わたしはかもめ2022年鴎の便り(12月)

便

12月30日

[ロッテ]吉井理人監督、来季テーマ「MAJOR」野球がもっとメジャーなスポーツになる1年に[ニッカン]

ロッテ吉井理人監督(57)が来季のテーマに「MAJOR」と掲げた。監督1年目にあたる来季、チームスローガンの発表は1月以降となるが、自身の思いは強い。「2023年を1つのワードで表現すると、MAJORな1年にしたいと思います」とした。

そのココロは。

「MAJORのMはMARINESのMですし、千葉ロッテマリーンズの選手達にはメジャー級のプレー、活躍をしてもらい、もっともっと選手の名前がメジャーとなってもらって、メジャーなチームとなれるように頑張っていきたいと思います。今年はサッカーW杯でサッカーが盛り上がりましたが、来年はWBCもありますし、プロ野球全体が盛り上がって、野球がもっともっとメジャーなスポーツになる1年になればと思っています」。

とのこと。吉井監督自身も、3月はWBC日本代表での投手コーチとしての仕事が控えている。

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[ロッテ]4番目指す山口航輝の原点「今までの野球人生でも1番といっていいくらい悔しい思い」[ニッカン]

言葉は大事に扱っているつもりだが、息づかいを活字にするのは難しい。「すぅー」だろうか。ロッテ山口航輝外野手(22)に、将来欲しい背番号を尋ねたのは今年1月、ロッテ浦和球場でのことだ。

「特に何も考えてはないですけど。51番っていう番号はいいと思いますし」。

そう言ってから「すぅー」と寒気を吸い込んで、落ち着いてから自分のタイミングで足した。

「ま、欲しい番号って言われたら、あの、まぁ、3年くらい20、30本頑張って、9番は欲しいなと。そんな簡単にもらえる番号じゃないと思うんで。そんな、誰もが付けられるような番号じゃないのは分かってるんで。9番を目指して」。

9番。レジェンドと呼ばれた福浦和也ヘッド兼打撃コーチ(47)が現役時代に付けていた背番号だ。

そこへの思いを口にした山口は、21年に9本塁打を放ち、覚悟をさらに深めたプロ4年目を過ごした。1試合3発を含むシーズン16本塁打で終えた。「開幕スタメンで出られずに悔しい思いをして、どうなるかなというところからスタートしましたけど。何とか最後いい形で終われましたし、まぁまぁできたんじゃないかなと思います」。そんな風に総括した。

悔しさをバネにする。負けず嫌い。「自分の中でもあると思います、結構。どっちかというとそういうタイプなんで。表には出さないですけど。中で隠すタイプだと思うので」。吉田輝星の金足農に敗れ、秋田での高校野球を終えた。「あいつを抜かせる未来に」と堂々口にした。

昨季、3年目の飛躍のかげにも悔しさがあった。チームがコロナ禍に見舞われた20年。シーズン終盤は選手総動員での戦いを余儀なくされたが、2軍で実績を出し始めていた山口が1軍に呼ばれることは最後までなかった。

「そこが今、頑張れてる理由というか。野手でほぼ自分だけ1軍に上がれなかったので。本当に悔しい思いでした。今までの野球人生でも1番といっていいくらい、悔しい思いをしたので」。

なぜ自分は最後まで呼ばれなかったのか−。首脳陣に真意を確認する機会はなかったようだ。悔しさをバネに鍛え続け、プロ5年目を迎える。今季の最終戦に放った16号3ランは、パ・リーグの優勝チームを決定づける1発に。ある意味、パの歴史を変えた。

「喜んでいいのかも分からへんかったし。打った瞬間。複雑っていうか、あんまり、ああいうのはないと思うんで。不思議な感じの1発になりましたね」。

今度はチームの4番打者として、パの主役を目指す。「4番を打たせてもらって、その後外れた時に、やっぱり4番っていい打順だなとあらためて思ったので。チームの顔になると思うので。4番が打たないと試合に負けることも。どれだけ重要な場所かというのは理解したので」。

自覚も芽生えた若きスラッガーを、芽吹かせた側はどう見ているのだろう。井口資仁前監督(48)は以前、20年終盤に山口だけを1軍に上げなかった理由を明かしていた。

「山口にはちょっと鮮烈なデビューをさせたいというのは、こっちもありましたし。あそこで上がってすぐ落とすというよりは、下でしっかりとやらせたいというところでしたかね」。

主砲への道筋はしっかり描かれていた。2023年が始まる。豪快に応える時だ。

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さらばマサカリ、村田兆治さん「人生先発完投」、11月に72歳で死去、いまだ詳しい原因は…[スポニチ]

ロッテのエースとして活躍し豪快な「マサカリ投法」で知られた村田兆治さんが、11月11日に自宅火災のため72歳で死去した。通算215勝を挙げて名球会に名を連ね、野球殿堂入りした名投手との突然の別れに、球界は悲しみに包まれた。

火災では、2階のリビングが出火元とみられている。警視庁成城署は、リビングなどから見つかった遺留品の鑑定を進めてきたが、いまだ詳しい出火原因は分かっておらず、捜査を続けている。

速球とフォークボールを武器に81年に19勝で最多勝に輝いた。その後肘を痛めたが、83年に当時は珍しかった肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を米国で受け、85年に17勝を挙げて復活。89年には3度目の最優秀防御率のタイトルを獲得した。

90年に現役を引退し、95年から97年までダイエー(現ソフトバンク)で王貞治監督の下、コーチを務めた。「人生先発完投」をモットーに晩年は全国の島を巡って子供達に野球を教え、「離島甲子園」を開催するなど普及にも尽力した。

◇2022年球界物故者

※敬称略

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ロッテ・吉井監督の決意ワードは「Major」、「野球がもっとメジャーなスポーツになるような1年に」[サンスポ]

ロッテ・吉井理人監督(57)が就任1年目を迎える来季の決意ワード≠ノ「Major」を掲げた。新指揮官は「選手達にはメジャー級のプレー、活躍をしてもらい、メジャーなチームになれるように頑張ります」と誓った。

サッカー日本代表が奮闘したカタールW杯を引き合いに「来年はWBCもある。野球がもっとメジャーなスポーツになるような1年にしたい」と説明。自身は侍ジャパンの投手コーチを兼務する。

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元ロッテ・大嶺祐太氏、石垣島で引退試合、通算129試合登板、今後は起業家で[サンスポ]

さらば、離島のヒーロー!!ロッテ、中日で通算129試合に登板(29勝)して今季限りで現役を引退した大嶺祐太氏(34)が30日、故郷・沖縄県石垣市の同市中央運動公園野球場で引退記念試合に臨んだ。

「最後に家族と仲間の前で投げる機会をいただいて感謝したい。現役中の自分は自分のために野球をやっていたつもりだったが、島民の皆さんに『いっぱい夢を見させてくれてありがとう』との言葉をもらって、改めて恩返しをしなきゃと思った。生涯、切っても切れない場所です」。

八重山商工高のエースとして2006年に離島から初となる甲子園出場に導いた右腕。この日の引退試合は当時のメンバーが企画した。高校時代にライバル校としてしのぎを削った浦添商高OBチームが来島し、16年ぶりの対戦が実現。ロッテ入団時の背番号「1」のユニホーム姿の大嶺氏は投打二刀流で出場して、9−1で大勝した。

セカンドキャリアは起業家としての道を歩む。今年11月に株式会社「OH」の代表取締役に就任し、12月1日には東京・神田に「焼き鳥職人 炭」をオープン。来年はオリジナルブランドのアパレル販売、小・中学生への投球指導などの事業展開を予定している。

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ロッテ・吉井監督、決意ワードは「Major」、「メジャー級活躍で選手の名前もメジャーに」[スポニチ]

ロッテの吉井監督が就任1年目となる23年の決意ワードに「Major」を掲げた。

「頭文字のMはマリーンズのMでもあるし、選手達にメジャー級のプレー、活躍をしてもらい、選手の名前もメジャーになって欲しい」。来春のWBCでは佐々木朗が侍ジャパンに選出される見込みだが、昨夏の東京五輪では12球団で唯一代表メンバーが不在だった。

「今年はサッカーW杯で盛り上がった。来年はWBCもある。プロ野球全体が盛り上がって、さらにメジャーなスポーツになれば」と願った。

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ロッテ・佐々木朗希、野球選手でなかったらやりたかったことは?千鳥・大悟の「クセ強」質問に回答[スポニチ]

ロッテの佐々木朗希投手(21)が、29日放送のテレビ東京「プロ野球!クセ強ベストナイン」(後11:15)にVTR出演。もし野球選手でなかったら、何をやりたかったかを語った。

MCの千鳥・大悟(42)がリモートでインタビューを行い「野球をやらなかったとしたら、どのスポーツをやりたかった?スポーツ以外でもいいよ。それこそ芸人でもいいし、俳優、歌手でも」と野球選手になってなかったら何になりたかったを尋ねた。

佐々木は「田舎で畑仕事をやってみたいです。たくさん野菜を育てたいです」と笑顔。大悟も「これは引き出せないですよ」とほっこりする答えに喜んでいた。

また、佐々木はこれまで対戦した打者で1番、クセが強かった選手として「ソフトバンクの三森さん」と回答。「打ち方とか打席の立ち方のクセが強い。逆にクセがあって他の人と違うので、そこは変えるようにしています」と対戦時は注意を払っていることを明かした。

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ロッテ・吉井監督 来季は「MAJOR」に そのココロは→メジャー級のプレー、活躍期待[デイリー]

ロッテ・吉井理人監督(57)が30日、2023年の決意ワードを「MAJOR」にすると決めた。

ローマ字表記の「MAJOR」の5文字に来季への思いを込めた。「1つのワードで表現すると、『MAJOR』な1年にしたいと思います。MAJORのMはMARINESのMですし、選手達にはメジャー級のプレー、活躍をしてもらい、もっともっと名前がメジャーとなってもらって、メジャーなチームとなれるように」と目標を明かした。

監督就任後、新外国人を補強。投手は前巨人のメルセデス、カスティーヨ、野手も前巨人のポランコを獲得。補強を整えつつ来季のリーグ制覇を目標にする。投手コーチを務める侍ジャパンへの思いについても「今年はW杯でサッカーが盛り上がりましたが、来年はWBCもあります。プロ野球全体が盛り上がって野球がもっともっとメジャーなスポーツになる1年になれば」と語った。「MAJOR」を合言葉に最良のシーズンにする。

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近年球数を投げさせる傾向にあるロッテ打者陣、今季はどうだった?[BASEBALL KING]

「20837」。これは今季ロッテ打線が、他球団の投手陣に投げさせた球数だ。近年のロッテは相手投手に球数を投げさせ、四死球を選び1本の安打で1つ先の塁を狙っていく攻撃が目立ったが、今季は昨季の「21503」球から「20837」球に減少。今季もリーグ2位の433個の四球を選んだが、昨季の514個から減っている。

昨季はチームで1試合に200球以上投げさせた2試合あったが今季は1試合もなく、最も球数を投げさせた3月27日の楽天戦の196球だった。イニング別では、今季最多は9月28日の日本ハム戦の4回の47球。3回まで1安打に抑え込まれていた上沢直之に対して、0−2の4回に先頭の藤原恭大の一発、井上晴哉の適時打で同点に追いつくと、荻野貴司の2点適時打、山口航輝の2ランで、打者9人の猛攻で6点を奪った。先頭の藤原から井上までの4人の打者が5球以上投げさせ、荻野、山口が早いカウントで仕留めた。

9月28日の4回の攻撃
藤原:右本+1(7球/上沢直之)
中村:四球(5球/上沢直之)
安田:四球(7球/上沢直之)
井上:右二+1(7球/上沢直之)
荻野:中安+2(1球/上沢直之)
山口:左本+2(3球/上沢直之)
茶谷:二ゴロ(8球/上沢直之)
松川:一ゴロ(7球/上沢直之)
部:左飛(2球/上沢直之)

打者別では今季1番球数を投げさせたのが中村奨吾の2488球。9月7日の西武戦では、1試合で33球を投げさせ、4月1日の西武戦の第2打席では見逃し三振に倒れたが高橋光成に対して13球投げさせた。中村は今季「1試合で最も球数を投げさせた選手」、「1打席で最も球数を投げさせた選手」でもあった。

また、茶谷健太は9番・ショートでスタメン出場した9月7日の西武戦、4打席でわずか4球という日もあった。早いカウントから積極的に仕掛ける傾向にある茶谷は、「結果を残している時は、一発で仕留めることができていた。いい時はそういうのができている」と話しているように、同日の西武戦では第1打席は右安、第3打席は中安と3打数2安打1死球の活躍だった。

20年、21年は球数を投げさせる攻撃が目立ったが、今季はその傾向が少し減った印象。首脳陣が変わった来季、攻撃面でどんな変化が見られるか注目だ。

球数を投げさせた試合
196球:3月27日vs楽天
イニング別最多球数
1回[2368球/63得点]:42球(5月4日vs西武)
2回[2408球/37得点]:42球(4月24日vsオリックス)
3回[2339球/52得点]:40球(9月7日vs西武)
4回[2397球/55得点]:47球(9月28日vs日本ハム)
5回[2062球/53得点]:32球(5月24日vs広島)
6回[2389球/66得点]:41球(9月14日vs日本ハム)
7回[2326球/58得点]:40球(4月2日vs西武)
8回[2389球/73得点]:41球(5月20日vsソフトバンク、7月2日vs楽天、9月8日vs日本ハム)
9回[1795球/36得点]:45球(6月17日vs日本ハム)
10回[220球/7得点]:28球(9月23日vsソフトバンク)
11回[119球/1得点]:28球(4月23日vsオリックス)
12回[25球/0得点]:14球(4月27日vs楽天)

※[]は1年間にイニングで投げさせた球数/得点数

球数を1番投げさせた選手
2488球:中村奨吾(1打席あたり4.2球)
1試合で最も球数を投げさせた選手
33球:中村奨吾(9月7日vs西武)
1打席で最も球数を投げさせた選手
13球:中村奨吾(4月1日vs西武、第2打席)
1−0(4回無死走者なし)投手:高橋光成

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