わたしはかもめ2022年鴎の便り(12月)

便

12月27日

[ロッテ]高部瑛斗、日本一へ「パワーアップ」誓う、今季3本塁打も来季は「2桁打つのが目標」[ニッカン]

ロッテ高部瑛斗外野手(25)が日本一へ「パワーアップ」を掲げる。プロ3年目の今季は44盗塁で自身初のタイトルとなる盗塁王に輝き、148安打もリーグ2位だった。大きく飛躍する1年になった。

リードオフマンとしてチーム内の野手ではMVP級の活躍だったが、5位に低迷した悔しさも大きい。「全てにおいて今年以上の成績を残して最高のシーズンにして日本一を手にしたい」と願う。秘めたる長打力はチームでも上位に入るものの、今季の本塁打は3本止まりだった。来季は「2桁打つのが目標です。長打率にもこだわって」と、オフも体を鍛えながら、力がバットスイングに伝わるような技術の習得に取り組んでいる。年末31日には人気テレビ番組「逃走中」(フジテレビ系)にも出演予定の快足ランナーが、パワフルさを増せば、無敵の存在になれる。

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[ロッテ]今季5位を感じた2分40秒間の沈黙、ムードメーカー・マーティンの背中が寂しかった[ニッカン]

ロッテのレオネス・マーティン外野手(34)が、12月2日に発表された来季の保留選手名簿から外れた。今季まで付けた背番号79は、松永育成投手コーチが付けることが発表済み。マーティンはこのまま退団することが決定的だ。

19年途中に入団し、約3年半で通算340試合に出場し75本塁打、204打点。今季は不調に苦しみ、68試合で打率1割6分3厘、9本塁打。家庭の事情で8月末に一時帰国し、再来日はなかった。

助っ人ながら時にリーダーの役割を果たした。それだけにチームへの影響力は小さくなかった。今年8月23日の西武戦(ZOZOマリン)、帰国前の最終打席がそのまま、チームの「5位」を物語っているシーンに見えた。

その日、井口監督はマーティンを7番右翼でスタメン起用した。第3打席まで西武高橋光成に遊飛、見逃し三振、空振り三振。チームは再び黒星が増え始め、負ければ8月中だけで3度目の3連敗…という状況だった。試合は1点を追う展開で8回1死二塁、マーティンの第4打席が回ってきた。西武ベンチが動く。スミスから、変則左腕の公文にスイッチした。

ロッテベンチは−。右の代打を出してもおかしくない状況だ。井口監督と森脇ヘッドコーチが何やら話す。マーティンはその様子をチラッと見つつ、あとはずっと背中を向けたまま。福浦打撃コーチが最後に一声かけ、マーティンは何やら返し、そのまま打席へ向かった。その間、2分40秒。

マーティンはまるでタイミングが合わず、最後はスライダーで空振り三振だった。前打席では悔しそうにベンチ裏に引っ込んだ助っ人は力なく、20秒かけてベンチの自席へ歩いていった。その5日後、帰国が発表された。

ロッテは井口監督が就任後、2億円規模をかけてチーム戦略部を新設した。蓄積したデータをもとに、試合前には全体、個別で相手先発投手を研究。時には「四球=安打」の概念も持ちながら、チームとしての攻め方を徹底してきた。

ベンチにもそのデータを持つスコアラーが毎試合、入っている。投手交代があれば、次打者に何やらアドバイスをする様子が、日常光景のように見られた。

前述の8月23日、マーティンの最終打席。助っ人は約1年、公文との対戦がなかった。変則左腕にスライダーを警戒するのは当然のことながら「一打逆転のチャンスでの左対左、久々の対決」となれば、データも好結果への一助になるのではないだろうか。

しかし、この2分40秒の間に、マーティンとスコアラーまたはコーチが交わる機会は、なかった。投球練習にタイミングを合わせた何度かの素振りのみで、あっけなく三振した。そのころからベンチ内での戦術決定→決定→指示にスムーズさを欠いている、という声が漏れ聞こえていた。直後に打席に立ったレアードはスコアラーからレクチャーを受けていた。ベンチの空気の乱れ。もちろん、長いシーズン、いろいろうまくいかない時期だってある。ただ、もう致命的な時期だった。優勝は遠い、Aクラスも苦しい−。一連の動きを凝視しながら、そう痛感した数分間だった。

マーティンはチームリーダーであり、ムードメーカーでもあった。投手が苦しんでいる時、右翼席のロッテファンに激励の手拍子をあおる場面もあった。21年には優勝争いの最中、小島がオリックス戦で手痛い1発を浴びた。「少し話そうよ」と誘い「君はずっと活躍してるんだ。1度打たれたショックで落ち込んじゃいけないよ」と励ました。

20年にロッテ担当になった。開幕前に何試合かを取材し、ロッテのキーマンはマーティンだと判断した。右翼守備から戻ってきたマーティンを、ベンチの若手達が割とおおげさに盛り上げていた。乗らせようとしている、とも見えた。レアードに対するスマートなそれとは、明らかに違っていた。

2位、2位、5位。他チームのように突出した打力を誇る日本人打者が不在で、助っ人の成績に左右される環境だった。極めて大きい存在だからこそ、繊細な一面も持つマーティンの深刻な表情が痛かった。球団は27日、新外国人野手として前巨人ポランコの獲得を発表。吉井新政権で、助っ人勢が働きやすく、かつチーム方針に沿って活躍できる環境の再整備が求められる。

マーティンが自身のSNSで「I MISS YOU」とロッテ選手やファンに投げかけているのが、どこか切ない。

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NPB「早いところくれって感じです」来年3月のWBCの大会ルールがまだ米国から届かず[ニッカン]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は27日、来年3月のWBCの大会ルールが、まだ米国から届いていないことを明かした。

「まだ来ていない。この1週間あたりはクリスマス休暇だと思いますが。(大会までの行程に、まだ)支障はないけど、早いところくれって感じです」と苦笑いを浮かべた。

米国の主催者側には規定を示すよう催促している。球数制限や登録選手の入れ替えなどが未定のまま、代表選びを進めざるを得ない状況となっている。

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試合球が未使用のままネットオークション出品問題、NPBの対応は年明けへ「捜査がまだ継続」[ニッカン]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は27日、今年6月のバンテリンドームで行われた公式戦で、使用されるはずの試合球が未使用のままインターネットのオークションサイトに出品され審判員に窃盗の疑いがかけられた問題について、NPBの対応は年明けとなる見通しを語った。

「捜査がまだ継続しているという確認は、1、2日前にしている。捜査は年明けまで続くということです。その捜査が終了してから、こちらの対応になると考えている」と話した。

試合は今年6月に行われた。オークションサイトに出品されていることが、ファンから中日球団への問い合わせで発覚した。球団は愛知県警へ被害届を提出。11月2日、当該試合を担当した審判員1人の自宅を、窃盗の疑いで県警が家宅捜索した。

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[ロッテ]前巨人のポランコ獲得「ワクワクしている」吉井監督は「ホームランたくさん打って」[ニッカン]

ロッテは27日、前巨人のグレゴリー・ポランコ外野手(31)の獲得を発表した。背番号は未定。

ポランコは「千葉ロッテマリーンズに入団することが決まり、とても嬉しいです。この機会を与えてくださった吉井監督とマリーンズの皆さまに心から感謝いたします。今シーズン、日本で一生懸命プレーしてきました。そして、また、2023年シーズンに日本に戻って来ることができ、マリーンズの一員としてファンの皆さまの前でプレーできることにワクワクしています。監督、コーチ、チームメートに早く会って一緒に野球ができることを楽しみにしています。これまで以上に最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くすことを誓います。皆さま、一緒に日本一になりましょう!」とコメントした。

今季は巨人で開幕スタメンで出場し、球団外国人トップタイの9打数連続安打も記録した。138試合に出場し、打率2割4分1厘、58打点、24本塁打を挙げた。

吉井理人監督も「とてもいい選手。パワーがあって、大きなホームランを打っている印象。あの打撃ならパ・リーグのどこの球場でも、しっかりとスタンドインすることが出来ると思う。長打力を期待しているのでホームランをたくさん打ってチームに貢献して欲しい」と期待を寄せた。

グレゴリー・ポランコ
1991年9月14日生まれ、ドミニカ共和国出身。セナペック高を経て09年パイレーツと契約し、14年6月にメジャーデビュー。21年の途中からブルージェイズと契約。22年に巨人入りし、推定年俸2億5000万円。17年のWBCにドミニカ共和国代表として出場。196センチ、108キロ。左投げ左打ち。

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ロッテ・高部「バットからボールにしっかりと力が伝わるように」、来季の目標はパワーアップ[サンスポ]

ロッテ・高部が来季のキーワードに「パワーアップ」を掲げた。今季は137試合に出場し打率.274、3本塁打、38打点、44盗塁。3年目で初タイトルとなる盗塁王を獲得し、球宴にも初選出された。「全てにおいて今年以上の成績を残したい。技術的には、バットからボールにしっかりと力が伝わるような打撃を心掛けて取り組む」と明かした。

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大リーグ機構からWBC大会規定届かず、NPB井原事務局長は「事務連絡が遅れることは多々ある」[サンスポ]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は27日、来年に向けて「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)があります。日本野球のトップクラスが集まってくれているので、素晴らしい野球が展開されるのを期待しています」と述べた。

ただ、要望している大会規定は大リーグ機構からは、まだ届いていない。井原事務局長は「(全般傾向として)事務的連絡が遅れることはアメリカは多々あることなので。それが今出ちゃっているのかなと思っています。(まだ業務上に)支障はないんですけど、早く欲しい、という感じです」と苦笑した。

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NPB・井原事務局長、全試合完遂に安堵感「来年につながる展開」[サンスポ]

日本野球機構(NPB)の井原事務局長は27日、新型コロナウイルス禍で計19試合が延期になりながらも、日本シリーズまで全試合を完遂した今季を振り返り「(全試合)入場制限なく行うのが今年の大目標だったので、何とかゴールにたどり着いた」と安堵感をにじませた。

春先は観客数が伸びなかったが、9月以降は回復。緩和が進む来季に向け「コロナ前に近い数字に戻っていた。来年につながる展開だった」と語った。

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ロッテが巨人自由契約のポランコを獲得、今季24本塁打[サンスポ]

ロッテは27日、巨人を自由契約になったグレゴリー・ポランコ外野手(31)を獲得したと発表した。

パイレーツで通算96本塁打を放った実績を買われ、今季巨人に入団。138試合に出場し打率.240、24本塁打、58打点の成績を残したが、守備面がネックとなり自由契約となっていた。

ポランコは球団を通じ「千葉ロッテマリーンズに入団することが決まり、とても嬉しいです。この機会を与えてくださった吉井監督とマリーンズの皆さまに心から感謝いたします。今シーズン、日本で一生懸命プレーしてきました。そして、また、2023年シーズンに日本に戻って来ることができ、マリーンズの一員としてファンの皆さまの前でプレーできることにワクワクしています。監督、コーチ、チームメートに早く会って一緒に野球ができることを楽しみにしています。これまで以上に最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くすことを誓います。皆さま、一緒に日本一になりましょう!」とコメントを寄せた。

ロッテの吉井監督は「とてもいい選手。パワーがあって、大きなホームランを打っている印象。あの打撃ならパ・リーグのどこの球場でも、しっかりとスタンドインすることができると思う。長打力を期待をしているのでホームランをたくさん打ってチームに貢献して欲しい」と期待を寄せた。

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ロッテ、前巨人のポランコ獲得、吉井監督「ホームランたくさん打って」今季24発の大砲に期待[スポニチ]

ロッテが27日、今季巨人でプレーしたグレゴリー・ポランコ外野手(31)の入団が決定したと発表した。背番号は未定。ドミニカ共和国出身の左投げ左打ちで、メジャー通算96本塁打を誇る。

来日1年目の今季は138試合に出場し、打率.240、24本塁打、58打点。日本野球に慣れる来季は、さらなる上積みも計算できる。ポランコは「2023年も日本に戻って来ることができ、ワクワクしています。最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くすことを誓います」と球団を通じてコメントした。

レアード、マーティンが退団となるだけに、吉井監督も「あの打撃ならパ・リーグのどこの球場でも、しっかりとスタンドインできる。ホームランをたくさん打って欲しい」と長打力を期待した。

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NPBが年内業務終了、井原事務局長「何とかゴールにたどり着いた」今季全試合完遂に安堵[スポニチ]

日本野球機構(NPB)が年内の業務を終えた。

井原敦事務局長はコロナ禍で計19試合が延期になりながら日本シリーズまで全試合を完遂した今季を振り返り「(全試合)入場制限なく行うのが今年の大目標だったので、何とかゴールにたどり着いた」と安堵感をにじませた。

春先は観客数が伸びなかったが、9月以降は回復。緩和が進む来季へ「コロナ前に近い数字に戻っていた。来年につながる展開だった」と語った。

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ポランコがロッテに移籍、来日1、2年目に異なる球団で20本塁打以上した選手は?[スポニチ]

今季巨人に在籍したポランコが、来季ロッテのユニホームに袖を通す。来日1年目の今季は24本塁打をマーク。同じ新外国人のウォーカー(23本塁打)とともに20発コンビを形成した。早くもコンビ解消となったが、過去に異なる球団で来日1、2年目にいずれも20本塁打以上を記録した外国人選手が3人いる。

1人目はラリー・パリッシュでヤクルトに入団した89年に42本塁打を放ち、チームの外国人として初の本塁打王に輝いた。ところが89年オフに就任した野村克也監督に打撃の確実性の低さを指摘され、翌90年阪神に移籍。同年105試合に出場し28本塁打をマークした。

2人目はヘンスリー・ミューレンで94年ロッテで23本塁打したが、同年オフに新任となったボビー・バレンタイン監督から戦力外宣告を受け、翌95年にヤクルトに移籍。同年29本塁打を放ち、チームの日本一に貢献した。

3人目はホセ・フェルナンデス。03年ロッテで32本塁打をマークするも、同年オフに2度目の就任となったバレンタイン監督から三塁守備に不安があるとして戦力外に。翌04年に西武に移籍しチーム最多の33本塁打と健闘した。フェルナンデスはその後、楽天、オリックスなどを渡り歩きNPB通算11年で206本塁打。ポランコは新天地でどんな数字を残すだろうか。

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今季ロッテの左腕ロメロが韓国プロ野球SSGと契約、1年1億3300万円、今季はロッテで8勝[スポニチ]

韓国プロ野球のSSGは27日、今季ロッテでプレーしたエンニー・ロメロ投手(31)と1年契約を結んだと発表した。

同球団は公式インスタグラムにロメロの動画を投稿。左腕は「SSGといういいチームでプレーする機会をありがとう。チームの勝利に貢献し、ファンに誇りに思ってもらえるように努力する」などとコメントした。

1年契約で年俸100万ドル(1億3300万円)。ドミニカ共和国出身のロメロは今季、ロッテで8勝9敗、防御率3.36の成績を残した。

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ロッテ、今季巨人で24発のポランコ獲得、吉井監督「本塁打をたくさん打って!」[スポニチ]

ロッテは27日、今季巨人でプレーしたグレゴリー・ポランコ外野手(31)の入団が決定したことを発表した。背番号は未定。

ドミニカ共和国出身の左投げ左打ちで、パイレーツで活躍し、メジャー通算96本塁打を誇る。巨人に所属した今季は138試合に出場し打率.240、24本塁打、58打点をマークした。

ポランコ
「千葉ロッテマリーンズに入団することが決まり、とても嬉しいです。この機会を与えてくださった吉井監督とマリーンズの皆様に心から感謝いたします。今シーズン、日本で一生懸命プレーしてきました。そして、また、2023年シーズンに日本に戻って来ることができ、マリーンズの一員としてファンの皆様の前でプレーできることにワクワクしています。監督、コーチ、チームメイトに早く会って一緒に野球ができることを楽しみにしています。これまで以上に最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くすことを誓います。皆様、一緒に日本一になりましょう!」
吉井監督
「とてもいい選手。パワーがあって、大きなホームランを打っている印象。あの打撃ならパ・リーグのどこの球場でも、しっかりとスタンドインすることが出来ると思う。長打力を期待しているのでホームランをたくさん打ってチームに貢献して欲しい。」

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[ロッテ]前巨人のグレゴリー・ポランコを獲得「これまで以上に最高のパフォーマンスを」[報知]

ロッテは27日、今季限りで巨人を退団していたグレゴリー・ポランコ外野手を獲得したことを発表した。

メジャー通算96本塁打とパンチ力のある打撃が魅力で巨人に入団。今季は138試合に出場し打率2割4分、24本塁打、58打点をマークも今季限りで退団していた。ロッテは現在中軸を担うような外国人選手がおらず、長打力が光る助っ人を必要としていた。ポランコは「千葉ロッテマリーンズに入団することが決まり、とても嬉しいです。今シーズン、日本で一生懸命プレーしてきました。そして、また、2023年シーズンに日本に戻って来ることができ、マリーンズの一員としてファンの皆様の前でプレーできることにワクワクしています。これまで以上に最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くすことを誓います」とコメントした。先日獲得を発表したメルセデスに次ぎ、「前巨人」の助っ人獲得は今オフ2人目となった。

吉井監督も「とてもいい選手。パワーがあって、大きなホームランを打っている印象。あの打撃ならパ・リーグのどこの球場でも、しっかりとスタンドインすることが出来ると思う。長打力を期待しているのでホームランをたくさん打ってチームに貢献して欲しい」とコメントした。

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ロッテ、ポランコ獲得、異例!メルセデスに続きまたG助っ人補強、長打力に期待[デイリー]

ロッテは27日、今季限りで巨人を退団したグレゴリー・ポランコ外野手(31)を獲得したことを発表した。左腕・メルセデスに続き、今オフの巨人退団者から異例とも言える2人目の補強だ。

ポランコはメジャー通算96本塁打の実績を引っ提げ今季、巨人に入団。来日1年目は主に中軸を担い、138試合に出場し打率.240、24本塁打、58打点をマークした。

巨人では守備に課題があるとされたが、パ・リーグにはDH制がある。かつNPB2年目となることで、さらなる上積みができると判断した形だ。

吉井監督は球団を通じ「あの打撃ならパ・リーグのどこの球場でも、しっかりスタンドインすることが出来ると思う。長打力を期待しているのでホームランをたくさん打ってチームに貢献して欲しい」と、期待を込めた。

本人も「マリーンズの一員としてファンの前でプレーできることにワクワクしている。これまで以上に最高のパフォーマンスを発揮できるよう、全力を尽くしたい」と意気込んだ。

グレゴリー・ポランコ(Gregory Polanco)
1991年9月14日生まれ、31歳。ドミニカ共和国出身。196センチ、106キロ。左投げ左打ち。外野手。09年にパイレーツと契約。14年にメジャーデビューし16年に22本塁打、18年に23本塁打。MLB通算823試合で打率.241、96本塁打、362打点、98盗塁。22年は巨人でプレーし138試合で打率.240、24本塁打、58打点。17年WBCドミニカ共和国代表。

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ロッテ・高部、来季はパワーアップ「全てにおいて今年以上の成績を」[デイリー]

ロッテ・高部瑛斗外野手が2023年のキーワードを「パワーアップ」とした。

今季は137試合に出場し打率.274、3本塁打。盗塁王とゴールデングラブ賞を獲得したが「全てにおいて今年以上の成績を残して日本一を手にする。ホームランは2桁打つ。打率は3割。そのためにパワーアップする」とさらなる飛躍を誓った。

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NPB井原事務局長、動員復調を評価、厳しい1年も「来年つながる展開」[デイリー]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は27日、今年1年を振り返り、入場制限がなくなり9月以降は観客動員がコロナ禍前に近づいたことに「来年にもつながる展開になっていった」と評した。

今季は複数球団で多数の新型コロナ陽性者が出たため、試合延期などの難しい判断もあり「大変厳しい1年だったなと思う」と同事務局長。それでも日本シリーズは満場の光景に「感慨深いものがあったのを記憶している」と話した。

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ロッテ・ポランコ獲得の背景、NPB経験に強み、佐々木朗から交流戦で2安打の実績も[デイリー]

ロッテが今季巨人を退団したグレゴリー・ポランコ外野手(31)の獲得を27日、発表した。左の強打者獲得に至った背景に迫る。

今季レアード、マーティンの中軸不振に苦しんだだけに、メジャー実績十分の大砲が加わり打撃に厚みが増すことは確実だ。NPBで1年間、出場し経験したことは大きい。近年はなかなかNPBでは新助っ人が即活躍には至っていないケースが多いだけに、NPB経験のあることは大きな強みとなる。

今季をみるとパ・リーグでは新入団で規定打席に到達した助っ人は西武のオグレディのみ。軒並み、新入団助っ人は活躍できなかった。NPBのレベルの高さもあるのか、新助っ人が1年目から活躍できるのを未知数な部分がある。日本球界に慣れ、来日2年目は本領を発揮する可能性は十分にある。

交流戦では6月3日、佐々木朗と対戦。2回に直球を見極め、最後はフォークを捉え右翼フェンス直撃の三塁打を放った実績もある。5回にも佐々木朗から変化球を捉え左翼超え適時打二塁打を放ち朗希から2安打とキラーぶりを発揮した。

自身の打力も大きな戦力となるが、特にロッテは山口、安田、藤原ら長打を打てる伸びしろのある若手野手がいる。同じ左打者の安田、藤原はメジャー時代から練習量も豊富で真摯に野球に向きあう姿勢は若手野手陣に大きなお手本になる。

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ポランコ獲得にロッテ・吉井監督「あの打撃ならパのどこの球場でもスタンドイン。長打力を期待」[デイリー]

ロッテは27日、巨人を今季限りで退団したグレゴリー・ポランコ外野手(31)を獲得したことを発表した。

ポランコはパイレーツで活躍しメジャー通算96本塁打98盗塁の実績を引っ提げ巨人に入団。来日1年目は主に中軸を担い、中心打者として138試合に出場。打率.240、24本塁打、58打点をマークした。ロッテは来季、ポランコがNPB2年目となり、日本球界にも慣れて、活躍できると判断した。

吉井監督は球団を通じてコメントを発表し「とてもいい選手。パワーがあって、大きなホームランを打っている印象。あの打撃ならパ・リーグのどこの球場でも、しっかりスタンドインすることが出来ると思う。長打力を期待しているのでホームランを沢山打ってチームに貢献して欲しい」と、期待を込めた。

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ロッテが巨人退団のポランコ獲得を発表「ワクワク」、今季24本塁打、メルセデスに続き巨人退団助っ人獲り[デイリー]

ロッテが27日、巨人を今季限りで退団したグレゴリー・ポランコ外野手(31)を獲得したことが分かった。この日、午後1時に球団が正式発表した。

ポランコはパイレーツで活躍しメジャー通算96本塁打98盗塁の実績を引っ提げ巨人に入団。来日1年目は主に中軸を担い、中心打者として138試合に出場。打率.240、24本塁打、58打点をマークした。ロッテは来季、ポランコがNPB2年目となり、日本球界にも慣れて、活躍できると判断した。

ポランコは球団を通じて、「千葉ロッテマリーンズに入団することが決まり、とても嬉しいです。この機会を与えてくださった吉井監督とマリーンズの皆様に心から感謝いたします。今シーズン、日本で一生懸命プレーしてきました。そして、また、2023年シーズンに日本に戻ってくることができ、マリーンズの一員としてファンの皆様の前でプレーできることにワクワクしています。監督、コーチ、チームメイトに早く会って一緒に野球ができることを楽しみにしています。これまで以上に最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くすことを誓います。皆様、一緒に日本一になりましょう!」と、コメントした。

巨人では主に右翼を守ったが、来日1年目は不慣れな守備でやや難もあったが、指名打者制のあるパ・リーグでは打撃に専念でき、パ・リーグ向きとの声もある。今季は主にDHを担ったレアード、マーティンが打撃不振だった。ポランコがDHを担えば、持ち味が発揮される可能性は十分とみている。

山口、安田、藤原ら強打者育成に全力を尽くしているが、ポランコの入団で若手野手に好影響がでると見られる。ロッテはメルセデス投手に続き、巨人退団者から2人目の獲得となった。

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DeNA・有吉優樹が引退発表、ロッテから移籍後勝ち星なく「悔しい気持ちと申し訳ない気持ち」[デイリー]

DeNAは27日、有吉優樹投手(31)が今季限りで現役引退することを発表した。

球団を通じて「今シーズン限りで引退することを決断いたしました。昨年の6月にベイスターズへ来てから満足のいく成績を残すことが出来ず、とても悔しい気持ちと申し訳ない気持ちですが、横浜スタジアムでの応援は今でも鮮明に覚えています。1年半という短い時間でしたが素晴らしいチームメイト、監督、コーチ、スタッフの皆様のおかげでとても新鮮で濃厚な日々を過ごすことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。プレーヤーとしての野球は終わりますが、また野球に携わる仕事をする事になりましたので、より一層精進していきます。本当に今までありがとうございました」と、つづった。

有吉は2016年に九州三菱自動車からドラフト5位でロッテに入団。ルーキーイヤーの17年は53試合に登板し、2勝5敗16ホールド、防御率2.87をマークした。18年にはシーズン途中に先発に転向し、6勝をマーク。21年にDeNAに移籍したが、2年間で勝ち星をあげることはできなかった。

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若き大砲が台頭も…モロに食らった助っ人大不振、ロッテが直視すべき“課題”[Full-Count]

◇期待の若手がレギュラー定着&タイトル獲得

ロッテは今季、3年ぶりのBクラス転落となる5位に終わった。「頂点を、つかむ。」のチームスローガンを掲げて臨んだが、スタートダッシュに失敗。一時は盛り返したものの、夏場以降は再び失速した。打線は迫力に欠けた一方で、明るい兆しも。野手陣の戦いぶりを振り返る。

これまで打線の中軸を担ってきたレオネス・マーティン外野手が大不振。故障などでの出遅れや戦線離脱も相次ぎ、苦しい打線のやりくりが目立った。そんな中、存在感を見せ続けたのが3年目の高部瑛斗外野手。オープン戦トップの打率.393で初の開幕スタメンを勝ち取ると、勢いそのままにレギュラーに定着。リードオフマンとしての役割を全うした。最終的には44盗塁で盗塁王を獲得。リーグ2位の148安打を放ち、ゴールデン・グラブ賞にも輝いた。

キャプテン就任2年目の中村奨吾内野手も、開幕からチームを支え続けた。5年連続の全試合出場は逃したが、チームトップの138試合に出場して12本塁打、15盗塁。2年連続の2桁盗塁に加え、本塁打も3年ぶりに2桁を記録した。

助っ人の不調もあり、チーム本塁打数が126本から97本へと大きく落ち込んだが、2人の若き和製大砲が台頭した。3年目の山口航輝外野手は、102試合の出場でチームトップの16本塁打をマーク。前半戦は代打などでの起用に限られていたものの、後半戦からはクリーンアップに定着。特に9月は1試合3本塁打の活躍を含む月間6本塁打で、自慢の長打力を見せつけた。

4年目の安田尚憲内野手もキャリアハイの9本塁打を放った。前半戦は低空飛行が続いたが、8月には打率.320、4本塁打。さらに、三塁の守備でも総合的な守備力を示すセイバーメトリクスの指標「UZR」で12球団トップとなる7.1をマークした。

新戦力では高卒ドラフト1位ルーキー・松川虎生捕手の働きが際立った。プロ野球史上3人目となる高卒新人での開幕スタメンマスクに抜擢され、捕手陣トップとなる70試合にスタメン出場。特に佐々木朗希投手とのコンビでは令和初の完全試合の立役者にもなるなど、17試合でバッテリーを組んで7勝を挙げた。一方で、打撃面では打率.173と苦戦。来季は課題の打力を向上させて、不動の正捕手に君臨できるか。

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