶倒。最終回には「高校時代はエースだったんだぞ!!」と声高にアピールしながらマウンドにも上がり、スライダーを暴投し同点に追いつかれた。

さながら“村田劇場”と化した野球教室は、大いなる謎に包まれていた。村田コーチ以外にも杉内俊哉氏、実松成氏ら、松坂世代を中心に豪華メンバーがそろった。会場のあちこちから「何で呼べたの?」と声が聞こえた。

仕掛け人がいた。座間市出身で、同市体育館勤務の安斉雄虎氏(当時27)。メジャーでプレーする筒香やロッテ国吉と同期の、元DeNA投手だ。ドラフト3位で入団しながら、故障に泣かされ、現役時代は村田氏と重なったのはわずか2年。「真っ直ぐで後輩思い。憧れていました」と野球教室を直談判し、実現にこぎ着けた。

とはいえ当時は1軍と2軍。接点はほぼないに等しい。なぜ村田コーチはオファーを受けたのか。

「雄虎は緒のチームだったし、セカンドキャリアで頑張る後輩には協力したいからね」。

即座に豪華メンバーをそろえ、安斉氏も事の大きさに身震いしながら準備に。地元で人気の弁当店は野球教室当日が定休日だったが「何とかお願いできませんか?」と頭を下げ続け、講師の食事も確保した。

当日。野球教室は大盛況で、予定より1時間近く延長した。現役引退直後とはいえ、何かと忙しい日々。安斉氏は、村田コーチらの次の予定に支障が出ないか、ずっと心配していた。そんな思いを知ってか知らずか。控室となった中学の教室に、村田コーチはどしっと腰を下ろした。

「雄虎、ありがとう。せっかくだから、食べて行こうかな」。

勢いよく、空っぽにしていた。

豪快で情にあつい。ロッテの若手は素直で穏やかな選手が多いとされる。どう響いていくか。

吉井新監督は、個々の仕事領域をリスペクトするタイプ。今季、やや意思疎通にスムーズさがなかったロッテベンチ。どう空気を変えていくか。

通算360発の技術伝承が最大のミッションだ。とはいえ男・村田のエネルギーは、ロッテに足りなかったものを埋める気がする。

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[ロッテ]コーチ就任の村田修氏「学んだことを還元」金子誠氏「全力を尽くしたい」[ニッカン]

ロッテは24日、来季の1軍打撃コーチに村田修氏(41)、1軍戦略コーチに金子誠氏(47)が就任すると発表した。

村田氏は今季まで巨人で1軍打撃コーチを、金子氏は日本ハムで野手総合兼打撃コーチを務めた。

コメントは以下の通り。

村田氏
「初めてパ・リーグでの野球を経験することになりますが、新しいものをしっかりと感じ取りながら、今まで経験してきたこと、学んだことを選手達に還元し、次の世代につなぐことができればと思っています。そのためにも選手達が野球に真摯に向き合える環境づくりをしてあげたいと思っています。マリーンズはやっぱり応援のイメージです。ファンと選手が体となって戦っているチーム。今まで相手チームとして対戦していて脅威を感じていました。これからは私もマリーンズの員として、ファンの皆さまと緒に選手達とともに戦っていきたいと思います。」
金子氏
「吉井監督をはじめ、千葉ロッテマリーンズのために全力を尽くしたいと思っています。戦略コーチとして相手チームだけではなく、自分のチームにもアンテナを張り巡らせながらチームの勝利のために頑張ります。」

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12球団とNPBがファームリーグの拡大議論、24年シーズンから計2球団の参加を目指す[ニッカン]

プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は24日、オーナー会議を開き、ファームリーグの拡大について議論した。

24年シーズンからの拡大を目指す。イースタン、ウエスタンで計2球団、新たに参加する構想。12球団のフランチャイズ以外の府県を本拠地とする新球団を公募し、審査する。

公募時期は未定だが、議長の巨人山口寿オーナーは「来年の春先あたりに何らかの参加申請、公募が実行できればいいのでは」と見通しを語った。

新球団はファームのみのため、ドラフト会議への参加は想定していない。新球団が選手をどうやって集めるのか、新球団の選手はどうやって既存の12球団に移籍できるのか、といった具体的な点は今後、小委員会をつくり、詰めていく。

また、今回の新球団はファームのみのため、従来の「加盟」ではなく「参加」という新たな考え方に基づく。従来、新球団は25億円の預かり保証金、4億円の野球振興協力金、1億円の加入手数料を用意しないといけないが、今回、ファームのみに参加する球団の参加料は未定。山口オーナーは「(従来の)加盟と全く同じ金額というのは現実的ではないし、全く要らないかというと、プロ野球に関わる覚悟をどういう形で示すかということもある。小委員会での検討いかんになります」と話した。

ファームの拡大については、東京に本社を置くハヤテインベストメントが、静岡市を本拠に24年シーズンからのイースタン・リーグ参加に手を挙げていた。山口オーナーは「ハヤテインベストメントという会社からNPBの2軍のリーグに参加したいと申し入れがあり、それが1つのきっかけになった。オーナー会議から(ファーム)検討委員会にお願いしたのは、その申し出の可否を検討するのではなく、この際、もっと大きなテーマとして、プロ野球の将来像を検討して欲しいということ」と説明。ファーム検討委員会で拡大についての議論が重ねられ、この日のオーナー会議に報告された。

また、独立リーグと連絡協議会を設置し、情報共有、意見交換を行っていく方針も示された。

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ロッテがD3位・田中晴也と合意「早く1軍に上がって勝ち投手に」[サンスポ]

ロッテがドラフト3位で指名した新潟・日本文理高の田中晴也投手(18)=186センチ、92キロ、右投げ左打ち=の入団が24日、決まった。契約金5000万円、年俸600万円で合意した。

最速150キロ台の本格派右腕で将来は先発ローテーション入りを期待されている。球団を通じ「早く1軍に上がって勝ち投手になり、将来的には日本を代表する選手になることが目標」とコメントした。(金額は推定)

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プロ野球オーナー会議、ファームの拡大構想承認[サンスポ]

プロ野球のオーナー会議が24日、東京都内で開かれ、2024年シーズンの開幕を目標に、2、3軍を含めたファームのリーグ拡大に向けた構想を承認した。2023年春を視野に新たに新規参入する球団を公募し、各地域の独立リーグとも連携して全国各地に裾野を広げていく。

新規参入する球団はファームリーグにだけ参加し、1軍戦は行わない。また、現在の12球団が本拠地を置く都道府県以外で活動する。議長を務めた巨人の山口寿取締役オーナーは「当面は2つぐらいの(新規参入)球団にイースタン、ウエスタン・リーグに参加していただけないかと。日本野球機構(NPB)に加盟という訳ではなく参加、という新しい概念、関わり方」と説明した。

また、約3億2000万円の黒字となった21年度(22年9月期)のNPBの決算が承認された。来年の議長は西武の後藤高志オーナーに決まった。12月5日付で次期コミッショナーに就任する榊原定征氏がNPBの理事に就任することも決まった。

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ロッテ、村田修氏が打撃コーチ就任、戦略コーチには金子誠氏[サンスポ]

ロッテは24日、今季巨人で打撃兼内野守備コーチを務めた村田修氏(41)が打撃コーチに、今季日本ハムの野手総合兼打撃コーチを務めた金子誠氏(47)が戦略コーチに就任すると発表した。

村田氏は東福岡高から日大を経て2003年に自由獲得枠で横浜(現DeNA)に入団。12年に巨人に移籍し、通算360本塁打をマーク。18年に独立リーグのルートインBCリーグ栃木でプレーし現役を退いた。球団を通じ「新しいものをしっかりと感じ取りながら今まで経験してきたこと、学んだことを選手達に還元して次の世代につなぎたい」と語った。

金子氏は茨城・常総学院高から1994年にドラフト3位で日本ハムに入団し、3年目の96年に新人王に輝き、ゴールデングラブ賞を二塁手と遊撃手で計3度受賞。日本代表では2004年のアテネ五輪に出場した。「相手チームだけではなく、自分のチームにもアンテナを張り巡らせながら勝利のために頑張りたい」とコメントした。

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2024年シーズンから2軍は14球団へ、プロ野球オーナー会議[サンスポ]

プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は24日、東京都内でオーナー会議を開き、2024年シーズンから新たなに2球団の新規参入を認めて2軍公式戦を開催する方針を固めた。

2軍の構造改革について話し合うために12球団で構成した「ファーム検討委員会」からの中間報告を受け、議長の山口寿オーナー(巨人)は「1つならず、当面は2つぐらいの球団にイースタン、ウエスタン・リーグに参加していただけないものだろうか、と。(来春をメドに)公募という形で進めていって、2024年シーズンまでに実現を図りたい」とした。その上で、ベンチャー企業の「ハヤテインベストメント」(本社・東京都中央区)から新規参入の申し入れがあり、すでに「ファーム検討委員会」がヒアリングを済ませていることも明かした。本拠地は2011年からプロ野球の地元球団新設構想を進めてきた静岡県の清水庵原球場を予定している。

同オーナーは「NPBに加盟ではなく、参加≠ニいう形での新しい概念の関わり方。加盟と全く同じ金額(約30億円)というのは現実的ではない。では、全くいらないかといえば、プロ野球に関わっていく覚悟をどういった形で示すかということもある。選手の確保に困難は伴うが、ドラフト会議への参加は想定していない」と続けた。

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堂安似?ロッテ・安田、ドイツ撃破に大興奮、FW町野は「隣のクラス」だった[スポニチ]

サッカーFIFAワールドカップで日本代表が強豪ドイツを撃破したことにロッテ・安田が「凄い試合だった」と興奮。同点ゴールを決めたMF堂安とは面識はないが「前からちょくちょく言われていたけど、僕が見ても顔が似ているなと思った。堂安さんが日本代表に出だした頃から言われていた」と笑った。

FW町野は履正社の同学年で「隣のクラスで、野球部とサッカー部はグラウンドが同じだったから、バス移動を緒にしていた。日の丸を背負えるのは光栄。自分はチームで結果を残さないと…」と話した。

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ロッテ、ドラ3田中と仮契約、背番号「35」に決定「いい番号にしたい」[スポニチ]

ロッテのドラフト3位、日本文理の田中が、新潟市内のホテルで入団交渉に望み、契約金5000万円、年俸600万円で仮契約を結び、背番号は「35」に決まった。

過去には鈴木大地(現楽天)らが背負った番号だが「35は田中晴也だと思われるような結果を出して、いい番号にしたい」と話した。最速150キロ右腕について、榎康弘スカウト部長は「将来的には佐々木朗希や中森らとローテーションで活躍して欲しい」と期待した。

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ロッテの守護神オスナがメキシコ代表で来春WBCに出場する意向示す[スポニチ]

ロッテのロベルト・オスナ投手(27)がメキシコ代表の員として来春のWBCに出場する意向を示したと23日(日本時間24日)、現地メディアが報じた。オスナも自身のツイッターでリツイートした。

メキシコ代表は今季17勝左腕ウリアス(ドジャース)、同13勝右腕ウルキーディ(アストロズ)と先発陣に安定感があり、打線もアロザレーナ(レイズ)、テレス(ブルワーズ)と強打者ぞろい。オスナはロッテに6月に加入し、29試合の登板で防御率0.91、10セーブ。アストロズ時代の19年にリーグ最多38セーブを挙げており、メキシコ代表でも守護神を任される可能性が高い。

メキシコ代表は米国、カナダ、コロンビア、英国と同じ1次ラウンドC組。3月11日(同12日)から米アリゾナ州フェニックスを舞台に戦い、米フロリダ州マイアミでの準々決勝を目指す。

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ロッテ、ドラ3田中が仮契約、日本文理の最速150キロ右腕は背番号35に決定[スポニチ]

ロッテからドラフト3位で指名された日本文理の田中晴也投手(18)が24日、新潟市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金5000万円、年俸600万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。背番号は35に決まった。仮契約後に会見した田中は「いい背番号をいただいたので、35は田中晴也だと思われるような結果を出して、いい番号にしたいです」と話した。35は過去に11年にドラフト3位で入団した鈴木大地(現楽天)らがつけている。

同席した榎康弘スカウト部長は「将来的にはローテーションの軸として活躍して欲しい。我々は2025年までに常勝軍団をつくることを掲げていますので、そこらへんから活躍してくれれば」と期待を寄せた。

田中は会見で好きなロッテのお菓子について「チョコパイ」と答え、写真撮影ではチョコパイをかじるポーズも。契約金の使い道については「親に預けます。まだ全然考えていませんが、家族のためにも自分のためにも有意義に使いたいです」などと話した。

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オーナー会議、ファーム拡大構想、24年度から2チーム増やして新ファームリーグ開催へ[スポニチ]

プロ野球のオーナー会議が24日、都内で開催され、野球界の裾野を広げるため、ファームリーグの拡大を図る「NPBビジョン」が承認された。具体的にはセ・パ12球団が本拠地を置く都道府県以外でもファームリーグを開催するため、来春から新たに2チームを公募。あくまで1、2軍を所有し公式戦を爭う新規球団としての加盟ではなく「参加」の形を取ることで、野球協約が課す計30億円の機構への納入は考えていない。

同会議議長の巨人・山口寿オーナーは「野球振興にかかわる志ある方々に連携と協力を呼びかけ、ファームリーグに参加したい球団を募りたい。NPBにとって、より多くの仲間と手をとりあって進める新しい挑戦になります」と話した。

すでにベンチャー企業「ハヤテインベストメント社」が静岡市を本拠地とし、新ファームリーグへの参加を希望しているという。

NPBは24年度からファームリーグ発足を目指している。今後は小委員会などで、新リーグへの参加条件の定義や球団親会社の財務状況を審査しつつ、来春から参加申請受付を公募という形で取りたいとしている。

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ロッテが村田打撃コーチ&金子戦略コーチを発表!村田氏「学んできたことを還元したい」[スポニチ]

ロッテは24日、今季巨人で打撃兼内野守備コーチを務めた村田修氏(41)が1軍打撃コーチに、同じく日本ハムで野手総合兼打撃コーチだった金子誠氏(47)は1軍戦略コーチに就任することを発表した。

現役時代は横浜(現DeNAと)、巨人で活躍し、通算360本塁打をマークした村田氏は「初めてパ・リーグでの野球を経験することになりますが、新しいものをしっかりと感じ取りながら、今まで経験してきたこと、学んだことを選手達に還元し次の世代につなぐことができればと思っています」と球団を通じてコメント。ナインが野球に真摯に向き合える環境づくりを目指し、「マリーンズはやっぱり応援のイメージです。ファンと選手が体となって戦っているチーム。今まで相手チームとして対戦していて脅威を感じていました。これからは私もマリーンズの員としてファンの皆さまと緒に選手達と戦っていきたいと思います」と新天地のイメージを膨らましていた。

また、現役、コーチ時代を含め、これまで日本ハム筋だった金子氏は「吉井監督をはじめ千葉ロッテマリーンズのために全力を尽くしたいと思っています。戦略コーチとして相手チームだけではなく、自分のチームにもアンテナを張り巡らせながらチームの勝利のために頑張ります」と意気込んでいる。

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NPB、2024年の開幕までに新規2球団追加、課題山積みも発展への第歩…担当記者の目[報知]

プロ野球12球団のオーナー会議が24日、都内で開かれ、ファームリーグ拡大構想が承認された。12球団の本拠地以外の地域で2軍のみの新球団を公募し、早ければ24年の開幕までに最大2球団を追加する方針となった。イースタン、ウエスタンで最大計14球団となる。


24年春までは約1年半。長いようで短い。球場は既存のものを改修すれば使用は可能。それでも室内練習場、選手寮の設置などを考えると容易ではない。また、ドラフトに参加できないため、選手は戦力外組や独立リーグからも集めることになりそうだ。監督、コーチや編成担当らを含め人材確保も重要。山口議長も「どうやって選手を確保するのかは困難は伴うけど、挑戦をしていただく。具体的なあり方を詰めていく」と説明した。

10月には独立リーグの「福井」が経営難で活動終了。独立とプロは違うとはいえ、参加する企業にとって観客数など「採算」という問題が出てくる可能性もある。それでもプロを志す、野球を続けたい若者のチャンスは必ず増える。ソフトバンク・王会長が20年に「できるなら16球団」と言及するなど、1軍の拡張を求める声も多い。2軍新球団創設もその流れといえる。野球界発展への第歩としたい。

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2軍に新規2球団、NPBが公募、巨人・山口オーナー「加盟ではなく参加」保証金30億円不適用でハードル軽減[報知]

プロ野球12球団のオーナー会議が24日、都内で開かれ、ファームリーグ拡大構想が承認された。12球団の本拠地以外の地域で2軍のみの新球団を公募し、早ければ24年の開幕までに最大2球団を追加する方針となった。イースタン、ウエスタンで最大計14球団となる。

裾野の拡大へ新たな挑戦に出る。きっかけは都内に本社を置く投資会社「ハヤテインベストメント」から、静岡市で2軍のリーグに参加したいという申し出からだった。ファーム検討委員会で議論し、公正な進め方として同社を含め公募制が決まった。

23年春にも募集を開始。審査を経て、参加球団を決めていく。会議の議長を務めた巨人・山口寿オーナーは「加盟ではなく、参加という新しい考え方を打ち出しています」と説明。野球協約に定められた新加盟の球団が納める保証金は計30億円だが、2軍のみの新球団には適用されない。「加盟料に代わる参加料を必要とするのかは未定」と同議長。既存の「加盟」と比べ、「参加」のハードルは下がる。方でドラフト会議への参加は想定しておらず、新球団自ら選手を集めることになる。

今回の事案はファーム検討委員会の中間報告を受けたもので「野球の裾野を広げるために ファーム・リーグの拡大を図るNPBビジョン」というタイトルが付けられた。今後は、独立リーグとも「連絡協議会」を設け意見交換していくことも決まった。野球人口の減少が叫ばれる中、球界のより層の発展を目指していく。

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[ロッテ]村田修氏の打撃コーチ、金子誠氏の戦略コーチ就任発表、村田氏「やっぱり応援のイメージ」[報知]

ロッテは24日、今季まで巨人でコーチを務めていた村田修氏(41)が1軍打撃コーチ、日本ハムでコーチを務めていた金子誠氏(47)が1軍戦略コーチに就任することを発表した。

村田氏は「初めてパ・リーグでの野球を経験することになりますが、新しいものをしっかりと感じ取りながら、今まで経験してきたこと、学んだことを選手達に還元し次の世代に繋ぐことが出来ればと思っています。そのためにも選手達が野球に真摯に向き合える環境作りをしてあげたいと思っています。マリーンズはやっぱり応援のイメージです。ファンと選手が体となって戦っているチーム。今まで相手チームとして対戦していて脅威を感じていました。これからは私もマリーンズの員としてファンの皆様と緒に選手達と共に戦っていきたいと思います」とコメントした。

また、金子氏は「吉井監督をはじめ千葉ロッテマリーンズのために全力を尽くしたいと思っています。戦略コーチとして相手チームだけではなく、自分のチームにもアンテナを張り巡らせながらチームの勝利のために頑張ります」と球団を通してコメントした。

村田氏は現役時代、横浜(現DeNA)と巨人で15年間活躍。現役生活中の全15年で2ケタ本塁打を放ち、横浜時代の07年からは2年連続で本塁打王に輝くなど、通算360本塁打を放った。三塁手で4度のベストナインにも輝いた。

18年にはBC栃木でプレー。現役引退後の19年からは巨人で4年間コーチを務めた。今季は1軍打撃兼内野守備コーチを務めたが、今季限りでの退任が発表されていた。

金子氏は現役時代、日本ハム筋21年で1996試合に出場し、通算1627安打。二塁、遊撃で計3度のゴールデングラブ賞に輝いた守備の名手でもあった。引退後の15年からは日本ハムでコーチに就任し、今季は野手総合兼打撃コーチを務めたが、今季限りで退任。17年からは侍ジャパンのコーチも務めて、19年プレミア12、21年東京五輪ではヘッド兼打撃コーチとしてともに優勝に導いた。

村田氏と金子氏はともにこれまでロッテ在籍経験はなし。村田氏は初めてパリーグのユニホームに袖を通し、金子氏は初めて日本ハム以外のチームに所属することになる。ロッテの野手陣では藤原、山口、安田ら将来有望な野手が多く、内野は二塁手の中村奨以外はレギュラーを確立できずにいる。外部からのコーチ招聘で、新たな刺激を加えることが期待される。

今季は5位に沈んで5年間指揮を執った井口監督が退任。吉井新監督が就任した。すでに福浦1軍ヘッドコーチ兼打撃コーチ、黒木1軍投手コーチ、サブロー2軍監督就任など来季の体制の部が発表済み。05年以来のリーグ制覇へ向けて着々と体制を整えている。

村田修(むらた・しゅういち)
1980年12月28日、福岡県生まれ。41歳。東福岡高、日大を経て2002年ドラフト自由獲得枠で横浜(現DeNA)入団。07、08年本塁打王。08年北京五輪、09年WBC日本代表。11年オフに巨人にFA移籍。18年はBC栃木でプレー。19年巨人2軍コーチ、21年1軍野手総合コーチ、22年1軍打撃兼内野守備コーチ。NPB通算1953試合、1865安打、打率2割6分9厘、360本塁打、1123打点。右投右打。
金子誠(かねこ・まこと)
1975年11月8日、千葉・我孫子市生まれ。47歳。茨城・常総学院高から93年のドラフト3位で日本ハムに入団。内野手として96年新人王、99年はベストナイン。ゴールデングラブ賞は3度受賞。2004年にはアテネ五輪日本代表に選出され銅メダル。14年に現役を引退し、15〜22年は日本ハムコーチを務めた。右投右打。

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[ロッテ]育成3位・富士宮東の勝又琉偉内野手が入団交渉で合意…オリックス山本由伸との対戦熱望[報知]

ロッテから育成3位で指名された富士宮東高・勝又琉偉内野手(3年)が23日、富士宮市内の旅館で入団交渉を行い、支度金300万円、年俸230万円(金額は推定)で合意した。背番号は129に決定。188センチ、78キロのホープは将来的な目標としてオリックス・山本との対戦を熱望した。

いよいよプロへの歩目を踏みだした。両親同席のもと交渉を終えた勝又は報道陣に対応。「1日でも早く支配下(選手)になれるようにという気持ちが強くなった」。初めてピンストライプのユニホームにも袖を通し、「格好いいですね。早くこれを着てプレーしたい」とはにかんだ。

支配下登録、1軍昇格をつかんだ先に見据えるのが沢村賞右腕とのマッチアップだ。山本の名を挙げ「日本で1番すごいピッチャー。そういう人とやってみたい」と目を輝かせた。現在は冬場のトレーニング期間に入り、筋トレと木製バットでの打撃を両立。「3年以内に支配下入りしたい」と、休む間もなく振り込みを続けている。

今後は12月上旬に都内で入団発表会見を行い、来年1月には入寮と新人合同自主トレが待つ。ロッテ製品では「パイの実」が大好物というルーキーが、決して甘くはないプロの世界で踏ん張っていく。

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ロッテ、村田修氏が打撃コーチ、金子誠氏が戦略コーチに就任[デイリー]

ロッテは24日、今季巨人で打撃兼内野守備コーチを務めた村田修氏(41)が打撃コーチに、今季日本ハムの野手総合兼打撃コーチを務めた金子誠氏(47)が戦略コーチに就任すると発表した。

村田氏は「初めてパ・リーグでの野球を経験することになりますが、今まで経験し、学んだことを選手達に還元したい」と決意表明。金子氏は「相手チームだけでなく、自分のチームにもアンテナを張り巡らせ、勝利のために頑張りたい」とコメントした。

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ロッテ・ドラ3田中晴也と契約、背番号35に決定「将来的には日本を代表する選手に」[デイリー]

ロッテからドラフト3位指名を受けた田中晴也投手(18)=日本文理、186センチ、92キロ=が24日、契約金5000万円、年俸600万円で契約を締結した。(金額は推定)。背番号は35に決まった。

長身から投げ下ろす最速150キロの直球が武器の右腕は「まずは早く1軍にあがって、勝ち投手になること、そして将来的には日本を代表する選手になることが目標です」と意気込みを明かした。

さらに続けて「佐々木朗希投手のような日本を代表する選手と同じチームで、そして近くで見られるのは自分の成長につながる部分があると思うので、とても嬉しいです。好きなお菓子はチョコパイです」と目を輝かせた。

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ロッテ打撃コーチに村田修氏金子誠氏は戦略コーチに[デイリー]

ロッテは24日、今季巨人で打撃兼内野守備コーチを務めた村田修氏(41)が打撃コーチに、今季日本ハムの野手総合兼打撃コーチを務めた金子誠氏(47)が戦略コーチに就任すると発表した。

村田氏は東福岡高から日大を経て03年に自由獲得枠で横浜(現DeNA)に入団。12年に巨人に移籍し、通算360本塁打をマーク。18年に独立リーグのルートインBCリーグ栃木でプレーし現役を退いた。

金子氏は常総学院高から94年にドラフト3位で日本ハムに入団し、3年目の96年に新人王に輝き、ゴールデングラブ賞を二塁手と遊撃手で計3度受賞。日本代表では04年のアテネ五輪に出場した。

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ロッテ、巨人退団の村田修氏、日本ハム退団の金子誠氏のコーチ就任を発表[デイリー]

ロッテは24日、来季の打撃コーチとして巨人を退団した村田修氏、1軍戦略コーチに日本ハムを退団した金子誠氏が就任すると発表した。

村田氏は今季、巨人の1軍打撃兼内野守備コーチを務め、若手育成にも尽力。ロッテでは今季16本塁打を放つなど成長著しい右の大砲候補の山口や、成長途上の安田らを独り立ちさせたいチーム事情があり、村田氏に白羽の矢を立てた。

村田コーチ
「初めてパ・リーグでの野球を経験することになりますが、新しいものをしっかりと感じ取りながら、今まで経験してきたこと、学んだことを選手達に還元し次の世代に繋ぐことが出来ればと思っています。そのためにも選手達が野球に真摯に向き合える環境作りをしてあげたいと思っています。
マリーンズはやっぱり応援のイメージです。ファンと選手が体となって戦っているチーム。今まで相手チームとして対戦していて脅威を感じていました。これからは私もマリーンズの員としてファンの皆様と緒に選手達と共に戦っていきたいと思います。」

金子氏は96年には新人王、現役時代は二塁手、遊撃手として活躍。通算1996試合に出場し、通算1627安打、84本塁打、620打点。今季は日本ハムで野手総合兼打撃コーチを務めた。

金子コーチ
「吉井監督をはじめ千葉ロッテマリーンズのために全力を尽くしたいと思っています。戦略コーチとして相手チームだけではなく、自分のチームにもアンテナを張り巡らせながらチームの勝利のために頑張ります。」

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ファームリーグ拡大構想を発表、24年までに1、2球団増へ「野球振興を」公募制[デイリー]

プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は24日、オーナー会議を開催した。「ファームリーグ拡大構想」を発表し、2024年開幕までの整備を目指して、ファームリーグに参加する球団を1〜2球団程度、公募していくことを明らかにした。

取材に対応した巨人の山口寿オーナーは「2軍のリーグに関しては加盟ではなくて参加という新しい概念で。当面は2つくらいの球団に2軍のリーグに参加をしていただけないものだろうかと。それは公募という形で進めて、審査をして、参加を図っていく。できたら2024年、再来年の開幕戦までに実現を図っていきたい」と具体的に言及。「ファームリーグを拡大し、地域での野球振興を図ることを目指す」と話した。

現在、プロ野球球団が本拠地を置いていない、府県に本拠地球場を置くことが重要要件となる模様。具体的なルールや参加要件などはこれから検討していくと見られる。同オーナーは「(ドラフト会議に)新しい球団が出席することは想定していない」と話し、今後はどのようにして選手を補強していくかなどが議論されていく。

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2022年度ベストナイン発表

投票総数
セ・リーグ:299、パ・リーグ:267
有効投票数
セ・リーグ:299、パ・リーグ:263
セントラル・リーグパシフィック・リーグ
選手名球団得票数選手名球団得票数
◎青柳晃洋286投手◎山本由伸260
今永昇太6佐々木朗希2
小川泰弘2千賀滉大1
石川雅規1
マクガフ1
山ア康晃1
湯浅京己1
R.マルティネス1
◎中村悠平176捕手◎甲斐拓也125
木下拓哉79森友哉西84
大城卓三32若月健矢26
梅野隆太郎10伏見寅威17
嶺井博希1炭谷銀仁7
坂倉将吾1松川虎生3
佐藤都志也1
◎オスナ160一塁手◎山川穂高西257
佐野恵太41清宮幸太郎4
大山悠輔32中川圭太1
ビシエド29中村晃1
中田翔27
マクブルーム8
ソト1
坂倉将吾1
◎牧秀悟271二塁手◎浅村栄斗224
山田哲人17中村奨吾27
吉川尚輝7三森大貴7
菊池涼介4牧原大成3
外崎修汰西2
◎村上宗隆298三塁手◎宗佑磨256
宮ア敏郎1安田尚憲3
周東佑京2
野村佑希1
谷内亮太1
◎中野拓夢205遊撃手◎今宮健太239
長岡秀樹88源田壮亮西20
坂本勇人3紅林弘太郎2
小園海斗3小深田大翔1
上川畑大悟1
◎近本光司208外野手◎松本剛192
◎佐野恵太181◎柳田悠岐189
◎岡林勇希141◎島内宏明180
塩見泰隆130部瑛斗115
大島洋平107吉田正尚41
丸佳浩101中川圭太33
佐藤輝明9福田周平19
桑原将志5辰己涼介7
山崎晃大朗4杉本裕太郎3
西川龍馬4牧原大成3
サンタナ2荻野貴司3
荒木貴裕1近藤健介2
青木宣親1福田秀平1
大山悠輔1菅野剛士1
山俊1
ウォーカー1
指名打者吉田正尚219
松本剛13
デスパイネ10
島内宏明9
柳田悠岐3
近藤健介3
栗山巧西2
T−岡田1
杉本裕太郎1
グラシアル1
レアード1

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角中、岡、佐藤、山口らが打率3割超え、今季のロッテ代打陣はどうだった?[BASEBALL KING]

その“一振り”で試合を決めることもあれば、チャンスメイクすることもある代打という役割。レギュラー選手に比べて、1打席で結果が求められる難しさがある中、ロッテの選手達は代打で結果を残す選手が多かった。

ロッテは“代打”を専門にしているというよりは、スタメンでも出場することのある選手が他の野手との兼ね合いでベンチスタートし、試合終盤に代打で登場することが多い。

チーム最多の16本塁打を放った山口は、代打で打率.357、2本塁打、9打点と勝負強さを発揮。3月27日の楽天戦、藤岡裕大の代打で登場すると安楽智大から一時逆転となる第1号3ランを放つと、5月17日の楽天戦では4−3の7回2死満塁の場面に代打で登場し右中間を破る2点適時二塁打。さらに6月7日の中日戦では0−2の6回に代打で小笠原慎之介から逆転3ランを放ち、チームを勝利に導いた。

山口は昨年行った取材で代打の難しさについて「代打というのは1打席勝負なので難しいですし、集中していかないと1打席で結果が出ないと思う。集中力を持って準備しています」と語っている。

角中勝也は代打でチーム最多の24試合に出場。打率.318、1打点をマークした。オールスター明けは代打での打率は.429。9月6日の西武戦から代打で出場した試合は3試合連続安打を放ち、8日の日本ハム戦では8回に適時打を放った。

プロ入りから2年連続で代打での打率3割以上をマークしている佐藤都志也は、今季も代打での打率は3割(.375)を超えた。6月に行ったオンライン取材で、代打で勝負強い理由について佐藤は「自分はキャッチャーなのでよく分かるんですけど、結局バッテリーがピンチで1番しんどい。その時点で打者が有利だと思っているので、その優勢な立場にいるのに自分がどうしようと思ったら、ますます劣勢になってしまう。優勢に立っているということをアドバンテージに思って、結局初球、勝負球から入って。自分もキャッチャーなので気持ちは分かるんですけど、それがボールだったら結局、ストライクを取りにいかないといけない。じゃあ何の球を取りに行こうか、甘い球をいかに打つかとなってくる。勝負強さのなかにも気持ちの部分、確実にそれを捉えるか捉えないかだと思っているので、いたってシンプルな考えで打席に入っていると思います」と教えてくれた。

岡大海も代打での打率.455と打ちまくった。7月21日の西武戦、2−4の9回1死満塁の場面に代打で登場し、平良が1ボール2ストライクから投じた4球目のカットボールをレフトへ同点の2点適時打。特に7月以降の代打での打率は.驚異の.667、9月27日、28日の日本ハム戦では代打で2試合連続安打を記録した。

チーム全体の代打打率は.209(158−33)だったが、代打で10試合以上出場した角中、佐藤、山口、岡が打率3割を超えるアベレージを残すなど、代打での強さが光った。

[ロッテ代打成績]
角中勝也:24試、率.318(22−7)、本0、点1
レアード:19試、率.111(18−2)、本1、点2
菅野剛士:18試、率.286(14−4)、本0、点1
佐藤都志也:17試、率.375(16−6)、本0、点1
山口航輝:16試、率.357(14−5)、本2、点9
三木亮:14試、率.000(10−0)、本0、点0、3犠打
岡大海:13試、率.455(11−5)、本0、点3
福田秀平:12試、率.111(9−1)、本0、点0
藤原恭大:9試、率.111(9−1)、本0、点0
福田光輝:8試、率.400(5−2)、本0、点1
和田康士朗:6試、率.000(6−0)、本0、点0
マーティン:5試、率.000(5−0)、本0、点0
柿沼友哉:4試、率.000(2−0)、本0、点0、2犠打
井上晴哉:3試、率.000(3−0)、本0、点0
小川龍成:3試、率.000(3−0)、本0、点0
安田尚憲:3試、率.000(3−0)、本0、点0
池田来翔:2試、率.000(2−0)、本0、点0
山本大斗:2試、率.000(2−0)、本0、点0
荻野貴司:1試、率.000(1−0)、本0、点0
田村龍弘:1試、率.000(1−0)、本0、点0
茶谷健太:1試、率.000(1−0)、本0、点0
平沢大河:1試、率.000(1−0)、本0、点0

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FA選手の残留は朗報、逆襲へ必須の“助っ人整備”、吉井ロッテはどんな手を打つ?[Full-Count]

◇このオフは2投手が引退し4選手が戦力外…ドラフトで5人を指名した

今季は69勝73敗1分けで5位に終わったロッテ。井口資仁監督が退任、吉井理人監督が就任して迎える2023年シーズンはどのような戦力構成で迎えるだろうか。ここまでの動きは比較的静かだ。

今季は開幕直前に小沼健太、佐藤奨真両投手が育成から支配下に。67人態勢でスタートした。6月上旬にロベルト・オスナ投手と契約し、7月下旬にはヤクルトの交換トレードで山本大貴投手を放出して坂本光士郎を獲得。さらに松永昂大投手、山本大斗外野手を支配下登録し、70人態勢で終えた。

このオフは田中靖洋投手と松永が引退。土肥星也投手、古谷拓郎投手、吉田裕太捕手、西巻賢二内野手が戦力外となった(土肥と古谷は育成契約)。他に育成の外国人2人も戦力外となった。一方ドラフトでは1位の専大・菊地吏玖投手ら5人を指名。現時点で支配下選手は69人となっている。

注目されるのは外国人選手の動向。今年はエンニー・ロメロ、タイロン・ゲレーロ、オスナの3投手、野手はブランドン・レアード、レオネス・マーティン、アデイニー・エチェバリアの3人で計6人で戦った。打線の軸として期待されたレアード、マーティンはそろって大不振だった。

今季は開幕直前に小沼健太、佐藤奨真両投手が育成から支配下に。67人態勢でスタートした。6月上旬にロベルト・オスナ投手と契約し、7月下旬にはヤクルトの交換トレードで山本大貴投手を放出して坂本光士郎を獲得。さらに松永昂大投手、山本大斗外野手を支配下登録し、70人態勢で終えた。

このオフは田中靖洋投手と松永が引退。土肥星也投手、古谷拓郎投手、吉田裕太捕手、西巻賢二内野手が戦力外となった(土肥と古谷は育成契約)。他に育成の外国人2人も戦力外となった。一方ドラフトでは1位の専大・菊地吏玖投手ら5人を指名。現時点で支配下選手は69人となっている。

注目されるのは外国人選手の動向。今年はエンニー・ロメロ、タイロン・ゲレーロ、オスナの3投手、野手はブランドン・レアード、レオネス・マーティン、アデイニー・エチェバリアの3人で計6人で戦った。打線の軸として期待されたレアード、マーティンはそろって大不振だった。

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「攻略は無理」村田兆治氏に磨かれた感性、最も三振を奪われた“三振しない男”の感謝[Full-Count]

◇南海、近鉄時代に対戦した新井氏「追い込まれるまでは絶対にフォークを投げない」

ダイナミックな投球フォーム“マサカリ投法”で、プロ通算215勝を挙げた元ロッテの村田兆治氏が11月11日に急逝した。南海、近鉄で通算2038安打をマークした名球会員の新井宏昌氏は「現役時代に1番、自分の感性を磨かせてくれた方」と、感謝の気持ちを語った。

新井氏の前には常に“大エース”が立ちはだかっていた。150キロを超える直球に落差の大きなフォーク、鋭いスライダー。球界を代表する右腕の存在に「現役時代は数々のエース投手と対戦しましたが、村田さんが1番、自分の感性を磨かせてくれた。最初に対戦した時は『これは攻略するのは無理だ』と全く歯がたたなかった」と振り返る。

ボールだと思い、見送った低めの直球は伸び上がりストライクに。真っ直ぐと思ってスイングするとフォーク。安打製造機と呼ばれた男のバットは何度も空を切った。何度も対戦することで村田氏の“男気”を打席の中でも実感したという。

「打撃に自信を持っていなかったが、目には自信を持っていた。それを完全に覆された投手。これが“大エース”と呼ばれる投手の球かと…。追い込まれるまでは絶対にフォークを投げない。相手が直球と分かっている中でも『打ってみろ!』という感じで投げてくる人でした」。

◇最も安打と本塁打を打った村田氏との対戦は「自分の財産になりました」

興味深いデータもある。新井氏が現役時代に最も対戦し、1番ヒットとホームランを打ったのが村田氏。対戦成績は通算200打席65安打6本塁打の打率.325だが、三振も最多の13個を記録している。通算7963打席、422三振で三振率は5.3%の“三振しない男”が最も苦しみ、得意とした投手ともいえる。

「独特のフォームを打つにはどうしたらいいか。タイミングを取ることも勉強になった。投手によって打席でのタイミングは変えないといけないと教えてもらい、自分の引き出しが増えていった。非力なバッターほど、力勝負でくる。私は相手の力を利用して打つタイプだった。若い頃は全く打てなかった。

追い込まれたらお手上げなので、直球やスライダーのストライクは絶対に前に飛ばさなければならない。これができるようになって結果を出せるようになった。村田さんのおかげで自分の打撃が成長していくのを感じることができた。同じ時代に対戦することができたことで勉強させてもらったし、自分の財産になりました」。

引退後も名球会総会などで何度も顔を合せる機会があった。そんな中で、今でも忘れられない言葉がある。名球会イベントで最初に会った時に「こちらが挨拶をすると『お前、俺からよく打ったな』と声をかけてくれた。現役時代のことを覚えてくださっていた。嬉しかった」と、当時を振り返る。

ユニホームを脱げば気さくで優しい人柄。素人が相手でも、“勝負”では、プロの凄さを味わってもらうために「手加減無用」の投球は変わらなかった。豪快なマサカリ投法は、もう見ることはできないが「野球界の発展を含め、本当に素晴らしい功績を残された。村田さんの思いは今後も受け継がれていくと思います」と、新井氏は感謝と惜別の言葉を送っていた。

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