わたしはかもめ2022年鴎の便り(12月)

便

12月13日

契約更改

名前年俸(万円)前年比
東條5500△3300
藤岡5000▼1250

※金額は推定=万円、前年比△はアップ、▼はダウン

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[ロッテ]東條大樹のサイドスロー本格化前夜、高校恩師が語る「私のノートに残っています」[ニッカン]

ロッテ東條大樹投手(31)が13日、ZOZOマリンで契約更改を行った。3300万円増の来季年俸5500万円(金額はいずれも推定)でサインした。

プロ7年目の今季、59試合に登板して4勝4敗30ホールド、防御率2.08と活躍し、監督推薦でオールスターにも選ばれた(コロナ療養で出場辞退)。5位に低迷する中、打の高部と並びチーム内ではMVP級の働き。「とても評価していただいたんで、すごく感謝しています」と話した。

サイドスローからの大きなスライダーが特徴的な右腕は、本当はサイドスローが嫌だったという。初めて横から投げたのは、神奈川・湘南クラブに所属していた中学3年の時。この秋、日刊スポーツのインタビューで明かした。

「中3で監督にサイドにしないかって言われて。あんまり格好良くないかなって、当時はすごく嫌だったので(笑)。中学の最後の試合が終わって、高校入学まで、また普通に上投げで投げていました」。

桐光学園(神奈川)に入学し、運命が変わる。入学直後の紅白戦でのこと。

「結構打たれて、野呂監督に『やっぱりサイドの方がいいんじゃないか』って言われてからサイドにしたのは覚えています」。


東條や楽天松井裕樹投手(27)らを育て、現在も桐光学園の指揮をとる野呂雅之監督(61)の記憶はもっと鮮明だ。

「2〜3日、よく考えたら?って東條に言ったと思います。私のノートにそう書いたのが残ってます。毎日のようには書かないけれど、彼のサイドスロー転向は部全体のキーポイントの1つですし」。

入学直後、野呂監督はまだオーバースローで投げていた東條が、投球動作で左足を上げた時に右膝が曲がってしまうクセが気になっていた。

引き合いに出したのは、その数年前に甲子園をわかせた斎藤佑樹氏だ。野呂監督の早実(東京)時代の同級生、和泉実氏が母校の監督をして「ハンカチ王子」の3年間をつぶさに見てきた。斎藤氏も同じタイミングで右膝が折れた。

「和泉に『折れてて平気なの?』と聞いたら『あいつ、折ってから球来るようになったんだよね』って言われて」。

そんなこともあり、ヒザが折れる投球動作を一概には否定しなかった。「でも、何か気になっちゃって。人一倍バネがある東條の勢いが、その膝の折れで力が半減しないかと。カンガルーみたいな走り方をするほどのバネがあるのに」。サイドスローで化ける可能性を感じた。

「横から投げたら、打者としては威圧感あるよと。今でもなかなか、あの(体勢的に)苦しい出どころで投げてる投手ってプロでも少ない。そっちをとった方がいいんじゃないって思うけど?みたいな感じで伝えました」。

野呂監督が今でも覚えている1球がある。横手投げが板につき始めた、1年生の7月。夏の神奈川大会前、最後の練習試合。桜美林(東京)相手で、僅差の試合終盤で2死満塁、フルカウント。東條は3年生捕手の外角サインに首を振り、内角に投げ込んで抑えたという。「その時期の3年生相手に、ぶつけちゃうかもしれない場面で投げきって。これなら使えると」。1年夏からベンチ入りし、登板こそなかったものの甲子園の土を踏んだ。

野球部員達と毎日のように向き合いながら、教え子のこともやはり気になる。昨季はわずか5試合の登板。「東條に『今年ダメなら終わりじゃないのか?』って言ったら『そうなんですよ、でも今年、大丈夫ですよ』って返してきて。そうしたら本当に、今年良かったですね。良くなりましたよね。左打者も苦にならなくなってきたし」と頼もしさを口にした。

フル回転した東條も30歳を超えた。働き盛りだ。右足首の手術を経て、来季へ向かう。「タイプ的にはオリックスの比嘉君みたいですよね。このまま流れに乗ってくれそうな気もします。くよくよするタイプでもないし」。来年こそオールスターで東條→松井の教え子継投を−。恩師は多摩のふところから願っている。

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継続審議となったファウルゾーン規則「原本に忠実に」日本ハム新球場が規定満たさぬ状態も継続[ニッカン]

プロアマ合同の日本野球規則委員会が13日、都内で開かれた。本塁後方ファウルゾーンの広さについて、公認野球規則「2.01」が60フィート(18.288メートル)以上を「必要とする」と定めているのを、原本である米国の公式規則の「recommended」(推奨される)に沿った表現に改正することは、今回は見送られた。継続審議となった。

アマ側が改正を提案したが、プロ側が今回の改正には同意しなかった。議論の末、「2.01」以外も含めて、日米の規則書で齟齬、ニュアンスの違いがないか精査し結論を出すことで合意した。

会議後の説明は、アマ側の中本尚委員長が行った。将来的には改正の方向か問われると「まだ決まっていない。これからの議論による」と答えた。委員会のモットーは「原本に忠実に」。誤訳ではないとしても「必要とする」と「推奨される」では、やはり意味合いが異なる。だからこそ、アマ側は改正を提案した。継続審議となったことについて、中本委員長は「理解した」と受け入れた。

日米の表現の違いが表面化したきっかけは、日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」の当該ファウルゾーンが規定未満の約15メートルしかないこと。プロ野球12球団は、日本ハムが23、24年オフに規定通り改修することで、来季公式戦での使用を認めた。改正が見送られたため、新球場が規定を満たさない状態は続くことになる。


高校のグラウンドで高校野球の公式戦が行われるケースなど、アマでは本塁後方ファウルゾーンが60フィート(18.288メートル)に満たない球場は珍しくない。日本ハムの新球場では来夏、南北北海道の高校野球大会も開かれる。公認野球規則「2・01」の改正が見送られたことで、高校野球が規定を満たさない球場で行われてきた状況が続くことになる。ただ中本委員長は「細かいことは言わずに、これまでやってきた。結論が出るまでは、今まで通りやっていいと考えていい」と問題視はしなかった。


米国での改正を受け、日本でも公認野球規則を改正し、来年から「大谷ルール」の採用が決まった。先発投手がDH兼任で打席に立て、降板後もDHとして打席に残ることができる。また来年、米国で改正見込みのピッチクロック、守備シフトの制限、ベース拡大について、中本委員長は「来年の改正内容を見て検討するが、今のうちから情報を仕入れて準備しないといけない」と話した。

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「大谷ルール」日本でも来年から採用、投手降板後もDHで打席残ること可能に、野球規則委員会[ニッカン]

プロアマ合同の日本野球規則委員会が13日、開かれた。

米国のルール改正を受け、日本でも公認野球規則を改正し、いわゆる「大谷ルール」を来年から採用することを決めた。先発投手がDH兼任で打席に立つことが可能となり、投手として降板した後でも、DHとして打席に残ることができるというもの。

DH制を採用しているパ・リーグ、社会人野球、東都などの大学野球で、来季は新ルールを活用した起用が考えられる。

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アマ側提案の競技場設定改正は見送り、プロ側が時間かけ結論出すこと提案、野球規則委員会[ニッカン]

プロアマ合同の日本野球規則委員会が13日、開かれた。

アマ側は、本塁後方ファウルゾーンの広さについて、公認野球規則「2.01」が定める60フィート(18.288メートル)以上を「必要とする」という記述を、原本である米国の公式規則の記述「recommended」(推奨される)に沿ったものに改正することを提案した。

プロ側は、即座に改正するのではなく、当該部分以外の項目も含め、日米の規則書のニュアンスの違いなど時間をかけて結論を出すことを提案。アマ側も、これを受け入れ、今回は「2.01」の改正は見送られた。

同記述を巡っては、日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」の当該ファウルゾーンが約15メートルしかなく、規定を満たしていないことが問題となっていた。もし、アマ側の提案通りに改正となれば、新球場は規定に反しないことになる。

12球団は、日本ハムが23、24年のシーズンオフに新球場を公認野球規則に従って改修することで、来季も公式戦を行うことを認めている。

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[ロッテ]東條大樹3300万円増に笑顔「全部レベルアップしないと」さらなる進化へ冬を過ごす[ニッカン]

ロッテ東條大樹投手(31)が13日、来季の契約更改交渉に臨み、3300万円増の年俸5500万円でサインした。

プロ7年目の今季は59試合に登板し、4勝4敗30ホールド、防御率2.08と飛躍。直前にコロナ陽性となり出場辞退になったものの、監督推薦でオールスターにも選ばれた。「いい仕事ができたシーズンだと思います。とても評価していただいたんで、すごく感謝しています」と落ち着きながらも笑顔を見せた。

オフに右足首を手術し、現在はキャッチボールも再開。「傾斜での投球はまだしていないですね。それ以外は多少強度のあれはあるんですけど、まあまあできていると思います」と現状を明かした。

「ボールも好きですし、全部好きっすね」とメッツ・シャーザーに憧れるサイドスロー右腕。「真っ直ぐもスライダーも、その他変化球も、コントロールも、全部レベルアップしないと来年は活躍できないんじゃないかなと思っているので」と、さらなる進化へと冬を過ごす。(金額は推定)

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[ロッテ]藤岡裕大1250万円減「ほとんど野球してない1年」右脇腹骨折で1軍出場28試合[ニッカン]

ロッテ藤岡裕大内野手(29)が13日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、1250万円減の年俸5000万円(金額はいずれも推定)でサインした。

21年は遊撃手として規定打席に到達。しかし今季は右脇腹の骨折もあり、1軍では28試合、2軍でも30試合の出場のみに終わった。オープン戦から違和感を持ちつつ「1年間出させていただいて自覚もありましたし、チームが勝つためにもここで外れる訳にはいかないなっていう思いで」と我慢していたが、開幕後の練習中に悪化した。打撃はもちろん「ショートだと三遊間とか深いポジションから投げる時はやっぱり痛みは出てたんで」と振り返った。

当初は肉離れと診断されていたが、3度病院で診断を受け、最終的に5月ごろにCT検査を受けて骨折が判明。「ケガが続いてプレーできなくて、ほとんど野球してない1年だったなという風にすごい思いましたね。今でも痛みがちょっと出たりすることもあるくらいなので、そこをしっかり治したいなと思っています」と話した。

1月は例年通り、鹿児島・徳之島で自主トレを行う。FAでソフトバンク入団が決まった近藤健介外野手(29)らとともに体を作る。「すごい契約されたなっていうのは率直に思います。同一リーグなので切磋琢磨しながら頑張りたいなと」。この日、球団からは「143試合出てくれ、出られるから」と大きな期待も掛けられるなど、万全なら遊撃レギュラーの最有力候補。色紙には「楽」と書き「楽せず楽しむ」と添えた。

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ファウルゾーン変更なし、アマ側が記述改定を提案[サンスポ]

プロ、アマ合同の日本野球規則委員会で13日、アマ側が公認野球規則のファウルゾーンに関する部分で記述の改定を提案したが、来年は変更しないことを決めた。今後も議論を続ける。今オフにプロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」の本塁後方のファウルゾーンが規定より狭いことが発覚し、日米で規則の表現が違うことが判明していた。

公認野球規則では本塁からバックネットまで60フィート(約18メートル)以上を「必要とする」となっているが、原本となる米国では「推奨される」と記載されている。中本尚アマチュア規則委員長は他にも解釈の違いがないか確認するとし「時間をかけて精査して、検討をして結論を出す」と説明した。

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大谷ルール、来季導入決定、先発投手降板後もDH出場可能[サンスポ]

プロ、アマチュア合同の日本野球規則委員会が13日、東京都内で開かれ、指名打者(DH)制で、先発投手が降板後もDHで継続出場できる通称「大谷ルール」が来季から導入されることが決まった。

これまで投手と打者で同時出場するにはDH制を解除する必要があったが、米大リーグでは大谷翔平(エンゼルス)が投打の二刀流で活躍していることから今季導入された。ルールが適用されるのは先発投手のみで、指名打者で出場した選手が試合途中から登板する場合はDH制を解除しないといけない。

中本尚アマチュア規則委員長は「(プロ、アマともに)DH制を採用している連盟、リーグは(来季から)大谷ルールを適用することになる」と説明した。

公認野球規則は米国での改正を1年遅れで反映させるのが通例。2016年は本塁での危険な衝突を防ぐためのコリジョンルール、18年は申告敬遠が導入された。

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ロッテ・藤岡、1250万円減の年俸5000万円で更改、来季はフル出場で遊撃再奪取だ[スポニチ]

ロッテの藤岡がZOZOマリンで契約交渉し、1250万円減の年俸5000万円で更改した。

今季は28試合で打率.176。開幕直後に右脇腹を痛め、当初は「肉離れ」の診断だったが、「なかなか良くならず、3度目の診察でCTを撮った」と1ヶ月後に肋骨骨折が判明した。「球団からは143試合出てくれと言われた」。オフはソフトバンクに移籍する近藤と自主トレし、遊撃再奪取を目指す。

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プロアマ合同野球規則委、球場サイズ規則改定検討で一致 日本ハム新球場改修不要に?[スポニチ]

プロ、アマチュア合同での日本野球規則委員会が13日、都内で開かれ、アマ側が公認野球規則2.01「競技場の設定」について記述改定を提案し、プロ側と検討していくことを決定。早ければ24年シーズンから同規則が改定される可能性も出てきた。アマ野球規則委員会の中本尚委員長は来季の改定はないとした上で、「米国の(野球規則の)原文と齟齬、ニュアンスの違いがある点などについて時間をかけて検討し結論を出すことになった」と説明し、それ以外の部分も解釈の違いなどを洗い直す。

同規則では、本塁からバックネットまでの距離は「60フィート(約18メートル)を必要とする」と記述。来年3月に開場する日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」の同距離が約15メートルしかなく、日本ハムが規則に沿うように23、24年オフに改修する案を示し、来季の使用が認められていた。

同記述は、米国の原文に「recommended」(推奨される)とあるのを「必要とする」と翻訳。中本委員長は1956年にプロ・アマ合同で野球規則を作成してから60年以上経過していることを挙げて「これまで特に問題が起きず、議論されなかった。これを機に議論して検証、検討する」とした。

同規則の改定は、既にプロ側でも11月の12球団代表者会議において12球団で合意。この日のアマ側の提案を受け、合同で検討していくことになった。24年シーズンから規則改定となれば23年オフから予定される新球場の改修も必要がなくなることも考えられ、今後の議論が注目される。

《大谷ルール来季から導入

規則委ではDH制において、先発投手が降板後もDHで継続出場できる通称「大谷ルール」を来季から導入することも決まった。これまで投手と打者で同時出場するにはDH制を解除する必要があったが、大リーグではエンゼルス・大谷の投打二刀流にわたる活躍で今季から導入。ルールが適用されるのは先発投手のみで、DHで出場した選手が試合途中から登板する場合はDH制を解除しないといけない。

中本委員長は「(プロ、アマともに)DH制を採用している連盟、リーグは(来季から)大谷ルールを適用することになる」と説明した。

《静岡市新チーム「ハヤテインベストメント」プロ野球2軍参加方針

都内で金融事業などを営む「ハヤテインベストメント」が13日、静岡市に本拠地を置く新チームで24年シーズンからプロ野球2軍に参加を目指す方針を示した。公式サイトで「66年ぶりに球団数増を伴う13球団目の新球団創設を目指す」と表明した。

プロ野球は24年開幕から、2軍戦のみに新たに2球団が参加することを目指し、来年春に公募を実施する。静岡市の田辺信宏市長は「公募にトライしてくださる企業ができたことは大変感慨深い。受け皿づくりとしてどんなことができるか、検討を進めたい」と話した。

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“大のロッテファン”ぺこぱ松陰寺、WBCでイチオシする投手を明かすも…心配「メジャーにバレる」[スポニチ]

「ぺこぱ」松陰寺太勇(39)が13日、テレビ朝日系「修造&一茂のイミシン」(後7・00)に出演。WBCでイチオシしたい投手を明かした。

番組内では、来年3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について特集。イチオシの投手に、今シーズン完全試合とプロ野球新の13者連続奪三振を達成したロッテ・佐々木朗希投手の名前を挙げ、松陰寺は「千葉ロッテマリーンズの大ファンなんですけど…。今年、完全試合もして19奪三振、13者連続でとっているこの選手、藤川(球児)さんWBCの活躍どうですか?」と投げかけた。

すると、元阪神投手で野球解説者の藤川球児氏は「すると思います。今年の春に完全試合やっているんですよ。春に強いんですよ。選手は得意な季節があるんですよ」と説明。これを聞いた松陰寺が「大の千葉ロッテファンなんですけど、朗希がメジャーにバレるっていう懸念もあるんですよ」と心配そうな表情を浮かべると、藤川氏「もうバレてますよ」と笑顔でツッコミを入れていた。

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プロアマ規則委員会、大谷ルールは適用−日本ハム新球場から波及した競技場設定。今年は改正せず継続審議[スポニチ]

プロアマ合同による規則委員会が13日、都内で開かれ、公認野球規則を改定し、大リーグで採用されている通称「大谷ルール」を加えられることが決まった。

「大谷ルール」は先発メンバーに限り、投手と指名打者を兼務する「10人目」の選手を置けるというもの。先発投手が降板した後も、指名打者として試合に出続けることができる。従って指名打者制があるパ・リーグで、先発投手が降板後もDHでの継続出場が可能となり、たとえば日本ハムがドラフト1位指名した矢沢宏太選手(日体大)を大学時代と同様に二刀流で起用する幅が広がる。

また日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」の本塁後方ファウルゾーンが、公認野球規則に定める基準を満たしていない問題に関して、アマ側から米国の野球規則に沿った文言への改正が提案されたが、今回は改正せず、時間を懸けて検討するという結論により、継続審議となった。

公認野球規則2.01
「競技場の設定」として次の通り定めている。「本塁からバックストップまでの距離、塁線からファウルグラウンドにあるフェンス、スタンドまたはプレイの妨げになる施設までの距離は、60フィート(18.288メートル)以上を必要とする」。

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ロッテ藤岡、今季大不振の原因は骨折だった…、肉離れの診断から骨折判明まで1ヶ月[スポニチ]

ロッテ・藤岡裕大内野手が13日、ZOZOマリンで契約更改を行い、1250万円ダウンの年俸5000万円でサインした。

今季わずか28試合出場で、打率.176に終わったが、大不振に陥った理由は「骨折」だったことが判明した。

「開幕してすぐ脇腹を痛めて、そのまま試合に出ていたが、調子が上がらず、ファームに落ちて、そこから診断してという感じだった。痛みはあったが、出たいという思いが強くて、そのまま我慢しながらやっていた」。

このときに診断は、右脇腹肉離れだった。ところが、時間が経過しても患部の状態が改善しない。肋骨骨折が判明したのは、それから約1ヶ月が過ぎてからだった。

「最初は肉離れと診断されていたけど、肉離れの割にはなかなかよくならなくて…。病院で3回ぐらい診察してようやくCTを撮ってみようとなった。ずっとモヤモヤがあって、骨折が分かってからはすっきりしました」。

今オフは、FA宣言し、日本ハムからソフトバンクに移籍する近藤健介と一緒に自主トレも行う。「まだ痛みが残っている」という右脇腹を完治させ、課題の打撃強化に取り組んでいく。「球団から143試合出てくれと言われたので、そこを目指していきたい」。レギュラー再奪取は、来季6年目を迎える藤岡の最低ノルマだ。

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[ロッテ]東條大樹、大幅増でサイン、来季も「東條登場」悲願Vへ進化の途上[報知]

ロッテの東條大樹投手(31)が13日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改。今季の2200万円から150%増、3300万円アップの推定5500万円でサインした。

今季はチーム最多の59登板で4勝4敗30ホールド、防御率2.08。大事な場面で登板してチームのピンチを救うことが多く、“東條登場”と称された。

来季に向けて「全てレベルアップしないと」と自分自身を進化の途上と分析。色紙に「登場」と記して悲願のリーグ優勝に導く決意をみせた。

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[ロッテ]東條大樹、150%増5500万円で更改、来季も勝負所で「登場」[報知]

ロッテの東條大樹投手(31)が13日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改。今季の2200万円から150%増、3300万円アップの推定5500万円でサインした。

今季は自己最多59登板で4勝4敗30ホールド、防御率2.08。大事な場面で好投を続けて監督推薦で球宴に初出場が決まるも、7月に新型コロナ陽性判定を受けて辞退し、8月下旬まで約1ヶ月1軍から離れる期間がありながら、チーム最多登板とフル回転した。

19年に58登板、20年に39登板も、昨年はわずか5登板。そこから“V字回復”でブルペンを支えた。

シーズン後に右足首の手術を受け、来季に向けて順調に準備を進めている。

今季は直球、スライダーに加えてカーブを有効に使い、「意外と使えたなという球でした。スライダーと軌道が違うのでいいアクセントになったと思います」と振り返り、来季に向けては「全体的なレベルアップはまだまだ必要だと思ってます。全てレベルアップしないと」と上を見据えた。

好きな投手は同じ右横投げ気味の投球フォームが似ている大リーグメッツの剛腕・シャーザー投手。「シャーザーが好きです。ボールもそうですし全部好きです」と明かした。

色紙には来季の抱負として「登場」と記し、今年同様に勝ち試合や勝負所など大事な場面での登場機会を増やす決意を示した。

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[ロッテ]藤岡裕大1250万円減で更改、肋骨骨折だった、自主トレは近藤健介と「すごい契約された」[報知]

ロッテの藤岡裕大内野手(29)が13日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改。1250万円減の5000万円でサインした。

今季は28試合出場で68打数12安打、打率1割7分6厘、0本塁打、1打点、0盗塁、得点圏13打数無安打と全ての面でプロ5年目で自己ワーストに終わった。

4月に不振で2軍降格したが、実はその後の診察で肋骨骨折だったと判明していたことを明かした。

「開幕してすぐくらいに札幌の全体練習前に自分でバッティングしている時に痛めて。病院行ったんですけど、その時は骨折とは出なかった。最初は肉離れって診断されて」と説明。

ただ、昨年137試合に出場したこともあり、「痛みはあったんですけど、出たいという思いが強かったので我慢しながらやってました。前の年、1年間出させていただいて自覚もありましたし、ここで外れる訳にいかないなと思っていた」と振り返った。

それでも状態が上がらず4月下旬に2軍降格。「なかなか良くならないので3回くらい病院に行って、CT撮ってみようといったら折れていた。パックリ線が入っていて骨折だと」と脇腹肉離れでなく肋骨骨折だったと初めて分かった。

「ショートだと三遊間とか深いポジションから投げる時は痛みが出ていた。ここまで痛いと感じることはなかったので、本当に悩まされたなという感じでした」。7月に1軍復帰後も脇腹付近の違和感は完全には消えず、8月に再び2軍降格。その後は1軍昇格なしに終わった。

遊撃手のエチェバリアが退団見込み。交渉の席では球団から来季の143試合全試合出場を期待されたという。「ショートでチャレンジして、ショートで出ることが1番」と話した。

オフの自主トレは例年通り日本ハムからソフトバンクにFA移籍が発表された同い年の近藤健介らと行う。7年総額50億円以上という仰天の大型契約に「すごい選手なので、すごい契約されたなと率直に思いますけど、同一リーグなので切磋琢磨しながら頑張りたい」と決意した。

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ロッテが前巨人のメルセデス獲得へ、小島に続く貴重な先発左腕として期待[デイリー]

ロッテが、今季限りで巨人を退団したC.C.メルセデス投手(28)の獲得が間近であることが13日、明らかになった。

左腕調査に乗り出していたロッテに、巨人で通算29勝の助っ人が加わることが濃厚となった。今季は6月4日の交流戦で対戦し、7回1/3を1失点で、無四球という安定した投球で勝ち星を挙げられていた。球団は内外角にキレのある直球、スライダーを投げ分ける投球を高く評価。巨人在籍6年間で通算29勝28敗、通算防御率3.14と安定した成績を残しており実績も十分だ。

今季5位に終わったロッテは、先発補強に乗り出していた。佐々木朗らが台頭も美馬、石川といった主力が30代。メルセデスはまだ28歳という若さもあり、自由契約公示後から獲得を目指していた。

巨人では今季、シーズン序盤の6月までに5勝を挙げていた。NPBでの経験も豊富で、環境が変わることで飛躍する可能性も秘めている。小島に続く貴重な先発左腕として来季、期待される。

クリストファー・クリソストモ・メルセデス(Cristopher Crisostomo Mercedes)
1994年3月8日生まれ、28歳。ドミニカ共和国出身。188センチ、82キロ。左投げ左打ち。投手。ドミニカ共和国でのカープアカデミーを経て巨人の海外トライアウトで合格し17年に育成契約。18年7月に支配下登録。22年オフに巨人を自由契約。NPB通算83試合で29勝28敗、防御率3.14。

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「大谷ルール」来季から導入決定投手降板後もDHで出場可能に[デイリー]

プロ、アマチュア合同の日本野球規則委員会が13日、東京都内で開かれ、指名打者(DH)制で、先発投手が降板後もDHで継続出場できる通称「大谷ルール」が来季から導入されることが決まった。

これまで投手と打者で同時出場するにはDH制を解除する必要があったが、米大リーグでは大谷翔平(エンゼルス)が投打の二刀流で活躍していることから今季導入された。ルールが適用されるのは先発投手のみで、指名打者で出場した選手が試合途中から登板する場合はDH制を解除しないといけない。

中本尚アマチュア規則委員長は「DH制を採用している連盟、リーグは適用することになる」と説明した。

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日本でも「大谷ルール」採用を決定、日本ハム新球場問題による条文改正は継続審議に、プロアマ合同規則委[デイリー]

プロ、アマ合同による規則委員会が13日、開かれ、公認野球規則(ルールブック)を改定し、米大リーグで採用されている「大谷ルール」が加えられることが決まった。

「大谷ルール」は先発メンバーに限り、投手と指名打者を兼務する選手を置けるというもの。先発投手が降板した後も、指名打者として試合に出続けることができる。プロ野球のパ・リーグ、アマチュアでは大学野球や社会人野球など、指名打者制を採用しているリーグで「大谷ルール」が適用することができることになった。

また、日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」のホームからバックネットまでの距離が公認野球規則に定める基準を満たしていない問題に関して、アマ側から米国の野球規則に沿った文言への改正が提案されたが、時間を懸けて検討するという結論に達し、継続審議となった。

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ロッテ東條、大幅増5500万円藤岡は骨折を明らかに[デイリー]

ロッテの東條大樹投手が13日、ZOZOマリンスタジアムで契約交渉し3300万円増の年俸5500万円でサインした。7年目の今季は自己最多の59試合に登板し、4勝4敗、防御率2.08。勝ちパターンの一角としてチームを支え「とても評価してもらった。諦めずに前を向くことを心がけていた」と胸を張った。

藤岡裕大内野手は1250万円減の年俸5千万円で更改。今季は28試合出場にとどまったが、右脇に骨折があったことを明らかにし「ほとんど野球をしていない1年だった。出続けるのが1番大切なので、来年はしっかり打って守って走れるようにしたい」とリベンジを誓った。(金額は推定)

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ロッテ・東條が3300万円増の5500万円で更改「良い仕事ができた」キャリアハイとなる30ホールド[デイリー]

ロッテ・東條大樹投手が13日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改に臨み、3300万増の5500万円でサインした(金額は推定)。

今季は、自己最多でチームトップの59試合で登板し、4勝4敗、防御率2.08。30ホールドを記録し、「良い仕事ができたシーズンだとは思います」。自身の成績に納得の様子を見せた。

だが、7月には新型コロナウイルスに感染。「マイナビ オールスターゲーム2022」への出場の辞退を余儀なくされ、「そこはやっぱり悔しいですよね。その後オールスターも出られなかったですし、自分の成績もちょっと落ちましたし、そういうところがちょっと悔しいところではありました」と、右腕は悔しい表情を浮かべた。

それでも、リリーフ陣の一角として戦い抜いた1年を球団からは高く評価されたといい、「1年間よくやったという言葉をいただいた」。来季に向けては「まずは1年間健康で過ごした上で、今年のような活躍ができればと思います」と力を込めた。

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ロッテ藤岡、1250万円減で更改「ほとんど野球してない1年」鷹移籍の近藤と自主トレへ[デイリー]

ロッテ・藤岡裕大内野手が13日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改に臨み、1250万減の5000万円でサインした(金額は推定)。

ケガに悩まされた1年だった。開幕してすぐの練習で右脇腹を痛め、当初は肉離れと診断を受けた。だが、なかなか違和感が取れず、3度目の検査で肋骨の骨折が発覚した。

その影響で今季はわずか28試合の出場にとどまり、打率は.176。「ケガが続いてプレーできなくて。本当にほとんど野球してない1年だったなって思います」と悔しさをにじませた。

今オフは、FA権を行使しソフトバンクと7年50億以上の大型契約が決まった近藤と自主トレに励む。藤岡は「近藤とは話すことが打撃のこと中心なので、こういう意識で打席に立っているとか、こういうイメージでボールを打ちにいっているとか。そういう話がほとんどなので、打撃は本当に良い見本になる」。必要材料を吸収し、万全の状態で来季を迎える。

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ロッテ、最後まで苦労した“勝利の方程式”、OB・清水直行さん「毎年変わっていい」[BASEBALL KING]

ロッテは昨季、開幕直後に守護神・益田直也につなぐリリーフの部分で苦労したが、東京五輪明けから7回・国吉佑樹、8回・佐々木千隼、9回・益田という勝ちパターンを確立し、2年連続2位入りを果たした。しかし今季は勝利の方程式の形が見えてきたところで、東條大樹、小野郁らが新型コロナウイルス陽性判定を受け離脱し、抑えもシーズン途中に益田からオスナに変更されるなど、最後まで勝利の方程式を固定することができなかった。

ロッテOBの清水直行さんに“8つのテーマ”でロッテ投手陣について語ってもらう第5回のテーマは「勝利の方程式」。

近年のロッテは20年が唐川侑己、澤村拓一、ハーマン、益田、21年が国吉、佐々木千、益田など毎年のように勝ちパターンが変わっている。

清水さんは「勝利の方程式は毎年変わっていいと思っているんですよ。逆に変わっていかないと選手の突き上げがない」と話す。

「MLBは良い選手を獲ってきてパーツとしてハメ込んで、使えないと思ったら新しい選手を獲ってくるじゃないですか。一方で日本の野球は、若いうちから教育して育ててというのが根付いている。そこが日本とアメリカの大きな違い。ただ日本は勝利の方程式が3、4年続いて欲しいと願っていますが、いつでも入れ替われる選手を常に作っておかないといけない。その時に一気に代えるのではなく、徐々にうまく変換していけるのがチームだと思いますし編成だと思うんですよ」。

「他の球団は停滞期をうまくやりくりしている。優勝、目先の1勝を目指して変わらない人間でやっていくのか、中長期的に育てていくには順位はAクラスなんだけど、どの年に優勝を狙っていくのかというプランがマリーンズにはないと思っています。せっかく2025年までに常勝軍団という目標ができたので、ある程度中長期的なところに向かって戦っていかないと、本当に強いチームは出来上がらないと思いますし、その作り方すら学べないと思うんですよ。そういう意味ではブルペンは結構難しいので、早くこの投手を使っていこうという若手を見つけないと」。

40試合以上登板したリリーフを見ても益田、東條大樹、ゲレーロは30代で、20代は26歳の小野郁のみ。37試合に登板した西野勇士も来年の3月で32歳と、リリーフ陣の世代交代は必要だ。

それを踏まえて清水さんは「リリーフを育てるんだったら、唐川を先発させたらいいのにと思いますね」と、リリーフに配置転換となる前までは先発を務め、11年には12勝を挙げた実績もある唐川侑己を先発で起用しても良いのではないかと見ているようだ。「(唐川)侑己が先発で7、8個勝ってくれるような形で回せばいいのになとかね。色々思っちゃいますね」。

抑えを含めた勝利の方程式の確立、若手リリーフ陣の育成、さらには左のリリーフと課題は多い。

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